室内スペースや荷室の広さが魅力のトヨタ自動車の「ハイエース」。
1967年の発売以来、日本を代表する商用車の一つとして、長年高い人気を誇っています。

ハイエースには、「ハイエースバン」「ハイエースワゴン」「ハイエースコミューター」の3タイプがラインナップ。
そして、各タイプでさらにグレードが分かれており、「一体どのグレードを選んだら良いのか分からない!」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、「ハイエースバン」「ハイエースワゴン」「ハイエースコミューター」の3タイプの特徴、それらのグレードの違いを詳しくお伝えします。
3つのタイプのうちどれにしようか、そしてグレードはどれが良いのか悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

※2023年1月時点の情報です。

 

目次

ハイエースはタイプが3種類!まずはそれぞれの特徴の違いから!

ハイエースには、「ハイエースバン」「ハイエースワゴン」「ハイエースコミューター」の3種類があります。
まずは、それぞれの特徴を簡単にチェックしていきましょう。

 

多くの荷物を運ぶのにぴったり!「ハイエースバン」の特徴とは?

商用車として人気の高い「ハイエースバン」。
シャープな直線と柔らかな曲線の組み合わせのエクステリアが印象的な一台です。

ボディサイズをフルに活かした広い荷室が魅力。
特にたくさんの荷物を運ぶことに適したクルマです。

ハイエースの中では、ボディの形状やルーフなどが最も細かく分類されており、乗車定員も2〜9人乗りと選択肢が豊富です。

現行モデルでは、ガソリン車とディーゼル車それぞれがラインナップされています。

 

大人数の移動に活躍!「ハイエースワゴン」の特徴とは?

乗用車として人気が高いのが、この「ハイエースワゴン」。

定員が10人と多く、家族でのキャンプや部活・サークルの遠征など、特に大人数での移動で活躍します。

乗用として作られたクルマのため、「ハイエースバン」と比べると乗り心地が優れており、内装に高級感が感じられるのも特徴です。

現行モデルでは、ガソリン車のみ選択可能です。

 

ハイエースコミューターの特徴とは?

3タイプのハイエースの中で最も大きいのが、「ハイエースコミューター」。
乗車定員が14人で、幼稚園や保育園の送迎用としても使われることが多いクルマです。

「中型自動車」の区分となり、運転には中型免許※が必要となります。
※8t限定は不可

現行モデルでは、ディーゼル車とガソリン車、それぞれのエンジンを選択可能です。

 

ハイエースのグレードの違いは?各タイプ別に詳しくチェック!

タイプやグレードなど、選択肢の多いハイエース。
「ハイエースバン」「ハイエースワゴン」「ハイエースコミューター」のそれぞれについて、各グレードの特徴をまとめましたので、参考にしてみてください。

 

ハイエースバンのグレードの違い。基本構成は「DX」「スーパー GL」

ハイエースバンのグレードは、「DX」「スーパー GL」の2つが基本構成
その2つのグレードに加え、DXとスーパー GLの中間グレードに当たる「DX“GLパッケージ”」、特別仕様車の「スーパーGL“DARK PRIME​​Ⅱ”」のグレードが設定されています。

それぞれの基本スペックや装備、特徴などを比較していきましょう。

 

ハイエースバンのベーシックグレード「DX」

ハイエースバンの「DX​​」の基本スペックは以下の通りです。

ハイエースのDXのスペック

「DX」は、ハイエースの中で最もベーシックなグレード

荷物を運ぶことに特化した商用向けグレードで、パワーウィンドウやエアコンなど、最低限の機能が装備されています。
そのほか、トヨタの先進予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」や滑りやすい路面での横滑りを抑えるVSC&TRCなども標準装備。

ボディ形式などによって価格は異なりますが、新車価格は次の通りです。

  • ガソリン(2WD):2,392,100円〜
  • ディーゼル(2WD):3,227,200円〜
  • ガソリン(4WD):3,053,600円〜
  • ディーゼル(4WD):3,364,700円〜

※税込価格

 

DXの装備をレベルアップ!中間グレードの「DX“GLパッケージ”」

ハイエースバンの「DX“GLパッケージ”」の基本スペックは以下の通りです。

ハイエースDX“GLパッケージ”のスペック

「DX“GLパッケージ”」は、DXを基本とし、そこにスーパーGLの一部装備を加え、内外装をアップグレードしたグレードです。
DXが基本となっているため、スペック面ではDXと大きな違いはありません。

