シエンタ

愛らしい外観が特徴的なトヨタのシエンタ。
2022年8月に3代目が発売されました。

「シエンタがどのようなクルマか詳しく知りたい」「シエンタ内装はどうなっているの?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。

快適なドライブをするためには、何人乗りかや、グレードによる内装の違いなど、インテリアについても知ったうえで比較・検討することが大切です。

今回は、シエンタの内装やラゲッジスペースの積載量、その他の収納スペースやおすすめのオプション装備など、インテリアについて旧新の比較も交えて詳しく解説していきます。
「シエンタの外観は好きだけど内装がどのようになっているか気になる」という方は、購入を検討する際に参考にしてみてくださいね。

※2023年3月時点の情報です。

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目次

シエンタとはどのようなクルマ?

シエンタはトヨタの5ドアのミニバンで、2003年の販売開始以来多くのファンの心をつかんできました。
モデルチェンジを行い、現在は3代目が販売されています。

シエンタが人気の理由は、ミニバンでトップクラスの低燃費性能広々とした室内空間使いやすいボディサイズなどが挙げられます。
シエンタは5ナンバーサイズを維持しているコンパクトボディなので、狭い日本の道路でも運転しやすく、街中でも乗り回しやすいのが特徴です。

乗車人数やラゲッジスペースの広さを自分で選べ、ライフスタイルに応じて多彩なシートアレンジができるので、子育て世代やアウトドア好きの方にも人気があります。

乗車人数は5~7人で選択可能。
2WDなら5人乗りか7人乗りで、4WDなら6人乗りです。
シートは2列と3列があり、それぞれ広さなども少しずつ異なります。

シエンタの乗車人数については、「シエンタは何人乗り?グレードごとの人数の違いや特徴を紹介」で詳しくご紹介しています。

現行の3代目シエンタにはエントリーモデルの「X」、スタンダードモデルの「G」、最上位モデルの「Z」といった3つのグレードがあります。

2代目シエンタには3列目シートを取り払ってラゲッジスペースを広く確保した「FUNBASE」や、「G」の最上位モデル「Cuero」など、幅広いグレードがラインナップ。
それぞれのグレードによって内装や装備などが異なることがあります。

さらにシエンタにはガソリン車だけでなく、ハイブリッド車や車いすのまま乗れる福祉車両も用意されています。

シエンタの維持費、口コミなどについても気になるという方は、こちらのコラムもあわせてご覧ください。
シエンタの年間維持費まとめ【ガソリン代・税金・保険料等】
シエンタの評価・口コミを調べて徹底解説してみた

 

シエンタの内装・インテリアの色やデザイン

シエンタ運転席

まずはシエンタの内装やインテリアの色やデザインについて見ていきましょう。
2代目と3代目で変わっている部分も多いので、それぞれご紹介します。

 

【3代目シエンタ】グレードごとの内装・インテリアの色や素材

3代目シエンタの内装やインテリアの色は、下の表のようにグレードによって違いがあります。

グレードごとの内装・インテリア

3代目シエンタの「X」グレードは、黒を基調としたシンプルな内装が特徴です。
ベースグレードということもあって内装色は標準設定のブラックのみと派手さはありませんが、運転しやすい落ち着いた内装となっています。

「X」の上位グレード「G」の内装色は、ブラックの他にオプションとしてカーキを選択できます。
上位グレードらしく、ディテールには上質な素材が使われている部分もあるのが特徴です。

最上位グレードの「Z」の内装色は、ブラックフロマージュ、オプションのカーキの3色から選べます。
シート表皮には消臭・撥水撥油機能がついた高機能な素材を使用しており、高級感を感じられる内装になっています。

シエンタ内装

 

【2代目シエンタ】グレードごとの内装・インテリアの色や素材

2代目シエンタのシート色やシート素材もグレードごとに見ていきましょう。

グレードごとの内装・インテリアの色や素材

2代目シエンタのベースグレードである「X」「FUNBASE X」は、シート素材にはファブリックが使用されています。

シートの色は3列であれば標準は「ブラック×ブラック」ですが、「フロマージュ×フロマージュ」も選択できます。
2列の場合は、シート色は「ブラック×ブラック」のみです。

「X」の上位グレード「G」「FUNBASE G」では、「X」「FUNBASE X」より上質な素材の上級ファブリックが使用されています。

2代目シエンタ最上位グレードの「G Cuero」「FUNBASE G Cuero」の場合は、シートの素材にもこだわっています。
ダブルステッチ付きの合成皮革とスエード調素材が使用されていて、コンビシートとなっています。

シート色は「ブラック×ブラック」のみであるものの、ブラック一色ではなく、スエード調素材部分のダークブラウンがアクセントに。
落ち着いた大人のおしゃれさを演出しています。

シエンタのグレードごとの違いについては、こちらのコラムでもご紹介しています。
シエンタのグレードごとの比較!違いとそれぞれがおすすめな人

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シエンタの内装は機能性にも注目!

