「トヨタのハイラックスは大型のイメージだけど、具体的にどれぐらいの大きさなの?」というような疑問を抱えているかたもいるのではないでしょうか。

トヨタのハイラックスは大きなボディと広い荷室を備えた車です。非常に大きな車なので、実際に購入を検討している方や少し気になっている方にとってサイズ感がどれぐらいか気になるでしょう。

サイズ感を理解しない状態でハイラックスの検討を進めると、実際に見たときにギャップを受けてしまうかもしれません。

そこで本記事では「ハイラックスのサイズ」について詳しくご紹介しています。

今回ご紹介しているサイズの種類は、以下の通りです。

サイズの種類
ハイラックス本体の各パーツ
ハイラックスの室内サイズ
ハイラックスの荷室サイズ
ハイラックスが駐車できるサイズ

上記の情報を理解して、ギャップがない状態でハイラックスの購入に繋げていきましょう。

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目次

ハイラックスのサイズについて

ハイラックスは大型車ですが、グレードによってサイズが異なります。

グレード名 全長 全幅 全高 価格
X 5,340mm 1,855mm 1,800mm 3,527,000円
Z 5,340mm 1,855mm 1,800mm 3,882,000円
Z GRスポーツ 5,320mm 1,900mm 1,840mm 4,312,000円

ハイラックスは、上記のサイズ感をほこり、「SUV」というカテゴリーに該当します。トヨタのSUVの中でも、大きなサイズ感を誇るのが「ハイラックス」という車です。

写真で見てもらう通り、各パーツともに大きな部品が用いられており、普通車より大きな迫力を感じることができるでしょう。ハイラックスに備え付けられているパーツは、具体的にどれぐらいなのでしょうか。

ここではハイラックスのパーツごとに大きさをご紹介します。

今回紹介するパーツは、以下の通りです。

パーツ
ホイールベース/全長
全高・最低地上高
全幅
タイヤのサイズ
最小回転半径

上記のサイズ感を把握し、ハイラックスの大きさを感じてみてください。

【長さ】ホイールベース・全長

新型ハイラックスのホイールベースは、3,085mmです。ホイールベースが長く設定されていることが、長い全長になっている原因とされています。

また、ハイラックスの全長は、5,320〜5,340mmです。X・Zグレードが5,340mmで、Z GRスポーツでは5,320mmの全長を誇ります。

同じトヨタのSUVである「ランドクルーザー」は、全幅・全高こそあまり変わりませんが全長は4,900mm程度です。ハイラックスは5メートルを優に超えているので、SUVのなかでも非常に大きいサイズ感を持つのではないでしょうか。

【高さ】全高・最低地上高

新型ハイラックスの全高は、1,800〜1,840mmの高さがあります。X・Zグレードは1,800mm、Z GRグレードは1,840mmの全高となっています。

日本人の平均身長である「170センチ」よりも大きく設定されているので、実際に見てみると大きく感じることでしょう。

また、ハイラックスの最低地上高は、215mmに設定されています。乗降時に毎回20センチ程度の上げ下げがあるので、身体が弱い方にとって乗車自体負担がかかるかもしれません。最低地上高が高めなので、オフロードでの道を走行する際は大きな反動があるでしょう。

【横幅】全幅

新型ハイラックスの全幅は、1,855mm〜1,900mmです。

グレードによって全幅は異なり、X・Zグレードは1,855mmで、Z GRグレードは1,900mmと設定されています。

トヨタのプリウスの全幅は1,760mmなので、ハイラックスは普通車に比べて大きな幅を持つ車です。普通車より幅が広いため、駐車や車間などに注意しなければなりません。特に駐車は狭い幅に駐車する機会があるので、今まで普通車で駐車していた人にとっては難しいものとなるでしょう。

タイヤのサイズ

新型ハイラックスのタイヤのサイズは、「265/65R17」というサイズを利用しています。タイヤ幅は205mmあり、普通車と比べて大きめなタイヤを活用しています。大きな車体や最低地上高が高めのことから反動が大きいなど、大きな負担に対応するために上記のサイズとなっているのでしょう。

またハイラックスほどの大きなタイヤでも、「ブリヂストン」や「横浜タイヤ」で取り扱っていますので、万が一タイヤに不備があった際も身近にあるので安心です。

最小回転半径

車のサイズ感を比べるために、最小回転半径を参考にする1つの基準となります。なぜ最小回転半径が車を選ぶ参考情報となるのでしょうか。ここからはその理由と共に、「最小回転半径とハイラックスの最小回転半径」をご紹介します。

あまりフォーカスされない部分かと思いますが、本項で詳しく触れていますのでぜひご参考にしてみてください。

最小回転半径とは?

