RAV4は、存在感のある大きなボディにメリハリの効いた力強いデザインで、アグレッシブなドライビングを駆り立てる人気クロスオーバーSUVです。
2019年4月10日には久々のフルモデルチェンジとして、5代目RAV4が日本市場に投入され、日本カーオブザイヤーを受賞しています。
RAV4の魅力は、オフロードもこなす走破性はもちろん、ハイブリッドやプラグインハイブリッドのラインナップが豊富な点です。
経済的かつサスティナビリティを重視するドライバーにとって、RAV4の購入を検討する際ハイブリッド車とガソリン車のどちらを購入しようか迷うかもしれません。
RAV4の購入を検討しているのであれば、ハイブリッド車がおすすめです。
なぜならハイブリッド車はガソリン車にはない燃費性能の高さや選べるボディカラーの種類など、メリットが多いからです。
今回はRAV4のハイブリッド車の魅力や特徴、ガソリン車との比較をしていきます。
RAV4のハイブリッド車の購入を検討している方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
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目次
RAV4のハイブリッド車のメリットとデメリット
RAV4のハイブリッド車のメリットとデメリットは具体的にどういったものがあるのでしょうか。
メリットとデメリットを把握しておけば、車種を選ぶ大きな基準として役立ちます。
RAV4のハイブリッド車のメリット | RAV4のハイブリッド車のデメリット |
・低燃費なのに走破性が高い
・PHEVはハイブリッド車やガソリン車よりも燃費が良い ・リセールバリューが高い |
・車両本体価格が高い
・高速道路の燃費の伸びが良くない ・ハイブリッドバッテリーの交換が必要 |
それぞれ詳しく解説します。
RAV4のハイブリッド車のメリット
RAV4のハイブリッド車のメリットは以下の3つです。
- RAV4ハイブリッド車のメリット
- ・低燃費なのに走破性が高い
- ・PHEVはハイブリッド車やガソリン車よりも燃費が良い
- ・リセールバリューが高い
それでは、詳しく見ていきましょう。
メリット①低燃費なのに走破性が高い
RAV4のハイブリッド車は、低燃費ですがオフロードにも強い走破性があります。
PHEVのZグレードは、WLTCモード燃費が22.2km/Lと高水準で、長距離運転でも給油の回数を減らすことが可能です。また走破性が優れており、ハイブリッド車に標準搭載されているE-Fourは、自動制御で前後輪のトルク配分をサポートします。
RAV4は難しい操作の必要がなく、4WDの性能を存分に発揮でき、低燃費を実現できた特別なクロスオーバーSUVです。
メリット②PHEVはハイブリッド車やガソリン車よりも燃費が良い
RAV4のハイブリッド車にはプラグインハイブリッド車(PHEV)が用意されています。
PHEVは家庭用の専用充電ポートで充電が可能なので、ご家庭の太陽光発電や、夜間電気でお得に給電が可能です。家庭の電力でバッテリーをフル充電しておくことによって、ガソリンをほとんど使わなくても長距離運転ができます。電気自動車のような利用の仕方ができるのも特徴です。
PHEVはご家庭の経済面でのメリットと、地球環境のサスティナビリティを叶えたおすすめの車種です。
メリット③リセールバリューが高い
RAV4のハイブリッド車は、下取りや買い取りに出した時の価格が高いのがメリットです。
中古市場を見ると、同じグレードのガソリン車よりもハイブリッド車の方が売値が高いのがわかるのではないでしょうか。低燃費であることと維持費を抑えることができることから、多少高くてもハイブリッド車を選ぶ方は少なくありません。
ハイブリッド車は車両本体価格はガソリン車より高いですが、動産価値が高くコストパフォーマンスも高いのがメリットです。
RAV4のハイブリッド車のデメリット
RAV4のハイブリッド車のデメリットは以下の3つです。
- RAV4ハイブリッド車のデメリット
- ・車両本体価格が高い
- ・高速道路の燃費の伸びが良くない
- ・ハイブリッドバッテリーの交換
デメリット①車両本体価格が高い
RAV4の同じグレードでもハイブリッド車の方がガソリン車よりも車両本体価格が高いです。エントリーグレードのXでハイブリッド車とガソリン車の値段を比較した表が以下の通りです。
