C-HRはトヨタが販売しているコンパクトSUVです。トヨタにはいくつかのSUVモデルがありますが、その中でコンパクト車に位置付けられるのがC-HRになります。
コンパクトSUVは人気車種で、市場でも多くのコンパクトSUVが出回っています。そんな競争が激化した状況にあっても、C-HRの販売数は好調です。高い人気を維持し続け、評価も非常によくなっています。
そんなC-HRを購入して、キャンプや旅行に行きたいという方も多いのではないでしょうか。そこで気になるのがC-HRで車中泊ができるのかどうかです。
そこで本記事では、C-HRでできるのかどうかを解説していきます。できるとすればその方法、オプション、便利グッズなどについても解説していきます。
C-HRで車中泊をしてみたいという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
目次
C-HRとはどのような車?
C-HRのキャッチコピーは「トヨタの世界戦略SUV」です。そのキャッチコピーが表すようにC-HRは世界100か国で販売されています。
その人気の秘密として、まずエクステリアデザインが挙げられます。独特な外観で、大人が選ぶモダンで洗練されたイメージに仕上がっています。
インテリアは統一感のあるまとまりのいいデザインです。遊び心と上質さが融合し、楽しいドライビングができます。スポーティーなシートはホールド性が高く、上品に仕上げられています。
シームレスな加速と優れた燃費性能、スムーズな変速操作もC-HRの特徴です。ドライバーにとっての快適性を追求しています。
プリクラッシュセーフティー、パーキングサポートブレーキ、パノラミックビューモニターなども備え、安全装備も充実しています。衝突や事故を回避するので、安心して運転することができるでしょう。
また、C-HRはコンパクトSUVでありながらも、大容量の荷室空間に仕上げています。アクティブなライフシーンをサポートします。
C-HRで車中泊をするメリット
C-HRで車中泊ができるかどうかを見る前に、車中泊をするメリットを見ていきましょう。車中泊をすると以下のようなメリットがあります。
【車中泊のメリット】
- 宿泊コストが抑えられる
- アウトドアとして楽しめる
- 時間の融通が利きやすい
宿泊コストが抑えられる
車中泊をすれば、ホテルや旅館の予約をする必要がなくなります。ホテルや旅館に泊まれば、宿泊代がかかりますが、車中泊ならその費用は必要ありません。宿泊コストを大幅に抑えられるでしょう。
宿泊代を節約できた分はグルメに費やしてもいいですし、2日目以降に贅沢に高級ホテルに宿泊する分に回すことも可能です。車中泊でお金を節約することで、他のところにお金を回すことができ、旅行をより豪華なものにすることができるでしょう。
最近は、24時間トイレ、シャワーなどを完備した大型駐車場が備わった道の駅などがあり、車中泊がしやすい環境が整いつつある状況です。車中泊でもより楽しくリラックスしながら車中泊ができるでしょう。
アウトドアとして楽しめる
車中泊するということは、建物の中ではなく車の中で夜を越すことになります。簡単なアウトドアグッズを持っていけば、車の横で料理やレジャーを楽しむことも可能です。キャンプ気分を味わいながら、宿泊をすることができます。
カセットコンロなどがあれば、コーヒーを淹れたり、カップラーメンを食べたりもできます。よく遊んで、疲れたら車に直行して、そのまま車の中で気持ちよく眠ることができるでしょう。
時間の融通が利きやすい
車中泊のメリットとして、時間の融通が利きやすいことも挙げることができます。車中泊をするのであればホテルや旅館に泊まるのとは違い、チェックインやチェックアウトの時間を気にする必要もありません。食事の時間も自由です。
そのため、旅行プランも好きなように変更ができ、ちょっと立ち寄ってみたい場所ができたときも気軽に立ち寄れます。
快適な車中泊をする条件
車中泊には宿泊施設での宿泊にはない楽しみもあり、より旅行やキャンプをする際の面白みを感じられるようになります。
ただ、そのように車中泊するためにはいくつかの条件があります。車中泊を快適にできる条件は以下の通りです。
【車中泊を快適にできる条件】
- 身体を伸ばしやすい
- 平らなところで寝られる
- 目隠しできる
狭い車の中で車中泊をする場合、体を曲げながら睡眠をとるとなると、非常に窮屈な感じで不快でもあります。
また、窮屈な姿勢で寝ると腰や背中も痛くなるでしょう。このように窮屈な姿勢で寝るとなると車中泊を楽しめないどころか、健康を害してしまうこともあります。
車中泊を快適にする条件は、身体を伸ばしやすいことです。自然な姿勢で寝ることができると体の疲れが回復するでしょう。
さらに快適に車中泊を過ごすためには、平らなところで寝られるというのも重要です。凹凸がある場所では、リラックスして寝られません。フロントシートの背中部分を倒して後部座敷をフラットにし、全体がフラットになれば気持ちよく寝られるでしょう。
車中泊をしているときに外からの視線が気になることもあるでしょう。車の外から車の中が見えてしまうと、安心して寝ることができません。
それゆえに、車中泊をする際は外からの目線を遮ることが必要です。サンシェードやカーテンなども付けてプライバシーを守るようにしましょう。
C-HRで車中泊はできるのか?
