ハイラックスは、1963年3月にトヨタから発売された新型ボンネット・トラックです。ハイラックスの特徴は、巨大なサイズボディがもたらす圧倒的な存在感で、インパクトのある車が好きという方々から絶大な人気を誇っています。

そんなハイラックスですが、2015年に発売50周年を迎え、今では8代目が販売されています。一体ここまでどのような進化をしてきたのでしょうか。そこで本記事では、ハイラックスの歴代の魅力についてご紹介し、賢く購入する方法についても解説します。

ハイラックスに興味のある方や、ハイラックスの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

ハイラックスってどんな車?

初代ハイラックスは1963年3月に発売した新型ボンネット・トラックです。トヨタが企画して、日野自動(株)が生産・販売を担当しました。ボンネット・トラックは、日本市場での販売は珍しく、現行の8代目が唯一のモデルになります。

6代目モデルのモデルチェンジと同時に、日本での販売も一時終了していました。しかし、海外の現行8代目モデルへモデルチェンジされるタイミングで日本での販売が13年ぶりに再会しました。

ハイラックスの特徴は、なんといっても巨大なボディサイズがもたらす圧倒的な存在感。現行のモデルは、ランドクルーザーを上回る大きさです。

また、乗車定員は5人乗りです。車検は毎年必要ですが、1回の車検が乗用車と比べても安価なため、維持のしやすさは乗用車とあまり変わりません。

日本では、競技用バイクやMTBなどレジャー用品の運搬用車としても人気が高く、アウトドアにもってこいの1台です。

歴代ハイラックスの魅力

現在では、8代目となるハイラックスですが、今までのモデルや歴史はどのような車だったのでしょうか。ここからは、詳しく見ていきましょう。以下が各モデルの販売期間です。

モデル 発売日
初代ハイラックス 1968年3月21日
2代目ハイラックス 1972年5月8日
3代目ハイラックス 1978年9月1日
4代目ハイラックス 1983年11月4日
5代目ハイラックス 1988年9月27日
6代目ハイラックス 1997年9月3日
7代目ハイラックス 2004年8月
8代目ハイラックス 2015年5月21日

それでは、各モデルの魅力について詳しく解説します。

初代ハイラックスの魅力

初代ハイラックスの主な仕様は以下の通りです。

車両型式 RN10-D
重量(kg) 1,040
全長/全幅/全高(mm) 4,215/1,580/1,570
ホイールベース(mm) 2,540
エンジン型式 2R
排気量(cm3) 1,490
最高出力kW(PS)/r.p.m. -/70/5,000

初代ハイラックスは、1968年3月に発売された新型ボンネット・トラック「ブリスカ」と「ライトスタウト」の統合後継モデルです。

小型トラックは、今ではキャブオーバー型が主流となっていますが、発売当時は各自動車メーカーがライナップするほどボンネット・トラックが人気でした。

また、発売当時は「トヨエース」と同じエンジンを利用していましたが、1972年にはエンジンを1.6L83馬力の12R型に変更。ハイラックスが魅せるビッグサイズがとても人気の1台です。

2代目ハイラックスの魅力

2代目ハイラックスの主な仕様は以下の通りです。

車両型式 RN20-JD RN25-JD RN22-JD
重量(kg) 1,090 1,115 1,110
全長/全幅/全高(mm) 4,275/1,580/1,580 4,680/1,580/1,585 4,275/1,580/1,590
ホイールベース(mm) 2,580 2,795 2,580
エンジン型式 2R 2R 18R
排気量(cm3) 1,587 1,587 1,968
最高出力kW(PS)/r.p.m. -/83/5,400 -/83/5,400 -/105/5,500

2代目ハイラックスは、初代の構造を引き継いでおり、ハイラックスファンからも親しまれていました。さらに、ホイールベースは、前者を10mm、後者を45mm延長しています。

エンジンは、従来の1.6Lに加えて、2L105馬力を備えています。また、高速道路走行を考慮して、ハイウェイモードが設定されました。ハイウェイモードは、高速道路走行中にサービスエリアや料金所を通過する時刻などを表示するカーナビシステムの一部です。

