トヨタが販売するノアは、2001年に初代が発売開始されました。

ノアはトヨタを代表するファミリーカーとして有名で、子どもをもつ家族層に人気です。

ノアは1代目が60系で2代目が70系、3代目が80系で4代目が90系と車両型式で呼ぶこともあり、世代によって特徴が異なります。

2023年6月現在は、4代目の90系ノアが新型として販売されています。

今回は2代目であるノア70系の特徴や魅力、他の世代との違いや中古価格まで詳しく紹介します。

ノアの中古車を購入したい人で、世代による違いを知りたいという人はぜひ参考にしてみてください。

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目次

トヨタが発売するノアとは

ノアは、トヨタ自動車が2001年11月16日に発売を開始しました。

タウンエースノアの後継車として販売され、初代ノアの販売期間は3年ほど。

その後3回のフルモデルチェンジを経て、2023年6月現在は4代目のノアが発売されています。

新型ノアのコンセプトは「もっと、もっと、家族しよう」。

家族での利用を想定した広々空間を確保するノアは、家族世代に人気のある車のひとつといえるでしょう。

ノアの世代年表|フルモデルチェンジとマイナーチェンジを繰り返す

ノアの世代年表は以下のとおり。

ここではフルモデルチェンジとマイナーチェンジの年表を紹介しています。

年代 概要
2001年11月16日 初代ノア(60系)発売開始
2004年8月17日 マイナーチェンジ
2007年6月27日 フルモデルチェンジ
2代目ノア(70系)発売開始
2010年4月27日 マイナーチェンジ
2014年1月20日 フルモデルチェンジ
3代目ノア(80系)発売開始
2017年7月3日 マイナーチェンジ
2022年1月13日 フルモデルチェンジ
4代目ノア(90系)発売開始
現在に至る

ノアは現在に至るまで数々の仕様変更やモデルチェンジを行い、特別仕様車も多数販売しています。

見た目やインテリア、走行性能などの機能面まで、世代を経るごとに改善していったことで、現在まで高い人気を誇っているといえるでしょう。

ノア70系の前期と後期の違いとは?|同じシリーズでも印象が異なる

ノアの70系は販売期間中にマイナーチェンジが行われたことで、前期と後期に分かれています。

マイナーチェンジが行われたのは2010年4月27日です。

マイナーチェンジによって何が変化したのでしょうか。

ここではノア70系の前期と後期の違いを紹介します。

ノア70系の前期と後期の違い
  • ミニバントップクラスの燃費性能を達成
  • フロントのシルバー装飾が増え高級感がアップ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ミニバントップクラスの燃費性能を達成

マイナーチェンジによって、燃費性能が向上しました。

前期と後期の燃費の違いは以下のとおり。

70系前期 70系後期
燃費性能 13.4km/L 14.4km/ L

後期の燃費性能は14.4km/Lを達成し、当時の燃費性能の中ではミニバントップクラスに当たります。

ノアを含むミニバンは、車体サイズが大きいことから燃費を気にしがちです。

同じミニバンの中で燃費性能が良い点からも、70系ノアの人気は維持されていました。

フロントのシルバー装飾が増え高級感がアップ

ノア70系の前期と後期で大きく変わった点は、フロントのエクステリアです。

70系の前期と後期ではフロントグリルのデザインが変化しました。

前期と比べて後期のフロントグリルにはシルバー部分が増加したことで、高級感が増しています。

また、ノアのエンブレムである「N」のマークが大きくなりました。

見た目が変わるだけで、同じ70系でも印象がかなり変わります。

前期と後期の見た目を比較して、自分の好みのデザインを選ぶのがおすすめです。

ノア70系の魅力5選|ファミリー層に役立つ機能が満載

ここからはノア70系の魅力を紹介します。

ノア70系は子育てに便利な機能が多く、小さな子どもをもつファミリー層に人気が高い車種です。

ノア70系の魅力
  • 運転中でも後部座席を確認できる「後席確認ミラー」
  • 豊富なバリエーションがある「シートアレンジ」
  • 荷物が多くても安心「豊富な収納スペース」
  • 充実した空調機能「左右独立温度コントロールフロントオートエアコン」
  • 安全確認が楽になる「モニター」

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.運転中でも後部座席を確認できる「後席確認ミラー」

70系ノアの前方上部には、後席確認ミラーが設置されています。

このミラーの目的は様々ですが、子どものいる人にとっては、後部座席に座っている子どもの様子を確認するのに役立ちます。

わざわざ振り返ることなく子どもの様子を確認でき、アイコンタクトを図れる点が魅力です。

2.豊富なバリエーションがある「シートアレンジ」

70系ノアはシートアレンジのバリエーションが豊富です。

70系ノアには5人乗りや7人乗り、8人乗りがあるため、それぞれのシートに合わせたシートアレンジがあります。

人が寝られるようなフルフラット仕様や大量の荷物が置けるビッグラゲッジ仕様はもちろん、7人乗りでは中央の2つのシートを回転することも可能。

シートアレンジによって、車での過ごし方を快適にできる仕組みが魅力です。

3.荷物が多くても安心「豊富な収納スペース」

ノア70系は、収納スペースが充実しています。

前方には13箇所、後方には9箇所の収納スペースや収納アイデアが搭載されています。

特にペットボトルを入れるボトルホルダーの数が充実しており、収納に困ることがありません。

子育て中に荷物が多くなりがちな、親の悩みを解消してくれるでしょう。

4.充実した空調機能「左右独立温度コントロールフロントオートエアコン」

ノアの左右独立温度コントロールフロントオートエアコンは、乗る人によって空調温度を変更したいという悩みを解消します。

助手席と運転席でそれぞれに合う温度設定をすることで、席に座る人に合った空調管理ができます。

リヤオートエアコンもついているため、後部座席の空調管理も対応可能。

また、グレードによっては空調管理のモードを選べます。

花粉の多い時期には「花粉除去モード」を利用して花粉を取り除いたり、「プラズマクラスター」を設定して室内の空気を清浄に保ったりと、車の中で快適な時間を過ごすための機能が充実しています。

