ヴォクシーは、かっこいいデザインや乗り心地の良さが魅力的なミニバンです。

ノアの兄弟車としてデビューし、快適装備や環境への配慮を施したモデルが登場しています。

そんなヴォクシーについて、乗ってみたいけれど維持費がどれくらいかかるのか気になるという方もいるのではないでしょうか。

そこで、本記事では、トヨタのミニバンの中でも高い人気を誇るヴォクシーの年間維持費について解説します。

ヴォクシーの購入を検討しているという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ヴォクシーの年間維持費

ヴォクシーは、クールなデザインがかっこいい、迫力のあるマスクをもっているミニバンです。

ヴォクシーのようなスタイリッシュなミニバンで街乗りをしてドライブを楽しみたいと考える時、維持費はどれくらいかかるのかも気になることでしょう。

ここからは、次のポイントにわけて年間維持費について解説します。

年間維持費
ガソリン代
税金
保険料
車検・メンテナンス費用

維持費①:ガソリン代

ヴォクシーは、「ガソリン」「ハイブリッド」のモデルがラインアップされています。

燃費性能を考え、ハイブリッドモデルの購入を検討する方も多いでしょう。

ヴォクシーの価格(一部紹介)

グレード 駆動(燃費/WLTCモード) 総排気量 乗員 価格(税込)
HYBRID S-Z 2WD(23.0km/L) 1.8L+モーター 7 3,740,000 円
E-Four(22.0km/L) 3,960,000 円
S-Z 2WD(15.0km/L) 2.0L 3,390,000 円
4WD(14.3km/L) 3,588,000 円
HYBRID S-G 2WD(23.0km/L) 1.8L+モーター 8 3,440,000 円
S-G 2WD(15.0km/L) 2.0L 3,090,000 円
4WD(14.3km/L) 3,288,000 円

価格差がありますが、ハイブリッドモデルの燃費性能は高く、結果的にガソリン代が節約できます。

車体価格は高くなりますが、ハイブリッド車を購入して維持費を抑えるという考え方もできるでしょう。

この点を踏まえて、実燃費例から算出したガソリン代は次の通りです。

グレード 年式 ガソリン代(年間) 実燃費例
XEエディション 2001年 165,674円 14.2 km/L|10・15モード
X 2004年 179,990円 13.2~14.2 km/L|10・15モード
XGエディション 2004年 180,494円 12.6 km/L|10・15モード
トランス-X 2007年 140,974円 13.4 km/L|10・15モード
Z 2007年 155,124円 13.4~14.2 km/L|10・15モード
Z G’s 2011年 174,429円 13.6 km/L|JC08モード
ZS 2014年 108,326円 15.11km/L|JC08モード燃費
ハイブリッドZS 2016年 110,376円 19.0 km/L|WLTCモード

※実燃費データ収集サイト「e燃費」より実燃費データを引用(※1L=158円)

年式によりますが、年間にかかると予想できるガソリン代は平均151,923円(※1L=158円)です。ガソリンは、タイミングによって価格が変動するため月にかかるガソリン代は変化します。

維持費②:税金

次に、ヴォクシーにかかる税金について解説します。

ヴォクシーにかかる税金
自動車重量税
自動車税

まず「自動車重量税」は、購入した時と車検時に課税されるもので、購入時には次の車検分(3年)、車検時に2年分支払う必要があります。

「自動車重量税」は、車の車重によってその税額が異なります。ヴォクシーの車重は、「1,570kg〜1,730kg」で、重量税は以下の表の通りです。新車〜12年経過車で、重量税として4,100円が年間で課税されます。

【ヴォクシーの税金(新規登録の場合)】

内訳 金額
0.5トンごとに税額(1.8トンの場合) 4,100×4=16,400円
新規登録(3年分) 16,400×3=49,200円
合計 49,200円

自動車税は、総排気量で決まります。ヴォクシーの自動車税は、1.5リットル超〜2.0リットル以下という区分の36,000円(2019年10月1日以降モデル)です。

まとめると、「自動車重量税」「車検税」を合わせて85,200円が課税されることになります。

維持費③:保険料

ヴォクシーの自動車保険料に触れていきましょう。自動車保険料は、「年齢」「等級」「車両保険の有無」などで価格が変動します。

一年ごとの更新が必要となる自動車保険は、無事故・無違反になると等級が上がり年々安くなるので、更新のタイミングで保険を見直すことがおすすめです。

自動車保険は、2種類あります。

自動車保険
自賠責保険(強制保険)
自動車保険(任意保険)

