トヨタRAV4はグレードごとに内装や室内空間の特徴が異なり、使い勝手や快適性に大きな違いがあります。
エントリーグレードの「X」はシンプルで実用的な内装を持ち、上級グレードの「G」や「Adventure」では本革シートや加飾、パノラマムーンルーフなどの装備により高級感や開放感がプラスされています。広々とした室内空間や収納力も魅力の一つです。
本記事では、RAV4の各グレードごとの内装の違いを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
RAV4の内装デザインの概要

RAV4の内装コンセプト
RAV4の内装は「Adventure&Refined」をデザインコンセプトに、力強いSUVらしさと都市的な洗練さを両立しています。
直線基調の無骨でタフな印象のデザインでありながら、シンプルで使いやすさを重視したコックピットを実現。インパネは低く抑えられ、広い視界と開放感があり、運転する快適さを高めています。
加飾パネルやスイッチの配置に高級感を持たせつつも、アウトドア使用に耐えうるタフさが特徴です。
グレード別の基本的な内装の違い
RAV4は、グレードによって内装素材や仕上げに違いがあります。エントリーグレードではファブリックシートを採用し、シンプルで実用的な装いが特徴です。
中間グレードからは合成皮革シートや加飾の質感が向上し、上級グレードでは本革シートやパノラマムーンルーフなどの快適装備も選択可能です。加えて、収納の使い勝手や操作パネルの質感もグレードアップされ、室内全体の質感や快適性が段階的に高まります。
基本的なインテリアカラーはブラックを基調としつつ、グレードに応じて装備と質感の差別化が図られています。
RAV4のグレードごとの特徴と価格
次に、RAV4のグレードと主な特徴と価格を表で比較します。
| グレード | パワーユニット | 駆動方式 | 主要特徴 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| X | 2.0L ガソリン | 4WD | エントリーグレード。基本装備が充実しておりシンプルで実用的。内装も機能重視。 | 3,237,300円 |
| 2.5L ハイブリッド | E-Four | 燃費性能に優れたE-Fourシステム搭載。街乗りにもアウトドアにも使いやすいバランス型。 | 3,859,900円 | |
| G “Z package” | 2.0L ガソリン | 4WD | Gの装備に加え19インチアルミ、専用ホイール装備など高級感重視の特別仕様。 | 3,865,400円 |
| Adventure | 2.0L ガソリン | 4WD | ラギッドな縦型グリルや専用バンパー装備。オフロード性能を重視したアウトドア志向の強いグレード。 | 3,713,600円 |
| 2.5L ハイブリッド | E-Four | 悪路走破性を高めたE-Four仕様。専用内装や高耐久パーツを搭載し、アウトドア好きに最適。 | 4,331,800円 | |
| G | 2.0L ガソリン | 4WD | 豪華装備や快適装備が充実。SUVらしいデザインで街乗りにもアウトドアにも適応。 | 3,694,900円 |
| G | 2.5L ハイブリッド | E-Four | 合成皮革シートや上質な内装加飾を採用し、快適性を向上。燃費性能も高い。 | 4,332,900円 |
| Z | 2.5L プラグインハイブリッド (PHEV) | E-Four | プラグインハイブリッド専用。EV走行可能で環境性能と走行性能を両立。高級感あふれる内装や先進安全装備満載。 | 5,661,700円 |
| 特別仕様車 Adventure“OFFROAD package Ⅱ” | 2.0L ガソリン | 4WD | アウトドア向けタフさ重視した1台。最低地上高アップで悪路走破性が向上。 | 3,912,700円 |
| 特別仕様車 Adventure“OFFROAD package Ⅱ” | 2.5L ハイブリッド | E-Four | 環境性能搭載のE-Four駆動車。専用内装と快適装備で上質な走りを実現。 | 4,532,000円 |
RAV4の運転席周りの内装装備
車を運転するドライバーにとって、最も大事な装備が運転席周りの装備です。運転席周りを自分好みにカスタマイズすることで、運転に対するストレスが減りドライブが楽しくなります。
運転席周りの装備は見た目を重視するだけでなく、操作性も考慮してカスタマイズをすることが大切です。ぜひ、素敵なドライブライフを手に入れるために参考にしてみてください。
運転席周りの装備①ステアリングホイール
車を運転するうえで、とても大切な装備がステアリングホイールだといえるでしょう。このステアリングホイールとは、簡単にいうとハンドルのことです。まずは、ステアリングホイールとハンドルの違いを解説します。
ステアリングホイールは、英語での正式な名称です。ハンドルは、和製英語になります。
日本では、ステアリングホイール=ハンドルの認識を持てば問題ありません。RAV4のステアリングホイールは、グレードによって少しだけ違いがあります。
「Z」、「Adventure」、「G “Z package”」、「G」には、本革巻き+サテンメッキ加飾付 3本スポークステアリングホイールが装備されています。しかし、「X」はウレタン3本スポークステアリングホイールの装備です。
「X」以外には、ステアリングにステアリングヒーターが装備されている点も主な違いだといえるでしょう。ステアリングヒーターが付いているメリットは、冬場の寒い時期でもハンドルが暖かく運転しやすい点です。
しかし、ポカポカしすぎると眠気に襲われる可能性があるので、ステアリングスイッチが装備されている場合は注意して運転するようにしましょう。
運転席周りの装備②ステアリングスイッチ
ステアリングスイッチとは、ステアリングホイールについているスイッチのことです。電話のハンズフリーやカーナビ、音量の操作などの機能を利用できます。
RAV4はどのグレードでも、以下の機能を操作することができます。
- ステアリングスイッチの機能
- ・マルチインフォメーションディスプレイ
・オーディオ
・ レーダークルーズコントロール
・レーントレーシングアシスト
・ハンズフリー通話
ステアリングスイッチは、ハンドルを握った状態で使用できるので、運転中のよそ見を減らすことができます。ただし、運転には危険がつきものなので、上記の機能はステアリングスイッチの利用は避けて極力停車中や駐車中に利用するようにしましょう。
運転席周りの装備③シフトノブ

