「大型のハイラックスを業務でも自家用でも利用したいけど、具体的に費用はどれぐらいかかるのかな?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。ハイラックスは「中型車」というカテゴライズをされ、普通車とは費用が異なります。
しかし、普通車とどれくらいの費用の差が出るのでしょうか。本記事では、「ハイラックスの維持費」について詳しく紹介します。「ハイラックスを検討している・具体的な費用感が知りたい」という方におすすめの内容になっているので、最後までぜひご覧ください。
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目次
ハイラックスの維持費内訳
ハイラックスはかなり大きく維持費がかかります。というのも、普通車に比べて車両が大きくさまざまな規約で「大型」の部類に該当するからです。そもそも、普通車でも維持をするだけでかなりの費用がかかります。
サイズの大きいハイラックスであれば、普通車より維持費が高くなるのもうなずけるのではないでしょうか。では、「ハイラックスにかかる維持費」は、具体的にどのような費用なのでしょうか。
本記事でご紹介する「ハイラックスにかかる維持費の内訳」は、以下の通りです。
- 維持費の内訳
- 自動車税
- 任意保険
- 12ヶ月点検費用
- 法定費用
- 車検費用
- ガソリン費
- 洗車費用
- 消耗品費用
- カーコーティング費用
- 高速代
- 駐車場代
- 修理代
- マイカーローン
上記のようにハイラックスには、「13個の費用」がかかります。かなりの費用がかかることがわかるのではないでしょうか。
本記事ではそれぞれの費用を詳しくご紹介しますので、最後までご覧ください。
ハイラックスの1年ごとにかかる費用
自動車税
ハイラックスの自動車税は、「16,000円」です。ハイラックスの登録ナンバーは、普通貨物車の「1ナンバー」ですので普通車とは異なる税額となります。
参考に、普通貨物の「ナンバー1」の税金表を以下にまとめてみました。
最大積載量 | 自動車税 |
1トン以下 | 8,000円 |
1トン超2トン以下 | 11,000円 |
2トン超3トン以下 | 16,000円 |
3トン超4トン以下 | 20,500円 |
4トン超5トン以下 | 25,500円 |
5トン超6トン以下 | 30,000円 |
6トン超7トン以下 | 35,000円 |
7トン超8トン以下 | 40,500円 |
上記の表のように、普通貨物車の自動車税は定められています。ハイラックスは、最大積載量が0.5トンなので「8,000円」の自動車税だと思うのではないでしょうか。しかし、ハイラックスは5人乗りの最大積載量0.5トンの車なので、「16,000円」と定められています。
普通自動車は排気量で自動車税が決められているので、ハイラックスは普通自動車に比べて自動車税がかからないことがわかるでしょう。
任意保険
ハイラックスだけにかかわらず、「任意保険」は自分の意思で加入する保険です。「自動車保険」ともいわれています。
任意保険は自らの意思で加入することができますが、ハイラックスのような普通貨物車というカテゴリーなので保険代が普通車より高額に設定されています。
任意保険は年ごとに変化するので平均での金額になりますが、2019年の普通自動車の任意保険の平均は約70,000円です。一方、普通貨物車の2019年の任意保険の平均は約80,000円です。
一目で分かるように、分かりやすく表にしてまとめるので確認しておきましょう。
区分 | 任意保険金額の平均(2019年) |
普通自動車 | 約70,000円 |
普通貨物車 | 約80,000円 |
上記のように任意保険は定められています。
実際に、ハイラックスが任意保険に加入することで受けられる補償などは、どのようなものなのでしょうか。以下の文章で、「任意保険の補償内容・具体的な金額」について詳しくご紹介します。
高額な保険料がかかるとされる普通貨物車の保険の内容を、本項でぜひ理解していきましょう。
任意保険の補償内容
結論からいうと、普通車自動車も貨物自動車も任意保険の内容はそこまで変わらないようです。しかし、任意保険に加入するジャンルがそれぞれ異なります。まずは、任意保険の加入率を示した平均を、以下にまとめておきます。
保険 | 加入率(自家用) | 加入率(営業用) | 加入率(全体) |
対人賠償保険 | 89,3% | 72,5% | 75,0% |
対物賠償保険 | 89,3% | 73,1% | 75,1% |
