パッソは小柄で可愛い見た目で取り回しもよく、女性を中心として人気がある車種となっています。

パッソを買う際に注意しておきたいのは、車というものは買って終わりという訳ではなく、車を維持するための費用もかかるということです。

今回は税金や保険など、パッソは年間でどれくらいの維持費がかかるのかについて計算してみました。

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目次

パッソのグレード


グレードによって税金・燃費が変わってくる場合がありますので、まずはパッソの4種類の主要グレードの燃費・価格についてをみていきます。

なお、燃費はWLTCモードとなっているため、実燃費も同じくらいであると考えていいでしょう。

X 2WD

X 2WDの燃費は21.0km/Lで、価格は1,265,000円です。

パッソの標準グレードとなっており、衝突回避支援システムであるスマートアシストⅢやコーナーセンサーが標準で装備されています。

X 4WD

X 4WDの燃費は19.0km/Lで、価格は1,441,000円です。

MODA 2WD

MODA 2WDの燃費は21.0km/Lで、価格は1,562,000円です。

パッソの上級グレードとなっており、LEDヘッドランプやオートエアコンが標準で装備されています。

MODA 4WD

MODA 4WDの燃費は19.0km/Lで、価格は1,738,000円です。

パッソの人気グレード

特に人気を集めているグレードはX 2WDです。

グレードにこだわりがない方やまだどのグレードにするか分からないという方は、Xを中心に読みすすめていただくとよいかと思います。

月ごとにかかる費用


パッソを維持していくうえで、毎月どのくらいの費用がかかるのかを以下の表にまとめてみました。

種類 費用
駐車場 8,000円
ガソリン X 2WD・MODA 2WD:3,928円
X 4WD・MODA 4WD:4,342円
合計 X 2WD・MODA 2WD:11,928円
X 4WD・MODA 4WD:12,342円

駐車場

駐車場を借りている場合は駐車場の賃料がかかります。

月極駐車場の賃料は全国平均で8,000円となっています。もちろん都市部においてはもっと高額となり、数万円してしまう場合も珍しくありませんが、逆に郊外ではもっと低額となっている駐車場もあります。

住んでいる場所によって大きく金額が異なってくる項目となっているため、購入する前にしっかりとリサーチしておきましょう。

ガソリン

ガソリンは月間の走行距離を500km、使用するレギュラーのガソリン価格を165円/Lで計算しています。

グレード 費用
X 2WD 3,928円
X 4WD 4,342円
MODA 2WD 3,928円
MODA 4WD 4,342円

パッソの燃費向上

パッソを運転するうえで、燃費をさらに向上させるための方法を紹介していきます。

アイドリングストップを活用

2WDモデルには、アイドリングストップが標準で装備されています。

パッソのアイドリングストップは、減速した時に時速約9km前後でエンジンがストップするため、完全に停車した後でアイドリングストップするクルマと比較すると、燃費効率がよく、より低燃費に走行できるようになっています。

