アイシスはトヨタ自動車が2004年〜2017年の期間に生産していた5ナンバーのミニバンです。

生産終了から5年以上経った今では、中古車市場で安く購入できます。

助手席のドアを開けると最大1,890mmになるパノラマオープンドアや、用途によって使い分けられるシートアレンジが魅力です。

今回は、アイシスの特徴や魅力、メリット・デメリットを解説します。

中古車のミニバンの購入を検討している人はぜひアイシスも候補に入れてみてください。

トヨタアイシスの中古車価格

まずはトヨタのアイシスの中古車価格を見ていきましょう。

	中古車平均価格	中古車価格帯
グーネット	49.7万円	5.8〜199.9万円
カーセンサー	44.1万円	9.8～199.9万円

引用：[グーネット],[カーセンサー]

トヨタのアイシスの中古車価格の平均は44〜50万円ほど。

販売されていた当時のトヨタアイシスの新車価格は178〜277万円です。

新車価格と比較して、中古車価格は半分以下ということが分かります。

トヨタのアイシスは生産が終了してから5年以上経っていることもあり、車の年式も古くなっていることが、安く手に入れられる理由といえるでしょう。

トヨタのアイシスとは？歴史や特徴を解説

そもそもトヨタのアイシスとはどんな車なのでしょうか。

ここからはトヨタのアイシスの概要や名前の由来について解説します。

アイシスについて

• トヨタアイシスの特徴や名前の由来
• トヨタアイシスの歴代の特徴

それぞれ詳しく見ていきましょう。

トヨタアイシスの特徴や名前の由来

アイシスは、古代エジプトの豊穣の女神の名前です。

豊穣の女神という点から、乗る人全ての心を豊かにするという願いが込められています。

名前のとおり、アイシスは販売開始当初から子育て世代にとって使いやすい車として大人から子どもまで乗る人の心を豊かにしてくれました。

トヨタアイシスの歴代の特徴

トヨタのアイシスは1代だけで生産が終了してしまった車種です。

ただ、2009年9月にマイナーチェンジが行われ一部改良後モデルが登場しているため、アイシスの購入を検討する人は前期と後期のどちらかを確認しておきましょう。

前期と後期の違いは以下のとおりです。

前期と後期の違い

• ターンランプ・クリアランスランプの配置変更
• フロントフォグランプを角型から丸形へ変更
• フロントグリルのデザインを変更
• ホイールデザインの変更
• リアガーニッシュのデザイン・長さの変更
• センターパネルのカラー変更

インテリア・エクステリアデザインで、見た目の印象はかなり変わります。

状態の良いアイシスを狙いたい人は後期のアイシスを検討するのがおすすめです。

年式が古いという前提を忘れずに、車の電気装備や足回りの状態を確認してから購入を検討してください。

中古車の購入を検討している人におすすめなのが、「個人売買サービス」の利用です。

なぜなら個人売買サービスを利用すれば、消費税を支払わずにお得に車を手に入れることが可能だから。

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トヨタアイシスの基本スペックを解説

ここからは、トヨタのアイシスの基本スペックを解説します。

トヨタのアイシスのグレードは以下の3種類です。

• PLATANA
• G
• L

それぞれのボディサイズや排気量を表にまとめたので参考にしてください。

エンジン	2.0L		1.8L
グレード	PLATANA	G	PLATANA	G	L
全長（mm）	4,640	4,635	4,640	4,635
全幅（mm）	1,710	1,695	1,710	1,695
全高（mm）	1,640		1,640 [1,670]
室内長（mm）	2,750		2,750
室内幅（mm）	1,470		1,470
室内高（mm）	1,315		1,315
排気量（mm）	1,986		1,797

※[ ] は4WDの数値
引用：[トヨタ自動車]

アイシスはグレードによってボディサイズの違いはあるものの、室内サイズは同じです。

グレード別で差別化をしたい人は、インテリアやエクステリアのデザイン、燃費性能から比較しましょう。

トヨタアイシスの燃費性能をカタログ燃費・実燃費から比較

ここからはトヨタのアイシスの燃費性能を解説します。

燃費性能はカタログ燃費と実燃費の2種類があり、車を比較する際はこれら2つのデータを参考にしてください。

まずはアイシスのカタログ燃費を見ていきましょう。

エンジン	2.0L		1.8L
グレード	PLATANA	G	PLATANA	G	L
JC08モード（km/L）	14.4		15.4 [13.6]

