「快適に車内を過ごしたい」「大人数でもゆったり腰かけたい」など、乗り手の願いを叶えてくれるグランエース。

グランエースは、高級ミニバンとしてトヨタから2019年に発売されました。また、ミニバンの中でも全長5,300mmと大きめの車体は、存在感あふれる迫力的なフォルムが特徴です。

そんなグランエースですが、実際に購入を考えたとき、気になるのは年間でかかる維持費なのではないでしょうか。車というものは買い物ですから、正確な費用は気になるところです。

そこで本記事では、グランエースの年間維持費について解説していきます。グランエースを購入しようか迷っているという方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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目次

グランエースの維持費内訳

グランエースの維持費でかかる、おおむねの内訳は以下の内容です。

乗車シーンでもちろん変わる費用はありますが、多彩な項目があることがわかるのではないでしょうか。

これらをあらかじめ把握しておけば、購入の際に安心できるでしょう。ここからは、年間・月間別に各内訳を説明していきます。

グランエースの1年ごとにかかる費用

グランエースの購入の際、かかる費用とは具体的にどのようなものが含まれているのでしょうか。ここでは、年間ごとにかかる費用を説明していきます。毎年かかる費用は、以下の通りです。

また、任意保険では、実際の趣味レーションをしていきます。それぞれ詳細を確認していきましょう。

自動車税

自動車税とは、毎年4月1日の時点で自動車の所有者に課せられる税金のことです。税額は主に排気量や経過年数など、さまざまな条件により決定します。

排気量 金額
1.0L以下 29,500円
1.0L以上1.5L未満 34,500円
1.5L以上2.0L未満 39,500円
2.0L以上2.5L未満 45,000円
2.5L以上3.0L未満 51,000円
3.0L以上3.5L未満 58,000円
3.5L以上4.0L未満 66,500円
4.0L以上4.5L未満 76,500円
4.5L以上6.0L未満 88,000円
6.0L以上 111,000円

グランエースの場合、排気量2.754Lなので、自動車税は51,000円です。

任意保険

自動車保険には、加入が義務化されている自賠責保険と任意で加入が決められる「任意保険」とがあります。自賠責保険だけでは、もし大事故につながった場合、補償が不十分のときもあり、不安です。

そのため、任意保険の加入率は自動車の所有者の全体7割が加入しているといわれています。では、任意保険の代表的な補償内容や保険金額のシミュレーションを見ていきましょう。

任意保険の補償内容

任意保険の補償内容は各保険会社によって、若干の違いはありますが、範囲は相手と自分、車・モノと人と分けられます。そこでわかりやすく表にすると自賠責保険と任意保険の補償範囲は以下の通りです。

補償範囲(相手) 補償範囲(相手) 補償範囲(自分) 補償範囲(自分)
死亡・ケガ 車・モノ 死亡・ケガ 車・モノ
自賠責保険 × × ×
任意保険

自賠責保険は、事故相手の死亡・ケガのみが補償の対象となっていることがわかります。自賠責保険のみでは事故した場合、補償が不十分だということがわかっていただけたのではないでしょうか。

保険の項目ですが、相手への賠償の補償は以下の2種類です。

賠償項目
  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険

次に、自分に対しての保険項目は、以下の5種類です。基本的に加入者含め、同乗者に対する補償と、さまざまな事故状況に合わせ故障した車に対する補償内容が主となります。

主な保障内容
  • 人身傷害補償保険
  • 搭乗者傷害保険
  • 自損事故保険
  • 無保険車傷害保険
  • 車両保険

つまり、任意保険の保証内容は大きく7つで構成されているということです。

任意保険金額シミュレーション

任意保険の金額シミュレーションは、保険サイトでシミュレーションできるところが多数あります。個人によって、金額も変わるため、詳細な金額が知りたい方は、実際にシミュレーションしてみましょう。

何を基準に保険金額を決定しているのでしょうか。保険料を決定するうえで影響するといわれている基準は以下の通りです。

保険料の決定基準
  • 年齢
  • 運転歴
  • 営業用、自家用その他自動車の使用目的
  • 年間走行距離その他自動車の使用状況
  • 地域
  • 自動車の種別
  • 自動車の安全装置の有無
  • 自動車の所有台数