また、高まる安全性への要望に応えて、マスターバック付きタンデム・マスタシリンダー式ブレーキを標準装着しました。さらに、ロード・センシング・プロポーショニング・バルブなどを採用して、安全性を高めたモデルです。

3代目ハイラックスの魅力

3代目ハイラックスの主な仕様は以下の通りです。

車両型式 H-RN30-JDSJ H-RN30-KDSJ H-RN40-JDSJ
重量(kg) 1,055 1,055 1,080
全長/全幅/全高(mm) 4,300/1,610/1,565 4,300/1,610/1,564 4,690/1,610/1,560
ホイールベース(mm) 2,585 2,585 2,800
エンジン型式 12R-J 12R-J 12R-J
排気量(cm3) 1,587 1,587 1,587
最高出力kW(PS)/r.p.m. -/80/5,200 -/80/5,200 -/80/5,200

3代目は1978年9月に発売されました。3代目のカタログの表紙には、オレンジのボディーに白い装飾サイドストライプを付けた新型ハイラックスが飾られていました。今までとは違った、乗用車的な仕様・装備が魅力です。

この時代からアメリカでは、ボンネット・トラックを乗用車やレジャーとして使っていたものを、日本でも提案したモデルになっています。3代目のバリエーションは多岐に渡り、3種の標準ボディーと4種のロングボディーが設定されました。スーパーデラックスモデルは、室内空間が余裕のある作りになっています。

さらに、1979年10月には、ハイラックスでは初となる4WDを搭載。初代や2代目とは、仕様が変わっていますが、サイズやエンジンは変わりません。乗用車やレジャー向けにピッタリなモデルです。

4代目ハイラックスの魅力

4代目ハイラックスの主な仕様は以下の通りです。

車両型式 L-RN35-JRS L-RN45-JDS L-YN56-JDB
重量(kg) 1,065 1,095 1,140
全長/全幅/全高(mm) 4,300/1,610/1,565 4,690/1,610/1,560 4,690/1,620/1,545
ホイールベース(mm) 2,585 2,800 2,850
エンジン型式 12R-J 12R-J 2Y-J
排気量(cm3) 1,587 1,587 1,812
最高出力kW(PS)/r.p.m. -/80/5,200 -/80/5,200 -/95/5,200

1983年11月に発売された4代目モデルは、従来の17種から20種類発表されました。4代目の後輪駆動モデルは、2シリーズのラインナップです。また、4WDはすべて新ボディーを採用しており、ハイラックスファンを魅了してくれます。

エンジンの種類は、全部で6つあり、後輪駆動用と4WD用で分けられています。さらに、4代目から高床の三方開き荷台車が搭載されました。これにより、荷物の出しやすさが増したモデルです。

5代目ハイラックスの魅力

5代目ハイラックスの主な仕様は以下の通りです。

車両型式 T-VN105-PRMSS S-LN106-TRMSS T-YN100-TRMSS
重量(kg) 1,470 1,510 1,390
全長/全幅/全高(mm) 4,690/1,690/1,805 4,690/1,690/1,765 4,435/1,690/1,765
ホイールベース(mm) 2840 2840 2605
エンジン型式 3Y 3L Diesel 3Y
排気量(cm3) 1,998 2,779 1,998
最高出力kW(PS)/r.p.m. -/88/4,800 -/91/4,000 -/88/4,800

1988年9月に発売された5代目ハイラックスの基本コンセプトは、強靭・強力・快適の3要素です。RVとしての機能が高まったモデルとなっています。また、基本デザインはブレスドアの1種類のみです。

さらに、顧客ニーズの多様化に応えるために、エンジンを4種類用意し、2WDモデルのAT装着車を拡大しました。他にも、4WDのショートボディー車の仕様をSSRパッケージに設定して高級感を醸し出しています。

6代目ハイラックスの魅力

6代目ハイラックスの主な仕様は以下の通りです。

車両型式 GA-RZN147-TRMDE KF-LN147-PRMDS KF-LN167-TRMDS
重量(kg) 1,270 1,410 1,410
全長/全幅/全高(mm) 4,690/1,690/1,600 4,690/1,690/1,600 4690/1,690/1,760
ホイールベース(mm) 2,850 2,850 2,855
エンジン型式 1RZ-E 1RZ-E 5L
排気量(cm3) 1,998 1,998 2,985
最高出力kW(PS)/r.p.m. -/110/5,200 -/110/5,200 -/91/4,000