Xグレード 値段の比較 | ||||
メーカー希望小売価格 | 2.5Lハイブリッド車 | 2.0Lガソリン車 | ||
E-Four | 2WD | 4WD | 2WD | |
3,791,000
円(税込) |
3,538,000円(税込) | 3,169,000円(税込) | 2,938,000円(税込) |
ハイブリッド車のE-Fourとガソリン車の4WDの価格差は622,000円。同じく2WDの価格差が600,000円と、ハイブリッド車の方が車両本体価格が高いのがわかるのではないでしょうか。
しかし、ハイブリッド車は購入時にエコカー減税や環境性能割などの税制優遇が受けられます。
税制優遇を受けることができれば、ガソリン車との価格差もそれほど大きくなくなるため、購入に前向きになれるでしょう。
記事の後半で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
デメリット②高速道路の燃費の伸びが良くない
ハイブリッド車は高速道路での燃費の伸びにはあまり期待ができません。
RAV4のGグレードの燃費性能を見てみると、ガソリン車では高速道路モードで2km/Lの燃費の伸びがあるものの、ハイブリッド車はほとんど変わりません。
ガソリン車 | ハイブリッド車 | |
グレード | G | |
WLTCモード(km/L) | 15.2 | 20.6 |
市街地モード(km/L) | 11.5 | 18.1 |
郊外モード(km/L) | 15.5 | 22.4 |
高速道路モード(km/L) | 17.4 | 20.7 |
引用:[トヨタ自動車]
これはエンジン機構のもつ特性とハイブリッドシステムのもつ特性の違いです。
街中での利用がメインの人であれば、燃費性能の高いハイブリッド車がおすすめといえるでしょう。
デメリット③ハイブリッドバッテリーの交換が必要
ハイブリッド車のバッテリーは消耗品なので、定期の交換が必要です。
ハイブリッド車は、走行中のあらゆるシーンでバッテリーに電力が供給されるので、ハイブリッドシステムに日常で手をかける必要はありません。ただし、永久的に同じバッテリーを使えるわけではないので、消耗度合いによっては交換しなければいけないことがあります。
バッテリー交換時に大きな出費を伴うことがあるのは、ハイブリッド車のデメリットといえるでしょう。
RAV4のガソリン車のメリットとデメリット
ではRAV4のガソリン車にはどういったメリットとデメリットがあるのでしょうか。
RAV4のガソリン車のメリット | RAV4のガソリン車のデメリット |
・ダイナミックトルクベタリングAWDを搭載
・2.0ダイナミックフォースエンジンを搭載 ・車両本体価格を抑えられる |
・ハイブリッド車ほどの低燃費ではない
・ハイブリッド車ほどの静寂性はない ・ボディカラーが限られる |
それぞれに分けて紹介していきます。
RAV4のガソリン車のメリット
RAV4のガソリン車のメリットは以下の3つです。
- RAV4ガソリン車のメリット
- ・ダイナミックトルクベタリングAWDを搭載
- ・2.0ダイナミックフォースエンジンを搭載
- ・車両本体価格を抑えられる
メリット①ダイナミックトルクベタリングAWDを搭載
ダイナミックトルクベタリングAMDは、高い走破性と操縦安定性と燃費向上を両立する4WDシステムです。RAV4はガソリン車にだけ搭載されています。
特筆するのはトルクベタリング機構とディスコネクト機構の2つです。
トルクベタリング機構は前後輪トルク配分50:50時に、ステアリングを切り始めた瞬間に後輪のトルクを左右独立制御して100:0〜0:100に連続可変します。ドライバーが思い描くターゲットとラインを的確に捉え、安定した車両姿勢で駆け抜けることが可能です。
ディスコネクト機構は、後輪に動力を伝達させる動力系を自動制御で切り離す(ディスコネクト)ことによって、動力の損失を大幅に低減し、燃費性能を向上させます。発進時、定常走行時、雪路・悪路走行時などあらゆるシーンに2WDと4WDを自動で使い分けてくれます。
ダイナミックトルクベタリングAMDを搭載していることで、ガソリン車でも低燃費を実現しています。
メリット②2.0ダイナミックフォースエンジンを搭載
RAV4のガソリン車は、2.0L直列4気筒エンジンを搭載しました。胸のすく動力性能と、優れた低燃費を実現しています。
