ハイエース

大人数でもドライブを楽しめる大きな車が欲しいと考える人におすすめなのは、ハイエースです。

ボディサイズが大きく、グレードによっては最大で14人(幼児バス含む)も乗車できるハイエースは近年、業務用だけでなく個人利用としても人気が高まっています。

車中泊としてハイエースの後ろをDIYしようと考える人、キャンプやサーフィンなどのアクティビティで荷物をたくさん詰め込みたいと考える人にとって、ハイエースのボディサイズや室内サイズは気になるポイントではないでしょうか。

今回は、ハイエースバン・ハイエースワゴンのボディサイズや特徴、新車価格をまとめました。

ハイエースを買いたいけれどどのグレードやサイズがいいか迷っている人はぜひ参考にしてください。

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目次

ハイエースシリーズ(バン・ワゴン)のサイズを解説

ハイエース ワゴン

ハイエースは目的に合わせて、ハイエースワゴンとハイエースバンの2種類があります。

それぞれグレードがあり、ボディサイズが異なるため、ハイエースの購入を検討する場合は、どのボディサイズがいいかを調べておく必要があるでしょう。

ここでは、ハイエースバン・ハイエースワゴンのボディサイズを詳しく解説します。

ハイエースバン・ハイエースワゴンのボディサイズ
  • ハイエースバンのグレード
  • ハイエースバンのサイズ
  • ハイエースワゴンのグレード
  • ハイエースワゴンのサイズ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ハイエースバンのグレード

トヨタのハイエースバンは2WDと4WDに分かれており、ルーフ形状や乗車定員などによって以下のグレードが用意されています。

【ハイエースバン2WD】

グレード ボディ長 ナンバープレート ボディ幅 ルーフ形状 乗車定員 ドア数
スーパーGL ロング 4 標準 標準 2 or 5 5
1 ワイド ミドル 2 or 5
DX ロング 4 標準 標準 3 or 6 5
3
3 or 6 or 9 4
3 or 6
3(ルートバン)
ジャストロー 3 or 6 5
1 ハイルーフ 3 or 6
3 or 6 4
スーパーロング 1 ワイド ハイルーフ 2 or 5 4
3 or 6

引用:[トヨタ自動車]

【ハイエースバン4WD】

グレード ボディ長 ナンバープレート ボディ幅 ルーフ形状 乗車定員 ドア数
スーパーGL ロング 4 標準 標準 2 or 5 5
1 ワイド ミドル 2 or 5
DX ロング 4 標準 標準 3 or 6 5
3
3 or 6 or 9 4
3 or 6
3(ルートバン)
1 ハイルーフ 3 or 6 5
3 or 6 4
スーパーロング 1 ワイド ハイルーフ 2 or 5 4
3 or 6

引用:[トヨタ自動車]

ハイエースバンのグレードは、2WDが12種類、4WDが11種類です。

それぞれガソリン車とディーゼル車のどちらも用意されているので、種類で見ると32種類あります。

グレードによってナンバープレートが異なっていたり乗車定員やドア数が違うので、購入前にどのグレードにするか、条件を確認しておきましょう。

ハイエースバンのサイズ

ここでは、スーパーGLとDXのグレードごとの違いをまとめました。

DXグレードはボディ長がロングとスーパーロングの2種類があるため、それぞれ表を作成しています。

【スーパーGL】

ボディ長 ロング
ナンバープレート 4 1
ボディ幅 標準 ワイド
ルーフ形状 標準 ミドル
フロア形状 標準
乗車定員 2 or 5
ドア数 5
全長(mm) 4,695 4,840
全幅(mm) 1,695 1,880
全高(mm) 1,980 2,105
荷室長(mm) 3,000 / 1,855 3,000 / 1,840
荷室幅(mm) 1,520 1,705
荷室高(mm) 1,320 1,390

引用:[トヨタ自動車]

【DX】

ボディ長 ロング
ナンバープレート 4 1
ボディ幅 標準 標準
ルーフ形状 標準 ハイルーフ
フロア形状 標準 ジャストロー 標準
乗車定員 3 or 6 3 3 or 6 or 9 3 or 6 3(ルートバン) 3 or 6 3 or 6
ドア数 5 4 5 5 4
全長(mm) 4,695 4,695 4,695
全幅(mm) 1,695 1,695 1,695
全高(mm) 1,980 1,980 1,985 2,240
荷室長(mm) 3,000/1,960 3,000 2,435/1,480 3,000/1,960 3,000 3,000/1,960 3,000/1,530
荷室幅(mm) 1,545 1,545 1,545
荷室高(mm) 1,335 1,335 1,170 1,590

