7人乗りの機能的なミニバンでありながらサイズがコンパクトなシエンタ。ユーザーの年齢や性別を問わない親しみやすいデザインと、広々とした室内空間が魅力のトヨタの人気車種です。

シエンタの中古市場は2015年から発売された2代目170系が豊富に出回っていて、お買い得な車体もありますが、オプションやグレードが多彩なので迷ってしまいますよね。

この記事では中古車のシエンタの選び方やおすすめの中古車購入サービス、よくある質問に回答していきます。自分に最もマッチしたシエンタを選びたい人には参考になるはずです。

シエンタの魅力をさらに詳しく知りたい方は『中古車のトヨタ「シエンタ」を徹底解説！おトクな買い方や注意点は？』の記事をご覧ください。
https://mobilico.jp/magazine/st-chuko/

中古のシエンタの魅力とは？

中古のシエンタは、トヨタの人気車種であるがゆえに販売個体が多いです。

2003年から発売された初代と、2015年からの2代目が中古市場では豊富に取り扱われており、2022年からの新型も販売されています。

初代モデルは年代が古いので低走行車でもお得に手に入れられます。2代目はお馴染みの個性的なデザインと、Toyota Safety Sense Cを搭載した安全性能が魅力です。独特のモノトーンやツートンのボディカラーのラインナップが豊富。他人と同じデザインを避けたい人にも有利です。

シエンタは発売から約20年のロングセラー車種ということもあり、車を手放すときのリセールバリューもいいとされています。大事に乗って次の人に引き継ぐのは車社会の良い循環になりますね。

シエンタの新車価格とは？中古車を検討する理由には新車の問題点が挙げられる

ここではシエンタの新車価格を紹介します。

【ハイブリッド車】

グレード名	乗車定員	駆動	新車価格（税込）
HYBRID Z	7	E-Four	3,108,000円
		2WD	2,910,000円
	5	E-Four	3,068,000円
		2WD	2,870,000円
HYBRID G	7	E-Four	2,888,000円
		2WD	2,690,000円
	5	E-Four	2,848,000円
		2WD	2,650,000円
HYBRID X	7	E-Four	2,618,000円
		2WD	2,420,000円
	5	E-Four	2,578,000円
		2WD	2,380,000円

【ガソリン車】

グレード名	乗車定員	駆動	新車価格（税込）
Z	7	2WD	2,560,000
	5	2WD	2,520,000
G	7	2WD	2,340,000
	5	2WD	2,300,000
X	7	2WD	1,990,000
	5	2WD	1,950,000

引用：[トヨタ自動車]

表を見てわかるように、新型シエンタの相場は195〜310万円まで幅広いです。

また、この価格はあくまでも新車本体価格。

オプションを追加したり、税金が追加されたりすればさらに支払う金額が高くなります。

自分の予算を踏まえて、購入したいグレードを検討してみてください。

シエンタの中古車の相場を解説

ここではシエンタの中古車相場を表にまとめました。

	中古車平均価格	中古車価格帯
カーセンサー	291.2万円	187～418 万円
グーネット	–	187～390万円

引用：[カーセンサー],[グーネット]

データから、中古車のシエンタ（2022年8月生産分）の中古車相場は300万円程度ということが分かります。

シエンタは販売が開始してから長いため、歴代のシエンタの中古車価格を見ると、新型よりもお手頃になっています。

	初代	2代目	3代目
中古車価格	7～162.2万円	53～279.8万円	189.8～390万円

引用：[グーネット]

購入を検討する場合、どの年式のシエンタが欲しいかを考えて比較しましょう。

シエンタの中古車を選ぶときの6つのチェックポイント

ではシエンタの中古車を選ぶときのおすすめな選び方を紹介します。

• 年式
• 走行距離
• 保証の有無
• 車検の有無
• 故障や傷
• オプション装備

チェックすべきことを怠らずに良好な車体を選びましょう。

選び方①年式

シエンタは発売した年代によってプラットフォームや機能などが異なるので、必ず年式をチェックしましょう。

大きな年代による違いは見た目です。モデルチェンジをして代が変わったシエンタはボディや骨格が異なり、デザインが刷新されています。

また年代によって安全性能や機能面がマイナーチェンジによりアップデートされていることも。シエンタの主な年式による変遷はこちらです。

シエンタの年表

・2003年　初代80系販売開始
・2011年　マイナーチェンジにより燃費性能向上
・2011年　アクティブな外観の「DICE」発売
・2015年　2代目170系販売開始
・2018年　安全性能のアップグレード
（Toyota Safety Sense CからToyota Safety Sense）
・2022年　3代目10系販売開始

