プラド

日本が誇る世界的なSUVとして、トヨタランドクルーザーがあります。ランクルの愛称で知られるランドクルーザーは、大型の車両でゆったりとした走りを楽しめるのが特徴です。

また、機動性や居住性、スタイルが重視されるようになり、ニーズに応じたモデルとしてランドクルーザー プラドが1990年に誕生しました。そんな居住性を重視しているランドクルーザー プラドの内装は、一体どのようになっているのでしょうか。

そこで記事では、ランドクルーザー プラドの最新モデルの内装をポイント別に徹底解説します。ランドクルーザー プラドが気になるという方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

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目次

ランドクルーザー プラドの内装

ランドクルーザー プラドは、内装に強いこだわりがある自動車です。アクティブな印象がある一方、3列シート仕様のモデルがあるなど、家族向けの自動車に仕上がっています。

それでは、ランドクルーザー プラドの内装にはどのような特徴があるのでしょうか。

運転席周り

ランドクルーザー プラドは、SUVのなかでも大型な車両となります。運転席周りには運転のしやすさが要求されますが、とても運転しやすい自動車に仕上がっています。

ここからは、運転席周りの各部位について、詳しく解説します。

ステアリングホイール

ステアリングホイールは、ドライブ中常にグリップする部位のことです。実際に乗るとなると、グリップの感触などをしっかりと確認しておきたいのではないでしょうか。また、高級車の場合はステアリングホイール1つとっても強いこだわりを感じることができるでしょう。

標準モデルとなるTXでは、全体的にブラックで統一されています。さらに、ステアリングホイールに金属調加飾が施されています。シルバーのカラーリングがよいアクセントになっており、クールな印象を与えているのが特徴です。

最上級グレードとなるTZ-Gでは、木目調の装飾が付いていて、ナチュラルな印象を与えるでしょう。また、内装の細部に金属調ヘアラインを入れるなど、凝ったデザインとして注目されています。

ステアリングスイッチ

ランドクルーザー プラドのコックピットにおけるインパネ周りには、スイッチ類が規則正しく配置されています。また、視覚的に見やすく操作を間違えにくい点が特徴的です。

さらに、ハンドル操作中に以下のような操作が可能なステアリングスイッチも付属します。エアコン操作やナビゲーションシステム、オーディオの操作までステアリングスイッチで完結できます。

音声認識・ハンズフリー通話スイッチ機能が付属するのも特徴的です。この機能で音声操作が可能となり、より安全に各種操作が可能となります。

シフト

オートマティック車であっても、シフトノブはグリップしやすさなどを重視して選びたいものです。ランドクルーザー プラドでは、スタンダードなサイズ感のシフトノブを採用しています。

誰でも操作しやすい点も魅力的です。TX“Lパッケージ”の場合、本革仕様のシフトノブに変更しており、ラグジュアリー感を演出しています。

また、手前のトレイがあるので小物をちょい置きするのに最適です。最上級グレードとなるTZ-Gにおいては、ステアリングと一体型となったパドルシフトを採用しています。

これにより、ステアリング操作中に指先だけの操作で素早いシフトチェンジを実現しました。

パーキングブレーキ

ランドクルーザー プラドは、古くから自動車で使用されているレバー式のパーキングブレーキを採用しています。インテリアの雰囲気を壊すことなく、グリップしやすいデザインとなっているのが特徴です。

また、2021年6月以降のモデルではパーキングサポートブレーキが標準装備されました。これは、ペダル踏み間違い急発進抑制装置と同様の機能となります。より安全にドライブを楽しむため、パーキングサポートブレーキは欠かせない存在だといえるでしょう。

ディスプレイ

ランドクルーザー プラドのコックピット内には、マルチインフォメーションディスプレイと呼ばれる小型のディスプレイが内蔵されています。マルチインフォメーションディスプレイには、エコインジケーターやデジタル速度表示などが表示されます。

