トヨタのヴォクシーは、家族旅行などには最適のミニバンです。小さくはないけれど大きすぎることのない程よいサイズが人気で、さまざまなオプションやカスタムパーツも販売されています。もしバッテリーの寿命が来ていたら、交換するときについでに愛車のカスタマイズも行ってみるといいかもしれません。
「カスタムしてみたいけど、なかなか時間が取れない」「興味はあるけどなんとなく手を付けられない」のような、自分好みに愛車をカスタマイズしてみたいけれど出来ていないという方もいるのではないでしょうか。本記事では、愛車のバッテリー交換の寿命や交換の手順から、気になるカスタムパーツまで詳しく紹介していきます。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。
目次
バッテリーには種類がある
車というものはある程度乗っていれば、バッテリーを交換する必要が出てきます。バッテリーは自動車にとっての心臓部であるエンジンと同じく重要な部品です。
バッテリーは車のさまざまな電子機器に電気を供給する蓄電池のような役割をになっています。当然トヨタの誇るミニバンのヴォクシーも、3年〜5年乗っているとバッテリーを交換する必要があります。
しかし、バッテリーと一口に言ってもさまざまなものが販売されているので、どれを選べばいいかわからないという方もいるでしょう。ここからは、交換方法や古いバッテリーの廃棄方法も詳しく解説していきます。
バッテリーの選び方
バッテリーを購入するときには、車両型式と年式を確認しておく必要があります。というのも、それぞれの車に合うバッテリーが必要であり、型が合わないものは購入しても使うことができないからです。そもそも車のバッテリーは、どこで購入できるかをご存じでしょうか。
トヨタの車だからトヨタの販売店に行かなくてはならない、というようなことはありません。カー用品専門店であれば販売していますし、もしも車種に合うバッテリーが店においていなければ注文することも可能です。
また、必ずしもカー用品店に出向かなければならないというわけでもなく、インターネットでも販売されています。ディーラーに相談することで購入できるのは、純正のバッテリーです。少々金額は高いですが純正なだけあって性能は高く耐久力も優れています。安く購入したいという場合にはカー用品専門店もおすすめです。
専門店だけあってさまざまな種類のバッテリーを選べる可能性がありますが、社外品は不具合が起こる・接続できない・車の故障につながるといったリスクがあるかもしれないということを知っておく必要があるでしょう。ネット通販で購入する場合も同じで、予算はかなり少なくて済むかもしれませんが、社外品のバッテリーを取り付けて車が故障するかもしれないリスクは知っておいてください。
バッテリー購入時の注意
バッテリーは、カー用品専門店で購入すると、実物を見てから決めることができるため、騙される心配もなく購入することができます。また、種類が多すぎてどれを購入すればいいのかわからないという方も、店員に聞くことによってどのバッテリーが必要なのかを知る事ができます。しかし、その分少々割高になってしまうこともあります。
一方で、ネット通販で購入すれば、購入費用はカー用品店より安くなります。しかし、ネット通販は実物を見ることができないためにも、騙されるということもあるので、注意が必要です。
「不当なほどに安い」、「出品者の情報を全く見ることができない」など少しでも不審な点があれば、購入はやめておいたほうがいいでしょう。
寿命はどのくらい?
バッテリーの寿命は3年~5年程度です。車の保証期間が3年になっています。そのため、バッテリーの寿命も2年~3年程度と考えている方もいますが、実のところそのようなことはありません。
車種にもよりますが、一般的にはガソリン車が2年〜5年程度で、ハイブリッド車は4年〜5年程度です。アイドリングストップ機能が搭載されているとバッテリーの消耗が速くなり、ハイブリッド車でも2年〜3年程度で交換が必要になる場合もあります。
ヴォクシーの場合は、アイドリングストップ機能が搭載されているので、交換は約2年~3年程度と考えていいでしょう。また、アイドリングストップ機能が搭載されている場合には、アイドリングストップ車専用のバッテリーが必要になるため、注意してください。
ただし、運転の仕方によってはバッテリーの消耗が速くなり、酷いときには1年程度で交換が必要な場合もあるため、気を付けるようにしましょう。
交換時期のサインは?
