トヨタのシエンタを見て、「シエンタという車がどのような車か詳しく知りたい」「シエンタ内装はどうなっているの」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
シエンタは、トヨタが販売しているミニバンです。非常に人気な車で愛らしい外装が特徴的です。しかし、外装が気に入っただけでは、なかなか購入に踏み切ることはできないという方も多いと思います。
車で快適なドライブをするためには、「何人乗れるのか」「グレードによる内装の違いはあるのか」など、エクステリアだけでなくインテリアも詳しく知ることが大切です。
そこで本記事では、シエンタはどのような内装なのか、荷物をどれくらい積めるのかなどを詳しく解説していきます。
今回はエクステリアではなく、インテリアについて詳しく紹介するので、「シエンタの外観は好きだけど内装がどのようになっているか気になる」という方が購入を検討する際に参考にしてみてください。
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目次
シエンタとはどのような車?
シエンタは、トヨタの販売するミニバンの中でももっともコンパクトな車種です。2003年の販売開始以来、多くのファンの心をつかんできました。特に2015年のフルモデルチェンジ以降、爆発的に売り上げを伸ばしています。
シエンタが人気の理由は、ミニバントップの低燃費と、コンパクトボディでありながらミニバンとしての機能を損なっていない点が挙げられます。
特に室内空間はライフスタイルに応じてアレンジが可能なのも、人気の理由のうちのひとつです。
シエンタのグレード・スタイル
シエンタは、2015年のフルモデルチェンジ以降も何度かマイナーチェンジを行っています。現在販売中のグレードは、ガソリン車に以下の6種類があります。
【ガソリン車のグレード】
- G
- X
- G Cuero
- FUNBASE G
- FUNBASE X
- FUNBASE G Cuero
ハイブリッドも以下の6種類となっています。シエンタはグレードの選択の幅が広いのが特徴です。
【ハイブリッドのグレード】
- HYBRID G
- HYBRID X
- HYBRID G Cuero
- HYBRID FUNBASE G
- HYBRID FUNBASE X
- HYBRID FUNBASE G Cuero
福祉車両で車いすのまま乗れる車も、以下の2種類のグレードが用意されています。
【福祉車両のグレード】
- G 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付
- X 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付
グレードによって内装や使われる素材が異なることがあります。各グレードにどのような特徴があるのかを知っておきましょう。
シエンタの内装・インテリアの特徴
シエンタの内装やインテリアには、どのような特徴があるのでしょうか。以下の表を見ながら、詳しくみていきましょう。
ボディタイプ | ミニバン・ワンボックス |
ドア数 | 5ドア(両側スライド) |
乗車定員 | 5~7名(グレードによる) |
全長×全幅×全高 | 4,260×1,695×1,675mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2,535×1,470×1,280mm |
シエンタは、5ドアのミニバンで、両側がスライドドアになっています。ミニバンでありながら5ナンバーサイズを維持しているため、街中でも乗り回しやすいのが人気の理由のうちのひとつです。
そんなシエンタの乗車定員は、じつは5〜7人の間で選べるようになっています。シートは2列と3列があり、それぞれ広さなども少しずつ異なります。
シエンタは、グレードや乗車定員が違ってもコンパクトなサイズながら、ゆったりと座れる空間を確保しているのが特徴です。
どの席に座っても、足元が窮屈にならないように工夫がされています。特に座席が後ろになるほどヒップポイントを高くしてあるため、より開放感を感じることができるでしょう。
また、室内高が1,280mmとゆとりある高さになっているため、小さな子どもであれば立ったまま車内で着替えをすることも可能です。もちろん高さだけでなく座席を下げることもできます。車内でゆとりのある空間を作れるため、赤ちゃんのおむつ替えなどもしやすいです。
運転席や助手席、1列目と2列目シートの間も広くとってあるので、席から席への移動もスムーズに行うことができます。助手席に座っていても後部座席の様子が見やすく、家族連れに特におすすめの車だとといえるでしょう。