特にストップ&ゴーが多く、燃費が悪化しやすい街中で走行する場合、パッソのアイドリングストップが重宝されます。

基本的にアイドリングストップはONとなっているため、燃費を向上させて走行することを考えているのであれば、あえてOFFにしないようにしましょう。

急がつく運転はしない

このことはパッソに限定したことではありませんが、急アクセル・急ブレーキをなるべく避けて運転することによって、燃費が大幅に向上するでしょう。

特にパッソは排気量が1,000ccとなっており、数値上ではエンジン出力が軽自動車と遜色ない程度となっています。

以前に乗っていたクルマによっては、比較すると非力と感じてしまう場合もあり、気づかないうちに発進の際にアクセルを多く踏みこんでいる可能性もあるかもしれません。

時速9kmからアイドリングストップが機能するため、ゆっくり減速することでアイドリングストップの状態で走行する距離を伸ばせます。

1年ごとにかかる費用


次にパッソを所有した際に年間でかかる費用について解説していきます。

種類 費用
自動車税 25,000円
任意保険 84,000円
消耗品 6,000円
合計 115,000円

自動車税

自動車税は納付通知書が毎年5月上旬に所有者へと郵送されるため、すみやかに納付しなければいけない税金となっています。

自動車税は排気量ごとに決まっていて、2022年度の税額は次の通りとなっています。

排気量 自動車税額
660cc以下 10,800円
1,000cc以下 25,000円
1,000cc超1,500cc以下 30,500円
1,500cc超2,000cc以下 36,000円
2,000cc超2,500cc以下 43,500円
2,500cc超3,000cc以下 50,000円
3,000cc超3,500cc以下 57,000円
3,500cc超4,000cc以下 65,500円
4,000cc超4,500cc以下 75,500円
4,500cc超6,000cc以下 87,000円
6,000cc超 110,000円

パッソの排気量は1,000ccであるため、自動車税額は25,000円となります。

納付を忘れてしまうと、
車検を受けられなくなるだけではなく、高額な延滞金を支払わなければいけなくなる場合もあるため、確実に納付するようにしましょう。

任意保険

万が一の事故に遭遇してしまった場合に、必要不可欠となるのが任意保険です。任意での加入となっていますが、もしもの時のために一般的に加入することが常識となっています。

実際に支払う任意保険料は、保険会社・保険等級・保険の内容や条件などで大きく異なってくるため、各個人で確認が必要になります。

ここでは平均的な金額として、月額7,000円、年額84,000円を設定して考えていきましょう。

車両保険を選ぶときのポイント
車両保険(自損事故の補償も含む)が付帯された場合はさらに保険料が高額となるので、保険の内容を理解したうえで自分にあっている保険に加入するようにしましょう。

消耗品

ここではオイルならびにオイルフィルターを1回交換するための費用を6,000円としています。

一般的にエンジンオイルの交換は3,000km〜5,000kmごとが推奨されているため、走行する距離が多いユーザーは、必然的にこの項目の費用は高くなります。

数年ごとにかかる費用


新車を購入した場合は3年、それ以降については2年ごとに実施されることとなる車検の費用を以下の表でまとめてみました。

種類 費用
自動車重量税 10,000円
自賠責保険 27,840円
車検 50,000円
12ヶ月点検 11,000円
合計 98,840円

※自動車重量税:新車購入時は15,000円→2WD:7,500円、4WD:11,100円
自賠責保険料:新車購入時は3年分39,120円

自動車重量税

自動車重量税は車両重量ごとに決定されており、500kgごとに4,100円ずつ高くなっています。

ただし、2023年4月30日までに燃費基準がクリアされているエコカー減税対象車が新車登録された場合は、500kgごとに高くなる税額は2,500円となっています。

さらにエコカー減税対象車であれば、新車購入の際に支払う3年分の自動車重量税が減税となります。

重量税の減税額については、燃費基準の達成度ごとに決定されており、以下の通りとなっています。

2030年燃費基準と重量税の減税額
燃費基準の達成度 重量税の減税
60%達成 25%
70%達成 25%
75%達成 50%
80%達成 50%
85%達成 50%
90%達成 免税
100%達成 免税
120%達成 免税

パッソのグレードごとの燃費達成度と重量税の減税効果については、以下の通りとなります。

グレード 燃費基準 減税
X 2WD 75%達成 50%減税
X 4WD 60%達成 25%減税
MODA 2WD 75%達成 50%減税
MODA 4WD 60%達成 25%減税

パッソは車両重量が910kg〜960kgであるため、車両重量税は1年あたり5,000円です。

エコカー減税
パッソはエコカー減税対象車となっており、エコカー減税率は25%減税もしくは50%減税です。
購入する際に支払う3年目までの自動車重量税は25%減税で3,700円に、50%減税で2,500円になります。

