トヨタが生産・販売するミニバン「ヴォクシー」は、先鋭的なエクステリアや快適な室内空間でファミリー層からの高い人気を誇るクルマです。
ヴォクシーは、年式やグレードによってタイヤサイズが異なります。
急にタイヤの交換が必要になったときに備え、自分のクルマのタイヤサイズはぜひ把握しておきたいところ。
また、交換の時期や目安についてもぜひ確認を。
今回は、そんなヴォクシーのタイヤサイズや交換時期・目安について詳しく解説します。
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目次
ヴォクシーとはどんなクルマ?まずは基本から
ヴォクシーは、トヨタを代表するミニバンの一つ。
2001年より生産・販売を開始して以降、ファミリー層から高い人気を獲得し続けてきました。
2022年にはフルモデルチェンジが行われ、現行モデルとなる新型ヴォクシーが誕生。
これまでとは一線を画す新たなデザインで、注目を浴びています。
ここでは、新型ヴォクシーを中心に、ヴォクシーがどのようなクルマかをご紹介します。
ヴォクシーの特徴
ヴォクシーのコンセプトは、「より快適に」「より便利に」「より安全な」ミニバン。
乗り降りしやすいスライドドア、広くて心地良い室内空間など、ミニバンならではの嬉しさを追求して開発されました。
そんなヴォクシーの特徴の一つは、先鋭的かつ個性的なエクステリアデザイン。
丸みがある薄型のアッパー部とスクエアで厚みのあるロア部が組み合わさったフロント部分は、立体的かつ個性的なグラフィックとなっています。
そこに怪しく光るフロント/リアランプが加わったことで、その存在感がより強いものとなりました。
また、快適性にこだわったインテリアも、魅力的なポイントの一つ。
細く作られたフロントピラーや水平基調のインストルメントパネルを採り入れることで、視界の良さを確保しました。
そして、内装はブラックを基調とすることで、広い室内空間の中により開放的な雰囲気をもたらしています。
さらに、先進機能を駆使した予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が搭載されているところも重要なポイント。
車両や歩行者との衝突回避や被害軽減、高速道路での車線変更サポートなど、事前に危険を察知しドライバーをアシストしてくれる機能が充実しています。
大切な家族を守る上でも、このような優れた安全機能が備わっていると安心ですね。
ヴォクシーのグレード展開
ヴォクシーのタイプを大きく分けると、ハイブリッド車とガソリン車の2タイプ。
グレードはベーシックモデルの「S-G」と上位モデルの「S-Z」が用意されており、それぞれに2WDと4WD(ハイブリッド車ではE-Four)が設定されています。
なお、S-Zの定員数は7人までですが、S-Gは8人乗りも選択可能です。
定員数の違いは2列目シートのタイプによるもので、7人乗りにはキャプテンシート、8人乗りには3人掛けベンチシート(6:4分割チップアップ式)が採用されています。
ヴォクシーのサイズ
次は、ヴォクシーのサイズについて見ていきましょう。
(単位は全てmm)
※2023年6月時点
ヴォクシーのボディや室内空間のサイズは、グレード間での違いはありません。
注目すべきポイントは、やはり室内空間のサイズ。
幅や高さが十分にあるので、どのシートに座ってもゆったりとくつろぐことができます。
また、後席の乗り降りがしやすいというところも嬉しいポイント。
乗降口の幅が780mmに設計されているため、大きな荷物を持ったままでもスムーズに乗り降りができます。
さらにステップ高が200mmとなっているので、小さなお子さまやご年配の方でも安心して乗り降りすることが可能です。
ヴォクシーのサイズやグレードに関する情報は、こちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
気になる方は、あわせてご覧ください。
購入前に知りたいヴォクシーのサイズ【高さ・長さ・横幅】
ヴォクシーのグレードごとの比較!違いとそれぞれがおすすめな人
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ヴォクシーのタイヤのサイズはどのくらい?
ヴォクシーに使用されているタイヤのサイズは、車両のタイプによって変わります。
また、歴代のモデルの間でも適合するサイズが異なってきます。
ここでは、歴代のヴォクシーのタイヤサイズについて、車両のタイプ別にご紹介します。
初代(2001年11月〜2007年5月販売モデル)
ヴォクシーの初代モデルのタイヤサイズは、すべて「195 /65R15 91S」が標準設定となっています。
グレードや駆動方式による違いもありません。
2代目(2007年6月~2013年12月販売モデル)
ヴォクシーの2代目モデルのタイヤサイズは、次の通りです。
2代目モデルのタイヤサイズは、グレードによって205 /60R16 92H(Z、ZS)と195 /65R15 91S(V、X)に分かれます。
2010年式の2.0ZS G’sバージョンエッジのみ、215 /45R18 89Wとなっています。
3代目(2014年1月~2022年1月販売モデル)
ヴォクシーの3代目モデルのタイヤサイズは、次の通りです。
2代目と同様に、3代目モデルのタイヤサイズもグレードによって205 /60R16 92H(ZS)と195 /65R15 91S(V、X)に分かれます。
ただし、2016年式の2.0ZS G’sには215 /45R18 89W、HYBRID ZSには205 /55R16 91Wのサイズが採用されています。
4代目(2022年1月販売モデル)
ヴォクシーの4代目モデルのタイヤサイズは、次の通りです。
4代目モデルのタイヤサイズは、4WDとE-fourでは205 /60R16 92Hで統一されています。
2WD車のみ、Z-Sは205 /55R17 91V、Z-Gは205 /60R16 92Hを採用しているのが特徴的です。
また、歴代のモデルのサイズが主に15〜16インチであったのに対し、4代目は16〜17インチとサイズがアップしています。
ヴォクシーのタイヤについてさらに詳しく!
