ハイエース

当初、商用車として人気を集めていたハイエース。
現在ファミリーカーとしても注目を集めています。

「ハイエースはファミリーカーとしてどこがおすすめ?」「ファミリーカーとして選ぶなら、注意点はないか」など、疑問を持つ方もいるでしょう。

今回はトヨタのハイエースがファミリーカーとしておすすめな理由を詳しく解説します。

また、ハイエースを選ぶ際の注意点もご紹介するので、ファミリーカーとしてハイエースを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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目次

トヨタ「ハイエース」とはどんなクルマ?特徴や魅力から確認!

トヨタで製造・販売されているハイエースがどんなクルマなのか、特徴や魅力から簡単にご紹介します。

 

ハイエースのスペックとグレード

ハイエースのスペック一覧は以下の通りです。

ハイエースのスペックとグレード

ハイエースは「ハイエース バン」「ハイエース ワゴン」「ハイエース コミューター」の3種類で設定があり、乗車定員も異なります。

ハイエースバンは正確にいうと2/5人乗り3/6人乗りがあり、このタイプはリヤシートを固定具なしで荷室前方に折りたたむことができます。
ハイエースワゴンは、すべてのグレードが3ナンバーで10人乗りです。

荷室スペースを広く有効に使用したい方は「ハイエース バン」人数を多く乗せたい方は「ハイエース ワゴン」を選択すると良いでしょう。

​​なお、「コミューター」は、14人乗りのマイクロバス型です。
今回は家族乗りにおすすめの「ハイエース バン」「ハイエース ワゴン」に絞ってご紹介していきます。

ハイエースの乗車人数の違いを詳しく知りたい方は「ハイエースは何人乗り?グレードごとの人数の違いや特徴を紹介」もご参考ください。

ハイエースのグレード一覧は以下の通りです。

  • ハイエースバン:DX、DX“GLパッケージ”、スーパーGL
  • ハイエースワゴン:DX、GL、グランドキャビン

後ほど、どのグレードがファミリーカーにおすすめかもご紹介していきます。

 

ハイエースの特徴や魅力は?

ハイエースの大きな特徴は、トヨタのアルファードなどの車両に比べてボンネットが短く、その分荷室が広く設計されていること

広い車内の特徴を最大限活かしたカスタムができることもハイエースの特徴です。
アウトドア用品を載せてレジャー用にも、座席を倒してベッドキットを装着して車内泊用にもなり、活用方法は多岐に渡ります。

高級感あるドレスアップパーツも豊富なので、自分好みのオリジナル感あふれるクルマにカスタムできますよ。
ハイエースは乗るだけでなく、楽しみや利便性を追求できるメリットもあるんですね。

また、約1,000kgもの重さにも耐えられる仕様になっていて荷物をたくさん積んでも安定感があり、ワイドなボディながらも小回りが利く点も魅力です。

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ハイエースがファミリーカーとしておすすめな理由

ハイエース

ハイエースがファミリーカーとしておすすめな理由は以下の9つです。

  • 大型ミニバンと比べても荷室が広い
  • 多くの荷物が積み込める
  • 大人数でも乗車可能
  • 後席の乗り降りがしやすい
  • 誰でも運転しやすい
  • パワースライドドアを装備できる
  • 最先端の安全性能が充実
  • 自動車税が安い
  • ライフスタイルの変化に対応しやすい

理由を1つずつ解説していくので、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

大型ミニバンと比べても荷室が広い

サイズや燃費を比較

大型ミニバンとハイエースを比較しても、サイズ感や燃費に大差はなくそのうえで荷室は広く取れることがハイエースのおすすめポイントです。

ハイエースの「ハイエース バン」「ハイエース ワゴン」をトヨタで販売している大型ミニバン・アルファードとサイズや燃費を比較してみましょう。
※荷室寸法「長」はリヤシートを倒した前席までの数値

ハイエースとトヨタで販売されている大型ミニバン・アルファードの車両寸法を比較すると、どちらも大きな差はありません

一方で荷室寸法を比較すると、ハイエースの方が1,000〜2,000mmほども長いことがわかります。
サイズに大差がないのに、シートを倒すことでこれだけの広さが取れるのは大きなメリットですよね。

また、燃費を比較すると、ハイエースの軽油車ならアルファードとも大きく変わりません。
ハイエースの軽油車を選択すると、より経済的なファミリーカーとして利用しやすいでしょう。

 

多くの荷物が積み込める

ハイエースがファミリーカーとしておすすめな理由の2つ目は、多くの荷物を運べることです。

家族旅行で複数人のキャリーバッグを持っていく場合、ハイエースの荷室であれば余裕をもって積み込めます。

広いだけでなく高さもあるため、シートを倒せばテントやバーベキューコンロ、さらには自転車も積むことができ、アウトドアなどのレジャーで大活躍します。

 

