乗用車の主流は5人乗り、または7人・8人乗りのミニバンタイプが多く、「6人乗り」のクルマを見かけることは少ないですよね。
それだけに、6人乗りはどんな特徴やメリットがあるのか、トヨタではどんな車種があるのか気になる方は多いはず。
トヨタでも6人乗りの現行モデルは限られますが、中古車も含めて見るとラインアップが広がります。
今回は6人乗りのクルマの魅力とともに、トヨタの6人乗りで人気の車種をご紹介します。
それぞれの特徴や選び方のポイントについてもお話しするので、ぜひ参考にしてくださいね!
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目次
6人乗りのメリットは?トヨタの6人乗りの車種をご紹介!
6人乗りのクルマは一般的に数少ないため、なぜ少ないのか、どんなメリットがあるのか気になる方も多いでしょう。
ファミリーカーとしては7人乗り・8人乗りを選ばれるケースが多いですが、中央にヘッドレストがない分、後方が見えやすかったり、2列目のセカンドシートがゆったりしている、小回りが利くといったメリットがあります。
車線変更やブレーキをかける前の後方確認、駐車をする際にヘッドレストが中央にないだけで、大きく視界が変わります。
また、7人乗り・8人乗り乗りになると2列目は3名乗車となるため、ベンチシートが多いです。
6人乗りのセカンドシートは2名用に作られているため、独立したシートになっていることが多かったり、左右にひじ掛けがあったりと、ゆったり座ることができます。
車体も少しコンパクトになるため、小回りも効きやすく運転しやすい点も魅力でしょう。
トヨタの6人乗りにはどんな車種がある?
トヨタの6人乗りの車種は現行モデルだとSUVの「グランエース」のみ。
現行モデルでは少ないですが、中古車市場では人気車種やバリエーションが揃っています。
では、代表的なトヨタの6人乗りの車種について、対象のグレード・駆動方式・価格もあわせてご紹介していきましょう。
※中古車は最新モデルのスペック
それぞれ年式やグレードによって6人乗りの設定があります。
このほか少し古いですが、今はあまり流通していない2013年3月に販売終了した「マークXジオ」も6人乗りです。
シエンタについては、グランエースと同じく現在販売中の車種ですが、6人乗りは2021年
6月発売モデル以前のモデルで、グレード「G Cuero」「G」「X」、特別仕様車の「G“Safety Edition”」「G“GLAMPER”」に限られています。
シエンタとウィッシュは居住空間の広さが特徴のミニバンとなっており、ファミリー向けのデザインが特徴です。
車種ごとの特徴については、次で詳しくご紹介していきますね!
なお、6人でも乗れる7人乗り・8人乗りのクルマについては、こちらのコラムでご紹介しております。
トヨタの7人乗りの車種を徹底紹介!人気モデルや選び方もチェック
トヨタの8人乗りの車種を徹底紹介!人気モデルや選び方もチェック
トヨタの6人乗りで代表的な車種を詳しく解説!
トヨタの6人乗りの人気車種について、その特徴や魅力を詳しくお伝えしていきます!
