ヴェルファイアはトヨタが2008年5月から販売している高級大型ミニバンです。アルファードVの後継車種で、アルファードよりも先鋭的で力強いデザインが特徴になっています。
2015年にはフルモデルチェンジも行われ、現在に至るまで高級ミニバンとして不動の地位を確立しつつあります。最新のヴェルファイアはよりダイナミックでクールなエクステリアになり、室内空間の快適性もさらに向上しました。
本記事では、そんなヴェルファイアのサイズに注目しました。購入前に確かめておきたい高さ、長さ、横幅、室内サイズ、荷室サイズなどをチェックしていきます。
これからヴェルファイアを運転したいと考えている方は、ぜひ本記事の情報を参考にしていただき、快適に乗り回してください。
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目次
ヴェルファイアとはどのような車?
ヴェルファイアのサイズを見る前に、ヴェルファイアがどのような車なのかを確認しておきましょう。
ヴェルファイアの外観を見ると、フロントに大きな特徴があります。ヘッドランプ、グリルを大きく取り、迫力のあるデザインで設計されました。存在感を発揮し、モダンな雰囲気にも満ちています。
新型ヴェルファイアでは全グレードで木目調加飾を一新しました。シート表皮の質感も向上させ、洗練された優雅な空間を作り出しています。一度乗るだけで虜になりそうな空間です。
走行性能においても、以下のような走行性能を実現しました。
- 走行性能
- 低燃費
- 優れた加速性能
- 低排出ガス
- 静粛性
- 走行安定性
ヴェルファイアは、このような高級ミニバンらしい快適な乗り心地になっています。
ヴェルファイアのサイズについて
車を購入するとき、エクステリアやインテリアデザインの格好良さだけでなく、サイズ感も重要なチェックポイントになります。というのも、サイズは運転するときの操作性や室内環境、荷物の収納量、車庫入れの時の感覚など、様々な面に影響するからです。
ヴェルファイアの場合、大型のミニバンでサイズも大きめですが、どのくらいになっているかを見てみましょう。新型ヴェルファイアには、2WDと4WD、ガソリン車とハイブリッド車がありますが、一部を除いて、サイズはほとんど同じです。
まず、HYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り)のサイズを取り上げていきます。
【HYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り)のサイズ】
全長 | 4,935 |
全幅 | 1,850 |
全高 | 1,950 |
ホイールベース | 3,000 |
トレッド(フロント) | 1,600 |
トレッド(リヤ) | 1,595 |
最低地上高 | 165 |
室内長 | 3,210 |
室内幅 | 1,590 |
室内高 | 1,400 |
※単位はmm
次はガソリン車のGOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)のサイズです。
【GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)】
全長 | 4,935 |
全幅 | 1,850 |
全高 | 1,935 |
ホイールベース | 3,000 |
トレッド(フロント) | 1,575 |
トレッド(リヤ) | 1,580 |
最低地上高 | 160 |
室内長 | 3,210 |
室内幅 | 1,590 |
室内高 | 1,400 |
※単位はmm
最後は、4WDのガソリン車のサイズです。
【GOLDEN EYESⅢ(4WD・7人乗り)のサイズ】
全長 | 4,935 |
全幅 | 1,850 |
全高 | 1,950 |
ホイールベース | 3,000 |
トレッド(フロント) | 1,575 |
トレッド(リヤ) | 1,570 |
最低地上高 | 170 |
室内長 | 3,210 |
室内幅 | 1,590 |
室内高 | 1,400 |
※単位はmm
ここからは、それぞれの項目について以下で詳しく解説していきます。
ホイールベース・全長
ホイールベースとは、車を真横から見て、前輪の中心から後輪の中心までの距離のことを指します。
ホイールベースの長い車は直進安定性に優れ、揺れも少ないです。さらに、車内空間が広く、乗り心地が快適です。一方、小回りは利きにくくなっています。というのも、回転半径が大きいので、ハンドルを切っても向きを変えにくいからです。
全長は車の前端から後端までの距離です。正確にはフロントバンパー前端からリヤバンパー後端までで、バックカメラは含みません。
ヴェルファイアの場合、ホイールベースはどのグレードも3,000mmとなっています。全長も全グレードで4,935mmです。どちらも大きめなサイズになっています。
このようにみてみると、運転がしづらそうにも思えますが、実際はそうでもありません。リヤのガラスエリアが大きく取られているので、後方も見やすいです。最小回転半径も5.6m〜で、取り回しがしやすくなっています。
