リーズナブルな価格とコンパクトなサイズが特徴の軽自動車は,、老若男女から人気を集めています。皆さんの周りにも、軽自動車を所有されている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

また昨今の軽自動車は技術の向上により、室内空間がしっかり確保されていたり、SUVの要素を加えた軽SUVタイプも登場し悪路でも難なく走行出来ます。

そのため、普通自動車にひけを取らないほどの性能となっており、需要が高まっています。

そんなリーズナブルな価格とは裏腹に、様々な性能やデザインが豊富となっている軽自動車は、買い物などちょっとした外出やレジャーなどには最適と言えます。

ただ、昨今の軽自動車は、普通自動車にひけを取らない走行性能になってきたとはいえ、高速道路には大型車もたくさん走っています。そんな中で、軽自動車で高速道路を走ることは不安と考えたりしませんでしょうか。

そこで本記事では、高速道路において軽自動車で走行する際のポイントや、おすすめの車種などについて詳しく解説していきます。

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目次

軽自動車でも高速道路は走行できる?

高速道路は法定速度に加えて最低速度も設定されており、遅すぎても違反の対象となります。これが、走行性能が比較的低い軽自動車には心許ない、と感じてしまう理由のひとつかもしれません。

そもそも、軽自動車は高速道路を走行できるのでしょうか。

まずは、軽自動車が高速道路を法的に走行できるのかを解説していきます。

軽自動車は高速道路を走行可能!

まず結論として、高速道路における軽自動車の走行は、法的にも全く問題ありません。

逆に高速道路を走行出来ない車種はミニカー、総排気量125㏄以下の普通自動二輪車、原動機付自転車になります。

また農耕用作業車など構造上時速50km以上の速度がでない自動車や他の車をけん引しており、一時的に時速50km以上の速度が出ない自動車についても、高速道路を走行出来ません。

普通自動車よりも通行料金が安い

軽自動車は普通自動車に比べ料金が安く設定されています。ここからは軽自動車がなぜ高速道路の料金設定が安いのか解説していきます。

高速道路利用時には様々な料金区分が設定されておりますが、軽自動車は「軽自動車等」の区分に当たります。

また「軽自動車等」を細分すると「軽自動車」「二輪自動車(側車付きを含む)」となり、軽自動車及びバイクは同じ区分になると言えます。

気になる料金設定については、軽自動車は普通自動車の約8割になります。

軽自動車の料金設定が安い理由としてはいくつかあるのですが、一番の理由は車体が軽いため道路に与えるダメージが小さいと考えられるためです。

そのため、車体の重い大型車は逆に料金設定が高くなっています。大型車は車体自体が重いだけでなく、荷物を積むことにより道路に与えるダメージは大きくなります。

また、積載超過した場合は厳しい罰則を科せられることがあり、それほど重さによる高速道路に与えるダメージはシビアに見られています。

ただし軽自動車で走行するのは最適だとはいえない

軽自動車は車体の軽さから高速料金が安く設定されています。しかし、街中での走行において強みを発揮する乗用車であるため、高速道路での走行はあまり向いておりません。

なぜなら、軽自動車は普通乗用車よりコンパクトなため、エンジンもパワーで劣っており燃費性能の悪化につながる恐れがあります。

また車体の軽さから、急な突風にあおられやすく、少し危険にさらされる可能性があります。

このように軽自動車で高速道路を走行した場合、デメリットも少なくありません。

軽自動車で高速道路を走行する際のデメリットは?

