洗練されたデザインと、人も荷物もたくさん載せられるスペースの広さで人気のトヨタ ノア。2022年1月に8年ぶりのフルモデルチェンジを行い、さらに注目を集めています。
そんなノアには、乗車定員や駆動方式の違いも含めると、全29種類と非常に幅広いグレードが用意されており、それぞれ価格や装備内容が異なります。
これだけ多くのグレードがあると「どれを選べばいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では新型ノアをご検討中の方に向けて、グレード別の違いをご紹介します。ぜひ車選びの参考にしてください。
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目次
新型ノアのグレードは全29種類!グレードによる違いは?
新型ノアには「S-Z」「S-G」「Z」「G」「X」と5種類のグレードが設定されており、それぞれにハイブリッド車とガソリン車が用意されています。
また「S-Z」と「Z」以外のグレードには、7人乗り・8人乗りと乗車定員が異なるタイプも設定されており、2WD、4WDの駆動方式の違いも合わせると、その数はなんと29種類。
それぞれのグレードにはどのような違いがあるのでしょうか。ここからは価格や燃費、グレードによる装備品の違いをご紹介します。
新型ノアのグレード別価格
ノアのグレード別価格は以下の通りとなります。
グレード別価格 | S-Z | Z | S-G | G | X | |
ハイブリッド(2WD) | 7人乗り | 3,670,000円 | 3,590,000円 | 3,390,000円 | 3,320,000円 | 3,050,000円 |
8人乗り | – | – | 3,390,000円 | 3,320,000円 | 30,50,000円 | |
ハイブリッド(E-four) | 7人乗り | 3,890,000円 | 3,810,000円 | 3,610,000円 | 3,540,000円 | 3,270,000円 |
8人乗り | – | – | – | – | – | |
ガソリン(2WD) | 7人乗り | 3,320,000円 | 3,240,000円 | 3,040,000円 | 2,970,000円 | 2,670,000円 |
8人乗り | – | – | 3,040,000円 | 2,970,000円 | 2,670,000円 | |
ガソリン(4WD) | 7人乗り | 3,518,000円 | 3,438,000円 | 3,238,000円 | 3,168,000円 | 2,868,000円 |
8人乗り | – | – | 3,238,000円 | 3,168,000円 | 2,868,000円 |
最も価格が安く設定されているエントリーグレードの「X」と最上級グレードの「S-Z」では80万円以上の差がありますが、その分搭載装備や機能にも違いがあります。
本記事ではグレードごとの搭載品の違いをご紹介しますので、ぜひ見た目の好みや使い方に合わせて自分にピッタリのグレードを見つけてください。
燃費
車選びでは燃費を重視したいという方も多いでしょう。
ここからはノアの燃費をご紹介します。
グレード燃費(WLTCモード) | S-Z | Z | S-G | G | X | |
ハイブリッド(2WD) | 7人乗り | 23.0km/l | 23.0km/l | 23.0km/l | 23.2km/l | 23.4km/l |
8人乗り | – | – | 23.0km/l | 23.2km/l | 23.4km/l | |
ハイブリッド(E-four) | 7人乗り | 22.0km/l | 22.0km/l | 22.0km/l | 22.0km/l | 22.0km/l |
8人乗り | – | – | – | – | – | |
ガソリン(2WD) | 7人乗り | 15.0km/l | 15.0km/l | 15.0km/l | 15.1km/l | 15.1km/l |
8人乗り | – | – | 15.0km/l | 15.1km/l | 15.1km/l | |
ガソリン(4WD) | 7人乗り | 14.3km/l | 14.3km/l | 14.3km/l | 14.3km/l | 14.4km/l |