引用:[トヨタ自動車]

ボディ長 スーパーロング
ナンバープレート 1
ボディ幅 ワイド
ルーフ形状 ハイルーフ
フロア形状 標準
乗車定員 2 or 5 3 or 6
ドア数 4
全長(mm) 5,380
全幅(mm) 1,880
全高(mm) 2,285
荷室長(mm) 3,540 / 2,070
荷室幅(mm) 1,730
荷室高(mm) 1,635

引用:[トヨタ自動車]

ハイエースバンはグレードやルーフ形状などによってボディサイズや室内サイズが変わります。

引用:[トヨタ自動車]

室内のサイズを最大限にしたい人であればスーパーロングがおすすめですし、ボディサイズと運転のしやすさのバランスを取りたい人であれば標準ルーフや標準幅のDXを選ぶのもおすすめです。

ハイエースバンは貨物車として活用されることが多いため、何をどのくらい積み込む予定なのかを踏まえて考えると良いでしょう。

ハイエースワゴンのグレード

ハイエースワゴンは 乗用車として人を乗せるスペースを多くもつ車です。

できるだけたくさんの人とドライブをしたい人であればハイエースワゴンを選ぶと良いでしょう。

ハイエースワゴンは2WD・4WDそれぞれに3つのグレードが用意されています。

グレードの見分け方には、ボディ幅やルーフ形状などがあるため、下記にまとめました。

【ハイエースワゴン 2WD/4WD】

グレード グランドキャビン GL DX
ボディ長 スーパーロング ロング
ナンバープレート 3
ボディ幅 ワイド
ルーフ形状 ハイルーフ ミドルルーフ
フロア形状 標準
乗車定員 10
ドア数 4

引用:[トヨタ自動車]

ハイエースワゴンはハイエースバンと比べてグレード数が少なく、比較しやすいイメージです。

どのグレードも乗車定員が10名なので、ボディサイズや室内サイズによって居心地の良さが変わるかを確認してみてください。

ハイエースワゴンのサイズ

ここではハイエースワゴンのサイズをそれぞれまとめました。

グレードごとのボディサイズを見て、購入するグレードを決めてください。

グレード グランドキャビン GL DX
ボディ長 スーパーロング ロング
全長 5,380 4,840
全幅 1,880 1,880
全高 2,285 2,105
室内長 3,525 3,715 3,525
室内幅 1,695 1,695 1,730
室内高 1,565 1,390

引用:[トヨタ自動車]

ボディサイズを比較すると、ボディ長の大きいスーパーロングタイプの方が全長や全高は高いものの、室内サイズを比較するとロングタイプの方が室内長があることが分かります。

ただ、グランドキャビンのスーパーロングタイプは室内高が高く、車の中の移動がしやすい特徴があります。

室内での過ごしやすさを考えると、グランドキャビンがおすすめといえるでしょう。

 

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ハイエースバン・ハイエースワゴンの新車価格を紹介

ハイエース内装

ここではハイエースバン・ハイエースワゴンそれぞれの新車価格をまとめました。

ハイエースの購入を検討している人は、紹介する表を参考にしてください。

【ハイエースバン】

グレード 駆動 エンジン 乗車定員 車両本体価格(税込)
特別仕様車 スーパーGL“DARK PRIME S”
 2WD 2800ディーゼル 2or5 4,200,000円
特別仕様車 スーパーGL“DARK PRIME S” 4WD 2or5 4,501,200円
スーパーGL 2WD 2 or 5 3,775,500円
DX 2 or 5 3,284,600円
4WD 3 or 6 or 9 3,548,600円
3 3,422,100円
特別仕様車 スーパーGL“DARK PRIME S” 2WD  
2000ガソリン
2or5 3,300,600円
DX“GLパッケージ” 2WD 3 or 6 2,642,000円
DX 3 or 6 2,616,000円
3 2,449,500円
特別仕様車スーパーGL“ 2 or 5 3,290,600円

引用:[トヨタ自動車]