軽自動車は主に下記の点から高速道路での走行にあまり向いていません。

高速道路においての長距離運転だと、不向きな点がいくつかあります。

ここからは具体的に軽自動車で高速道路を運転する際のデメリットについて、詳しく解説していきます。

普通自動車と比較すると排気量が小さくパワーも弱い

軽自動車は排気量660cc以下と規格でも決められており、1000cc以上である普通自動車と比べパワーはどうしても劣ってしまいます。

そのため、軽自動車では常にアクセルペダルを強く踏まなければならず、また追い越しの際も加速がしづらいため、うまく追い越せないこともあります。

また同乗者や荷物を乗せていると更に加速しづらく、運転時のエンジン音も大きくなってしまうことが考えられます。

軽自動車は普通自動車と比べてもパワーが弱いため、追い越しづらく、高速道路での運転が難しいと感じる場面が多くなってしまいます。

ロングドライブには向かないシート設計

軽自動車のシートは長時間運転を想定した設計ではないため、どうしても長時間運転となってしまう高速道路では、肩や腰を痛める可能性が出てしまいます。

特に車体の振動は直接シートに伝わりやすく、疲れがたまりやすい原因にもなっています。

また普通自動車と比べ車内空間も狭いので、くつろげるスペースが小さいのもひとつの理由といえるでしょう。

車体が軽量なため風の影響を受けやすい

軽自動車は普通自動車と比べコンパクトな分、重量は軽くなっております。

そのため横から風を受けた際に、普通自動車と比べると車体が軽い軽自動車は、風の影響でハンドルを取られ危険を伴う可能性があります。

軽自動車はどうしても、比較的短時間である街乗りをメインで走行することに特化した構造になっているため、サイズは小さく車体も軽く作られています。

横風の影響が強い高速道路においての走行は、軽自動車では困難となる場合もあります。

街乗り向けなので高速道路では燃費が悪くなる

軽自動車はそのコンパクトなサイズを活かし、ちょっとした外出などの街乗り運転では燃費も良いので、向いているといえます。

しかし高速道路での走行では、必要以上にアクセルペダルを強く踏まなければスピードが出ず、かえって燃費を悪くさせてしまいます。

車体の軽さから料金設定は安いといえますが、その軽さが故にパワーが足らず燃費を悪くさせる結果となることが考えられます。

軽自動車で高速道路を走行する際の注意点

軽自動車は高速道路での長時間運転には適しているとは言えませんが、これから解説していく注意点を意識しておけば問題ありません。

また、快適な走行を心掛けるために必要なポイントも含まれています。

軽自動車を運転される方はもちろん、普通自動車を運転される方も参考になりますので是非ご連絡ください。

出発前にメンテナンスをしておく

高速道路では長時間の運転になりますので、途中で故障などのトラブルに見舞われないためにも、車両のメンテナンスを事前に行っておくことが大切です。

事前メンテナンスでチェックしておきたい点は以下の項目です。

以上4点は長時間運転には欠かせないチェック項目ですが、日常的にも点検すべき点となりますので定期的にチェックするようにしましょう。

運転計画を立てる

長距離運転に限ったことではありませんが、予期せぬトラブルに備えるためにも事前に運転計画を立てておきましょう。

以下のような項目をチェックしておくと、当日の運転がスムーズになります。

目的地のルートや休憩地点などをあらかじめ計画しておくと、当日の運転に心の余裕が生まれます。そういったことから事故を未然に防いだり、予期せぬトラブルにも慌てず対応することが出来るでしょう。