最小回転半径とは、ハンドルを切った状態で外側のタイヤが描く円の半径のことを指します。最小回転半径は車道を走るために必要な条件であり、大型車であるトラックは12m以内でいないと公道を走ることができないと定められています。

最小回転半径は小さければ小さいほど、小回りが利き扱いやすい車です。曲がりやすく運転しやすいので、運転初心者でも難しくありません。

しかし、トラックのように最小回転半径が大きい車になると、幅が広く自分だけでなく周りの状態を把握しながら曲がらなければなりません。

トラックのような大型車は、荷物に気を配るだけではなく慎重に運転をするようにしましょう。

ハイラックスの最小回転半径

それでは、ハイラックスの最小回転半径はどれぐらいでしょうか。X・Zグレードのハイラックスの最小回転半径は、6.4mとなっています。

大型のトラックに比べると小さいですが先ほども触れたように普通車の最小回転半径は5m程度のものが多いです。そのため、ハイラックスは大きめの最小回転半径といえます。

しかし、車体自体大きいことに変わりはないので、運転する際は周りを確認して操作するようにしましょう。

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ハイラックスの室内サイズとその特徴

2004年に販売終了になったハイラックスですが、2019年に新型となって登場したハイラックの室内は大きく進化しています。ハイラックスと言えば、荷物を多く載せるといった「作業に適した車」のイメージがあるのではないでしょうか。

しかし、新型となったハイラックスは、ひと味違います。一言で言うと、「カッコいい室内」へと進化しました。

商用車としてイメージから新たな姿になったハイラックスの室内をご紹介していきます。

ハイラックスの室内サイズ

ハイラックスの室内サイズは1.695mmに設計されています。ハイラックスの室内は、大型車でありながらそこまで広くはありません。

全長は5メートル以上ありますが、フロントや荷台などが全長の半分以上を占めているからです。

同じ5人乗りであるプリウスでは室内サイズが2.110mmと、ハイラックスに比べて大きな設計になっていることがわかるでしょう。

ハイラックスは大型車ではありますが、室内のサイズはそこまで大きくないことを抑えておいてください。

ハイラックスの室内の特徴

ハイラックスはそこまで広くない室内ですが、ハイラックスならではの特徴がいくつか存在します。

ハイラックスの特徴的な室内として挙げられるのは、以下の通りです。

室内の特徴
カラーリング
コクピット
シートアレンジ

ハイラックスのグレードにより室内が異なるので、それぞれを踏まえて紹介していきます。

カラーリング

ハイラックスには2種類のカラーリングが展開されています。ハイラックスのグレードによりカラーが異なり、Xグレードが「ブラック」、Zグレードでは「シルバーで装飾されたブラック」が採用されています。

Xグレードの室内はブラックを基調とされています。ブラック以外のカラーは使用されておらず、室内には高級感が漂っています。

ハイラックスならではの男らしさや紳士さを十分に表現した室内と言えるでしょう。Zグレードの室内はブラックを中心にシルバーで部分的に装飾されています。インパネやシフトノブ、ステアリングホイールなどがシルバーで装飾され、現代の一般車に近い内装をしています。

ハイラックスを普段も乗車する人にとっても、非常に乗りやすいイメージを持つ室内です。

コクピット

ハイラックスのコクピットは、非常に最先端を感じられる作りとなっています。商用目的で乗車されることが多いハイラックスですが、普通車と引けをとらないデザイン設計です。

「スピードメーター」はブルーカラーの4.2インチのカラー液晶が搭載されており、エンジンを付けると同時にブルーライトが点灯します。そのため、運転中に日差しが強くスピードメーターが見えづらいといったことが少なくなるでしょう。万が一、見えづらくなった場合は、メーターの照度を調節することも可能です。

「ステアリングホイール」には、オーディオ操作やディスプレイの操作ができる仕様になっています。運転中に操作をしたいときでも、カーナビに目を向けずに安心してハンドルで操作をすることが可能です。

