GRヤリス

トヨタ自動車が手がける本格的スポーツカー「GRヤリス」。
レースに勝つためのデザインと性能を持ちながら、普段使いにも申し分ない走りは、多くのトヨタファンを魅了しています。

スポーツカーモデルとはいえ、普段使いのクルマとして購入されることも多いGRヤリス。
となれば、燃費は気になるところです。

そこで今回は、GRヤリスの燃費について徹底解説!
グレードごとの違いや燃費を良くする方法までご紹介します。

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目次

GRヤリスの特徴やグレードから確認

GRヤリスは、トヨタ自動車が最新の技術を詰め込んで作った本格的スポーツカー

その名前から、ベース車両はヤリスかと思いきや、実はまったくの別物です。
GRヤリスは、街乗りをメインに開発されたヤリスとは対極の位置にある、世界最高峰のラリー選手権であるWRCに勝つためのクルマとして開発されました。

これまで、トヨタ自動車では市販の乗用車をスポーツカーに造り変える方法をとってきましたが、GRヤリスは逆。
スポーツカーを街乗りできる市販車に仕立てたのがGRヤリスなのです。

GRヤリスを生産する専用工場「GRファクトリー」まで建設されており、いかにトヨタ自動車がGRヤリスに力を注いでいるかがわかるでしょう。

 

GRヤリスのエクステリア

GRヤリスの外観はシンプルな流線形が特徴ですが、走行性能には1.6リッターターボエンジンを搭載するなど、その外観からは想像できないアグレッシブな走りを展開。

スポーツカーならではのスポーティーなフロントマスクは、躍動感を感じさせるデザイン。
コンパクトサイズながらワイルドさを感じさせる、大胆なエクステリアになっています。

空気の抵抗を受けにくいデザインにするため、3ドアルーフは低く設定。
ワイド&ローはスポーティーなデザインを際立たせるだけでなく、高いスタビリティとコントロールを発揮します。

 

GRヤリスのインテリア

インテリアは、ステアリングを握ったときに最適な運転姿勢になるようグリップ形状が工夫されています。
本革巻き3本スポークステアリングホイールは指先まで馴染み、フィット感を高めます。

シートは全グレードでホールド性を重視
コーナリングでかかる強い横Gから身体をしっかりサポートするスポーツシートは、身体のブレを起こしにくくするので正確なステアリングにも貢献します。

視認性の良いメーターは、ドライバーの気分を盛り上げるスポーツカーならではのデザインです。

また、運転に必要な情報をウインドシールドガラスに投影するカラーヘッドアップディスプレイを、全グレードにメーカーパッケージオプションで装備できるようになっています。
車速やルート案内など、運転に迷わないための的確な情報を投影してくれます。

 

GRヤリスの荷室

GRヤリスはリヤシートを倒さない状態でも174Lの荷室容量を確保。
リヤシートを倒せば、27インチ相当のロードバイクも横たえて積み込むことができます

6:4分割可倒式リヤシートなので、荷物の量や大きさに合わせてシートアレンジが可能です。

そんなGRヤリスには、2WDの「RS」、4WDの「RZ」「RZ“High performance”」の3つのグレードがあります。
次に、各グレードの燃費などについてご紹介します。

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GRヤリスの燃費・実燃費は?グレードごとにご紹介

GRヤリス

GRヤリスの3つのグレード、2WDの「RS」、4WDの「RZ」「RZ“High performance”」について、それぞれ解説します。

GRヤリスのグレード別の燃費・実燃費・排気量は次の通りです。

GRヤリスの燃費と排気量

※2023年3月時点

実燃費と比べてみると、4WDよりも2WDのほうが実燃費との開きがあるといえそうです。
ただし、長距離走行や高速道路走行などでは想定燃費に近い数字が出ているGRヤリスオーナーもいるため、走る場所によって実燃費も違ってくるでしょう。

さて、そんなGRヤリスですが、トヨタの他のコンパクトモデルの燃費と比べてみるとどうでしょうか。

トヨタのコンパクトカーの燃費比較

※2023年3月時点

GRヤリスの燃費は2WDで18.2km/h4WDで13.6km/h
トヨタの他のコンパクトモデルと比べるとやや燃費は悪いように見えますが、2WDで比べると著しく低いということもありません

