国内でも有数の本格派SUVであるトヨタのランドクルーザー。ランドクルーザー プラドは、そんなランドクルーザーを少しコンパクト化させた車になります。

ランドクルーザー プラドはアウトドア向けに設計されており、一般の乗用車と比べタイヤやエンジンが大きく、その車体性能からオフロードでも走行可能となっています。

そんな優れた走行性能と抜群のユーティリティ性を兼ね備えたランドクルーザー プラドを購入検討している方も少なくないのではないでしょうか。購入するとなるとサイズがどのようになってるか気になるものです。

そこで本記事では、購入する際には知っておきたいランドクルーザー プラドのサイズについて詳しく解説していきます。高さ・長さ・幅はもちろん、室内や荷室の広さについても解説していくので、ランドクルーザー プラドを購入したいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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目次

ランドクルーザー プラドのサイズについて

ランドクルーザープラドのサイズ概要は以下の通りです。

  TZ-G TX”Lパッケージ”/TX
全長 4,825mm
ホイールベース 2,790mm
全高 1,835mm

1,880mm(ルーフレール装着)

1,885mm(T-Connect SDナビゲーションシステム装着)

1,850mm

1,895mm(ルーフレール装着)

1,900mm(T-Connect SDナビゲーションシステム装着)

最低地上高さ 220mm
全幅(横幅) 1,885mm
最小回転半径 5.8m
室内長・室内幅・室内高 ■7人乗り

2,520mm×1,565mm×1,240mm

※チルド&スライド電動ムーンルーフを装着した場合の室内高は1,175mm

■5人乗り

1,825mm×1,565mm×1,240mm

※チルド&スライド電動ムーンルーフを装着した場合の室内高は1,175mm

※7人乗りの場合は左記に同じ

荷室サイズ ■7人乗り

974L(2人乗車時)

553L(5人乗車時)

104L(7人乗車時)

■5人乗り

1,151L(2人乗車時)

621L(5人乗車時)

※7人乗りの場合は左記に同じ

タイヤのサイズ 265/65R17

【長さ】ホイールベース・全長

ホイールベースとは車体の前輪と後輪の距離を指します。

ホイールベースが長ければ直進安定性が高まり乗り心地が良いと感じやすいです。また、車内空間が広くなり快適になるでしょう。

ホイールベースが短ければ小回りが効きます。内輪差が小さく、ハンドリング性能が良くなるでしょう。

全長とは車両全体の長さのことです。フロントバンパーからリアバンパーまでの長さになります。

ランドクルーザー プラドは全長が4,825mm、ホイールベースが2,790mmとなっています。

本格的なSUV車ということもあり、サイズは様々な車のなかでも大きい方だといえるでしょう。直進の安定性に加え、車内空間も広く快適になっています。

ただし全長、ホイールベースが長いゆえに少し揺れは感じやすいのかもしれません。ただそれでもオフロードにおいては多少の揺れはつきもので、それを補うほどの走行性能の高さが魅力の車といえます。

どんなに過酷な場所であっても、車体の大きさから生まれる安定性も魅力です。高い信頼性があるからこそ、世界中で愛されている車となっています。

【高さ】全高・最低地上高

全高はタイヤの地面に設置しているところから一番高いところまでの高さのことです。また、最低地上高は車体の最も低い部分から地上までの垂直距離のことをいいます。

車体が低ければ低いほど重心が低くなることからカーブが安定します。また、空気抵抗も小さくなるため、走行機能が上がるでしょう。また、車高が低いとスポーツカーのようなスマートなデザインになるため、外観も良くなります。

しかし、その車体が低く、底つきしやすいため、地面のでこぼこした振動や段差の揺れを感じやすくなるかもしれません。

車高が高ければ、大きなタイヤを装着できたりと迫力を生みだすことができます。また、車高が高くタイヤを大きくすることで悪路やオフロードでも走行性能が維持できるのもメリットです。

さらに、車高が高いと目線が高くなるので、広い視野で運転することができます。より前方の状況がはっきりと確認できるため、急ブレーキ、急発進の回数が減り燃費の良さに繋がったり、事故の防止に繋がるといえるでしょう。