先述した通り、個人によって保険金額は大差ありますが、グランエースの任意保険金額は、年額でいうと70,000円前後となります。

12ヶ月点検費用

自家用車(普通車・軽自動車)は、1年ごとに12ヶ月点検を受ける義務があると、道路運送車両法第48条で定められています。罰則こそありませんが、点検を受けずに運転して事故を起こしてしまうリスクを考えると、12ヶ月点検は受けたほうが良いでしょう。

点検費用の相場は、グランエースの場合、排気量が2,000cc〜3,000ccなので、11,000〜20,000円の金額となります。これは点検費用なので、修理が必要な場合、さらに修理箇所に対し諸経費がかかります。

そして、12ヶ月点検での主な点検内容は以下の通りです。

12ヶ月点検は法的点検と違い、罰則がありません。しかし、点検したうえで故障が見つかれば、メーカー保証の対象となるため、12ヶ月点検を受けるメリットといえるでしょう。

グランエースの数年ごとにかかる費用

グランエースの年間維持費がわかったところで、ここでは数年単位で必要となる費用について説明をします。数年ごとにかかる費用とは以下の通りです。

法定費用

法定費用とは名の通り、法で定められた費用のことです。自動車の車検内で定められた金額が費用として必要になります。法定費用として具体的に必要なものは以下の通りです。

 

全国で定められた金額ですので、大きく値段に上下があることはありません。それぞれ見ていきましょう。※離島は除く

自動車賠責責任保険料

先述した通り、自動車賠償責任保険料(自賠責保険)は、国で定められた強制保険です。そのため、車の運転有無に関わらず必ずかかります。また、保険料は車の大きさによって変わります。普通車に属するグランエースの自賠責保険料は以下の通りです。

参照元:金融庁HP内『保険期間別改定基準料率表(12・24・36か月契約)』

自動車重量税

自動車重量税は、車の重量によって税額が決まる税金です。ただし、重量以外にも評価基準が設けられています。その項目は以下の内容です。

グランエースの場合は、車体の重さが2,740〜2,770kgなので、車両重量税は1年あたり15,000円です。また、グランエースはエコカー対象車なので、購入から3年目までの自動車重量税はかかりません。

エコカー対象で免税されるのは、グランエースのメリットといえるでしょう。

印紙代

印紙代とは、法的点検に必要な検査費用のひとつです。また、印紙代は車種によって金額が変わります。3ナンバーに属するグランエースは、印紙代が2,200円です。※令和3年10月から値上げとなりました。

車検費用

車検とは、2年に一度行う必要がある法的検査です。ここではグランエースの車検費用について言及していきます。

車検費用は、先述した法定費用と車検基本料で構成されています。法定費用は、国で定められた金額ですが、車検費用については、受ける場所それぞれで異なります。

グランエースの場合、おおよその車検費用は76,000〜110,000円です。車検を受けられる場所は、以下の3箇所です。

車検が受けれる場所
  • ディーラー
  • ガソリンスタンド
  • 車検専門店

検査内容や車検時のサービスもそれぞれ異なるので、価格や検査内容によって自分に合うものを選択しましょう。

ガソリン代費用

原油高騰が気になる昨今では、ガソリン代は気になるところです。また、グランエースはディーゼル車なので、燃料は軽油です。ここでは、グランエースの燃費とガソリン代について解説していきます。

順に沿って、走行距離による軽油代のシミュレーションも行っていますので、グランエース購入前にガソリン代について知っておきましょう。

グランエースのグレードごとの燃費

グランエースのグレードは、「Premium」「G」と2種類です。燃費は、両方ともWLTCモードで10.0km/Lとなっています。

カタログ燃費となるので、走行速度や路面状態で差が出ますが、グランエースはリッターあたり10km走行が可能です。

走行距離別軽油代シミュレーション

グランエースはディーゼル車なので、基本燃料は軽油です。そして、グランエースの燃費がわかったところで、年間の走行距離を想定して軽油代のシミュレーションを行ってみましょう。ここでの計算式は、以下で統一します。

走行距離軽油代=(走行距離×軽油代149.7円※2022年9月)÷10

通勤交通費の試算や申請のため、そして生活シーン別に以下の距離別に軽油代をシミュレーションしていきましょう。

年間走行距離3,000kmの場合

年間走行距離が3,000kmの場合とは、一週間あたり約60kmの走行距離なので、近所の買い物程度しか車を使用しないという方が該当します。計算式に当てはめると、軽油代は年間で44,910円です。