RAV4のシフトは、ステアリングホイールの横に位置します。ステアリングホイールと同様、グレードによって違いがある装備です。
「Z」、「Adventure」、「G “Z package”」、「G」は、本革巻き+サテンメッキ加飾付シフトノブを使用してます。一方、「X」はシフトノブです。
運転席周りの装備④パーキングブレーキ
パーキングブレーキは、シフトレバーの近くにあるPの文字が書かれたブレーキです。一般的にはサイドブレーキと呼ばれています。
RAV4のパーキングブレーキは自動モードが搭載されている電動タイプです。そのため、シフトをチェンジすることによって自動でパーキングブレーキのON/OFFを切り替えることができます。
手動でパーキングブレーキをかける場合はレバーを引くだけです。レバーを押したら解除されるので、停車時は忘れずにパーキングブレーキをかけましょう。
運転席周りの装備⑤カラーヘッドアップディスプレイ
カラーヘッドアップディスプレイとは、ウインドシールドガラスの視野内に、運転に必要な情報をアニメーションなどで注意喚起を投影するシステムです。注意喚起・警告、走行支援、標識、車速、ナビ、共用をエリアごとに画面で表示することで危険をいち早く察知できます。
とても便利な装備ですが、すべてのRAV4グレードで使用できるわけではありません。対応しているのはいまのところ「Z」だけなので、この装備を利用したい方は、「Z」の購入を検討してみてください。
運転席周りの装備⑥TFTカラーメーター
RAV4のグレードすべてに、TFTカラーメーターが搭載されています。ただ、「X」のみ7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが装備されています。その他のグレードは、12.3インチTFTカラーメーターです。
TFTカラーメーターは、証明を自分の見やすい明るさに調整することができるので、メーターを目視してしっかりと運転できます。12.3インチTFTカラーメーターは、出力や回生状況の他に、車との車間距離も測定しています。
RAV4のシートの特徴

運転手や同乗者にとって、大事になってくるのがシートです。直接肌に触れたり、座り心地に関係します。シートによって、内装のインテリア空間もガラッと変わるので、人によって好みがわかれるでしょう。
購入する際は事前に試乗車や展示車を利用し、シートを試してみてください。
RAV4には、以下の3種類のシートがグレードごとに搭載されています。
- ファブリック
- 合成皮革
- スポーティフロントシート
ファブリックシート
ファブリックとは生地や布地、織物を採用したタイプのことです。ファブリックシートには、難燃性化学繊維でできた布地を採用しています。
ファブリックシートの特徴は、機能性に優れていることが挙げられます。生地や布地は皮に比べて耐久性が高く、通気性も良いというメリットがあります。湿度が高い日本でも、長時間座っていても蒸れにくいです。
この特徴に加えて、保温性が高いので冬場でも安心して座ることができます。RAV4では、「X」モデルに搭載されている設備です。
合成皮革
合成皮革シートを使用することで、車内の内装に高級感を出すことができます。本革に比べて、比較的安価で手に入ることからコストを抑えたい人におすすめです。
合成皮革はひび割れがしにくいという特徴があります。しかし、本革と比べるとこまめに手入れをすることが必要です。
- 合成皮革が搭載されているグレード
- ・Z
・Adventure
・G “Z package”
・G
スポーティフロントシート
スポーツシートは、走行中の体のことを考えて開発されたものです。体にフィットし、走行中の体の揺れを抑えることができます。長時間ドライブや腰痛持ちの方におすすめのシートです。
スポーツシートというとサーキットで使用する車に搭載されているイメージが強いですが、疲れを感じさせにくい材質なので、長時間のドライブを楽しみたい方は検討してみると良いかもしれません。
「Z」、「Adventure」モデルには、スポーティフロントシートの合成皮革が使用されています。
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RAV4の運転席と助手席まわりの内装装備