「自賠責保険」は、車を購入する時に加入する必要があります。強制保険で、事故を起こした相手方(被害者)に対して補償してくれます。自賠責保険料は、20,010円(2年分)です。

ここに「任意保険」が加算されます。車両保険をつけるかつけないかで保険料も変わりますが、自賠責保険だけでは自分のことを補償できないので、つけておくことがおすすめです。

また、加入時に運転者の範囲を「契約者本人のみ」とするか、「本人+家族や配偶者」などとするかによっても金額が変わります。

もし、ヴォクシーを自分以外の家族も運転する可能性があるのならつけておくべきです。また、日頃は自分のみしか乗らないのであればつけずに、必要な時にだけつけられる「1日保険」などを利用するとお得です。

維持費④:車検・メンテナンス費用

ヴォクシーの車検・メンテナンス費用はいくらかかるのでしょうか。まず「車検」では、「基本料金」と「法定費用」がかかります。

基本料金は、車検を受ける場所によって異なる可能性がありますが、法定費用は変動がありません

法定費用には、自賠責保険・重量税・印紙代が含まれています。一般的な金額は、車の重量や車種によって異なります先述した重量税(41,000円)と、自賠責保険料(20,010円)と、印紙代(1,700円)の総計62,710円がかかります。(過去モデルのZSのグレードだけは3ナンバーなので、1,800円です。)

印紙代については、指定工場であれば1,200円で、認証工場であれば上記の金額がかかります。指定工場は、自社で検査ができる特徴があるため、陸運局に車を運ぶ必要がありません。

また、保安基準適合証(車検を受けた証明)の交付がその場でできるので、印紙代が安くなります。横浜トヨペットでは、全ての費用をひっくるめて64,860円で車検を受けられるプランがあります。

また、車検基本パックというものを選ぶと、24カ月点検や各交換や点検などの必要なパーツの整備を行うサービスもあるので、ディーラーにすべて任せたいという方におすすめです。

日頃からヴォクシーによく乗る場合、「エンジンオイル」などは定期的に交換する必要があるでしょう。

また、シーズンによって履き替える「タイヤ」もタイミングによっては購入しなくてはなりません。そういったメンテナンス費用は、常にかかるわけではありませんがタイミングによって発生するので、忘れないようにしましょう。

ヴォクシーの燃費・走行性能

ここからは、年間維持費にも影響する、ヴォクシーの燃費性能・走行性能について解説します。

搭載されているシステムやエンジンによって乗り心地への影響やヴォクシーの魅力を再発見していきましょう。

走行性能①:ハイブリッドシステム

トヨタ初の1.8Lハイブリッドシステムは、気持ちいい加速と優れた低燃費が実現できる高性能なシステムです。

ハイブリッドならではのシームレスな加速やダイレクトな駆動力レスポンスがプラスされました。高効率化によりクラストップレベルの低燃費を実現し、そこに合わせて協調性を高めた「1.8L 2ZR-FXE エンジン」で、エンジンの回転上昇も向上させています。

また、同時に刷新したE-Four(電気式4WDシステム)も進化を遂げました。モーターの出力が向上されたことで、4WDの作動やトルク配分などが拡大し、滑りやすい路面やドライ路面での走行性能が上がりました。

滑りやすい路面では、安心して走行することができ、ドライ路面では力強い発進ができます。

走行性能②:エンジンの燃費性能

ガソリンモデルについては、動力性能と低燃費性能が高い2.0Lの直列4気筒エンジンが搭載されています。

レスポンスが向上されたことにより、排気・冷却・機械作動のエネルギーロスが削減されました。トルクアップと燃費向上を高次元で両立できています。

また、CVTに「発進用ギヤ(Direct Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機+10速シーケンシャルシフトマチック))」が追加されたことで、ダイレクトな走りや低燃費が実現できました。

シフトチェンジも、マニュアル自動車を運転しているような感覚を楽しめるのでスポーティーな走行ができる点が魅力的です。

ヴォクシーの乗り心地

搭載しているエンジンやハイブリッドシステムなどによって、乗り心地が各段によくなりました。ヴォクシーは見た目だけでなく、乗り心地もよい点が魅力的なので、ここからはヴォクシーの乗り心地について解説します。

乗り心地①:街乗り

ヴォクシーは、フラットな路上でスムーズに乗れる走りが心地よいです。

フラットな走りとは、加速やブレーキの減速などでも車体の揺れがないことなど、乗っていて快適に過ごせることを指します。凹凸のない道などでは、フラットな乗り心地を楽しめますが、悪路では段差や轍などを吸収しやすいため、多少車体が揺れやすいかもしれません。