人身侵害保険 | 75,7% | 32,9% | 70,0% |
車両保険 | 39,3% | 22,6% | 45,7% |
上記のような平均値が出ています。全体的に自家用車を持つ普通車の任意保険の加入率が高いことがわかりますが、注目してほしい箇所は「人身侵害保険」です。
普通自動車は私生活やお出かけなどプライベート利用が多いので、対人事故や人身事故に関するリスクが高まります。一方、貨物自動車は営業用の車を動かしているので、運転に自信がある方が多いため「人身事故系」の保険には加入していないのかと想像できます。
どちらの車にかける任意保険では、「対人・対物保険」をかけることをおすすめします。
任意保険金額シミュレーション
任意保険に加入する前には、「シミュレーション」をおこなうことをおすすめします。というのも、自分に合った適切なプランを多岐にわたる選択肢から選ぶことができるからです。
項目 | 条件 |
免許の種類 | ブルー |
走行距離 | 10,000km以下 |
特約 | 弁護士費用特約 |
年齢 | 30歳 |
車両保険 | 一般タイプ |
等級 | 20 |
上記の条件でシミュレーションをしてみました。1ナンバーの貨物自動車で20等級の方の場合は、平均して年間約80,000円です。プリウスなどの3ナンバーの任意保険の平均は約40,000円ですので、倍ぐらいの保険料がかかることがわかります。
12ヶ月点検費用
「12ヶ月点検」は安全に運転できることを目的に、道路運送車両法 第48条によって定められた点検です。後にご紹介する「車検」とは異なり、安全に運転できる点検=12ヶ月点検ということを抑えてください。
ハイラックスのような貨物自動車は82項目の点検項目があり、普通自動車の26項目よりはるかに多いです。
ハイラックスにかかる12ヶ月点検の平均的な費用は、15,000〜20,000円程度です。普通自動車の12ヶ月点検費用は10,000円〜20,000円程度ですので、そこまで大きな差がないといえるでしょう
ハイラックスの数年ごとにかかる費用
法定費用
ハイラックスを維持するためには、「法定費用」という数年にかかる維持費がかかります。毎年支払う費用ではありませんが、支払い請求がきた際に目を背けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、ハイラックスのようなナンバー1の車両は、年に1回車検等を受けなければなりません。普通車の車検内容とは異なる内容なので、ハイラックスを所有する方は本項を理解する必要があるでしょう。
ハイラックスにかかる法定費用は、以下の通りです。
- 法定費用
- 自動車賠償責任保険料
- 自動車重量税
- 印紙代
上記の順で詳しく紹介していきます。
自動車賠償責任保険料
「自動車賠償責任保険料」は、車の所有者が必ず加入しないとならない保険です。この保険は、車を購入したときに加入するので、加入漏れのようなことはほぼありません。自動車賠償責任保険料は車両によって異なり、ハイラックスのような貨物自動車は普通自動車と保険料が異なります。
ハイラックスにかかる自動車賠償責任保険料は、「20,100円」と定められています。また、自動車賠償責任保険料に加入した際に交付される「自賠責保険証明書」は、運転時に携帯する義務があるので運転する際は持っておくようにしましょう。
自動車重量税
「自動車重量税」は、車両の重量に応じてかかる税金です。ハイラックスのような普通自動車より重い車両は、もちろん普通自動車よりも税金がかかります。
また、普通自動車の方は数年に1度ですが、先ほどもお伝えしたように貨物自動車は毎年収めなければなりません。普通自動車も所有している方は注意してください。
ハイラックスにかかる自動車重量税は、「32,800円」と定められています。普通自動車の平均は16,000円〜ですので、倍以上の税金がかかるのです。
印紙代
「印紙代」は、検査費用や車検などの発行手数料を支払う印紙の代金を指します。印紙代は点検を行う場所によって異なり、民間工場での印紙代は「1,600円」です。認証工場の場合は、1,600円に上乗せされることがあります。
車検費用
先述したように「車検費用」は毎年かかり、車検基本料と法定費用などを合わせた費用のことを指します。車検基本料は車検を受ける場所によって異なり、選択を間違えてしまうとかなりの金額がかかることもあります。
参考に、車検を受けることができる場所と平均金額を以下の表にまとめたので確認しましょう。
場所 | 平均金額 |
ディーラー | 35,000~100,000円 |