最後に、運転席のサイドにある「パワーウィンドウ」は、前席の窓を操作できる仕様になっています。ワンタッチで操作でき、手を挟むことを防ぐ「挟みこみ防止機能」も搭載されており、お子様を乗せても安心です。

ハイラックスのコクピットは、商用利用だけでなくドライブする時に役立つ機能も多く搭載されています。

シート

ハイラックスは室内に使われているシートは、長距離のドライブでも疲れないような仕様です。シート自体は適度な硬さがあり、身体に負担がかかりにくい柔らかさになっています。

道による突き上げ等にも、シートが丈夫なため腰やお尻に負担をかけずに乗車することができます。運転席にも同様のシートを使用しており、長時間のドライブも難なく運転することができるでしょう。

また、ハイラックスのシートは、席をアレンジすることもできます。シートアレンジは

、ハイラックスのグレードによって異なります。

Xグレードは後部座席シートが「一体型」になっており、シートを持ち上げる際にシート一列持ち上がる仕様です。多くの荷物を載せることができるハイラックですが、急に雨が降ることもあるでしょう。

その際には、後部座席シートを持ち上げ室内を広くし、多くの荷物を難なく載せることが可能です。シートが一体型なので柔軟なアレンジはできませんが、簡単に室内を広く使えるでしょう。

一方、Zグレードの後部座席シートは、「分割型」になっています。一席ずつシートアレンジをすることができ、柔軟な対応が可能です。

荷物を多く載せることよりも、後部座席シートに同乗者を乗せながら荷物を載せることに適しています。荷物の種類によっては平らな場所に置く方が良い場合もありますので、シートの使い分けをおこないましょう。

ハイラックスの荷室サイズとその特徴

ハイラックスの荷室には、さまざまな工夫が施されています。

多くの荷物や材木などを載せる部分ですので、荷室までこだわりがあることは嬉しいのです。では、実際にハイラックスの荷室にはどのような特徴が詰まっているのでしょうか。

ここからは「ハイラックスの荷室サイズと特徴」について詳しくご紹介しています。

細部にあたるハイラックスの荷室のサイズや特徴を理解して、ハイラックスならではの大きな強みを感じてみてください。

ハイラックスの荷室サイズ

ハイラックスの荷室のサイズを表にまとめてみました。

デッキ容量 1,565mm
デッキ幅(最小/最大) 1,105mm/1,380mm
デッキ高 480mm
デッキ容量 994L

上記の表が、ハイラックスの荷室のサイズ感です。さすがピックアップを代表する車のサイズ感と言えるでしょう。

ハイラックスのサイズ感ある荷室を活用することで、多くの荷物を同時に運ぶことが可能です。大きな機材や材料を運ぶのはもちろん、どこかにレジャー旅行をしたりバーベキューをしたりするなどが容易でしょう。

ピックアップカーならではのサイズ感を誇る荷室で、商用から私用まで幅広く活用できます。

ハイラックスの荷室の特徴

ハイラックスの荷室にはさまざまな特徴があります。ここからは、荷室の特徴について解説していきます。

最大積載量は500kg

ハイラックスに乗せることができる最大積載量は、500kgと定められています。最大500kg車の荷室に載せることができるので、生活用品から家具などプライベートで運びそうな一式は容易でしょう。

実際に500kgはどれぐらいのものなのでしょうか。500キロに相当する具体例として、「人間(1人60kgと仮定)が約8人分」ですので、重さはすぐに限界を達するかもしれません。

また、万が一500kgを超えてしまうと違反車となります。それに加えて、車自体の性能の低下につながるので、500kgまでに抑えるようにしましょう。

荷室部分がむき出しになっている

ハイラックスの荷室部分は、むき出しになっています。そのため、多くの荷物やレジャーグッズを運ぶことにうってつけの車です。

荷室と室内はしっかりと区別されているので、どんな荷物を載せても室内が汚れることはありません。万が一荷室が荷物により汚されても、水などで簡単に洗い流せる素材となっています。

しかし、多くの日本人に受け入れられていない点として、ボディの大きさです。普通車や同じSUVに比べても、サイズが非常に大きい部類に値します。「運転しづらい」「料金が余計にかかる」など、所有者にとってマイナスになることも事実です。