ただし車高を上げすぎると、スプリングが強くなってしまい、段差などで衝撃を強く感じたり重心がずれやすく、横揺れしやすくなってしまうこともあるので、注意が必要です。

ランドクルーザー プラドはグレードの違いやオプションの有無により全高が変わります。

TZ-Gの全高は1,835mmです。ルーフレール装着すると1,880mm、T-Connect SDナビゲーションシステム装着の場合は1,885mmになります。

また、TX”Lパッケージ”/TXの全長は1,850mmです、ルーフレールを装着すると1,895mm、T-Connect SDナビゲーションシステム装着の場合は1,900mmになります。

ランドクルーザープラドは全高が高く存在感があります。視界の広さも良好で、快適な運転をすることができるでしょう。ただしその高さゆえに地面からの衝撃や車高制限がある場所には注意が必要です。

【横幅】全幅

全幅とはドアミラーを除く一番広い車体の幅のことです。

全幅が大きければ全長が大きい場合と同じく、車内空間が広く快適性が生まれます。また、全幅が大きいことから、位置感覚が安定して運転がしやすくなります。

またタイヤの位置を外に広く取るため、走行が安定しやすいです。横からの風を受けても安定して耐えやすいことから、安全性も向上します。

ただ、全幅が大きいと、狭い道で対向車が来た場合に通りづらいことがあります。サイズに合う駐車場が見つけにくいことなどもデメリットとして挙げられます。

ランドクルーザー プラドの全幅(横幅)は1,885mmと一般の車両より大きいです。そのため安定した走行ができます。また、車内空間も広いため快適といえるでしょう。

長時間の運転でもその車内空間の広さを活かし、乗車のストレスを軽減させるような機能が搭載されています。そのため、大人数での旅行にも向いています。

一方、狭い道路や駐車場に入るかの懸念はありますが、全高が高く視界も広いため対向車とすれ違う際もそこまで苦戦をすることはないでしょう。

タイヤのサイズ

タイヤの大きさは、乗り心地や走行性能を大きく左右させます。

ランドクルーザー プラドは本格SUVということもあり、様々な場面での走行が考えられるでしょう。ここからは、タイヤの大きさによって変わる乗り心地、走行性能について説明していきます。

タイヤは大きいほど接地面積が増えるので、パワフルな走行となります。そのため、走行音が大きくなることや燃費がかかりやすいことがデメリットとして挙げられます。しかし、操作性が上がり走行が安定します。丁寧な運転を心がければ燃費を抑えることも可能です。

タイヤが小さくなるとスマートな走行となるため、乗り心地は良くなります。 また、接地面積が減るため地面との抵抗は少なく燃費は良くなるでしょう。しかし、足回りが不安定で走行に安定性が欠けてしまうことがデメリットとして挙げられます。

このようにタイヤ選びによって、乗り心地や走行性能が大きく変わるため検討する必要があります。

ランドクルーザー プラドの純正タイヤのサイズは、「265/55R19」「265/60R18」「265/65R17」の3つです。

どれもタイヤ幅は265mmと大きく、安定性に長けたパワフルな走行が可能です。その分燃費は悪くなるため、低燃費タイヤを検討するとデメリットを補えて良いでしょう。

最小回転半径

最小回転半径実とは前輪の外側のタイヤが回れる半径のことを指します。これは、小回りや走行の安定性に関わる重要な要素になります。

ここからはランドクルーザー プラドの最小回転半径の特徴について解説します。

最小回転半径とは?

車の最小回転半径とは、ハンドルを大きく横に切って旋回したときのタイヤの中心が描く円の軌跡の大きさのことです。

最小回転半径が小さければ小回りが利くので、狭い道にも対応しやすく、駐車場にも入りやすいです。

一般的に最小回転半径が5.5m以下なら通行や駐車に関して差支えがないといえます。しかし、5.5m以上になると小回りが利きづらく通れない道があったり、駐車場に入らないケースもあるので注意が必要です。

ランドクルーザー プラドの最小回転半径

ランドクルーザー プラドの最小回転半径は5.8mです。ランドクルーザー プラドはホイールベースや車長が長いため、直進安定性はありますが、最小回転半径が大きく、少し小回りがききにくいです。