全高・最低地上高
ヴェルファイアの全高は、「HYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り)」と「GOLDEN EYESⅢ(4WD・7人乗り)で1,950mm」、「GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)」で1,935mmです。
最低地上高はHYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り)が165mm、GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)が160mm、GOLDEN EYESⅢ(4WD・7人乗り)のサイズが170mmになっています。
車の全高はタイヤの下面から一番上までの距離のことです。全高の高い車は頭上のスペースが大きく取れ、乗っていても気分がいいものです。車も大きく見え、優越感を感じることがあるかもしれません。
ヴェルファイアの場合、全高は1,935〜1,950mmと高めです。そのため、室内空間が広く感じられます。
最低地上高とは車の最も低い個所と地面との距離のことです。最低地上高の高い車は悪路が得意です。一方、低い車は見た目がスタイリッシュで、走行性能が向上します。
ヴェルファイアの最低地上高は165〜170mmになっています。これは、平均よりやや高めです。そのため、悪路走破性が良く、雪道でも安全な走行が可能です。
全幅
車の全幅はドアミラーを除いた一番広い部分の幅です。ヴェルファイアの全幅は全グレードで1,850mmと、かなり広めです。
全幅が広い車のメリットとして、車内空間を大きく取れて、運転席にゆとりがあることが挙げられます。そのため、適切なドライビングポジションを維持しやすいです。
また、全幅が広いと、タイヤの装着位置が外側になるので、走行が安定します。直進時でもカーブ時でも横風を受けた時でも安定した走りが持続します。高速走行でも、恐怖感なく運転がしやすくなるでしょう。
その一方で、全幅が広い車は日本の狭い道路では走りにくいので、駐車するときに苦労するのではとの考え方もあります。しかし、ヴェルファイアの全幅くらいなら、なんとかなるサイズ感です。
タイヤのサイズ
車のタイヤサイズは側面の記載を見ればわかります。記載と同じタイヤに交換すれば、問題は生じません。ヴェルファイアのタイヤのサイズは以下の通りです。
- タイヤのサイズ
- 16インチ
- 17インチ
- 18インチ
- 19インチ
【ヴェルファイアの16インチタイヤ】
標準タイヤサイズ | タイヤサイズ | タイヤ幅 |
215/65R16 | 16インチ | 215mm |
【ヴェルファイアの17インチタイヤ】
標準タイヤサイズ | タイヤサイズ | タイヤ幅 |
215/60R17 | 17インチ | 215mm |
225/60R17 | 17インチ | 225mm |
【ヴェルファイアの18インチタイヤ】
標準タイヤサイズ | タイヤサイズ | タイヤ幅 |
235/50R18 | 18インチ | 235mm |
【ヴェルファイアの19インチタイヤ】
標準タイヤサイズ | タイヤサイズ | タイヤ幅 |
245/40R19 | 19インチ | 245mm |
標準タイヤサイズの一番右側の数字がタイヤサイズに該当します。左から2番目の数字は扁平率です。扁平率とは、タイヤの幅と高さの比率のことです。扁平率の計算式は、断面の高さ÷断面幅×100です。これはパーセント(%)で表されます。
最小回転半径
車の最小回転半径とは、前輪の外側のタイヤが回れる半径のことです。これをもう少し詳しく説明すると、ハンドルを切って旋回したときにタイヤの中心が描く円の軌跡の大きさのことです。
車のハンドルを切ると、タイヤと同時にボディ全部の角が外側を回るので、正確な半径とは言えない部分もありますが、参考値としてよく引き合いに出されます。
最小回転半径と車の取り回しの良さの関係も見てみましょう。5.5m以下なら、駐車や取り回しで支障は生じないと見ていいです。5m以下ならなおよく、小回りが利きやすくなります。6m以上になってくると、駐車で苦労しやすいです。
ヴェルファイアの場合、最小回転半径は5.6~5.8mです。ヴェルファイアは大型ミニバンですが、サイズの割には小回りが利きやすく、切り返し、Uターンなどもしやすくなっています。
また、運転席の座面が高いので、見通しがし利きやすく、運転がしやすいです。
ヴェルファイアの室内サイズとその特徴
続いて、ヴェルファイアの室内サイズとその特徴を見てみましょう。
【ヴェルファイアの室内サイズ】
グレード | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
HYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り) | 3,210 | 1,590 | 1,400 |
GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り) | 3,210 | 1,590 | 1,400 |