年間走行距離5,000kmの場合

次に、年間走行距離が5,000kmの場合とは、一週間あたり約100kmの走行距離です。近所の買い物や休日にレジャーに出かけるという方が該当します。計算式に当てはめると、軽油代は年間74,850円です。

年間走行距離8,000kmの場合

さらに、年間走行距離が8,000kmの場合とは、一週間あたり約160kmの走行距離です。週末は必ずドライブやレジャーに出かけるという方が該当します。計算式に当てはめると、軽油代は年間119,760円です。

年間走行距離10,000kmの場合

さいごに、年間走行距離が10,000kmの場合、一週間あたり約200kmの走行距離です。通勤、通学や週末に長距離のレジャーやドライブに出かけるという方が該当します。計算式に当てはめると、軽油代は年間で149,700円です。

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
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メンテナンス費用

継続して乗車するには、日々のメンテナンスも必要です。

ここでは、グランエースを維持して快適に乗車するうえで必要なメンテナンス費用について説明していきます。メンテナンスでかかる費用は主に以下の通りです。

洗車費用

毎日、グランエースを快適に乗車するなら洗車は欠かせないでしょう。洗車には手洗いや洗車機などさまざまな手法があります。

ここでは一般的なガソリンスタンドでの洗車相場について費用を紹介します。ガソリンスタンドの洗車相場は以下の表の通りです。

洗車種類 金額
手洗い洗車 2,800円〜4,000円
洗車機ワックス洗車 500円〜600円
自分で手洗い 0〜数百円

グランエースの場合は、車体が5,300mmなので、大きさとしてはLサイズの大きさになるでしょう。自宅で洗車をする場合は、自己労働となるため、必要なのは水洗いをする水道代と洗浄剤代だけです。

消耗品費用

メンテナンスをするうえで消耗品も必要です。メンテナンスをするうえで必要な消耗品としては以下が挙げられます。金額も明記して紹介していきます。

ウォッシャー液・ワイパーブレード・ゴム

車窓周りの必需品であるワイパーやウォッシャー液は、消耗品費として欠かせません。グランエースの使用状況や、駐車方法などで経年劣化度が大きく変わります。

それを別とし、一般的な交換頻度は、ワイパーブレード1〜2年。ワイパーのゴムは半年ほどが適正です。以下がそれぞれの相場な料金です。

ワイパーブレード 1,000〜3,000円
ゴム 900円〜1,500円
ウォッシャー液 500円〜1,000円

ガソリンスタンドやディーラーによって、商品代と別途工賃が必要な場合もあるので、注意してください。

タイヤ

グランドエースのタイヤは、235/60R17 109/107T LT タイヤ&17×7Jアルミホイール(センターオーナメント)を使用しています。走行距離や使用頻度にも左右されますが、タイヤの交換目安は、4年といわれています。

価格相場は、16,000円〜27,000円です。ガソリンスタンド・ディーラー・タイヤ専門店・ネット販売で購入ができます。また、建付け工賃が別途で2,500円〜5,000円程度かかるのであらかじめ想定しておきましょう。

エンジンオイル

グランエースのエンジンオイルは、「DL-1 0W-30」を使用しています。価格相場は11,000円前後です。また、交換時期は1年か、10,000km走行が一定基準となっています。

そして、エンジンオイルのみ交換する場合、6.6Lのオイルを使用します。エンジンエレメント(オイルフィルター)も同時に交換する場合、7.1Lのオイルが必要です。

エンジンオイルは、動力であるエンジンの負担軽減にも直結するため、日々のメンテナンスとしては、欠かせません。

バッテリー

バッテリーの交換費用の相場は、20,000円ほどです。しかし、交換の際、工賃が必要となるため、3万円ほどかかることもあります。

バッテリーはエンジン始動で走行以外に、車内空調ほか乗車時間を快適に過ごすための電力関連を全て担っています。そして、エンジン同様に絶え間なく、働いています。

そのため、3〜5年を目安に新しいものへ交換するようにしましょう。そのほか、ライトが暗く感じたり、エンジンがかかりにくかったりするのも、交換する目安になります。

ブレーキパッド

ブレーキパットの交換費用は、8,000円〜10,000円が相場です。交換時期でいうと一般的に30,000km〜50,000kmが目安といわれていますが、走行ブレーキを踏んだ際に、不快音がする場合も交換するようにしましょう。

