車の買い替えを検討しているものの、まだ乗れそうな感じがして買い替えを躊躇している方もいるのではないでしょうか。

車は安い買い物ではありませんし、車を買うために踏む手続きや手順はたくさんあり、買い替えは簡単に済むとは言えません。

新しい車を購入する目的や時期はそれぞれ異なります。買い替えの時期をしっかり判断しないと、お得に車を買い替えることができないどころか余計な費用がかかってしまい、結果的に損をしてしまう可能性もあります。

そこで今回は、買い替えがもったいなくなってしまうケースについて解説していきますので、車を買い替えようと検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

無駄な買い替えを防止するためのチェックリストも最後にご紹介するので、ぜひ車の買い替えの際の指標にしてみてください。

なぜ車の買い替えを勿体無いと感じるのか?

車は安くはありませんし、そんなすぐに手放して新しいものを手に入れられるようなものでもありません。

そのような観点から、車の買い替えを決断できず、迷っているという方も少なくはないでしょう。

そのほかにも以下のような懸念点があり、なかなか車の買い替えに踏み切ることができないという方もいるのではないでしょうか。

  1. 車がまだ走る
  2. 愛着が湧いて手放せない
  3. 乗りたい車がない

問題なく乗り続けられるのに、わざわざ高いお金を出してまでも買い替える必要がないと考えている方も多くいます。

乗り続けられるのに買い替えるには、正直「もったいない」といった感情が湧き出てきてしまいますよね。

しかし、車を長く乗り続けるためにはメンテナンス費用など、維持費も高く跳ね上がり続けます。

高い費用を出して車を買い替えることだけがお得とは言えませんし、同じ車を維持し続けることだけがお得とは言えないのです。

車の買い替えがもったいなくなる例

買い替えを行うタイミングによって、発生する費用や得られるメリットが大幅に変わります。

そのため、車を買い替えるタイミングはしっかりと見極め、お得なタイミングを見つけなければいけません。

新しい車を買い替えようと思った時、保険料や工賃や修理費などを買い替え前に支払ってしまうと損をします。そのような場合も考えられますので注意しましょう。

ここからは、買い替えがもったいなくなるケースについて解説していきます。

税金を支払った後の買い替え

車を買ったり所有している限り、自動車税や自動車重量税といった税金を必ず国に納めなければなりません。

車を買い換えるにしろ、毎年自動車が税課税されるタイミングは5月末です。

自動車重量課税は車検のタイミングで前払いすることが一般的です。

このように買い替える前に乗っていた車で払いすぎてしまった各種税金を返還手続きすることによって、条件を満たせば戻ってくる場合があります。

このような場合手間も時間もかかるため、税金などの支払いを終わらせる前に買い替えてしまった方が良いでしょう。

税金を支払う前に車を売ってしまえば所有者はあなたではなくなるため次にその車を手にした人が税金を支払うことになるので、その車の税金を払う必要がなくなります。

税金を支払った後にすぐ車を買い替えるのは非常に勿体無いので、払う前に買い替えてしまいましょう。

車検直後の買い替え

車検は新車購入から3年後、さらにその後2年おきに継続して受ける必要があります。

業者や車のグレードによって変わりますが、車検にかかる費用はコンパクトカーで10万円前後、軽自動車で6〜7万円前後となっており、決して安いとはいえない金額がかかってしまいます。

車検の残っている車は売却時の査定で高評価を受けられる可能性があり、売る時に高い金額で下取りできることもあるでしょう。

しかし、車検が残っているからといって、必ず査定額が上がるとはいえないないため、せめて、車検代だけでも浮かせるためにも、車検前の買い替えをおすすめします。

ローンを組んで買い替える

車の買い替えはもちろん、高額な費用がかかります。

そのような大きな額はすぐに出せる金額ではないため、多くの方がローンを利用して車を購入するのではないでしょうか。

ですが、ローンを組んで車を購入すると、金利が発生してしまうため、返済が完了する頃には返済額総額が大きくなり、一括購入するよりもお金がかかっていたなんていうことはよくあることです。