GOLDEN EYESⅢ(4WD・7人乗り) | 3,210 | 1,590 | 1,400 |
※単位はmm
どのグレードでも室内サイズは同じです。特徴としては、室内空間が広いことです。大型ミニバンということもあり、室内空間をたっぷり取っています。7人乗りで、どの席でもゆったりと座ることができます。
乗車人数に合わせてシートを動かすこともでき、快適性もより向上しました。最大830mmの超ロングスライドが可能で、ゆったり脚を伸ばせるリビングのような空間もつくりだすことができます。
ここからは、そんなヴェルファイアのシートサイズも確認しておきましょう。
【ヴェルファイアのシートサイズ】
座席 | シート座面 幅 | シート座面 奥行き | |
フロントシート | 運転席 | 520 | 490 |
助手席 | 520 | 485 | |
後席1列=
セカンドシート |
右側席 | 520 | 510 |
左側席 | 520 | 510 | |
後席2列=
サードシート |
右側席 | 1,400 | 450 |
中央席 | 445 | ||
左側席 | 450 |
※単位はmm
フロントシートのヘッドレストを外して、セカンドシートも倒せば、フルフラットになり、ゆったりくつろぐこともできます。
乗り降りがしやすいのもヴェルファイアの特徴になります。フロア高が450mm、ステップ高が350mm、ステップ幅が180mmです。低床設計で、ステップの幅も広めですので、乗り降りしやすくなっています。乗るときに無理をする必要もありません。
また、スライド開口幅は780mmで、アシストグリップの長さは485mmです。体の大きい人でも背の高い人でも低い人でも、安心して乗り降りができます。アシストグリップにしっかりつかまれば、子供もご年配の方も支障なく乗車できるでしょう。
室内サイズのデザインにも一言触れておきます。カラーはブラックが基調で、インパネ、シート、ピラー、天井もすべてブラックになっています。シックで落ち着いた色合いで、上質さと高級感も兼ね備えています。
広々とした空間でこの色合いの中で過ごしていると、気分も良くなるでしょう。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
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ヴェルファイアの荷室サイズとその特徴
今度は、ヴェルファイアの荷室サイズとその特徴をチェックしてみましょう。
ヴェルファイアの荷室サイズはゆとりの設計になっています。サードシートまで使用時なら最大890L、セカンドシートまで使用時なら最大1,346L、フロントシートのみ使用時なら最大2,207Lまで荷物を収納可能です。天井まで荷物を積み上げれば、多くの荷物が入ります。
ここからは、シートアレンジによるサイズの実測値も確認してみましょう。
【シートアレンジによるサイズ(長さ)】
シートアレンジ | シート位置 | シート角度 | 測定位置 | 実測値 | |
サードシートまで使用時
(3列フル乗車の状態) |
最大 | サードシート:一番後ろ | ニュートラル(垂直から後ろへ23度) | サードシートバック下部~バックドアトリム | 220 |
サードシートまで使用時
(3列フル乗車の状態) |
最小 | サードシート:一番後ろ | ニュートラル(垂直から後ろへ23度) | サードシートバック上部~バックドアトリム | 150 |
セカンドシートまで使用時
(3列目を倒した状態) |
最大 | サードシート:一番後ろ | ニュートラル(垂直から後ろへ25度) | セカンドシートバック下部~バックドアトリム | 1,200 |
セカンドシートまで使用時
(3列目を倒した状態) |
最小 | セカンドシート:一番後ろ | ニュートラル(垂直から後ろへ25度) | セカンドシートバック上部~バックドアトリム | 940 |
フロントシートのみ使用時
(2・3列目を倒した状態) |
最大 | 運転席フロントシート:一番後ろ | ニュートラル(垂直から後ろへ19度) | フロントシートバック下部~バックドアトリム | 2,330 |
フロントシートのみ使用時
(2・3列目を倒した状態) |
最小 | 運転席フロントシート:一番後ろ | ニュートラル(垂直から後ろへ19度) | フロントシートバック上部~バックドアトリム | 2,130 |
※単位はmm
幅はラゲージサイドトリム間が最大で1,410mm、ホイールハウス間が最小で930mmでした。高さはフロア〜セカンドシート後方の天井で最も高い位置までが最大で1,355mm、フロア〜天井後方までが最小で1,200mmです。
ヴェルファイアのサードシートは薄型で、左右に跳ね上げて格納ができます。格納すると、荷室スペースが大幅に拡大しました。旅行や帰省などの際の大量の荷物も収納できるようになります。
荷室の最大幅は1,410mmで、最小幅は930mmです。最小幅でもかなりの余裕があり、荷物を積み込みやすいです。