シエンタ機能

シエンタは室内空間に便利な機能が充実しているのも人気の理由のひとつ!
ここからはインテリアの機能性についてご紹介します。

 

乗り降りを快適にするドアやキー、低床性

3代目シエンタには、両手がふさがっていてもクルマに乗り込めるようにするための機能があります。

「Z」に標準装備、「G」にメーカーオプションで装備できるのが「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」。
スマートキーを持っていれば、フロントドアハンドルの下側、床下奥にあるセンサー部に足先を出し入れするだけでスライドドアが自動で開閉する機能です。

さらに、「Z」「G」には「ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア」も標準装備。
スマートキーを持っていれば指先でタッチするだけでスライドドアを解錠してオープンすることができる機能です。
どちらも挟み込み防止機能付きなので安全に使うことができます。

また、乗り込み口は地上から330mmと低床で、小さな子どもやお年寄りでも乗り降りしやすいように設計してあるのも特徴です。

 

広い室内空間とゆとりあるシートで快適

シエンタの室内空間の特徴といえば、コンパクトなボディにもかかわらず、室内空間を広くとっているところです。

3列シート車であっても、どの席も足元が窮屈にならない工夫がされているのでゆったりと座ることができ、長距離のドライブも苦になりません。
特に座席が後ろになるほどヒップポイントを高くしてあるため、より開放感を感じることができるでしょう。

また、室内高も1,300mmとゆとりある高さになっているため、小さな子どもであれば立ったまま車内で着替えをすることも可能に。
車内でゆとりのある空間を作れるため、赤ちゃんのおむつ替えなどもしやすいです。

さらに、運転席や助手席、1列目と2列目シートの間も広くとってあり、室内に段差がないフラットフロアになっているので、席から席への移動もスムーズに行うことができます。
助手席に座っていても後部座席の様子が見やすく、家族連れに特におすすめのクルマだとといえるでしょう。

 

多彩なシートアレンジ

多彩なシートアレンジ

コンパクトでありながらもミニバンの特徴である多彩なシートアレンジができるのも、シエンタの内装の魅力のひとつです。

3列シート車なら3列目を折りたたむことができるので、必要な分だけラゲッジスペースを広くとることが可能です。
2列目のシートも折りたたむことができるようになっているため、自転車などの大きい荷物も積み込むことができますよ。

操作はワンタッチでできるレバー式なので、子どもでも簡単に操作可能です。
単に折りたたむだけでなくシートを格納することもできるので、荷物の量や大きさに合わせて調整するといいでしょう。

さらに2列シート車であれば、後部座席を倒してフルフラットにすることができるため、布団や寝袋などを載せておけば車中泊が楽しめます。
シエンタは小さな子どもが床に立っても頭をぶつけないほどの室内高があるので、より快適に夜間を過ごすことができるでしょう。

旅行でホテルや旅館に泊まるのが難しいときや、アウトドアのときなどに役立ちますね。

シエンタでの車中泊を予定している方はこちらもあわせてご覧ください。
シエンタで車中泊はできる?実施の場合の方法やおすすめグッズとは?

 

シエンタの内装は収納スペースが広くて便利!

