ライズは、トヨタから発売されたコンパクトSUVです。

コンパクトSUVとして小回りのしやすさや、購入しやすい価格帯が大きな強みです。

ライズの人気は、どこから来ているのでしょうか。

今回はライズの車両本体価格や基本スペック、インテリアやエクステリアなどグレード別の特徴を紹介します。

さらに購入の際に重要なポイントとなる、2024年10月現在の納車時期の目安も説明しています。

ライズ購入を検討している人は、基本情報を比較しながら参考にしてください。

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目次

トヨタのライズの特徴|発売当初から爆発的な売上を記録

ライズは、2019年11月5日にダイハツとトヨタの共同開発で誕生したコンパクトSUVです。

小型車の開発に強いダイハツと共同開発したことで、コンパクトSUVながらも低燃費や小回りのしやすさを実現しています。

ライズは発売当初から人気が高く、2019年11月に発売されてから継続的に販売台数ランキング上位を維持しています。

2022年2月にはライズの発売台数が9,903台を突破し、SUVの販売で1位になりました。

2024年現在もカローラクロスとSUVの首位を争うライズは、コンパクトSUVの中でもトップレベルの人気を誇るといえるでしょう。

2021年11月にはマイナーチェンジを実施

2023年まで人気が爆発しているライズですが、2021年11月1日にはマイナーチェンジが行われています。

マイナーチェンジで変更されたポイントは下記のとおり。

ライズのマイナーチェンジで変更されたポイント
  • 「X”S”」グレードを廃止
  • ガソリン車2WDのエンジンに 「1.2L 直3気筒エンジン」を追加
  • ハイブリッド車に1.2L 直3気筒 エンジン(WA-VEX)+モーターを搭載
  • ボディに遮音材や制振材を配置してロードノイズと風切り音を低減
  • Zグレードに 「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」 を装備
  • 走行モード「スマートペダル」を追加

マイナーチェンジを経て、ライズの人気はさらに向上しました。

コンパクトSUVの代表格として今後もフルモデルチェンジなどにも期待が高まります。

ライズの人気が再度上昇|生産開始から2024年6月までの販売台数を大公開

生産が再開されたことでライズの人気はどうなったのでしょうか?

ここではライズが生産開始された2024年3月から6月までの販売台数をまとめました。

月別 乗用車ブランド通称名別順位 販売台数
2024年3月 33 1,874
2024年4月 18 3,756
2024年5月 20 2,799
2024年6月 25  2,286

引用:[一般社団法人 日本自動車販売協会連合会]

販売台数を見ると、ライズの販売台数は4月で一気に上昇し、その後も20位前後を維持しています。

人気が絶頂だった頃と比べると販売台数は減っていますが、販売が再開されてから人気も復活してきたといえるでしょう。

 

ライズの車両本体価格をグレード別に紹介

ライズのグレード別の車両本体価格は下記のとおりです。

【ガソリン車】

グレード 駆動 車両本体価(税込)
Z 2WD 2,049,000円
4WD 2,309,200円
G 2WD 1,867,000円
4WD 2,143,700円
X 2WD 1,717,000円
4WD 1,994,800円

【ハイブリッド車】

グレード 駆動 車両本体価(税込)
Z 2WD 2,338,000円
G 2WD 2,173,000円

引用:[トヨタ自動車]

ガソリン車の価格帯は170万〜230万円まで、グレードによって価格の幅が広い点が特徴です。

一方ハイブリッド車の価格帯は210万円から230万円までと、ガソリン車と比べて高い傾向があります。

グレードによってインテリアやエクステリアの種類が変わるため、ここから紹介する特徴を比較して、どのグレードにしたいか検討しましょう。

ライズの納車時期の目安

トヨタの中でも特に高い人気を誇るライズですが、新車を購入した場合は納車までにどのくらい時間がかかるのでしょうか。

2024年最新のトヨタライズの納期情報は下記のとおりです。

詳しくは販売店にお問い合わせください

引用:[トヨタ自動車]

生産を再開してから順調に販売台数を伸ばしているライズは、人気の高さから手に入れるのが難しくなっている状況です。

ライズがいますぐ欲しい人は、中古車の購入を検討してみてください。

すぐに手に入れたければ中古車も検討

新車のライズを購入する場合、納車までにいつまで期間が必要かわかりません。

すぐに車を買い替えたい人にとって、納車までに時間がかかる新車はデメリットになるかもしれません。

中古車であれば、車によっては最短で数日の納車も実現可能です。

ここでは、ライズの中古車価格を比較します。

中古車サイトに掲載されている、ライズのガソリン車・ハイブリッド車の中古車平均価格をまとめました。

中古車サイト名 平均価格 価格帯
カーセンサー 196.9万円 130~316万円
グーネット 199.7万円 133.2~313万円

引用:[カーセンサー],[グーネット]

