ライズ

トヨタが販売する「ライズ」は、コンパクトなボディが特徴で、若い世代からファミリーまで、幅広い層から支持を得ているSUVです。

今回は、そんなライズのボディサイズについて詳しく解説します。

トヨタが展開する他のコンパクトSUVと比較しながら、ボディサイズや室内スペース、荷室容量など、気になるポイントを徹底的に掘り下げていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

ライズのボディサイズは?他のコンパクトSUVとの比較も

トヨタの「ライズ」は、小型SUVで、全体的にコンパクトなサイズ感が特徴の車種です。
乗り回しやすいサイズ感スタイリッシュなデザインで、ファミリー層や若い世代から人気を集めています。

そんなライズのボディサイズは、全長3,995mm全幅1,695mm全高1,620mm

トヨタ自動車で展開されている他のコンパクトSUVと比較した詳しいボディサイズは、以下の通りです。

なお、ライズは2019年モデル・2021年モデル・2022年モデルの3種類が展開されていますが、新型・旧型のサイズには違いはありません

その迫力ある見た目から大きく見えるライズですが、実は5ナンバー
最小回転半径も5m以下と、非常に小回りが利くことが分かります。

トヨタが展開するコンパクトSUVの中でも、ライズは特にボディサイズが小さいクルマです。

では、全長、ホイールベース、全幅、全高、地上高、についてさらに詳しく解説していきましょう。

 

ライズの全長・ホイールベース

ライズの全長は、3,995mmとなっています。
全長は車両の前後の長さを示す指標で、ライズはコンパクトなSUVであるため、他のコンパクトSUVと違って全長が約4m未満に設定されています。

一方、ホイールベースとは、車輪同士の距離を示す指標のことで、乗り心地や安定性に影響を与える重要な要素の1つです。
ライズのホイールベースは、2,525mm全長に対して比較的長めに設定されており、乗り心地や安定性が確保できるよう設計されています。

 

ライズの全高・最低地上高

ライズの全高(車両の高さを示す指標)は、1,620mmです。
ライズの全高は他のコンパクトSUVと比較すると中程度の高さであり、高速走行時の空気抵抗が少なく、安定した走行を実現することができます。
SUVとしての高さを保ちつつも、全体的にコンパクトな設計になっているといえるでしょう。

一方、ライズの最低地上高(車両の底面と地面の距離)は185mmに設計されています。
コンパクトSUVの中では比較的高めに設定されており、段差や起伏のある道路でも走行できるため、オフロードや荒れた路面でも走行しやすい設計になっています。

 

ライズの全幅

トヨタの「ライズ」の全幅のサイズは、1,695mmです。
全幅とは車両の左右端を結んだ距離を示す指標のことで、ライズの全幅はトヨタの他のコンパクトSUVと比較するとやや狭いことが分かります。

全幅が狭いことにより、都市部での取り回しがしやすく駐車場や狭い道路でもスムーズに走行できるというメリットがあります。

一方、全幅が広い車種のメリットは、広い室内空間や積載能力を備えていること、高速道路での走行安定性も高くなることです。
車両の用途や好みによって、全幅が広い車種か狭い車種を選ぶと良いでしょう。

 

ライズの最小回転半径

最小回転半径とは、車両の最も外側のタイヤが車体の最も内側に向かって回転したときに描く円の半径のこと。
最小回転半径が小さいほど、車両が回りやすくなります。

トヨタの「ライズ」の最小回転半径のサイズは、Zグレードが5.0m、GグレードおよびXグレードが4.9m
ライズは他のトヨタのコンパクトSUVよりも回転半径が小さく設計されています。

つまり、他の車種よりも小回りが利きやすく狭い場所や駐車場でもスムーズに運転できるため、都市部での使用に適しています。

 

タイヤのサイズ

ライズに搭載されているタイヤのサイズは、グレード別で以下の通りになっています。

  • Z:195/60R17
  • G・X:195/60R16

また、これらの数字にはそれぞれ以下のような意味があります。

  • 195:タイヤの断面幅が195mmである
  • 60:タイヤの側面の高さを示すアスペクト比(側面の高さとタイヤの断面幅の比率)が60%である
  • R17/R16:タイヤが取り付けられるホイールの直径が17インチ/16インチである

他のコンパクトSUVと比較すると、ライズのタイヤサイズは全体的に小さく側面の高さが高い傾向があります。

タイヤの側面の高さが高いクルマは、一般的に乗り心地が良く、路面からの衝撃を吸収しやすいといわれています。
また、タイヤが大きく見えるため、車全体が大きく見えるのが特徴です。

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ライズの室内サイズは?他のコンパクトSUVとの違いもチェック

ライズ内装

トヨタの「ライズ」は、コンパクトSUVでありながら、広い室内空間を備えています。

他のコンパクトSUVと比較した詳しいボディサイズは、以下の通りです。

ライズは他のコンパクトSUVと比べると室内長室内高が広いという魅力があります。

室内長が広いことのメリットは、乗車時の膝や足元のスペースが広くなり、長時間のドライブや乗車でもストレスを感じにくくなることです。
また、荷物の収納スペースが広いため旅行などで多くの荷物を積載できます。

室内高も1,250mmと高めなので、コンパクトSUVならではの窮屈さを感じにくくなっています。

 

ライズの内装の特徴は?

