トヨタヴェルファイアは力強くダイナミックで先進性を備えた大型ミニバンです。そのエクステリアは見る者を圧倒するスタイルになっています。走行性能も優れており、燃費も低く、快適な運転が可能です。
このように優秀なヴェルファイアですが、バッテリーの寿命はどうなっているのでしょうか。他の車と比べて、長いのか短いのか気になるところです。さらに、バッテリー上がりになったときに交換の仕方はどうなっていて、費用はどれくらいかかるでしょうか。これからヴェルファイアを購入しようと思っている人にとってはそれらも大事な点です。
そこで今回は、ヴェルファイアのバッテリーについて徹底検証します。
目次
トヨタヴェルファイアとは?
トヨタヴェルファイアのバッテリーについて考える前に、まずヴェルファイアとはどんな車なのかを簡単に紹介していきます。
まず、エクステリアデザインは、フロントを中心にこだわって作られています。ヘッドライトは大きく、エアロボディはダイナミックに、スタンダードボディにはモダンでテイスティなデザインがあしらわれています。
インテリアの特徴としては、木目調加飾と質感、より洗練されたシート表皮などが挙げられます。室内空間は高級感に満ち溢れ、乗車する者の心を浮き立たせるでしょう。
走行性能も抜群です。燃費は低く、排出ガス量も少なく、静粛性に優れているため、快適な走行ができます。トルクとエンジンも優秀で、低速からスムーズな加速をします。
ボディは高剛性で振動や騒音が抑えられるようになっています。エンジンルームとの間のサンドイッチ鋼板によってノイズを減らし、高級車にふさわしい静粛性を実現しました。
ほかにも素晴らしい特徴を持ったヴェルファイアは、一度乗車すると虜になってしまいそうです。
ヴェルファイアを快適に乗るにはバッテリーの確認を
ヴェルファイアに限りませんが、車のバッテリーはいずれ劣化して、最終的には電力の供給ができなくなります。そうなれば、様々な不具合が生じますが、一番困るのはエンジンが動かなくなることなのではないでしょうか。その前にバッテリーの劣化に気が付かなければいけません。
そこでここからは、ヴェルファイアのバッテリーの寿命について考えてみたいと思います。
ヴェルファイアのバッテリーの寿命
ヴェルファイアのバッテリーの寿命はどれくらいでしょうか。一般的な車のバッテリーの寿命は2〜3年ともいわれますが、それと比べたときはどの程度か気になるところです。以下で検証してみましょう。
一般的な車と基本的には変わらない
ヴェルファイアのバッテリーの寿命は、一般的な車と基本的には変わりません。つまり、2〜3年くらいで寿命を迎えるということです。
ただ、車というものは、乗り方によってもバッテリーの寿命が大きく変わってきます。というのも、車に乗る頻度によってバッテリーにかかる負荷が変わるためです。ならばあまり乗らなければバッテリーの消費も少なく寿命が長くなるのでは、と思うかもしれませんが、実際はその反対です。
車にあまり乗らないとバッテリーの寿命は早くなり、ある程度乗ったほうがバッテリーの寿命は長くなります。というのも、車のバッテリーはエンジンが始動している時に充電されるのに対して、あまり車に乗らないと充電が十分に行われず、消耗を早めてしまうからです。
さらに、バッテリーの充電量が少ない状態で、エンジン始動と停止を繰り返すと、充電がなくなり、バッテリー上がりにもつながりかねません。
ヴェルファイアはドライバーにとっても運転しがいのある車ですから、乗る頻度は多くなりそうです。そうすれば、バッテリーの充電もしやすくなり、消耗は遅くなるのではないでしょうか。
また、バッテリーに負荷がかかりやすい乗り方をすると、寿命が短くなります。
バッテリーの寿命に影響する乗り方
ヴェルファイアのバッテリーの寿命は極端に長かったり短かったりということはありませんが、乗り方によっては寿命に影響が及ぶことがあります。
どのような乗り方で寿命が早くきやすくなるかを確認していきましょう。
- バッテリーの寿命が早く来る乗り方
- アイドリングストップ機能をつける
急速充電ができるバッテリーを使う
夜間に多く運転する
電装品のスイッチを入れたまま運転
消費電力の大きいアクセサリーの使用
高温・低温下での運転
アイドリングストップ機能をつける