また当日の天候なども確認しておき、特に雨天時にはより一層準備を整えておくことが大切になってきます。

追い越し車線はなるべく避ける

高速道路の右端に位置する車線は前方の走行車を追い越すための車線になります。

そのため、普通自動車より排気量が小さくパワーの弱い軽自動車では、なるべく追い越し車線は避けましょう。

軽自動車は加速が弱く、前方の走行車を追い越すために時間がかかってしまうこともあり、その間に後続の車に追いつかれ、迷惑をかけることも考えられます。

なるべく左側の走行車線を走行するように心掛け、追い越しをする場合もなるべく余裕を持って行うようにしましょう。

車間距離を十分に取る

全体的にいえることですが、車間距離は十分に確保するようにしておきましょう。

軽自動車はいかに速度が出ないとはいえ、安全のためには十分な車間距離を確保する必要があります。

特に走行車線には大型トラックが走行していることも多く、また軽自動車も車高が低いため前方の様子が見えづらいこともよくあります。

そのため、前方車が突然ブレーキをかけた時でも対応できるよう、車間距離がしっかり取っておきましょう。

強風にあおられても冷静にハンドル制御する

高速道路を運転していると、特に見晴らしの良いところでは横からの風が強く吹くことがしばしばあります。

軽自動車は特に車体が軽いため、風の影響を受けやすくハンドルも取られやすいです。

風にあおられた際に慌ててしまい、急ハンドルをきると周りの車や分離帯などに衝突する危険性もありますので、慌てずハンドルを制御するようにしましょう。

もし、風にあおられハンドルの制御が困難に感じる場合は無理せず、速度を落とすか同乗者がいる場合は交代するなどの対応を心掛けましょう。

速度を出し過ぎない

軽自動車が高速道路を走行する際の最高速度は時速100kmです。ただし、速度指定がある区間は、その区間の指示に従った速度で走行してください。

最高速度制限については普通自動車と変わりませんが、無理して速度を出すことは事故に繋がりかねませんので、安全を重視した運転を心掛けてください。

左側の走行車線を走行することで前方車の速度に合わせることが出来るので、安全運転がしやすくなるでしょう。

高速道路を走行できない車両とは

軽自動車は高速道路を走行出来ますが、法令によって高速道路を走行出来ない車両もあります。

高速道路を走行できない車両は以下の通りです。

軽自動車はこれらには該当しないため、高速道路を走行可能になります。

高速道路の料金設定で、軽自動車は普通自動車より安くなっていますので、コスト面でメリットを見いだすことができます。

高速に乗るなら知っておきたい各種割引

軽自動車はその車体の軽さから、道路に与えるダメージが少ないことなどから料金が安く設定されています。

また、軽自動車は普通自動車と遜色ない程にスペックが向上しているため、軽自動車で高速道路を走行する方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ここからは高速道路に乗るなら、是非知っておきたい各種割引について解説していきます。

平日朝夕割引

平日朝夕割引とは、平日の朝6時から9時及び夕方17時から20時において、ETCを利用した場合に受けられる割引になります。

また利用回数によって還元率が違っており、利用回数が5〜9回であれば30%、10回以上であれば50%還元となり、利用料金から決められた還元率をマイレージポイントにて還元されるようになっております。

ただし、対象となるのはNEXCO3社が管理する道路になるため、予め確認しておくことが必要です。

休日割引

休日割引とは、地方部での高速料金が土日祝日で3割引になる仕組みのことです。レジャー施設や、その他の旅行などにも利用しやすい割引となっています。

ただし、ゴールデンウィークやお盆などの大型連休は対象外ですので注意が必要になっています。

深夜割引

深夜割引とは、毎日0時から4時の間で高速料金が3割引になる仕組みのことです。曜日や車種についての指定もなく、誰もが割引を受けられるため知っておいて損はありません。

ただし、先ほど説明した平日朝夕割引や休日割引とは重複が不可能になっているため、同時に条件を満たした場合でも、深夜割引のみが適用されるかたちになり3割減となります。

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高速道路走行に向いている軽自動車とは?

軽自動車でも高速道路を走行出来ますが、それに適した車種を選ぶことも大切です。

ここからは高速道路での走行に適した車種を選ぶためのポイントをいくつか紹介してきます。

ターボエンジン搭載車

高速道路では加速や排気量が重要になるため、ターボエンジン搭載車がおすすめです。

ターボエンジンとは、ターボチャージャーが搭載されたエンジンのことを指し、通常のガソリン車より出力が大きい点が特徴になります。

ターボチャージャーは空気を圧縮する仕組みを用いており、エンジン出力をより大きくすることが可能になっています。

ターボエンジン搭載車は普通自動車と遜色ないパワーが出せるため、高速道路の走行に向いているといえます。

車高が低めの車両

高速道路の走行では横からの風にあおられることも考えられますので、その影響を小さくするために車高が低めの車種を選ぶのもポイントです。

ハンドルを取られて事故に繋がるということを防ぐためにも、慎重に選んでいきましょう。

運転支援システム搭載車

運転支援システム搭載車は、走行時に運転手が設定した速度で定速走行をしたり、前方車との車間距離を維持することができます。

またドライバーがウィンカーを出さずに車線を超える場合は、警告音で知らせてくれるので高速道路でも快適に運転することが可能です。

運転支援システムを活用することで、快適な運転が実現し疲労軽減に繋がりますので是非検討してみてください。

居住性の良い車両

高速道路での運転は疲労が溜まりやすいため、車内空間は居住性の良い車両を選ぶことがポイントです。

軽自動車は車内サイズが比較的小さく、長時間運転すると窮屈に感じることもありますが、その中でも車内空間を広くしたり、快適性を重視した軽自動車も多いです。

走行性能の良さ、居住性の良さから車種を選ぶことが軽自動車でも長時間運転を楽にさせる重要ポイントとなってきますので意識してみてください。

軽自動車でも快適に高速道路を走行するには?