6代目ハイラックスの魅力は、ビジネスユースとパーソナルユースの2シリーズラインナップです。パーソナルユース仕様は、「スポーツピックアップ」と呼ばれました。特徴としては、室内高と室内長を拡大し、静粛性を高めたモデルです。

7代目ハイラックスの魅力

7代目ハイラックスは、世界の市場へ向けた新しいビックアップトラックです。日本では生産されておらず、販売もされていませんでした。

見た目や仕様は、6代目のハイラックスを継承しつつ、広い室内空間を確保しました。また、乗用車の乗り心地やSUVの利便性を両立させ、お客様のニーズに合わせたモデルです。

8代目ハイラックスの魅力

8代目ハイラックスの主な仕様は以下の通りです。

車両型式 3DF-GUN125-DTTHX(G) 3DF-GUN125-DTTHX 3DF-GUN125-DTTSX
重量(kg) 2110 2100 2,080
全長/全幅/全高(mm) 5,320/1,900/1,840 5,340/1,855/1,800 5,340/1,855/1,800
ホイールベース(mm) 3,085 3,085 2850
エンジン型式 2GD-FTV 2GD-FTV 2GD-FTV
排気量(cm3) 2,393 2,393 2,393
最高出力kW(PS)/r.p.m. 400/40.8/1,600~2,000 400/40.8/1,600~2,000 400/40.8/1,600~2,000

8代目はハイラックスの発売50周年を迎えて発売された現行モデルです。「道が人を鍛える。人がクルマをつくる」をモットーに開発されました。世界中の道を走り、実際に体験をしてお客様の声を直接聞いて開発されたハイラックスです。

また、タフさを追求して、徹底的に鍛え直して今までにないタフさを実現しました。さらに、安全性能や防犯面からも最新の装備を搭載して、今の顧客ニーズに合わせた1台です。

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歴代ハイラックスのスペック比較

歴代ハイラックスのスペックを表にしてまとめてみました。ぜひ、気になったハイラックスのモデルのスペックを確認してみてください。

スペック項目 初代 2代目(RN25-JD) 3代目(H -RN30-KDSJ) 4代目(L-RN45-JDS) 5代目(S-LN106-TRMSS) 6代目(KF-LN147-PRMDS) 7代目 8代目(Z GR SPORT)
全長×全幅×全高(mm) 4,215/1,580/1,570 4,680/1,580/1,585 4,300/1,610/1,565 4,690/1,610/1,560 4,690/1,690/1,765 4,690/1,690/1,640 5,335/1,855/1,820
車両重量(kg) 1,040 1,115 1,055 1,095 1,510 1,410 2,080
乗車定員(人) 3 2 2 3 2 5 5
ホイールベース(mm) 2,540 2,795 2,585 2,800 2,840 1,990 3,085
トランスミッション 4速MT 3速AT 4速MT 4速 5速MT 5速MT 6AT
駆動方式 4DW 4DW 4DW 2DW 4DW
排気量(cc) 1,490 1,587 1,587 1,820 2,779 1,988 2,755
最高出力(kw[ps]/rpm) -/70/5000 -/83/5,400 -/80/5,200 -/95/5,200 -/91/4000 -/110/5200 -/177/3,400

※表は主要諸元の一例

ここでは、主要なモデルを比較しました。初代から現行モデルを比べるとかなり進化をしており、乗り心地もよくなっています。それぞれ、購入の参考にしてください。

ハイラックスの賢い買い方

ハイラックスを購入するなら個人売買がおすすめです。従来の車の購入方法や個人売買の違いについて説明します。

ハイラックスを賢く購入して、ぜひ楽しいカーライフにしましょう。

個人売買とは

車の購入方法として、主に以下の2つが思いつくのではないでしょうか。

  • ディーラーで新車を購入する
  • 中古車販売店にて中古車を購入する

それぞれメリットデメリットがありますが、今回は全く違うハイラックスの購入方法を紹介します。

それは、「個人売買で車を購入する」方法です。個人売買というとあまりまだ主流の車の購入方法になっておらず、どのような購入方法かピンとこないという方も多いのではないでしょうか。

