アルファードは、トヨタ自動車が2002年から販売している高級ミニバンです。

2024年6月時点の最新型は、2023年6月に発売されたアルファード4代目です。

アルファードはこれまで3回にわたってフルモデルチェンジが行われてきましたが、世代ごとの違いはどんなものがあるのでしょうか。

今回は、これまでのアルファードのフルモデルチェンジの歴史や3代目と4代目の基本スペック、エクステリアなどの違いについて解説します。

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目次

アルファードのマイナーチェンジ・フルモデルチェンジは2024年中にある?

アルファード

アルファードの今後のマイナーチェンジ・フルモデルチェンジですが、2024年に行われる可能性があります。

2024年6月までの間に、「アルファード」に関する動きが2点ありました。

アルファードのマイナーチェンジ・フルモデルチェンジの予想
  • コンセプトカー「アルファード FIELD 4 コンセプト」の公開
  • アルファード40系「X」モデルの追加販売時期の延期

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コンセプトカー「アルファード FIELD 4 コンセプト」の公開

トヨタ車体は2024年5月に横浜で開催された自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」で、コンセプトカー「アルファード FIELD 4 コンセプト」を公開しました。

通常のアルファードには設定されていない4人乗りの仕様や、スギ由来の樹脂素材「TABWD(タブウッド)」を内外装に装備していることなど、現在販売されているアルファードとは一線を画す要素が詰まっています。
出典:[くるまのニュース]

新型アルファードに導入される機能の有無については発表はありませんでしたが、新しいコンセプトカーの登場により、フルモデルチェンジに向けての準備が行われていることが予想できます。

アルファード40系「X」モデルの追加販売時期の延期

2024年6月に発売予定だった、アルファード40系を一部改良しベースグレード「X」モデルが、発売の延期を発表しています。

豊田自動織機が2024年1月29日に発表した認証不正の影響で、変更される可能性もありますが、現在は、2024年10月に発売開始が予定されています。

2024年内のマイナーチェンジ・フルモデルチェンジは、コンセプトカーの公開や発売延期という状況から見ても、十分に可能性があるでしょう。

気になる詳細は、トヨタからの正式な情報を待ちましょう。

アルファードのフルモデルチェンジの歴史は?

これまでアルファードは、3度のフルモデルチェンジを経ています。

それぞれの販売年とモデルを、以下の表に整理しました。

販売年 モデル
2002年 アルファード1代目(10系)
2008年 アルファード2代目(20系)
2015年 アルファード3代目(30系)
2023年 アルファード4代目(40系)

初代アルファードが販売されたときには、国産車ミニバンの中でも、最大級の室内空間を生み出し、最上級モデルとして高い人気を博しました。

発売開始の翌年には、特別仕様車も発売されています。

2代目の発売時には、従来のアルファード「V」モデルが、「ヴェルファイア」として新たな車種として設定されました。

3代目では、ハイブリッド車のグレードも8種類ほど生産されるようになり、ハイブリッド車の選択肢が広がりました。

そして4代目は、2024年6月現在「Executive Lounge」と「Z」の2つのグレードがありますが、ベースグレード「X」の発売も予定されています。

歴代のアルファードを見てみると、発売当初から現在に至るまで、高級感や洗練された印象はそのままに、常に最新技術を搭載するミニバンとして愛され続けているといえるでしょう。

 

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アルファード3代目と4代目の比較

ここでは、アルファード3代目と4代目の比較について解説します。

アルファード3代目と4代目の比較
  • 基本スペック
  • インテリア
  • エクステリア

それぞれ詳しくみていきましょう。

基本スペック

アルファード3代目、4代目の基本スペックを表にまとめました。

3代目 4代目
全長(mm) 4,935~4,950 4,995
全幅(mm) 1,850 1,850
全高(mm) 1,935~1,950 1,935
室内長(mm) 3,210 3,005
室内幅(mm) 1,590 1,660
室内高(mm) 1,400 1,360
燃費性能(WLTCモード)(km/L) 9.9~14.8 10.6~17.7
最小回転半径(m) 5.6~5.8 5.9
総排気量(L) 2.493 2.487
新車価格(税込み)(円) 3,354,480~7,358,040 5,400,000~8,720,000

引用:[トヨタ自動車]