運転席・助手席のカスタマイズは、車内快適度を向上させ、ドライブを楽しむのに重要な装備だといえるでしょう。RAV4はグレードによって異なるので、参考にしてみてください。
シート調整
RAV4のグレードごとのシート調整は以下の表の通りです。
| グレード | 調整機能 |
| 「Z」 | 運転席8ウェイパワーシート (前後スライド+リクライニング+ シート上下+チルトアジャスター) &助手席4ウェイパワーシート (前後スライド+リクライニング) |
| 「Adventure」、「G “Z package”」、「G」 | 運転席8ウェイパワーシート(前後スライド+リクライニング+シート上下+チルトアジャスター) &助手席4ウェイマニュアルシート(前後スライド+リクライニング) |
| 「X」 | 運転席6ウェイマニュアルシート (前後スライド+リクライニング +シート上下) |
座席は、どの席もウェイシートになっています。パワーシートは自動でシート位置を調整でき、自分に合わせてカスタマイズしやすいのでおすすめです。
グレードによって、車内の快適さが少し変わるので、実際に試乗をしてみてください。
電動ランバーサポート(運転席2ウェイ)
RAV4は「X」モデル以外のグレードに、電動ランバーサポート(運転席2ウェイ)を搭載しています。
電動ランバーサポート(運転席2ウェイ)とは、背もたれ部分のクッションが位置調整できる機能です。正しい姿勢で運転することができ、腰や背中への負担が軽減されます。長時間ドライブをする方におすすめです。
快適温熱シート
RAV4は「X」モデル以外のグレードに、快適温熱シートが運転席と助手席に使用されています。快適温熱シートとは、座席が暖まる機能です。
「X」以外のグレードには、合成皮革シートを搭載しています。見た目の高級感や肌触りは素晴らしいです。しかし、寒い時期などには、皮部分を触ると冷たいと感じることがあるかもしれません。
そんなときに効果があるのが、快適温熱シートです。シートを内部から暖めてくれるので、寒い時期でのドライブが快適になります。
シートベンチレーション
ファブリックシート採用の「X」モデル以外に搭載されているのが、シートベンチレーションです。シートベンチレーションは、シート内部のファンで背もたれや座面の通気を良くします。
皮を採用しているシートの場合、長時間運転していると蒸れやベタつきが生じることで不快に思ったことがあるのではないでしょうか。内部のファンで通気性を良くすることで、レザー製品特有の蒸れやベタつきが軽減します。
RAV4の後部座席の特徴