荷室の左右にはランプも設置され、夜間でも利用しやすくなっています。
荷室の下にも大容量収納スペースがあり、観葉植物など高さのある荷物の収納にもピッタリの収納スペースです。
ヴェルファイアの荷室にどのくらいのサイズのゴルフバッグが入るかも確認しておきましょう。
サードシートの一番後ろを使用した時(3列フル乗車の状態)という条件では、長さ47インチのゴルフクラブが入る9.5インチのゴルフバッグが収納できます。
サードシートの一番前を使用した時(3列フル乗車の状態)は、長さ47インチのゴルフクラブが入る9.5インチのゴルフバッグ6個収納可能です。
ヴェルファイアのグレードとその特徴について
「ヴェルファイアのサイズについて」のところで、ヴェルファイアのグレードごとのサイズを取り上げましたが、各グレードでどのような特徴があり、それぞれどう違うのかについて解説します。
現在、トヨタが販売しているヴェルファイアのグレードは以下の3種類です。
- ヴェルファイアグレード一覧
- HYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り・4WD)
- GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)
- GOLDEN EYESⅢ(4WD・7人乗り)
以前に発売されたヴェルファイアも加えると、グレードはさらに多くなりますが、ここでは最新のグレードのみに焦点を絞ってみます。
各グレードでサイズの違いがあまり見られませんが、特徴や価格は大きく異なります。それぞれどう違うのか詳しく見てみましょう。
HYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り)
HYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り)は2022年5月13日から発売された4WDのハイブリッド車です。ハイブリッド車ということで、燃費がガソリン車よりも良くなっています。
- 【HYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り)の燃費】
- WLTCモード:14.8km/L
- 市街地モード:12.6km/L
- 郊外モード:15.6km/L
- 高速道路モード:15.4km/L
サイズを含めたスペックも見ておきましょう。
【HYBRID GOLDEN EYESⅢ(7人乗り)のスペック】
車両型式 | 6AA-AYH30W-NFXSB |
全長 | 4,935mm |
全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,950mm |
車両重量 | 2,150g |
車両総重量 | 2,535kg |
エンジン型式 | 2AR-FXE |
総排気量 | 2,493L |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
最大出力(ネット) | 112(152)/5,700kw(PS)/r.p.m. |
最大トルク(ネット) | 206(21.0)/4,400~4,800N・m(kgf・m)/r.p.m. |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
ヴェルファイアのハイブリッド車の特徴として、オプティトロンメーターにメーターリングゴールド加飾が施されていることが挙げられます。
サイズは、ガソリン車よりもトレッドが少しだけ広いです。
GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)
次に、ヴェルファイアのガソリン車であるGOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)の燃費を確認しておきましょう。
- 【GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)の燃費】
- WLTC燃費:10.6km/L
- 内容
- 市街地モード:7.3km/L
- 郊外モード:11.5km/L
- 高速道路モード:12.4km/L
以下がGOLDEN EYESⅢのスペックです。
【GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)のスペック】
車両型式 | 3BA-AGH30W-NFXSK |
全長 | 4,935mm |
全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,935mm |
車両重量 | 1,970kg |
車両総重量 | 2,355kg |
エンジン型式 | 2AR-FE |
総排気量 | 2,493L |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
最大出力(ネット) | 134(182)/6,000kw(PS)/r.p.m. |
最大トルク(ネット) | 235(24.0)/4,100N・m(kgf・m)/r.p.m. |