室内長および室内高は、4代目の方が小さくなっていますが、室内幅は、4代目の方が大きくなっています。

幅が大きくなったことで、ゆったりと座ることができ、車内の時間をリラックスして過ごすことができるでしょう。

燃費性能も4代目の方が高く、ガソリン代という視点で見ると、経済的と言えます。

インテリア

次にそれぞれのインテリアの変更箇所を見ていきましょう。

3代目と4代目で大きく変わった部分は、メーター表示です。

3代目は、4.2インチTFTカラーディスプレイを備えたオプティトロンメーターを採用しており、グレード別で異なる4種のメーターが用意されていました。

一方で4代目では、好みに合わせて表示をカスタマイズできる12.3インチTFTカラーメータープラスマルチインフォメーションディスプレイとなっており、自分の好みに合わせて表示情報やデザインを変更することができます。

他にも、新型アルファードのインテリアの魅力が気になる方は、ぜひこちらの記事をご確認ください。

新型アルファードの豪華な内装を徹底解説!グレード別の装備の違いやおすすめカスタムパーツまで詳しく紹介

エクステリア

アルファードのエクステリアは、世代を重ねるごとに高級感や清廉さを増しています。

大きな変更点の1つが、アルファードのエンブレムの位置。

3代目は、エンブレムがフロント部分にあり、正面から向き合う人に、堂々とした印象を与えていました。

一方で4代目は、サイド部分にエンブレムが移動して、特徴的なラインが施されたデザインの一部となっています。

エンブレムの位置で見ると、3代目よりも4代目の方が、デザイン性が高くスマートな印象を受けます。

ほかに特徴的なのは、リヤランプです。

3代目のリアランプは、垂直なラインと水平なラインを合わせた角ばった形でした。

一方で、4代目は水平なラインが3本並んだシャープな印象に変化しています。

また、「ALPHARD」の文字がリヤランプ下部にあしらわれており、気品のあるデザインが目を引きます。

アルファードのグレード別新車価格

新型アルファードのグレード別新車価格は、以下のとおりです。

グレード Executive Lounge Z
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD
価格(円) 8,500,000 8,720,000 5,400,000~6,200,000 5,598,000~6,420,000

引用:[トヨタ自動車]

Zはハイブリッド車、ガソリン車の2種から選べるため、価格にも開きがあります。

ハイブリッド車、ガソリン車の選択は、ガソリン代も含めた長期的な目で見て、判断していきましょう。

アルファードの中古車価格を比較

ここでは、新型アルファードの中古車価格を比較します。

ヴォクシー4代目の中古車平均価格や価格帯は以下のとおりです。

中古車平均価格 中古車価格帯
グーネット 499.3万円 37.8~2,199万円
カーセンサー 1,098万円

引用:[グーネット], [カーセンサー](2024年6月25日時点)

中古車価格を見ると、アルファード4代目の中古車価格は約499.3〜1,098万円ということが分かります。

中古車価格帯には幅があることもあり、中古車販売店や中古車サイトなど中古車を取り扱うサイトの情報を詳しく調べれば、状態の良いアルファードをお手頃価格で購入できるかもしれません。

アルファードを安く手に入れたい人はモビリコにお任せ

2024年6月現在、4代目となる新型アルフォードの販売開始から1年が経過しました。

新車販売開始からしばらく時間が経ったことで、中古車で新型アルファードの購入も可能となってきました。

中古車店で車を購入する際にかかる消費税を0にして、お得に車を探してみませんか?

アルファード4代目をお得に購入したい人は、車の個人売買サービス「モビリコ」を活用しましょう。

まとめ

今回はアルファードについて、フルモデルチェンジの歴史や基本スペック、グレード別の新車価格、中古車価格などを解説しました。

新型アルファードは2023年6月に販売が開始されたため、徐々に中古車として購入できる機会が増えてきました。

オプションが装備された車を中古車から見つけ出すことで、お手軽にオプション付きのアルファードを手に入れることができるでしょう。

オプション付きの車を購入する際は、車全体の価格はもちろん、車検に通過するカスタムなのかどうか、他のパーツを追加できるかなども事前に確認しておくことが重要です。

また、発売開始が延期になったアルファード「X」モデルが欲しいという方にも、中古車で「X」モデル以外の新型アルファードや30系のアルファードという選択肢が得られるかもしれません。

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