高速道路での走行に向いていないと言われる軽自動車でも工夫をすれば、快適性を高めることができ、長時間運転、長距離運転の助けになります。

ここからは軽自動車での走行において、快適性を高めるためのグッズを紹介していきます。

クッションで疲れにくくする

長時間、同じ体勢で運転することは腰を痛める要因にも繋がります。

そこでシートにクッションがあると、正しい姿勢で運転することが出来、腰へのダメージを軽減させることが出来ます。

特に長時間の運転であればあるほど、クッションの効果が大きくなってきますので試してみてください。

リフレッシュグッズを用意しておく

高速道路では、渋滞や眠気に襲われるなど様々な障害が起きる可能性があります。

このようなストレスを少しでも軽減できるよう、アロマなどのリフレッシュグッズを車内に装備しておくことも有効です。

また、休憩時に目の疲れを癒すアイマスクや目薬なども常備しておけば安心です。

高速道路走行にもおすすめの軽自動車

高速道路走行におすすめの軽自動車は下記のとおりです。

ピクシスエポック ピクシスジョイ ピクシスメガ
全長 3,395mm 3,395mm 3,395mm
全幅 1,475mm 1,475mm 1,475mm
全高 1,500~1,510mm 1,600mm 1,835mm
燃費性能 32.2~35.2km/L 24.6~30.0km/L 23.2~25.4km/L
排気量 658cc 658cc 658cc

 

ここからは、それぞれのおすすめな点を詳しく解説していきます。

トヨタ ピクシスエポック

まずはトヨタ ピクシスエポックのおすすめな理由を解説していきます。

全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,500-1,510mm
最小回転半径 4.4m
乗員数 4
燃費(カタログ燃費) 32.2~35.2km/L
価格 86.02万円~

ピクシスエポックには様々な運転支援システムが搭載されております。

高速道路で起こりやすい車線のはみ出しがあった場合は、警告音で知らせてくれます。

また、前方の走行車や歩行者を認識し衝突の危険性があった場合は、ドライバーへ注意喚起がされ、それでも止まらない場合は緊急ブレーキで事故を未然に防ぐことが出来ます。

更に後部座席でも十分にくつろげる室内の広さも特徴的です。長さ、高さ共にスペースが確保されており、特に後部座席のひざ周りにおける空間が十分に広く、大人でもくつろぐことが可能になっています。

トヨタ ピクシス ジョイ

次にトヨタ ピクシスジョイのおすすめな理由を解説していきます。

全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,600mm
最小回転半径 4.7m
乗員数 4
燃費(カタログ燃費) 24.6~30.0km/L
価格 131.4万円~

ピクシスジョイは多彩なシートアレンジが可能で、限られた室内でもフルに空間を活用することが出来ます。また後部座席も前後移動可能で、なおかつリクライニング仕様になっています。

更には至る所に収納スペースが配置されており、長時間運転でも快適に過ごす工夫が数多く見られます。

また、サスペンションの特性見直しや剛性アップなど、ムダなステアリング操作が少なく、運転時のストレスを軽減する安心のチューニングを施しています。

トヨタ ピクシスメガ

最後にトヨタ ピクシスメガのおすすめな理由を解説していきます。

全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,835mm
最小回転半径 4.4m
乗員数 4
燃費(カタログ燃費) 32.2~35.2km/L
価格 86.02万円~

ピクシスメガは室内空間が広く、特に全高は軽自動車の中でもトップクラスであり、くつろげる空間が用意されています。

また全高の高さから、視界が広く見晴らしの良さも一つの特徴になります。

更にラゲッジルームは荷室高が1,140mm、荷室フロア高が595mm、荷室幅が875mmに設定されており、レジャー施設や旅行に用いる荷物なども楽々詰め込むことが可能になります。

まとめ

今回の記事では、高速道路における軽自動車の走行のコツや注意点、またおすすめの車種などについて解説してきました。

軽自動車はコンパクトな車であり、街中で乗車することが多いかと思います。しかし、高速道路の走行においてもちょっとしたコツや工夫、構想道路走行に向いている車種を選ぶことにより、普通自動車と遜色なく運転が可能になってきます。。

軽自動車での高速道路走行については、加速や排気量が少ないため不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、本記事で紹介した内容を意識して快適なドライブを楽しんでください。

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