ハリアーは、都会派SUVとしてとても人気があります。外観だけに限らず、機能面においても進化し始め、高い走行性能も魅力的です。
2015年モデルは、2013年にデビューした3代目モデル(60系)となります。
2015年に登場したモデルのグレードは、どのようなものがあるのでしょうか。本記事では、グレードごとの違いや特徴を解説します。
目次
ハリアー 3代目モデルとは
2013年にフルモデルチェンジされたハリアー3代目は、RAV4をベースに新たに発売されたモデルです。
ロングボディに、日本国内専用車としてレクサス「RX」から独立したもので、時代のニーズに合わせたエンジンを搭載するなど現代に通ずるモデルとなっています。
高級クロスオーバーSUVとして新たに、「高級」「進化」「新規」を目指し開発され、人気を集めています。
サスペンションやプラットフォームなどを見直したため、フラットで快適な乗り心地が楽しめる点が魅力的です。
【2013年デビュー時のモデル詳細】
グレード名 | グランド(DBA-ZSU60W) | グランド(DBA-ZSU65W) |
新車価格 | 2,720,000円 | 2,909,000円 |
中古車相場 | 45~569.8万円 | |
駆動 | FF | 4WD |
総排気量 | 1,986cc | |
燃費 | 16.0km/L | 15.2km/L |
ハリアー2015年モデルの歴史
ハリアー2015年モデルは、2つのタイミングで発売されました。
2015年1月
2015年1月に、『エレガンスG’s』スポーツモデルが追加されました。その後、2017年6月まで設定されていたモデルです。
ハリアー独自の高級感やデザインに「走りの楽しさ」を感じられるモデルとなっており、35mm全高を下げた「専用スポーツサスペンション」が搭載されています。
また、ボディ剛性が向上されている点からも、より走りの楽しさを味わえる車となりました。
その他、G’s専用スポーティシートが採用され、内装にはダークメッキ調塗装が施され上質な室内空間を生み出しています。
【1月に登場したエレガンスG’sの詳細】
グレード名 | エレガンスG’s(DBA-ZSU60W) | エレガンスG’s(DBA-ZSU65W) |
新車価格 | 3,291,055円 | 3,485,455円 |
中古車相場 | 45~569.8万円 | |
駆動 | FF | 4WD |
総排気量 | 1,986cc | |
燃費 | 16.0km/L | 15.2km/L |
2015年6月
2015年6月には、「プレミアム アドバンスドパッケージ」に一部変更がありました。
元々、プレミアム アドバンスドパッケージは、トヨタの安心性能「インテリジェントクリアランスソナー」や「プリクラッシュセーフティシステム」を標準装備してるモデルです。
- 【トヨタの安心性能】
- インテリジェントクリアランスソナー:踏み間違い時サポートブレーキ
- プリクラッシュセーフティシステム:直進時の車両・歩行者検知機能
ここでは、その機能にプラスして、「パノラミックビューモニター」や「T‐Connect SDナビゲーションシステム」が採用されました。
- 【追加された機能】
- パノラミックビューモニター:車を上から見下ろした視点で駐車ができる「シースルービュー機能」のあるモニター
- T‐Connect SDナビゲーションシステム:24時間365日繋がれるサービス付きのカーナビ
また、「グランド」に「プリクラッシュセーフティシステム」をオプション装備設定できるようになるなど、安心・安全装備が充実し、ドライブをより楽しみやすい環境になりました。
ハリアー2015年モデルのグレード:特徴
ここからは、ハリアー2015年モデルのグレードや特徴について解説します。2015年当時に設定されていたグレードは次の通りです。
- 【グレード】
- プレミアム アドバンスドパッケージ
- エレガンス G’s
- プレミアム
- エレガンス
- グランド
それぞれの特徴を解説します。
グレード①:プレミアム アドバンスドパッケージ
プレミアムアドバンスドパッケージは、プレミアムの上位モデルにあたります。
プレミアムをベースに、装備や性能などがプラスされたモデルで、中でも「安全性能」が搭載されている点が魅力的です。
先述した通り、「インテリジェントクリアランスソナー」や「プリクラッシュセーフティシステム」を標準装備してます。
その他、「パノラミックビューモニター」や「T‐Connect SDナビゲーションシステム」が追加されました。
また、特別仕様車「プレミアム アドバンスドパッケージ スタイルモーヴ」が追加され、より上質感のある車が登場して、人気を集めました。