後部座席に座ったときに、困るのが飲み物の保管場所なのではないでしょうか。RAV4は、全グレードの後部座席にカップホルダーが2個ついています。
飲み物を近くに保管する場所があることで、安心してゆったりと後部座席に座ることができるのがメリットです。後部座席に人を乗せることが多い方は、このような細やかな気配りをすると良いでしょう。
RAV4のラゲージルーム
RAV4のラゲージルームは、580Lの荷室容量があります。後部座席を使用した状態でも奥行きは1,015mmあるので、ゴルフバックだったら5個まで収納できます。
2段デッキボードがあり、背丈がある荷物も積載することも可能です。後部座席を倒せば、荷室長は1,880mmになるので大人が横になることもできます。
一般的な買い物から、荷物がたくさん必要なアウトドアまで幅広い活躍をするでしょう。また、デッキボードは樹脂加工されている面がるので、汚れた荷物を積載しても簡単にお手入れができるのも魅力です。
RAV4の収納装備の便利さ
車に乗車したときに、収納も必要になるのではないでしょうか。収納場所がないとその辺に物を置いてしまい、「車内が汚い」という印象を与えてしまいかねません。
ここからは、RAV4にはどのような収納があるか紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください
収納の装備①コンソールボックス
コンソールボックスは、運転席と助手席の間収納ボックスのことです。財布や貴重品などが管理しやすいスペースになります。
また、灰皿やカップホルダーなどが付属してることも多く、飲みかけのドリンクを置くのに便利です。
収納の装備②シートバックポケット
シートバックポケットは、前席シートの背面部に備わっている収納ポケットスペースです。RAV4はすべてのモデルに備わっています。
ポケットタイプになっており、雑誌やビニール袋、小物などをしまうことが可能です。後部座席に、人を乗せることが多い方におすすめします。
収納の装備③リヤセンターアームレスト
リヤセンターアームレストは、RAV4すべてのグレードに備わっている収納スペースです。後部座席の中央にある折りたたみ式なので、必要なときにのみ使用することができます。リヤカップホルダーが2個ついていて、ペットボトルも保管しやすいです。
収納の装備④ラゲージマット
ラゲージマットを装備することで、荷物を積載時に起こりがちな汚れと傷がつくのを防いでくれるのがメリットです。
ラゲージマットの裏側には、しわや織り癖を防ぐ対策として剛性の素材が使用されています。マットの取り外しは簡単で、手入れが簡単にできるでしょう。
RAV4の加装パーツ

RAV4には、力強い外観と利便性、走行性にこだわった装備が搭載されています。加装パーツを採用することで、さらにRAV4の利便性が増すでしょう。また、見た目も自分好みにカスタマイズできるので、おすすめです。
加装パーツ①ルーフラック
ルーフラックは、車内に積載できない長い荷物や大きい荷物を、屋根に固定する装備です。許容積載荷重は、30kgまでです。
ルーフラックを装着することで、荷物の積載や固定の利便性だけでなく、RAV4を屈強な印象へ変化させます。荷物をたくさん運ぶアウトドアが趣味な人には、おすすめの加装パーツです。
加装パーツ②パフォーマンスダンパー
パフォーマンスダンパーは、車両のフロントとリアに取り付ける専用のダンパーです。装着することで、走行中に感じる振動や騒音の対策になります。
通常時の走行だけではなく高速道路での走行の操縦性が安定するので、ドライブが快適になるのがメリットです。パフォーマンスダンパーで上質な走りを体感することができるでしょう。
RAV4のその他の便利な装備
RAV4は加装パーツ以外にも、おすすめの装備があります。用途や好みを考慮して装備するか考えてみてください。
iPod対応USB/HDMI入力端子
iPod対応USB/HDMI入力端子に、iPod/iPhoneを接続することでナビやスピーカーがiPod/iPhoneプレーヤーになります。
家族や友人とスピーカーやナビを通して、一緒に音楽や映像を楽しめるでしょう。また、USBポートとHDMIポートが一体化しているので、コード回りがスッキリします。
おくだけ充電
おくだけ充電は、コンソールボックス内に設置される充電エリアです。ワイヤレス充電規格Qiに対応したスマートフォンであればスマホを置くだけで充電ができます。運転中に充電をするためによそ見をしたり、充電器のコードが絡み合うこともなく便利な機能です。
この装備があれば充電コードが絡まったり、かさばったりすることがないため、車内がすっきりとするでしょう。
IR(赤外線)カットフィルム
真夏の直射日光や、紫外線を抑えることができるウインドゥフィルムです。車内の温度上昇を緩和し、エアコンの効果を向上させることが期待できます。
また、紫外線を抑えることで、肌へのダメージを緩和させることができるのも魅力です。フィルムの種類は、ダークスモークとスモークの2種類から選択できるので、お好みのフィルムを選択しましょう。
スモークの性能は、可視光透過率約21%、紫外線カット率約99%、赤外線カット率約54%です。一方のダークスモーク可視光透過率約8%、紫外線カット率約99%、赤外線カット率約60%になります。
レインクリアリングブルーミラー
レインクリアリングブルーミラーは、ミラー表面に親水加工がされています。雨天時に雨が、鏡面に付着しても、水がはじかれることで視認性が向上する処理です。
親水性によって日光を当てることで回復し、継続して使用することができます。雨天時に視認性を少しでも向上させることで、事故を減らすことができるので、運転に不安がある方におすすめです。
RAV4の内装オプション装備