まずアイドリングストップ機能をつける場合はバッテリーにかかる負荷が大きくなってしまいます。アイドリングストップ機能では、車が停止した時にエンジンも停止し、発進時にエンジンが始動することになります。
つまり、走行中にエンジン停止と始動を何度も繰り返すことになり、それがバッテリーへの大きな負荷になるのです。そのため、アイドリングストップ機能を付けたヴェルファイアでは、バッテリーの寿命が短くなる傾向にあります。
急速充電ができるバッテリーを使う
急速充電ができるバッテリーを使用していても、寿命が短くなりやすいです。急速充電はとても便利な機能ですが、バッテリーの寿命を考えると、少しデメリットもあります。
夜間に多く運転する
夜間に多くヴェルファイアを運転しても、バッテリーが劣化しやすくなります。というのも、夜間はライトを多く使用するので、電力消費が増え、バッテリーの負荷が大きくなるからです。
電装品のスイッチを入れたまま運転
電装品のスイッチを入れたままエンジンをかけると、両方に電力を供給する必要が出てきます。それがバッテリーに負担となり、消耗が早まることもあるのです。
消費電力の大きいアクセサリーの使用
アクセサリー類も使用状況によっては、バッテリーの寿命に影響を与えます。カーナビやドライブレコーダー、イモビライザーなどは電力消費量も大きいですが、そのほかにスマホやタブレットの充電などでもバッテリーの消費量が上がり気味になるかもしれません。それが寿命が短くなる原因にもなります。
高温・低温下での運転
外気温もバッテリーの寿命に関係があります。バッテリーにとって一番適した温度は20〜25度で、高温や低温が苦手です。特に低温状態では、性能が大きく低下します。0度で20%、マイナス20度で50%の性能低下が起きるとされています。
ヴェルファイアのバッテリーを長持ちさせるためには
バッテリーの寿命に影響する乗り方を見てみましたが、それならいかに寿命を延ばしたらいいかを考えることが重要です。いくつかの方法があるので、見てみましょう。
- バッテリーを長持ちさせる方法
- アイドリングストップ機能をつけている場合は、こまめにバッテリーチェックする
1週間に1回はロングドライブをする
電力消費量の少ない電球を使う
エンジン停止時には車内機器はできるだけ使わない
アクセサリーを減らすか、電力消費量の少ないタイプを使う
寒冷地仕様のバッテリーを取り付ける
アイドリングストップ機能をつけている場合は、こまめにバッテリーチェックする
まず、アイドリングストップ機能をつけている場合は、こまめにバッテリーチェックを行いましょう。これでバッテリーの寿命が延ばせるわけではありませんが、適切な交換タイミングが分かります。
1週間に1回はロングドライブをする
ヴェルファイアに乗る頻度が少ないと、バッテリーが劣化しやすくなります。少なくとも1週間に1回最低でも30分は運転できると良いでしょう。さらにロングドライブならなお良いです。
電力消費量の少ない電球を使う
夜間のライトの使用具合がバッテリーの寿命に影響します。電力消費量の少ない電球を使うのも、バッテリーの寿命を長くするひとつの方法です。
エンジン停止時には車内機器はできるだけ使わない
エンジン停止時にはバッテリーの充電が行われず、消耗するだけです。バッテリーの寿命を長くしたいのであれば、車内機器もできるだけ使わないほうがいいでしょう。
アクセサリーを減らすか、電力消費量の少ないタイプを使う
アクセサリーの中には電力消費が大きいものもあるので、使用数を減らすか電力消費量の少ないタイプを選ぶとバッテリーの寿命を伸ばすことにつながります。
寒冷地仕様のバッテリーを取り付ける
低温状態ではバッテリーに悪い影響が出やすいので、寒冷地仕様のバッテリーに交換しておくのも対策の1つです。そのほか、駐車時には直射日光を避け、寒い時期はカバーをかけるなどして、車とバッテリーを守るようにしましょう。
寿命が来る前に交換という人も多い
ヴェルファイアの場合、車好きの人が運転することも多く、バッテリーの交換くらいならお手の物というケースもよくあります。
そのため、早目にバッテリーを交換してしまおうという人が存在するのは確かです。通常は2〜3年もつヴェルファイアのバッテリーですが、1年で交換をするという人もいます。
