コンパクトカーであるヤリスと、ヤリスの利便性を受け継いだコンパクトUSVであるヤリスクロスは、それぞれ人気のある車種です。どちらも低燃費で「軽快な走り」「先進の安全・安心技術」を追求した車であり、幅広い層から人気を集めています。

トヨタの販売する車の中でも低燃費を誇るヤリスとヤリスクロスにカタログ燃費と実燃費をグレードごとに見ていきましょう。また、年間の維持費やガソリン代、燃費を向上させる方法なども詳しく解説していきます。

ヤリス・ヤリスクロスとは

ヤリス・ヤリスクロスとはトヨタの販売する車の中でも特に燃費のいい車です。低燃費と安全性能にこだわり、「軽快な走り」を実現しています。

ヤリスがコンパクトカー、ヤリスクロスは都市型コンパクトSUVとそれぞれジャンルが違うため、好みに合わせて選べるのもいいところです。ヤリスとヤリスクロスは、外装や内装・機能などに違いがあります。それぞれの特徴を、詳しくみていきましょう。

ヤリスの特徴

ヤリスの最新モデルは、2021年5月に販売されています。コンパクトカー向けTNGAプラットフォームを初採用した車であり、軽量でありながら剛性に優れたボディを持っています。

スポーティーな外装と、コンパクトで小回りの利く車体が人気です。新世代のハイブリッドシステムを採用し、低燃費な走行を追求しています。新車価格はグレードによって異なりますが、1,395,000円〜2,522,000円と購入しやすい価格帯になっています。

ヤリスクロスの特徴

ヤリスクロスは、コンパクトカーであるヤリスよりも大きな車体を持つ都市型コンパクトSUVです。最新モデルは2020年8月に販売されています。

ワイルドな外装は、SUVの王道といってもいいデザインです。車高もヤリスよりも高いため、視界が広く前方を見やすくなっているので、運転がしやすいといえるでしょう。

また、電動パーキングブレーキやマルチテレインセレクト機能などの最新の機能が搭載されています。収納力もかなりあるため、家族旅行などにも使えるのが魅力です。

ヤリスとヤリスクロスの燃費

ヤリスとヤリスクロスは、どちらも燃費が非常にいい車として有名です。トヨタの車の中でも、群を抜いて低燃費といえるでしょう。ハイブリッドの燃費がいいのは当然ですが、ヤリス・ヤリスクロスにおいてはガソリン車も低燃費です。

そのため、ハイブリッドだけでなくガソリン車も人気が高いです。ガソリン車は燃費が良くて本体価格も安く、ハイブリッドは燃費がガソリン車よりもさらにいですが、本体価格は高いです。もっともその分、ハイブリッドはガソリン車よりもガソリン代が浮くので「かy差が遠いから常に長距離を運転している」、「よく長距離の旅行に出かける」という人であれば、いずれ元が取れるでしょう。

ヤリスのグレードと燃費

「ヤリスは低燃費と聞くけど、実際はどのくらいの燃費なのか」と気になる人も、いるでしょう。燃費は、エンジンや駆動方式によっても違ってくるうえ、カタログ燃費と実燃費が違ってきます。各グレードごとに詳しく解説するので、それぞれの数値を比較してみましょう。

「Z」グレード

型式 エンジン 駆動方式 カタログ燃費 実燃費 価格
5BA-MXPA15 ガソリン フルタイム4WD 19.2km/L 16.18km/L 2,169,000円
5BA-MXPA10 ガソリン FF 19.6km/L 16.69km/L 1,888,000円
5BA-MXPA10 ガソリン FF 21.6km/L 16.69km/L 1,971,000円
6AA-MXPH15 ハイブリッド フルタイム4WD 30.2km/L 17.10km/L 2,522,000円
6AA-MXPH10 ハイブリッド FF 35.4km/L 25.94km/L 2,324,000円

 

<h3>「G」グレード</h3> 

 

型式 エンジン 駆動方式 カタログ燃費 実燃費 価格
5BA-MXPA15 ガソリン フルタイム4WD 19.2km/L 16.18km/L 1,971,000円
5BA-MXPA10 ガソリン FF 19.6km/L 16.69km/L 1,718,000円
5BA-KSP210 ガソリン FF 20.2km/L 16.69km/L 1,630,000円
5BA-MXPA10 ガソリン FF 21.4km/L 16.69km/L 1,773,000円
6AA-MXPH15 ハイブリッド フルタイム4WD 30.2km/L 17.10km/L 2,338,000円
6AA-MXPH10 ハイブリッド FF 35.8km/L 25.94km/L 2,130,000円