さらに、ローンを利用して複数回車を買い替えている場合は、今までの合計利息だけで車1台分買えてしまうというケースもあったりします。

車の買い替えをローンで検討する場合は、一括で購入するよりも返済総額が大きくなることを頭に入れておくようにしましょう。

価格で決めてしまいグレードの低い車を買い替えた時

車を買い替えるときは非常に高額なお金が必要になりますよね。

車の購入は金銭的な負担が大きく誰もがその金銭的負担を軽くしたいと考えていると思います。

価格の安い低グレードの車の購入であれば、比較的金銭的な負担を軽くすることができます。

安いという金額だけで決めてしまうと、結果的に損をする可能性があります。

実際、グレードの低い車は必要最低限の機能や装備しか備え付けられていないという場合がほとんどです。それ故に、運転をする際に不便さを感じる場合もあります。

そして、必要最低限の装備に不足を感じてしまい、追加でカスタマイズしたり別の車への買い替えを再度検討することになったりする可能性も考えることができます。

価格が安くなると、金銭的負担が小さく、つい手を出しやすくなってしまいますが、価格が安くても追加の費用がかかってしまえば、結局費用がかさみ、結果としてコスパも下がってしまいます。

そのような場合は、非常にもったいない買い替えになってしまいます。

事前に快適に車に乗れるかどうかなどを確認してみて、問題ないと感じた場合に買い替えを検討してみてください。

金額に応じた車ではない時

燃費もよく安全運転システムが装備されていることから新しい車への買い替えを考えている方も多いと思います。

スペックが向上された車を購入するとなると、当然価格も高くなっていきます。

買い替えをするときに性能が良く、価格もそれ相応の金額で乗れたとしても、削減できる燃料代以上に車の購入費用が高額になる場合もあります。

さらに、思ったほど安全システムを使用しなかったりなど、車の性能を十分に生かしきれず、結果として購入費用だけがかさんでしまったが、下のグレードで事足りたという事態もありえるでしょう。

そのような車の買い替えは非常にもったいないです。

車の買い替えを行うときは燃費や維持費、安全運転システム装備だけに着目するのではなく、支払い金額に見合ったメリットを得られるのかどうかをしっかりと慎重に見極める必要があります。

市場価格が下がった後の買い替え

3月は車の需要が拡大する時期ということを皆さんは知っていますでしょうか。

というのも、4月に新生活や新しい環境が始まる時期を見据えて、3月に中古車を購入するという方が増えるからです。そのため、3月は中古車市場における車の需要が拡大する傾向にあります。

3月は車の需要拡大する傾向があるため、4月以降に車を売却して買い換えようとしてしまうと、高値がつきやすい3月より査定額が低くなってしまう場合が多く、もったいないケースになってしまうかもしれません。