デザインも個性的で、トレッキングシューズをモチーフにしたエクステリアに負けないようなインテリアになっています。特にデザイン面は、オレンジをアクセントカラーとしていてサテンメッキ加飾やピアノブラック加飾を組み合わせることで、遊び心を表現しています。
また、コンパクトなミニバンでありながらもミニバンの特徴である多彩なシートアレンジができるのも、シエンタの内装の魅力のひとつです。3列目シートがある場合には、折りたたむ事ができるので、必要であればラゲッジスペースを広くとることが可能です。
2列目のシートも折りたたむことができるようになっています。操作はワンタッチでできるレバー式なので、子どもでも簡単に操作可能です。単に折りたたむだけでなく、格納することも可能になっているので、荷物の量や大きさに合わせて調整するといいでしょう。
シートの列や乗車人数はグレードによって異なるため、ライフスタイルに合わせて選ぶようにしてください。また、グレードによっては乗車人数を少なくして、最初からラゲッジスペースを多くとってあるものもあります。
シエンタは旅行やキャンプなどを楽しむときにもおすすめの車種です。ラゲッジスペースが広いだけでなく、さまざまな場所にちょっとした収納が設けてあるので、遠出をするときにスマホや財布などの小物を置くことができるでしょう。
車内は段差がないフラットフロアになっているので、子どもやお年寄りも車内の移動がしやすくなっています。また、床が低くなっているので、子どもやお年寄りでも無理なく乗り降りすることができます。
内装・インテリア色
内装やインテリアの色については、グレードごとに違いがあります。ここからは、グレードごとにどれくらい違いがあるのかを詳しくみていきましょう。
グレード | 内装の特徴 | インテリア色 |
・X
・FUNBASE X |
・シンプルな内装
・ステアリングはウレタン素材 |
・黒を基調としている |
・G
・FUNBASE G |
・全体的に上質になっている
・ステアリングは本革巻き |
・黒を基調としている |
・G Cuero
・FUNBASE G Cuero |
・高級感を演出
・上質かつ上品にまとめられている |
・黒を基調としている
・ダークブラウンが随所に入っている |
グレード「X」「FUNBASE X」
シエンタのグレード「X」「FUNBASE X」は、黒を基調としたシンプルな内装が特徴です。ステアリングにはウレタン素材が使用されていて、シフトベゼルにはピアノブラックが採用されています。
ハイブリッド車であれば、ステアリングにピアノブラック+サテンメッキ加飾が施されていて、運転してみたいと思わせるようなインテリアになっているのが特徴だといえるでしょう。ベースグレードなだけあって、派手さはなく運転しやすい落ち着いた内装です。
センタークラスターパネルの色もピアノブラックで統一されていて、サテンメッキ加飾はされていません。ガソリン車には趣のあるドライブモニターアナログメーターが採用されていて、ハイブリッド車にはマルチインフォメーションディスプレイが装備されています。
グレード「G」「FUNBASE G」
シエンタのグレード「G」「FUNBASE G」の内装もブラックを基調としている点では「X」グレードと変わりがありません。ベースグレードの「X」とは異なり、上級グレードであるため、ところどころ上質な素材が使われているのが特徴です。
特に「X」グレードではウレタン素材を使っていたステアリングとシフトノブには、本革巻きを採用しています。さらに、フロントドアアームレストやフロントドアトリムは上級ファブリックが使われています。
シートに使われている素材も一段上の素材になっているので触り心地も違うでしょう。グレード「G」・「FUNBASE G」のインテリアもブラックを基調としていて、派手さはないものの、落ち着いた車内となっています。
センタークラスターパネルやシフトベゼルには、ピアノブラック加飾だけでなくサテンメッキが使用されています。そのうえ、レジスター加飾からは高級感が漂っていて、高輝度シルバーとメッキも使用されているので、ベースグレードでは高級感が足りなくて満足できないという方におすすめです。
グレード「G Cuero」「FUNBASE G Cuero」
「X」や「G」よりもさらにグレードの高い「G Cuero」、「FUNBASE G Cuero」は、アウトドアにふさわしいミニバンであると同時に上品さも兼ね備えたグレードとなっています。