自賠責保険

交通事故に遭遇した場合、被害者を補償するといった目的で徴収されているのが自賠責保険料となります。

次回の車検までの期間である、24ヶ月分の自賠責保険料が支払われてなければ、車検に合格することができずに公道を走行できなくなってしまいます。

自賠責保険については新車購入時に3年分の39,120円を、車検時に2年分の27,840円をまとめて支払うことになります。

1年あたりに換算すると1〜3年目は13,040円、4年目以降は 13,920円です。

車検

車検については検査手数料として印紙代が1800円かかります。

印紙代はどこで車検を受けたとしても同じ金額となりますが、法定点検費用と車検代行料については整備工場においてそれぞれ独自の金額が設定されているので、その点で実際にかかる費用にバラつきが発生します。

パッソの場合は50,000円程度を用意しておけば、足りる場合がほとんどです。

12ヶ月法定点検

車検後、1年が経過したタイミングにおいて受ける点検が、12ヶ月法定点検です。

ちょうど車検の間に当たる時期に受けることになるもので法定点検となっていますが、車検とは異なり、点検を受けなかったとしても罰則などはありません。

安全に車に乗るために
安心・安全にパッソへ乗り続けるためには、12ヶ月点検を受けておくことが推奨されます。

また、きちんと法定点検を受けてきたことが記録簿へ残っていると、車を売却する際に下取り査定額もアップする場合があるので、点検は受けておきましょう。

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。

月毎・年毎の平均維持費


パッソの維持費についてを、月毎・年毎の表にまとめてみました。

これによって、一定期間における平均的な維持費がわかるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

月毎の平均維持費

パッソの維持費として数年サイクルでかかるであろう費用を、月あたりの平均で換算した表が以下になっています。

種類 費用
駐車場 8,000円
ガソリン X 2WD・MODA 2WD:3,928円
X 4WD・MODA 4WD:4,342円
自動車税 2,083円
任意保険 7,000円
消耗品 500円
自動車重量税 417円
自賠責保険 1,160円
車検 2,083円
12ヶ月法定点検 458円
合計 X 2WD・MODA 2WD:25,629円
X 4WD・MODA 4WD:26,043円

年毎の平均維持費

パッソを維持していくために数年サイクルでかかるであろう費用を、年あたりの平均で換算した表が以下となっています。

種類 費用
駐車場 96,000円
ガソリン X 2WD・MODA 2WD:47,136円
X 4WD・MODA 4WD:52,104円
自動車税 25,000円
任意保険 84,000円
消耗品 6,000円
自動車重量税 5,000円
自賠責保険 13,920円
車検 25,000円
12ヶ月法定点検 5,500円
合計 X 2WD・MODA 2WD:307,556円
X 4WD・MODA 4WD:312,524円

その他の費用


基本的な維持費に加えて、他にもパッソを利用するうえでかかってしまう費用についてをまとめましたので、見ていきましょう。

タイヤ

タイヤサイズは「165/65R14」または「175/55R15」となっています。

15インチのタイヤは、グレード「MODA “G Package」に限られており、メーカーパッケージオプションを選択した場合のみ装着されているサイズです。

よって通常で装着されているタイヤは、「スチールホイール+ホイールキャップ」または「アルミホイール」といった違いこそありますが、「165/65R14」となります。

タイヤ交換にかかる費用
1本あたり4,000円〜10,000円となっており、4本交換した場合は工賃を含めて合計金額は26,000円〜50,000円程度です。

高速道路

頻繁に高速道路を利用する方は、高速料金が維持費に占める割合も大きくなるため、どの程度かかってしまうのかが気になっているのではないでしょうか。

高速料金
150円(基本料金)+24.6円〜39.36円×距離×1.08(消費税)といった公式で求めることができます。

また、100kmを超過して200kmまでの部分に関しては25%、200kmを超過する部分については30%の割引が適用されます。

通勤で頻繁に高速を利用している方は、ETCマイレージサービスに登録することで、還元のサービスを受けることができるので、高速道路をよく使う方は使ってみてください。

こちらは、割引対象となっている区間の通行料金のうち最大で100kmに相当する部分に適用される「平日朝夕割引」といったサービスです。その還元率は高速道路を利用する回数に応じて変化します。