マルチホールの直噴インジェクタやロングストローク化により、燃焼を高速化しています。さらに吸気バルブの開閉のタイミングを最適制御するVVT-iEを採用しました。また、排気・冷却・機械作動時などのエネルギーロスも低減し、最大熱効率は40%に到達。あらゆる面でレスポンスを高めています。
RAV4のガソリン車は、爽快な走りと優れた燃費性能をもったエンジンを搭載しているのが大きなメリットだといえるでしょう。
メリット③車両本体価格を抑えられる
ガソリン車は、ハイブリッド車よりも車両本体価格を抑えることができます。
その価格差はグレードや駆動方式にもよりますが、約60万円です。年間走行距離が少ない方はガソリン車を選んだ方がコストパフォーマンスを高めることができるでしょう。
RAV4のガソリン車のデメリット
RAV4のガソリン車のデメリットは以下の3つです。
- RAV4ガソリン車のデメリット
- ・ハイブリッド車ほどの低燃費ではない
- ・ハイブリッド車ほどの静寂性はない
- ・ボディカラーが限られる
デメリット①ハイブリッド車ほどの低燃費ではない
ガソリン車はハイブリッド車よりも燃費性能が低いです。
ハイブリッド車はエンジンの動力をモーター性能でサポートしているので燃費性能が高くなるのは当然です。
カタログ燃費20km/L以上の車が欲しいのであればハイブリッド車を選びましょう。
デメリット②ハイブリッド車ほどの静寂性はない
エンジンだけで走行するガソリン車は、モーター走行もハイブリッド車より静寂性はありません。
ハイブリッド車のモーター走行時は、エンジンのアイドリングがないので、非常に静かです。ガソリン車はどうしてもエンジン音が出てしまいます。
住宅街で夜中に車の発進、停車することが多い方は、ハイブリッド車が良いかもしれません。
デメリット③ボディカラーが限られる
ガソリン車にはハイブリッド車限定のカラーを選ぶことができません。
RAV4はモノトーンとツートンの魅力的なカラーラインナップがあります。
RAV4 カラーラインナップ | |
モノトーン | プラチナホワイトパールマイカ |
シルバーメタリック | |
グレーメタリック | |
アティチュードブラックマイカ | |
センシュアルレッドマイカ | |
エモーショナルレッドⅡ(※Zグレード限定) | |
アーバンカーキ | |
ダークブルーマイカ | |
ツートン | アッシュグレーメタリック×アーバンカーキ |
アッシュグレーメタリック×グレイッシュブルー | |
アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ(※Zグレード限定) | |
アティチュードブラックマイカ×グレーメタリック(※Zグレード限定) | |
アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッドⅡ(※Zグレード限定) |
上記のようにPHEVのZグレードのみ選択できるボディカラーがあります。
お気に入りのカラーがハイブリッド車にしかない場合は、ハイブリッド車を検討してみてください。
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RAV4のハイブリッド車とガソリン車の違い
RAV4はハイブリッド車とガソリン車のラインナップがありますが、年間維持費やコストパフォーマンスはどちらがいいのか気になるのではないでしょうか。
ここからはRAV4のハイブリッド車とガソリン車の違いを以下の項目で比較していきます。
- 維持費
- 燃費
- 自動車重量税
- 自動車税
- 走行性能
- 乗り心地
RAV4のハイブリッド車とガソリン車の違い①維持費
ハイブリッド車は維持費を抑えることが可能で、ガソリン車よりも有利になることが多いでしょう。
なぜならハイブリッド車はガソリン車と比較してエンジンの消耗が抑えられているため、メンテナンスの諸経費を減らすことができるからです。
ハイブリッド車のバッテリーは、走行中に充電される仕組みなので燃料費がかかりません。
ただしバッテリーは走行に応じて消耗するので、定期的に交換する必要があります。
一般的にバッテリーの交換の目安は10年程といわれており、大きな出費を伴います。
そのため、ハイブリッド車の購入を検討している人は、10年ほど車に乗った後は交換時期のタイミングでハイブリッド車を手放す方法も検討してみてください。