8人乗り | – | – | 14.3km/l | 14.3km/l | 14.4km/l |
新型ノアはフルモデルチェンジにより見た目や機能はもちろん、燃費の良さも向上しています。
ハイブリットモデルとガソリンモデルでは、燃費に差が生まれますが、ガソリン車でも15.0km/l以上を達成しており、車両サイズが大きく燃費が悪い傾向があるミニバンとしては燃費のいい車と言えるでしょう。
エクステリア
都会的で、より先進的な見た目に進化したノア。
グレードにより、タイヤやフロントグリルなど搭載されるエクステリアパーツが異なるため、どのグレードを選ぶかで見た目が大きく変わります。
ここからはそんなノアのエクステリアについてご紹介します。
車選びでは「見た目を重視したい!」と考えている方も多いと思いますので、ぜひ参考にしてください。
タイヤ
足回りの印象を大きく変えるタイヤ。ノアはグレードによってホイール形状や塗装が異なり、見た目にも違いが生まれます。
それぞれのグレードに搭載されるタイヤサイズとホイールは以下の通りです。
- グレード別タイヤ&ホイール
- ・「S-Z(E-four・4WD)」/「S-G」…エアロ専用16インチタイヤ&アルミホイール(シルバーメタリック塗装)
・「Z」/「G」…16インチタイヤ&アルミホイール(シルバーメタリック塗装)
・「S-Z(2WD)」…17インチタイヤ&アルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)
・「X」…16インチタイヤ&スチールホイール
「S-Z(E-four・4WD)」/「S-G」、「Z」/「G」に搭載されたアルミホイールは、同じシルバーメタリック塗装が施されていますが、デザインに違いがあり、エアロ専用グレードの方がスポークが多いデザインを採用しています。
また、「S-Z」の2WD車には、アルミを削り出す切削輝光を採用。近年人気が高まるこのデザインは、エクステリアに高級感や上質感を与えてくれるでしょう。
グレードにより高級感やダイナミックさに差が出ますので、エクステリアにこだわりたい方は、実際に店舗で見た目を確認してみることをおすすめします。
フロントグリル
新型ノアは、「S-Z」「S-G」にスモークメッキ+メッキ(エアロ専用)、「Z」「G」「X」にカラード+メッキモールと異なるフロントグリルを採用。
フロントグリルは、正面から車を見たときの印象を大きく変えるポイントで、メッキを中心に使用した「S-Z」「S-G」はダイナミックで高級感のある印象が強くなっています。
一方、「Z」「G」「X」はシンプルな印象がありますので、グレード選びでは搭載されたグリルにも注目してみてください。
フードモールディング
フードモールディングとは、ボンネットに取り付けられるパーツで、ノアではトヨタのマークが取り付けられている部分を指します。
「S-Z」「S-G」にはブラック塗装が採用されており、ダイナミックなフロントグリルを引き締める効果があります。
「G」「X」にもブラック塗装が採用されていますが、フロントグリルのデザインが異なるため、シンプルな印象がより強くなるでしょう。
また、「Z」にはノアで唯一メッキのフードモールディングを採用。シンプルにまとまったフロントにアクセントを加えてくれます。
フロントの見た目は好みが分かれるポイントでもありますので、ぜひお好みのデザインを見つけてみてください。
ドアベルトモールディング
ドアベルトモールディングは、ドアの窓枠部分に取り付けられるパーツです。
ノアでは「S-Z」「Z」にステンレスのドアベルトモールディングを採用。光に当たると「きらっ」と光るパーツが高級感を与えてくれます。
エアロパーツ
車にダイナミックな印象を与えるエアロパーツ。ノアでは「S-Z」「S-G」にフロントバンパー、リヤバンパー、サイドマッドガードが標準搭載されています。
エアロパーツは、オプションでしか設定がない車種も多いですが、ノアならノーマルのままで力強い見た目を手に入れることが可能です。
ライト
夜間走行時の視認性や、見た目を変えるライト。ノアでは全てのグレードのヘッドライトにLEDを使用しており、標準搭載品のままでも十分安全にドライブを楽しむことが可能です。
しかし、一部ライトに関してはグレードにより搭載品が異なります。またオプションでライトをカスタマイズすることもできますので、グレード選びの際にはぜひライトにも注目してみてください。