バッテリーの寿命が近づいてから交換というのでは、いろいろと困ることも生じますが、早目の交換ならトラブルも避けられるでしょう。これで長距離のドライブや旅行も安心してできます。
ハイブリッドモデルのヴェルファイアは寿命が分かりにくい
ヴェルファイアのラインナップはHYBRID GOLDEN EYESⅡとGOLDEN EYESⅡとなっています。このうち、ハイブリッドモデルのほうはバッテリーの寿命が分かりにくいです。
というのも、ハイブリッドモデルのバッテリーは専用タイプになっているので、ドライバーが一般的な機器でチェックしようとしても、うまくいかない場合があるためです。
バッテリーの状態がわからないまま不安を抱えて運転するというのもよくありませんから、早めにディーラーに点検してもらうのがおすすめです。ハイブリッドモデルの整備実績がある整備工場やディーラーであれば、しっかりとチェックしてくれます。そのうえで、劣化していたり、寿命が近づいているということなら、バッテリーを交換するようにしましょう。
ヴェルファイアのバッテリーの交換費用は?
ヴェルファイアのバッテリーが劣化し、寿命が近づいているということなら、交換の必要があります。その際に気になるのが交換費用なのではないでしょうか。バッテリー交換は定期的に行うものなので、あまり費用が高くなると、負担が大きくなって大変です。
そこで、ヴェルファイアのバッテリー交換費用の目安を紹介するので、実際の交換時の参考にしてください。
バッテリー交換の準備をする
ヴェルファイアのバッテリー交換費用を知る前に確認することがあります。それは、車両の型式と年式です。車の種類によって使えるバッテリーが違いますから、要確認事項となっています。
確認方法として、車検証を見ることで分かります。まず年式は車検証上部の中央の「初年度登録年月」に、型式は少し下の左側に「型式」として表示がされているので、簡単に確認できます。確認ができたら、それぞれをメモし、適合バッテリーを選びます。
また、エンジン・トランクルームの中にあるバッテリー上部にもバッテリーの型番が記されているので、こちらでも確認可能です。
初代ヴェルファイアの適合バッテリー
初代ヴェルファイアは2008年から2015年の年式のものですが、適合バッテリーは以下のようになっています。
排気量cc | 車両型式 | 年式 | 適合バッテリー | ISS,HV有無 | 仕様 |
3500 | DBA-GGH20W | 2008/5〜2015/1 | 100D23L | 充電制御車 | ー |
〃 | 〃 | 〃 | 125D26L | 〃 | サイドリフトアップ |
〃 | DBA-GGH25W | 〃 | 100D23L | 〃 | 4WD |
〃 | 〃 | 〃 | 125D26L | 〃 | 4WD/
サイドリフトアップ |
2400 | DBA-ANH25W | 〃 | 100D23L | 〃 | 4WD |
〃 | 〃 | 〃 | 125D26L | 〃 | 4WD/7人乗り(X) |
〃 | DBA-ANH20W | 〃 | 100D23L | 〃 | ー |
〃 | 〃 | 〃 | 125D26L | 〃 | 7人乗り(X) |
〃 | DAA-ATH20W | 2011/11〜2015/1 | S55D23L/H2 | ハイブリッド | ー |
100D23L、125D26L、S55D23L/H2などが初代ヴェルファイアの適合バッテリーです。それぞれのECサイトでの参考価格を見てみましょう。
適合バッテリー | 価格 |
100D23L | 14,598円 |
125D26L | 16,940円 |
S55D23L/H2 | 20,690円 |
※いずれもパナソニック製。100D23Lと表示されているものは、標準品では55D23Lです。125D26Lと表示されているものは、標準品では80D26Lです。
ハイブリッド車を除いて、15,000円前後の価格でした。
2代目ヴェルファイアの適合バッテリー
続いて、2代目ヴェルファイアの適合バッテリーを見てみましょう。2015年以降の年式のものです。
排気量cc | 車両型式 | 年式 | 適合バッテリー | ISS,HV有無 | 仕様 |