プレミアムをベースに設定され、インテリアが専用内装色などを採用するなど、特別な1台になっています。
【特別仕様車「プレミアム アドバンスドパッケージ スタイルモーヴ」詳細】
グレード名 | プレミアム アドバンスドパッケージ スタイルモーヴ(DBA-ZSU60W) | プレミアム アドバンスドパッケージ スタイルモーヴ(DBA-ZSU65W) |
新車価格 | 3,797,673円 | 3,992,073円 |
中古車相場 | 45~569.8万円 | |
駆動 | FF | 4WD |
総排気量 | 1,986cc | |
燃費 | 16.0km/L | 15.2km/L |
グレード②:エレガンス G’s
ハリアー独自の高級感・洗練されたスポーティモデルの「エレガンスG’s」。
「G’s」は、GAZOO Racingのテストドライバーがチューニングを施したスポーツモデルです。「意のままに操れる」ハンドリング性能を目標に作られました。
エレガンスをベースに制作され、専用デザインのバンパー、グリルなども魅力的です。スポーティな走りを楽しみたい人におすすめのモデルとなっています。
内外装や性能面などで、ベースモデルとの差別を図っています。内装は、シルバーステッチがベースに使われています。また、黒を基調としたデザインが魅力的です。
- 【搭載されている装備】
- アルミホイール:ブラック塗装、切削光輝
- 専用チューニングサスペンション
- 剛性アップパーツ
- アッパーグリル:メッキ加飾、黒艶塗装
- マフラー:大径バッフル
- 本革巻き3本スポークステアリングホイール
- 「G’s」ロゴ付エンジンスイッチ
- 「G’s」エンブレム付フロントスポーティシート
- インストゥルメントパネル&ドアトリム
グレード③:プレミアム
プレミアムは、18インチアルミホイールが標準装備されているグランドをベースとしたモデルです。
特別仕様車や「プレミアムアドバンスドパッケージ」のベース車で、多くの機能や装備などを求めていない人におすすめです。
2015年にプレミアムをベースとした特別仕様車「プレミアム スタイルモーヴ」が発売されました。
専用内装色「スティールモーヴ」が採用される他、バイオレットのシートベルトが搭載されています。
また、ピアノブラック調の本革巻き3本スポークステアリングホイールなどもあります。アルカンターラのシート表皮も採用され、上質感ある仕様になっている点が魅力的です。
【特別仕様車「プレミアム スタイルモーヴ」詳細】
グレード名 | プレミアム スタイルモーヴ(DBA-ZSU60W) | プレミアム スタイルモーヴ(DBA-ZSU65W) |
新車価格 | 3,237,055円 | 3,431,455円 |
中古車相場 | 45~569.8万円 | |
駆動 | FF | 4WD |
総排気量 | 1,986cc | |
燃費 | 16.0km/L | 15.2km/L |
グレード④:エレガンス
エレガンスは、グランドをベースした中間に位置するモデルです。上級な合成皮革シートを標準装備しています。
2017年以降に、NAとハイブリッド、ターボ車も追加されるなど長く活躍していたモデルと言えます。
グランドよりもオプション設定が幅広いため、お手頃に様々なオプションを搭載させた自分好みのモデルにできる点が魅力的です。
シートは高級感があり、運転手・助手席の調整を電動で行える仕組みも備わっています。
グレード⑤:グランド
グランドは、エレガンスやプレミアムなどのベースにあるモデルです。元々は、「プレミアム」「エレガンス」と並んで標準モデルとされていました。
現在はベースモデルとして位置し続けています。最廉価のモデルではあるもののハリアーそのものが高級SUV仕様のため、チープさは微塵も感じられません。
シートは、ファブリック使用となっています。ホイールは、17インチのものとなっています。
ハリアーそのものが高級感のある素晴らしいSUVのため、グランドでも十分に楽しめる1台でありつつ、魅力もある1台です。
ハリアー2015年モデルのグレード:違い
ここでは、それぞれのモデルのグレードや違いなどについて解説していきます。具体的には、次の内容について触れます。
- 【グレードの違い】
- 燃費
- 価格
- デザイン性
- 走行性能
- 安全性能
それぞれについて解説します。
違い①:燃費
ハリアーのモデルには、ハイブリッドモデルもあります。それぞれのハイブリッドモデルでは、電気制御された4輪駆動が設定されています。
ガソリンモデルではFF駆動と4WD駆動の2種類が設定されています。
(エレガンスG’sに限っては、ハイブリッドモデルは設定されていません。)
カタログ燃費は排気量やモデルによって多少の差異があるものの、ハイブリッドモデルは21.4km/L~21.8km/Lと低燃費で、ガソリンモデルではそれぞれ14.8km/L〜16.0km/Lとなっています。