大人数でも乗車可能

ファミリーカーとしてハイエースがおすすめな理由の3つ目は、大人数でも乗車できること。

「ハイエース バン」は最大9人「ハイエース ワゴン」は最大10人まで乗車可能です。
そのため、2世帯、両親や親戚を含めた家族での旅行やグループでの移動も、ハイエース1台で済ませられます。

トヨタのアルファードなどの大型ミニバンでも8人までの乗車定員のため、9人以上の乗車定員を設定している車両はハイエースしかありません。

「大人数での移動を便利にしたい」という方には、ハイエースがピッタリです。

 

後席の乗り降りがしやすい

ハイエースがファミリーカーとしておすすめな4つ目の理由は、後席の乗り降りがしやすいことです。

スライドドアの開口幅をハイエースとアルファードで比較すると以下の通りです。

  • ハイエース:1,180mm
  • アルファード:780mm

トヨタのアルファードと比較すると、スライドドアの開口幅が400mmハイエースの方が広く設計されています。

そのため、子どもと手をつなぎながら横並びで乗降できたり、チャイルドシートを載せる際にも安心です。

 

誰でも運転しやすい

ハイエースがファミリーカーとしておすすめな理由の5つ目は、誰でも運転しやすいことです。

クルマのサイズ感はトヨタの大型ミニバンであるアルファードと大差ありませんが、ハイエースは小回りが利きます。

最小回転半径を比べると以下の通りです。

  • ハイエース:5.0m
  • アルファード:5.6m

大きな車体で小回りは利かないと思われがちなハイエースですが、最小回転半径は5.0mとアルファードと比較すると60cmも小さく回転できます。
そのため、ボディが大きい割に狭い道での右左折や駐車場内での切り返しもしやすいです。

長方形タイプのため距離感が把握しやすく、見切りが良いため、大きな車の運転が不安な方でも運転がしやすいといえます。

家族旅行などでロングドライブになるときは、運転を交代でドライブできると嬉しいですよね。

 

パワースライドドアを装備できる

ハイエースがファミリーカーとしておすすめな理由の6つ目は、パワースライドドアを装備できること

ハイエースはバンであれば「スーパーGL」のグレード、もしくはハイエース ワゴンを選択すると、オプションでパワースライドドアを付けることができます。

パワースライドドアを装備すると、軽く引くだけで自動でスライドドアが開閉するので、子ども1人でも簡単に開け閉めが可能です。
また、両手に荷物を抱えているときに、簡単に開けることができるとストレスフリーですよね。

家族でのお買い物やレジャーはついつい荷物が多くなりがちなので、嬉しい機能です。

ファミリーカーとして利便性良くクルマを利用したいと考えている方は、パワースライドドアのオプションを付けることがおすすめです。

 

最先端の安全性能が充実

ハイエースがファミリーカーとしておすすめな理由の7つ目は、最先端の安全性能が充実していること。
家族を乗せることが多いファミリーカーは、できるだけ安全性能も充実させたいものですよね。

先進安全機能を標準装備する「Toyota Safety Sense」が備わっているので、家族を乗せて安全に走行ができます。

代表的な安全性能として、ぶつからないようサポートしてもらえる「衝突被害軽減ブレーキ」が搭載されており、歩行者や前方車両を検知した際に、警報ブザーやブレーキアシストが行われます。

また、2020年にハイエースに改良を加えており、さらに安全性能が充実しているのもポイントです。
後方のカメラ映像を映すデジタルインナーミラーやクルマを上から見た映像を表示するパノラミックビューモニター、アクセルペダルの踏み間違いによる衝突被害を軽減するパーキングサポートブレーキなどがプラスされています。

 

ライフスタイルの変化に対応しやすい

ライフスタイルの変化に対応しやすいことも、ファミリーカーとしておすすめな理由8つ目です。
多目的で利用できるハイエースは、子どもの成長に合わせて対応できます。

例えば、子どもが小さい間は後席にチャイルドシートを装着でき、ベビーカーも余裕を持って荷室に積み込めます。
子どもが大きくなったら、習い事に必要なものを積んだり、自転車を積んで遊びに行くこともできるでしょう。
行きは自転車を乗せて車で送り、帰りはその自転車で帰ってくるなど、通学の際にも役立つかもしれません。

また、ハイエース専用の「電動幅広補助ステップ」後付キットも販売されており、カスタム可能。
乗り降りが辛い高齢者の方にも安心です。

 

ハイエースをファミリーカーとして選ぶ際のポイントと注意点

ハイエース

ハイエースをファミリーカーとして選ぶ際のポイントや注意点は以下の6つです。

  • 「スーパーGL」のグレードか「ハイエース ワゴン」が特におすすめ
  • 4ナンバーを選ぶと自動車税が安い
  • 後席の窓が開けられないことに注意
  • 前席の乗り降りについて
  • ナンバーによって毎年車検を受ける必要がある
  • エンジン音が気になる可能性がある

1つずつ解説していきましょう。

 