車は年式が1年違うだけで仕様がことなるものです。購入時は必ず年式とグレードやオプションなど細かく業者に確認しましょう。

選び方②走行距離

必ず確認すべきところは走行距離です。中古車購入時の状態を判断するための重要なポイントといえます。

一概には言えませんが、走行距離が少ないと車の劣化が少なく、状態は良いと判断できます。ただし走行距離が少ないほど中古車の車体価格は高いことが多いです。価格を抑えたいのであればあえて走行距離が多い車体を選ぶのも悪くありません。

目安としては5万キロ以内であれば内外装が綺麗な車体が見つかりやすいです。5～10万キロは中古販売台数が多く、ちょうどいい価格帯の車体が見つかり安いでしょう。10万キロを超えると大幅に価格が落ちるのでお得に購入することが可能です。

中古車購入において、走行距離は重要な判断材料にはなりますが、それだけで決めてはいけません。3万キロでも乗り方が悪かったり修理歴があったりする車体も。反対に10万キロ以上でもメンテを欠かさず良好な状態を保っている車体もあります。

買い替え時の下取り価格を気にするのであれば低走行車がおすすめですが、長く愛用したいのであれば走行距離だけではなく中身の状態を確認しましょう。

選び方③保証の有無

中古車購入後の保証の有無を確認しましょう。数か月や年単位で保証を付けられる場合があります。

購入後の保証というのはもともと新車がメインでしたが、中古車でも保証を付ける業者が増えてきました。無償で数か月、有償で数年という保証パターンが見受けられます。

前の車のオーナーがどんな乗り方をしていたかや保存状態などは購入時にはわかりません。業者でも見落としてしまう車の劣化があるかもしれません。有償でも長く保証があるに越したことはないです。

保証の内容は業者によって項目が異なるので、購入前に保証内容を詳細に把握しておきましょう。

選び方④車検の有無

必ず確認しないといけないのが車検の有無です。車検がないとなると無論、運転ができないので別途車検費用の負担が必要。車両価格に含まれるかや、車検にかかる費用を確認しましょう。

車検に関して中古車は以下の3つに分かれます。

中古車の車検分類

・車検整備付き（車検整備込み）
・車検整備別
・車検整備なし

車検整備付き（車検整備込み）であれば納車までに実施される車検にかかる費用が車両本体価格に含まれています。車検整備別であれば車両本体価格に別途費用が発生。車検整備なしでは購入後に別途、整備工場で車検を受けなければいけません。

もちろん車検整備付きの中古車をおすすめしますが、車検代金を高く上乗せされていないかを確認するためにも見積りの内訳は確認しておきましょう。また車検整備付きでも自動車取得税・自動車重量税などの法定費用は別途発生するのでご注意ください。

選び方⑤故障や傷

中古車を購入する際は、傷や凹み、不具合や故障がないかを確認しましょう。

傷や凹みがある場合は状態を把握して納得した上で購入してください。見落としがちなタイヤやバッテリーは目視だけでなく、製造年や数値でのチェックをお忘れなく。

また見た目だけでは分からない車の不具合の確認も必ず行ってください。

中古車の見た目以外の確認事項

・事故歴や修理歴がないか
・ドアやスライドドアの開閉がスムーズか
・室内灯が点灯するか
・カーナビやETCなどの電装品が正常に作動するか
・エンジンをかけたときに異音がしないか
・エアコンを入れたときに異臭がしないか

以上のように必ずエンジンをかけてあらゆる作動箇所の異常を確かめましょう。

選び方⑥オプション装備

欲しい装備、必要なオプションがあるかを確認しましょう。こちらが中古車で人気の装備です。

人気のオプション装備

・純正カーナビ
・本革シート
・ETC車載器
・サンルーフ
・純正ドライブレコーダー
・安全装備　など

オプション装備は新車購入時にしか選べなく、後付けできないものがあり、車種のグレードや特別仕様車限定といったオプションもあります。それらは中古車の車両本体価格に加算されていることが多いですが、新車よりお得にオプション装備を楽しめるのは中古車の利点ではないでしょうか。

