優れた燃費性能と心地よい走りの両方が実現する、トヨタの人気モデル「ヤリス」。
ヤリスの後部座席について「乗り心地はどうなのだろう?」と悩む方もいるでしょう。
「後部座席が狭い」といわれることも多いヤリスですが、それでも人気が高いことには理由があります。
デザイン性の高い外観、驚異的な燃費の良さ、スポーツカーに思えるほどの走行感、スムーズな操作性や快適な乗り心地など、挙げ出すとキリがないほどです。
今回はヤリスの後部座席について、狭いといわれがちな理由や実際の乗り心地、装備や荷室、広さをカバーする魅力まで詳しく解説していきます!
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目次
トヨタの「ヤリス」とは?まずは魅力をおさらい!
トヨタの「ヤリス」の後部座席についてお話しする前に、まずはヤリスの基本の特徴や魅力についてお伝えします。
ヤリスはヴィッツという車種が前身で、1999年に販売スタート、2020年には待望の新型モデルが登場しました。
全長は4,000mm以下、全高も1,500mmのコンパクトカーで、全幅に関しては1,695mmと5ナンバーサイズの中でも大きめサイズ。
最小回転半径が4.8~5.1mに収まるため、小回りも効いて運転しやすいと定評があります。
外観は、大きなグリルとシャープなヘッドライトの存在感、流線的で引き締まった無駄のないデザイン、クルマの後部に向かってルーフが低くなっているスポーティな外観が特徴。
エアロパーツも充実しており、幅広くアレンジできます。
パワートレインは、直列3気筒1.0リッターガソリンエンジン、直列3気筒1.5リッターガソリンエンジン、リダクション機構付きのTHS IIの3つを採用。
最大熱効率は40%以上で、低回転からスムーズな加速が叶います。
特にハイブリッド車は、スポーツカーを思わせる加速や軽快なコーナリングを楽しめるのが魅力でしょう。
高いデザイン性に加え、走行性能、安全性能、機能、装備のバランス良さ、スムーズな発進と操作性、ハイブリッド車でWLTCモード35.4~36km/Lという驚異的な燃費性能から、圧倒的な人気を誇っています。
また、本体車両価格もガソリン車で147万円〜、ハイブリッド車で201万円〜という低価格。
さらに、低燃費かつ車両重量が970kg~1,060kgと軽量で維持費も抑えられることから、「機能性が高いのに費用がかからない」というコストパフォーマンスの良さも人気の理由です。
安全装備も充実しており、トヨタの優れた予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が「B」以外のグレードで標準装備で、「レーダークルーズコントロール」と「レーントレーシングアシスト」もトヨタのコンパクトカー初の搭載になっています(1Lモデルを除く)。
ヤリスを中古車で購入する際のポイントについて「中古車のトヨタ「ヤリス」を徹底解説!おトクな買い方や注意点は?」でご紹介しているので、興味を持った方はこちらもチェックしてみてくださいね!
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ヤリスの後部座席の広さやシートについて詳しくご紹介!
トヨタのヤリスは、「狭い」といわれることも多いですが、実際のサイズも見てみましょう。
※2023年2月時点
横幅はコンパクトカーの中でも広い方ですが、リアシートのサイズ自体が小さいため、前後の奥行きや上下の高さが少し狭く感じるかもしれませんね。
後部座席のスペースが狭く感じてしまうのは、全体のサイズ感がコンパクトなところと、スポーティーなデザインや機能性を重視しているからこそともいえます。
また、運転席のシートの形状がヘッドレストと一体型になっているグレードもあるため、その大きさから圧迫感を感じてしまう部分も。
ただし、その分運転席は視界が広く、空気抵抗を下げるデザインでスポーティな加速感や振動の少ない安定感ある走り、一体感のある操作性など、前席重視なデザインとなっているようです。
サイズについての詳細は「購入前に知りたいヤリス・ヤリスクロスのサイズ【高さ・長さ・横幅】」でもご紹介しています。
兄弟車である「ヤリスクロス」との比較もしておりますので、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
ヤリスの後部座席のシートは?