ただし、GRヤリスのRZ、RZ“High performance”は使用燃料がハイオクになります。
ハイオクはレギュラーガソリンに比べてリッターあたりの価格が10円程度高い傾向にあるため、同じくらいの燃費であってもランニングコストはやや上がる可能性があります。

ここで、GRヤリスのグレードごとの基本スペックも確認しましょう。

GRヤリスのグレードごとのスペック

※2023年3月時点

ボディサイズは全グレード共通。
なお、ヤリスはXグレードで全長3,940mm×全幅1,695mm×全高1,500mmと、GRヤリスが若干幅が広めです。

乗車定員は、普通乗用車としては珍しい4人です。
理由も、走行時の空気の流れをコントロールする必要があり、キャビンを絞る必要があったからというもの。
スポーツカーとしての走りを徹底的に追求したということが随所に感じられます。

 

GRヤリスの優れた走行性能や乗り心地もチェック!

GRヤリスの走行性能についても確認しましょう。

GRヤリスの走行性能

※2023年3月時点

GRヤリスの優れた走行性能は、組み立ての段階から始まっています。

専用工場であるGRファクトリーで、エンジンを一つひとつ組み上げるのは「匠」とよばれる熟練工たちです。
組み立てから完成まで、一貫して厳しい検査を実施。
GRヤリスだけに行われる特別な検査を通過した車両は、専任ドライバーが専用コースで最終テストを実施し、クルマの仕上がりを確認します。

一般のクルマを造り上げる工程からは考えられないほどの徹底したこだわりで、GRヤリスは完成します。

 

あらゆる路面状況に対応する「GR-FOUR」

GRヤリスのRZ、 RZ“High performance”に標準装備されているアクティブトルクスプリット4WDシステム「GR-FOUR」は、あらゆる路面状況でも即座に4輪へのトルク配分を制御し、ゆるやかに加速する発進から高速走行まで、幅広い速度域に対応します。

強い横Gがかかるコーナーでもしっかりと路面を捉えて、思いのままのドライビングが可能です。

 

高レスポンスを実現するエンジン

エンジンは、カーレースに勝つために開発された1.6L 3気筒ターボダイナミックフォースエンジン(スポーツ)をRZ、 RZ“High performance”に標準装備。
ドライバーの思いのままに走らせることができる高レスポンスを実現しています。

RSグレードには、直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンを標準装備。
コンパクト化と軽量化を両立し、軽快な走りの楽しさを感じられるクルマになると同時に、燃費の良さも叶えています。

 

マニュアル感覚での運転を楽しめるトランスミッション

RZ、RZ“High performance”に標準装備されている6速iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)は、6速iMTスタンバイ時にクラッチ操作やシフト操作を検知すると、変速後のエンジン回転数に合わせて動きを制御し、スムーズな変速が行えます。

RSに標準装備されているドライブモードセレクトスイッチは、パワーモード、エコドライブモードから、そのときに合う運転モードをスイッチひとつで選ぶことができます

パワーモードは加速へのレスポンスを高め、エンジンブレーキを積極的にかけるなど、運転を楽しみたい人におすすめのモード。
エコドライブモードを選べば、パワートレーンとエアコンを燃費優先で制御するので、燃費が良く環境にも優しいエコドライブを実現します。

また、RSグレードに装備されている10速スポーツシーケンシャルシフトマチック+パドルシフトは、マニュアル感覚で運転ができ、運転に合わせたきめ細やかな操作が可能になっています。

 

安定感のある乗り心地のGRヤリス

空気の抵抗を受けにくいデザインになっているGRヤリスは、低重心のため路面状況が悪くてもブレが少ないのが特徴です。

コンパクトカーながらどっしりとした重心なので、安定した乗り心地になっています。
風の抵抗を受けやすい高速走行でも、ドライバーの操作を的確に捉えたドライビングが可能です。

また、タイヤの性能を引き出し、どんな路面でもしっかりと状況を捉えてくれるサスペンションを採用。
フロントは軽量高剛性なストラット式、リヤには高い応答性と路面を捉えるグリップ力を確保するダブルウィッシュボーン式になっており、路面状況に合った運転と高いコントロール性を叶えています。

GRヤリスの乗り心地については「GRヤリスの乗り心地は快適!短距離と長距離の違いは?」で詳しくご紹介しています。
ぜひご覧ください。

 

GRヤリスの燃費を良くする方法は?