C-HRはコンパクトSUVなので、普通のSUVほど室内空間が広いとは言えません。普段乗る場合には全く問題はありませんが、車中泊に使う場合はどうなのでしょうか。
結論から述べると、十分C-HRで車中泊を楽しむことができます。コンパクトSUVといっても、横になるためのスペースはしっかり確保できるので、車中泊をするうえで支障はありません。
その理由を以下で説明しましょう。
C-HRで車中泊ができる理由①室内サイズが広い
まずは、C-HRの室内サイズを確認しておきましょう。
項目 | サイズ |
室内長 | 1,800mm |
室内幅 | 1,455mm |
室内高 | 1,210mm |
シート座面から天井までの高さ | 925~930mm |
シート座面幅(フロントシート | 500mm |
シート座面幅(リヤシート) | 1,285mm |
シート座面奥行き(フロントシート) | 485~490mm |
シート座面奥行き(リヤシート) | 495~540mm |
車中泊ができるかどうかは、フロントシート後方のスペースがどのくらいの広さになっているかによります。十分なスペースが確保できれば、体を伸ばしながらゆったり休めるでしょう。
この観点から見ると、C-HRでは十分車中泊をすることができます。座面から天井までの高さは少し低いですが、リヤシートを倒せば大人でもゆとりをもって体を伸ばしながら寝ることができます。
C-HRで車中泊ができる理由②フルフラットになる
C-HRのセカンドシートは折りたたんでの収納が可能です。セカンドシートを収納するとフルフラットになります。
フルフラットにする操作も簡単で、レバー操作でワンタッチで完了です。ヘッドレストを外す必要もなく、そのままの状態でフルフラットになるので、非常に簡単です。
C-HRのフルフラットは、その名の通りシートがほぼ平坦になります。凹凸や傾斜がほとんどないので、車中泊にピッタリの寝床ができ上がります。
また、セカンドシートは6:4分割方式になっていて、セカンドシートを分割することができます。片側は車中泊用、片側は荷物収納用という使い方もできます。
セカンドシートをフラットにしても前後のスペースが足りない場合があるかもしれません。そのようなときは、フロントシートを前側にスライドするとスペースが少し広くなります。
フロントシートを前側にスライドした時の長さは185cmになるので、平均的な身長の大人であればゆったり寝ることができます。
ただ、フロントシートを前側にスライドした時はフロントシートとセカンドシートの間に大きめの隙間ができてしまうので、注意が必要です。この隙間はクーラーボックスと枕やクッションなどを組み合わせて埋めるなどすようにしましょう。
ガソリン車でもハイブリッド車でも同様にC-HRのシートアレンジをすることができます。同じような車中泊空間を作り出すことができます。
ただし、C-HRはフロントシートを完全に倒して後部座席とつなげるフルフラットモードがありません。そのため、フロントシートを前側にスライドして、隙間はクーラーボックスと枕やクッションなどを組み合わせて埋めるなどして対処しましょう。
C-HRで車中泊ができる理由③何とか2人で寝られるスペース
C-HRで車中泊ができる理由を見てみましたが、幅は110〜120cmくらいです。このくらいの幅だと、セミダブルベッドくらいの大きさになります。これは、大人が何とか2人くらい寝られるくらいの幅です。
C-HRはコンパクトSUVということもあるので、余裕をもって楽しみながら2人で寝ることはできませんが、寝ることだけが目的なら十分使えるサイズ感といえるでしょう。
車中泊にあると嬉しい!C-HRのオプション
以上のような理由でC-HRで車中泊ができるということができます。車中泊をさらに快適に楽しくしてくれるものがあれば、より充実した時間を過ごせるようになります。そこで、車中泊をさらに楽しいものにするC-HRのオプションを紹介していきます。
オプションにはメーカーオプションとディーラーオプションがあります。メーカーオプションは、新車のオーダー時に一緒に注文をしておくもので、注文後トヨタの工場で装備します。つまり、納車されたときにはすでに装備されているのです。