ヴォクシーのタイヤサイズについて色々とご紹介してきましたが、どのような違いがあるのか詳しく知りたいという方も多いはず。
そこで、これまでご紹介したタイヤの詳細について解説します。
タイヤサイズの表示について
まずは、タイヤサイズの表示について見ていきましょう。
一般的なタイヤサイズの表示は、「タイヤ幅(mm)/扁平率(%)・R(ラジアルタイヤ)・リム径(インチ)・ ロードインテックス(LI)・速度記号」で構成されています。
各項目の詳細は、次の通りです。
タイヤ幅
その名の通り、タイヤの幅をmm単位で示しています。
扁平率
扁平率(へんぺいりつ)は、タイヤの断面の幅(S)に対する断面の高さ(H)の割合を表す数値です。
タイヤを横から見たときに、路面に接する断面の高さが何パーセントになるかを知ることができます。
扁平率は、以下の数式で算出されます。
【扁平率(%)=H/S × 100】
リム径
リム径は、リム(ホイールのうちタイヤと組み合わさる部分)のサイズを指します。
タイヤに表示されているものは、そのタイヤに適合するホイールのリム径を示しています。
ラジアルタイヤ
ラジアルタイヤは、タイヤの内部の繊維層が進行方向に対して垂直に編み込まれたタイヤのことです。
ロードインデックス
ロードインデックスとは、一定の条件下でタイヤ一本が支えることのできる最大負荷能力を示す指数です。
数値が高いほど、負荷能力も高くなっていきます。
速度記号
速度記号は、一定の条件下でそのタイヤが走行可能な最高速度を示すものです。
タイヤサイズの表示には、これらの情報が含まれています。
ヴォクシーのタイヤのサイズの詳細
それでは、ヴォクシーのタイヤサイズについて見ていきましょう。
195 /65R15 91S
こちらは、初代から3代目のモデルまで採用されてきたタイヤです。
2代目以降は、主にベーシックモデルとなるグレードで使用されてきました。
205 /60R16 92H
2代目モデルから、上位グレードに設定されるようになったタイヤです。
4代目モデルでは、4WD車とE-Four、そしてS-G 2WD(HYBRIDも含む)で採用されています。
タイヤ幅が広がり扁平率が下がることで、車両にスポーティーな雰囲気をもたらしてくれます。
215 /45R18 89W
2代目モデルの2.0ZS G’sバージョンエッジと、3代目モデルの2.0ZS G’sに採用されたタイヤです。
G’sは、スポーツカーとしての楽しみを味わえるようにチューニングされたスポーツコンバージョン車シリーズです。
ヴォクシーの大きなボディでスポーティーな動きを引き出すために、サイズが大きく扁平率の低いタイヤが採用されました。
速い速度にも十分対応できるようになっていることからも、スポーツカーとしてのスペックを追求していることが感じられます。
205 /55R16 91W
3代目モデルのHYBRID ZSにのみ採用されたタイヤです。
ガソリン車のZSよりも扁平率を下げていることから、より操作性やスポーティーさに優れた走りを求めていたことが伺えます。
205 /55R17 91V
こちらのタイヤは、4代目モデルのS-Z 2WDとHYBRID S-Z 2WDで採用されました。
4代目の中では偏平率が低く、リム径が大きくなっているのが特徴です。
上位グレードとしての存在感が、タイヤのサイズからも感じられます。
MODELISTA 18インチアルミホイール&タイヤセット
こちらは、4代目モデル専用のカスタマイズパーツとなっています。
サイズは215/45R18で、過去のG’sモデルと同じサイズです。
4代目モデルでよりスポーティーな走りを追求したい方にはおすすめですよ。
ヴォクシーのタイヤサイズの調べ方も確認!