一般的な車両でも表示される自動車が増えていますが、ランドクルーザー プラドの場合は方位計やタイヤ空気圧警報システムなどが表示されるのが特徴です。

特に、全車メーカーオプションで装着可能なタイヤ空気圧警報システムにより、空気圧の低下が見られる場合に警告が表示されます。警告が表示される都度、空気圧をコントロールすればエコドライブを実現可能です。

高精細な4.2インチTFTカラー液晶画面となっていて、視認性も良い点も魅力的です。

各種メーター

ドライバーの目前にあるメーターは、ブラックをベースとしてホワイト基調のシルバーヘアラインがワンポイントで入っています。これによって、非常にスタイリッシュでラグジュアリー感がある仕上がりとなりました。

メーターには、以下の4つがあります。

  • スピードメーター
  • タコメーター
  • 水温計
  • 燃料計

なお、スピードメーターや燃料計はマルチインフォメーションディスプレイにもデジタル表示が可能です。自発光式のオプティトロンメーターを採用することで、昼間だけでなく夜間も見やすいメーターに仕上がりました。

シート

ランドクルーザー プラドは、車内空間にも強いこだわりがあるモデルとして有名です。シート素材や色にも最大限のこだわりを見せており、長時間のドライブでも快適に過ごせるでしょう。

ここからは、ランドクルーザー プラドのシートについて解説します。

ファブリック

標準モデルとなるTXは、シート素材にファブリックを使用しています。ファブリックは難燃性化学繊維で構成されており、もし車両火災が発生した場合でも燃えにくいという特徴があります。

手入れが簡単で、通気性がよいため多湿な日本では蒸れにくい点も魅力的です。さらに、安価であるため比較的導入しやすいメリットもあります。

本革

TX ”Lパッケージ”やTZ-Gでは、ファブリックから本革のシートにグレードアップします。本革の最大の特徴は、高級感がある点です。価格的には効果になるものの、丈夫で長持ちし、経年変化を味わえる点も魅力となります。

また、水滴などが付いても長時間放置しなければ汚れにならず、メンテナンスも簡単です。ただ、通気性が悪いため、夏場のドライブ時には向かないかもしれません。

なお、TX ”Lパッケージ”では、本革シートの一部に人工皮革を使用していることが、TZ-Gとの大きな違いとなります。

サドルタンの本革

ランドクルーザー70周年記念モデルである、TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY  LIMITED”があります。これには、“Lパッケージ”のエッセンスを取り入れています。最大の特徴としては、内装カラーには専用色サドルタンを採用していることが挙げられます。

サドルタンは、トヨタの特別仕様車で頻繁に用いられる材質であり、明るいブラウンのカラーリングが印象的です。本革仕様でありながら、ブラックではなく明るめのカラーリングを取り入れて、エネルギッシュさを感じるでしょう。

運転席・助手席

ランドクルーザー プラドが乗りやすい自動車である理由の1つに、運転席だけでなく助手席周りの装備が充実している点が挙げられます。特に、長時間の走行においても快適に過ごせるように、以下のような機能が利用できます。

センターコンソールトレイ

最近の自動車では、USB接続端子を搭載するケースが増えています。ランドクルーザー プラドにも、センターコンソールトレイにDC12VやUSBソケットが装備されています。

これにより、スマートフォンを充電しながら収納できるスペースを確保しているのが特徴です。また、0と表示されているダイヤルは、シートヒーターとベンチレーションを作動できます。

TZ-Gグレードには、ラゲッジルームにもAC100V(100W)のアクセサリーソケットが装備されていて便利です。さらに、センターコンソールを開くと小物を収納できるスペースとペットボトルを収納できるスペースがあります。

センターコンソールイルミネーション

夜の運転時には、車内も暗くなってものを取りたくても暗くて見えない場合があるのではないでしょうか。例えば、駐車場から自動車を出す場合、お金を取り出したくても暗いと見えずに手間取ることもあるかもしれません。