ただし、特注という形でトヨタの工場で装備するので、一度メーカーオプションを注文すると、契約後のキャンセルや追加は非常に難しいです。
一方、ディーラーオプションは納車時とともに納車後にも取り付けられるのが特徴です。オプションの種類も多く、価格もリーズナブルになっています。
C-HRにもメーカーオプション、ディーラーオプションのいずれも装着できますが、その中から車中泊に役立つものを選んでいきます。以下が車中泊をするのに役に立つオプションです。
- サイドバイザー
- IR(赤外線)カットフィルム
- ごみ箱
- プラズマクラスター搭載LEDルームランプ
ここからは、それぞれのオプションについて詳しく解説します。
車中泊をするのに役に立つオプション①サイドバイザー
サイドバイザーとは、サイドウィンドウの上部に取りつける樹脂製のカバーのことです。使用目的は、車の中の空気の換気です。雨が降っていて窓を少し開ける場合、サイドバイザーがあれば、雨の吹き込みを防ぐことができます。
また、車内で食事をしたり、飲み物を飲んだりした時の換気にも役立つのがサイドバイザーです。ニオイのこもりを防止し、空気をきれいにします。
車内でタバコを吸う方がいる場合は、タバコを吸わないという方は煙やニオイが気になってしまうのではないでしょうか。そんなときも、サイドバイザーを使いながら換気をすれば、空気のリフレッシュができます。
以下がサイドバイザーのメリットです。
【サイドバイザーのメリット】
- 窓を少し開けて入ってくる風が柔らかい
- タバコを吸うときに、風が当たらず危険が少ない
- タバコのニオイを排出できる
- 夏は虫が入りにくくなる
- 雨の日に換気がしやすい
- 雨の日にガラスが曇らない
車中泊をしようという場合、車内に嫌なニオイが残っていると不快ですから、サイドバイザーを上手に活用しましょう。
C-HRのサイドバイザーはディーラーオプションになります。
車中泊をするのに役に立つオプション②IR(赤外線)カットフィルム
IR(赤外線)カットフィルムは、太陽光に含まれるIR(赤外線)をカットし、肌のジリジリ感や熱さを防ぎます。夏場の炎天下でも肌が守られるだけではなく、断熱効果も高く、温度上昇も緩和します。
車内の冷暖房効率アップ効果も期待できます。というのも、IR(赤外線)カットフィルムは車外の熱や冷えを伝えにくくし、車内の熱や涼しさを逃さないためです。
IR(赤外線)カットフィルムはリヤサイドとバックガラスに取り付けられます。
トヨタのオプションのIR(赤外線)カットフィルムは紫外線もカットします。
紫外線は肌を刺激してシミや皮膚の老化を起こしたり、車内シートなどの劣化・変色を起こす原因になりかねません。IR(赤外線)カットフィルムの紫外線カット率は99%です。ちなみに、赤外線カット率は、クリアタイプで74%、スモークタイプで53%となっています。
C-HRで車中泊をするのであればスモークタイプのIR(赤外線)カットフィルムがおすすめです。というのも昼間の暑さを緩和するだけではなく、車外から覗かれにくくなり、プライバシーが保護されるからです。
車外から車内をみることはできませんが、車内からは車外がクリアに見えます。
車中泊をするのに役に立つオプション③ごみ箱
車の中で車中泊をするとなると、ごみが発生しやすくなります。そのごみをどこに捨てたらいいか、意外に困る場面も出てくるでしょう。車に小さな片付けボックスがついている場合もありますが、できればごみはごみ専用のBOXに入れたいところです。
C-HRにはメーカーオプションとして、サイドBOXゴミ箱が用意されています。運転席と助手席用ですが、フロントドアポケットにスッキリ収まるサイズです。
ごみを捨てる際は、ふたの開け閉めが不要で、開口部のラバーからポイっと捨てるだけになります。ごみの収納量は大きくありませんが、車中泊でちょっとしたごみが出たときは便利です。
サイドBOXゴミ箱の値段は、2,035円(税込)です。
車中泊をするのに役に立つオプション④プラズマクラスター搭載LEDルームランプ