ヘッドライト
ノアは、全てのグレードでリフレクター式LEDヘッドランプ、LEDクリアランスランプ、ターンランプを標準搭載しています。
どのグレードもLEDを使用していますので、夜間も周囲を明るく照らし、安全性を確保することができるでしょう。
さらにLED特有の白い光で先進的な見た目も手に入れることができます。
また、「S-Z」「Z」では、オプションでプロジェクター式LEDを取り付けることも可能です。
プロジェクターLEDは、標準搭載のリフレクターLEDと光の拡散方法が異なり、必要な箇所にだけ効率良く光を照射することができますので、より視認性を良くすることができます。
価格は+62,700円となりますので、夜間の走行性を重視したい方は、ぜひオプションもご検討ください。
フォグランプ
霧や雪で視認性が悪くなっている時に活躍するフォグランプ。ノアではフロントフォグランプが「S-Z」「S-G」「Z」に標準搭載されていますが、その他のグレードではオプション装備となります。
また、リヤフォグランプに関しては、全てのグレードでオプション装備となりますので、使い方に合わせてご検討ください。
オプションフォグランプの価格は+47,590円〜57,090円となります。
フロントガラス
ノアのフロントガラスには、全グレードでUVカットグリーンガラスが採用されています。そのため夏の時期でも紫外線を気にすることなくドライブを楽しむことが可能です。
さらに上級グレードの「S-Z」「Z」では、より紫外線カット率が高いスーパーUVカットと、撥水機能が付いたフロントガラスを採用。
上級グレードでは、天気にかかわらず、より快適なドライブを楽しむことができるでしょう。
内装
ノアはエクステリアの見た目がカッコいいだけでなく、内装にもこだわりの装備品が搭載されています。
ここからはノアの内装装備を「運転席周り」「シート」「空調」「照明」「収納」の5項目に分けてご紹介。上級グレードほど装備が充実しており、便利なドライブを楽しむことができますので、ぜひグレード選びの参考にしてください。
運転席周り
運転席周りの装備は、操作感や内装の雰囲気に大きく影響します。
ここからはノアの運転席周りの装備についてご紹介します。
ステアリング
ノアでは、全グレードに乗用車で一般的な3本スポークステアリングを採用しています。
ステアリングはグレードによって素材や加装が異なり、エントリーグレードの「X」はウレタン、それ以外のグレードではシルバー加装が施された本革巻きホイールを使用。
本革巻きホイールはグリップ感が良く、見た目にも高級感がありますので、車内のインテリアにこだわりたい方はぜひ本革巻きのグレードを検討してみてください。
シフト
新型ノアでは、ガソリン車に10速シーケンシャルシフトマチック、ハイブリッド車にはシフトノブが搭載されています。
10速シーケンシャルシフトマチックは、マニュアル操作が可能なシフトで、ノアのガソリン車なら自分で車を動かしているという操縦感を味わうことができるでしょう。
またハイブリッド車に搭載されたシフトには、エントリーグレードの「X」を除く全てのグレードにシルバー加装を採用。
シンプルな車内にキラッと光るパーツが目を引き、高級感がある印象となります。
さらにノアのハイブリッド車では、オプション設定されているパノラミックビューモニター+パーキングサポートブレーキを注文することで、シフトがエレクトロシフトマチックに変更となります。
この装備はトヨタの一部ハイブリッド車に用意されたもので、電気信号でシフト操作を行うため、軽い力でシフトチェンジを行うことができます。
シフトはドライブ中に必ず操作する装備品となりますので、試乗車などで操作感を実際に試してみてはいかがでしょうか。
モードスイッチ
モードスイッチとは、道路状態や気分によって走行モードを変更できる装備です。
ノアのハイブリッド車ではエコ・パワーのドライブモードと、電気を使用することで燃費を良くするEVモードが搭載されています。
一方ガソリン車には、燃費を良くするエコモードが搭載されており、場面や好みに合わせて走り方を変えるのも、ノアで走る楽しみのひとつと言えるでしょう。
マルチインフォメーションディスプレイ
マルチインフォメーションディスプレイは、インパネに搭載される装備で、燃費をはじめ様々な車両情報を表示してくれるものです。