- 交換時期のサイン
- なかなかエンジンがかからない
- ヘッドライトがいつもより暗くて見にくい
- アイドリングストップ機能が使えない
これらの症状を確認できたら、バッテリーを確認してみてください。バッテリーの状態を確認して、バッテリー液が変色している、バッテリーの電圧が下がっているなどがあれば、バッテリーを交換する時期ということです。放っておくと電気系統の設備が使えなくなるため、早めに交換をしましょう。
自分で交換できる?
車のバッテリーには交換手順があり、交換手順さえ間違わなければだれにでも可能です。どのような手順で交換するのかを詳しく解説していくので、ぜひ試してみてください。
バッテリー交換をしよう
バッテリーを交換するためには、新しいバッテリーと工具を用意しましょう。工具は、10mm or 12mmのスパナと、手を傷つけないための手袋か軍手があれば問題ありません。
工具が用意できたらバッテリーを取り外します。初めに黒いマイナスケーブルから外しましょう。ショートすると大変なことになるため、必ず外す順番は守ってください。
次に赤いプラスケーブルを外して、取付金具も外します。ここでは、工具や金具などがプラス端子とマイナス端子に同時に触れてしまうと爆発が起こってしまうため、注意が必要です。ケーブルを外してしまえばあとは本体を持ち上げて外すだけですが、バッテリーはかなり重量があるので、落とさないように注意しましょう。
古いバッテリーをうまく取り外したら、向きに気を付けて新しいバッテリーを取り付けます。ケーブルは外した時と反対で、赤いプラスケーブルから取り付けてください。
交換時の注意点
バッテリー交換の際は、プラス端子とマイナス端子に気を付ける必要があります。というのも、取り外し、もしくは取り付けの順番を間違うとショートしてしまうからです。
その他、ケーブルの扱いによっては爆発が起こることもあるので、バッテリーの交換は注意を払って慎重にしてください。
また、バッテリー内部に使われているバッテリー液は硫酸であり、皮膚に触れると炎症を起こすなど人体にとって危険な液体です。
そのためバッテリー液が直接肌に触れることのないように注意する必要があります。基本的に、まったく車に対する知識がなく、初めてだけど交換したいと考えているならやめておいた方がいいでしょう。変に触ると車自体が故障してしまう危険もあるからです。
また、メモリーのバックアップも事前にしておくといいでしょう。バッテリーを交換すると、時計・オーディオ・ナビゲーションの設定などといった車のメモリーがリセットされることもあります。必ずというわけではありませんが、バックアップをしておくのがおすすめです。
古いバッテリーの処分方法
取り外した古いバッテリーは、カー用品専門店やホームセンターといったバッテリーを販売している店舗でなら引き取ってもらうことができます。
無料で引き取ってくれるところもありますが、有料のところもあるので、注意が必要です。引き取ってもらう前に、事前に金額などを確認しておくといいでしょう。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
バッテリーの寿命は延ばせる
「バッテリーの寿命を延ばせる」というよりは縮めないやり方を知っておくことが重要です。例えば、「車をほとんど使わない」という方などはバッテリーの消耗が速くなってしまいます。「使っていないからそんなはずはない」そう思う方もいるのではないでしょうか。
バッテリーという部品は、エンジンを回すことで充電されます。つまり、あまりに乗らずにいるとバッテリーの消耗を早めるだけになってしまいます。定期的に長い距離を走ることによって無駄な消耗を抑えることができるので、バッテリーを長持ちさせたい方は1週間に1回くらいのドライブをするようにしましょう。
夜間走行が多い場合、ライトなどを利用するためバッテリーの消耗を早めてしまいます。バッテリーの消耗を抑えることができれば、バッテリーの寿命を延ばすことも可能でしょう。
