トヨタのC-HRは、低燃費で人気のコンパクトSUV車です。燃費がいいだけでなく、優れた走行性能をもっています。もちろん安全機能も搭載されているため、安心して街中を走らせる事ができるでしょう。

「おしゃれな車がいい」「コンパクトで小回りが利く車が欲しい」のようなときに、C-HRは候補のひとつとして検討されることが多い車です。力強さとスタイリッシュさを併せ持つ個性的なデザインが人気で、街中でもよく見かけます。

さらに、C-HRはグレード設定はシンプルでわかりやすく、ハイブリッド車とガソリン車それぞれが用意されています。

グレード設定がシンプルで分かりやすいといっても「自分にはどの様なグレードがあっているのか分からない」という方や「そもそもC-HRにはどのようなグレードがあるの」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事ではC-HRのグレードに関して解説していきます。C-HRにどのようなグレードがあるのかが分からない方や、自分に合うグレードが分からないという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

C-HRとはどのような車?

C-HRは、居住性や後部座席の乗り心地よりもデザインや走行性能を優先した車です。そのため、トヨタのコンパクトSUV車の中でも特に個性的なデザインで、多くの方から人気を博しています。

スタイリッシュなので街中を走るのに向いているデザインですが、同時に力強さも持ち合わせているためアウトドアにもおすすめです。

走行性能が高いために悪路でも十分な走りをするので、さまざまな場面で活躍してくれるでしょう。

C-HRのグレード別の特徴

C-HRのグレードは、以下の6種類に加えて、特別仕様車があります。グレードがシンプルでわかりやすいのがC-HRの特徴です。

グレード 排気量 シフト 駆動方式 燃費 価格
S GRスポーツ 1,797cc CVT FF 25km/L 3,145,000円
G 1,797cc CVT FF 25.8km/L 3,045,000円
S 1,797cc CVT FF 25.8km/L 2,745,000円
S-T GRスポーツ 1,196cc CVT・6MT FF・フルタイム4WD 15.4km/L~14.3km/L 3,013,000円~2,782,000円
G-T 1,196cc CVT・6MT FF・フルタイム4WD 15.4km/L~14.3km/L 2,913,000円~2,682,000円
S-T 1,196cc CVT・6MT FF・フルタイム4WD 15.4km/L~14.3km/L 2,613,000円~2,382,000円
G モード ネロ セーフティプラスⅡ 1,797cc CVT FF 25.8km/L 3,045,000円
G-T モード ネロ セーフティプラスⅡ 1,196cc CVT FF・フルタイム4WD 14.9km/L~14.3km/L 2,913,000円~2,715,000円

C-HRのグレードは一見すると多いようにも見えます。しかし、基本的にはベースグレードの「S」と上位グレードの「G」、後はスポーツ仕様車と特別仕様車となっています。

それぞれハイブリッド車・ガソリンターボ車が用意されているため、グレードが多く見えるだけです。また、グレードだけでなく2WDか4WDかの駆動方式によっても価格や排気量などが異なります。

C-HRの場合はグレードが少なく、大きく分けて3種類のグレードになっています。ここからは、C-HRのグレード別の細かい特徴を詳しくみていきましょう。

エントリーモデルは「S-T」

C-HRのエントリーモデルは、S-Tの2WDです。ガソリン車であり、価格は2,382,000円となっています。全長×全幅×全高やホイールベース、室内長×室内幅×室内高など大きさはほかのグレードと変わりありません。

しかし、車両重量が1,390kgと軽いのが特徴です。トランスミッションは6速マニュアルであり、WLTCモード燃費は15.4km/Lです。カタログ燃費は以下の通りとなっています。

市街地モード 12.2km/L
郊外モード 15.6km/L
高速道路モード 17.2km/L

エアコンはフルオートであり、室内の温度調整が簡単にできるので、夏や冬であっても快適にドライブを楽しむ事ができるでしょう。アルミホイールは17インチ標準であり、UVカットガラスやプライバシーガラスが標準装備されています。

また、安全装備に関してもトヨタの予防安全パッケージを搭載しているだけでなく、ステアリング協調車両安定性制御システムも標準装備しています。価格が安く、安全性能も考えられているので、初心者にもおすすめのモデルといえるでしょう。

標準仕様な「S」・「S-T」

グレード 全長×全幅×全高 アルミホイール トレッド前/後 室内長×室内幅×室内高
S・S-T 4,385×1,795×1,550mm 17インチ 1,550/1,550mm 1,800×1,455×1,210mm