新型ノアでは、「S-Z」と「Z」に7.0インチTFTカラーディスプレイ、それ以外のグレードでは4.2インチTFTカラーディスプレイが搭載されています。
どちらもカラーで情報が表示されるため、先進的な雰囲気を感じることができますが、「大きな画面で情報を確認したい」「高級感や先進的な雰囲気を取り入れたい」という方にはサイズの大きいディスプレイを採用した上級グレードがおすすめです。
オプティトロンメーター
オプティトロンメーターは、メーター裏側に設置されたパネルが光を発することで視認性を高めたアナログメーターです。
ノアでは全グレードにこのメーターが搭載されていますが、ハイブリッド車では青のライン、ガソリン車ではグレーのラインが入っており、グレードによって見た目に違いが生まれます。
メーターは速度や残燃料などドライブに必要な情報が表示されますので、中央に配置されるマルチインフォメーションディスプレイと合わせて確認しやすいデザインを見つけてみてはいかがでしょうか。
ディスプレイオーディオ
ノアにはエントリーグレードの「X」を除く全グレードに8インチのディスプレイオーディオを搭載しています。
この装備には、ナビゲーションシステムが搭載されていませんが、スマートフォンを接続することで、マップをはじめとするアプリをディスプレイに映し出し、運転中に直接操作することが可能です。
さらにノアのディスプレイオーディオは、オプションサービスのコネクティッドナビに対応。
使用には別途契約が必要となりますが、この機能を使えばトヨタのセンターに蓄積されたデータを受信し、リアルタイムで最適なルート案内を行ってくれます。
他にも音声案内に対応したエージェント機能なども追加することができますので、オプションでカスタマイズすることでより快適なドライブを楽しむことができるでしょう。
ただし一部アプリの利用には通信が必要となります。通信料が気になる方や、電波の届きにくい山道などでナビを使用することが多い方には、車内ナビを搭載したディスプレイオーディオPlusがおすすめです。
ディスプレイオーディオPlusは「X」を除く全てのグレードで注文が可能で、価格は以下の通りとなります。
【ディスプレイオーディオPiusの価格】
グレード | 条件 | 価格 |
S-Z | – | 190,300円 |
S-G(ハイブリッド車) | アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキ+パノラミックビューモニター+パーキングサポートモニター選択時 | 302,500円 |
S-G(ガソリン車) | 269,500円 | |
S-G | バックガイドモニター選択時 | 176,000円 |
Z | – | 190,300円 |
G(ハイブリッド車) | アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキ+パノラミックビューモニター+パーキングサポートモニター選択時 | 302,500円 |
G(ガソリン車) | 269,500円 | |
G | バックガイドモニター選択時 | 176,000円 |
シート
車のインテリアの大部分を占めるシート。ノアではグレードにより異なる表皮や機能を搭載したシートを採用しています。
シートは車内の雰囲気はもちろん、触り心地や座り心地で好みが分かれるポイントでもありますので、ぜひ自分に合った装備を見つける参考にしてください。
シート表皮
ノアはグレードによりシートに採用された素材が異なります。
グレード別の装備品は以下の通りです。
- シート表皮
- <・「S-Z」…合成皮革+ファブリック ・「S-G」…上級ファブリック ・「Z」…上級皮革+ファブリック ・「G」…上級ファブリック ・「X」…ファブリック/dd>
上級グレードの「S-Z」「Z」には、シートの周囲に合成皮革を、背中や足が接する部分にはファブリックを採用。高級感のある見た目だけでなく、通気性の良さも実現しています。
また中間グレードの「S-G」「G」、エントリーグレードの「X」にはファブリックシートが採用されていますが、肌触りにこだわった上級ファブリックと通常のファブリックでは、座り心地や触り心地にも差が生まれます。
実際に試乗車や展示車で感覚を試して、お気に入りのシートを見つけてみてはいかがでしょうか。
快適温熱シート