総括してみると、ハイブリッドモデルの方が燃費性能は高いことがわかります。
ハイブリッドモデルでは、自動的にトルク配分を行うことができ、より効率的に走らせることができる点が魅力的です。
燃費の違い
グレード名 | 型式 | 排気量 | 駆動 | 燃費(実燃費) |
プレミアム アドバンスドパッケージ | DAAAVU65WANXGB(A) | 2.493L | 4WD(E-Four)/ハイブリッド | 21.4km/L(13.27km/L) |
DBAZSU60WANXGP(A) | 1.986L | 2WD/ガソリン | 16.0km/L(10.83km/L) | |
DBAZSU65WANXGP(A) | 1.986L | 4WD/ガソリン | 14.8km/L(9.94 km/L) | |
エレガンス G’s | DBA-ZSU60W-VLJBXM | 1.986L | 2WD/ガソリン | 16.0km/L(10.83km/L) |
DBA-ZSU65W-VLJBXM | 1.986L | 4WD/ガソリン | 15.2km/L(9.94 km/L) | |
プレミアム | DAAAVU65WANXGB | 2.493L | 4WD(E-Four)/ハイブリッド | 21.4km/L(13.27km/L) |
DBAZSU60WANXGP | 1.986L | 2WD/ガソリン | 16.0km/L(10.83km/L) | |
DBAZSU65WANXGP | 1.986L | 4WD/ガソリン | 15.2km/L(9.94 km/L) | |
エレガンス | DAAAVU65WANXMB | 2.493L | 4WD(E-Four)/ハイブリッド | 21.4km/L(13.27km/L) |
DBAZSU60WANXMP | 1.986L | 2WD/ガソリン | 16.0km/L(10.83km/L) | |
DBAZSU65WANXMP | 1.986L | 4WD/ガソリン | 15.2km/L(9.94 km/L) | |
グランド | DAAAVU65WANXXB | 2.493L | 4WD(E-Four)/ハイブリッド | 21.8km/L(13.27km/L) |
DAAAVU65WANXXB | 1.986L | 2WD/ガソリン | 16.0km/L(10.83km/L) | |
DAAAVU65WANXXB | 1.986L | 4WD/ガソリン | 15.2km/L(9.94 km/L) |
違い②:価格
ハリアーの新車価格、中古車相場について一覧にまとめました。基本的にハイブリッドモデルは車体価格が高い傾向にあります。
性能面などをみても当然の結果といえるでしょう。中古車市場でも、人気の高さから売買に出す場合、状態のいいハリアーであれば高額査定が見込まれる可能性があります。
ハリアーそのものが人気車種のため、中古車需要が高い点からも売っても買っても楽しめる車です。
中でも、「エレガンス」は、オプション装備が幅広いため、場合によっては装備内容がよい中古車なども流通しているかもしれません。
中古車価格で、装備内容のよいハリアーに乗れる可能性があり、楽しみが広がるでしょう。
価格・中古車相場
グレード名 | 駆動 | 新車価格 | 中古車相場 |
プレミアム アドバンスドパッケージ | 4WD(E-Four)/ハイブリッド | 4,591,963円 | 69~629.9万円 |
2WD/ガソリン | 3,697,527円 | 45~569.8万円 | |
4WD/ガソリン | 3,891,927円 | 45~569.8万円 | |
エレガンス G’s | 2WD/ガソリン | 3,291,055円 | 45~569.8万円 |
4WD/ガソリン | 3,485,455円 | 45~569.8万円 | |
プレミアム | 4WD(E-Four)/ハイブリッド | 4,032,000円 | 69~629.9万円 |
2WD/ガソリン | 3,137,143円 | 45~569.8万円 | |
4WD/ガソリン | 3,331,543円 | 45~569.8万円 | |
エレガンス | 4WD(E-Four)/ハイブリッド | 3,774,857円 | 69~629.9万円 |
2WD/ガソリン | 2,880,000円 | 45~569.8万円 | |
4WD/ガソリン | 3,074,400円 | 45~569.8万円 | |
グランド | 4WD(E-Four)/ハイブリッド | 3,713,143円 | 69~629.9万円 |
2WD/ガソリン | 2,797,714円 | 45~569.8万円 | |