DXと異なるのは、主に装備の部分。
基本となるDXの装備に加え、次のような装備が採用されています。

  • カラードバンパー(フロント・リヤ)/メッキフロントグリル
  • 電動格納式リモコンドアミラー
  • メッキバックドアガーニッシュ
  • リヤコンビネーションランプ(クリアレンズタイプ)
  • フルホイールキャップ(スチールホイール用ハイグレードタイプ)
  • プライバシーガラス(リヤサイド・リヤクォーター・バックドア) など

 

ボディ形式などによって価格は異なりますが、新車価格は下記をご参考ください。

  • ガソリン(2WD):2,555,600円〜
  • ディーゼル(2WD):3,174,900円〜
  • ガソリン(4WD):3,159,600円〜
  • ディーゼル(4WD):3,478,200円〜

※税込価格

 

ハイエースバンの上位グレード「スーパー GL」

ハイエースバンの「スーパー GL​​」の基本スペックは以下の通りです。

ハイエースのスーパーGLのスペック

商用としてのイメージが強いDXに対し、「スーパーGL」乗用車としての利用もしやすいグレードです。
標準装備が充実しており、オプションで選択できる装備も多くなります。

エクステリアには、メッキフロントグリルや電動格納式リモコンメッキドアミラー、メッキアウトサイドドアハンドルなど、メッキパーツが多く施されており、より高級感のある印象に。

乗り心地の面でもDXやDX“GLパッケージ”より優れており、スーパーGLでは後部座席のスライド(2段階調整式)・リクライニングや分割式ヘッドレストも標準装備になります。
リヤクーラー(冷房) やリヤヒーター(暖房)も標準で装備され、商用向けモデルでありながらも、快適な居住性を目指した一台です。

ボディ形式などによっても異なりますが、新車価格は以下ご参考ください。

  • ガソリン(2WD):3,145,700 円〜
  • ディーゼル(2WD):3,755,500円〜
  • ガソリン(4WD):3,690,700円〜
  • ディーゼル(4WD):4,056,700円〜

※税込価格

 

特別仕様車「スーパーGL “DARK PRIME II”」

スーパー GLがベースとなっており、基本スペックは​スーパー GL​と共通になります。
メーカーオプションで、ボディーカラーの特別限定色「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」を選択可能。

深みのあるボディーカラーに、クリアスモーク加飾の施されたLEDヘッドランプやメッキフロントグリル、メッキバックドアガーニッシュが装備され、独特の存在感を放つ大人なエクステリアが魅力の一台です。

インテリアは、渋い輝きを放つダークな仕上がりに。
落ち着きのあるブラック系のトーンで統一しつつも、ステアリングホイールにはマホガニー調の装飾を採用するなど、遊び心も表現されています。

ボディ形式などによって価格に差が出ますが、新車価格の目安は次の通りです。

  • ガソリン(2WD):3,280,600円〜
  • ディーゼル(2WD):3,889,400円〜
  • ガソリン(4WD):3,824,600円〜
  • ディーゼル(4WD):4,190,600円〜

※税込価格

 

 

ハイエースワゴンのグレード「DX」「GL」「グランドキャビン」の違いは?

乗用車として利用されるクルマの中では、最大級のサイズを誇るハイエースワゴン

グレードは、「DX」「GL」「グランドキャビン」の3つのラインナップです。
では、それぞれの基本スペックや特徴を詳しく見ていきましょう。

 

ハイエースワゴンのベーシックグレード「DX」

ハイエースワゴンの「DX」の基本スペックは以下の通りです。

ハイエースワゴンのDXのグレード

ハイエースバンの「DX」同様、ハイエースワゴンの「DX」も、必要最低限の装備内容を備えたベーシックグレード
簡素な装備内容に抑えることで、リーズナブルな価格帯で、手の届きやすいグレードです。

インテリアも、ダークグレーで統一されたシンプルなデザインとなっています。

簡素な装備内容とは言えど、トヨタの先進予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備。
滑りやすい路面での横滑りを抑えるVSC&TRC、駐車時のアクセルペダルの踏み間違いやシフトポジションの選択を誤ることによっての衝突などを防ぐパーキングサポートブレーキなど、基本的な安全性能を備えています。