修理・部品交換

消耗品にかかってしまう費用を一例として、以下の表にまとめてみました。

項目 費用
(部品代+工賃)
交換推奨目安
エアエレメント 3,000円~ 40,000km~
ブレーキパッド 20,000円~ 60,000km~
バッテリー 25,000円~ 3年~
ドライブベルト 10,000円~ 60,000km~
スパークプラグ 10,000円~ 100,000km
ブレーキフルード 5,000円~ 2年毎
ワイパーゴム 3,000円~ 1年毎
エアコンフィルター 2,500円~ 1年または
15,000km毎

使用環境によって、交換時期はそれぞれ前後してしまいますが、大体は表に記載されている距離・年数を目安にしていいでしょう。

パッソの消耗部品の中には特別なものはありません。

バッテリーのサイズ
バッテリーのサイズはアイドリングストップ車専用の「M-42」サイズが適用されているため、購入する際はサイズを間違えないように注意が必要です。

維持費に関する注意点


パッソを維持していくうえでの注意点についてを簡単に紹介していきます。

それは値段の安さだけで交換する部品を選んではいけないということです。

純正ではない社外部品には、たくさんの粗悪品も流通していることもあるので、十分に選別する必要があると言えるでしょう。

正規ディーラーにおいては、純正部品で交換されたうえで保証もついています。

また、1部の整備工場では安い部品で済まそうとして、純正では無い部品を使っているという業者も一定数存在しています。

純正部品ではなかったとしても、純正相当のクオリティがある、きちんとしたメーカーの部品を利用することが、安全な状態で長持ちすることにもつながります。安物買いの銭失いとならないように、信頼のできる部品を買うようにしましょう。

自動車保険を節約


パッソの自動車保険は年齢・等級・車両保険の有無などによって大きく変わります。

年間数万円で済んでしまう方もいれば、年齢制限なしの車両保険に加入していると、年間100,000円〜150,000円以上もかかってしまう方もいるのです。

また、保険会社によっても、保険料は変わってきますので、上手に保険会社を選びましょう。

自動車保険の更新
自動車保険は一年毎に更新が必要となっています。

その間に無事故無違反であれば、等級が上がり、保険料も年毎に安くなっていくことになります。

自動車保険の更新をする際に、更新するだけでなく見直すことで、かなり保険料を安くできる場合があるのです。

よって自動車保険の更新する際は、是非とも自動車保険を見直すことがおすすめです。

ガソリン代を節約


パッソのガソリン代は月に1〜2回程度満タンにするとして、5,000円〜10,000円程度となります。

ガソリン代を節約するためには、利用する頻度を減らす・アイドリングを控える・急発進を控える・急加速を控えるといった、燃費が向上するような走り方をすることがおすすめです。
また、適正なタイヤの空気圧にしたり、無駄な荷物は載せておかない、なるべく安価なガソリンスタンドを利用するなどといったことも燃費向上につながるのです。

ガソリン代を現金で支払っている場合は、現金払いからクレジットカード払いに変えることによって、ガソリン代の割引きのサービスを受けられる場合があります。

ガソリンスタンドにもよりますが、石油会社のクレジットカードで支払うことによって、ガソリンスタンドにもよりますが、1Lあたりで1円〜5円程度の割り引かれることもあります。

またカードで支払った金額に応じて、値引きとは別にポイントも付くことがあるのでお得にガソリンを入れることができるでしょう。

他にも、貯まったポイントによってガソリンが割引きされるサービスを受けられたり、商品券・賞品と交換できるようなサービスもあったりもします。

さらに旅行保険が付加されたり、パックツアー代金が割引きされたり、レジャー施設の入場割引きといった、クレジットカードに付帯されている様々なサービスを受けられるなど、特典が豊富なクレジットカードも多いです。

少しでもガソリン代を節約したいのであれば、クレジットカードで支払うことがおすすめです。

クレジットカード払いに変えることによって、支払うときに現金を用意したり、お釣りを受け取るといった手間も省けます。

メンテナンス代を節約


パッソに長く乗ろうとする場合は、定期的メンテナンスももちろん必要になりますが、他に、使用頻度に応じて年毎に消耗する部品が出るので、そのメンテナンスも必要になるでしょう。
エンジンなどのオイル関連・タイヤ・バッテリー・ワイパーのゴムといった一般的な消耗品や、保証期間が過ぎた後の車の不具合、ぶつけてしまった場合など、その都度お金が必要になってしまうのです。
そのままディーラー・カーショップ・整備工場に持っていってもいいのですが、ちょっとした工夫をすることによって、出費が少なく収まることもあります。