夜間走行には注意
夜間に走ることが多いという人は、特にバッテリーの劣化に気を付ける必要があります。夜間はライトをつけて走行するため、長時間ライトをつけっぱなしにしているとどうしてもバッテリーの劣化が避けられません。できるだけ夜間走行を避ける・電力を消耗しにくいライトに付け替えるなどの工夫をすることで、バッテリーの劣化を遅らせることができるでしょう。
アイドリングストップに注意
アイドリングストップは、エンジンを停止させるため排気ガスや燃費を減らせるという効果があります。ただし、エンジンの停止と再始動を繰り返すため、頻繁に使用することでバッテリーへ大きく負担をかけてしまうことになりかねません。
そのため、バッテリーの寿命をなるべく伸ばしたいと考えているのであれば、できるだけアイドリングストップの時間を短くするのがおすすめです。たとえば、渋滞はできるだけ避ける・駐車場ではしっかりエンジンを切るなどです。むだなアイドリングストップをなくして、バッテリーへの負担を少なくするようにしましょう。
エアコンの使用に注意
エアコンは、かなりバッテリーに負担をかけてしまいます。暑い時期以外は窓を開けるなどして、なるべく使わないように心がけることが大切です。
真夏の暑い時期にはエアコンを使うことになりますが、そういったときでもエンジン停止前にエアコンをつける・エンジンをかけてからしばらくはエアコンをつける前に窓を開けて換気しておくなどの工夫をすることで、バッテリーへの負担を軽減することができるでしょう。
気温に注意
バッテリーは、高温や低温に弱い部品です。とくに低温には弱いため、できるだけ低すぎる気温の中での運転は避ける方がいいでしょう。
気温が低すぎるところで長く運転すると、バッテリーに大きな負担がかかってしまい、結果的にバッテリーの寿命を縮めることにもつながります。寒冷地での運転を避けられないのであれば、寒冷地仕様にするなどの工夫をすることが大切です。
バッテリーの交換はどこでできるのか
バッテリーの交換が自分でできない、という方は、お店の人に頼んで 交換してもらうといいでしょう。ただし、その場合には工賃がかかります。具体的な工賃の相場は、ガソリン車が約1,000円、ハイブリッド車が約3,500円、電気自動車が1,500円程度となっています。
はいえ、業者によっても金額は違ってくるので、あくまでも目安として考えておくといいでしょう。
ディーラーで交換してもらう
ディーラーで交換してもらう場合には、事前の予約をしておくと准胝のバッテリーを用意してくれます。金額的には社外品より高くなりますが、安全性を考慮するなら純正のバッテリーがおすすめです。
安全性だけでなく、高性能で耐久力にも優れているからです。また、ディーラーは技術力も高く、安心して車を預けることができ、信頼性もあります。そのため、高い技術力で安心して車を預けられるところで交換したい、と考えているのであればディーラーがおすすめです。
カー用品店で交換してもらう
カー用品店には、さまざまなバッテリーが販売されています。自分の目で見て、愛車に合う企画のバッテリーを選び、そのまま交換してもらうことが可能です。カー用品店の利点は、バッテリーを交換するための工賃が安いことです。
安いところでは、500円程度で交換してもらえます。ただし、社外品のバッテリーを使用することになるので、まれに車に取り付けができない・不具合が起こる・車が故障するなどのトラブルが起きる可能性も否定できません。ある程度リスクがあることを考慮したうえで、選ぶようにしましょう。
バッテリー交換時に車のカスタマイズもしてみよう
バッテリー交換をするときには、せっかくだから車をカスタマイズしてみようという方もいるのではないでしょうか。ここからは、どのようなパーツやオプションがあるのか、何がおすすめなのかを詳しくみていきましょう。
ヴォクシーにおすすめのオプションは?