 

<h3>「X」グレード</h3>

 

型式 エンジン 駆動方式 カタログ燃費 実燃費 価格
5BA-MXPA15 ガソリン フルタイム4WD 19.2km/L 16.18km/L 1,831,000円
5BA-MXPA10 ガソリン FF 19.6km/L 16.69km/L 1,543,000円
5BA-KSP210 ガソリン FF 20.2km/L 16.69km/L 1,455,000円
5BA-MXPA10 ガソリン FF 21.6km/L 16.69km/L 1,598,000円
6AA-MXPH15 ハイブリッド フルタイム4WD 30.2km/L 17.10km/L 2,241,000円
6AA-MXPH10 ハイブリッド FF 36km/L 25.94km/L 1,998,000円

 

<h3>「X Bパッケージ」グレード</h3>

 

型式 エンジン 駆動方式 カタログ燃費 実燃費 価格
5BA-KSP210 ガソリン FF 20.2km/L 16.69km/L 1,395,000円

ヤリスの燃費に関する口コミ

どのグレードにおいても、燃費自体は駆動方式とエンジンによる違いだけでそれほど変わりはありません。

カタログ燃費と実燃費にはそれなりに違いがありますが、燃費向上に気を付けて運転することによって、かなりカタログ燃費に近づけることができます。コンパクトで小回りが利くだけでなく、「乗っていて楽しい車」が、ヤリスです。口コミでは、「燃費がいい」「実燃費はカタログ燃費より低いものなのに、カタログ燃費に迫るほどのものがある」など、燃費に対してかなり好評です。

とくにハイブリッドに関しては評価が群を抜いていて、カタログ燃費以上の燃費の良さだという口コミも見かけます。坂道の多い場所でも変わらぬ燃費を誇るとのことで、多くの人から支持を受けている車です。

口コミでは燃費に対して言及されているものが多くみられ、どれだけ燃費が良くて使用者が満足しているのかがわかります。

ヤリスクロスのグレードと燃費

ヤリスの場合は、とても燃費がいいと評判です。ただし、車がコンパクトであるため、小回りはきいても荷物を載せるのには向いていないといえます。

一方でヤリスクロスの場合は、積載性がヤリスより大幅にアップしているので、その点ではおすすめといえます。そんなヤリスクロスの気になるグレードとカタログ燃費、実燃費を見ていきましょう。

「Z」グレード

型式 エンジン 駆動方式 カタログ燃費 実燃費 価格
5BA-MXPB15 ガソリン フルタイム4WD 17.4km/L 13.65km/L 2,441,000円
5BA-MXPB10 ガソリン FF 18.8km/L 15.00km/L 2,210,000円
6AA-MXPJ15 ハイブリッド フルタイム4WD 26km/L 19.32km/L 2,815,000円
6AA-MXPJ10 ハイブリッド FF 27.8km/L 22.83km/L 2,584,000円

 

<h3>「G」グレード</h3> 

 

型式 エンジン 駆動方式 カタログ燃費 実燃費 価格
5BA-MXPB15 ガソリン フルタイム4WD 18.2km/L 13.65km/L 2,251,000円
5BA-MXPB10 ガソリン FF 19.8km/L 15.00km/L 2,020,000円
6AA-MXPJ15 ハイブリッド フルタイム4WD 28.1km/L 19.32km/L 2,625,000円
6AA-MXPJ10 ハイブリッド FF 30.2km/L 22.83km/L 2,394,000円

 

<h3>「X」グレード</h3>

 

型式 エンジン 駆動方式 カタログ燃費 実燃費 価格
5BA-MXPB15 ガソリン フルタイム4WD 18.5km/L 13.65km/L 2,127,000円
5BA-MXPB10 ガソリン FF 20.2km/L 15.00km/L 1,896,000円
6AA-MXPJ15 ハイブリッド フルタイム4WD 28.7km/L 19.32km/L 2,515,000円
6AA-MXPJ10 ハイブリッド FF 30.8km/L 22.83km/L 2,284,000円