トランスミッション | 自動無段変速機(Super CVT-i) |
GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り)にはガソリン車用のメーターリングゴールド加飾がオプティトロンメーターに施されています。
他のグレードとのサイズを比較すると、全幅が15mm狭くなり、ホイールベースがハイブリッド車よりも25mm短いです。最低地上高もわずかに低くなっています。
しかし、いずれの差もそれほど運転するときに影響を与えるような数値ではありませんから、気にする必要もないでしょう。
GOLDEN EYESⅢ(4WD・7人乗り)
最後に、ヴェルファイアの4WDのガソリン車の特徴です。まず燃費から紹介していきます。
- 【GOLDEN EYESⅢ(4WD・7人乗り)の燃費】
- WLTC燃費:10.6km/L
- 市街地コード:7.8km/L
- 郊外モード:11.3km/L
- 高速道路モード:12.0km/L
続いて、GOLDEN EYESⅢのスペックです。
【GOLDEN EYESⅢ(4WD・7人乗り)のスペック】
車両型式 | 3BA-AGH30W-NFXSK |
全長 | 4,935mm |
全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,950mm |
車両重量 | 2,030kg |
車両総重量 | 2,415kg |
エンジン型式 | 2AR-FE |
総排気量 | 2,493L |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
最大出力(ネット) | 134(182)/6,000kw(PS)/r.p.m. |
最大トルク(ネット) | 235(24.0)/4,100N・m(kgf・m)/r.p.m. |
トランスミッション | 自動無段変速機(Super CVT-i) |
GOLDEN EYESⅢ(4WD・7人乗り)のサイズは、リヤトレッドが他のグレードよりもわずかに狭くなっています。最低地上高はハイブリッド車よりも5mm高く、2WDガソリン車よりも10mm高いです。
駐車場には入るのか?
ここまで、ヴェルファイアのサイズを確認してみましたが、サイズといえば気になるのが駐車場に入るかどうかです。そこでここからは、立体駐車場と平面駐車場別に検証していきます。
立体駐車場
立体式駐車場には決められたサイズまでの車までしか駐車できません。それ以上のサイズの車を無理に停めれば、故障や事故の原因になってしまいます。
立体駐車場といっても、大きさがみな違うので、一概にこうだとは言い切れない部分もあります。ヴェルファイアを所有するのであれば、希望の立体駐車場で駐められるか事前に確認しておくといいでしょう。
基本的には立体駐車場の全高制限は2,500mm以下になっているものがおおいです。しかし、古いものですと、これより低く設定されていることもあります。
ヴェルファイアの全高は1,935〜1,950mmと、高めの全高になっています。そのため、立体駐車場の高さ制限に引っかかることもありますから、事前確認が重要です。
平面駐車場
ヴェルファイアの全長は4,935mmで、全幅は1,850mmです。通常の駐車場のサイズが5,000m×2,500mmなので、全幅のほうは少し余裕がありますが、全長がギリギリです。
そのため、かろうじて駐車できるサイズ感だといえるでしょう。ショッピングモールの駐車場であれば、それほど気にする必要のない場合も多いです。
ただ、ヴェルファイアは大型ミニバンなので、切り回しが大変になりがちです。そんなときにヴェルファイアには便利なオプションがあります。
それはインテリジェントパーキングアシスト2というオプションで、超音波センサーとカメラで駐車スペースを検知し、誘導してくれます。
ヴェルファイアを平面駐車場に駐めるのに苦労しそうな場合は、取り入れたいオプションだといえるでしょう。
まとめ
本記事では、ヴェルファイアのサイズについて解説してきました。車のサイズは、運転のしやすさ、取り回しのしやすさ、室内空間の快適さ、収納量の大きさなどにかかわる重要なスペックになります。
そのため、車のサイズを購入前にはよく確認しておくようにしましょう。
ヴェルファイアの場合、大型ミニバンなので少しサイズも大きめですが、大きいからこその魅力もあり、決して評価は低くはないです。
また、サイズが大きいので、基本的にはあまり考えなくても大丈夫なのですが、たまにヴェルファイアでは利用することができない立体駐車場もあるので注意が必要です。
本記事ではヴェルファイアのサイズについて解説してきましたが、車のサイズというものは実際に乗ってみなければ分からないものです。ぜひ近くのウエインズトヨタ神奈川でヴェルファイアに試乗して、ヴェルファイアのサイズ感を堪能してみてください
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- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。