ガソリンスタンド | 15,000〜35,000円 |
中古販売店 | 25,000円~ |
車検専門店 | 20,000円~ |
整備工場 | 20,000〜65,000円 |
上記のように、それぞれの場所によって車検基本料が異なります。ガソリンスタンドが一番コストを抑えて、車検を受けることがわかります。
しかし、金額だけで判断してしまうと、手厚いサービスを受けられない場合があります。例えば、ディーラーで車検を受けると自社の車を点検するので、効果的な点検を受けることができます。また、車検専門店で車検を受ければ、一定の品質を受けられるといったメリットもあります。
それぞれの場所の特徴を把握し、自分に合った車検を受ける場所を選択するのが良いでしょう。
ガソリン費用
ハイラックスのガソリン代はどれくらいなのでしょうか。ここでは「ハイラックスのガソリン費用・燃費」について詳しくご紹介します。
運転に必要な費用感が知りたい方におすすめですので、ぜひご覧ください。
ハイラックスのグレードごとの燃費
ハイラックスのグレード別に、燃費をご紹介します。
グレード名 | 燃費 |
Xグレード | 11.7km/L |
Zグレード | 11.7km/L |
Z GRグレード | 11.7km/L |
上記のように、ハイラックスはグレードによる燃費の差はありません。普通車に比べて燃費が悪いことがわかります。しかし、中型車のこともあるので妥当な燃費なのではないでしょうか。
走行距離別ガソリン代シミュレーション
ハイラックスのガソリン代は、走行距離によってどれぐらい変わってくるのでしょうか。ハイラックスは普通自動車と異なり、「軽油」を燃料としています。
ここでは「ハイラックス走行距離別での費用」についてご紹介します。以下の条件でお話を進めていきます。
- 条件
- 軽油:145円/L
- 燃費:12km/L
それでは見ていきましょう。
年間走行距離3,000kmの場合
ハイラックスで年間3,000km走った場合です。計算式は、3,000km÷12×145円=36,250円が年間のガソリン代となります。
月に換算すると3,000円程度ですので、そこまでかからない計算になります。
年間走行距離5,000kmの場合
ハイラックスで年間5,000km走った場合です。計算式は、5,000km÷12×145円=60,416円が年間のガソリン代となります。
月に換算すると5,000円程度ですので、3,000kmとあまり差はないといっていいでしょう。
年間走行距離8,000kmの場合
ハイラックスで年間8,000km走った場合です。計算式は、8,000km÷12×145円=96,666円が年間のガソリン代となります。月に換算すると8,000円程度で、月の出費としておおきなウエイトになるのではないでしょうか。
年間走行距離10,000kmの場合
ハイラックスで年間10,000km走った場合です。計算式は、10,000km÷12×145円=120,833円が年間のガソリン代となります。
月に換算すると10,000円程度で、業務用及び自家用まで利用するとかなりのガソリン代になります。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。
メンテナンス費用
ハイラックスは点検が年に1度あるので、「メンテナンス費用」がかかります。ハイラックスは貨物自動車であり、定期点検が半年に1回あります。項目が多い点検をスムーズに通過するためにも、細かなメンテナンス費がかかります。
しかし、点検項目が多いハイラックスのメンテナンス箇所は、どのようなものがあるかわからないという方も多いのではないでしょうか。本項で取り上げるメンテナンス箇所や費用を理解することで、効果的にハイラックスのメンテナンスに移れることでしょう。
ここでご紹介するメンテナンス費用は、以下の通りです。
- メンテナンス費用
- 洗車費用
- 消耗品費用
- カーコーティング費用
上記の順番でご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
洗車費用
ハイラックスには、洗車は欠かせません。というのも、自家用や業務用など幅広く活用されるハイラックスは、砂や泥などの汚れやすい環境で運転することが多いからです。
洗車は自宅でホースや洗車グッズを活用して車をキレイにすることができますが、お店の方にやってもらったり洗車機を利用したりする方がキレイになります。
それぞれの洗車相場は、以下の通りです。
洗車方法 | 価格 |
自分 | 0~5,000円 |
スタッフによる手洗い | 2,500~5,000円 |