「X Bパッケージ」グレード

型式 エンジン 駆動方式 カタログ燃費 実燃費 価格
5BA-MXPB15 ガソリン フルタイム4WD 18.5km/L 13.65km/L 2,029,000円
5BA-MXPB10 ガソリン FF 20.2km/L 15.00km/L 1,798,000円

ヤリスクロスの燃費に関する口コミ

ヤリスクロスに関する口コミにも、燃費についてのものが多く見受けられます。ガソリン車の燃費もいいですが、特にハイブリッドに関しての口コミが多く、評価もかなり高いのが特徴といえるでしょう。エコドライブにしたときにはカタログ燃費を軽く超えてくるという口コミも多く、低燃費なだけに家計も助かると好評です。

「長距離ドライブで荷物をそれなりに載せて走っても、ガソリンが減ったように思えない」との口コミがあるほどの、驚きの低燃費です

毎回は無理でも、できるときだけでもエコドライブを心がけることで、ムリをすることなく低燃費でのドライブを楽しむ事ができるでしょう。

燃費が悪くなる理由は?

せっかく燃費のいいヤリスやヤリスクロスに乗っていたとしても、突然燃費が悪くなるtこともあります。燃費が悪くなる原因はさまざまですが、原因を知っておくことで無用なトラブルを回避でき、きちんと対処することで燃費の向上にもつなげられるので、ぜひ参考にしてみてください。

エンジンオイルの劣化

燃費が悪くなる理由の一つに、エンジンオイルの劣化が考えられます。エンジンオイルは、その名の通りエンジン内部にある部品を問題なく動かすための、大切なオイルです。これがないと、エンジンがうまく機能しません。

エンジンオイルが劣化したままでいれば、密閉作用などの低下を招き、それが燃費の低下にもつながります。つまり、余分なエネルギーを必要とするというわけです。そのため、エンジンオイルは、劣化する前に交換する必要があります。

もしも燃費が悪くなったと感じたら、1度ガソリンスタンドなどへ行ってエンジンオイルをチェックしてもらいましょう。劣化しているようなら、交換をすれば燃費も元に戻るでしょう。

タイヤの空気圧が低い

タイヤには、空気圧というものがあります。もしも空気圧が低下してしまうと、タイヤと路面の接地面積が広がり、摩擦抵抗が大きくなってしまいます。

そのため、燃費が悪くなってしまうのです。空気圧はメーカーや車種によって適切な値が決められていて、どの車も同じ値でいいというわけではありません。最適な空気圧は「車両指定空気圧」と呼ばれていて、どの車にも数値がきちんと記されています。

空気圧は定期的にチェックしておくのがおすすめです。空気圧のチェックはガソリンスタンドなどでも行っているので、よくわからないという人はガソリンスタンドへ行った際に「空気圧を調べてほしい」と伝えれば大丈夫です。

もしも空気圧が低下しているようなら、適切な値になるように、ガソリンスタンドで調整してもらいましょう。

運転の仕方が悪い

運転の仕方が悪い、というのは車の燃費が悪くなる理由の中でも多いです。必要のない急加速や急発進、急ブレーキなど、車の運転が乱暴だとその分、燃費も悪くなっていきます。

燃費を良くしたいと考えるなら、エンジンにできる限り余分な負担を掛けない運転が望ましいでしょう。そのため、運転するときにはソフトに丁寧にするのがおすすめです。

センサー類の故障

いつもエコドライブを心がけているうえに、エンジンオイルの交換や空気圧のチェックも定期的にしているのに、燃費が悪くなったということはないでしょうか。そういったときには、センサー類の故障も考えられます。

センサー類の故障が生じてしまうと、正しい数値を出せなくなってしまいます。そのため、センサー類の故障はすぐに整備工場などで修理してもらう必要があります。

もしもセンサーに不具合が生じているのであれば、エンジンの警告灯が点滅したりマフラーから普段とは違った変な音がしたりとさまざまな不具合があるため、異変を感じたら早めに検査に出すようにしてください。

荷物の積みすぎ

燃費が悪くなる減として考えられるのは、荷物を積みすぎているというのも考えられます。「車に荷物を積むのは当たり前」と思うかもしれませんが、車が重たければ重たいほど、車を動かすのに余分なエネルギーを必要とします。

