トヨタのシエンタは、2022年8月23日にフルモデルチェンジして3代目シエンタとして発売されました。
フルモデルチェンジを機に、再び2代目シエンタである170系が注目されています。
170系はシエンタ初の2列シートの導入や6人乗りの追加など、試行錯誤しながらマイナーチェンジを行なっていました。
新型のシエンタが発売された今は、中古のシエンタを安く購入するチャンスです。
今回は170系シエンタの特徴や現行型との違い、グレードごとのポイントや中古価格について紹介します。
中古のシエンタの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
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目次
トヨタのシエンタ170系とは?
トヨタのシエンタ170系は、2代目シエンタを指します。
ここではシエンタ170系をよく知るために、下記の3つの項目を紹介します。
- トヨタのシエンタ170系について
-
- 170系シエンタはトヨタのシエンタの歴代モデルのひとつ
- シエンタの170系と175系の違いは駆動
- 前期と後期で異なるデザインや機能性が話題
それぞれ詳しくみていきましょう。
170系はシエンタの歴代モデルのひとつ
170系はシエンタの歴代モデルのひとつを指します。
〇〇系とは車両型式の数字部分のことで、シエンタの型式番号を確認すれば何系かが分かります。
例えば2代目シエンタの型式番号は下記のとおり。
- 2代目シエンタの型式番号
-
- BA-NSP170G
- DBA-NSP172G
- DBA-NCP175G
- DAA-NHP170G
- 6AA-NHP170G
- 5BA-NSP170G
- 5BA-NSP172G
- 3BA-NCP175G
2代目シエンタには170系、172系、175系があることが分かります。
別の例で、新型シエンタの型式番号が下記のとおり。
- 新型シエンタの型式番号
-
- 5BA-MXPC10G
- 6AA-MXPL10G
- 6AA-MXPL15G
つまり新型シエンタは10系と15系があるということ。
中古車を検索する際に「〇〇系」って何?と疑問に思っていた人は、今後の参考にしてください。
シエンタの170系と175系の違いは駆動
2代目シエンタには170系と172系、175系があると説明しました。
このうち170系と175系の違いは「駆動」つまり、2WDか4WDかの違いです。
そして172系は車椅子仕様の車両を指します。
それぞれの項目を下記にまとめました。
170系 | 2WD |
172系 | 車椅子仕様 |
175系 | 4WD |
この番号の法則は、他のトヨタ車でも同様に利用されています。
中古車を探す際、駆動で検索したい場合は型式の番号を使うのがおすすめです。
前期と後期は異なるデザインや機能性が特徴的
2代目シエンタは、前期と後期で分かれています。
前期は2015年7月に発売され、後期は2018年9月にマイナーチェンジ以降に発売されているモデルです。
前期と後期の違いは以下のとおり。
- シエンタの前期と後期の違い
-
- 2列シート「FUNBASE」が追加
- ハイブリッド車・ガソリン車の2WD・6人乗りが廃止
- G ”Cueroが標準グレード化
- ボディカラーのバリエーションが増加
前期と後期でグレードの変化やボディカラーの追加が行われているため、前期と後期を比較するだけでも購入したい車のタイプが異なるかもしれません。
例えば6人乗りのシエンタを購入したい人であれば、前期のシエンタを探す必要がありますし、FUNBASEがいい人であれば後期のシエンタから選ぶ必要があります。
記事の後半では、グレードごとの特徴について紹介するため、比較材料の参考にしてください。
シエンタの現行モデルと170系との違い
ここからはシエンタの新型モデル(現行モデル)と170系との違いを比較します。
両者の違いは以下のとおりです。
- シエンタの現行モデルと170系の違い
-
- 見た目のデザインが変化
- 機能性が向上し居心地の良い車内空間を確保
それぞれ詳しく説明します。
見た目のデザインが変化
新型シエンタと170系との大きな違いは、見た目のデザインです。
170系シエンタは精錬されたスタイリッシュな見た目が特徴的でしたが、新型シエンタはコーナー部分の丸みを増やして女性的なデザインに変化しています。
シエンタにかっこよさを求める人であれば、新型シエンタよりも170系のデザインが向いているかもしれません。
機能性が向上し居心地の良い車内空間を確保
機能面で見ると、新型シエンタが居住性の向上や使いやすさを改善しています。
新型シエンタに新しく追加された機能は下記の2点です。
- 新型シエンタに新しく追加された機能
-
- ハンズフリー機能の追加
- スライドドアの開口高さが上昇
ハンズフリー機能とは、スマートキーを携帯していればドアをタッチしなくてもスライドドアが開閉する機能のこと。
荷物が多い時のドアの開閉をサポートしてくれます。
またスライドドアの高さが十分に保たれることで、乗降の負担が軽減されるでしょう。
最新技術を搭載した車がいい人は、新型シエンタの方が魅力的に感じるかもしれません。
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シエンタ170系のグレード別の特徴を徹底比較
シエンタ170系には全部で3つのグレードに分かれています。
- グレード
-
- X
- G
- G Cuero
さらに2018年9月に行われたマイナーチェンジにより、「FUNBASE」という2列シート車が追加されました。
FUNBASEはXとGグレードに対応しており、従来のシートと何が変わったかについても説明します。
グレード別の特徴や新車価格を詳しくみていきましょう。
X|エントリーグレードして基本的な装備を搭載
Xは170系シエンタのエントリーモデルです。
他のグレードと比べ標準装備の機能が少ないため、メーカーオプションやディーラオプションを加えることが多いです。
中古車でXグレードを探す際も、どのオプションが追加されているかを確認しておきましょう。
グレード名 | X |
乗車定員 | 6人 / 7人 |
燃費(ガソリン車)2WD | JC08モード:20.2km/L WLTCモード:-km/L |
燃費(ガソリン車)4WD | JC08モード:15.4km/L WLTCモード:-km/L |