オプションになりますが、DXグレードのみAUX端子付のAM/FMチューナーを装備可能です。

参考までに、新車価格は以下の通りです。

  • ガソリン(2WD):2,903,600円〜
  • ガソリン(4WD):3,214,600円〜

※価格は税込

 

装備も充実!ハイエースワゴンの「GL」

ハイエースワゴンの「GL」の基本スペックは以下の通りです。

ハイエースワゴンGLのスペック

基本スペックの面ではDXとGLに大きな差ありませんが、室内長は少しだけGLが長め
室内幅は、GLが少しだけコンパクトなつくりになっています。

DXと比較し、充実した装備内容が魅力のGL。
DXの装備に加え、次のような装備が標準で搭載されます。

  • カラードバンパー(フロント・リヤ)
  • メッキアウトサイドドアハンドル(フロント・スライドドア)
  • メッキバックドアガーニッシュ
  • リヤメッキエンブレム(車名+グレードロゴ)
  • メッキフロントグリル
  • 電動格納式リモコンドアミラー
  • ワイヤレスドアロックリモートコントロールキー(2個)
  • スライドドアボトルホルダー など

新車のメーカー希望小売価格は以下の通り。
2WDと4WDで30万円程度の差が出ます。

  • ガソリン(2WD):3,189,700 円〜
  • ガソリン(4WD):3,498,700 円〜

※価格は税込

 

ゆとりある荷室が魅力の「グランドキャビン」

ハイエースワゴンの「グランドキャビン」の基本スペックは以下の通りです。

ハイエースワゴンのグランドキャビンのスペック

DXやGLと異なり、「グランドキャビン」のボディタイプはスーパーロングになります。
ハイエースワゴンの中でも最も大きく、全長は5,380mmと乗用車の中では最大級。
DXやGLと同様に10人乗りですが、後方に荷物を積めるゆとりがあります。

ルーフはハイルーフタイプとなっており、DXやGLよりも175mm高く設定されています。
小学生程度のお子さまであれば、立っても少し余裕があるくらいの室内高でしょう。

装備面ではGLと大きく差はありませんが、リヤシートのアームレストリヤクォーターコンソール(カップホルダー・テーブル付)がつかない点などが違いとして挙げられます。
そのほか、グランドキャビンのみに搭載されている装備としては、リヤクォータートリム部のアクセサリーコンセント植毛ピラーガーニッシュなどがあります。

参考までに、メーカー希望小売価格は以下の通りです。
1つ下のグレード「GL」との価格差は、約50万円です。

  • ガソリン(2WD):3,729,100円〜
  • ガソリン(4WD):4,039,100円〜

※税込価格

 

 

ハイエースコミューターのグレードは「GL」と「DX」の2つ!違いは?

続いて、ハイエースコミューターのグレードを比較していきましょう!

ハイエースコミューターのグレードは、「GL」と「DX」の2つです。
それぞれの基本スペックや装備、価格などをご紹介します。

 

エントリーグレード「DX」。ゆったりとした室内空間で大人数の移動も快適に

ハイエースコミューターのDXのスペック

「DX」は、次にご紹介するGLグレードよりも室内幅が少し広めに確保されており、大人数の移動をより快適なものにします。

シンプルな装備内容のグレードですが、安全装備に関してはDXもGLも共通です。

シートは、さらっとした触り心地のジャージ素材
ダークグレーの落ち着いた雰囲気で、シンプルで上質な居住空間を演出します。

なお、DXの新車のメーカー希望小売価格は、次の通りです。

  • ディーゼル(2WD):3,735,600円
  • ガソリン(2WD):3,238,600円
  • ガソリン(4WD):3,552,600円

※税込価格

 

より上質な室内空間が魅力の「GL」

ハイエースコミューターのGLのスペック

基本のスペックはDXと大きく変わりありませんが、室内幅はGLの方がややコンパクト

シートは、ジャージ素材よりもややつるっとした手触りのトリコット素材が標準
小さく模様があしらわれたデザインで、「DX」よりラグジュアリーな印象を与えます。

そのほか、GLでは次のような内容が標準装備となります。

  • スマートエントリー&スタートシステム
  • メッキアウトサイドドアハンドル(フロント・スライドドア)
  • メッキバックドアガーニッシュ
  • リヤメッキエンブレム(車名+グレードロゴ)
  • リヤトリムポケット
  • バックドアインサイドハンドル
  • インストルメントパネル部のアクセサリーコンセント など