4WD/ガソリン | 2,992,114円 | 45~569.8万円 |
違い③:デザイン性
デザイン性については、オプション装備によって大きく変化する可能性があります。
ここでは、オプション装備のない状態でどのような違いがあるのか、また、どういったオプションがあるのか解説します。
基本的に、外装(エクステリア)のデザインは、流麗なフォルムが特徴です。
迫力あるフロントマスクやリアオーバーハングが短いという点も印象的に見えるでしょう。
ボンネットの長さ、フェンダーの張り出しなどは過度にせず、その代わりにボディサイズを活かした車内空間が魅力的です。
- 【ボディーカラー詳細】
- ボディーカラー:シルバーメタリック/ブラック/ブラッキッシュレッドマイカ/ダークブラウンメタリック(4色)
- メーカーオプションボディーカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン/スパークリングブラックパールクリスタルシャイン/ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(3色)
内装(インテリア)デザインでは、高級車らしく大人っぽい落ち着いた雰囲気が魅力的です。
インパネ中央のスイッチ操作箇所は、大きくなり、シートの着座位置が低いため包まれているような感覚を味わえます。
標準のシートは、ファブリック素材に合成皮革が合わさった素材になっています。そのため、掃除などもしやすい上に高級感もあるという点で実用的です。
- 【変えられる場所と色合い】
- シート素材:ファブリック+合成皮革/本革(オプション)
- シートカラー:ブラック/アイボリー
- 内装色:ディープボルドー/ブラック/アイボリー(オプション)
上記の点を踏まえてそれぞれのグレードによって違う点を解説します。
デザイン①:プレミアム アドバンスドパッケージ
シートを本革設定にした場合は黒のみ、内装色もディープボルドー・ブラックのみとなります。
通常使用のシートであれば、シートカラーはブラックもしくはアイボリーが設定でき、内装色のアイボリーはオプションとなります。
また、シートカラーをブラックにした場合のディープボルドーもオプションです。
- 【設定内容】
- タイヤ・ホイール:235/55R18タイヤ×7½Jアルミホイール(スーパークロムメタリック塗装)
- ドアミラー:サイドターンランプ付電動格納式(カメラ・足元照明・ヒーター付レインクリアリングミラー・オート格納機能付)
- ステアリングホイール:木目調&本革巻き
- インテリア加装:エボニーストライプ
デザイン②:エレガンス G’s
エレガンス G’sでは、専用仕様がたくさん詰まっています。
G’s専用フロントスポーティシートは、G’sエンブレム付です。シルバーダブルステッチで素材は、基本的にスエード調となっています。
本革シートを選択した場合、「快適温熱シート」「運転席8ウェイ&助手席4ウェイパワーシート」「運転席4ウェイ電動ランバーサポート」「マイコンプリセットドライビングポジションシステム」が同時装着されます。
- 【設定内容】
- タイヤ・ホイール:235/50R19タイヤ(ブリヂストン DUELER H/P SPORT)×8J G’s専用アルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)
- ドアミラー:サイドターンランプ付電動格納式(カメラ・足元照明・ヒーター付レインクリアリングミラー・オート格納機能付)
- ステアリングホイール:本革巻き3本スポーク
- インテリア加装:ダークメッキ調塗装ガーニッシュ
※タイヤホイール:オプションで、ホイールにリム段差+レーザー加飾レッドライン仕様)が追加できます。
デザイン③:プレミアム
プレミアムアドバンスドパッケージと同様の内容です。
シートを本革設定にした場合は黒のみ、内装色もディープボルドー・ブラックのみとなります。
通常使用のシートであれば、シートカラーはブラックもしくはアイボリーが設定でき、内装色のアイボリーはオプションとなります。
また、シートカラーをブラックにした場合のディープボルドーもオプションです。
- 【設定内容】
- タイヤ・ホイール:235/55R18タイヤ×7½Jアルミホイール(スーパークロムメタリック塗装)
- ドアミラー:サイドターンランプ付電動格納式(足元照明・レインクリアリングミラー・オート格納機能付)&補助確認装置)
- ステアリングホイール:木目調&本革巻き
- インテリア加装:エボニーストライプ
デザイン④:エレガンス
エレガンスでは、シートの素材を本革にオプションで変えられます。
その際、内装色の設定もオプションにならった内容となります。