次に、紹介するのはRAV4の内装のオプション装備について解説していきます。RAV4でのドライブをより楽しく快適にできるオプションなので、さらに車内を快適にしたいと考えている方は参考にしてみてください。
オプション装備①フロアマット
フロアマットは、車を清潔に保つために重要なオプションです。土や埃で汚れた靴や雨の日に差した濡れた傘で車内が汚れないように防いでくれます。
RAV4のフロアマットは、デラックスタイプとラグジュアリータイプの2種類です。それぞれの、フロアマットについて紹介します。
デラックスタイプ
デラックスタイプのフロアマットは、個性的な模様が縦基調で設計されたフロアマットです。ループの凹凸がRAV4のSUVらしさを表現しています。
2つの固定ノブによって、走行中のズレを防止できるマットです。固定はしっかりとしていますが、簡単に取り外すことができます。RAV4の刺繍が特徴的です。
ラグジュアリータイプ
ラグジュアリータイプのフロアマットは、RAV4のロゴが刻まれた上級フロアマットです。RAV4のロゴを囲んでいる6角形は、力強さを表現しています。
抗ウイルス、抗アレル物質、抗菌、消臭、防汚の5つの機能がある点が魅力です。2つの固定ノブによって、走行中のマットのズレを防止します。固定はしっかりとしてますが、簡単に取り外すことができるので手入れも簡単です。デザイン性と機能性を兼ね備えたオプションだといえるでしょう。
オプション装備②安心ドライブサポートクッション
安心ドライブサポートクッションは、ドライバーの踏み間違いの原因である脚の開きを改善するためのクッションです。
枕にも使用されているウレタンチップが、左右のサポート部に注入してあります。脚部がしっかりとホールドされ、筋肉の負担を軽減してサポートしてくれる装備です。
RAV4の安心ドライブサポートクッションは、ラグジュアリータイプとベーシックタイプの2種類が存在します。
オプション装備③アシストクリップ
RAV4には、運転席、助手席、後部座席に2つの計4つのアシストクリップがあります。乗車中の不安定な姿勢を支えてくれるのがアシストクリップの役割です。
長時間のドライブでは、運転手と同乗者は疲れてしまいがちなのではないでしょうか。そこでアシストクリップを使用することによって、ドライブ中でも簡単に姿勢を変えることができます。体勢が変われば集中するはずだった疲れを分散させて、疲れにくくすることができるでしょう。
RAV4のグレードごとの内装装備の特徴

RAV4はどのグレードもシンプルなスタイルになっているのが特徴です。グレード別に内装の違いを見ていきましょう。
X/HYBRID X
「X」/「HYBRID X」は、RAV4のなかでも標準のグレードになります。シートは運転席が6ウェイマニュアルシート、助手席は4ウェイマニュアルシートで、シートの材質はファブリックです。
標準のグレードとはいっても、フルオートエアコンやディスプレイオーディオは搭載されています。ステアリングホイールはウレタン製で、残念なことにステアリングヒーターは装備できません。
ブラックのみのインテリアカラーが、シンプルで上質感を与えるデザインのグレードです。
G/HYBRID G/G“Z package”
「G」/「HYBRID G」/「G“Z package”」は、フロントシートが運転席8ウェイパワーシートで、助手席には4ウェイマニュアルシートを搭載しています。
シートの材質は合成皮革で、RAV4のグレードのなかでは上級のグレードだといえるでしょう。合成皮革のデメリットである冷たさの対策として運転席と助手席に快適温熱シートが採用されています。
合成皮革が冷えやすい冬場でも、快適なドライブが行えるのが魅力です。また、蒸れやベタつきの対策としてシートのなかにはファンがあります。
ステアリングホイールとシフトノブには本革巻きでサテンメッキ加飾され、内装のインテリアは高級感がただよっています。
インテリアカラーはブラックとライトグレーの2色から選択可能です。
Adventureシリーズ(特別仕様車含む)
「Adventure」は上質感をもたらす専用合成皮革シートが標準装備されたグレードです。内装はグレード「X」とほぼ同じですが、専用合成皮革シートとインテリアカラーが異なります。
選択できるインテリアカラーは、ブラックとシックなオーキッドブラウンです。快適温熱シート+シートベンチレーションにより、長時間のドライブで不快感が解消されるでしょう。
まとめ

本記事では、RAV4の内装について徹底解説しました。RAV4は2019年に旧モデルからフルモデルチェンジして、SUVの力強い外観と利便性、走行性から人気を集めました。
どのグレードもシンプルな内装ですが、上質な装備で快適な車内ライフを実現しています。自分のスタイルに合わせたカスタマイズを選択し、少しでも日頃のドライブが快適で楽しいものにするようにしましょう。
車の内装は実際に見てないとわからないものです。RAV4が気になったという方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
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