【ハイエースワゴン】

グレード 駆動 エンジン 乗車定員 車両本体価格(税込)
グランドキャビン 2WD 2700ガソリン 10 3,750,200円
4WD 4,060,200円
GL 2WD 3,210,800円
4WD 3,519,800円
DX 2WD 2,956,600円
4WD 3,267,600円

引用:[トヨタ自動車]

ハイエースバンとハイエースワゴンの車両本体価格を比較すると、ハイエースバンは245〜450万円(特別仕様車含む)、ハイエースワゴンは300〜400万円と価格帯が異なることが分かります。

ボディサイズだけでなく、車の購入にかかる費用も踏まえて検討するのもおすすめです。

ハイエースバンの特徴と用途

商用利用向けの積載性

ハイエースバンは商用車として最大級の積載性を誇り、多様なビジネス用途に対応します。

最大積載量は約1,000kgで、荷室は広大なスペースを確保しているため、大型の荷物やパレット単位の貨物も積載可能です。ボディタイプは標準、ワイド、スーパーロングなどがあり、それぞれ荷室の幅や長さ、高さが異なるため、用途に合わせて選択できます。

また、リアシートのスライドや折りたたみで荷室の奥行きを最大2,470mmほどまで拡張でき、積み下ろしのしやすさや作業効率が高い設計です。荷室内は作業性を考慮したフラット床や耐久性の高い素材が使われており、商業車としての使い勝手が評価されています。

走行性能と燃費傾向

走行性能は、2.0Lガソリンエンジンのほか、2.8Lディーゼルエンジンを搭載し、力強いトルクで荷物の積載時でも安定した走行が可能です。駆動方式は2WDと4WDの選択肢があり、悪路走行や滑りやすい路面でも安定感があります。

燃費はエンジン形式や車体サイズ、積載重量などによって異なりますが、WLTCモードでガソリン車が8〜9Km/L程度で、ディーゼルは11~12km/L程度(実燃費は使用条件で変動)が目安となり、燃費効率は商用車のなかで標準的なレベルです。

また6速オートマチックを採用しており、巡航安定性や燃費向上に貢献しています。安全装備も充実し、長距離運転でも安心して使えます。

このように、ハイエースバンは商用としての積載性と走行性能のバランスに優れており、多種多様な業務ニーズに応じられる車種です。用途に合わせてボディタイプや駆動方式を選択し、実際の使用環境に最適な仕様を選ぶことが重要です。​

ハイエースワゴンの特徴と用途

乗用タイプの快適装備

ハイエースワゴンは乗用車としての快適性が高く、多人数乗車に適した設計が特徴です。

室内はクラストップレベルの広さを誇り、10人がゆったりと座れるスペースを確保しています。シートは長時間の乗車でも疲れにくいようクッション性に優れ、多彩なシートアレンジが可能で、乗車人数や荷物量に応じて柔軟に対応できます。

パワースライドドアやスマートキー、LEDヘッドランプ、リヤクーラー・リヤヒーターなど、快適装備も充実しており、季節やシーンに合わせて快適な空間を保ちます。

運転席まわりも操作しやすく、安全性能の高い「Toyota Safety Sense」が搭載されているため安心です。

ファミリーや送迎での使い勝手

広い室内空間と多彩なシートレイアウトにより、ファミリー利用や送迎用途に非常に適しています。ハイルーフ仕様で室内高があり、車内の移動や乗降もスムーズです。収納スペースも豊富で、家族の荷物はもちろんアウトドア用品や送迎用の荷物もしっかり収納可能です。

また、リヤクーラーやヒーターの快適な空調設備により、どの座席でも快適に過ごせるのが特徴です。パワースライドドアの採用で高齢者や子どもの乗降も楽に行えるため、子育て世帯や多人数送迎での利用に好まれています。

このように、ハイエースワゴンは乗員全員の快適性と利便性を重視した多目的な乗用車であり、ファミリー利用や送迎など、多人数での移動シーンで高い評価を得ています。

ハイエースの選び方のポイント

用途に合わせたバンとワゴンの選択基準

ハイエースには主に「バン」と「ワゴン」の2タイプがあり、用途によって選び分けることが重要です。

バンは荷物の積載と運搬に特化しており、商用利用や配送業に最適です。広い荷室と高い積載量、耐久性に優れた仕様が特徴で、安全装備も充実しつつコストパフォーマンスに優れています。

