トヨタ自動車が販売するコンパクトSUVのヤリスクロスは、コンパクトサイズによる乗り回しの良さや、SUVならではの突破性の高さが人気の車種です。
ハイブリッド車とガソリン車の用意があり、どちらを買おうか迷う人もいるかもしれません。
燃費性能や静粛性の高さを求める人は、ヤリスクロスのハイブリッド車がおすすめです。
今回は、ヤリスクロスのハイブリッド車に関して、ガソリン車やライバル車との燃費性能の差や車両価格を詳しく解説します。
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目次
ヤリスクロスのグレードとハイブリッド車の燃費性能

ヤリスクロスのハイブリッド車は燃費が悪い・やばいという声がある一方ですごくいいという声もあり、どれを参考にすればいいか悩んでいるかもしれません。
ヤリスクロスのグレード(モデル)の種類
ヤリスクロスの2025年モデルのグレードラインナップは多様で、用途や好みに応じて選べるようになっています。主なグレードと特徴は以下の通りです。
・Z “URBANO”
都会的で洗練された雰囲気の特別仕様車。高級感のある内装や専用の外装デザインが特徴です。
・Z “Adventure”
アウトドア志向の大胆なスタイルを持つ特別仕様車。SUVらしい力強いフォルムと4WDシステム搭載で走破性が高いです。
・GR SPORT
スポーティさを追求したモデルで、サスペンションやタイヤなど走行性能にこだわりがあります。ドライビングの楽しさを重視する方に適しています。
・Z
洗練されたデザインと力強い走行性能のバランスが取れた標準グレード。幅広いユーザーに向いています。
・G
上質なファブリックシートを採用したミドルグレードで、価格と装備のバランスが良く、日常使いに適しています。
・X
シンプルで扱いやすいエントリーモデル。必要最低限の装備でコストを抑えたいユーザーに最適です。
ヤリスクロスは、どのモデルも1.5リッター直列3気筒エンジンを搭載しています。
ガソリン車は高出力化と燃費向上を両立した1.5Lダイナミックフォースエンジンを採用し、駆動方式は2WDまたは4WDです。一方、ハイブリッドモデルは同じエンジンに加え、電動モーターを組み合わせた最新のハイブリッドシステムを搭載。駆動方式は2WDとE-Four(電気式4輪駆動)があり、静かでスムーズな走行が可能です。
燃費性能もハイブリッドの方が優れており、WLTCモード燃費はハイブリッドで27.8km/L〜30.8km/L、ガソリン車は18.3km/L〜19.8km/Lとなっています。
燃料タンク容量はハイブリッドが36L、ガソリン車は40Lです。
ヤリスクロスのハイブリッド車の燃費性能
ここでは、ヤリスクロスのハイブリッド車の燃費性能に注目して、以下の3つの比較をしていきます。
- ヤリスクロスのハイブリッド車の燃費性能を比較
-
- ヤリスクロスのハイブリッド車・ガソリン車のカタログ燃費
- ヤリスクロスのハイブリッド車・ガソリン車の実燃費
- ヤリスクロスハイブリッドとライバル車の燃費の比較
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ヤリスクロスのハイブリッド車・ガソリン車のカタログ燃費
まずはヤリスクロスのハイブリッド車とガソリン車の比較です。
トヨタの公式サイトに掲載されているそれぞれのカタログ燃費をまとめました。
【ハイブリッド車】
| X | G | Z | Z”Adventure” | Z“URBANO” | GR SPORT | |
| WTLCモード
(km/L) |
30.8 [28.7] | 30.2 [28.1] | 27.8 [26.0] |
25.0 | ||
| 市街地モード(km/L) | 32.3 [29.9] | 31.8 [29.0] | 29.3 [26.5] |
25.5 | ||
| 郊外モード(km/L) | 33.4 [30.3] | 32.5 [29.5] | 29.2 [26.9] |
25.3 | ||
| 高速道路モード(km/L) | 28.7 [27.2] | 28.4 [26.9] | 26.3 [25.2] |
24.6 | ||
※[ ]は4WDの数値
引用:[トヨタ自動車]
【ガソリン車】
| X | G | Z | Z”Adventure” | Z“URBANO” |
GR SPORT | |
| WTLCモード
(km/L) |
19.8 [18.4] | 19.4 [18.1] | 18.3 [17.1] |
17.6 | ||
| 市街地モード(km/L) | 14.8 [14.1] | 14.6 [13.9] | 14.0 [13.4] |
13.9 | ||
| 郊外モード(km/L) | 20.8 [19.1] | 20.4 [18.7] | 19.7 [19.1] |
18.5 | ||
| 高速道路モード(km/L) | 22.3 [20.5] | 21.9 [20.2] | 20.5 [18.9] |
19.2 | ||
※[ ]は4WDの数値
引用:[トヨタ自動車]
ヤリスクロスの燃費性能を比較すると、WLTCモードでハイブリッド車は25.0〜30.8km/L、ガソリン車は17.6〜19.8km/Lと全体的にも燃費性能が高いことが分かります。