洗車機 | 500円~ |
上記のような価格帯になっており、洗車のみですのでそこまで費用がかかりません。上記の表でおすすめなのが、「スタッフによる手洗い」です。
洗車機での洗車はリーズナブルで車がキレイになります。しかし、細かな汚れまでは対処しきれないことが多々あります。
一方、「スタッフによる手洗い」は、人の手により隅々まで車をキレイにしてくれます。また、大型のハイラックスになると、手洗いで隅々までキレイを保つことで手入れが行き届いている印象を出すことができるでしょう。
「スタッフによる手洗い」は車を大切にしたいという方におすすめの方法です。
消耗品費用
メンテナンスをするうえで、消耗品の確認は欠かせません。というのも、消耗品は車を維持するために重要な部品だからです。
しかし、消耗品なので「少しでも安く抑えたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。ここではハイラックスに利用する消耗品や費用を紹介します。
今回紹介する消耗品は、以下の通りです。
- 消耗品
- ウォッシャー液・ワイパーブレード・ゴム
- タイヤ
- エンジンオイル
- バッテリー
- ブレーキパッド
- ラジエター液
- エアコンフィルター・エアクリーナー
- ヘッドライト
上記のようにかなりの消耗品がありますので、それぞれ詳しくご説明していきます。
ウォッシャー液・ワイパーブレード・ゴム
「ウォッシャー液・ワイパーブレード・ゴム」は、長い期間運転していると徐々に劣化していきます。それぞれの相場を表にまとめました。
部品名 | 価格 |
ワイパー・ゴム | 2,000~5,000円 |
ウォッシャー液 | 500円~ |
上記の相場は平均価格であり、ワイパーを取り付ける際の作業代は含まれていません。
ワイパー関連は使えば使うほどゴムが傷んでいき、ワイパーを使うたびにゴム特有の音が強くなります。ゴム特有の音が強くなった際が、ワイパーを交換するサインです。
また、ウォッシャー液も定期的な確認が必要です。窓が汚れているなどの状態でウォッシャー液を利用して窓をキレイにするのではないでしょうか。その際に、ウォッシャー液不足でフロントガラスが汚れたままだと、運転に大きな支障をきたします。ウォッシャー液は定期的に確認するようにしましょう。
タイヤ
ハイラックスのタイヤは、普通車と異なるタイヤを利用しています。というのも、通常の車道とオフロードの道など幅広く走ることが想定されているからです。
ハイラックスに使われているタイヤの種類は、A/TやM/Tの文字が記載されているオフロード・オンロードタイヤが使われています。タイヤのサイズは「17インチ・18インチ」のサイズが使われており、普通車の平均タイヤサイズは「15〜17インチ」程度ですので、大きめの部類に入るでしょう。
ハイラックスに使われるタイヤの相場を各社ごとに比較してみましょう。
企業 | 価格 |
DUNLOP GRANDTREK PT3 | ¥21,875 |
MONSTA TYRE Terrain Gripper All Terrain | ¥15,950 |
YOKOHAMA GEOLANDAR M/T G003 | ¥25,000 |
上記のタイヤの相場は、1本あたりの値段です。全てタイヤを買い替えるとなると、4本分の値段がかかるので平気で10万円程度かかることが多いでしょう。また、タイヤ費用に加えてタイヤを変える工程費用もかかるので、10万円は優に超える可能性が高いです。
エンジンオイル
「エンジンオイル」は、車を動かすうえで必要なオイルです。エンジンオイルを定期的に確認することで、ハイラックスを長く乗ることができます。
ハイラックスのエンジンオイルを交換する目安として、半年ぐらいで交換しましょう。交換は5,000kmが目安とされています。
また、エンジンオイルの費用は、「9,108円」です。しかし、お店でエンジンオイルを交換すると、エンジンオイルの費用と工程費用で1万円を超えることがあるので、「1万円以上する」と考えていた方がよいでしょう。
バッテリー
3〜5年程度で「バッテリー」の交換が必要になってきます。なぜなら、バッテリーは数年すると劣化していき、車に不備が出てくるからです。バッテリーのおおよその相場は、「15,000〜20,000円」程度で購入することができます。
また、バッテリーの交換サインはさまざまです。
- バッテリーの交換サイン
- エンジンがかかりにくい
- ヘッドライトが暗い
- アイドリングストップ機能ができない
上記のポイントがバッテリー交換のサインです。上記の状態に陥りましたら、バッテリーを確認してみると良いですね。