RAV4のハイブリッド車とガソリン車の違い②燃費性能
燃費はカタログ値や実燃費を見ても、ハイブリッド車が有利になっています。
RAV4のWLTCモード燃費がこちらです。
RAV4のWLTC燃費 | ||||||
ガソリン車 | ハイブリッド車 | PHEV | ||||
4WD | 2WD | E-Four[Adventure] | E-Four[G/X] | 2WD | ||
WLTCモード | 15.2km/L | 15.8km/L | 20.3km/L | 20.6km/L | 21.4km/L | 22.2km/L |
市街地モード | 11.5km/L | 11.9km/L | 17.9km/L | 18.1km/L | 19.4km/L | 20.5km/L |
郊外モード | 15.3km/L | 16.1km/L | 22.4km/L | 22.4km/L | 23.4km/L | 23.0km/L |
高速道路モード | 17.5km/L | 18.1km/L | 20.1km/L | 20.7km/L | 21.1km/L | 22.5km/L |
RAV4のハイブリッド車は、WLTCモード燃費が20km/Lを超える実力を持っています。ガソリン車でも15km/Lを越えるカタログ値を記録しているので、クロスオーバーSUVとしては優秀な燃費といえるでしょう。
通勤やレジャーで長距離を走るドライバーには、ハイブリッド車が燃費を抑えられるのでおすすめです。
RAV4のハイブリッド車とガソリン車の違い③税金優遇
エコカー減税が適用されるRAV4のハイブリッド車は、自動車重量税が免税されます。
現行のRAV4のハイブリッド車は2030年度燃費基準達成車なので、自動車重量税が全額免除されます。
一方でRAV4のガソリン車は免税対象外なので注意してください。
実際にハイブリッド車・PHEVの受けられる税制優遇の金額は以下のとおり。
エコカー減税 | グリーン化特例 | 令和4年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」 | 環境性能割 | 合計優遇金額 | |
PHEV | 約30,000円 | 約32,500円 | 550,000円 | 非課税 | 約612,500円 |
ハイブリッド車 | 約30,000円 | – | – | 非課税 | 約30,000円 |
引用:[トヨタ自動車]
環境に配慮した次世代自動車は、車両本体価格が高いのがデメリットですが、税制面でメリットが大きいといえるでしょう。
RAV4のハイブリッド車とガソリン車の違い④走行性能
RAV4の走行性能は、ハイブリッド車とガソリン車共に走破性や操縦安定性が優秀です。
ガソリン車の4WDは、高い走破性と操縦安定性、燃費向上を両立したダイナミックトルクベクタリングAWDを搭載しています。
走行状況に応じて、前後のトルク配分や後輪トルクを左右独立で制御し、旋回時の車両安定性を高めるでしょう。
ハイブリッド車の電気式4WDシステムのE-Fourは、バッテリーとモーターの力で発進性、走行安定性を自動でアシストします。
また、前後輪のトルク配分を100:0〜20:80と綿密に制御して、操縦安定性をサポートします。
RAV4は悪路走行を軽快にクリアするために、オフロードテクノロジーが優れています。
マルチテレインセレクトによって、TRAILモードやSPORTモードに切り替えて路面状況に応じた走行支援を選択可能です。
この4WD総合制御はガソリン車の4WDとハイブリッド車E-Four、PHEVのZに標準搭載されています。
RAV4のハイブリッド車とガソリン車の違い⑤乗り心地
乗り心地においては個人差がありますが、静寂性に優れたハイブリッド車の方が乗り心地が良いという評価が多いです。
RAV4は2〜2.5Lエンジンを搭載しており、力強い走行性を持っているのでエンジンの振動や音はそれなりにあります。
ただし、トヨタの新プラットフォーム基幹としてTNGA(Toyota New Global Architecture)の優れた技術によりドライバーの乗り心地を重視しているため、気になることは少ないでしょう。
モーターだけで走行することが多いハイブリッド車であれば、静かな音で快適なドライビング体験ができるでしょう。
RAV4はハイブリッド車・ガソリン車どちらがおすすめ?