ヴォクシーにはオプションをつけることで、より好みに合った車にすることができます。
オプションの中には、車の乗り心地を向上してくれるものや、車をカスタマイズできるものに加え、燃費の向上が見込めるものも。
そこで今回は、ヴォクシーにつけられるオプションの中で燃費の向上に関わるものをピックアップしてご紹介します。
また、今回は取り上げてご紹介はしませんが、車の乗り心地を向上するオプションやカスタマイズできるオプションなども「車に乗りたい」という気持ちを高めてくれるとても魅力的なものです。
車を放置し続けることはバッテリーの消耗が激しく、いざというときにバッテリーが上がったりその性能が低下してしまうことに繋がります。
そのため、オプションをつけることで思わず「車に乗りたい」と思ってしまうような自分だけの車を作って定期的にドライブに出かけるのは、結果的に大きな燃費対策となります。
寒冷地オプション
バッテリーは、とくに低温には弱いものです。気温が低いとバッテリー性能が大きく低下してしまうので、寒冷地でも快適に走れるようにバッテリー容量をアップさせることが大切です。車のバッテリーが劣化すると燃費の悪化にも大きく繋がります。
また、車のバッテリー劣化は走行安全性や快適性など様々なポイントに関わってきます。そのようなバッテリー劣化を防ぐためにも、寒冷地オプションはつけておくのがおすすめです。ただし、バッテリーだけ容量アップすると発電が追い付かないため、オルタネーターも強化する必要があるでしょう。
バッテリーカバー
バッテリーは、低温だけでなく高温にも弱い部品です。とくに高速道路を真夏に走り続けているとバッテリーにかかる負担はかなり大きなものになります。そのため、バッテリーカバーなどを活用して、直射日光を防ぐ工夫が必要になります。
また、停車中に高温になりすぎないようにボンネットやフロントガラスを直射日光から守るためのカバーなどもしておくといいでしょう。バッテリーの劣化を防ぐことで、快適なドライブを楽しむ事ができます。
ライト
ライトや室内灯は、できるだけ電力消費の低いものに変えておくことをおすすめします。とくに夜間走行が多いという人は、バッテリーの劣化が早まってしまうことを考慮に入れなければなりません。夜間の走行を減らせないのであれば、ライトや室内灯をLEDなどの電力消費が低いものに変えることで、バッテリーへの負担を軽くすることができます。
燃費を下げてしまうオプション
オプションの中には、燃費を下げてしまう原因となるものもいくつかあります。
例えば、車の後ろのシートから見ることができるTVオプションは、特に小さな子供連れで旅行に行くという方などにはおすすめのオプションです。
しかし、走行中のTVの使用は大幅に燃費を下げてしまう原因となります。
また、TVと同様にプレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツイーターシステムも燃費を下げてしまう可能性が高いです。音楽の色を楽しみたいのであればとてもおすすめのオプションですが、使用する場合は燃費が下がることを認識しておきましょう。
この他にも特に車内の快適性を高めるオプションの中には燃費を下げてしまう原因となるオプションがいくつかあるため、取り付けすぎには注意が必要です。必要なオプションだけにしておくことで、長く快適なドライブを楽しむことができます。
安全装備も取り付けよう
ヴォクシーには、優れた安全性能が標準装備されています。標準装備されているもの以外にもオプションでさらに安全性を高めるアクセサリーを付けることができるので、ぜひ活用してみてください。
安全装備をつけてより安全に運転することは、燃費の良い走りを実現することにも繋がります。その他、リバース連動ミラーやプラスサポート用スマートキーなどといった快適装備も選べるので、ぜひ試してみましょう。
ヴォクシーとは
ヴォクシーとは、トヨタが販売するミニバンの中でも人気の車種です。「実際に街中を走っているのを見た」という方も多いのではないでしょうか。2022年1月にフルモデルチェンジされた4代目は、エアロボディのみのラインナップとなりました。
見た目や性能なども大きく変わり、先鋭かつ独創的なデザインが人々の興味を掻き立てます。特にフロント部分は好みかそうでないかで意見が分かれるところですが、好きな人はとことん好みになるようなデザインになっています。
ヴォクシーの特徴
ヴォクシーの特徴といえば、大人数で乗れて荷物もたくさん積めるところです。乗用車と違って、多くの人や物を運ぶことができ、居住性を高めた車です。また、新型ヴォクシーにチェンジしてから、旧型よりわずかにサイズが小さくなり、車高が高くなっています。
タイヤサイズも16インチから17インチへとサイズアップしています。デザインは落ち着いた印象を与えるダークグレーメタリック塗装もしくは、ミディアムグレーメタリック塗装が活用されています。もちろんアンゼイン性能も向上し、より快適で楽しいドライブをすることができるでしょう。
まとめ
ヴォクシーカスタマイズ用の装備は、数多くあります。
メーカーオプションもディーラーオプションも充実しているだけでなく、ネット通販でもさまざまな商品を購入することができます。
どれも魅力的な商品であり、ついつい欲しくなってしまいます。しかし、予算の都合で欲しいオプションを全て取り付けることができないという方も多いでしょう。そのため、欲しいオプションを厳選して、優先的に取り付けたいものから購入してみてください。
ただし、バッテリーの交換や車のカスタマイズは、まったく知識も技術もなければ、車の故障の原因にもなりかねません。特にバッテリー交換は危険を伴うため、無理をせずに業者に依頼するのも一つの手段です。愛車を楽しくカスタマイズして、快適なドライブを楽しみましょう。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!