車検時に交換するなど定期的に交換することをおすすめします。

ラジエター液

ラジエター液は、エンジンの冷却するための溶液ですが、価格相場は2,000円〜3,000円ほどです。しかし、ガソリンスタンドや専門店では無償で給液してくれるなど、良心的なところもあります。

交換時期でいうと、2年か20,000km〜40,000km走行すれば交換の目安といわれています。車検時期に合わせて行っておくのが良いでしょう。

エアコンフィルター・エアクリーナー

エアコンフィルター・クリーナーの価格相場は、3,000円〜4,000円です。交換時期でいうと、1年に1度もしくは10,000kmが交換の目安となっています。

車内の空気やエアコンのきき方にも関わります。エアコンフィルター・エアクリーナーは、快適な車内空間に欠かせないメンテナンスのひとつといえるでしょう。

ヘッドライト

ヘッドライトの費用相場と交換時期の目安は、以下の通りです。

種類 交換目安 費用の相場
ハロゲンバルブ 1〜2年 3,000円〜5,000円
キセノンヘッドライトバルブ 3〜5年 10,000円〜30,000円
LEDヘッドライトバブル 10〜15年 3,000円〜20,000円

ヘッドライトは、安心安全なカーライフには不可欠な部品です。事故を起こさないためにも切れる前に交換するようにしましょう。

カーコーティング費用

カラーコーティングの費用相場と持続期間は、以下の表の通りです。カラーコーティングは、グランエースを新車同様に維持するには、必要費用といえるでしょう。

コーティング種類 持続期間 費用の相場
ポリマーコーティング 1~3か月 30,000円
ガラス系コーティング 半年~1年 50,000円~70,000円
ガラスコーティング 3~5年 70,000円~100,000円
セラミックコーディング 5~7年 100,000円~150,000円

施工場所は、ガソリンスタンド・ディーラー・専門店などさまざまです。施工時間は、グランエースの大きさだと3時間ほどです。車検の際など、定期的に検討してみてはいかがでしょうか。

その他必要に応じてかかる費用

ここまでで、グランエースの年間維持費をおおむね紹介しましたが、生活シーンによって必要な費用もあるでしょう。ここではケースバイケースですが、念のため想定しておいた方が良い、必要に応じてかかる費用を紹介します。

各費用は以下の通りです。

必要に応じてかかる費用

高速代

レジャーや遠出をしたときに高速代が必要になることもあります。ここでは東名高速の料金表を元に代金を明記しています。グランエースの高速代は、以下の通りです。

IC名 料金(通常) 料金(休日割) 区間距離
東京〜大井松田 1,920円  1,690円 57,9km
東京〜沼津 3,130円 2,530円 103,3km

 

普通車の3ナンバーに該当するグランエースは、大きな車体ながら高速代は、普通車扱いです。ETCや休日など、割引が適用されることもあります。

駐車場代

グランエースや車を所有するうえで、考慮しなければならないのが、駐車場代なのではないでしょうか。全国地区ごとの駐車場の平均的な月極料金は以下の通りです。

東京 30,000円
大阪 25,000円
横浜 17,000円
名古屋 11,000円

駐車場代は、維持費の中でもウェイトを占める部分です。あらかじめ年間維持費の計画に試算しておきましょう。

修理代

維持費として意外にかかる費用は修理代です。修理代は、これまで紹介したメンテナンス費用も含まれることもあります。また、法的点検や12ヶ月点検のとき、故障した場合、別途かかる費用としても考えておきましょう。

修理代はあらかじめ想定しておく費用ではありませんが、修理することもあると考えてゆとりを持っておきましょう。

マイカーローン

新車で600万円ほどするグランエースを一括購入する方もいるかもしれません。しかし、多くの方がマイカーローンを検討しているのではないでしょうか。ここでは、シミュレーションも兼ねて、分割支払いの具体的費用を紹介していきます。

ここで、共通する内容は、・頭金なし・金利8.000%・ボーナス支払いなしでシミュレーションしていきます。

マイカーローンシュミレーション
  • 36回払い
  • 60回払い

36回払い

新車グランエースを600万円と仮定し、36回払いでシミュレーションしていきましょう。

月々返済額は、188,019円です。36回払い、3年間の支払いとなります。月々の出費が大きくなるでしょう。メンテナンス費用も含めて抑えたいところです。

60回払い

新車グランエースを600万円と仮定し、60回払いでシミュレーションしていきましょう。

月々返済額は、121,659円です。60回払い、5年間の支払いとなります。2年の差ですが、3年支払いと比較すると月々の返済額が、66,360円の差になります。

後述しますが、年間維持費を抑えて返済計画を組んでいくことも可能です。年間維持費を把握して、快適なカーライフを計画しましょう。

グランエースの維持費総額

ここまでグランエースの維持費について細かく明記してきました。結論、どれくらいの維持費になるか気になるという方も多いのではないのでしょうか。ここでは、わかりやすく月ごとと年ごとに維持費をまとめています。