ライズは、ガソリン車のエントリーグレードXの新車価格が2,049,000円です。

新車価格と比較すると、中古車価格の平均はやや安い印象です。

ただ、中古車価格の相場は316万円まで幅があるため、オプションの有無やグレードの違い、使用年数や走行距離などで価格が異なるでしょう。

 

中古車を比較する際には、下記の4点を必ず確認しておきましょう。

中古車を比較する際に見るべきポイント
  • 走行距離
  • 事故歴・修理歴
  • 装備されているオプション内容やグレード
  • 年式

特に、年式はマイナーチェンジの前後の型式で装備が異なることがあるため、注意が必要です。

ライズは中古車市場でも需要が高い車のため、探し方によっては未使用車や走行距離の短い車を見つけられるでしょう。

ライズが人気の秘密3選|コンパクトSUVとして使いやすさを最大限活用

ここからはライズの人気の理由を3つ紹介します。

ライズの人気の理由
  1. SUVながらも購入しやすい価格設定
  2. コンパクトSUVとして小回りがしやすい機動力
  3. 収納したい荷物に合わせて変化する荷室

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.SUVながらも購入しやすい価格設定

ライズの強みは、SUVながらも購入しやすい価格設定です。

エントリーモデルであるXのガソリン車の車両本体価格は1,717,000円。

SUV車が100万円台で購入できる点は、SUVを安く手に入れたい人にとっては大きなメリットといえるでしょう。

100万円台の安いグレードもあれば、230万円するZグレードまで幅広く展開しており、さまざまな人に合ったグレードが選べる点が特徴のひとつです。

2.コンパクトSUVとして小回りがしやすい機動力

ライズはコンパクトSUVの中でも小回りがしやすい機動力が魅力です。

小回りする際の指標である最小回転半径は4.9〜5.0m。

他のコンパクトSUVと比べても小さい最小回転半径は、小型自動車の開発に強いダイハツの技術力が活用されています。

SUVは山道や高速道路などに向いている車種ですが、ライズの小回りのしやすさは都会の中でもスムーズに運転できるというメリットとなるでしょう。

3.収納したい荷物に合わせて変化する荷室

ライズの人気の秘密は、収納したい荷物に合わせて変化する荷室です。

ライズの収納スペースは2段デッキボード構造になっており、デッキボードの下に収納スペースが搭載されています。

デッキボードを取り外せば、観葉植物などの背が高い荷物も倒さずに収納できるため、荷物の多い家族層に人気です。

 

中古車の購入を検討している人におすすめなのが、「個人売買サービス」の利用です。

なぜなら個人売買サービスを利用すれば、消費税を支払わずにお得に車を手に入れることが可能だから。

その分、契約書の作成や書類集めなどの手続きが発生するのですが、面倒な作業は車の個人売買サービス「モビリコ」にお任せしましょう。

モビリコは、トヨタの正規ディーラーウエインズトヨタ神奈川が提供する個人売買サービスです。

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まずはモビリコの公式サイトから、気になる車を探してみてください。

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ライズの基本スペックをグレード別に紹介

ライズのグレードはガソリン車3種類、ハイブリッド車2種類です。

ガソリン車 Z・G・X
ハイブリッド車 Z・G

今回はグレード別の特徴や基本スペックについて下記の5項目を紹介します。

ライズの特徴や基本スペック
  1. 車両サイズ
  2. 燃費量
  3. インテリアの特徴
  4. エクステリアの特徴
  5. ボディーカラーの種類

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ライズの車両サイズ

ライズの車両サイズは下記のとおりです。

全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) 車両総重量(kg) 最小回転半径(m)
Z 3,995 1,695 1,620 2WD:1,255
4WD:1,325
5.0
G 2WD:1,245
4WD:1,315
4.9
X

ライズの強みのひとつは小回りのしやすさです。

同じトヨタのコンパクトSURにはカローラクロスやヤリスクロスと最小回転半径の違いを以下にまとめました。

車種 最小回転半径(m)
ライズ 4.9〜5.0
カローラクロス 5.2
ヤリスクロス 5.3

最小回転半径が小さければ、小回りがしやすくなります。

SUVは山道や塗装されていない道を走る車のイメージが強いですが、ライズは街中でも運転がしやすいのが特徴です。

ライズの燃費量

ライズはSUVの中でも低燃費な点が強みです。

ガソリン車、ハイブリッド車それぞれのモード別燃費量は下記のとおり。

【ガソリン車】

グレード 駆動 WLCTモード
(km/L)
市街地モード
(km/L)
郊外モード
(km/L)
高速道路モード
(km/L)
Z・G・X 2WD 20.7 15.9 21.9 22.9
Z・G・X 4WD 17.4 13.4 18.7 21.2

【ハイブリッド車】

グレード 駆動 WLCTモード
(km/L)
市街地モード
(km/L)
郊外モード
(km/L)
高速道路モード
(km/L)
Z・G 2WD 28.0 29.6 30.2 26.1