上記のメリット・デメリットを踏まえた上で、ハイブリッド車とガソリン車がおすすめな人をそれぞれ紹介します。
ハイブリッド車がおすすめな人 | ガソリン車がおすすめな人 |
燃費を抑えてランニングコストを抑えたい
手放すときに高く売りたい 限定カラーを選びたい |
パワフルなエンジンで走破性を楽しみたい
車両本体価格を抑えたい 普段長距離走行はあまりしない |
自分がどちらに当てはまるかを確認してみてください。
ハイブリッド車がおすすめな人
以下のような人はハイブリッド車の購入をおすすめします。
- ハイブリッド車がおすすめな人
- 燃費を抑えてランニングコストを抑えたい
- 手放すときに高く売りたい
- 限定カラーを選びたい
ハイブリッド車は燃費を抑えることができて毎月のコストを抑えることができます。燃料費の高騰が叫ばれている昨今、給油回数が大幅に減るハイブリッド車を選ぶのは賢明な選択だといえるでしょう。
また、ハイブリッド車は同グレードガソリン車より売り値が高いので、動産価値を高く保つことができます。RAV4のドライブを一定期間楽しんで、次の車にお得に乗り換えたいといった方にはハイブリッド車がおすすめです。
ボディカラーにおいてはハイブリッド車のPHEVでは限定のカラーを選ぶことができます。高級感のあるエモーショナルレッドⅡやツートンカラーのアティチュードブラックマイカ×グレーメタリックなどは先進的なRAV4を彩る魅力的なカラーリングです。
ガソリン車がおすすめな人
以下のような人はガソリン車の購入をおすすめします。
- ガソリン車がおすすめな人
- パワフルなエンジンで走破性を楽しみたい
- 車両本体価格を抑えたい
- 普段長距離走行はあまりしない
クロスオーバーSUVの醍醐味であるパワフルな走破性があるのが、ガソリン車のRAV4です。ダイナミックトルクベタリングAWDはオフロードテクノロジーを遺憾なく発揮するでしょう。
また、ハイブリッド車よりもガソリン車の方が同グレードで車両本体価格が低いので、お得にRAV4のオーナーになることができます。週末だけ運転する方や、日常的に長距離運転しない方はガソリン車の方がトータルコストを抑えることができるでしょう。
そもそもRAV4ってどんな車?