最上級グレードなだけに、高級感だけでなく特別感も感じられるでしょう。ステアリングやシフトノブは、グレード「G」と同じく本革巻きになっています。それだけでなく、フロントドア周りには上級ファブリックが使用され、そこだけでも上級さが感じられます。
上級ファブリックのカラーにはダークブラウンが使用されていて、より高級感を演出しています。ほかのグレードとは一線を画しているといっても過言ではありません。
インテリアは、基本的にブラックで統一されています。とはいえ、随所にダークブラウンが使用されているので、単純に真っ黒な内装というわけではなく、そのアクセントも楽しむことができます。
その他、特別仕様車の内装もまた、高級感を演出する造りになっています。特にカラーにはこだわりがあり、「X」をベースとした特別仕様車は、インパネのオレンジカラーをなくしてブラックに統一することで、高級感を高めています。
グレードごとにそれぞれ違いはあるものの、共通する部分もあります。シエンタの内装は、全体的にシンプルでありながら落ち着いた大人の雰囲気を演出しているのが、全車に共通する特徴といえるでしょう。ミニバンでありながら街中でも取り回しのしやすいシエンタには、ふさわしい内装です。気になるようであればぜひ、試乗してみてください。
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シート色・シート素材
シエンタは、シート色やシート素材にもこだわりがあります。グレードによってシートの素材も異なるため、それぞれグレードごとにどのような素材が使われているのかを詳しくみていきましょう。
ベースグレードの「X」「FUNBASE X」は、シート素材にはファブリックが使用されています。シートの色は3列であれば標準は「ブラック×ブラック」ですが、「フロマージュ×フロマージュ」も選択できます。2列の場合は、シート色は「ブラック×ブラック」のみです。
グレードが上の「G」「FUNBASE G」の場合は、シートの素材も「X」「FUNBASE X」より上質の上級ファブリックが使用されています。通常のファブリックよりも質感が良く、座り心地も違うのでおすすめです。
色は3列シート車であれば「ブラック×ブラック」と「フロマージュ×ダークブラウン」の2種類からシートの色が選択が可能です。2列シート車の場合は、ベースグレードと同じく「ブラック×ブラック」のみとなります。
最上級グレードの「G Cuero」「FUNBASE G Cuero」の場合は、シートの素材にもこだわっています。ダブルステッチ付きの合成皮革とスエード調素材が使用されていて、コンビシートとなっています。
シート色は「ブラック×ブラック」のみであるものの、ほかのグレードとは違ってブラック一色ではなく、スエード調素材部分のカラーがダークブラウンになっているのも特徴といえるでしょう。ほかのグレードとは、少し違ったおしゃれさを演出しています。
特別仕様車になると、シートの素材にはファブリック表皮シートが使用されていてまたほかとは少し違った感じの内装です。シート色には特別仕様車専用の色が用意されていて、「ブラック×コハク」となっています。
シートの色や素材によって、内装から受ける印象も異なります。自分の好みに合った色や素材のシートを選んで、ドライブを快適なものにしましょう。
室内空間の特徴
シエンタの室内空間の特徴といえば、コンパクトなボディにもかかわらず、室内空間を広くとってあるところです。3列シート車であっても足元が窮屈にならない工夫がされているので、長距離のドライブも苦になりません。
もちろんシートをアレンジすれば車中泊も可能なので、さまざまな場面で役立つでしょう。そのため、家族でアウトドアや旅行に行くのにもおすすめです。
室内空間についてはグレードごとに大きな違いはなく、あえて言うのであれば、3列シート車よりも2列シート車の方がゆったりとしているところです。また、幅だけでなく高さもあるので、小さな子どもであれば床に立っても頭をぶつけることがありません。
シートとシートの間も広めにとってあるため車の中で子どもを移動させたいという方などにもおすすめです。
また、子どもやお年寄りが乗り降りしやすいように、床が低く設計してあるのも特徴といえます。コンパクトではあってもあくまでもミニバンなので、ゆとりある空間でゆっくりと過ごしてみてください。
インパネ・センターコンソール周りの特徴
インパネ・センターコンソール周りは、基本的にどのグレードの車も変わりありません。ただし、カラーには違いが少しだけあります。
ベース車であるグレード「X」「FUNBASE X」は、ブラックが基調です。その中でも目を引く鮮やかなオレンジがアクセントになっていて、おしゃれさを感じられるインパネとなっています。