C-HRの標準モデルは、SとS-Tです。こちらの2つの違いは、ハイブリッド車かガソリン車かになります。Sには、1.8L直列4気筒DOHCハイブリッドシステムを搭載していて、燃費も25.8km/Lとかなりいいといえるでしょう。

エンジンからもわかるようにSはハイブリッド車で、インテリアカラーはブラックで統一されています。シートにはファブリック素材が使われていて、インパネ・インパネレジスター・センターコンソールの加飾部などもすべて黒で統一されています。

そのため、シンプルでスタイリッシュな内装といえるでしょう。予防安全装備「Toyota Safety Sense」が標準搭載されているほか、さまざまな装備がされているにも関わらず、購入しやすい金額が設定されているのもこのグレードの大きな特徴です。

エアコンはフルオートで、エコ空調モードスイッチも搭載されているため、快適な温度でドライブを楽しむことができるでしょう。

ヘッドライトには、マニュアルレベリング機能付のプロジェクター式ハロゲンヘッドランプとLEDクリアランスランプが組み合わされています。

オプションでライト類がLEDに変更できる「LEDパッケージ」があるのも、魅力といえるでしょう。ドアミラーには標準補助確認装置とヒーターが付属しています。

防眩インナーミラーも装備されているなどミラー関係は標準グレードにしてはかなり良い装備が付けられました。

Sがハイブリッド車である一方、S-Tはガソリンターボ車であり、1.2L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボが搭載されています。

燃費は15.4km/L〜14.3km/L程度であり、4WDや2WDなどによって多少の違いがあるので、選ぶときにはその辺りも考慮するようにしましょう。基本的な装備などは「S」と同じであり、S-Tもインテリアはブラックで統一されています。シンプルな内装も、人気の理由の一つです。

上級グレードで装備が充実している「G」・「G-T」

グレード 全長×全幅×全高 アルミホイール トレッド前/後 室内長×室内幅×室内高
G・G-T 4,385×1,795×1,550mm 18インチ 1,540/1,540mm 1,800×1,455×1,210mm

グレード「S」・「S-T」と同じで、「G」・「G-T」もグレードGがハイブリッド車、グレードG-Tがガソリン車となっています。

上級グレードなだけあって、装備の充実度がエントリーモデルと比べて確実に上がっています。インテリアにはリコリスブラウンが使われていて、シンプルだったS・S-Tとは違い、上品な空間に仕上がっているのが特徴だといえるでしょう。

シートはコンビシートになっていて、ブラックの上級ファブリックとブラウンの本革が使用されています。シートにはキルティング加工などがうまく使われていて、上品さを演出しています。

またオプションになるものの、シートの本革はブラックを選ぶこともできるので、好みに合わせて色を選択してみてください。

インパネのカラーにもリコリスブラウンが使われていて、中央部分の加飾部には上品な色合いのピアノブラックが使われています。そのため、落ち着いた雰囲気の中にも高級感が漂っていることを感じ取ることができるでしょう。

本革巻きステアリングが標準装備されているのも、高級感を演出するのに寄与しています。

また、運転席・助手席のみではありますが、シートがヒートシーターになっています。冬でも腰を冷やすことがなく、長距離のドライブも、気になりません。シートの熱さは3段階での調節が可能なので、自分好みの熱さに調節しましょう。

また、エアコンがフルオートなのは「S」・「S-T」と変わりありませんが、「G」・「G-T」にはナノイーが装備されています。そのため、エアコンを作動させるだけで肌に良い成分が同時に噴出されます。

アルミホイールは18インチでサイズが大きくなっただけでなく、グレードに合うようにデザインも変わっています。もちろんUVカットガラスやプライバシーガラスなども標準装備となっているので、強い日差しから肌を守ってくれるでしょう。

安全にドライブを楽しむために、トヨタの予防安全パッケージ以外にも、さまざまな安全装備が標準装備になっています。ヘッドライトは、オートレベリング機能付きのLEDヘッドランプが追加されているので、夜間の走行も明るくなり、おすすめです。

スポーティーな「S GRスポーツ」・「S-T GRスポーツ」

グレード 全長×全幅×全高 アルミホイール トレッド前/後 室内長×室内幅×室内高
S GRスポーツ・S-T GRスポーツ 4,390×1,795×1,550mm 19インチ 1,540/1,540mm 1,800×1,455×1,210mm

「S GRスポーツ・S-T GRスポーツ」は、TOYOTA GAZOO Racingがスポーツのノウハウをもとにして作り上げられた、スポーツを楽しむためのグレードです。