「スーパーGL」のグレードか「ハイエース ワゴン」が特におすすめ

荷室や空間の広いハイエースはファミリーカーにピッタリですが、その中でも「スーパーGL」のグレードと「ハイエース ワゴン」がおすすめです。

「スーパーGL」は大人3人がしっかり座れる後部座席がありながら、装備のオプションが特に充実しているグレードなので、家族仕様にカスタムしやすいです。
前席に足を伸ばせるフロントフラット寝そべることができるフルリクライニング機能が装備されていたり、内装も豪華です。

ハイエースワゴンは大人数乗車することが目的とされているクルマなので、特に大家族のファミリーカーとしては大活躍間違いありません。
ご紹介した便利なパワースライドドアも「スーパーGL」のグレードと「ハイエース ワゴン」のみで装備可能です。

ハイエースのグレードの違いを知りたい方は「ハイエースのグレードの違いは?種類別に特徴や選び方をご紹介!」でもご紹介しておりますので、あわせてご参考ください。

 

4ナンバーを選ぶと自動車税が安い

通常、自動車税は総排気量で決まりますが、小型貨物自動車に分類される4ナンバーの場合は最大積載量で決まります。
ハイエースの4ナンバーは最大積載量が850〜1,200kgのため、8,000円〜11,500円で済みます。

例えば、アルファードの排気量2,500ccエンジンモデルの自動車税は51,000円で、3,500ccエンジンモデルの場合は66,500円なので、かなり安いことが伺えますね。

ハイエースでは「ハイエース バン」に4ナンバーの設定があります。

 

後席の窓が全開できないないことに注意

ハイエースをファミリーカーとして選ぶ際の注意点は、後席の窓が開けられないことです。

その代わり2列目の窓ガラスには、スライドして開けられる小窓が標準装備となっていますが、「パワースライドドア」を装備する場合は小窓は装備されません

ハイエースでドライブ中に「後席の空気を入れ替えたい」と思った際は、クルマに搭載されている空調機能が使用できるため、大きな不便はないでしょう。

 

前席の乗り降りがしにくい

ハイエースは後席については開口部分が広く乗り降りしやすいのですが、前席は少し乗り降りがしにくいといえます。

運転席と助手席の乗車位置が前輪の上であること、シートの位置が高いことから、乗降しにくくなっています。
手すりと段差をうまく利用して乗降車する必要があります。

子どもが助手席に乗る際は、自分で乗れないことも考えられるため、抱きかかえて乗車させることも想定しましょう。

また、妊婦の方も乗降車が大変となるので、スムーズにクルマを乗り降りできるか試してから購入するのがおすすめです。

運転席の位置が高いということは、視界が広く運転しやすいというメリットにもなるので、どちらを重視するかという部分も選ぶ際のポイントです。

 

ナンバーによって毎年車検を受ける必要がある

ハイエースは、ナンバーによっては毎年車検を受ける必要があります

ハイエースはナンバーによって車検期間が異なります。
1・2・4ナンバーの場合は商用車として貨物登録されているため、新車の初回は2年目、以降1年ごとに車検を通さなければなりません。
※3ナンバーのハイエースの場合は乗用車登録となるので、新車からの初回車検は3年目、以降は2年ごとの車検です

4ナンバーは自動車税が安いというメリットはありますが、毎年クルマを預ける手間と時間が発生します。

ただし、自動車税はお伝えしたようにアルファードが51,000円〜66,500円と考えると、8,000円〜11,500円で済むハイエースは毎年車検を通しても安く済みますね。

 

エンジン音が気になる可能性がある

ファミリーカーとしてハイエースを選ぶ際の6つ目の注意点は、エンジン音が気になる可能性があることです。

ハイエースは運転席と助手席の下にエンジンがあり乗車位置と比較的近いことから、エンジン音がうるさいと感じる方もいるかもしれません。
心配な方は、ハイエースを購入する前に試乗しエンジン音をチェックしておくと安心です。

 

まとめ

ハイエースは広い車内空間やライフスタイルの変化にも対応しやすいこと、安全性能や操作性に優れていることから、ファミリーカーにおすすめなクルマです。
多目的な用途でハイエースを使用できるよう、多くのグレードが設定されています。

シートを倒すことで広げられる大きな荷室は何よりの魅力。
自転車も載せることが可能であったり、キャンプ道具やスノーボードなど大きな荷物がたくさん積めるため、アウトドアやレジャーに行くことの多い家族にもおすすめです。

後席も開口部分が大きく開いて乗り降りがしやすく、ワゴンや一部のグレードではオプションでパワースライドドアを付けることもできるため、外出が多く買い物の量が多い家族にもピッタリでしょう。

また、Toyota Safety Senseの安全装備で事故を防止する対応に優れている点や、視界が広く小回りが効くことで運転がしやすい点も、ファミリーカーとしておすすめの理由の1つです。

ハイエースをファミリーカーで選択する際の注意点としては、車検の頻度や後席の窓が「全開」にできないこと、全席の乗り降りがしづらいなどがあります。
注意点もチェックした上で、ぜひ候補の一つとして検討してみてくださいね。

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