トヨタ「ライズ」の内装は、シンプルながらも洗練されたデザインが特徴的です。

前席も後列も膝周りに大きなゆとりがあるため、大人から子どもまでゆったり座ることができ、長時間の運転でも疲れないのが魅力。

ヒップポイントを地上高665mmと高い位置に設定することで、フロントガラスからの視界も良好で、安心してドライブを楽しめます。

また、運転席と助手席のシートには座面と背もたれを素早く温めることができるヒーターが搭載されていて、寒い日も快適な乗り心地を提供しています。(※G、Xの2WD車はメーカーオプション)
収納スペースやシートアレンジも豊富で、使い勝手や機能性を重視している車種といえるでしょう。

ライズの内装については「ライズの内装・インテリアについて余すことなく徹底解説」でも詳しく紹介しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

ライズに用意されている収納スペース一覧

ライズには、以下のような多彩な収納スペースが用意されています。

  • カップホルダー(運転席・助手席)
  • 助手席グローブボックス
  • センターオープントレイ(LED照明付)
  • 助手席シートアンダートレイ(Z・Gに標準装備)
  • センターコンソールサイドポケット(両側)
  • センターコンソール小物入れ(Gガソリン車・Xに標準装備)
  • センターコンソールカップホルダー(2個/Z・Gハイブリッド車に標準装備)
  • フロントドアポケット&ボトルホルダー(2本分)
  • センターコンソールボックス
  • 助手席シートバックポケット
  • リヤドアポケット(ボトルホルダー1本分)
  • デッキフック(4個)
  • バニティミラー・チケットホルダー付サンバイザー(運転席・助手席)

前席、後席いずれも抜群の収納力があるライズ。
予備の靴を収納できる助手席シートアンダートレイが付いているグレードもあるなど、アウトドアやお出かけを想定した収納が備えられています。

また、室内にはUSBポート電源コンセントが備わっており、スマートフォンやタブレットなどの充電にも使用できます。

 

ライズの荷室のサイズは?他のコンパクトSUVとのもチェック

下の表は、ライズの荷室のサイズと他のコンパクトSUVとの違いをまとめたものです。

※−:公式サイトに記載なし

荷室容量は他のコンパクトSUVと比較するとやや少なめですが、日常の買い物やちょっとした遠出には十分な広さといえます。

 

ライズの荷室の特徴は?

ライズの荷室の特徴としては、積み込む荷物の大きさによってデッキボードの高さを変えられることです。

例えば普段の買い物などではデッキボードを上段に設定しておくことで、積み下ろしのしやすさを実現します。
デッキボードの下段にも荷物を入れておくことができるため、普段使わないものや工具などを入れておくこともできます。

デッキボードを下段に設定することで、高さが1mほどの荷物も積み込むことができます
観葉植物などの背の高い荷物を積みたいときに最適です。

また、両側のリヤシートを倒してほぼフラットな積載スペースを作り出したり、片方だけ倒して後部座席に人を載せたまま長い荷物を運んだりできるのも、ライズの荷室の魅力といえます。

 

ライズの特徴や魅力も再確認!

最後に、ライズの特徴や魅力をいくつかピックアップして紹介します。

 

安全機能「スマートアシスト」を搭載

トヨタ「ライズ」には、衝突回避支援パッケージ「スマートアシスト」が搭載されています。

このパッケージには、高い安全性能を実現する以下のような機能が備えられています。

  • 衝突警報機能(対車両・対歩行者[昼夜])/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者[昼夜])
  • 標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止)
  • 先行車発進お知らせ機能
  • 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール/停止保持機能あり)
  • LKC(レーンキープコントロール)
  • 車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能
  • ふらつき警報
  • 路側逸脱警報
  • BSM(ブラインドスポットモニター)
  • オートハイビーム
  • ADB(アダプティブドライビングビーム)
  • サイドビューランプ
  • ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
  • コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)
  • スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
  • パノラミックビュー
  • RCTA(リヤクロストラフィックアラート)

次世代の先進的な安全性能が備わったライズは、普段のドライブも安心。
複数の機能が組み合わされることで、より安全なドライブを実現することができます。

 

優れた走行性能と低燃費

トヨタ「ライズ」は、クラストップレベルの低燃費優れた走行性能を実現しています。
特にハイブリッド車の燃費の低さはクラストップレベルといえるでしょう。

ライズの燃費の良さの理由にあるのは、新開発された「e-SMARTハイブリッド」。
エンジンが発電した電力でモーターを動かすことで、素早い反応と強い力を発揮し、キビキビとした走りを実現しています。

さらに交差点でのスムーズな発進や追い越し時の余裕のある加速性能を確保しており、燃費性能はクラストップレベル。
走行条件に応じて、バッテリーと高効率エンジンでの発電を制御することで、より燃費を高めています。

また、同じく新開発された「1.2L WA-VEX DVVTエンジン」も、ライズの魅力です。
開発された専用のエンジンによって、効率的な発電を実現。
さらに高速燃焼技術である「高タンブルストレートポート」などの新技術を採用することで、最大40%という高い熱効率を達成しています。

ライズの燃費情報については「ライズの燃費情報を徹底まとめ!カタログ燃費・実燃費も紹介」でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

まとめ

若い世代からファミリー層まで、幅広い層から支持を得ているトヨタのコンパクトSUV「ライズ」。

ライズのボディサイズは全長3,995mm、ホイールベース2,525mm、全幅1,695mm、全高1,620mm、地上高185mmとなっています。
また、室内の広さは、室内長1,955mm、室内幅1,420mm、室内高1,250mm。
膝周りの空間が広く、大人から子どもまでゆったりと座ることができます。

ライズは、コンパクトなボディにも関わらず、広い室内と荷室を備え、多彩な用途に対応できるという魅力があります。
また、安全機能「スマートアシスト」を搭載していることや優れた走行性能と低燃費を実現していることも魅力といえるでしょう。
ライズに興味がある方は、一度試乗して乗り心地を体感してみるのもおすすめです。

 

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