5.安全確認が楽になる「モニター」

ノアには家族の安全を守るための、安全機能も豊富

ノアに搭載されているモニターを利用すれば、駐車や発進での安全確認をサポートしてくれます。

たとえばワイドビューフロントモニターを利用すれば、190度の視野範囲によって前方確認をサポートします。

広い視野範囲は、細い道から広い道に出る際などに大活躍するはずです。

また、サイドモニターを活用すれば内輪差による事故の防止や、路肩への幅寄せに役立つでしょう。

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ノア70系の基本スペックを徹底分析

ここからはノア70系の基本スペックを分析します。

今回紹介する項目は下記のとおりです。

ノア70系の基本スペック
  • ノア70系のグレードは5種類
  • ノア70系の車体サイズ
  • ノア70系の燃費量

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ノア70系のグレードは5種類

ノア70系には5つのグレードを用意しています。

ノア70系のグレード
  1. YY
  2. X
  3. G
  4. S
  5. Si

YYからSiになるにつれて、グレードが上がっており、それぞれ乗員定員やナンバーが異なります。

グレード 乗員定員(人) ナンバー
YY 5 5ナンバー
X 8(サイドリフトアップシート搭載車は7人)
G 8
S 8 3ナンバー
Si 8(サイドリフトアップシート搭載車は7人)

参考:[トヨタ自動車 ノア]

5ナンバーと3ナンバーの違いは、車体サイズや排気量です。

ノア70系では上位グレードのSやSiになると、3ナンバーになります。

3ナンバーになることで走行性能が上がり、広い室内空間を確保できるというメリットがあります。

ここからグレードごとの車体サイズや燃費量を比較しますので、グレードの比較に役立ててみてください。

ノア70系の車体サイズ|グレードごとによって向いている人が異なる

ノア70系の車体サイズは、グレードによって異なります。

ここではグレードごとの車体サイズ情報をまとめました。

グレード Si S G X YY
全長(mm) 4,630 4,595
全幅(mm) 1,720 1,695
全高(mm) 1,850[1,875]
ホイールベース(mm) 2,825
室内全長(mm) 2,970
室内全幅(mm) 1,485
室内全高(mm) 1,350 1,340[1,350] 1,350

参考:[トヨタ自動車 ノア]

S、Siグレードの車体サイズが、やや大きいことがわかります。

ただ室内サイズは、どのグレードも同程度のスペックです。

街中での運転をメインにする人で、大きい車の運転に不安がある人は、YY〜Gグレードを選ぶ方がおすすめといえるでしょう。

SやSiグレードは、エクステリアやインテリアなどで高級感のある見た目に変化できるメリットもあるため、試乗したり実際に見比べてどれがいいかを比較するのがおすすめです。

ノア70系の燃費量|グレードが上がることで燃費性能が上がる

ノア70系のグレード別の燃費量はこちらです。

グレード Si S G X YY
燃費消費率 (10・15モード走行)(km/L) 14.2[13.4] 13.4[12.6]
実燃費 10.61 9.74
総排気量(L) 1,986

参考:[トヨタ自動車 ノア],[e燃費]

S、Siグレードの方が、高い燃費消費率を実現しています。

車は1回購入すれば長く利用するため、維持費をどれだけ抑えられるかが重要です。

燃費が良くて環境に優しい車を選びたい人は、高いグレードを選ぶのがおすすめです。

ノア70系の中古車価格はどのくらい?

ここからは、ノア70系の中古価格を比較します。

中古車サイトに掲載しているノア70系の中古車価格を下記にまとめました。

平均価格 価格帯
グーネット 193.7万円 9.9~680万円
カーセンサー 55.5万円 17万円~192 万円

参考:[グーネット],[カーセンサー]

中古車サイトによって、平均価格は異なります。

トヨタの正規ディーラーがサポートする車の個人売買サイト、モビリコでも70系のノアが掲載されています。

20万の車や80万円の車など、車の状態やグレードによって価格は異なるため、まずは基準を定めるのが大切です。

どのグレードがいいか、走行距離はどのくらいがいいか、車検は行っているか、など同じ条件の車を比較して、良し悪しを決めてみてください。

まとめ

今回はノア70系の魅力や前期と後期の特徴の違い、基本スペックや中古価格などを紹介しました。

ノアは子どものいるファミリー層に人気の車です。

ノア70系は安全機能や便利な収納、シートアレンジの豊富さから、新型が発売されている今でも依然として人気があります。

新型を購入するのも良いですが、納期や値段などさまざまな理由で中古車を検討することがあるかもしれません。

ノア70系は中古車市場で人気のある車です。

中古車を比較する際は、走行距離や年式、修理歴などの条件を定めてから値段を比較しましょう。

車検を済ませている車を購入したい、手続きの手間を省きつつ安く取引を進めたいという人は車の個人売買サイトを利用するのがおすすめです。

トヨタの正規ディーラーによるサポートを受けながら個人売買を進められるモビリコでは、ノア70系も多数掲載されています。

車の特徴を理解した上で、自分の気に入った1台を見つけてみてください。

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