プラズマクラスター搭載LEDルームランプはメーカーオプションです。LEDルームランプで明るさが2倍になるだけでなく、カビ菌や浮遊菌、浮遊ウイルスの分解・除去効果があります。
実験によると、浮遊ウイルスは66分間で99.0%除去でき、浮遊菌は14分間で99.0%除去できたそうです。このオプションを装備することで、室内が清潔な環境になり、車中泊環境も爽やかになるでしょう。
また、ウイルスだけでなくタバコやペット、部屋干しのニオイも脱臭します。付着臭を分解・除去し、気にならないレベルになるでしょう。タバコを吸う方、ペットと一緒にC-HRで車中泊をする方などにはありがたい機能です。
さらに、高濃度プラズマクラスターイオンは肌に艶を与えます。
プラズマクラスター搭載LEDルームランプの特徴を見ると、空気清浄機に似ている部分もありますが、両者には明確な違いがあります。
空気清浄機は空気中のほこりを吸い取りますが、プラズマクラスター搭載LEDルームランプはプラズマクラスターが車室内に飛び出して、除菌・脱臭をします。
C-HR出の車中泊を快適なものにしたい場合には、取り付けたいオプションですが、価格は19,140円(税込)になっています。プラズマクラスター搭載LEDルームランプを導入してきれいな空気で車中泊をしましょう。
車中泊する場合の便利グッズ5選
C-HRのオプション以外にも、車中泊に役立つ便利グッズがいろいろあります。その種類は豊富で、どれを選んだらいいか迷うという方も多いのではないでしょうか。そこで、代表的なグッズを厳選してご紹介していきます。
車中泊に役立つ便利グッズは以下です。
【代表的な車中泊グッズ】
- マット
- カーテン
- 寝袋(シュラフ)、布団
- ポータブル電源
- 一酸化炭素チェッカー
マットは気持ちよく寝るための必需品になります。カーテンは車外からの視線を遮るのに便利です。寝袋や布団は暖かくソフトな環境で寝るのに必要です。
ポータブル電源は様々な電化製品を充電するのに使えます。一酸化炭素チェッカーは車中泊時の一酸化炭素中毒を防ぐためのものです。
ここからは、それぞれのグッズについて詳しく説明していきます。
①マット
C-HRの場合、フラットにすると基本的に凹凸がなくなり平らになります。しかし、それでもシートの硬さやわずかな歪みは気になってしまうという方もいるかもしれません。座っている分には大丈夫でも、シートで寝るとなると快適な環境が必要です。
そこで準備しておきたいのが車中泊用のマットになります。マットを利用することで、平らになったC-HRのシートが、クッション効果により体が痛くなくなります。これにより、リラックスできて疲れも取りやすくなり、翌日の寝覚めがスッキリするでしょう。
車中泊用のマット選びのポイントをチェックしていきましょう。
【車中泊用のマット選びのポイント】
- サイズ
- 厚み
- 収納性
ここからは、詳しく見ていきましょう。
車中泊用のマット選びのポイント①サイズ
車中泊用のマット選びでは、サイズが室内空間に合うものにしましょう。マットは、大きすぎず小さすぎずの適当なサイズでないと車内への収まりも悪くなり、快適な就寝もできません。
C-HRの場合、コンパクトSUVということもあり、あまり大きなマットは入りません。フルフラットにした時のサイズは185×110〜120cmくらいなので、このサイズに合うマットを選んでください。
車中泊用のマット選びのポイント②厚み
厚みは10〜15cmくらいがおすすめです。あまり薄いタイプだと、底付き感が出て快適に睡眠をとることができません。車中泊ではベッドで寝るような贅沢な感覚は味わえませんが、厚みがあるマットを利用することで、リラックスして寝ることができるでしょう。
車中泊用のマット選びのポイント③収納性
車で使用するマットは収納しやすいものを選びたいところです。車中泊をする際には特に収納場所にも限りがあるので、あまりかさばるものを選ばないようにしましょう。
収納しやすいマットの例を挙げると、折りたたみタイプやエアで膨らませるタイプなどを挙げることができます。
②カーテン
車中泊をしている最中に外から覗きこまれるのは嫌なものです。意識的に覗いていなくても、ちょっと見られるだけでも気になります。