個人売買する方法は、いくつかあります。今の時代は、ネットの普及によりSNSなどで車を売りたい人と車を購入したい人がマッチすれば、個人売買は可能です。しかし、知らない人から車を購入するのは不安、信用できないなど不安を抱える方も多いでしょう。

そこで、個人売買の方法としておすすめなのが、「mobilico」を利用して購入する方法です。mobilicoについては、以下で詳しく紹介します。

個人売買をするならmobilicoがおすすめ

mobilicoは、トヨタ系ディーラー初となる中古車の個人売買サービスです。横浜トヨペットが運営していて、信頼感も抜群です。通常の中古車販売であれば、お店が手数料などを取りますが、mobilicoを利用すれば大幅にコストを下げられます。

正規ディーラー店が運営しているため、個人売買が不安な方でも安心です。mobilicoがおすすめな理由は、以下の3つです。

  • 高水準の定期点検
  • 売り手も買い手もwin-win
  • 面倒な手続きがない

それでは、順番に解説していきます。

mobilicoの特徴①:高水準の定期点検

mobilicoは、正規ディーラーの横浜トヨペットが運営しているサービスです。そのため、高水準での定期点検を受けている車だけが出品されています。また、トヨペットで新車を購入した方のみが加入できる「メンテナンスパック」加入者だけが出品できるので、安心で安全な車だけが出品されているということができるでしょう。

さらに、車の整備履歴を確認ができるのも、mobilicoだけです。これまでに、どのような点検を受けて、板金修理など車の詳細を確認できます。そのため、過去に大きな修理があったかも購入前に知ることが可能です。

mobilico安心アフターサービスに加入すると、距離無制限で1年間さまざまな修理保証があります。修理保証内容は、以下のようなものが挙げられます。

mobilicoの保証内容
エアコン不備
エンジンオイル漏れ
パワーウィンドウ不備
カーナビ不備
サスペンション不備

保証なしだと数万円〜数十万円する修理代が、1年間無料で受けられるのでおすすめです。

mobilicoの特徴②:買い手も売り手もwin-win

mobilicoは中間業者を通さずに売買を行うため、中間コストは大幅削減され、消費税もかかりません。

実際に、2016年式のプリウスが下取り価格96万円だったのが、mobilicoを利用すると125万円で売れています。また、2017年式ハリアーの中古車店販売価格が320万円だったのに対し、mobilicoでは285万円で購入できており、売り手も買い手もwin-winな取引が可能です。

中古車の売買で懸念される1つである手数料が、大幅にカットできるのは、売り手も買い手も双方にとってメリットのあるサービスだといえます。

mobilicoの特徴③:手続きがシンプルで簡単

mobilicoの魅力は、手続きがシンプルで簡単なことです。面倒な作業はすべて、mobilico側がやってくれます。

出品者の流れ

  1. 会員登録
  2. 車登録
  3. お試し出品・出品
  4. 出品成約
  5. 名義変更書類送付
  6. 車搬入
  7. 成約金振込

購入者の流れ

  1. 会員登録
  2. 車を探して、購入申請
  3. 購入代金振込
  4. 名義変更書類送付
  5. 納車

個人売買だと名義変更書類を、自分で持っていって手続きするのが大変です。しかし、mobilicoを利用すれば、面倒な手続きをやってくれます。時間がない人や手続きが面倒な人にもおすすめです。

まとめ

本記事では、ハイラックスの歴代の魅力と賢く購入する方法について紹介しました。

ハイラックスは、1963年に発売されてから8代目まで進化をしました。ハイラックスの魅力は、なんといってもビッグサイズからくる存在感です。また、現行モデルはこれまでにないタフさを実現したモデルとなっています。

ハイラックスの購入はmobilicoを活用するのがおすすめです。横浜トヨペットが運営している個人売買サービスなので安心です。そんなmobilicoの特徴は、以下の3つです。

mobilicoなら、普通の個人売買ではないサービスや保証が受けられるので、初めて個人売買する人にもおすすめです。ぜひ、賢くハイラックスを購入してカーライフを楽しみましょう。

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。