ブレーキパッド
「ブレーキパッド」は、ブレーキをするための制動装置です。ブレーキパッドに不備が生じると、正常なブレーキができなくなり事故を起こす確率が高まります。
ブレーキパッドの交換相場は、「6,000〜20,000円」程度の金額がかかります。この価格は車一台分の価格なので、部分ごとですともう少し費用を抑えることができるでしょう。
また、ブレーキパッドは、「厚さ」「音」「走行距離」で交換のタイミングを図ります。この3つの点を分かりやすく表にまとめました。
確認箇所 | 交換条件 |
厚さ | ブレーキパッドのすり減りを確認して、ブレーキパッドが2~3㎜が交換目安 |
音 | ブレーキをした際に、「キキーッ」と漫画のような音が目安 |
走行距離 | 走行距離が2~3万kmが目安 |
上記がブレーキパッドの交換目安です。上記のブレーキパッドの交換目安ではなくても、整備士などの方に交換をすすめられる可能性があります。交換をすすめられるということは、ブレーキパッドの消耗がすでに大きいということを忘れないようにしておいてください。
ラジエター液
「ラジエター液」は、車が熱されたときに冷却するための液です。ラジエター液がないと熱暴走を起こす危険があるので、必ず必要なものとなります。ラジエター液自体の費用は、「5,000円」程度で購入することができます。
しかし、ラジエター液は交換する工程もあります。ここからはラジエター液の交換方法を2種類ご紹介します。
1つ目は、「自分でやる」場合です。自分でおこなう場合は、だいたい「1〜2万円」程度で交換することができます。しかし、ラジエター自体繊細な機械ですので、専門的な知識や経験がない方が交換することはおすすめしません。
2つ目は、「専門の方にやってもらう」場合です。専門の方が交換してくれるので、自分は何もする必要ないですし、安全に交換してくれるでしょう。専門の方に交換してもらうと費用がかなりかかります。工賃費用とその他部品費を合わせると、5〜8万円程度かかることもあります。
しかし、ラジエターは車を動かすうえで重要な箇所になるので、専門の方に任せることが適切でしょう。
エアコンフィルター・エアクリーナー
「エアコンフィルター・エアクリーナー」は、車で空調機能を使用する際に必要な個所です。フィルター等に不備が発生すると、正常に空調機能を活用できなくなる恐れがあります。
エアコンフィルター・エアクリーナーの交換費用は、「2,000〜3,000円」程度で交換することができるでしょう。
また、エアコンフィルター・エアクリーナーの交換目安としては、「20,000〜30,000km」が目安となります。しかし、これはあくまでも目安ですので、空気の吸い込み具合や汚れ具合で判断するようにしましょう。
また、エアコンフィルター・エアクリーナーの交換費用は、「2,000〜3,000円」程度で交換することができるでしょう。
ヘッドライト
「ヘッドライト」は、車のライト機能に大きく関わる箇所です。ヘッドライトが正常に起動しないと暗い夜道を照らすことができずに、運転に支障をきたします。
ヘッドライトの交換費用の目安を以下にまとめました。
種類 | 価格 |
ハロゲン | 1,000~7,000円 |
HID | 6,000~30,000円 |
LED | 2,000円~20,000円 |
上記のように、ヘッドライトはライトの種類によって価格が異なります。また、ヘッドライトの交換目安は、実際に点灯してみた際に明るくないと感じたら交換しましょう。
ただし、自分ではわからない場合もありますので、後者してからヘッドライトを確認したり第三者にヘッドライトの明るさを確認してもらったりしましょう。
カーコーティング費用
「カーコーティング」は、外的要因からキズや汚れを守るコートのことを指します。カーコーティングをすると、車にツヤや光沢感が増しキレイな状態を保つことができるでしょう。
カーコーティングは種類によって維持期間や価格が異なります。カーコーティングの種類を表にまとめます。
種類 | 期間 | 価格 |
ワックス | 1週間 | 2,000円程度 |
ポリマーコーティング | 1~3か月 | 1~30,000円程度 |
ガラス系コーティング | 半年~1年 | 5~70,000円程度 |
ガラスコーティング | 3~5年 | 70,000~100,000円程度 |
セラミックコーディング | 5~7年 | 10~150,000円程度 |
維持期間が長くなると価格も高くなりますが、キレイな状態を保てることを考えれば安いのではないでしょうか。また、「ワックス」はすぐにとれてしまいますが、一週間で塗り替えるという方も実際にはいます。