DXでもインストルメントパネル部のアクセサリーコンセントは装備可能ですが、メーカーオプションとなります。

なお、GLの新車のメーカー希望小売価格は、次の通りです。

  • ディーゼル(2WD):3,818,500円
  • ガソリン(2WD):3,320,500円
  • ガソリン(4WD):3,634,500円

※税込価格

 

ハイエースの価格やおすすめのオプション装備、乗り心地などについては、こちらのコラムでも詳しくご紹介しておりますので、あわせてチェックしてみてくださいね!
ハイエースの新車乗り出し価格は270万円から!
ハイエースのオプションでもっと快適なドライブを!オプション装備を徹底解説
ハイエースの乗り心地は快適!短距離と長距離の違いは?

 

ハイエースのグレードはどれを選ぶのがおすすめ?

タイプやグレードが豊富なハイエース。
選択肢の多さに、「これだ!」という一台を決めきれないという方も多いのではないでしょうか?

ハイエースは、「商用向け」と「乗用向け」が比較的はっきり分かれているため、まずはご自身がどちらの目的でクルマを使用したいかを考えてみましょう。

 

乗用車として利用するなら「ハイエースバン スーパーGL​​」

乗用車として、ご家族や仲間内での利用を検討しているのであれば、おすすめは「ハイエースバン スーパーGL​​」
実際に、ハイエースのグレード選びで悩む方の多くが、最終的に「ハイエースバン スーパーGL​​」を選択しているようです。

「ハイエースバン」自体は商用向けにつくられたクルマですが、その中の「スーパー GL」は、商用として積載スペースも確保しつつ、乗用も想定しているグレード

乗り心地も重視し、「DX」や「DX“GLパッケージ”」にはない、リヤシートのスライド(2段階調整式)・リクライニングや分割式ヘッドレストも標準装備です。
リヤクーラー(冷房) やリヤヒーター(暖房)も標準装備に含まれており、快適な居住空間も確保します。

さまざまな場面で活躍するバランスの良い一台です。

もし、6人以上の移動を想定しているのであれば、「ハイエースワゴン GL」を選択肢に
乗用車としての用途がメインで、乗り心地は商用目的の「ハイエースバン」より優れており、快適な居住性を実現する装備も豊富です。

室内長も広く確保されており、アウトドアのシーンでも活躍します。

 

実用性重視の商用車なら「ハイエースバン DX」

反対に、大人数の移動やプライベートな使い方はあまり考えておらず、たくさんの荷物を運ぶことが主な目的なのであれば、「ハイエースバン DX」が活躍します。

装備が必要最低限に抑えられており、実用性重視の一台です。
価格も新車で230万円台からと、ハイエースの中では最もリーズナブルなタイプ・グレードです。

中古車であれば、より安価に購入も可能。
シンプルな装備内容だからこそ、お手頃価格の中古のハイエースバン DXを購入して、自分好みのカスタムを施して楽しむのも良いですね!

 

ハイエースの中古車選びに悩んだときは、こちらのコラムもぜひヒントにしてみてください。
トヨタハイエースの歴代の魅力を徹底解説!賢く購入する方法もご紹介
中古車のトヨタ「ハイエース」を徹底解説!おトクな買い方や注意点は?

 

まとめ

ハイエースには、「ハイエースバン」「ハイエースワゴン」「ハイエースコミューター」の3つのタイプがラインナップしており、それぞれにグレードが設定されています。

どのタイプも、「DX」と「GL」が基本となるグレード。
シンプルな装備内容でリーズナブルな価格帯の「DX」、さらに装備を充実させたグレードが「GL」です。

商用車として利用するか乗用車として利用するかで選択は変わりますが、人気なのは「ハイエースバン スーパーGL​​」。
広い積載スペースも確保しつつ、乗り心地にも工夫が施されたバランスのとれた一台です。
6人以上の大人数での移動を視野に入れるなら「ハイエースワゴン GL」も検討してみてくださいね。

反対に、荷物を運ぶことが主な目的となるなら、実用性重視の「ハイエースバン DX」も選択肢に入れてみましょう。

ご自身の目的にぴったり合ったハイエースをぜひ見つけてくださいね!

※2023年1月時点の情報です。

 

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