そのため、駐車場や道幅の狭い道路によっては苦労することもあるかもしれません。

タイヤのサイズを小さくすることで最小回転半径を小さくすることができますが、極力狭い道路や小さい駐車場は避けた方が無難です。

ランドクルーザー プラドの室内サイズとその特徴

室内サイズは運転中の快適さに大きく影響します。高速道路での長距離移動や、山道などでの快適性が気になるという方は多いのではないでしょうか。

ここからは、ランドクルーザー プラドの実際の室内サイズ、さらには車内空間を快適にさせる様々な室内の特徴について紹介します。

ランドクルーザー プラドの室内サイズ

ランドクルーザー プラドの室内サイズは5人乗りと7人乗りで以下の2通りになります。

5人乗りの場合

室内長 1,825mm
室内幅 1,565mm
室内高 1,240mm

7人乗りの場合

室内長 2,520mm
室内幅 1,565mm
室内高 1,240mm

また、チルド&スライド電動ムーンルーフを装着した場合は室内高がそれぞれ1,175mmになります。

ランドクルーザー プラドの室内の特徴

ランドクルーザー プラドには車内空間が広いのに加え、より快適に運転するための工夫が豊富にされています。

ここからはランドクルーザー プラドの室内の特徴について説明していきます。

大容量のラゲージルーム

ランドクルーザー プラドは広い室内長と室内幅を活かした大容量のラゲージルームが特徴です。7人乗りタイプであればサードシートを格納することで様々な荷物を載せることができます。例えば、ゴルフバッグ(9.5インチ)であれば4つ収納可能です。

また、フルフラット空間になりますのでクーラーボックスなどのレジャー用品も安定して運搬することができます。

アウトドアやプライベートでも、車内空間の広さをいかんなく発揮でき非常に使い勝手が良い仕様になっているのが特徴です。

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
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多彩なシートアレンジが可能

ランドクルーザー プラドの7人乗りタイプにはサードシートが搭載されています。乗車人数の変化、あらゆる趣味など、様々な状況にも対応できる多彩なシートアレンジが可能なのも特徴の1つです。

例えば、セカンドシートでは135mmのスライド機構が、足元に多彩な空間をもたらします。さらに、周辺にはアームレストやリクライニング機能が搭載されており、一層のくつろぎが提供されています。また、左右のシートは独立して操作が可能です。

また、サードシートでは足元を低床化することで、シート座面と床との距離を広げます。更なる空間が生み出され、乗車する人に快適な時間を提供することができます。

車内空間を快適にさせるための工夫が豊富

ランドクルーザー プラドには、車内空間を快適にさせる工夫が豊富です。

例えば、サードシートはスイッチを押すだけで自動的に格納・復帰する機能が搭載されています。そのため、バックドア側またはリヤドア側、どちらからでも簡易的に荷室を拡大させ、シートアレンジが可能です。また、ヘッドレストも格納作動に連動して自動格納します(復帰は手動)。

フロントシートからサードシートまでにスマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどを収納できる「センターコンソールトレイ」も装備されています。

ボックス内が整理しやすい中段トレイ付でエアコン送風機能も付いています。その他にも、ペットボトル飲料などの温度上昇を抑えることもできる「大型センターコンソールボックス」など、収納スペースが豊富です。

ランドクルーザー プラドの荷室サイズとその特徴

ランドクルーザー プラドは本格的なSUVということもあり、アウトドアで使用したり大人数での移動を検討している人も多いのではないでしょうか。

そこで、「どのくらい荷物が積めるのか」また「荷物は積みやすい構造になっているか」など気になっている方も多いでしょう。ここからは荷室のサイズとその特徴について詳しく説明していきます。

ランドクルーザー プラドの荷室サイズ

ランドクルーザー プラドの荷室サイズは7人乗り仕様であれば、フル乗車で奥行き250〜260mm、幅1,095mm〜1,380mm、高さ445mm〜460mmで、荷室容量は104Lになります。

サードシートまで使用したフル乗車であれば、荷室スペースは小さくなり、少量の荷物が積めるほどです。

しかし、サードシートを折り畳み、5人乗り仕様にした場合、奥行き1,010mm〜1,145mm、幅1,095mm〜1,380mm、高さ360〜460mmで、荷室容量は553Lになります。

