ファミリーにも大変人気のあるトヨタのシエンタ。
シエンタは2003年の発売以来、コンパクトで使い勝手の良いミニバンとして人気を集め、2022年にはフルモデルチェンジした3代目が発表されました。
今回は、シエンタのタイヤサイズを徹底解説するとともに、タイヤのインチアップや交換時期の見極め方に関する情報についても紹介していきます。
シエンタの購入を検討している方や、タイヤ交換について知りたい方など、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
シエンタとはどんなクルマ?まずはシエンタの基本を確認!
シエンタは、2003年より発売されている、コンパクトで使いやすさが魅力のミニバンです。
2003年に初代シエンタ、2015年7月に2代目シエンタの登場を経て、2022年8月にフルモデルチェンジした現行モデルは3代目。
シエンタは、トヨタのミニバンの中でも最小サイズ。
3列シートで最大乗車人数7名のモデルと、2列シートで乗車人数5名のモデルを用意。
また、コンパクトながら室内が広々としていることもシエンタの特徴です。
現行モデルは室内高を1,300mmと高く設定したり、前後席間距離を広くしたりすることにより、子育て世代など幅広い年齢層に利用しやすい工夫がなされています。
7人乗りモデルでは、ラゲージルームの開口部の広さや低床にもこだわり、利便性も十分です。
グレードは、上級から順番に「Z」「G」「X」の3種類があり、エンジンタイプはハイブリッドとガソリンの2タイプから選べます。
ハイブリッドには2WDとE-Four(四輪駆動)があり、ガソリン車は2WDのみです。
シエンタのグレード別の違いについては、ぜひ「シエンタのグレードごとの比較!違いとそれぞれがおすすめな人」も参考にしてくださいね。
車体サイズや室内サイズは、下記の通りです。
※2023年6月現在
シエンタのサイズについては、「購入前に知りたいシエンタのサイズ【高さ・長さ・横幅】」でもくわしく解説しています。
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シエンタのタイヤのサイズはどのくらい?
シエンタに使用されているタイヤは、製造時期やモデルによって変わります。
現行モデルのシエンタの標準装備・メーカーオプションタイヤは下記の通りです。
現行モデルのシエンタのタイヤサイズは、185/65R15です。
2003年より発売された初代シエンタのタイヤサイズは175/70R14、2015年7月より発売された先代の2代目シエンタのタイヤサイズは185/60R15が用いられています。
タイヤサイズの見方
前述の通り、現行の3代目シエンタのタイヤサイズが185/65R15です。
しかし、「タイヤサイズを表す数字やアルファベットが何を表すのか、詳しくわからない…」という人もいるのではないでしょうか。
現行モデルのシエンタのタイヤサイズ、185/65R15を例に見ていきましょう。
①185
最初の185は、タイヤ幅をmmで表しています。
タイヤ幅185mmということです。
②65
次の65は扁平率をパーセンテージで表しています。
扁平率とは、タイヤの幅に対する、タイヤの断面部分の高さの比率です。
つまり、タイヤの断面の高さが、タイヤ幅185mmの65%という意味です。
③R
Rは、タイヤの構造が「ラジアル構造」であることを表しています。
ラジアル構造とは、タイヤの骨格であるカーカスがタイヤの中心から放射状に配置されているタイヤの構造のこと。
カーカスが斜めに複数枚配置されている「バイアス構造」で製造されたタイヤも存在しますが、一般的な乗用車に用いられるタイヤのほとんどがラジアル構造です。
④15
最後の15は、リム径をインチで表しています。
リム径とは、ホイールの直径のことです。
ホイールの直径が15インチ、およそ38.1cmということです。
シエンタのタイヤのサイズまとめ
シエンタのタイヤサイズを一覧でわかりやすくまとめると、下記の通りです。
ホイールサイズの見方
では、ホイールサイズはどのように見れば良いのでしょうか。
シエンタの「Z」に標準装備されているタイヤ「185/65R15タイヤ&15×5½Jスチールホイール」の場合、「15×5½J」部分はホイールサイズを表す数字です。
最初の「15」はホイールの直径を表すインチサイズです。
また、「5½」はリムと呼ばれるタイヤがはまる部分のサイズをインチで表しています。
リムのサイズは0.5刻みに設定されているため、「5½」は5.5インチという意味です。
「J」はホイールにタイヤがはまる部分の形状「フランジ形状」の種類を意味しています。
一般的な形状は「J」もしくは「JJ」で、少しだけ見た目に違いがあるものの、走行性能に差はありません。
つまり、「15×5½J」は直径15インチ(およそ38.1cm)で、リムサイズが5.5インチ(およそ13.97cm)のフランジ形状のホイール、ということを表しています。
シエンタのタイヤサイズの確認方法は?