同じコンパクトSUVのカローラクロスのガソリン車との燃費量を比較すると、ライズの燃費の高さが分かるでしょう。

【燃費量の違い】

ライズ 17.4km/L
カローラクロス 14.4 km/L

低燃費かつ力強い走りができるライズは、高速道路などでの走行が多い人におすすめです。

ライズの燃費量に関してより詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

ライズの燃費情報を徹底まとめ!カタログ燃費・実燃費も紹介

ライズのインテリアの特徴

ライズは、グレード別に装備されるインテリアが異なります。

グレードで差がつくインテリアは下記の3種類。

グレードで差がつくインテリア
  • ハンドル
  • シート素材
  • サイドレジスターリング

ライズで使用されるハンドルの素材は、ウレタンと本革の2種類です。

一番上のグレードであるZには本革が、GとXグレードにはウレタンが使用されています。

GとXのハンドルはスタリングホイールのデザインも異なり、Gグレードにはブラックベースのスタリングホイールにシルバーの塗装が追加。

グレードごとに異なるハンドルのデザインを見比べてみましょう。

シート素材は全てのグレードでファブリックが使われていますが、ZとGグレードでは運転席と助手席のシートに赤色のアクセントが加わります。

黒と赤の組み合わせが、重厚感を演出してくれるため、グレードの高さを感じられるでしょう。

レジスターリングとはエアコンの吹き出し口に搭載されるパーツのこと。サイドレジスターリングはフロント席の両サイドに装備されています。

Xグレードではブラック単色のデザインですが、Z・Gグレードであればシルバーの装飾が加わります。

グレードが上がるほど、高級感が増すデザインになっているため、どのデザインがいいか比較してみましょう。

ライズのエクステリアの特徴

ライズのエクステリアでは、ドアハンドルやランプにグレードの違いあります。

ドアハンドルはグレードごとに塗装の違いがあり、Xグレードのドアハンドルはボディカラーと同じカラーです。

一方Z・Gグレードであればドアハンドルの色がシルバー塗装になります。

ドアハンドルの色は統一感を出したいか、シルバー塗装で高級感を出したいかで好みが変わるでしょう。

ランプの違いは、LEDフロントシーケンシャルランプです。LEDフロントシーケンシャルランプとは内側から外側に向かって光るLEDランプのウィンカーのこと。

Z・GグレードにはLEDフロントシーケンシャルランプが装備されています。

グレードが上がるほど装備の質が上がるため、装備内容で比較するのもおすすめです。

ライズのボディーカラーの種類

ライズのボディカラーは1色と2色から選べます。

カラーバリエーションは8種類あり、2色タイプは3つの組み合わせがオプション価格で選ぶことが可能です。

それぞれのカラーの名前やオプション価格の詳細は下記のとおり。

タイプ カラー オプション価格(税込)
1色 シャイニングホワイトパール 33,000円
ブラックマイカメタリック
スムースグレーマイカメタリック
ファイアークォーツレッドメタリック
ナチュラルベージュマイカメタリック
マスタードイエローマイカメタリック
レーザーブルークリスタルシャイン 33,000円
ターコイズブルーマイカメタリック
2色 ブラックマイカメタリック
スムースグレーマイカメタリック
55,000円
ブラックマイカメタリック
シャイニングホワイトパール
77,000円
ブラックマイカメタリック
ターコイズマイカメタリック
55,000円

最大で77,000円のオプション価格でボディカラーを自由に選べます。

2色のボディカラーは見た目にメリハリがつく上に、他の車と被りにくいため、自分の個性を出したい人はぜひ検討してみてください。

 

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モビリコでは数多くのライズの中古車を取り扱っております。

2023年8月現在、モビリコに掲載されているライズは104台。

掲載ページ:https://mobilico.jp/exhibited_cars?keywords=%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA

年式の新しいものが多いため、新車は高すぎて手が届かないけれど、できるだけキレイな状態の中古車が欲しいという人におすすめです。

車の買い替えをすぐにしたい人であれば、中古車ライズの購入を検討してみてください。

まとめ

今回はトヨタライズについて、2024年7月の最新の情報として、生産開始の情報やグレード別の価格、納期や基本スペックなどの情報を紹介しました。

ライズはコンパクトSUVの中でも特に小回りがききやすく、低燃費で走りがスムーズな点が特徴です。

発売当初から人気が高く、SUVの中でも1位2位を争うほど人気の車種です。

生産停止から約1年後に生産再開され、徐々に人気も上がってきています。

ライズの新車価格は100万円台から購入できるグレードもあり、基本スペックを比較しつつ自分に合ったグレードを選ぶのがおすすめです。

新車ライズの納車時期は、2024年7月時点では販売店に相談してみてください。

納車までの時間が未定であるため、すぐに買い替えたいという人であれば、中古車ライズの購入を検討するのも良いでしょう。

ライズの特徴やスペックを比較して、自分に合った1台を選んでみてください。

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