寒い季節、車のシートに座った瞬間に感じる「ヒヤッ」とした感覚。これを解消してくれるのが、シートが暖かくなる快適温熱シートで、ノアでは「S-Z」と「Z」に標準搭載されています。
また、中間グレードの「S-G」「G」では、メーカーオプションパッケージの「快適利便パッケージ(Mid)」を注文することで取り付けることが可能です。
「S-G」、「G」のセットオプション価格は、ハイブリッド車で+172,700円、ガソリン車で+178,200円となります。
この装備があれば、冬のドライブをより快適な温度で楽しむことができますので、寒い地域にお住いの方や、シートのひんやりとした感覚が苦手な方はぜひご検討ください。
キャプテンシート(7人乗り)
新型ノアでは7人乗りモデルに、セカンドシートをそのまま後方へスライドさせ、ゆったりとした空間を確保できるキャプテンシートを採用しています。
最大745mmシートを後退させることができるこの装備を使用すれば、足元にゆったりとしたスペースを確保することができます。またドライブ中だけでなく、車中泊なども楽しむことができるでしょう。
さらに上級グレードの「S-Z」「Z」には折り畳み式大型サイドテーブル+SUB端子を、中間グレードの「S-G」「G」には折り畳み式サイドテーブルを搭載。
こぼれやすいドリンクを置いたり、スマートフォンを充電したりと、ドライブに快適さをプラスしてくれます。
ファミリーカーやミニバンの購入を検討されている方の中には、後部座席の使い勝手や機能を重視したいと考えている方も多いと思いますので、グレード選びの際にはぜひセカンドシートにも注目してみてください。
6:4分割チップアップシート
大人数でのお出かけもできる新型ノアの8人乗りモデルでは、セカンドシートを6:4に分割してスライドすることができる分割チップアップシートを採用しています。
後方へは最大705mmスライドすることができるため、セカンドシートにゆったりとしたスペースを確保することができます。
さらに座面を上げ、前方にスライドさせれば、サードシートへの乗り込みもスムーズに。
また、サードシートを跳ね上げれば、ラゲージルームの容量を確保することもできますので、シーンに合わせてノアをアレンジする事で快適なドライブを楽しみましょう。
インテリア
都会的な見た目と、広々とした車内が注目を集める新型ノアは、インテリアにも快適なドライブを楽しむための装備が充実しています。
ここからはそんなノアのインテリアをグレード別にご紹介します。
インパネ
インパネとは、運転席前面に搭載される計器盤やダッシュボードのことです。
新型ノアでは、グレードにより加装が以下の通り異なります。
S-Z | Z | S-G | G | X | |
アッパーオーナメント | 合成皮革巻き | – | – | – | |
オーナメント | 合成皮革巻き+ステッチ(運転席・助手席) | 合成皮革巻き(助手席) | – | ||
センタークラスター | シルバー塗装モール付き | – |
運転席周りのパーツに合皮やステッチ、シルバーモールが採用されている上級グレードは、高級感がありおしゃれな雰囲気に、加装が少ないグレードはシンプルな印象の車内となりますので、お好みに合わせてグレード選びの参考にしてください。
フロントドアアームレスト
新型ノアのフロントドアアームレストには、上級グレードの「S-Z」「Z」にソフトレザー+ステッチ、中間グレードの「S-G」「G」にソフトレザーを採用しています。
ソフトレザーは触り心地に優れ、見た目にも上質な雰囲気をプラスしてくれますので、実際に現物で違いを確認してみてはいかがでしょうか。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。
空調
快適な温度を保つために欠かせない空調。新型ノアでは上級グレードの「S-Z」「Z」に左右独立して温度をコントロールできるフロントエアコンと、リアオートエアコン(クーラー・ヒーター)を搭載しています。
そのほかのグレードにはフロントオートエアコンとリヤクーラーが搭載されていますので、どのグレードでも快適な車内を過ごすことができますが、「乗る人に合わせた温度調節がしたい」という方は、ぜひ上級グレードをご検討ください。
また、左右独立フロントオートエアコン、リアオートエアコン(クーラー・ヒーター)が標準搭載されていない「S-G」「G」では、メーカーオプションパッケージの快適利便パッケージ(Mid)を注文することで搭載が可能です。