RAV4(ラヴフォー)は、トヨタ自動車が生産・販売するミドルサイズのクロスオーバーSUVです。
車名の由来は「Recreational Active Vehicle 4Wheel Drive」の頭文字をとっており、「アウトドアでもアーバンシーンでも見て乗って楽しい車」という意味が込められています。
走破性を重視したオフロード仕様であるものの、ファッション性と利便性が優れているためにシティーユーザーにも親しまれています。
初代RAV4が1994年に誕生して以来、あらゆる分野で進化を遂げながらモデルチェンジを繰り返し、現行販売モデルは5代目です。北米を中心に世界各国に輸出され、人気SUV車種としての地位を獲得しています。
RAV4の基本スペック
RAV4は、ボリューミーなサイズのボディで、存在感があります。
主なスペックを表をまとめました。
RAV4(現行)のスペック | |
価格 | 2,938,000~5,633,000円(税込) |
駆動方式 | 2WD、4WD、E-Four(ハイブリッド) |
重量 | 1,630~1,920kg |
全長 | 4,600~4,610mm |
全幅 | 1,855~1,865mm |
全高 | 1,685~1,695mm |
ホイールベース | 2,690mm |
最低地上高 | 200mm |
室内サイズ 長/幅/高 | 1,890/1,515/1,230mm |
最小回転半径 | 5.5~5.7m |
エントリーグレードのXのボディサイズを見れば、全長4,600mm/全幅1,855mm/全高1,685mmとなっています。
RAV4の同等サイズのSUVは、ハリアーやカローラクロスです。
大型SUVのランドクルーザーよりは一回りコンパクトとなっています。
トヨタSUV サイズ比較 | ||||
RAV4(Xグレード) | ハリアー | カローラクロス | ランドクルーザー | |
全長 | 4,600mm | 4,740mm | 4,490mm | 4,985mm |
全幅 | 1,855mm | 1,855mm | 1,825mm | 1,980mm |
全高 | 1,685mm | 1,660mm | 1,620mm | 1,925mm |
RAV4の特徴は室内サイズが広く確保されており、充実したラゲッジスペースもある点です。
RAV4はクロスオーバーSUVの弱点である室内空間の確保もできているので、日常やレジャーの幅広いシーンで使える車として役に立つのではないでしょうか。
RAV4のグレード
RAV4のグレードは、5種類あります。
- RAV4のグレード
-
- エントリーモデルの「X」
- ラグジュアリーな「G」
- ワンランク上の「Z package」
- 特別モデルの「Adventure(アドベンチャー)」
- PHEV専用の「Z」
RAV4は、それぞれエンジン仕様や駆動方式によって選べるグレードが異なります。
エントリーから上級にグレードが分かれますが、質感に遜色はなく、どのグレードでも高級感と機能性を堪能できるでしょう。
RAV4グレード別項目一覧 | |||||
Z | Adventure | G”Z package” | G | X | |
パワートレイン | ・2.5Lハイブリッド車(E-Four)
・2.0Lガソリン車 |
2.0Lガソリン車(4WD) | ・2.5Lハイブリッド車(E-Four)
・2.0Lガソリン車(4WD) |
・2.5Lハイブリッド車(E-Four/2WD)
・2.0Lガソリン車(4WD/2WD) |
|
価格 | 3,684,000~4,303,000円(税込) | 3,836,000円(税込) | 3,666,000~4,304,000円(税込) | 2,938,000~3,791,000円(税込) | |
タイヤ&ホイール | 235/55R19タイヤ&19×7 1/2アルミホイール(切削光輝+ブラック塗装) | 235/55R19タイヤ&19×7 1/2アルミホイール(マットグレー塗装)+ホイールナット(ブラック) | 235/55R19タイヤ&19×7 1/2アルミホイール(スーパークロームメタリック塗装)+ホイールナット | 225/60R18タイヤ&18×7Jアルミホイール(ダークプレミアムメタリック塗装)+ホイールナット | 225/65R17タイヤ&17×7アルミホイール(グレーメタリック塗装)+ホイールナット |