自分に合わせたカーコーティングをしていき、車の「美」を目指していきましょう。
その他必要に応じてかかる費用
保険料や車検費用、メンテナンス費用など車を維持するためには多くの費用がかかります。しかし、維持をするための費用以外にも費用はかさばってしまいます。
維持費以外にもかかる費用を把握することで、思わぬ出費がかからずに済むでしょう。ここでは「維持費以外にかかる費用」について詳しく紹介します。
今回紹介するその他の維持費は、以下の通りです。
- 維持費
- 高速代
- 駐車場代
- 修理代
- マイカーローン
上記の費用は車を走らせるうえでかかる費用ですので、最後までご覧ください。
高速代
維持費以外にかかる費用の一つ目は、「高速代」です。高速に乗らない方は関係ない費用ですが、車を持っている方のほとんどが経験あるのではないでしょうか。
ハイラックスの場合は普通自動車と値段が異なるので注意してください。ハイラックスに該当する「中堅車」は、普通車の1.7倍かかります。
1.7倍もの差があるので、高速道路の距離が長くなればなるほど割高になります。ハイラックスで高速道路を利用しての長距離ドライブは、経済的な面から見ると痛手になってしまうかもしれません。
駐車場代
維持費以外にかかる費用の二つ目は、「駐車場代」です。車を所有する方にとって、駐車場代はネックになる部分です。
マンションなどで駐車場を借りている場合ですと、月々に費用が発生するのでなるべく抑えられたらいいですよね。駐車場の料金相場を、表に分かりやすくまとめてみました。
東京 | 30,000円 |
大阪 | 25,000円 |
横浜 | 17,000円 |
名古屋 | 11,000円 |
上記のように、地域によって駐車場の費用は異なります。都会になると費用が大きくかかることがわかるのではないでしょうか。
また、ハイラックスは全長が大きいので駐車できる駐車場が限られています。駐車場を探すところから苦労する可能性があるでしょう。
修理代
維持費以外にかかる費用の3つ目は、「修理代」です。メンテナンス費用と少し被りますが、修理代は車を利用する上で避けられない費用です。
修理代の具体的な費用は、車の故障や事故の破損具合などで変化していきます。車の修理具合では、買い替えたほうがいい場合もありますので、選択肢として覚えておきましょう。
マイカーローン
維持費以外にかかる費用の4つ目は、「マイカーローン」です。マイカーローンは、車を購入する際に分割で支払う仕組みのことを指します。マイカーローンは分割で車の費用を支払うことができるので、車を購入する場合におすすめです。
しかし、車を購入する際には大きな金額がかかるので、具体的にどれぐらいの分割払いになるか不安になってしまうのではないでしょうか。
そこで、「ハイラックスのマイカーローンのシミュレーション」をおこなってみました。ハイラックスをマイカーローンで検討している方は、ぜひ参考してみてください。
36回払い
おすすめの分割の一つ目は、「36回払い」です。36回払いは「3年」完済することができ、少し高めの価格で月に返すことができるでしょう。
ハイラックスの値段が「4,000,000円程度」と仮定し、4,000,000円÷36=111,111円の支払いで完済可能です。これに利息がかかるのでもう少し費用がかかるかもしれません。
しかし、現実に返せる範囲の利息を抑えた分割数は「36回払い」になると思いますので、おすすめです。
60回払い
おすすめの分割の二つ目は、「60回払い」です。60回払いは「5年」で完済することができるでしょう。60回払いのメリットとして、月に現実的な価格で返済することが可能です。4,000,000円÷60=66,666円+利息の支払いで完済できます。
36回払いに比べて利息は多くかかりますが、無理なく返済したい方におすすめです。
<h2ハイラックスの維持費総額
本記事でご紹介したハイラックスの維持費の総額を、表でまとめました。
費用名 | 価格 |
自動車税 | 16,000円 |
任意保険 | 80,000円 |
12ヶ月点検費用 | 10,000~20,000円 |
法定費用 | 約60,000円 |
車検費用 | 15,000円~100,000円 |
ガソリン費 | ~10,000円(一回分) |
洗車費用 | ~5,000円 |
消耗品費用 | ~100,000円 |
カーコーティング費用 | 2,000~150,000円 |
高速代 | 0~10,000円(高速に乗った分) |