蓋つきのアッパーボックスを開けると、中が全面鮮やかなオレンジになっているので、ガラッと印象が変わるでしょう。そのほかのグレードは、特別仕様車も含めてどれもブラックで統一されています。
ただし、フロントドアトリムやフロントドアアームレストにダークブラウンが使用されている最上級グレード「G Cuero」「FUNBASE G Cuero」は黒ではありますが、少し違った印象を受けるでしょう。購入を決める前に、写真でも確認してみることをおすすめします。
その他
シエンタの内装の特徴には、これまでに確認してきた以外にもいくつかあります。そのうちのひとつが、多彩なシートアレンジです。そもそも、ミニバンの特徴として挙げられるのが、人数がたくさん乗れることと多彩なシートアレンジができることです。
シエンタもミニバンにしてはコンパクトであるにもかかわらず、多彩なシートアレンジが可能となっています。シエンタは、2列シート車と3列シート車の2種類があるのが特徴です。
後部シートは左右別々にアレンジすることが可能で、室内高が高いので、シートを片方を収納するだけでも自転車などを積載することができます。
2列シート車であれば、後部座席を倒してフルフラットにすることができるため、布団や寝袋などを載せておけば車中泊が楽しめるでしょう。
車中泊に関しても、室内高があることによってより快適に夜間を過ごすことが可能になります。特に旅行の際に、ホテルや旅館に泊まるのが難しいといったときなどに車中泊をする方におすすめです。
シエンタの収納・荷室の特徴
シエンタを購入したいと考えたときには、収納や荷室についても知りたいのではないでしょうか。どのあたりにどのような収納があるのか、ラゲッジスペースにはどの程度荷物が積載できるのかを知っておくことで、自分が毎日利用していくうえでその積載量で足りるのかを事前に把握することができます。
シエンタには、デッドスペースはありません。というのも、どのような小さなスペースもうまく収納にすることで、より快適なドライブをしているからです。ここからは、シエンタの収納や荷室について詳しく解説していきます。
ラゲッジスペース
シエンタのラゲッジスペースは、荷物や乗車人数によって変えられるのが特徴です。うまくシートアレンジをすることで、小物から旅行用の荷物、自転車まで様々な荷物を積載できます。
2列シート車の荷室の長さは2,065mmで、かなり長いものでも収容できるでしょう。2列シート車であれば、2列目シートを倒してフルフラットにすることによって、より多くの荷物や大きな荷物を積むことが可能です。
2列シート車は荷室がローデッキ状態であれば、荷室フロア高が530mm、荷室高が1,070mm、荷室幅が1,260mmとなっています。
荷室下には大容量の床下収納があるので、常時車においておきたい荷物などがあれば、入れておくことも可能です。オプションでデッキアンダートレイなどもあるため、濡れた荷物も気にすることなく収納できるでしょう。
3列シート車の場合は、2列目と3列目を収納することで、かなり広く使うことができます。荷室長は1,430mmの長さがあります。シートを格納することで生まれる空間などによって、シエンタのラゲッジスペースはかなり広く、ゆとりあるスペースを実現しています。
具体的な数値でいえば、2列目シート車はシートを倒さないままの状態であればラゲッジスペースの大きさは821Lで、後部座席を倒したときの容量は1,813Lです。
3列シート車の場合は、3列目シートまで使用して乗車最大人数で乗車する場合のラゲッジスペースの容量はわずか174L程度です。
しかし、3列目シートを格納することによって856L程度になります。2列目シートまで倒すと、運転席と助手席にしか人の乗るスペースがなくなりますが、容量は倍近い1,764Lになります。ライフスタイルに合わせて、荷室の荷物にならぬよう荷物の積み方も考える必要があるというわけです。
センターコンソール
センターコンソールは、車にとって大切なさまざまな機能が詰め込まれている場所です。そんなセンターコンソール周辺にも、収納がいくつかあります。コンソールサイドにある深めのポケットには、長くてその辺の収納には置きづらいというものを入れておくといいでしょう。
4WD車のみですが、マルチユーストレイがあるので、小物を入れるのに適しています。コンソールボックスを後付けすることができるので、好みのコンソールボックスに取り換えることができるのも大きな魅力です。
座席周辺
シエンタの座席周りには、快適なドライブを楽しむためにさまざまな収納が用意されています。運転席や助手席にはカップホルダーが付けられていて、飲み物カップだけでなく、ペットボトルも入れることができます。