シエンタのタイヤサイズがわからなくなったときの確認方法は下記の通りです。
- タイヤ断面部分の記載を確認
- カタログや車検証・公式ホームページから確認
- 運転席のドア付近にある適正空気圧表から確認
ほとんどの場合、タイヤの側面、断面部分のホイールに近い場所にタイヤの名称と共にタイヤサイズが記載されています。
その他には、カタログや車検証、公式ホームページの主要諸元などから確認することも可能です。
インターネット上で確認する場合は、シエンタの年式やグレードをしっかりとチェックしておきましょう。
また、運転席のドア付近にある適正空気圧表を確認するという方法もあります。
適正空気圧表とは、走行に最適なタイヤの空気圧が記載されているシールで、タイヤサイズも記載されています。
モデリスタによるカスタマイズ用タイヤのサイズ
シエンタは、モデリスタによるカスタマイズパーツの購入も可能です。
モデリスタとは、トヨタ車のカスタマイズパーツを手がけるブランドのこと。
シエンタのモデリスタカスタマイズ用タイヤは195/45R17のサイズ。
こちらを装備することもできます。
シエンタのタイヤについてさらに詳しく!
シエンタに装備しているタイヤの特徴や、ホイールの違いなどについてさらに詳しく解説します。
各グレードのタイヤの特徴
各グレードの標準装備ならびにメーカーオプションのタイヤについて、詳しく見ていきましょう。
シエンタ「Z」標準装備のタイヤ
「Z」標準装備のタイヤである「185/65R15タイヤ&15×5½J スチールホイール」は、樹脂フルキャップでダークグレーメタリック×シルバーメタリック塗装がほどこされています。
樹脂フルキャップとは、タイヤを側面から見た際に中心部分にあるホイールの蓋が樹脂製であることを意味します。
樹脂製でありながら、中心部分はダークグレー、外側部分はシルバーのメタリック塗装をしているため、金属のような見た目をしていることが特徴です。
最高グレードである「Z」ならではの、ダークグレーとの二色使いが高級感を演出し、目を引きます。
シエンタ「G」と「X」用の標準装備タイヤ
「G」と「X」に標準装備されているタイヤは「185/65R15タイヤ& 15×5½J スチールホイール」です。
「Z」の標準装備タイヤと同じホイールですが、こちらは全体的にややマット感のあるメタリック塗装のほどこされたホイールキャップが特徴です。
「Z」に標準装備されているタイヤとデザインは同じですが、全体がシルバーメタリックで統一されていることでシンプルさが際立ちます。
シエンタ「Z」と「G」用のメーカーオプションタイヤ
「Z」と「G」では、メーカーオプションとして「185/65R15タイヤ&15×5½Jアルミホイール」が選択できます。
こちらは、ホイールがアルミホイールであることや、クリア塗装の切削光輝とブラック塗装を用いることによってより高級感を演出していることが特徴です。
センターにトヨタマークのオーナメントを配置し、周りをブラック塗装にすることにより、トヨタマークが際立つデザインになっていることも魅力といえるでしょう。
スチールホイールとアルミホイールの違い
シエンタの標準装備のタイヤにはスチールホイール、メーカーオプションタイヤにはアルミホイールが使用されています。
では、スチールホイールとアルミホイールにはどのような違いがあるのでしょうか。
スチールホイールはその名の通り、鋼鉄でできたホイールです。
製造コストが安く、丈夫であることがスチールホイールのメリットといえます。
一方、アルミホイールはアルミ製のホイールで、製造コストはかかるものの、軽いことがメリットです。
スチールホイールよりも軽いことで丈夫さはスチールホイールに劣るものの、操作性や燃費の向上が期待できます。
アルミホイールの魅力は、その軽さだけでなく、デザイン性の高さにもあります。
アルミホイールの製造の仕方には、プレスや加熱によって成形する「鍛造」と、鋳型に溶かしたアルミを流し込んで成形する「鋳造」の二つの方法があります。
デザインにマッチした製造方法を選択できるため、デザイン性の高いホイールが作りやすく、サイドデザインを美しく見せるホイールが多いことがアルミホイール最大の特徴といえます。
シエンタのタイヤをインチアップするメリット・デメリット
シエンタの標準装備・メーカーオプションのタイヤはいずれも魅力的なデザインですが、タイヤサイズをインチアップすることも可能です。
シエンタのタイヤサイズをインチアップすることによって、どのようなメリットやデメリットが起こるのでしょうか。
タイヤのインチアップとは
まずはインチアップについて説明します。
タイヤのインチアップとは、タイヤの扁平率を下げてリム径を大きくすることにより、タイヤの外径を変えずに違うサイズのタイヤを使用することです。
例えば、シエンタの標準装備タイヤとモデリスタのタイヤから違いを見ていきましょう。
このように、扁平率を低く、リム径を大きくすることで、サイズの違うタイヤが使用できます。
また、タイヤ幅がアップすることで負荷をコントロールします。
インチアップのメリット