特にガソリン車とハイブリッド車では7〜8km/Lほどの違いもありますので、長期的にかつ頻繁にヤリスクロスを使う人にとっては、ハイブリッド車の方がお得といえるでしょう。
ヤリスクロスのハイブリッド車・ガソリン車の外装・安全装備の違い
両モデルともに内外装の質感は高く、洗練されたデザインが共通していますが、ハイブリッドモデルは静粛性に優れ、エンジン音が抑えられているのが特徴です。
安全装備については、最新のトヨタセーフティセンスが標準装備されており、自動ブレーキや車線維持支援、オートマチックハイビームなどの先進安全技術が充実しています。
ハイブリッドモデル特有の装備としては、E-Fourの4WDシステムを活かした滑りやすい路面での安定制御が挙げられます。また、グレードによっては快適装備やディスプレイオーディオも差別化されていますが、基本的には両車種で大きな差はありません。
このように、ヤリスクロスのハイブリッド車は燃費性能と走行の快適性を追求し、ガソリン車は価格やシンプルな運用を重視するユーザーに向いています。どちらも最新の安全技術を搭載し高い満足度を提供していますので、使用目的や予算に応じて選択可能です。
ヤリスクロスのハイブリッド車・ガソリン車の実燃費
次に、ヤリスクロスの実燃費を比較しましょう。
データはe燃費に掲載されているヤリスクロスのハイブリッド車・ガソリン車の数値を使っています。
| グレード | 駆動 | 実燃費 |
| U / X / G / Z / Z “Adventure“
ハイブリッド |
E-Four | 18.66km/L |
| U / X / G / Z / Z “Adventure“ / GR SPORT
ハイブリッド |
2WD | 21.76km/L |
| X / X “Bパッケージ” / G / Z / Z “Adventure“ | 4WD | 12.40km/L |
| X / X “Bパッケージ” / G / Z / Z “Adventure“ / GR SPORT | 2WD | 15.65km/L |
引用:[e燃費]
実燃費は、カタログ燃費よりもやや数値が下がる傾向にあります。
実燃費がカタログ燃費よりも数値が悪くなるのは、測定する路面の状況や車の運転の仕方、エアコンなどの機能を使うかによって結果が変わるからです。
また、測定した数によって平均値も変わるため、あくまでも実燃費は参考程度に活用することが大切です。
ヤリスクロスハイブリッドとライバル車との燃費を比較
ヤリスクロスハイブリッド車はガソリン車より燃費がいいことは分かりましたが、ライバル車と比較するとどうでしょう?
ここではヤリスクロスのハイブリッド車と他2車種の数値を比較しました。
| ヤリスクロス | ロッキー | ヴェゼル | |
| TOYOTA | DAIHATSU | HONDA | |
| グレード | G | G | X |
| 駆動 | 2WD | 2WD | 2WD |
| WTLCモード
(km/L) |
30.2 | 28.0 | 26.0 |
| 市街地モード(km/L) | 31.8 | 29.6 | 28.2 |
| 郊外モード(km/L) | 32.5 | 30.2 | 26.2 |
| 高速道路モード(km/L) | 28.4 | 26.1 | 24.9 |
同じSUVのライバル車の燃費性能を比較しても、ヤリスクロスのハイブリッド車の燃費性能は高いことが分かります。
他のSUVと比較する時に燃費性能を重視する人にとってヤリスクロスのハイブリッドはピッタリといえるでしょう。
ヤリスクロスのハイブリッド車の燃費以外の魅力とは?
ヤリスクロスのハイブリッド車は、燃費性能だけではありません。
ヤリスクロスは、トヨタが開発したコンパクトSUVで、都市型の使いやすさとアウトドアにも対応できる走行性能が特徴です。小さめのボディサイズながら、室内空間はゆったりとしており、日常使いからレジャーまで幅広い用途に適しています。
また、最新のハイブリッドシステムを搭載しており、環境性能と燃費の良さを両立しているのも大きな魅力の一つです。トヨタの安全技術「トヨタセーフティセンス」も標準装備され、安心して運転できる設計になっています。
ここでは燃費性能以外のヤリスクロスの魅力をまとめました。
- ヤリスクロスのハイブリッド車の燃費以外の魅力
-
- アウトドアで活躍するパワー
- 広々した室内空間
- 乗る人の身を守る充実した安全機能
1.5Lハイブリッドシステムを採用しているヤリスクロスのハイブリッド車は、低燃費を実現するとともにシステム出力向上・アクセル操作に対するレスポンス向上を実現しています。
つまり、燃費性能を維持しつつ快適な走行を実現しているということ。
さらに、クラストップレベルの広々した室内空間を確保しており、乗る人すべてに過ごしやすさを届けています。
安全かつ走りやすい、そして長時間車の中にいても楽しめる空間を提供できるヤリスクロスは、大切な人と車でいろんな場所に出かけたい人におすすめです。
ヤリスクロスの新車価格をグレード別に解説

ここまでヤリスクロスの燃費性能について比較してきましたが、ヤリスクロスのハイブリッド車を買いたい!という気になった人もいるのではないでしょうか?