特にやリスのような軽量の車は、軽量だからこその低燃費であって、重たい荷物を積めるだけ積む、などということをすればそのぶん重量が増し、燃費は悪くなってしまいます。もちろん荷物を載せるのが目的の車であれば問題はないかもしれませんが、低燃費が売りのヤリスやヤリスクロスでは、多すぎる積載は避けたほうがいいでしょう。

燃費を向上させるには

燃費が悪くなる原因をチェックしたら、燃費が良くなる方法も知っておきましょう。せっかく低燃費のヤリスやヤリスクロスを購入したとしても、より燃費が良くなるように心がけなくては意味がありません。

燃費が良くなる方法を知っておき、実践することで年間のガソリン代をさらに安くすることができるでしょう。できる限り燃費を良くして、余分な出費を抑えるようにしましょう。

①丁寧な運転を心がける

車の燃費をよくするには、丁寧な運転を心がけることが大切です。とはいっても、別にゆっくり運転しなくてはならないというわけではありません。逆にゆっくり過ぎる運転は、余計に燃費が悪くなってしまいます。

基本的には、急発進や急ブレーキなどといったエンジンに負担をける方法は推奨されません。発信のときにはふわりとゆっくりアクセルを踏み込んで、少しずつ加速していくのがおすすめです。

また、急ブレーキをかけるのではなく、停車するよりも手前からアクセルを離し、エンジンブレーキを使ってゆっくり停車することで、余分なエネルギーを使わなくてすむでしょう。また、加速しすぎもよくありません。

スピードが遅すぎるのは燃費が悪くなるだけでなくほかの車にも迷惑をかけてしまいますが、スピードを出しすぎるのも論外です。適切なスピードを保つことこそが、燃費を向上させるための方法の一つといえるでしょう。

②アイドリングには注意

アイドリングストップ機能は、多くの車に標準装備されています。しかし、アイドリングは良いことばかりではありません。アイドリングとは、エンジンがかかっていてすぐに発射できるという状態なので、アイドリングをしているときは常に燃料を消費し続けています。

そのため、できるだけアイドリングをしないように、注意が必要です。特に渋滞などに巻き込まれてしまうと、まさか道路の真ん中でエンジンを停止するわけにはいかないため、どうしても長くアイドリングを続ける必要が出てきてしまいます。

そのようなことにならないためにも常に道路事情をチェックしておき、渋滞に巻き込まれないようにすることが大切です。

③定期的なメンテナンスを行う

車を定期的なメンテナンスに出すことで、タイヤの空気圧の低下やエンジンオイルの交換時期、センサー類の故障といった普段運転しているだけでは気づけない数々の異常に気づくことができます。

車の移乗をすぐに修理・改善できることによって燃費を良くすることもできるので、ぜひ定期的なメンテナンスを行ってください。もちろん、定期的なメンテナンスは燃費をよくするだけでなく、事故や車のトラブルも未然に防ぐことにつながるため、おすすめです。

④クーラーの使いすぎに注意

車の燃費を良くしたいと考えるなら、クーラーの使い過ぎには注意しましょう。クーラーを使うとエンジンに大きな負担がかかり、どうしても燃費が悪くなってしまいます。夏場になると必ず燃費が悪くなる、という人はクーラーを使いすぎているのかもしれません。

あまり熱いとクーラーを使わなくては健康にも影響しますが、そこまででもなければ窓を開けるなどして、換気と併せて涼むようにしてください。クーラーと違って暖房はエンジンに負担をかけることはほぼないため、冬場はしっかり温かくしておきましょう。

まとめ

ヤリスやヤリスクロスは、燃費の良さが話題の車です、もちろんデザイン性の良さ等からファンも大勢いますが、特に注目を集めているのがその低燃費なところでしょう。

ガソリン車であっても他の車より燃費がいいと評判ではありますが、ハイブリッドは特に燃費がいいです。カタログに記載されている燃費よりもさらに優れている、という人も多くいるほどです。

特にエコドライブを心がけている人ほど、燃費の良さを実感しています。たとえ街中ばかりは知っていても山道を走ることが多くても、他とは比べ物にならないくらい燃料の減りが少ないという口コミもあります。燃費が気になる人はぜひ、ヤリスやヤリスクロスのような低燃費の車を検討してみてください。