熱い飲み物を購入したときなどにも置いておくことができ、走行中でもこぼれることはありません。信号待ちなどに飲み物を飲めるようになるので、ぜひ活用してみてください。
また、助手席前のアッパーボックスには、便利な収納スペースがあります。小さいですが、位置的に使いやすいです。コンパクトタイプのティッシュボックスを入れることができるので、長期のドライブの際には重宝するでしょう。
また、フタがついているので、あまり人目につくところにおいておきたくないような小物も入れておくことができます。助手席のアッパーボックス下には、オープントレイがあります。
小物やポイントカード・眼鏡ケース・化粧品など、すぐに手の届くところにおいておきたいものがあれば、ぜひ置いてみてください。
助手席のグローブボックスは、車検証などを入れておくための収納です。車検証だけでなく、任意保険の証書なども入れておくといいでしょう。そのほか、ここにティッシュボックスを入れておくことも可能です。
子供が多い家庭などは、長期ドライブに出る前に、ウェットティッシュやティッシュペーパーの予備などをしまっておくのもおすすめです。
そのほかにも回転式買い物フックやフロントドアポケット&ボトルホルダー・フロントドアプルハンドルポケット・スライドドアポケット&ボトルホルダー・助手席シートバックポケット・デッキサイドトリムポケットなど、特に助手席周りには小さいものから大きなもの、平たいものなどさまざまな収納が設置されています。
小物だけでなく、メモ帳や書類などを入れておくための場所もあるので、どれも使い勝手がいい収納です。中にはデッキサイドトリムポケットなどのような2列シート車には装備していない収納もあるため、購入するときには注意が必要です。
「欲しかった収納がついていない」といったことにならないように、購入する前に欲しい収納スペースがあるのであればディーラーで確認するようにしましょう。
その他注目の装備
これまで解説してきたもの以外にも、シエンタの内装にはおすすめの装備があります。いくつかある中で、特におすすめの装備を2つ紹介します。ぜひ、車を購入する際の検討材料にしてみてください。
①ヒーター
オプションで付けられるおすすめ装備が、ステアリングヒーターと、運転席と助手席のシートヒーターです。ヒーターがあれば寒い冬の日など、長距離運転でいためがちな肩や腰が温まるので冷えることなく楽に運転ができます。
ステアリングヒーターは、手がかじかんでうまく動かないときなどには重宝します。というのも、運転前にしばらく握っていれば手が温まり、「かじかんでうまく動かない手で運転しなくてはならない」ということがなくなるからです。
②アクセサリーコンセント
ハイブリッド車のメーカーオプションとして装備されているのが、アクセサリーコンセントです。AC100V・1500Wのコンセントを車の2か所に設置します。AC100Vで最大消費電力の合計が1500W以下の電化製品を使うことができるため、非常時などの際には役立つでしょう。
消費電力が400Wの場合で、ガソリンを満タンにしている場合は最大で約5日程度電力を供給できるため、ハイブリッドを選ぶならいざというときのために、取り付けておくことをおすすめします。
もちろん災害時だけでなく、アウトドアに出かける際にも、ちょっとした電化製品を使うことができるのでおすすめです。
まとめ
本記事では、シエンタの内装についての特徴を紹介してきました。シエンタの特徴は以下のようになっています。
- シエンタの特徴
- 内装はグレードが上がるごとに上質になっている
- 基本のカラーはどのグレードもブラック
- シートの素材はグレードによって違う
- 2列シート車と3列シート車がある
- 収納がたくさんある
- ラゲッジスペースはアレンジ次第
- オプションにもおすすめ装備がある
シエンタは、グレードによって内装やシートの素材が違ってくるため、最上級グレードになると高級感や上質感が出てきます。その分価格も上がるため、どの点に重点を置きたいのかをよく考えてから、購入を検討してみてください。
乗車できる人数によって2列シート車か3列シート車かも選ぶことが可能なので、家族構成やライフスタイルに合わせて、自分にもっともふさわしいグレードを見つけましょう。取り回しの良いミニバンのシエンタで、楽しいドライブに出かけるのはいかがでしょうか。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
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