アルミホイールが19インチと大きく、安定感のある走りを実現できます。排気量は1,196ccで、過給機は IC付きターボとなっています。

サスペンションやエクステリアには、S GRスポーツ・S-T GRスポーツ専用のチューニングが行われているのも特徴だといえるでしょう。トランスミッションは、「7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付」です。燃費に関しては以下の通りです。

型式 JC08モード燃費 WLTCモード燃費 市街地モード 郊外モード 高速道路モード
6AA-ZYX11 29.0km/L 25km/L 24.1km/L 27.6km/L 23.9km/L
3BA-NGX10 ‐‐‐km/L 14.9km/L 11.1km/L 15.6km/L 16.9km/L
3BA-NGX10 ‐‐‐km/L 15.4km/L 12.2km/L 15.6km/L 17.2km/L
3BA-NGX50 ‐‐‐km/L 14.3km/L 10.8km/L 15km/L 16km/L

スポーツタイプは、ハイブリッド車が1種類、ガソリン車が3種類用意されています。ガソリン車は2WDや4WDなどで燃費が異なります。車は燃費だけで選ぶものではありませんが、選考材料のひとつになるので、参考にしてみてください。

また、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」や「プリクラッシュセーフティ」、「緊急時操舵支援機能」「ステアリング協調車両安定性制御システム」なども標準搭載しているため、安心安全なドライブを楽しむ事ができるでしょう。

UVカットガラスも装備されているので、真夏の日差しがきつい時期でも安心してドライブすることが可能です。もちろん、ガラスはプライバシーガラスにもなっています。

特別仕様車のハイブリッド車「G モード ネロ セーフティプラスⅡ」

特別仕様車のハイブリッド車は、安全性能に優れています。トヨタの予防安全パッケージだけでなく、「バックガイドモニター」や「レーントレーシングアシスト」、「ロードサインアシスト」なども装備されています。電動ランバーサポートがあるのも、安心です。

トランスミッションは電気式無段変速機なので、運転しやすいです。燃費はほかのグレードと比べても一目でわかるほど低燃費です。以下の表はカタログ燃費ではありますが、エコな運転を心がけることでより実燃費をカタログ燃費に近づけることができます。

そんな特別仕様車ハイブリッド車の燃費は以下の通りです。IC付きターボがついているので、さまざまな道を走行しやすい車だということができます。

排気量 JC08モード燃費 WLTCモード燃費 市街地モード 郊外モード 高速道路モード
ハイブリッド車 1797cc 30.4km/L 25.8km/L 24.7km/L 28.6km/L ‐‐‐km/L
ガソリン車 1196cc ‐‐‐km/L 11.1km/L 15.6km/L 15.6km/L 16.9km/L

特別仕様車のガソリン車「G-T モード ネロ セーフティプラスⅡ」

特別仕様車のガソリン車「G-T モード ネロ セーフティプラスⅡ」は、ハイブリッド車の特別仕様車とほぼ変わりありません。違うのはエンジンくらいになります。G-T モード ネロ セーフティプラスⅡには1.8L 直列4気筒DOHCハイブリッドシステムが搭載されています。

予防安全パッケージで、乗客の安全を確保しています。トヨタはどの車でも安全性能が充実しているため、安心して運転することができます。

C-HRの各グレードはどのような方がおすすめ?

ここまで、各グレードにどのような特徴があるのかを説明してきました。そこで、どのような特徴があるのかを確認できたので、それぞれのグレードごとに、どのような方がおすすめなのかを見ていきましょう。

ここからは、各グレードがどのような方におすすめなのかを紹介するので、自分に当てはまるものを探してみてください。

「S」・「S-T」がおすすめな方

「S」・「S-T」がおすすめな方は、以下の通りです。

  • できるだけ価格が安い方がいい
  • 装備はほどほどでいい
  • シンプルな車が好き

まず、「S」・「S-T」がおすすめなのは、できるだけ価格が安い方がいいという方です。標準的なグレードであるといっても、装備や予防安全パッケージなども充実しているため、不便はありません。

むしろ標準グレードにしては、装備は充実しているといってもいいでしょう。

ハイブリッドかガソリン車かも選ぶことができるので、予算や普段どれだけ車に乗るかを考えて検討してみてください。また、なくて困る機能はオプションで付けることも可能なので、表装備で足りないものはオプションで補うようにしましょう。