駐車場代 | 30,000円(東京の場合) |
修理代 | 0~600,000円(修理内容による) |
マイカーローン | 100,000円~(月) |
上記がハイラックスの維持費の総額です。車を所有する方はこれぐらいの費用がかかりますが、自動車税などが普通車と異なる箇所です。
ハイラックスの月ごとの維持費
ハイラックスの月ごとにかかる維持費は、どれくらいでしょうか。実際にかかる維持費を表にまとめてみました。
費用名 | 金額(月) |
ガソリン費 | ~10,000円 |
洗車費用 | ~5,000円 |
消耗品費用 | ~10,000円 |
高速代 | ~10,000円 |
駐車場代 | ~30,000円 |
マイカーローン | 66,666円(60回払い) |
合計 | 約10万円 |
上記のようにハイラックスにかかる月ごとの費用は、100,000円程度です。車だけでかなりの費用がかかることがわかるかと思います。
ハイラックスの年ごとの維持費
最後にハイラックスの年にかかる維持費を紹介します。
費用名 | 価格 |
自動車税 | 16,000円 |
任意保険 | 80,000円 |
12ヶ月点検費用 | 10,000~20,000円 |
法定費用 | 約60,000円 |
車検費用 | 15,000円~100,000円 |
ガソリン費 | 10,000円×12=120,000円 |
洗車費用 | ~5,000円×12=60,000円 |
消耗品費用 | ~100,000円 |
カーコーティング費用 | 2,000~150,000円 |
高速代 | 0~10,000円(高速に乗った分)×12=120,000円 |
駐車場代 | 30,000円(東京の場合)×12=360,000円 |
修理代 | 0~600,000円 |
マイカーローン | 66,666円×12=800,000円 |
合計 | 約1,800,000円 |
上記の費用がハイラックスの年間費用としてかかります。しかし、全てが一斉にかかってくるわけではないので、紹介した費用より少なくなるかもしれません。
ハイラックスの維持費を抑えるためには?
ハイラックにかかる維持費は、抑えるべき箇所を把握することで維持費を抑えることができます。実際に、どの箇所を抑えられるのでしょうか。
ここでご紹介するポイントは、以下の通りです。
- ポイント
- 自動車保険を抑える
- ガソリン代を抑える
- メンテナンス代を抑える
- 車検費用を抑える
それぞれ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
自動車保険を抑える
維持費を抑えるポイントの1つ目は、「自動車保険」です。自動車保険は自分の意思で加入することができるので、不要だと思う際は外すこともできます。
重要なのは、「自分にとって必要かどうか」です。利用もしないのに保険料を払い続けていると、無駄な費用になってしまいます。
仮に自分でわからない場合は 、保険会社の方に相談するなど保険料の見直しを行いましょう。
ガソリン代を抑える
維持費を抑えるポイントの2つ目は、「ガソリン代」です。ガソリン代は走行距離によって変動するので、自分で調節することができます。
また、エアコンなどの機能を使うことでガソリンは消費されるので、エアコンの制限などしてガソリン代を節約しましょう。
メンテナンス代を抑える
維持費を抑えるポイントの3つ目は、「メンテナンス代」です。メンテナンス代は、車の利用の仕方で簡単に抑えることができるでしょう。
しかし、急な修理費用も出てくることもあります。その場合は、メンテナンス費用を惜しむことなく投資しましょう。惜しむことなく投資することで、無駄なメンテナンス費用がかさばることはなくなります。
車検費用を抑える
維持費を抑えるポイントの4つ目は、「車検費用」です。車検費用は法定費用などの一律で決まっている費用はどうしようもありません。
車検費用を見直すポイントとして、車検を受けるお店を見直しましょう。車検基本料はお店によって異なるので、お店を比較して車検を受けることをおすすめします。
まとめ
ハイラックスにかかる維持費は、かなり大きなウエイトを占めます。月にかかる費用や年にかかる費用など、車を所有するだけでも何かを制限しなければならないでしょう。
しかし、ハイラックスを利用して新たな世界が切り開かれることは間違いありません。そのような世界線を見るためにも、ハイラックスを検討している方は本記事でご紹介した維持費を再度確認してみてください。
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