それは、インターネット通販を利用してパーツを安く購入して、自分で交換が可能であるものについては交換することです。交換できないものについてはディーラー・カーショップへ持ち込んで交換してもらうと、そこでパーツを用意してもらうよりも安く済みます。

ただし、場合によっては持ち込み工賃がかかってしまう場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。インターネット通販でパーツをそろえるメリットとしては、やはり安価であることと、自宅まで届けてもらえるので、自宅にいるだけでパーツを手に入れられることです。

エアロパーツのような大きなものをディーラーなどに持ち込んで取り付けをしてもらう場合は、直接ディーラーに送付してもらうことも可能です。

一方で、パッソに合ったものはどれか、純正品かどうかなど、アイテム選びに不安がある場合はディーラーやカーショップでプロに任せたほうが確実です。

自分に合った方法を比較検討して利用するといいでしょう。

車検代を節約


パッソの車検にかかる費用は、手数料やパーツ交換の有無によって変わってきますが、50,000円~110,000円程度になるでしょうか。

一般的には車検をディーラーへ出すことが一番お金が掛かってしまいます。

しかし、無料で代車を出してもらえたり、延長保証を付けてもらえたり、メカニックが精通しているため、車検をディーラーに出すことによって、安心して車検を通すことができます。

初回の車検においては交換する部品もそれほどないため、ユーザー車検・ガソリンスタンドの車検・ユーザー車検代行で安価に済ませることもできます。

どこで車検を通すかに関してはその時の車の状況やお財布と相談して、自分に合っているところに頼むといいでしょう。

パッソの維持費は安いのか


ここまでパッソの維持費について解説してきましたが、維持費の面でどのようなユーザーであれば、パッソが推奨できるかについてを最後にまとめてみました。

走行距離が少ないユーザー

ガソリンモデルだけとなっているパッソは燃料代の面において、ハイブリッド車と比較してしまうと不利になってしまいます。

燃料代は維持費のうちに占める割合も大きくなってしまうため、毎日クルマを利用するユーザーは断然、燃費性能がよいハイブリッド車が推奨されます。

一方、ちょっとした街乗りが多く、走行距離が少ないユーザーであれば、車両価格が高くなってしまうハイブリッド車と比べて、車両価格が安いガソリン車は維持費と車両購入価格を合算したトータルの出費を抑えられるのです。

ガソリンエンジン×4WDであれば維持費は安い

ガソリンエンジンのライバルの中で比較してみると、4WDはエコカー減税対象外となっていますが、パッソは4WDであってもエコカー減税対象車となっています。

また、4WDのなかではパッソだけが車両重量1,000kg以下となっているのです。

こういった理由から各種税金については、パッソは特に安くなりますので、車両購入価格を抑えたいのであればパッソが推奨されます。

パッソの年間維持費まとめ

ここまでパッソの年間でかかる維持費についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。

維持費に関しては、保険や税金など必ず必要なものから、メンテナンス費用などの極力抑えることのできるようなもの、快適に運転するためにかけておきたい費用まで、幅広く存在します。

維持費というものは各個人の車の使い方によって、その金額は異なります。さらにその金額によって、どのグレードを選ぶのがお得に利用できるかも変ります。

ですので、事前に自分の利用の仕方であれば、どの程度の維持費がかかるのかを把握しておきましょう。事前に把握しておくことで「意外と保険料が高かった」や「維持費が思ったよりかかりすぎている気がする」のような事態を防ぐことができます。

本記事ではできるだけ維持費を抑えるような車の利用の仕方についても紹介しました。維持費というものは車を所有するのであればどうしても付き合って行かなければいけないものですので、本記事を参考に維持費とうまく付き合っていきましょう。

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