3500 | DBA-GGH30W | 2018/1以降 | S-115 | アイドリングストップ | ー |
〃 | DBA-GGH35W | 〃 | 〃 | 〃 | 4WD |
〃 | DBA-GGH30W | 2015/1以降 | 〃 | 充電制御車 | ー |
〃 | DBA-GGH35W | 〃 | 〃 | 〃 | 4WD |
2500 | DBA-AGH30W | 〃 | 100D23L | 〃 | ー |
〃 | 〃 | 〃 | 125D26L | 〃 | サイドリフトアップ |
〃 | DBA-AGH35W | 〃 | 〃 | 〃 | 4WD |
〃 | DAA-AYH30W | 2018/1以降 | ENJ-375LN2 | ハイブリッド | 〃 |
2代目ヴェルファイアの適合バッテリーは、S115、100D23L、125D26L、ENJ-375LN2となりました。それぞれのECサイトでの参考価格を見てみましょう。
適合バッテリー | 価格 |
S115 | 22,482円 |
100D23L | 14,598円 |
125D26L | 16,940円 |
ENJ-375LN2 | 17,107円 |
※S115、100D23L、125D26Lはパナソニック製で、ENj-375LN2はGSユアサ製です。S115と表示されているものは標準品がS95です。100D23Lの標準品は55D23L、125D26Lの標準品は80D26Lです。
こちらの適合バッテリーの価格は、15,000円程度から22,000円代となっています。
価格が安いサードパーティー製バッテリーもある
ヴェルファイアのバッテリーは純正品以外にも価格が安いサードパーティー製バッテリーもあります。自分で早めにヴェルファイアのバッテリ交換をしている人の中には、サードパーティー製バッテリーを活用し、予算を削減している人もいるようです。こまめにバッテリー交換をしたい人には、このような方法も選択肢となるでしょう。
ただ、安心を求める人は、価格が高くても純正品のバッテリーを選ぶほうがストレスや不安なくヴェルファイアの運転ができるでしょう。特にサードパーティー製のものの場合、場合によっては品質に問題がある、アフターフォローが十分でないといったものもあるので、少し注意が必要です。
お店でヴェルファイアのバッテリーを交換すると
ここまで見てきたヴェルファイアのバッテリーの料金は、自分でECサイト等で購入して交換する場合の費用になります。お店にバッテリー交換を依頼する場合は、料金が異なります。
一例を挙げてみましょう。S115という2代目ヴェルファイアの適合バッテリーを紹介しましたが、こちらの価格はECサイトで22,482円です。一方、お店に依頼した場合は、バッテリー代、取り換え作業代、バッテリー廃棄料までを含めて対応してもらえる代わりに45,000円程度という費用感になります。
自分でヴェルファイアのバッテリーを交換してみる
ヴェルファイアのバッテリー交換を自分で行う場合の手順を解説していきます。
交換の下準備をする
車のバッテリーを交換するときにひとつ問題があります。それは、オーディオの時計やカーナビ、コンピューターなどがリセットされてしまうことです。リセットされた場合は、後で再設定の必要があり、面倒です。
その面倒を防ぐ方法がメモリーバックアップになります。バッテリーの端子やシガーソケットに小容量のバッテリーを差し込むことで、交換時に途切れる電力供給が維持されるようになります。その結果、各機器のリセットは行われず、設定もそのまま保存可能です。これで煩わしい再設定から解放されます。
バッテリー交換本番
ヴェルファイアのバッテリー交換の下準備ができたら、いよいよ交換です。といっても、それほど難しい作業ではありませんが、注意しながら行う必要はあります。
まず準備するものはスパナと軍手、交換用のバッテリーです。
交換のポイントはプラス端子とマイナス端子の扱いを間違わないことです。外すときはマイナス端子から、取り付けるときはプラス端子からと覚えておいてください。ショートさせないためです。
それから、バッテリー交換で使うスパナは車体に接触させると危険ですから、注意しましょう。
これらの点を押さえて、バッテリー交換を進めれば大丈夫です。
バッテリーが上がってしまった場合は?