ヤリスのシートにリクライニング機能はありませんが、着座位置が高めなので足の収まりが良く、座面が深く掘りこんであるため安定感のある乗り心地。
後部座席は左右の席が中央に寄せられているため、前方の視界が開けるデザインになっているのも魅力です。
背の高い男性であれば天井までの高さに余裕が少なく感じるかもしれませんが、小柄な方であれば、十分な余裕といえるでしょう。
また、シート素材はほとんどがファブリックとなっていますが、最上級グレードの「Z」のみ、合成皮革とファブリックの異なる2素材を使用したシートをメーカーオプションとして選ぶことが可能です。
チャイルドシート・ジュニアシートも、もちろん載せることができます。
左右に付いているISOFIXのタグ下のシート奥に、ISOFIX用の金具があり、それを使って装着可能です。
そのほか、後部座席の背もたれの後ろにチャイルドシートの上部を固定するためのフック「トップテザーアンカレッジ」も使用できます。
ヤリスの後部座席の装備や機能もチェック!
後部座席の広さや座り心地だけでなく、便利な機能や装備についてもご紹介しましょう。
シート周りの収納は、助手席の後ろ側に搭載されるシートバックポケット、ドア部分のリヤドアポケット、助手席の座席下にシートアンダートレイなど充実しています。
後席頭上のアシストグリップにコートフックもあるので、ジャケットなど衣服を掛けておくこともでき便利です。
インテリアカラーもグレードによって選ぶことができ、「X」はブラックのみですが、「G」はブラックとトープ、「Z」はブラックとクレアトープの2色から選択することができます。
また、コンパクトカーはシートベルトは簡易的な2点式の場合が多いですが、ヤリスは3点式シートベルトが装備されているため、万が一の事故の際にも安心です。
さらに、前席も共通にはなりますが、フロントドアのガラスは紫外線(UV)を約99%カットし、暑さの元となる赤外線(IR)もカット。
ドライバーも乗客も、強い日差しから守ってくれます。
ドアの施錠・解錠に連動してドアミラーが自動で格納・復帰するオート格納機能も便利で、駐車時の格納忘れ・発進時の出し忘れが解決でき、降車後もミラーを見ることでドアのロック状態が確認できるといったメリットもあります。
ヤリスのシートアレンジ・荷室についてもチェック!
ヤリスの荷室は、カーゴエリア容量(VDA方式)が最大で270L、サイズは最大で室長630mm×荷室幅1,153mm×荷室高831mmとなっています。
他の車種と比べると広いとはいえませんが、6:4分割可倒式の後部座席を倒すと、荷室入り口までフラットになり、スペースを広げることが可能です。
空間を広げることで、ゴルフバック3つ程度まで積むことができます。
ヤリスの荷室の床は凹凸が少ないという特徴があるため、広くはないですが、車中泊もしやすいつくりになっているのも特徴です。
また、2WDのグレード「Z」に標準搭載されている「アジャスタブルデッキボード」(2DWのグレード「G」と「X」ではオプション)を底に設置すれば、上段と下段に分けて活用することもできて便利です。
このボードはさらにフラットにして安定感もアップできるため、載せたい荷物によって使い分けることができます。
テールゲートを開けるときに、後方への張り出しが少なく左右幅が広いため、狭い駐車場やカーポートでも開けやすく、荷物を出し入れしやすい点も魅力でしょう。
また、トランクを開けた際に自動的にランプが点灯する「ラゲージルームランプ」を全グレードに搭載しているのも魅力です。
暗い場所での荷物の積み下ろしもスムーズに行えます。
さらにオプションではAC100V・1,500Wのアクセサリーコンセントを取り付けることもでき、アウトドアや災害時に役立つのも嬉しいポイントです。
ヤリスの前席の特徴やシートについてもご紹介!