また、車の走行距離や年式も査定額に大きく影響します。走行距離が5万キロ、10万キロを超えた車や年式が5年、10年を超えた車は高値がつきづらい傾向にあります。

車の価値が下がり、車自体の価値がなくなった時は、下取り金額が低くなってしまいます。

このようなケースはもったいない買い替えになる場合がありますので価格を常にチェックするようにしましょう。

新車を購入したばかり

新車を購入して、まだ乗り始めで数年しか経っていない場合も買い替えの検討はもったいないといえるでしょう。

というのも、車は購入してから1年程度で、購入当初の価格から20〜30%程度市場価値が下がってしまうからです。

2〜3年しか乗っていないのに、その価格で売却するとなれば、新車で購入した金額と比較するとつり合っていないと言えます。

そのため、よほどの理由がない限り車検が始まる4年は車を所有し続ける事をオススメします。

車の買い替え「もったいない?」と迷った時にするべきこと

車の買い替えを決めても「もしかしたら、この買い替えはもったいない?」と迷うことがあるかもしれません。

そんな時は、買い替えた場合と乗り続けた場合の違いを徹底的に比較し、慎重に判断していきましょう。

果たして、その買い替えはもったいなくはないのか、乗り続けた方がお得であるのかを見極める方法をここから解説していきたいと思います。

買い替え対象車に試乗する

車の買い替えを行う際は、まず実店舗に向かい、買い替え対象車に試乗してみましょう。

というのも、買い替えを検討する場合、インターネットや雑誌、テレビだけの情報だけでは具体的なイメージはつけられませんし、表面的な情報しか得ることしかできません。

また、買い替えをしたいと思っている場合、そのような情報だけを仕入れている状況ですと、徐々に買い替えの意欲が低下してしまう恐れもあります。

このような最悪な事態に陥る前に、目当ての車を見つけた時は、なるべく早く店舗に足を運んで試乗してみることがおすすめです。

試乗することで、実際の乗り心地を体感し、今乗っている車と何が違うのか、本当に買い替える必要はあるのかについて、判断してみると良いでしょう。

見てわかる情報だけでなく、実際に使ってみたり体感してみることが買い替える際に納得のいく方法になりますので、ぜひ参考にしてみてください。

維持費を比較。車の価値の下落も考える

車の買い替えの必要性を判断するためには、今の車を5年間乗り続けた場合と新しく車を買い替えて、5年後どのくらい費用がかかっているかを考えて、比較してみるのがおすすめです。

燃料代や駐車場代、税金といった毎月、毎年かかるコストの他、保険料などの年単位でかかってくるコストについても具体的な金額を出して比較しましょう。

同時に、今乗っている車がどのくらいのペースで価値の下落が起きているのかをシミュレーションしておくと安心です。

例えば、現時点での売却価格が200万を超えていたとしても、1年後には100万円に下がっていることも考えられます。

車の価値は常に下がっていくことが多いので、買い替えを検討した場合、定期的にチェックする事をオススメします。

今乗っている車を査定に出す

車の買い替えを迷った時は、今乗っている車を査定に出すことを考えましょう。

現在の車の価値を知ることで、次に購入する際の予算計画がスムーズに進められるようになります。

なお、査定に出したからといって必ずしも売却しなければいけないといった決まりはありません。

車の価値は時間の経過とともに下がってしまうため、査定額の結果が出て、予定より高い金額で売却できるとわかり、なるべく早く売却すれば、次に購入する車の資金をより多く準備することができます。

車の買い替えを検討したほうがいいケース

では逆に車の買い替えを検討するべきケースについて解説していきたいと思います。

車が古くなり維持費が上がり始めた時

車を所有して数年経過すると、走行距離が増えてきて交換が必要になる部品が発生します。つまり、維持費が増加してしまいます。

そして、走行距離が増えればタイヤの交換も必要になります。3〜7年の間の車検にかかる費用も含まれています。

車を長く所有すればするほど払うべき税金の金額も上がる可能性があるため、このようなタイミングは買い替えの検討をするべきだと言えるでしょう。

ライフスタイルの変化

家族が増えたり、載せるべき人が増えた場合は車の買い替えを検討しましょう。

子供が増えたり、趣味が変わったりと生活の変化の変化が起こると、使っている車では物足りないという事態も起こりかねません。

毎日の生活に合わせて買い替えを検討するのも必要だと考えられます。

車の資産価値が下がる時

新車購入から5年目あたりで資産価値が急に下がると言われています。なぜかというと、5年目あたりから部品交換や修理費などのメンテナンス費用がかさみ始めるからです。

また、買取査定額もこのタイミングあたりからマイナスの評価が増えてくるので、車の買い替えをするのであれば、5年が経過する前をオススメします。

まとめ

このように車の買い替えるべきタイミングや、車を買い替えるべきでないタイミングというものは多く存在します。

以下が車の買い換えがもったいないケースをチェックリスト形式で集めましたので参考にしてみてください。

勿体無いケース防止チェックリスト
税金を払った後の車の買い替え
車の市場価値が下がった時の買い替え
支払額に見合わない買い替え
安さを重視して低グレードを購入するとき
ローンを組んだ買い替え
車検を通した後にすぐに買い替え
新車購入から13年経過する前に買い替え
安全性の高い車に買い替え

しかし、実際に車の使い方は個人それぞれですし、このチェックリストになくても、買い替えを考えてしまうという方もいます。

車の買い替えタイミングを見計らうのは大変難しいことですので、自分に合ったタイミングで、ディーラーで相談してみるのもひとつの手だということができるでしょう。