一方、ワゴンは乗員数が多い場合やファミリー、送迎用途に適しており、座席の快適性や乗り降りのしやすさが重視されています。乗用車としての快適装備が充実しているため、多人数移動やレジャー利用に向いています。

サイズ選びの重要性と注意点

ハイエースはボディの長さ(標準、ロング、スーパーロング)や幅(標準幅、ワイド幅)、ルーフの高さ(標準ルーフ、ミドルルーフ、ハイルーフ)など多様なサイズバリエーションがあります。

サイズ選びは運転のしやすさや駐車スペースとの兼ね合い、積載物の大きさに直結するため非常に重要です。特に長さが長くなるほど取り回しが難しくなるため、使用環境に合わせて最適なサイズを選ぶことが求められます。

都市部中心で小回り重視なら標準ルーフ・標準幅、荷物多用ならワイドボディのロングやスーパーロングがおすすめです。また、ルーフの高さによって車内空間の快適さや積載性が変わるので、用途や好みに合わせて選択しましょう。

これらのポイントを踏まえて、自身の使用目的や環境に合ったバンまたはワゴン、適切なサイズを選択することがハイエース購入での満足度向上につながります。

ハイエースのサイズに関するよくある質問Q&A5選

Q1.ハイエースのボディサイズにはどのような種類がありますか?

A1.ハイエースのボディサイズは主に「ロング」と「スーパーロング」の長さ、「標準幅(ナロー)」と「ワイド幅」の幅、そして「標準ルーフ」「ミドルルーフ」「ハイルーフ」の高さの組み合わせで構成されています。全長は約4,695mm〜5,380mm、全幅は1,695mmまたは1,880mm、全高は1,980mm〜2,285mmの範囲でグレードによって異なります。​

Q2.ボディサイズが変わると車の扱いやすさはどう変わりますか?

A2.全長や全幅が大きくなると、その分取り回しが難しくなります。特にスーパーロングやワイドボディは狭い道や駐車場での取り扱いに注意が必要です。一方で、サイズが大きいほど積載能力や室内空間が広くなるというメリットがあります。使用環境に合った最適なサイズ選びが重要です。​

Q3.荷室サイズはどのくらい確保されていますか?

A3.荷室長はロングボディで約2,435mm〜3,000mm、スーパーロングでは最大約3,540mmまで拡大可能です。荷室高もルーフ高さによって1,320mm〜1,590mmほど確保されており、荷物の大きさや量に応じて柔軟に対応できます。​

Q4.室内の広さはどの程度ありますか?

A4.室内長は約2,435mm〜3,715mm、室内幅は1,520mm〜1,730mm、室内高は1,170mm〜1,635mmまでバリエーションがあり、用途に応じて快適性を確保しています。特にグランドキャビンはスーパーロング・ハイルーフのため、一回り大きな室内空間を持ちます。​

Q5.サイズの違いによる税金や維持費の差はありますか?

A5.ハイエースのボディサイズによる車両重量や排気量の違いは維持費に影響します。ワイドボディやスーパーロングは車両重量が重くなるため、自動車税や燃費コストが高まりがちです。しかし商用利用としての価値は維持費以上の利便性があり、用途に応じたバランスで選ぶことが重要です。​

これらのQ&Aを参考に、ハイエースの多様なサイズバリエーションの特徴を理解し、ご自身の使用目的や運転環境に合ったサイズ選択を検討することをおすすめします。

まとめ

今回はハイエースバン・ハイエースワゴンのボディサイズや新車価格を紹介しました。

ハイエースバン・ハイエースワゴンは見た目は似ていますが、貨物用と乗用車として乗車定員やナンバーなどの違いがあることが分かりました。

さらにボディサイズを比較すると、ルーフ形状やボディ長によってグレードごとにサイズが異なる点も特徴です。

ハイエースの購入を検討する場合は、ハイエースワゴン・ハイエースバンのどちらを購入するのか、ボディサイズはどうするのかなどグレードごとの比較を徹底すると良いでしょう。

新車のハイエースは手が届かないと悩む人は、中古車の購入を検討してみてください。

中古車の中でも車の状態がいいものが欲しい・サポートを受けながら手続きを進めたいと考える人は、ぜひモビリコに相談してみてください。

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