運転の楽しみを強く感じられるGRヤリス。
せっかくなら、燃費も向上させてさらに走りを楽しみたいですよね。

燃費を良くする運転のポイントをご紹介します。

 

1.発進の際はゆっくりとした加速を心がける

信号や渋滞などで止まったり発進したりを繰り返す運転は、燃費を悪くする原因になります。
発進する際はゆっくりアクセルを踏み込むことを意識しましょう。

混雑する道を避けるといった、根本的な対策も重要です。
お出かけの前には混雑情報などを確認するようにしておくと、渋滞に巻き込まれにくく、気持ちも落ち着いて安全運転につながります。

エコドライブには、全グレードにメーカーパッケージオプションで装備できるカラーヘッドアップディスプレイもおすすめです。
運転に必要な情報をウインドシールドガラスに投影してくれるので、車速やルート案内などが自然と視野に入ってくるので直感的な運転が可能になります。

 

2.高速道路での追い越しは必要最小限にする

追い越しの際にアクセルを踏み込むのも、燃費を悪くしてしまう原因のひとつです。
できるだけ一定の速度で走ったほうが燃費効率は良いため、無理な追い越しや必要以上の追い越しは避けましょう。

法定速度を守って運転するのが、もっとも燃費が良い走りができるといわれています。

 

3.エアコンは適温にする

エアコンによる冷えすぎ、暖めすぎは燃費を悪くしてしまいます。
適温に調整して使うようにしましょう。

GRヤリスのRSグレードに標準装備されているドライブモードセレクトスイッチは、エアコンも燃費優先で制御してくれるので、自分で調整が難しいという場合はクルマの機能を使うのがおすすめです。

 

4.メンテナンスを定期的に行う

クルマの状態を良くしておくことが、燃費を良くするうえでも重要です。
タイヤの空気圧チェックエンジンオイルの交換など、自分でできる点検もあります。

自分で点検するのが難しい場合や、しっかりと他の部分も見てほしいという場合は、法定点検などを積極的に利用するのがおすすめ。
点検代はかかりますが、毎日乗る場合はランニングコストも膨大になりますので、クルマの状態は常に良くしておきたいものです。

点検を受けることで大きな不具合にも早く気づけ、早期に対処できるといったメリットもあります。

GRヤリスの維持費については「GRヤリスの年間維持費まとめ【ガソリン代・税金・保険料等】」でも詳しく解説しています。
ぜひ、あわせてご覧ください。

 

まとめ

トヨタ自動車がカーレースに勝つために開発を重ねて完成した、GRヤリス。
はじめにスポーツカーありきで誕生した、異色のクルマです。

カーレースに勝てる実力はそのままに、市街地でも活躍するクルマへと仕上がっており、クルマ好きの方はもちろん、コンパクトカーをタウンユースで使いたい方からも評価が高いです。

GRヤリスの燃費は、トヨタ自動車の他のコンパクトカーに比べるとやや落ちるところもありますが、極端に悪いということはありません。
ただ、グレードによっては使用燃料がハイオクになるため、頻繁にガソリンを入れる場合はランニングコストが高くなるケースも考えられます。

しかしながら、乗り方次第で変えられるのが燃費。
急発進や急加速といったエンジンに悪い運転や、エンジンの性能を生かしきれない運転を少しでも避けることで、燃費はグンと良くなります。

燃費を良くする運転方法にはドライバーができるものもありますが、クルマの機能を利用するのもおすすめです。
GRヤリスには燃費向上を叶えてくれるサポート機能がたくさん付いているので、運転の楽しさを感じながらエコドライブを叶えることもできますよ!

 

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