特徴のご紹介でも少し触れましたが、ヤリスは前席が充実しています。
まず、運転席・助手席周りには、ディスプレイオーディオ・スピーカー・カラーヘッドアップディスプレイ・ナノイーXなどの機能が、グレードごとに装備されているのが魅力。
ディスプレイオーディオは全てのグレードに搭載されていて、スマートフォンを連携させることで地図をディスプレイに表示させ、ナビの代わりとして利用できるほか、最新の道路情報を知ることがでるという便利な機能。
このディスプレイオーディオに加え、ヘッドアップディスプレイや視認性に優れたメーターを連携させることで、必要な情報を最小限の視線移動で確認できるように設計されているのも特徴です。
スピーカーは、「Z」「G」のグレードに6つ、「X」グレードにはフロントに2つ標準搭載されており、音楽を存分に楽しむことができます。
「ダブルツイーター」「高性能 別体アンプ」「プレミアムドアウーファー」をオプションで追加して、さらに音質を上げることも可能です。
「Z」に標準搭載されているナノイーXは、ウイルスや菌・アレルギー物質を抑制し、空気清浄だけでなく車内の嫌な匂いも取り除く効果があります(「G」にもオプション装備可能)。
また、ステアリングのデザイン性・機能性も魅力です。
「Z」には本革巻き、「G」「X」にはウレタン素材を使用し、全車に3本スポークステアリングかつ小径ステアリングを採用。
さらに全グレードにステアリングスイッチを搭載し、ハンドルから手を離さずにマルチインフォメーション・ディスプレイ、オーディオ、ハンズフリー、音声認識の操作、「レーントレーシングアシスト」や「レーダークルーズコントロール」の操作が可能になっています。
ヤリスの前席シートの魅力は?
前席の魅力は、なんといってもお好みのシートポジションを記憶してくれるトヨタ初の「運転席イージーリターン機能」でしょう。
メモリーレバーが付いており、乗車するたびレバーを使って記憶させた位置に戻すことができます。
いつも自分に合ったドライビングポジションを維持できるのは嬉しいですよね。
例えば、お子さんがいる場合に手が届くようチャイルドシートの近くにすぐ寄せられるようにするなど、運転を快適にする以外の使い方も可能です。
シート形状やシフトノブの配置も綿密に計算された設計になっており、クルマとの一体感を出す低めのドライビングポジションも採用。
さらに座面と背もたれをすばやく温めるシートヒーターも内蔵し、快適で操作性の高い運転席になっています。
また、運転席・助手席ともに乗降の際にシートの向きや角度を変えることができる「ターンチルトシート」(オプション)も魅力。
シート横の回転レバーを操作してシートを回転&チルトさせることが可能で、乗降時の足腰への負担も軽減でき、両脚をそろえたままスムーズに乗り降りすることができます。
内装については「ヤリスの内装・インテリアについて余すことなく徹底解説」でも、さらに詳しく解説しています。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
ヤリスの後部座席・前席から考えるヤリスに向いている人って?
ヤリスは前席の居住性が充実しているクルマ。
そのために、後部座席はコンパクトなつくりとなっていますので、1人〜2人での利用が多い方におすすめです。
定員は5人ですが、大人5人での乗車を想定しているのであれば、特に後部座席の3人は窮屈さを感じてしまうことも多いでしょう。
1人でドライブに出かけることが多い、夫婦2人での利用が多いなど、1〜2人での利用シーンがほとんどなら、前席の装備や快適性が充実している分、ドライブを思う存分楽しめるはずです。
後部座席のコンパクトさから、ファミリー向けのクルマとはいえないものの、3人家族で、まだお子さまが小さいといった状況であれば、非常に使い勝手が良いクルマ。
後部座席のお子さまを気にする機会も多いと思いますので、運転席イージーリターン機能なども活用して、ストレスの少ないドライブを叶えてくださいね。
まとめ
トヨタのヤリスは、高いデザイン性に加え、走行性能、安全性能、機能、装備のバランス良さ、スムーズな発進と操作性、驚異的な燃費性能から、後部座席の狭さを上回る魅力で圧倒的な人気を誇るモデルです。
ヤリスの後部座席は「狭い」といわれることが多いですが、全体のサイズ感がコンパクトなところと、スポーティーなデザインや機能性を重視しているからこそともいえます。
後部座席は左右の席が中央に寄せられているため、前方の視界が開けるデザインになっており、チャイルドシート・ジュニアシートも、もちろん載せることができます。
荷室についても他の車種と比べると広くはないものの、後部座席を倒すと荷室入り口までフラットになり、スペースを広げてゴルフバック3つ程度まで積むことが可能です。
後部座席や荷室が広くない分、ヤリスは前席が充実しているのが特徴。
ディスプレイオーディオ・スピーカー・カラーヘッドアップディスプレイ・ナノイーXなどの装備や、ステアリングのデザイン性・機能性も魅力なので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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