シエンタ収納

シエンタにはデッドスペースはありません。
というのも、どのような小さなスペースもうまく収納として活用することで、より快適で便利な室内空間を実現しているからです。

ここからはシエンタの収納について、どこにどんな収納スペースがあるのか、ラゲッジスペースにはどの程度荷物が積載できるのかについて詳しく解説していきます。

 

ラゲッジスペースの収納力

シエンタのラゲッジスペースは、荷物や乗車人数によって変えられるのが特徴です。
うまくシートアレンジをすることで、小物から旅行用の荷物、自転車までさまざまな荷物を積載できます。

2列シート車の荷室の長さは通常時で840mm、2列目シートを倒してフルフラットにした状態で2,045mmと、かなり長いものでも収容できるでしょう。

3列シート車の場合は、2列目と3列目を収納することでかなり広く使うことができます。
荷室長は3列目だけ格納した場合は990mm2列目も格納したら1,525mmの長さがあります。

シートを格納することで生まれる空間などによって、シエンタのラゲッジスペースはかなり広く、ゆとりあるスペースを実現しています。

 

座席周辺の収納力

シエンタ機能

シエンタの座席周りには、目線が届く「あったらいいな」という位置にさまざまな収納が用意され、快適なドライブを楽しめるようになっています。

運転席や助手席にはカップホルダーが付けられていて、飲み物カップだけでなく、ペットボトルも入れることができます。
熱い飲み物を購入したときなどにも置いておくことができるので、信号待ちで飲み物を飲んだりすることができます。

また、小物入れアッパーボックスもあり、ちょっとしたものを入れておくのに便利な収納スペースとなっています。
コンパクトタイプのティッシュボックスを入れることができるサイズで、フタがついているので人目につくところに置きたくないような小物も入れられます。

助手席側にはオープントレイと、その下にグローブボックスがあります。
車検証や任意保険の証書、メガネケースなどを入れておくのにぴったりの収納です。

子どもがいるご家庭では、長距離ドライブに出る前にウェットティッシュやティッシュペーパーの予備などをしまっておくのもおすすめです。

さらにそのほかにも下記のような収納の工夫がたくさんあります。

  • 回転式買い物フック
  • 運転席アームレストフック
  • フロントドアポケット&ボトルホルダー
  • スライドドアポケット&ボトルホルダー
  • 運転席シートバックスマホポケット
  • デッキサイドボトルホルダー&スマホホルダー

ただし、中には2列シート車には装備していない収納もあるため、購入するときには注意が必要です。
「欲しかった収納がついていない」といったことにならないように、購入する前に欲しい収納スペースがあるのであればディーラーで確認するようにしましょう。

 

シエンタの内装に取り入れたいオプション装備

シエンタオプション

これまで解説してきたもの以外にも、シエンタの内装にはおすすめのオプション装備があるんです。
ここでは特におすすめの装備を2つご紹介します。

 

ヒーター

オプションで付けられるおすすめ装備が、ステアリングヒーターと、運転席と助手席のシートヒーターです。
ヒーターがあれば寒い冬の日など、長距離運転でいためがちな肩や腰が温まるので、冷えることなく楽に運転ができます。

シエンタでの長距離ドライブについては、こちらのコラムもご覧ください。
シエンタの乗り心地は最高!短距離と長距離の違いは?

ステアリングヒーターは、手がかじかんでうまく動かないときなどには重宝します。
運転前にしばらく握っていれば手が温まり、「かじかんでうまく動かない手で運転しなくてはならない」ということがなくなりますよ。

※グレード「Z」「G」にメーカーパッケージオプション

 

アクセサリーコンセント

ハイブリッド車のメーカーオプションとして装備可能なのが、アクセサリーコンセントです。
AC100V・1500Wのコンセントをクルマの2か所に設置します。

AC100Vで最大消費電力の合計が1,500W以下の電化製品を使うことができるため、非常時などの際には役立つでしょう。
消費電力が400Wガソリンを満タンにしている場合は、最大で約5日程度電力を供給できます。

ハイブリッド車を選ぶなら、いざというときのために取り付けておくことをおすすめします。
もちろん災害時だけでなく、アウトドアに出かける際にも、ちょっとした電化製品を使うことができるようになりますよ。

 

まとめ

子育て世帯やお年寄りがいるご家庭など、幅広い層に人気のシエンタ。

シエンタの魅力は、広くて快適な室内空間やラゲッジスペース、多彩なシートアレンジ、スムーズな乗り降りができるドアやキー、デッドスペースがないほどの高い収納力などです。

グレードによって内装やシートの素材や色が違う場合もあります。
乗車する人数によって2列シート車と3列シート車から選ぶこともできるので、家族構成やライフスタイルに合わせてグレードを選びましょう。

取り回しの良いミニバンのシエンタで、楽しいドライブに出かけるのはいかがでしょうか。

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