価格はハイブリッド車で+172,700円、ガソリン車で+178,200円となります。
照明
新型ノアでは全てのグレードにフロントとリヤにひとつずつLEDルームランプを搭載しています。
天井に埋め込むダウンライトは乗車定員により違いがあり、7人乗りモデルではフロント・リアに、8人乗りモデルにはフロントのみに搭載されます。
収納
すっきりと片付いた車内でドライブを楽しむために重要な収納。
新型ノアでは、どのグレードでも基本的な収納装備が揃っていますが、一部収納や機能に違いがあります。
ここからは新型ノアの収納装備をご紹介します。
全車搭載収納装備
ノアでは以下の収納装備が全てのグレードに搭載されています。
- 全車に搭載された収納装備
- ・フロントカップホルダー(運転席・助手席)
・助手席オープントレイ
・グローブボックス
・シフト横小物入れ(充電用SUB端子付)
・エコバッグフック
・シートバックポケット(運転席・助手席)
・フロントドアボトルホルダー
・小物トレイ&フロントドアポケット
・スライドドアボトルホルダー
・デッキトリムボトルホルダー
・サードシート中央席ヘッドレスト用収納スペース
・スーパーラゲージボックス
・デッキボード
・デッキフック
コンソールボックス
小物の収納に活躍するセンターコンソールボックス。ノアではインパネ一体型と独立型の2種類を用意しています。
グレード別の装備内容は以下の通りです。
【グレード別センターコンソールボックス】
タイプ | 機能 | グレード |
インパネ一体型 | ・アッパートレイ ・カップホルダー2個 ・リヤボックス |
・S-Z(ハイブリッド車) ・Z(ハイブリッド車) |
独立型 | ・アッパートレイ ・リヤボックス |
・S-G(ハイブリッド車) ・G(ハイブリッド車) |
・フロントボックス ・リヤボックス |
・S-Z(ガソリン車) ・Z(ガソリン車) |
上記表にないグレードでは通常のグローブボックスが搭載されます。
助手席シートバックテーブル
助手席シートバックテーブルは、助手席後ろに取り付けられる折り畳み式のテーブルです。
ノアでは8人乗りモデルに標準搭載されている装備で、カップホルダー2個とエコバックフック2個を設置。人を乗せる時にも、倒れてほしくない荷物を運ぶ時にも活躍するでしょう。
安全性能
近年、急速に進化する車の予防安全技術。
2022年1月にフルモデルチェンジをした新型ノアにも充実した安全装備が搭載されています。
とはいえ、装備の名前を聞いただけではどんな装備かよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここからはそんな方のためにノアに搭載された安全装備を詳しくご紹介します。
一部装備はオプションとして設定されていますので、車選びの際には安全装備オプションもあわせてご検討ください。
Toyota Safety Sense
Toyota Safety Senseとは、事故が起こりやすい場面で危険を回避したり、被害を軽減する予防安全パッケージです。
ノアでは全てのグレードで8種類の装備が標準搭載されていますので、安心してドライブを楽しむことができるでしょう。
プリクラッシュセーフティ
プリクラッシュセーフティは、直進時はもちろん、右左折時などに起こる衝突の危険を回避する安全装備です。
昼夜問わず、歩行者や自転車を検知し、衝突の危険がある場合には警告音と表示でドライバーに注意を促します。
さらにブレーキを踏めなかった場合には、自動でブレーキを作動させ被害を軽減。
見通しの悪い道や暗い道での安全性を確保します。
ノアでは全てのグレードに標準搭載されている装備です。
緊急時操舵支援
歩行者や自動車との衝突を回避しようと突然ステアリングを切ると、車両が不安定になったり、車線から車がはみ出してしまったりと、さらなる危険が生じる場合があります。
緊急時操舵支援はそんな危険を回避する装備です。
衝突の危険がある場面で、充分なスペースがあるとシステムが判断した場合には、車両の安定性を保つとともに回避操舵を支援してくれます。
ノアでは全てのグレードに標準搭載されています。
レーントレーシングアシスト+レーンディパーチャーアラート
レーントレーシングアシスト+レーンディパーチャーアラートは、道路上の白線や黄線を認識し、車両がはみ出さないようにサポートしてくれる装備です。