Toyota Safety Sence | メーカーオプション装備 |
内装色 | ブラック フロマージュ |
シート素材 | ファブリック |
ヘッドライト | プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ |
新車価格 6人乗り | 1,980,720円 |
新車価格 7人乗り | 1,776,600円 |
基本的な装備だけで問題ないという人であれば、Xグレードがおすすめです。
G|予防安全機能「Toyota Safety Sence」が標準搭載
Gグレードにはトヨタの予防安全機能である「Toyota Safety Sence」が標準搭載されています。
Toyota Safety Senceに含まれる主な機能は下記のとおり。
- Toyota Safety Senceの機能
-
- 走行サポート機能
- 追従走行機能
- ブレーキ機能
グレードが上がるだけで走行の負担を軽減できるシステムが利用できる点からも、Gグレードの検討をおすすめします。
グレード名 | G |
乗車定員 | 6人 / 7人 |
燃費(ガソリン車)2WD | JC08モード:20.2km/L WLTCモード:-km/L |
燃費(ガソリン車)4WD | JC08モード:15.4km/L WLTCモード:-km/L |
Toyota Safety Sence | 標準装備 |
内装色 | ブラック フロマージュ ダークブラウン |
シート素材 | 上級ファブリック |
ヘッドライト | プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ |
新車価格 6人乗り | 2,020,680円 |
新車価格 7人乗り | 2,162,160円 |
基本的な装備はそのままでいいが、安全性能の充実した車を選びたいという人に向いているグレードといえるでしょう。
G Cuero|最上位モデルにふさわしい高級感ある見た目
G Cueroは170系シエンタの中でも最上位のモデルです。
最上位にふさわしく、LEDヘッドランプの標準装備やホイールの塗装、室内シートには合成皮革が使われています。
スタイリッシュな見た目の170系シエンタには、高級感のある見た目がよく合います。
グレード名 | G Cuero |
乗車定員 | 6人 / 7人 |
燃費(ガソリン車)2WD | JC08モード:20.2km/L WLTCモード:-km/L |
燃費(ガソリン車)4WD | JC08モード:15.4km/L WLTCモード:-km/L |
Toyota Safety Sence | 標準装備 |
内装色 | ブラック |
シート素材 | 合成皮革+スエード調 (ダブルステッチ付) |
ヘッドライト | Bi-Beam LEDヘッドランプ (オートレベリング機能+LEDクリアランスランプ) |
新車価格 6人乗り | 2,172,960円 |
新車価格 7人乗り | 2,314,440円 |
見た目が変わるだけで、高級感を味わえるため、予算にゆとりがある人はG Cueroを選ぶのがおすすめです。
【後期から新登場】FUNBASE|荷室を広げてアクティブに使いこなせる機能が追加
家族でアウトドアに行くことが多い人は、170系の後期から追加された、FUNBASEがおすすめです。
FUNBASEは5人乗り2列シートのデザインで、広い居住性を確保しています。
5人乗ったとしても後方には1列分のスペースがあるため、大きな荷物もらくらく収納できます。
リヤシートを格納すれば最大荷室長は2,065mmに。
自転車2台が収納できるスペースは、家族の迎えで利用する人や、アウトドアでキャンプ道具を積み込みたい人におすすめの収納量といえるでしょう。
グレード名 | FUNBASE |
乗車定員 | 5人 |
燃費(ガソリン車)2WD G / X | JC08モード:20.2km/L WLTCモード:-km/L |
Toyota Safety Sence | メーカーオプション装備 |
内装色(FUNBASE G & X) | ブラック |
シート素材 (FUNBASE G) | 上級ファブリック |
シート素材 (FUNBASE X) | ファブリック |
ヘッドライト | プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ |
新車価格 (FUNBASE G) | 1,980,720円 |
新車価格 (FUNBASE X) | 1,776,600円 |
家族で車内を広々使いたい人は、FUNBASEを検討してみてください。
シエンタ170系の中古価格は?
シエンタ170系の中古価格は以下のとおりです。
- シエンタ170系の中古価格
- 55~279万円
引用:[グーネット]
実際にモビリコでシエンタ170系の中古価格を探すと、96.5万円、128万円、68万円などグレードや車両の状態によってさまざまでした。
シエンタ170系は発売から日数が経っているため、たくさんの中古車が発売されています。
また、新型シエンタの発売によって安くなっていることもあるため、複数の中古車を比較するのがおすすめです。
実際に中古車を探す際は、値段だけでなく車検の有無や車両状態、修理歴などを細かく確認しておきましょう。
中古車の選び方や購入の手順については、下記の記事を参考にしてください。
まとめ
本記事ではシエンタ170系に関して、170系の概要や新型シエンタとの違い、グレード別の特徴、中古価格について紹介しました。
新型のシエンタが2022年8月23日に登場したことで、170系つまり2代目シエンタの中古価格が下がっています。
中古のシエンタを購入している人は、今がチャンスといえるでしょう。
中古車の購入は新車と異なり、車ごとの状態が異なるため、複数の車を比較するのがおすすめです。
170系シエンタの特徴を把握した上で、どのグレードでどのオプションが搭載されている車がいいかを検討してみてください。
170系シエンタの購入を検討する人はモビリコがおすすめ。
トヨタ正規ディーラーの定期点検を受けた中古車を取り揃え、購入前に整備履歴の確認もでき、アフターサービスも充実しています。
まずはモビリコで170系シエンタを検索してみてください。
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