サードシートを折り畳むことで、人数分のレジャーグッズやゴルフバッグなどを積むことができます。

ランドクルーザー プラドの荷室の特徴

ランドクルーザー プラドの荷室はフルフラットのため、荷物を安定して運べる仕様になっています。安心して荷物を積むことができるといった特徴がありますが、他にも荷室に様々な工夫が凝らされておりますので、以下にて解説していきます。

バックドアは横開き

ランドクルーザー プラドのバックドアは横開きのため、身長が高くない方でも比較的簡単に開けることが可能です。また、小さい力でドアを開けることができるため、女性や子供でも簡単に荷物を積み込みやすいです。

そのため、日常の買い物からアウトドアなどにおいて様々な場面で広く活躍ができる仕様になっています。

バックドアガラスハッチ搭載により、どこでも簡単に積載可能

バックドアガラスハッチを搭載しており、バックドアを開けずに窓の部分のみ開けることができます。それにより、簡易的に荷物の出し入れが可能です。バックドアを開くスペースがない場所でも、クルマを前方に移動させる手間なくものを取り出すことができます。

ガラスハッチの解錠は、スマートキーのワイヤレス操作及びガラス脇のスイッチで簡単に行えます。

そのため、ランドクルーザー プラドの荷室は広く安定して荷物を積めることができます。また、どんな場所でも積めるような工夫も施されているのです。

バックドア任意の位置で保持できるオイルダンパー付ステー搭載

狭い駐車場や脇道での限られたスペースで荷物を積み下ろす場合、バックドアを全開にできないケースもあるかもしれません。そのようなときのために、バックドアを任意の位置で保持できるオイルダンパー付ステーといういわゆるストッパーが搭載されています。

そのため、バックドアを固定することで、どこでも簡単に荷物を積み下ろしすることが可能です。

ランドクルーザー プラドは駐車場には入るのか?

ランドクルーザー プラドは全長や全幅が他の車と比べて大きいため、駐車の際は心配な方もいるのではないでしょうか。駐車場のサイズは国によって定められており、制限を超えると駐車できないこともあります。

ここからは様々な駐車の場面において、どのようなことが考えられるのか、想定しておくべきことなどを解説していきます。

立体駐車場

規格によって異なりますが、立体駐車場の平均的なサイズは、全長5,000mm未満、全幅1,850mm未満、全高1,550mm未満、重量2,000kg未満です。

これらの規格は一般的にはある程度余裕を持って定められた数値です。全幅においてはミラーを閉じれば何とか収まる可能性があり、車幅制限で引っかかることは少ないです。

しかし、立体駐車場は高さも制限があり、ランドクルーザー プラドは約300mmも超過しているため、制限に引っかかってしまうこともあるので注意が必要です。

平面駐車場

平面駐車場は普通乗用車の場合、全長6,000mm、全幅2,500mmのサイズ制限があります。また、普通乗用車のなかでも大型のものに関してはさらに全長約1,300mm、全幅約800mmのゆとりを設けることもあります。

ランドクルーザー プラドは普通乗用車のなかでも特に大きい車種になるので、上記の制限を加味した駐車を意識する必要があるでしょう。

特に高さも気にしなくて良いので、平面駐車場の場合では困ることはほとんどありません。

ランドクルーザー プラドを先代モデルとサイズ比較

ランドクルーザー プラドは、先代と比べて、どのようにサイズが変わったのでしょうか。最後に、現代モデルと先代モデルの比較をしてみましょう。(ボディサイズはオプション装備等を除いたものです。)

  現代モデル 先代モデル
全長 4,825mm 4,715mm
全高 1,835mm 1,855mm
全幅(横幅) 1,885mm 1,875mm
最小回転半径 5.8m 5.7m
車両重量 2,040~2,300kg 1,880~2,060kg

こうしてみると、サイズで特に大きく変わった部分はありませんが重量は重くなっており、よりパワフルになっているといます。

まとめ

本格的なSUVで、アウトドアにも人気の車ランドクルーザー プラドのサイズについて解説しました。ランドクルーザー プラドは一般車のなかでも特に大きい車となっており、収納性能や快適な車内空間が特徴的でおすすめの1台となっています。

車のサイズ、空間における感覚は実際に乗車しないと分からない部分も多々あります。ランドクルーザー プラドを購入検討している方は一度試乗してみてください。

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  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。