標準のシート素材であれば、プレミアムアドバンスドパッケージやプレミアムと同様の内容です。
- 【設定内容】
- タイヤ・ホイール:225/65R17タイヤ×7Jアルミホイール
- ドアミラー:サイドターンランプ付電動格納式(足元照明・レインクリアリングミラー・オート格納機能付)&補助確認装置)
- ステアリングホイール:本革巻き
- インテリア加装:ウッド&メタル
デザイン⑤:グランド
グランドに限り、内装色の設定は「アイボリー」が含まれません。
また、シートの素材もファブリック限定となり、シートカラーもブラックのみとなります。
内装色の設定については、ブラックが標準設定となるため、ディープボルドーにしたい場合は車購入時に申込むようにしましょう。
- 【設定内容】
- タイヤ・ホイール:225/65R17タイヤ×6½Jスチールホイール(樹脂フルキャップ)
- ドアミラー:サイドターンランプ付電動格納式(レインクリアリングミラー・オート格納機能付)&補助確認装置)
- ステアリングホイール:本革巻き
- インテリア加装:ウッド&メタル
違い④:走行性能
ハリアーは、剛性を高めたプラットフォームとなっているため、安定した走りを楽しめます。
ハリアーは高級SUVとしてデビューしており、最大の特徴は「高い静粛性」です。
そのため、乗っている時の「ロードノイズ」が少なく、快適に過ごせる点が魅力的とされます。
ボディ各所には、吸遮音材や制振材を配置しているため、響きにくく、高遮音ガラスが採用されているため、窓からの音もあまりうるさく聞こえません。
ドライバーの意思に呼応した走りを楽しめます。
パワートレインは、「ガソリンモデル」「ハイブリッドモデル」となっており、
また、ガソリンモデルではFFと4WDのどちらか、ハイブリッドモデルでは全車E-four(4WD)が採用されています。
ハイブリッドモデルは、燃費性能が高い点や豊富なパワーを発揮できます。燃費性能面でみるとハイブリッドモデルがおすすめです。
ガソリンモデルでも、街乗りから高速道路を走る時のいずれにおいても、SUVの中ではクラスの高い安定的な走りを楽しめます。
また、4WDモデルを選択した場合、「ダイナミックトルクコントロール4WD」が採用されてます。
車の挙動に合わせてトルク配分が変わるので旋回性能も高く、安心してドライブを楽しめます。
スポーティな走りを楽しみたい場合には、G’sモデルを選ぶのがおすすめです。
違い⑤:安全性能
2015年モデルでは、「プレミアム アドバンストパッケージ」にパノラミックビューモニター、
T-Connect SDナビゲーションシステムが採用された他、「グランド」にプリクラッシュセーフティのオプション設定ができるようになるなどの安全装備強化が行われました。
具体的にグレードによってどの安全性能が標準装備されるのか一覧にまとめましたので、確認しましょう。
【安全性能一覧】
グレード | T-Connect SDナビゲーションシステム | パノラミックビューモニター | レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付) | インテリジェントクリアランスソナー | プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式) | クルーズコントロール |
プレミアムアドバンスドパッケージ | 標準装備 | |||||
エレガンス G’s | なし | |||||
プレミアム | オプション | なし | オプション | 標準装備 | ||
エレガンス | なし | |||||
グランド | なし |
一般的な安全装備は標準搭載されています。
そこにプラスして追加された安全機能については表の通りで、プレミアム アドバンスドパッケージは充実した安全性能があります。
運転支援機能が追加されたというイメージです。
- 【一般的な安全装備】
- 衝突安全ボディ“GOA”
- 上下調整式へッドレスト
- ELR付3点式フロントシートベルト
- ELR付3点式リヤシートベルト
- 運転席・助手席シートベルト非着用警告灯(点滅式)+リマインダー(警告音)
- アジャスタブルシートベルトアンカー(運転席・助手席)
- アジャスタブルシートベルトアンカー(運転席・助手席)
まとめ
ハリアー2015年モデルは、どれも人気が高く中古車市場でも需要が高い傾向が見られます。
グレードごとによっての違いはあるものの、ハリアーそのものが高級SUVのため、グレードの一番低いモデルであっても、高級感溢れるデザイン等が魅力的です。
また、2015年に登場したスポーティモデルも、スポーティに走らせたい人にとっておすすめなので、一度試乗などしてみることをおすすめします。