そこで、手元を照らせるライトがあるととても便利です。そのニーズに対応する機能が、センターコンソールイルミネーションです。

TZ-G、TX-Lグレードに標準装備されている機能で、暗い場所でも手元を照らせるので非常に便利な機能だといえるでしょう。

快適シート

本革仕様のシートの場合、冬場はどうしてもシートが詰めたいと感じてしまいがちです。そこで、ランドクルーザー プラドでは快適温熱シートが標準装備されています。

快適温熱シートには、シート内部に電熱線が内蔵されています。ホットカーペットのようにシートを温めることができる機能です。これにより、寒い日にシートに座っても冷たいと感じることはありません

シートごとにヒーターのON/OFFをコントロールできるのも便利です。

シートベンチレーション機能

シートベンチレーション機能は、快適温熱シートとは逆に熱を逃せる機能です。特に本革シートの場合、熱がこもりがちであり夏場に座っていると汗をかいてしまいがちなのではないでしょうか。また、蒸れによって長時間座るのが苦痛に感じてしまいます

そこでシートベンチレーション機能があると、シートの間に風が流れるので快適な状態をキープできます。

左右独立温度コントロールフルオートエアコン

一般的なグレードの自動車では、エアコンの温度は定温しか設定できないのが一般的です。ただし、運転席と助手席で日当たりによって体感温度が異なる場合があり、同じ温度では片方が寒いもしくは熱いと感じる場合もあります。

ランドクルーザー プラドでは、そのような問題をクリアするために左右独立温度コントロールフルオートエアコンが標準装備されています。このエアコンにより、運転席側と助手席側それぞれに温度や風量をコントロールできるので、どの位置でも快適に過ごせるようになるでしょう。

後部座席

ランドクルーザー プラドは、後部座席も非常に広く快適な空間となっています。セカンドシートには左右独立のスライド機構となっているので、足元空間を広く確保可能です。

さらに、左右シート独立のリクライニング機能やアームレストを使用すれば、長時間のドライブでも快適に過ごせます。7人乗り仕様のランドクルーザー プラドでは、セカンドシートウォークイン機構が装備されているのも特徴です。

セカンドシートのシートバックを前に倒せば、連動して前方へスライドでき、サードシートへのスムーズな乗降が可能です。ミニバンなどでは、3列目の居住性が重要視されますが、ランドクルーザー プラドでは足元を低床化しています

これにより、シート座面と床との距離を広げて余裕を持たせたデザインとなりました。

ラゲージルーム

ランドクルーザー プラドは、運転して楽しい自動車というだけでなく、収納力の高さも魅力的です。特に、ラゲッジルームの広さは特筆すべきものがあり、多くの荷物を積んで走行できます。

また、以下のようなラゲッジルームの装備も充実しています。

ラゲッジルームのサイズ

ラゲッジルームのサイズは、5人乗りか7人乗りかで大きく異なります。また、シートレイアウトによってもサイズが変動します。各レイアウト別の容量は、以下の通りです。

種類 車両の状態 容量(単位:リットル)
5人乗り フル乗車時 バックウィンドウ下端 621
2人乗車時 バックウィンドウ下端 1,151
7人乗り フル乗車時 シートバック上端までの高さ 104
5人乗車時 シートバック上端までの高さ 553
2人乗車時 シートバック上端までの高さ 974

最も広く確保できるのが、5人乗りモデルの2人乗車時であり、1,151リットルの容量を確保可能です。

フロア格納サードシート

3列仕様のランドクルーザー プラドには、ボタンひとつでサードシートを収納したり戻したりできるスイッチが付いています。バックドア側とリヤドア側両方にスイッチがあるため、乗車時や降車時どちらからでも操作可能です。

家族全員で出かける際には3列仕様、お買い物などに出かける際には2列仕様にするなど、臨機応変にスマートにシートの収納や戻すことができるのも魅力的です。

バックドアガラスハッチ

ランドクルーザー プラドには、横開きのバックドアを採用しています。ただの横開きのバックドアだと後方に広いスペースを確保しないと、ものの積み降ろしに苦労しがちかもしれません。