インチアップのメリットは、下記の通りです。
- 走行性能が向上する
- コーナリング性能が向上する
- 見た目のカッコ良さがあがる
まず、インチアップのメリットとして走行性能の向上が期待できます。
これは、タイヤの側面部分であるサイドウォールが薄くなることにより、タイヤがよれにくくなることと関係しています。
タイヤがよれにくくなることで、ハンドル操作へのレスポンスが早くなるのです。
また、コーナリング性能の向上も、タイヤサイズのインチアップで得られるメリットです。
インチアップでタイヤがよれにくくなることによって、コーナリング性能の向上が期待できます。
そして、インチアップで何よりも期待できるメリットといえば、見た目のカッコ良さでしょう。
インチアップによりホイールの面積が大きくなり、クルマをサイドから見たときの印象がガラッと変わります。
インチアップのデメリット
それでは、インチアップのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
- 乗り心地が悪くなる
- 燃費が悪くなる
- タイヤ代がかかる
インチアップのデメリットとして、乗り心地が悪くなることが挙げられます。
タイヤのサイドウォールが薄くなることで、地面から来る衝撃がダイレクトに座席に伝わりやすくなったり、ロードノイズが大きくなったりすることが考えられるためです。
また、インチアップによりタイヤが地面に接する面積が増えることによって、燃費が悪くなる可能性があることもデメリットです。
標準装備のタイヤよりも、インチアップしたタイヤを用意するほうがタイヤに費用がかかることもデメリットといえます。
シエンタのタイヤの適切な交換時期
シエンタのタイヤを交換する適切な時期はいつぐらいなのでしょうか。
一般的に、タイヤの交換時期は3〜5年、もしくは走行距離3〜4万kmといわれています。
しかし、交換時期は年数や走行距離だけではかれるものではなく、使用頻度や走り方などによっても変化します。
そこで、シエンタのタイヤ交換時期を見極めるにあたって重要なのが、スリップサインです。
スリップサインとは、タイヤの溝が1.6mm以下になると溝の中に現れるタイヤ交換のサインのこと。
スリップサインが見えたらタイヤを交換するようにしましょう。
また、タイヤの製造年にも気を付ける必要があります。
一般的に、タイヤは製造年から10年経っていれば、材質の劣化などが起こる可能性が高いといわれています。
タイヤの製造年は、タイヤの側面に書かれています。
中古車のシエンタを購入した場合は、クルマに装着しているタイヤが製造から何年経ったかチェックし、10年経っていれば交換しましょう。
見た目に問題がないかどうか、目視することも重要です。
タイヤにひび割れや傷がないか、日々チェックし、問題があれば交換することをおすすめします。
シエンタのタイヤ交換はどこでする?
シエンタのタイヤ交換はタイヤ専門店やガソリンスタンドなどでもできますが、ディーラーに依頼するのがおすすめです。
ディーラーはメーカー車のことを熟知しており、メーカーから認可された専門の整備士をおいています。
トヨタのディーラー、ウエインズトヨタ神奈川ならシエンタの構造を熟知した整備士がタイヤ交換を行うとともに、さまざまなサービスを展開しています。
また、季節ごとにタイヤを交換する場合などに困るタイヤの置き場所。
ウエインズトヨタ神奈川は、「タイヤお預かりサービス」を実施しています。
シエンタの場合、14インチの初代モデルのタイヤなら1年20,020円、15インチの2代目・3代目モデルのタイヤなら1年22,440円でお預かりしています。
まとめ
今回は、シエンタのタイヤサイズについて解説しました。
2003年の初登場以来、コンパクトな便利さで根強い人気をほこるミニバン、シエンタ。
シエンタのタイヤサイズは、現行の3代目モデルが185/65R15です。
185/65R15は、タイヤ幅が185mmで扁平率65%、ラジアル構造でリム径が15インチのタイヤであることを表しています。
シエンタには「Z」「G」「X」のグレードがあり、「G」と「X」の標準装備タイヤはホイールが1色でシンプルなことが特徴です。
「Z」モデルの標準装備タイヤはホイールが2色に黒もあしらわれていて高級感を演出しています。
また、「Z」と「G」のメーカーオプションタイヤには、デザイン性の高いアルミホールが使用されています。
シエンタのタイヤをインチアップすると、走行性能やコーナリング性能が向上し、見た目もカッコよくなることがメリットです。
燃費や乗り心地など、デメリットも考慮しながら検討してみましょう。
タイヤの適切な交換期間は一般的に使用期間3~5年、もしくは走行距離3~4万kmですが、スリップサインの有無や製造年が10年以上経ってないか、目視でひびがはいっていないか、などを確認して見極めましょう。
シエンタのタイヤ交換は自分でも可能ですが、ディーラーでの交換がおすすめです。
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