ただ、道路状況だけに限らず乗員の人数や荷物を載せている状態だと変わる可能性もあるでしょう。

乗り心地②:高速道路

高速道路は、快適な乗り心地を楽しめます。基本的にフラットな道が多く、高速道路の路面を繋いでいる継ぎ目に関しても快適に過ごせる程度の衝撃です。

ただし、時速90km〜100km以内の話で、100kmを過ぎると悪路での走行のような衝撃が継ぎ目を超えた時に生じるかもしれません。

ヴォクシーに搭載されている運転支援

ヴォクシーに搭載されている運転支援は、「駐車」をサポートしてくれる機能、「渋滞や高速道路」などでの走行をサポートしてくれる機能が搭載されています

駐車が苦手な人や渋滞などの疲れをサポートしてくれるのは有難い機能だといえるでしょう。

ここからは、それぞれの機能について解説します。

運転支援①:アドバンスト パーク

駐車支援してくれる機能の「アドバンスト パーク」は、スイッチひとつで駐車操作をサポートしてくれます。

並列駐車・前向き駐車・バック出庫・前向き出庫が可能です。カメラなどから周囲を監視し、障害物などがあった時には運転手に警報を鳴らして教える安心機能もあります。

また、ブレーキ制御もしてくれるため接触事故を未然に防げる点がメリットです。

また、ハイブリッドモデルであれば、スマートフォンアプリ「Remote Park」をダウンロードすることで、車を遠隔で駐車・出庫ができるという優れた機能も搭載されています。

並列・縦列駐車もできる便利な機能です。

運転支援②:アドバンスト ドライブ

渋滞時や高速道路での運転負荷を軽減してくれるサポート機能「アドバンスト ドライブ」は、レーダークルーズコントロール+レーントレーシングアシストが作動し運転手をサポートします。

主に、時速0km〜40kmで走行している場合に一定の条件を満たすことでシステムが作動します。ステアリング操作を支援してくれるので、運転中の疲労を軽減してくれる便利機能です。疲労が軽減されて、より周囲に注意を向けられるため安全運転が可能になるでしょう。

渋滞時には、ドライバーの操作なしで再発進・停車が可能です。ドライバーが前方を見ているときに限りスイッチ操作が不要となります。渋滞中の停止や発進を繰り返す操作が軽減されるので、ストレスなども軽減できるでしょう。

ヴォクシーの維持費を抑える方法

ヴォクシーでかかる維持費の節約方法をご紹介します。

少しでも安く長く乗り続けたいのであれば、維持費を節約することがポイントです。維持費を賢く節約して、生活も豊かにしながらドライブをより楽しめるでしょう。

ここでは、3点の節約するコツを解説します。

維持費を節約するコツ
自動車保険
ガソリン代
車検・メンテナンス代

抑える方法①:自動車保険

ヴォクシーの自動車保険を節約する方法を検討しましょう。

自動車保険で、大きく値段の変動があるのは「任意保険」です。保険会社によっても異なるだけでなく、保険内容によっても異なるので、どこの保険会社でどういった内容にするかを考えることがポイントとなります。

『ヴォクシー 自動車保険 30歳 無事故の場合』で検索したところ、以下10社の見積もり結果がでました。

見積もり条件は以下の通りで、車両保険のあり・なしでの金額結果も紹介しています。

見積もり条件
ヴォクシー ZRR80Wのモデル
ノンフリート20等級(無事故)
被保険者年齢35歳
保険会社 車両保険 あり 車両保険 なし
損保ジャパン 51,220円 28,650円
あいおいニッセイ同和損保 50,530円 30,150円
東京海上日動火災 47,270円 24,710円
ソニー損保 29,090円 13,590円
イーデザイン損保 25,320円 12,690円
三井ダイレクト損保 23,060円 8,830円
セゾン自動車火災 21,880円 10,110円
SBI損保 21,530円 9,900円
アクサ損害保険 20,950円 11,120円
チューリッヒ 20,410円 9,890円

(参考:トヨタ ヴォクシーの保険料(年間)最大10社の瞬間見積もり結果)

「車両保険」のあり・なしだけでも大きく変化がある保険会社もあります。ただ、車両保険は先述通り、自分の車両に対する補償をつけるためにも必ずつけておいたほうが良いものです。

この他、「対人賠償」や「弁護士特約」「ファミリーバイク特約」など、つける保険内容によって金額は変動します。自分にとって必要なものを選ぶことがおすすめです。

また、今まで乗っていた車からヴォクシーに乗り換えるタイミングであれば、保険を見直すこともおすすめします。もしかしたら不要な内容がついていて、金額が高くなっているかもしれません。