エクステリア | ・フロントグリル(メッシュタイプ/艶ありブラック塗装+ダーククロームメッキモール付)
・フロント・リヤバンパー(カラード+艶ありブラック塗装) ・LEDデイライト薄暮灯 ・バックドアガーニッシュ(カラード+金属調塗装) ・車名プレート |
・専用フロントグリル+専用フロントバンパー
・LEDフロントフォグランプ ・専用大型フロントリヤスキッドプレート(専用シルバー塗装) ・バックドアガーニッシュ(カラード) ・車名プレート&グレードマーク(マットブラック) |
フロントグリル(ガンメタリック塗装)+フロントバンパー
・LEDフロントフォグランプ ・フロント・リヤスキッドプレート(シルバー塗装) ・バックドアガーニッシュ(カラードプ+高輝度シルバー塗装) ・車名プレート |
フロントグリル(ブラック)
・フロント・リヤバンパー ・バックドアガーニッシュ(カラード) ・車名プレート |
|
インテリア | ・本革巻き+サテンメッキ加飾付3本スポークステアリングホイール+ステアリングヒーター
・本革巻き+サテンメッキ加飾付シフトノブ ・スポーティフロントシート:合成皮革シート(パーフォレーション+ステッチ付) |
・本革巻き+サテンメッキ加飾付3本スポークステアリングホイール+ステアリングヒーター
・本革巻き+サテンメッキ加飾付シフトノブ ・スポーティフロントシート:合成皮革シート(パーフォレーション+ステッチ付) |
本革巻き+サテンメッキ加飾付3本スポークステアリングホイール+ステアリングヒーター
・本革巻き+サテンメッキ加飾付シフトノブ ・合成皮革シート(パーフォレーション+ステッチ付) |
ウレタン3本スポークステアリングホイール
・シフトノブ ・ファブリックシート |
|
安全ドライビングサポート | ・Toyota Safety Sense
・パーキングサポートブレーキ(前後方静止物) パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター ・パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付) ・デジタルインナーミラー(前後方録画機能付) ・カラーヘッドアップディスプレイ |
Toyota Safety Sense
・パーキングサポートブレーキ(前後方静止物) パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター ・バックガイドモニター ・自動防眩インナーミラー |
Toyota Safety Sense
・パーキングサポートブレーキ(前後方静止物) パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター ・パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付) ・デジタルインナーミラー(前後方録画機能付) |
Toyota Safety Sense
・パーキングサポートブレーキ(前後方静止物) パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター ・パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付) ・自動防眩インナーミラー |
Toyota Safety Sense
・パーキングサポートブレーキ(前後方静止物) パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター ・バックガイドモニター ・防眩インナーミラー |
上記のグレードによる装備仕様は一部を紹介しているのみですが、それぞれの特徴が概ねわかるのではないでしょうか。
エントリーグレードXの各所をリッチにしたGグレード。よりオフロードを意識したドライブモード搭載や装備品を備えたAdventure。リッチな最高級の仕様が目立つZと魅力的なグレードラインナップとなっています。
RAV4に関するよくある質問
ここではRAV4やハイブリッド車に関するよくある質問をまとめました。
- 現在販売されているRAV4は何代目モデル?
- RAV4のハイブリッド車の実燃費はどのくらい?
- RAV4の受注停止は解消されたの?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
現在販売されているRAV4は何代目モデル?