グランエースの月ごとの維持費

グランエースの月の維持費は以下の通りです。厳密にいうと、グランエースを新車で購入した際に月々に支払う想定金額です。

毎月約19万円必要という試算になります。

費用名 金額(月)
軽油費 ~10,000円
洗車費用 ~5,000円
消耗品費用 ~10,000円
高速代 ~10,000円
駐車場代 ~30,000円
マイカーローン 125,000円(60回払い)
合計 約19万円

グランエースの年ごとの維持費

次にグランエースの年の維持費は以下の通りです。

月々の支払いとは別で約32万円が必要です。さらに、別でイレギュラーなメンテナンス代や修理代が加算されることもあります。また、グランエースは、エコカー対象ですので、重量税が購入から3年間は免除されます。

費用名 価格
自動車税 51,000円
任意保険 70,000円
12ヶ月点検費用 11,000~20,000円
法定費用 約60,000円
車検費用 76,000円~110,000円
洗車費用 ~5,000円
合計 約316,000円

グランエースの維持費を抑えるためには?

直近では、グランエース年間、月間の維持費を紹介してきました。金額的にも高いと感じた人も少なくないのではないでしょうか。せっかく購入を検討するなら、少しでも維持費を抑えたいものです。

基本的に、法的費用は必要経費なので、それ以外をうまく抑えることで維持費を効果的に抑制できるでしょう。ここでは、グランエースの維持費を抑える方法を具体的に説明しています。気になる方は最後までご覧ください。

自動車保険を抑える

自動車保険は、年間維持費用でいうと70,000円です。自動車保険料を効果的に抑えるなら・保険会社の見直し・保険項目見直し・年額支払いなど、改善するポイントはさまざまです。

自動車保険は年間維持費の中でも、比重の大きなところになるので、積極的に見直してみましょう。

軽油代を抑える

軽油代は、日々の燃料費ですから数円の差が、大きな金額につながる可能性があります。グランエースは10km/Lなので、軽油代が1円安いだけで10,000km年間で走行した場合、1,000円軽油代が浮くということです。

日々使う燃料費だからこそ、1円でも安いのはもっとも効率的な維持費の抑え方かもしれません。

メンテナンス代を抑える

メンテナンス費用を抑えることも効果的です。例えば、洗車代を自分で手洗いにすることで年間のコストが1万円以上抑えることができます。さらにライトをLEDに変えるだけで、初期費用こそかかりますが、長い期間みると数万円の維持費用を抑えることになります。

メンテナンスを怠ったり、無理に抑えたりするのではなく、トータルコストや中長期で見たときに費用の全体感で抑えたほうが得策といえるでしょう。

車検費用を抑える

法的費用こそ抑えることはできませんが、車検費用は・ディーラー・専門店・工場・ガソリンスタンドなど検査場によって、費用が大きく変わります。グランエースの場合、車検費用が76,000〜110,000の差があります。

そのため、複数業者で見積もりを取ることや実店舗で交渉してみましょう。年間維持費で車検費用は決して安くないので、車検費用を抑えるということは、効果的な方法です。

ただし、車検費用の高いところでは相応のサービスを受けることができるので、サービスの内容も考えることも重要です。

まとめ

本記事では、グランエースの維持費について説明をしました。トヨタのグランエースとはミニバンの中でもサイズが5,300mmと大きく、迫力溢れるボディが特徴的です。

また、車内空間も広々した快適な乗り心地で、高級感溢れる内装やシートなど高いスペックを兼ね揃えています。定員数は7〜8人と大人数で難なく腰かけられるので、送迎車としても人気を誇っています。

さらに、燃費については、排出ガスのクリーン化やフリクションの低減やエコカー対象により、性能的にも高いといえるでしょう。走行した際の安定感も魅力的なので、ファミリーカーとしても重宝します。

グランエース購入後、「意外に維持費がかかる」と後悔する前に、本記事を参考に年間、月間と維持費用を把握し、試算してみてください。

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