ただし車の装備というのは後付けができるものが多いので、中古車購入時にはご自身の必要最低限のオプション装備車でいいのではないでしょうか。

中古車を選ぶ際に注意すべき3つの項目

中古車を選ぶときには以下の3つの項目に注意してください。

• 修復歴車
• 水没車
• 塩害車・雪害車

中古車展示場でピカピカに磨き上げられた車の見た目だけで購入を決めてはいけません。ぜひ隅々までチェックの目を光らせてください。

修復歴車

修復歴があるいわゆる事故車を選ばないことをおすすめします。

事故車とは、事故や何らかの衝撃で車の骨格に大きな損傷を受けたことがある車です。車の骨格部分とは以下の部分です。

車の骨格部分

・フレーム
・ピラー
・フロントクロスメンバー
・フロントインサイドパネル
・ダッシュパネル
・ルーフパネル
・ルームフロアパネル
・トランクフロアパネル
・ラジエーターコアサポート

ボディの傷だけならまだしも車の骨格部分を修理した車は修理をしても後々作動の不具合や故障に繋がりかねません。いくら車が安くても事故車・修理歴車は避けた方がいいでしょう。

販売業者は事故車であることを購入者に知らせる責任がありますが、それをしない業者もいます。必ず事故車かどうかを業者に尋ねてください。業者に隠ぺいがあって意に反する中古車の購入をしてしまった場合は購入契約を破棄することもできますよ。

水没車

事故や災害などで車が水に浸かってしまった水没車の購入は避けた方がいいでしょう。

実は水没車は修理歴車として扱われないため、販売業者が購入者に通知する責任は負いません。展示されている車の見た目だけではわからないことがあるので厄介です。

一度水に浸かってしまった車はエンジンや電装系、エアコンなどに支障をきたすことがあり、異臭を放つことがあります。最初は異常がなかったのに後々不具合の症状が出て、廃車になってしまうことも。

そこで水没車を見分ける方法として以下のことを試してみてください。

• 空調を切った状態で、車内からカビたような臭いがしないか確認
• シートベルトがスムーズに伸び縮みするかと、泥のようなシミがないかを確認

以上のような症状があれば水没車の可能性があるので、購入を避けてください。まずは業者に問い合わせてみて間違いなく水没車ではないことの確証をもらいましょう。

塩害車・雪害車

塩害車や雪害車には気をつけてください。

塩分はボディの金属部分の腐食を促進させます。塩害を受けやすいのは海岸沿いの場所、雪害を受けやすいのは雪の多い地方です。雪を除去する融雪剤には塩化ナトリウムや塩化カルシウムなどの錆を誘発する成分が含まれています。

塩害・雪害の被害を受けやすい地方で対策をしていない車は、ボディやマフラー、ブレーキシステムなどに錆が出ている可能性があります。ボディの塗装下地や下回りの錆は分かりづらいですがくまなくチェックしましょう。

塩害・雪害を受けているとわかった場合は、後々の劣化や不具合を考慮して、購入をしないことをおすすめします。

中古のシエンタを購入するならモビリコ

中古のシエンタを購入するなら、ウエインズトヨタ神奈川がサービスを提供しているモビリコがおすすめです。

モビリコで扱っている車はトヨタ正規ディーラーの定期点検を受けており、購入後のアフターサービスも充実。また事前に車の整備履歴がオンラインで確認できます。中古車を購入する際の不安材料が解消されるのではないでしょうか。

モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストの大幅削減、消費税は不要です。売り手は相場より高く売れる、買い手は安く買えるという新しい販売形態です。売り手と買い手は匿名で、直接取引する必要がなく、面倒な手続きはウエインズトヨタ神奈川にお任せできます。

会員費や登録費は無料で、成約までに一切費用がかかりません。まずは会員登録をしてみて車を探してみましょう。気になることはお気軽にメールや電話に対応しているので、モビリコ事務局に問い合わせてくみてください。

モビリコでシエンタを購入する手順を解説

モビリコでシエンタを購入する手順は下記のとおりです。

モビリコの購入手順

1. 会員登録
2. 車を探す
3. 購入申請をする
4. 購入代金を振り込む
5. 名義変更書類を送る
6. 納車

まずは会員登録を行ってください。登録後に見積りの確認や出品者へコメントを送ることができるようになります。

モビリコのサイトで車種や価格を絞り込んでお求めの車を検索してみてください。

お求めの車が見つかったら購入申請をします。

事務局が申請を受領後に今後の手順についての案内があります。案内にしたがって購入代金の振込や名義変更書類を送れば納車となります。

このように購入者には難しい手続きが必要ないので安心です。モビリコで気軽に新しい車の買い方を体感してみましょう。

シエンタの中古車を購入する際によくある質問

ここではシエンタの中古車に関するよくある質問に回答します。

シエンタの中古車に関するよくある質問

• シエンタの中古車でおすすめなグレードは何ですか？
• 中古車のシエンタの相場は安いですか？
• モビリコで実際に販売している車の事例を教えてください。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