価格だけで考えるのであれば、標準グレードは価格をできる限り安く抑えたいという方にはおすすめのグレードといえます。その他、シンプルな内装が好みで「色には統一感が欲しい」という方にもおすすめすることができます。

「G」・「G-T」がおすすめな方

「G」・「G-T」がおすすめな方は、以下の通りです。

  • 高級なインテリアを求めている方
  • 多くの装備を標準装備として付けておきたい方

車に高級感を求めているのであれば、「G」・「G-T」がおすすめです。特に「G」・「G-T」は、インテリアが標準装備のものと異なり、高級感ある色合いになっています。

もちろん色だけでなく、ステアリングやシフトレバーも、上級グレードになるとファブリックではなく本革巻きです。

そのため、インテリアに高級感を求める方には、標準グレードよりも上級グレードである「G」・「G-T」がおすすめです。その他にも、オプションであれこれつけるのがめんどくさいが、シンプルすぎるのは嫌だという方にもおすすめです。

価格が安くてもオプションを利用してあれこれ装備を付けることを考えると、逆に高額になってしまう可能性があります。

そのため、特別な装備が必要ではないが、装備を充実したものにしたいという方には「G」・「G-T」がおすすめです。なぜなら、「G・G-T」であれば必要な装備はすでについているので、あえてオプションを購入する必要がないからです。

「S GRスポーツ」・「S-T GRスポーツ」がおすすめな方

「S GRスポーツ」・「S-T GRスポーツ」がおすすめな方は以下の通りです。

  • 山道などをよく通る
  • 悪路を通ることが多い
  • 純粋にモータースポーツが好き

山道や悪路であっても、安定した走りができるのがC-HRの特徴です。その中でもグレード「S GRスポーツ」・「S-T GRスポーツ」は走行性が良く、パワーもあるため、ほかのグレードよりも山道や悪路を走りやすいといえるでしょう。

そのため、山道や悪路を通ることが多いという方にはおすすめできます。

もちろん、スポーツ用の車のノウハウを利用して作られたグレードであるため、純粋にモータースポーツが好きという方にもおすすめです。車を思い切り走らせたい、競争を楽しみたいという方であれば、ぜひS GRスポーツ・S-T GRスポーツを試してみてください。

特別仕様車がおすすめな方

特別仕様車がおすすめな方は、以下の通りです。

  • 特別感が欲しい方
  • 燃費が良い車がいい方

C-HRの特別仕様車がおすすめな方は、特別感が欲しいという方です。もちろん素材は上質で、室内も雰囲気が良く高級感があるため、特に上質なインテリアを望んでいるのであればおすすめです。

居住性も他のグレードよりもよくなっているので、長距離のドライブも楽しめるでしょう。

特に楽しく車を飛ばしたい、という方にはおすすめできるグレードです。価格も特別に高額というわけではないため、購入しやすいです。

また、ほかのどのグレードの車よりも燃費がいいのが、特別仕様車の特徴になります。同じハイブリッド車であっても、圧倒的に特別仕様車の方が燃費が良くなっています。そのため、燃費がいい車にしたいという方は、特別仕様車がおすすめです。

まとめ

本記事では、C-HRについて、グレードごとに詳しく紹介してきました。

C-HRはグレードが少ないですが、その分それぞれグレードの違いが際立っています。グレードが少ない分選びやすく、自分に合った車を選択することができるでしょう。各グレードがおすすめな方は以下の通りです。

【「S」・「S-T」がおすすめな方】

  • できるだけ価格が安い方がいい
  • 装備はほどほどでいい
  • シンプルな車が好き

【「G」・「G-T」がおすすめな方】

  • 高級なインテリアを求めている方
  • 多くの装備を標準装備として付けておきたい方

【「S GRスポーツ」・「S-T GRスポーツ」がおすすめな方】

  • 山道などをよく通る
  • 悪路を通ることが多い
  • 純粋にモータースポーツが好き

【特別仕様車がおすすめな方】

  • 特別感が欲しい方
  • 燃費が良い車がいい方

C-HRは、コンパクトSUV車であるために走行性が安定していて、走りやすいのが特徴の車です。居住性はそこまでよくありませんが、その分スカッと走りたいという人には向いています。

特に特別仕様車は低燃費であり、静粛性もあるためぜひ検討してみてください。価格帯も購入しやすいものになっているため、デザインが気に入った、一目ぼれしたという方には特におすすめです。

車は、実際に乗ってみないとどのようなものであるのかつかむことができません。それゆえに、本記事を参考にして自分に合ったC-HRに近くの横浜トヨペットで試乗してみてください。