普通自動車と異なる条件として受け入れられる時代が到来すれば、ハイラックスでレジャーやアウトドアをおこなう人が増えるでしょう。

亜鉛メッキ鋼板が採用

ハイラックスの荷室部分には、亜鉛メッキ鋼板が採用されています。

海水を含んだサーフボードなどの荷物を安心して載せるために、錆びにくい亜鉛メッキ銅板を利用。広い荷室だけでなく、錆びにくい素材を採用した荷室づくりは、あらゆる荷物に対応できる荷室になっています。

また錆びの防止だけでなく、雨風にも対応できる「ベッドライナー」を活用しあらゆる気候でも対応することができるでしょう。荷物のキズ防止や万が一飛んで行ってしまわないような対策をすることが可能です。

ハイラックスは、荷室の劣化を防ぐことから荷物を守ることまで細かく設計がされています。

ハイラックスは駐車場には入るのか?

大型のボディをもつハイラックスは、ほかの車と比べても際立った大きさを誇ります。

これだけボディが大きくなると、「駐車できるのか」とかんがえてしまうのではないでしょうか。

普通車と比べて大きさは段違いで、駐車するイメージがなかなか難しいと思います。しかし、ハイラックスのサイズ感を具体的にイメージできると、駐車する際に困ることが少なくなるでしょう。

ここでは「ハイラックスでの駐車」について詳しく触れています。具体的なサイズ感や実際の駐車場のサイズ感にも触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

立体駐車場

結論から言うと、ハイラックスは立体駐車場での駐車はほぼ不可能です。一般的な立体駐車場の高さは、その2,000〜2,500と設計されているのでハイラックスの高さを上回る計算になります。

立体駐車場は重量の規制もあり、2,000〜2,500kgと制限されています。ハイラックスの総重量は、どうでしょうか。

2021年に発売された「GRハイラックス」の総重量は、2,885kgと発表されています・

立体駐車場の制限である2,000〜2,500kgを大きく超えてしまっています。

大きなボディを持つハイラックスは、立体駐車場に駐車すること自体難しいでしょう。

平面駐車場

大きなボディを持つハイラックスでも、平面駐車場での駐車は可能です。というのも平面駐車場には制限がなく、多くの車を駐車することができるからです。

平面駐車場には制限がありませんが、混雑時などの駐車は非常に難しいものとなるでしょう。

大型商業施設のような人がたくさん集まる場所では、多くの車が密集した状態で駐車されます。そのため非常に狭い箇所に駐車することが予想されるので、ハイラックスのような大型車が余裕を持って駐車をすることが難しいでしょう。

しかし、平面駐車場での駐車に制限はありませんので、時期や曜日を見極めて乗車すると良いです。

ハイラックスを先代モデルとサイズ比較

新型ハイラックスと先代のハイラックスにはどのような違いがあるのでしょうか。

新型と先代のサイズ感を表にまとめましたので、下記をご覧ください。

新型ハイラックス(Xグレード) 先代ハイラックス(2004年)
全長 5,340mm 5,035mm
全幅 1,855mm 1,790mm
全高 1,800mm 1,775mm
ホイールベース 3,085mm 3,090mm
室内サイズ 1,695mm
最小回転半径 6,4m 6,6m
デッキ容量 1,565mm 1,470mm

上記の表のように、新型ハイラックスと先代ハイラックスを比較すると、そこまで差がない作りになっています。全てが大きくなった・小さくなったという変化はなく、それぞれが微調整されたようなサイズ変更となっています。

大きく変化した点としては、全長のサイズです。300mm程度大きくなっているので、過去のハイラックスを所有していた人にとっては、少し大きく感じるかもしれません。

まとめ

2019年に新たなハイラックスに進化して、大きくバージョンアップしました。

そもそも、ハイラックスは荷物の運搬や作業に利用される車ですが、バージョンアップしてプライベートでの利用も可能です。

先代のモデルのサイズ感と同様に、かなり大きなボディを持っています。しかし、普段利用にも適した性能も備わっており、長時間のドライブやレジャー旅行など活躍は多岐にわたります。

荷物の運搬などの作業や快適な長時間ドライブなどに適した「ハイラックス」で、あなたの生活スタイルに合わせた活躍が見込まれるでしょう。

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  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。