ここでは、ヤリスクロスの新車価格をグレード別に紹介します。
【ハイブリッド車】
| グレード | 駆動 | 車両本体価格(税込) |
| X | 2WD | 2,295,000円 |
| E-Four | 2,526,000円 | |
| G | 2WD | 2,524,000円 |
| E-Four | 2,755,000円 | |
| Z | 2WD | 2,809,000円 |
| E-Four | 3,040,000円 | |
| Z“Adventure” | 2WD | 2,925,000円 |
| E-Four | 3,156,000円 | |
| GR SPORT | 2WD | 2,954,000円 |
【ガソリン車】
| グレード | 駆動 | 車両本体価格(税込) |
| X | 2WD | 1,907,000円 |
| 4WD | 2,138,000円 | |
| G | 2WD | 2,150,000円 |
| 4WD | 2,381,000円 | |
| Z | 2WD | 2,435,000円 |
| 4WD | 2,666,000円 | |
| Z“Adventure” | 2WD | 2,551,000円 |
| 4WD | 2,782,000円 | |
| GR SPORT | 2WD | 2,571,000円 |
引用:[トヨタ自動車 ]
ガソリン車とハイブリッド車を比較すると、ハイブリッド車の方が20〜30万円ほど高いことが分かります。
ただ、ハイブリッド車にはエコカー減税や環境性能割が適用されて、支払う税金が少ない点が魅力です。
予算次第ではありますが、支払い総額を比較して購入したいグレード・モデルを決めましょう。
ヤリスクロスの中古車価格を大公開
予算的にヤリスクロスの新車は買えないという人は、中古車がおすすめです。
ここでは、ヤリスクロスの中古車価格情報をまとめました。
| 中古車平均価格 | 中古車価格帯 | |
| カーセンサー | 240.3万円 | 155~371.1 万円 |
| グーネット | 241.8万円 | 45〜371万円 |
比較したデータは、ガソリン車・ハイブリッド車を含めた数値ですので、ハイブリッド車のみの平均価格はやや価格が上がる可能性もあります。
ただ、基本的には240万円前後でヤリスクロスを手に入れられることが分かりました。
中古車であれば、新車のように生産スケジュールや納期などを気にせずすぐに手に入れられる点も魅力です。
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ヤリスクロスを選ぶ際のポイント
おすすめグレードの選び方
ヤリスクロスの中でも「ハイブリッドZ」グレードは燃費性能と快適装備のバランスが取れており、最も人気があります。コストパフォーマンスと装備の充実度から、初めてのSUV購入や日常の使い勝手を重視する人におすすめです。
より価格を抑えたい場合はベーシックグレードの「X」や「G」もあり、装備の違いはあっても基本的な安全・走行性能は同等に確保されています。
購入後のリセールバリューも上位グレードのほうが高いため、将来的な売却を考える場合はグレード選びも重要です。
ライフスタイルに合わせた選び方
通勤や都市部中心なら、燃費に優れるハイブリッドモデルがおすすめです。静かな走行と低燃費が日常使いに最適です。
週末にアウトドアや長距離運転が多いなら、E-Fourの4WDハイブリッドやガソリン4WDモデルで安定した走行が望めます。
小さな子どもがいるファミリー層は、安全装備が充実し快適性の高い上位グレードを選ぶと満足度が高まります。
初めてSUVを購入する人は、中間グレードで価格と装備のバランスを重視することが多いです。
このように、ヤリスクロスの購入時は、特にグレード選びが重要です。さらに、ご自分のライフスタイルや使用シーンに合わせて車種や仕様を選択することで、満足度の高いカーライフを実現できます。
まとめ
今回は、ヤリスクロスのハイブリッド車についてガソリン車やライバル車との燃費性能の比較や燃費以外の魅力を解説しました。
ヤリスクロスのハイブリッド車はガソリン車と比較しても燃費性能が高く、ライバル車と比較しても低燃費を実現しています。
また、燃費性能以外にもパワーの力強さや室内での過ごしやすさなど、乗る人すべてが快適な時間を過ごせるように機能が組み込まれています。
ヤリスクロスのハイブリッド車を検討している人は、支払い総額を含めて比較しましょう。
新車は予算的に難しいという人は、ぜひ車の個人売買サービス「モビリコ」にご相談ください。
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