※[ ] は4WDの数値
引用：[トヨタ自動車]

一方でトヨタアイシスの実燃費は以下のとおりです。

エンジン	2.0L		1.8L
グレード	PLATANA	G	PLATANA	G	L
JC08モード（km/L）	9.05		10.44 [11.07]

※[ ] は4WDの数値
引用：[e燃費]

トヨタアイシスのカタログ燃費は13.6〜15.4km/Lで、実燃費は9.05〜11.07km/Lです。

実燃費の方がデータが低い理由は、路面の状態や運転の仕方によって変わるから。

燃費の良い走り方をしたい人は、急停止や急発進を避けた優しい運転を心がけてください。

トヨタアイシスが安く購入できる理由をメリット・デメリットから解説

ここからはトヨタアイシスを安く購入できる理由として、アイシスのメリット・デメリットを見ていきましょう。

それぞれの特徴をまとめました。

メリット	パノラマオープンドアで車の乗り降りが楽 助手席を折りたたんで広々使うことが可能 十分な荷室スペースを確保
デメリット	右側後方が見えにくい 収納スペースが少ない

それぞれ詳しく解説します。

アイシスの購入を検討する人は、ぜひ参考にしてください。

トヨタアイシスの魅力・メリット

トヨタのアイシスの魅力・メリットは以下のとおりです。

アイシスの魅力・メリット

• パノラマオープンドアで車の乗り降りが楽
• 助手席を折りたたんで広々使うことが可能
• 十分な荷室スペースを確保

アイシスの購入を検討する人にとって大きな魅力になるのがパノラマオープンドアです。

パノラマオープンドアとは、前席のドアと後席の電動スライドドアが開くことで、開口時の広さが1,890mmになるドアの形態のこと。

入り口が広いことで乗り降りが楽になり、車内の移動もしやすいでしょう。

さらに小さなお子さんがいる家庭は、ベビーシートの装着やベビーカーなどの出し入れがスムーズになるメリットもあります。

他にもアイシスはシートアレンジのバリエーションが豊富な点も魅力の一つ。

助手席を折り畳めば後方座席でも足を伸ばして過ごせますし、3列目シートを床下収納すれば、大きな荷物を楽々積み込めます。

小さな子どもがいる家庭や、荷物が多くなりがちな人にとって、アクシスのシートやドアはメリットになるでしょう。

トヨタアイシスの欠点・デメリット

トヨタのアイシスの欠点やデメリットは以下のとおりです。

アイシスの欠点やデメリット

• 右側後方が見えにくい
• 収納スペースが少ない

アイシスの魅力の一つであるパノラマオープンドアは、空間が広くなるメリットがある一方、強度対策をする必要があります。

そのため助手席にパノラマオープンドアを設置したことで、アイシスの運転席側のAピラーが太くなっています。

Aピラーとはフロントピラーともいわれ、フロントガラスの左右に配置されている柱のこと。

運転席側のAピラーが太くなることで、運転中の視界が狭くなるというデメリットが発生します。

他にもアイシスのデメリットに上がったのは収納スペースの数です。

ペットボトルなどを収納できるスペースが少ないため、外付けのアクセサリを追加すると良いでしょう。

まとめ

今回はトヨタのアイシスについて、車の特徴や魅力、口コミを元にしたデメリットを解説しました。

トヨタのアイシスは2017年に生産が終了したミニバンです。

生産終了から5年以上が経っているため、中古車価格は40万円代と安い点が魅力の一つ。

メリットとしては子どもがいる家族に嬉しいパノラマオープンドアやシートアレンジの種類の豊富さが挙げられます。

デメリットとしては運転席型のAピラーが太い・収納が少ないなどもありますが、アクセサリの追加で対応できるでしょう。

5ナンバーのミニバンとして、ちょうどいい大きさと広さを持つアイシスは、生産が終了した今でも利便性が高い車の一つ。

綺麗な状態のアイシスをお得に手に入れたい人はモビリコを利用しましょう。

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