そこで、ランドクルーザー プラドではバックドアガラスハッチを採用しています。ガラスハッチの左下に付いているボタンを押せば、バックドアのガラスハッチだけを開けられます。

バックドアを開くスペースがない場所でも、ガラスハッチだけを開けてものを積めるのは魅力的なのではないでしょうか。ガラスハッチの施錠は、スマートキーからも操作できます。

横開きのバックドア自体も、オイルダンパー付ステーを採用しているので無段階で位置をキープできるので、利便性が高いです。

6:4分割可倒式の2列目シート

5人乗りモデルの場合、3列目のシートがないためより広いラゲージルームを確保できています。2列目についても、収納すればさらに広いラゲージルームとなり、ゴルフバック4つ程度は余裕で収納可能です。

さらに、2列目シートは6:4分割可倒式となっているので、片側だけを収納して3人乗りで荷物を最大限載せて走行するなどアレンジが自由です。床面がほぼフラットとなっており、大切な荷物を安定して運べる点も評価が高いです。

収納

ランドクルーザー プラドには、ラゲージルームだけでなく様々な場所で収納できる機能が満載です。主な収納場所として、以下のようなものが用意されています。

オーバーヘッドコンソール

コックピット上部に位置するのが、オーバーヘッドコンソールです。オーバーヘッドコンソールを開けると、後方を見渡せるミラーが出現し、運転席や助手席から後部座席の状態を確認できます。

また、オーバーヘッドコンソールにはサングラスなどの小物を収納できるので、普段使わないものを収納するのにも便利です。

プッシュ式センターアッパー小物入れ

プッシュ式センターアッパー小物入れは、普段はカバーがかかった状態となりますが、押せば収納スペースが現れます。ガソリンスタンドの会員カードなどを収納しておくのにちょうどよいサイズ感で、ポケットティッシュなどを収納するのにも便利です。

ランドクルーザー プラドのラグジュアリーなイメージをキープするために、隠して収納したい場合におすすめの収納場所となるでしょう。

センターロア小物入れ

センターロア小物入れも、カードなどのちょっとした小物の収納に向いています。常時ものを置く場所というよりは、一時的にものを置きたい場合にちょうどよいスペースだといえるでしょう。

大型センターコンソールボックス

大型センターコンソールボックスは、トレイ状となった収納スペースです。スマートフォンなどを設置するのにちょうどよいスペースとなっており、運転席周りの収納スペースとしては大きなサイズだといえるでしょう。

カップホルダー

長時間のドライブでは、飲み物を飲みながら快適にドライブを楽しみたいのではないでしょうか。ランドクルーザー プラドでは、運転席と助手席だけでなく、2列目シートのセンターアームレスト部分にもカップホルダーを設置しています。

さらに、7人乗り仕様の場合でも3列目シートにもボトルホルダーが確保されています。以上のように、助手席に比べて乗り心地が劣りがちな2列目や3列目でも、快適に過ごせる工夫が施されているのです。

加装パーツ

ランドクルーザー プラドは、ラグジュアリーSUVの側面もあるため、単にアウトドア志向の方だけに愛されているわけではありません。内装の所々に、高級感がある演出を施しているのも特徴です。

ここでは、特徴的な加装パーツを紹介します。

メーター類へのシルバーヘアライン加飾

自発光式のオプティトロンメーターを採用したメーターには、シルバーヘアラインが加飾されています。これによって、より締まった印象を与えているのが特徴です。

黒メーターの文字色がホワイトであり、シルバーヘアラインとの相乗効果でより明るさを印象づけています

ホワイトLEDのイルミネーション

センターコンソールだけでなく、運転席や助手席には様々なホワイトLEDのイルミネーションが装飾されています。足下照明では、ものが落ちた際に探しやすく、暗い場所でのアクセルやブレーキ操作も安全に行えるでしょう。

また、TZ-Gグレードに標準装備されているサイドステップやドアミラー足下照明が付いているのも魅力です。メーカーオプションとなるものの、より夜間のドライブを楽しめる工夫が施されています。