少しでも節約したいのであれば、必ず保険は定期的に見直しましょう。

抑える方法②:ガソリン代

ガソリン代を節約する方法を紹介します。

燃費性能が上がっているものの、ガソリンの値段は上がったり下がったりと変動が激しいので、日頃の運転やメンテナンスに気を付けることがポイントです。

節約する方法は以下の点が考えられます。

アイドリングや荒い運転(急発進・急加速・急ブレーキ)をしないことは、車を維持するうえで基本的に大切なことです。適度な車間距離で一定の速度を保つことも燃費が向上できます。

優しい運転を心がけると必然的にガソリン代の節約ができるので心がけましょう。また、定期的にメンテナンスをすることで燃費の悪化などを防ぐことも大切です。

例えば、タイヤの空気圧もガソリンを給油する時にチェックしておくと燃費が悪くなりにくい傾向があったり、定期的にオイル交換をしておくことで燃費が悪くなりにくい傾向があります。オイル交換を定期的に行うことで、エンジン内部の汚れなどによる破損やエンジンのパワーを損なわずに済みます。

仮にオイル交換があまり行われていないとエンジン内部の酷い破損に繋がり修理がかかる、もしくは、修理費が高いために乗り換える必要が出てくるかもしれません。

メンテナンスは定期的に行うようにしましょう。

そして、余計な荷物を乗せて走ることもおすすめできません。荷物分の荷重が車にかかっているので、燃費が悪くなってしまいます。

荷物の重量にもよりますが、不必要なものであれば載せたままにすることは避けましょう。その他、安いガソリンスタンドを利用してそもそものガソリン代自体を安く抑えることも大切です。

また、クレジットカードなどを使ってポイントを貯めたり、クレジットカードによる割引サービスを活用したりすることでお得にガソリンを入れられます。

抑える方法③:車検・メンテナンス代

定期的なメンテナンスは、車を長く乗り続けるために必要です。また、車検は必ず受けなくてはいけないものなので、避けては通れない出費と言えるでしょう。

まずメンテナンス代の節約方法を紹介します。

自分で車をいじれる人や車を趣味としている人は、安いショップやオークションなどで必要なパーツを安く入手し、修理や整備などを行えるかもしれません。

ですが、場合によって車検適用外のパーツをつけてしまったり、故障に繋がってしまったりする恐れが考えられます。

その際、余計な費用がかかってしまうかもしれないので、腕に自信がない人などは特に整備工場などで整備を依頼することがおすすめです。

車検代を節約する方法は、車検を受ける場所を検討することで抑えられる可能性があります。

車検を受けられる場所
ディーラー
整備工場(指定工場・認証工場)
ユーザー車検
カーショップ店

どこで車検を受けるかによって、車検費用が変わります。

車検の見積もりを一括で検討できるサイトなどもありますし、元々馴染みある整備工場などで車検を受ける場合は安く行ってくれる可能性があります。

また、ユーザー車検という方法を選んで受けに行くこともできます。ユーザー車検は、問題がなければ一度の車検で合格できれば安く抑えられる可能性があるものの、問題があれば再度受けなくてはいけないものです。

パーツなどの交換や修理・整備等があれば、プロの手が必要になる可能性もあるので、ユーザー車検は玄人向きといえるでしょう。

そのため、ディーラーで車検を受ける方が安心して今後も乗り続けられます。プロの整備士がしっかりと車を見てくれるだけでなく、何かヴォクシーに乗っていて不安な点があった場合に、相談もできます。

代車を無料で貸してくれたり、延長保証などを受けられたりとサービスも充実しています。最初から、見てもらう箇所を限定して依頼できれば、必要箇所のみの車検を行ってくれる場合もあり、多少車検費用が抑えられるかもしれません。

まとめ

ヴォクシーの維持費の年間費用は、約257,133円以上かかります。

こちらは、ガソリン代(平均した額)・税金・保険料(自賠責保険のみ)での算出です。ここに、車検代や任意保険の保険料が加算されます。

ガソリン代はタイミングによって異なるため、増減は考えられ、また、任意保険の会社や内容によっても金額に変動があるので一概にこの限りとは言えません。

ただ、最低の金額として、これくらいの予算はかかることを覚えておくと維持費をどう工面しようか考えやすくなるかと思います。

また、維持費の節約方法を活用することで、賢く維持費を抑えられるかもしれません。
デザイン性が高く乗り心地も素晴らしく、燃費性能も悪くないヴォクシーのご購入を検討してみてはいかがでしょうか。