シエンタの中古車でおすすめなグレードは何ですか？

シエンタの中古車でおすすめのグレードは、HYBRID Zです。

なぜならハイブリッド車として高い燃費性能を確保しつつ5人乗り・7人乗りのバリエーションが豊富だから。

家族構成によって車を選べますし、最上グレードなので装備やエクステリアも満足できるはずです。

グレードを悩んだ時は、高いグレードを選ぶのがおすすめです。

人生で大きな買い物のひとつである車の購入。

できるだけ長く使える車を想定して選んでみてください。

中古車のシエンタの相場は安いですか？

中古車のシエンタの相場は、年代によって相場が異なります。

たとえば2022年8月から販売開始した新型シエンタであれば、発売してから期間がそれほど経っていないため、中古車相場も高いです。

	中古車平均価格	中古車価格帯
カーセンサー	291.2万円	187～418 万円
グーネット	–	187～390万円

引用：[カーセンサー],[グーネット]

一方で、年式の古いシエンタであればすでに中古車市場に商品が流通しているため、相場が下がっているといえるでしょう。

	初代	2代目	3代目
中古車価格	7～162.2万円	53～279.8万円	189.8～390万円

引用：[グーネット]

新型の方が、トヨタの最新技術が詰まっているため魅力的ですが、自分の予算と相談しつつ購入を検討しましょう。

モビリコで実際に販売している車の事例を教えてください。

モビリコで現在販売している車の事例は下記のとおり。

車両名	支払総額	年式	走行距離	車検	保証
シエンタ G	209.1万円	2020年	0.5万キロメートル	2023年11月	加入可

• ブラック系の締まったボディカラー
• 内外装が綺麗な状態
• オプション装備が充実

【価格】

本体価格	200.0万円
支払総額	209.1万円

【車両情報】

型式	5BA-NSP170G
ボディタイプ	5ドア　ミニバン・ワンボックス
ボディカラー	ブラック系
定員	7人
燃料	無鉛レギュラーガソリン
排気量	1496cc
駆動	FF

【車体状態】

年式 (初年度登録)	2020年11月
車検満了年月	2023年11月
走行距離	0.5万キロメートル　※2022年11月時
整備記録簿	あり
保証書	あり
取り扱い説明書	あり
修理保証	加入可
リサイクル料	リ済込
板金歴	なし
メーター交換	なし
外装状態	ほとんど傷がない
内装状態	目立つ汚れ、破れなし
タバコの匂い・ヤニ付着	なし
ペットの匂い・毛の付着	なし
出品日	2022年11月23日
車両ID	MON4QS71

【オプション】

• 純正ナビ
• 純正オーディオ
• TV
• ドライブレコーダー
• バックモニター
• コーナーセンサー
• 両側スライドドア
• 衝突被害軽減ブレーキ
• 布シート・ビニール・シートカバー
• 3列シート
• ワイヤレスキー
• スマートキー
• ETC

2代目シエンタのガソリン車で、上位グレードのGモデルの紹介です。オプション装備が充実しており、Toyota Safety Senseの安全性性能が揃った人気モデル。ブラックのボディカラーはクールで高級感があるので人気です。

この車体は内外装に目立った汚れがなく、非常に綺麗な状態が保たれています。2020年の新しい年式と0.5万キロメートルの低走行車ということもあって早めに売り切れてしまう可能性があります。

お探しの車種に合致する方はお早めにお問合せいただくことをおすすめします。

この車両が気になるという方はこちらをご覧ください。
https://mobilico.jp/exhibited_cars/39495

まとめ

シエンタは初代、2代目、現行の3代目と大きく分類され、見た目や性能が異なります。走行性能や安全性能の高さからどの年代やグレードでも依然人気が高いのが特徴です。

シエンタの中古市場は走行距離、内外装の状態など、オプション装備などで車両本体価格が上下します。ご自身の経済状況に合わせてちょうどよい具合の車体を見つけたいですね。

ウエインズトヨタ神奈川が運営するモビリコでは、シエンタの中古車を豊富に取り揃えています。正規ディーラーによる定期点検を受けた良質な車体がモビリコの公式ページに掲載されています。

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