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。

その他の装備

ランドクルーザー プラドでは、ここまで紹介してきた機能以外にも、様々な装備が搭載されています。特に、次のような装備は快適かつ安全なドライブを楽しむために欠かせないものとなっています。

傾斜角モニター

ランドクルーザー プラドは、オフロードの走行性能にも優れた自動車です。オフロード走行もパワフルに楽しめる点が魅力的ですが、オフロードでは車両が傾いた状態での走行を強いられるケースもあります。

あまりに傾きすぎると転倒するリスクがあるため、どの程度傾いているのかを把握するのは重要なことです。ランドクルーザー プラドでは、傾斜角モニターが付帯しており体感ではなく数値として傾きを確認できます。

4輪トラクション作動+デフロック作動表示機能

ランドクルーザー プラドは、4輪トラクションと電動デフロックの作動状態をマルチインフォメーションディスプレイに表示可能です。トラクション制御状態のタイヤを点滅して知らせてもらえるので、どのタイヤに負荷がかかっているのかを一目でチェックできます。

タイヤ切れ角表示機能

車幅が大きなランドクルーザー プラドでは、駐車場に停車したり車庫入れしたりする際に、苦労する場合があります。そこで、タイヤ切れ角表示機能を利用すればタイヤ切れ角を視覚的に確認できます。

7段階に分けた前輪の切れ角をマルチインフォメーションディスプレイに表示できるので、険しい路面状況で見失いやすいタイヤ切れ角を容易に確認可能です。

電動ランバーサポート

最近の自動車は、シートの角度をより自分好みのレイアウトに変更できるようになりました。シートが自分の体型にマッチしていないと、長時間のドライブで疲労が蓄積してしまいます。

そこで、ランドクルーザー プラドには、便利な機能として電動ランバーサポートがあります。電動ランバーサポートは、背中から腰にかけての張り出しを電動で調整できる機能です。

従来のシートの高さや前後位置を調整するだけではカバーし切れなかった背中あたりの隙間を埋められます。これにより、良い姿勢をキープできるようになり、長時間の運転で疲れにくくなるでしょう。

内装のオプション装備

ランドクルーザー プラドは非常に完成度が高い自動車であり、デフォルト状態でも十分通用します。そこに、内装のオプション装備を付ければさらに魅力的な自動車となります。

ここでは、特におすすめしたいオプション装備を紹介します。

雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニター

カーナビの標準機能として、最近ではバックガイドモニターが当たり前になりつつあります。特に、全長が長いランドクルーザー プラドでは、バックで車庫入れなどをする際にバックモニターは欠かせない機能となります。

ただし、雨が降る日のドライブではカメラレンズに雨が付着してよく見えない場合が多いです。せっかく便利な機能であるのに、宝の持ち腐れとなってしまいがちです。そこで便利なのが雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニターです。

カメラレンズに付いた水滴をエアーで飛ばす機能があり、画面のフリック操作で水滴を除去可能です。これにより、常にクリアな映像で確認できます。

チルト&スライド電動ムーンルーフ

自動車のオプション機能として人気が高いのが、サンルーフです。特に、ミニバンやSUVなどのファミリーカーでは欠かせない機能となっています。

ただし、手動のサンルーフは開け閉めが面倒であり、装備しても使用しない場合が多いです。そこで、おすすめしたいオプション機能としてチルト&スライド電動ムーンルーフが挙げられます。

開閉スイッチを運転席上部に取り付け可能で、ボタンひとつで簡単にサンルーフを開閉できます。ムーンルーフを開けた状態にすれば、車内が明るくなり開放的な雰囲気を生み出すことができるでしょう。

ウッド調ステアリング

TZ-Gグレードに標準搭載されている、ウッド調のステアリングホイールもオプションとして搭載可能です。本革巻き部分がライトブラウン、そして木目調はダークブラウンのカラーリングとなっており、木のぬくもりが感じられます。