クルマに装着しているタイヤサイズはすぐに調べられるようにしておきたいものです。
そこで、タイヤサイズの調べ方についていくつかご紹介します。
適正空気圧表を見る
適正空気圧表は、車両に使用されるタイヤの適正な空気圧を確認するための表です。
ヴォクシーの場合、運転席ドアを開けると車体側に適正空気圧表のステッカーが貼られており、そこにタイヤサイズも記載されています。
ただし、グレード間でタイヤサイズが異なる場合は2種類書かれていることもあるので、注意しましょう。
車検証情報をもとに調べる
タイヤサイズは、車検証に記載されている年式と型式をもとにネットで調べることもできます。
グレードまで把握できていると、より正確に検索することが可能です。
グレードがはっきりしない場合は、メーカー毎のグレード検索サービスを利用しましょう。
車台番号を入力することでグレードが検索でき、そこからタイヤサイズまで調べることができます。
ただし、少々手間がかかってしまうところがデメリットです。
タイヤ側面の表示を確認する
こちらはすでにご紹介していますが、タイヤの側面にもタイヤサイズが表示されています。
先にご紹介したどの方法よりも、早く確実に確認することが可能です。
ぜひ覚えておいてくださいね。
ヴォクシーのタイヤの適切な交換時期は?
タイヤは消耗品のため、使用していくうちに交換が必要になります。
しかし、交換のタイミングを逃してしまうと劣化が進み、燃費性能の低下やパンク・バーストの原因となってしまいます。
特にパンクやバーストを起こしてしまうと、交通事故につながってしまうことも。
安全運転のためにも、こちらでご紹介するタイヤの適切な交換時期の目安について知っておきましょう。
交換時期① スリップサイン
スリップサインは、タイヤの溝の深さが1.6mm以下になったときに現れます。
タイヤの溝の深さは、保安基準で1.6mm以上と規定されています。
スリップサインが現れたときはタイヤがかなり摩耗した状態であると捉え、早急に交換を検討してください。
交換時期② ひび割れ
タイヤのひび割れは、経年劣化によって発生します。
こちらもかなり危険な状態ですので、ひび割れを見つけたら早急に交換を検討しましょう。
交換時期③ ゴムの劣化
タイヤのゴムは、5年ほどで劣化するといわれています。
見た目は問題なさそうでも、長く使い続けているタイヤは日光や車両の重みによる負担で劣化が進んでいると考えた方が良いでしょう。
5年以上経ったタイヤは、そのまま使い続けて良いかをプロに調べてもらうのがおすすめです。
その上で、交換の検討を行なってください。
どこでタイヤを交換すれば良い?
いざタイヤを交換しようと思っても、どこで交換すれば良いかわからないということもあるでしょう。
タイヤを交換できる場所は、ディーラーやガソリンスタンド、タイヤ専門店のほか、自分で交換する方法もあります。
ディーラーでのタイヤ交換
おすすめは、ディーラーでのタイヤ交換です。
自分の乗るクルマを扱うディーラーは、そのクルマのことを知り尽くした専門家ともいえる存在です。
車種にマッチしたタイヤを用意してくれるという点は、最大のメリットともいえます。
他の場所での交換よりもコストがかかってしまう傾向にはありますが、その分丁寧なサービスを提供してくれたり、より品質の高い純正品を使用できたりします。
大切なクルマに見合った最適なタイヤを用意してもらえるというメリットは非常に大きいでしょう。
費用や時間に余裕がある場合は、ディーラーでの交換をおすすめします。
なお、ウエインズトヨタ神奈川ではタイヤの保管サービスもあわせて提供しております。
ヴォクシーのタイヤ交換が必要な際は、ぜひご利用ください。
点検・整備する | トヨタ車のことならウエインズトヨタ神奈川
ガソリンスタンドやタイヤ専門店、自分での交換メリット
ガソリンスタンドは、気軽に利用できるのがメリット。
深夜営業の店舗であれば忙しい時間を避けて利用することも可能です。
ただし、在庫のタイヤが限られ、種類を選べないというデメリットも。
また、全てのガソリンスタンドに整備士が常駐しているわけではなく、経験の浅いスタッフが作業を担当する場合もあります。
対して、タイヤ専門店でタイヤを交換する最大のメリットは、タイヤが豊富にあること。
予算や用途に見合ったタイヤを選ぶことができます。
繁忙期は店舗が混み合い、交換までに時間がかかることもあります。
自分でタイヤ交換を行う場合、自分のタイミングで交換ができ、交換費用も抑えられるというメリットがあります。
ただし、自分でタイヤ交換を行う場合、作業中の事故や、取り付けが甘く脱輪してしまうなど、たくさんのリスクが存在します。
より安全に、そして確実にタイヤ交換をしたい場合は、プロにお任せすることをおすすめします。
まとめ
ファミリーカーとして人気の高いトヨタのミニバン「ヴォクシー」は、年式やグレードによってタイヤサイズが異なります。
タイヤサイズは、タイヤの側面や適正空気圧表、車検証などで確認することが可能です。
いざというときのために、自分のクルマのタイヤサイズがどこで確認できるか把握しておくようにしましょう。
また、スリップサインやひび割れなどはタイヤの劣化を示す重要なサインです。
タイヤの状態を日頃から確認し、異常を見つけたら速やかに交換を検討してくださいね。
なお、タイヤ交換の際にはディーラーを選択することをおすすめします。
ウエインズトヨタ神奈川でもタイヤ交換の対応を行なっておりますので、ぜひご活用ください。
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