ヴェルファイアのバッテリーの交換を定期的に行い、寿命が来る前に新品を取り付けている人はいいですが、万一寿命が来て、バッテリーが上がった場合はどうしたらいいのでしょうか。
そのようなときに備えて、ジャンプスターターを用意しておくといいでしょう。ジャンプスターターは外付けバッテリーで、車のバッテリーが劣化した、上がったという場合に代わりの電源として使用できます。機器のリセットも防げます。また、USB端子付きのものなら、スマホの充電も可能です。
バッテリーの処分の仕方は?
ヴェルファイアのバッテリーを交換した時は、古いバッテリーを処分、廃棄しなければならないのですが、どのようにすればいいでしょうか。
意外とその方法は簡単で、ガソリンスタンド、ホームセンター、カーショップなどに持っていって、お願いすれば処分することができます。その際、事前に「バッテリーを処分してくれますか」と聞いてから依頼しましょう。
バッテリー交換時期の見方
ヴェルファイアのバッテリーの寿命が来たら、バッテリー交換ということになりますが、どのように見分ければいいのか知りたいものです。そこでいくつかのバッテリーの寿命の見方を紹介します。
電圧を見る
車のバッテリーの寿命を見る方法のひとつが電圧のチェックをすることです。新品で正常なバッテリーの場合は12.5V〜13V未満程度になっていますが、劣化するとこの数値が下がり11.5V〜12Vになります。
さらに下がって、11.5V未満だと危険です。11.5V未満では、バッテリー上がりになることがよくあります。ここまで行く前に、交換したほうがいいでしょう。
肝心の電圧チェックの方法ですが、テスターを買って、自分で確認できます。それ以外にも、ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどに依頼すれば、チェックしてくれます。依頼の仕方は「バッテリーの電圧を見てもらえますか」というだけです。
その結果、「劣化しているので、交換しましょう」といわれたら、電圧の数値を確認しておきましょう。上記の数値のうちどこに当てはまるかで、実際に交換が必要なのかどうか判断ができます。
CCA値を見る
車のバッテリーの寿命をCCA値で測ることができます。CCAとは、バッテリーの始動性能を表す値のことです。値が大きい程、バッテリーの瞬発力、始動力がしっかりと維持されていることになります。
測定方法はテスターのプラスとマイナスのクリップをバッテリー端子につないで、バッテリー規格、形式やテスト方式、診断モードなど選んで開始すれば測定することができます。
セルの音やヘッドライトの暗さで寿命は分かる?
以前の車のバッテリーは、セルの音が変だったり、ヘッドライトが暗くなったりしたことで、寿命の判断ができました。
しかし、最近のバッテリーは性能が向上し、上がる直前まで通常のように使えることも多くなっています。つまり、前兆をつかむのが難しいのです。そのため、上記のような症状も出にくく、いきなりバッテリーの寿命が来るというケースも珍しくありません。
それだけに、バッテリーの寿命を調べる確実な方法は、電圧やCCA値を見る、お店でチェックしてもらうなどになっています。
まとめ
美しいデザインと優れた走行性能を誇るトヨタヴェルファイア。車好きの人にとっても見逃せない車種であり、人気も上々です。今後も売れ行きは順調でしょう。
そんなヴェルファイアの運転で欠かせないのがバッテリーのチェック。バッテリーの寿命が近づけば様々な不具合が生じ、いずれはエンジンも始動できなくなります。そのような状態は未然に防ぎたいところですから、この記事でヴェルファイアのバッテリーの寿命について考えてみました。
また、実際にヴェルファイアのバッテリーを交換する際に、どれくらいの費用になるかもまとめてみたのですが、いかがだったでしょうか。ぜひこれらの情報を活かしていただき、ヴェルファイアのバッテリーを正常に保ち、快適な走行を続けていただければと思います。