フロアマット

ランドクルーザー プラドの標準オプションとして提供されているフロアマットは、高級感ある出来映えとなっています。ふんわりした毛並みで、足を置いた瞬間にクオリティの高さを実感できます。

軽量でセットしやすく、またカラーリングもフラクセンとブラックから選択可能です。

グレードごとの内装

ランドクルーザー プラドでは、グレードによって内装に違いがあります。ランドクルーザー プラドのグレード設定は、以下の通りです。

  • TX
  • TX“Lパッケージ”
  • TZ-G
  • TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”

各グレードの内装の違いについて、詳しく解説します。

TXの内装

ランドクルーザー プラドのなかでエントリーモデルに位置づけられているTXでは、ファブリックシートを採用しています。価格面で大きなメリットのあるファブリックですが、しっかりとランドクルーザーのラグジュアリーな印象を強調するデザインとなっているのが特徴です。

インサイドドアハンドルやオーナメントパネルのカラーリングは、ブラックでまとめられていて大人の自動車の印象を抱きます。シートカラーはブラックがスタンダードカラーとなりますが、ニュートラルベージュも選択可能です。

シックなカラーリングに統一するだけでなく、ステアリングホイールに金属調が入っています。また、オーナメントパネルインサイドドアハンドルはブラックとなっているのも特徴的です。

シートカラーとマッチさせるように、ブラックの内装とダークブラウンの配色が印象的です。

TX“Lパッケージ”の内装

TX“Lパッケージ”は、本革シートを採用しており、より高級感がある自動車に仕上がっています。本革巻きの4本スポークステアリングホイールとステアリングホイールオーナメントを採用しているのも特徴です。

さらに、シフトノブとパーキングブレーキレバーも本革巻きとなるため、随所にラグジュアリー感があります。オーナメントパネルには木目調と金属調の加飾を施しており、嫌みのないアレンジが加えられました。

インサイドドアハンドルはシルバー塗装によって、無機質なイメージを加えているのも印象的です。全体的に、高級感がありTXよりも洗練された自動車に仕上がっています。

TZ-Gの内装

TZ-Gは、ランドクルーザー プラドのなかで最上位グレードに位置づけられています。TX“Lパッケージ”の加飾をベースとして、機能的にも他のグレードよりもアップグレードされているのが特徴です。

ステアリングホイールに木目調加工を施し、ナチュラルな印象を与えています。また、センタークラスターパネルとインサイドドアハンドルグリップは金属調ヘアラインをワンポイントで入れて、大人の車を連想させます。

一見するとTX“Lパッケージ”と同等に見えますが、実際には細部の加飾や機能に強いこだわりが見えるグレードです。

TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”

2021年6月に特別仕様車としてリリースされた、TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”は、個性の強いグレードです。TX“Lパッケージ”を基本デザインとして、内装には本革シート表皮やスライド機能付大型フロントアームレストを取り入れています

他にも、センタークラスターサイドニーパッドやドアトリムオーナメントに、サドルタンを採用しているのが特徴です。オーナメントパネルはシルバー塗装を施し、特別な車内空間を演出しています。

ベースモデルで本革シートが採用されていますが、特別仕様車はさらに質感が高くなっています。他にも、特別仕様車らしく記念エンブレムが随所に使用されているのも印象的です。

まとめ

ランドクルーザー プラドは、日本だけでなく海外でも高い人気を誇る有名な自動車です。日本ではSUV人気が継続していますが、そのなかでもランドクルーザー プラドは高い人気を誇っています。

エントリーモデルであっても、内装に一切の妥協を見せずにラグジュアリーな印象を与えるデザインが人気です。また、走る楽しみを残しつつ、7人乗りモデルが用意されているなど、ファミリーカーとしても貴重な存在となっています。

3列目の座り心地の良さは格別なものがあり、大家族でのドライブにも最適な自動車としておすすめです。

内装というものは実際に見てみないと雰囲気がなかなかつかみにくいです。本記事を見てランドクルーザー プラドが気になったという方は、横浜トヨペットで試乗してみてください。

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