現在販売しているRAV4は5代目です。
現行モデルは初代からサイズが大きくなり、5ナンバーから全て3ナンバーになりました。
またデザインが洗練されて、トヨタ特有のキーンルックが先進的な印象を与えます。
ここからは初代から現行モデルまでの特徴をまとめました。
発売日 | 特徴 | |
初代 | 1994年5月 | 丸みを帯びたポップなデザインで、シティユースとしても人気
3ドアタイプと5ドアタイプを用意 全長が3,705〜4115mmとタイプによる長さに違いがある 全幅は1,695〜1,760mmで、5ナンバーの範囲で収まっていた |
2代目 | 2000年5月 | 室内空間の充実をさせるため5ドア中心のラインナップに変更
全モデルが3ナンバー 内外装の質感を高めて高級感のあるSUVへと変身 欧州で人気が出て、良好なセールスを記録した 輸出向けに本革シート装着モデルや、ディーゼルターボモデルが発売開始された |
3代目 | 2005年11月 | 3ドアを廃止し、5ドアのみになった
ロングボディとショートボディの選択可能 ロングボディの車種はヴァンガードとして派生し、国内で販売された |
4代目 | 2013年1月 | 海外限定のモデル
SUVの人気の高かった海外と比較して、日本ではSUV人気の上昇は目立たなかったことから、日本での販売は見送られた |
5代目 | 2018年11月 | ハイブリッドのみならずPHEVのラインナップを揃え、パワートレイン性能の向上も実現
走破性と低燃費を兼ね備えた完成度の高いクロスオーバーSUVとなった |
このようにRAV4は代を踏むごとに徐々に進化しています。
5代目からはハイブリッドだけでなくPHEVの選択肢も増え、その人にあったモデルやグレードを選べるようになりました。
RAV4のハイブリッド車の実燃費はどのくらい?
RAV4のカタログ性能は記事の中でも紹介しましたが、実際の道路での燃費性能はどのくらいなのでしょうか。
ここではRAV4のハイブリッド車・ガソリン車の実燃費をまとめました。
WLTCモードの数値を一緒に載せているので、参考にしてください。
RAV4のWLTC燃費 | ||||||
ガソリン車 | ハイブリッド車 | PHEV | ||||
4WD | 2WD | E-Four[Adventure] | E-Four[G/X] | 2WD | 4WD | |
実燃費 | 12.35km/L | 12.35 km/L | 17.06 km/L | 16.58 km/L | 22.11 km/L | |
WLTCモード | 15.2km/L | 15.8km/L | 20.3km/L | 20.6km/L | 21.4km/L | 22.2km/L |
引用:[トヨタ自動車],[e燃費](2024年1月11日時点)
実燃費を見ると、カタログ燃費よりもやや数値が下がっています。
ただ、ハイブリッド車やPHV車はガソリン車と比べても実燃費が良いことが分かります。
道路状況や天候などの条件によって燃費性能は左右されるため、実際の燃費性能を把握したい人は実燃費のデータを参考にしてください。
RAV4の受注停止は解消されたの?
RAV4は人気の高さや世界的な半導体不足などの影響で、受注を停止することが何度もありました。
たとえばRAV4は2022年10月にマイナーチェンジを行いましたが、マイナーチェンジからわずか4ヶ月後に、受注停止が発表されています。
一部改良に向けての準備と言われていたため、2022年8月月末から受注を再開しています。
2024年1月時点のRAV4の生産状況は以下のとおりです。
12月19日時点でのRAV4の工場出荷時期目処:詳しくは販売店にお問い合わせください。
引用:[トヨタ自動車]
依然としてRAV4の人気は衰えず、半導体不足や新型コロナウイルスなどの生産遅れが懸念されています。
RAV4の新車の購入を検討している人は、一度販売店やディーラーに確認して納車がいつになるかを把握しておきましょう。
まとめ
オフロードの走破性に優れた高級クロスオーバーSUV、RAV4の魅力がわかったのではないでしょうか。ハイブリッド車の魅力やガソリン車特有の性能などそれぞれ違いとメリットがあります。
これからRAV4のオーナーになる方の日常の使い方や車の価値観によって、選ぶべきパワートレインやグレードは様々です。
特にRAV4のハイブリッド車は、低燃費と高い操縦安定性を備えたE-Fourを標準搭載しているので、購入におすすめです。大きなボディサイズの存在感とコストパフォーマンスの良さを兼ね備えた、ハイブリッドRAV4を検討してみてください。
ハイブリッド車がどのような車か乗ってみてからわかることもあります。RAV4のハイブリッド車が気になるという方は横浜トヨペットで試乗してみてください。
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