実用性の高いファミリーカー「シエンタ(G Cuero/G/X/G“Safety Edition”/G“GLAMPER”)」
小回りが利く操作性、乗降しやすい低床フロアが特徴の「シエンタ」。
ファミリーカーや福祉車両としても人気で、地上から330mmと低めのフロアはフラットなデザインでスムーズに乗ることができるほか、荷物の出し入れもスムーズです。
運転席と助手席の間は、移動がしやすいフロントシートウォークスルーも採用しています。
ツートンカラーも選べる多彩なカラーバリエーションや、ヘッドランプからフォグランプ、グリルへと流れるようにつながるバンパーを配した存在感あるフォルムも人気があり、実用性・デザイン性の高い一台といえます。
現在、6人乗りの設定があるのは中古車のみ。
上級グレードのG・G Cuero、標準グレードのX、特別仕様車G“Safety Edition”・G“GLAMPER”のみの設定です。
どのグレードもサイズや燃費は共通で、駆動方式は4WDとなっています。
シエンタの6人乗りのスペックはこちらです。
トヨタの6人乗りの車種の中で、ボディサイズが最も小さいクルマです。
しかし、室内高は約1,300mmと高めに設計されているので、小さなお子さんなら立ったまま着替えることもできるでしょう。
シエンタの6人乗りは珍しくベンチシートでフラットな作りですが、中央にはアームレストやトレーを装備していて利便性が高いデザインです。
フロアからシート座面先端までが高めになっているので、「座りやすく立ち上がりやすい」というメリットがあります。
レバー操作でワンタッチで折りたためるようになっているのも嬉しいポイントです。
また、サードシートも折りたたんでセカンドシートの座面の下に収納することができるため、ラゲージルームが広々と使えます。
現行モデルのシエンタは5人乗りと7人乗りのみ。
「シエンタは何人乗り?グレードごとの人数の違いや特徴を紹介」で詳しく解説していますので、6人乗りとの違いもチェックしてみてくださいね。
贅沢なドライブを楽しめる「グランエース(Premium)」
トヨタの6人乗りの中で最もボディが大きい「グランエース」。
3列シート6人乗りの「プレミアム」、4列シート8人乗りの「G」の2種類をラインナップしています。
フロントグリルが印象的な都会的なデザイン、まるで自宅のようにくつろげる乗り心地、ラグジュアリーなインテリアで、贅沢なドライブが楽しめる一台です。
セカンドシートとサードシートの両方にソファのような質感のエクゼクティブパワーシートを採用。
どの席でも温度調節ができるフロントオートエアコンも完備してます。
さらに電動で展開できるパワーリクライニング機構やパワーオットマン、温度調整も可能な快適温熱シート、ロングスライド機構、リヤ席からも前方の視界を確保できる加倒式のヘッドレストなども装備し、利便性も高く申し分のない室内空間といえるでしょう。
グランエースの6人乗りのスペックはこちらです。
室内長は3,290mm、室内幅は1,735mmもあり、自宅のような乗り心地というのは数字だけでも想像できますよね。
エンジンの位置を室内から独立し、制振材や吸遮音材も設置しているため、高い静粛性も魅力です。
グランエースのさらに詳しい乗り心地については「グランエースの乗り心地は最高!短距離と長距離の違いは?」も参考にしてくださいね。
また、グランエースはスムーズな乗降性もポイント。
スライドドアの開口幅がとても広く、手動レバーで素早くサードシートへもアクセスできます。
ステップランプも付いているので、夜間の乗降も安心です。
さらに収納面も充実しており、折りたたみ式サイドテーブルやシートに各席1個のカップホルダー&ポケット、手荷物が置けるフラットなセンターコンソールボックスなど、他にも多数の収納を装備。
それぞれテーブルには美しい木目調の加飾が施され、ラグジュアリーなデザイン性も魅力です。
荷室も広く、サードシートに座りながらも約90Lのスーツケースが4つ入るほどの大容量!
サードシートを跳ね上げれば、さらに広げることができます。
グランエースの8人乗りと迷う方は「グランエースのグレードごとの比較!違いとそれぞれがおすすめな人」もチェックして、ぜひ検討してみてください!