そこで外部からの視線を遮るカーテンを利用すれば外部からの視線も気にならなくなります。カーテンを引いて、中が見えなくなるようにすれば、安心して寝ることができます。
外部からの目線を遮るのに特におすすめなのが遮光カーテンです。普通のカーテンだと中が透けて見える場合もあるので、厚手の遮光カーテンで視線をしっかり遮りましょう。遮光カーテンであれば光を通しにくいので、昼間でもゆっくり休むことができます。
遮光カーテンのメリットとして、外部からの視線を遮ること以外にも冷暖房効率のアップを見込むことができます。遮光カーテンを利用すれば、外の温度が車内に入り込まずに、中の温度も逃しません。夏や冬に車中泊する場合は、遮光カーテンの効果を実感できます。
③寝袋(シュラフ)、布団
寒い時に車中泊をする場合は、室内も冷え込むものです。熱いイメージのある夏でも冷え込むこともあります。
そんなときには暖房のほかにも工夫が必要です。寒さ対策として寝袋(シュラフ)を利用しましょう。寝袋ひとつあるだけで、睡眠をとる際の寒さ対策になります。
寝袋の素材にはダウンや化学繊維などがあり、素材によって使用感が少し異なります。化学繊維は価格が手ごろで、洗濯も可能です。ダウンは軽くて暖かく、収納もしやすいです。
寝袋を使わずに布団や毛布を車内に持ち込むこともできますが、収納で困るのと使いにくいので、あまり車内向けではありません。
④ポータブル電源
ポータブル電源があれば、車内で以下のような様々な家電を利用できるようになります。
- 電気ストーブ
- 電気毛布
- 扇風機
- サーキュレーター
- 小型冷蔵庫
- パソコン
- スマホ
様々な家電が利用できるようになるので車中泊を楽しく行うには必需品といってもいいグッズです。
ポータブル電源の充電方法として、コンセントから充電する方法を思い浮かべるのではないでしょうか。車中泊で使用するのなら、シガーソケットや別売りのソーラーパネルに対応しているものもおすすめです。急速充電タイプなら、早く充電ができます。
ポータブル電源は災害時にも活躍するグッズです。車中泊用としてはもちろん、いざとなったときに頼れる存在です。
⑤一酸化炭素チェッカー
寒冷地で車中泊をする際に、注意しないといけないことのひとつが一酸化炭素中毒死です。
アイドリング状態にしたままで排気口が雪で覆われると、一酸化炭素が逆流し、一酸化炭素が車内に充満することもあります。また、冬場は燃焼系の暖房器具の使用で一酸化炭素がたまりやすいです。
一酸化炭素が車内に充満すると、死に至る危険もあります。一酸化炭素は無臭無色になるので、車内に充満しても気づかないことがほとんどです。自分に危険が迫っているのかわからず、そのまま眠くなって寝てしまうこともあるかもしれません。
そのように恐ろしい一酸化炭素が車内に増えてきた時に警告音で知らせるのが一酸化炭素チェッカーです。かなり大きな警告音が出るので、一酸化炭素中毒死する前に気づくことができます。
寒冷地で車中泊をする場合は、ぜひとも準備しておきたいグッズです。
まとめ
本記事では、C-HRで車中泊ができるのかということを解説しました。C-HRはコンパクトSUVですが、工夫をすれば車中泊ができます。2人で車中泊をすることもできるので、旅行やキャンプなどでは十分役に立つでしょう。
また、車中泊をする際には以下のオプションを装備しておくと車の中で寝やすくなるでしょう。
- サイドバイザー
- IR(赤外線)カットフィルム
- ごみ箱
- プラズマクラスター搭載LEDルームランプ
さらに、以下のようなものを用意しておくと車中泊も快適になります。
- マット
- カーテン
- 寝袋(シュラフ)、布団
- ポータブル電源
- 一酸化炭素チェッカー
C-HRを利用して車中泊をしようと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
また、車の大きさは実際に見てみないと分からないものです。本記事を見て「C-HRを利用して車中泊をしてみたい」と思った方は、ぜひ近くの横浜トヨペットで実物のC-HRを見てみてください。