パワフルな走行感が魅力「ウィッシュ(2.0Z/Z)」
2009年モデルチェンジを経て2017年に惜しまれつつ販売終了となった、2WDのミニバン「ウィッシュ」。
縦に長いグラフィックの4灯ヘッドランプ、高いボディ剛性、カプセル型をイメージしたエクステリアで、スポーティな印象を与えるボディが特徴的なクルマです。
6人乗りの設定があるのはZグレードの「2.0Z」と「Z」の2種類のみ。
現在は中古車で購入することが可能です。
「Z」は2003年式〜2005年式の初代モデルのため流通が少なく、2代目の「2.0Z」も元々の販売台数が多くないため、希少グレードとして人気があります。
そんなウィッシュの6人乗りのスペックはこちらです。
「2.0Z」の方が「Z」より全長は長くなっていますが、室内の広さはさほど変わりません。
ウィッシュの中で最上級グレードである「2.0Z」は、オーバーフェンダーとクラディングパネルが追加されていて、ボリューミーな力強い見た目も特徴的。
また、2.0Lエンジンを唯一搭載しており、パワフルな走行感も人気の理由です。
価格を抑えたいなら「Z」ですが、使い勝手が良いのは「2.0Z」でしょう。
セカンドシートは両グレードとも独立したキャプテンシートで、前列のシート背面が深くカーブした形状になっているため、膝周りのスペースにゆとりがあります。
さらに、後ろの座席ほどヒップポイントが高くなっているシアターレイアウトで、どの席からも視界が良好です。
セカンドシートとサードシートともに片側だけを倒して長尺物を積むことができたり、倒したシートをテーブルとして利用できたり、全て倒して大容量の荷物を積んだり、サードシートはワンタッチで格納できたりと、シートアレンジが多彩なのも魅力です。
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6人乗りのクルマの選び方もチェック!トヨタではどう選ぶ?
トヨタの6人乗りの車種は限られますが、セカンドシートの乗り心地の良さや後席の視界の良さなどメリットも多いです。
7人乗りや8人乗りとも迷ってしまいますが、ぜひ一度試乗して乗り心地を試してみてくださいね。
6人乗りの車種の中で選ぶ前に、まず何を重視したいか、しっかり決めておくと絞りやすいでしょう。
「室内でゆったり過ごしたい」「安定感ある乗り心地が欲しい」「小さな子どもでも乗りやすいクルマが良い」「アウトドアでも使いたい」「価格を抑えたい」など、いくつか候補を挙げた上で優先順位をつけておくと、スムーズに決めやすいです。
今回ご紹介したトヨタの6人乗りの中でも、どんな人におすすめかご紹介しますね。
家族で日常使いをするなら「シエンタ」
車高が低く乗り降りがしやすい面や、室内での移動のしやすさ、小さなお子さんの着替えも可能な車高の高さなど、ファミリーカーに向いている要素がたくさんあります。
小回りの利くスムーズな操作性も、街乗りの普段使いにピッタリで、安全なドライブを楽しめるでしょう。
車内でのくつろぎ重視なら「グランエース」
贅沢な座り心地や広々とした室内、温度調整や電動リクライニング、足を乗せてくつろげるオットマンなど、至れり尽くせりなグランエース。
手元を柔らかに照らす読書灯もあり、まるでリビングのように過ごせるでしょう。
ラグジュアリーな空間でドライブを楽しみたいという方におすすめのクルマです。
機能性や価格など実用性重視するなら「ウィッシュ」
中古車では平均価格が80万円ほどとリーズナブルなウィッシュ。
それでいて走行性能が高くシートアレンジも豊富で、乗り心地も十分というコストパフォーマンスに優れている面が魅力。
6人乗りのグレードは台数が少ないため、見つけたら一度チェックしてみましょう!
まとめ
6人乗りは一般的にも流通が少なく、トヨタでもバリエーションは多くはありません。
トヨタの6人乗りは現行モデルよりも中古車が多いのも特徴です。
しかし、セカンドシートがベンチシートではなく独立しているものが多いため、広く感じたり、座り心地に優れていたり、ヘッドレストがないことで後方が確認しやすかったりと、メリットもたくさんあります。
使い勝手の良さから幅広い世代に愛されるシエンタ、贅沢な乗り心地を叶えるグランエース、実用性が高く低価格なウィッシュ。
どれも魅力的で、選ぶのに迷ってしまいますよね。
そんなときは、何を重視するべきか優先順位を決めてから絞っていくと失敗が少ないでしょう。
2WDか4WDかという点もポイントなので、どちらが良いか決めておくと良いですね。
使用するシーンや目的などに合わせて、ぜひ理想の一台を選んでください!
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