万が一車線からはみ出してしまう可能性がある場面では、表示と警告音で注意を促してくれます。
また、ドライバーのふらつきを検知した場合には休憩を促したり、無操作が続いた場合には自動で減速・停止をしたりと、事故の回避を支援します。
ノアでは全てのグレードに標準搭載されています。
レーダークルーズコントロール
レーダークルーズコントロールは、車両に搭載されたカメラとレーダーで前方を走る車を検知し、速度に合わせて追従支援をする安全装備です。
アクセルとブレーキ操作が連続する高速道路の渋滞時やノロノロ運転時には、ドライバーの疲労がたまりやすいとされていますが、この装備があればロングドライブも快適になるでしょう。
さらに車線変更やカーブ検にも対応していますので、様々な道路状況で活躍します。
ノアでは全てのグレードに標準搭載されていますので、長距離運転が多いという方はぜひ活用してください。
アダプティブハイビームシステム
アダプティブハイビームシステムは、ヘッドライトの照射範囲を自動制御する装備です。
先行車や対向車に当たる部分を自動的に遮光してくれるので、周囲の車に迷惑をかけることがありません。
また、ハイビームとロービームの切り替え動作が連続するような道路状況では、ハイビームの利用頻度が減る傾向がありますが、この装備があればドライバーが切り替え操作をする必要がありませんので、ハイビームの利用頻度が増え、より安全に走行することが可能となります。
この装備はノアの「S-Z」「Z」にオプションとして用意されていますので、夜間走行が多い方は取り付けを検討してみてはいかがでしょうか。
オートマチックハイビーム
オートマチックハイビームは、自動でハイビームとロービームを切り替えてくれる安全装備で、歩行者や車両の早期発見をサポートしてくれます。
ノアでは全グレードに標準搭載されていますので、より安心して夜間走行を楽しむことができるでしょう。
ロードサインアシスト
ロードサインアシストは、車両に搭載されたカメラが標識を認識し、最高速度・一時停止・転回禁止などの情報をマルチインフォメーションディスプレイに表示してくれる安全装備です。
初めて走行する道や、夜間走行時には標識を見落としてしまう可能性がありますが、ロードサインアシストがあれば、標識に従っていないと判断した場合には、点滅やブザーで危険をお知らせしてくれます。
この装備は、ノアの全グレードに標準搭載されています。
ドライバー異常時対応システム
ドライバー異常時対応システムは、急病などで走行中に操作ができなくなった際にドライバーの救護・救命を支援するシステムです。
異常をシステムが検知すると、減速・停車を行い、停車後にはドアの開錠で早期救命をサポート。さらにオプションのT-Connectを使用している場合には、緊急車両要請も行います。
ノアでは全てのグレードに標準搭載されている装備ですが、T-Connectの利用には別途契約が必要となりますのでご注意ください。
プロアクティブドライビングアシスト
プロアクティブドライビングアシストは、歩行者の横断や飛び出し、先行車との衝突といった事故につながる可能性があるリスクを先読みし、危険に近づかないようにサポートする装備です。
ノアでは全てのグレードに標準搭載されていますので、様々な道路状況で活躍してくれるでしょう。
発進遅れ告知機能
信号が青に変わったり、先行車が発進したことを見落とし自車の発進が遅れてしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
発進遅れ告知機能は、そんな「うっかり」を予防する安全装備で、ブザーと表示でドライバーに発進が遅れていることを知らせてくれます。
ノアでは全てのグレードに標準搭載されています。
ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト
ブラインドスポットモニターは、見落としやすい後方にいる車を検知し、ドアミラー上のインジゲーターで存在を知らせてくれる機能です。
後方に車両がいるにも関わらず、ウインカーを操作すると、点滅により分かりやすく危険を知らせてくれますので、事故が起こりやすい車線変更も安心して行うことができます。
また、ブラインドモニターのセンサーを利用し、安全な降車をサポートする機能も搭載。
後方から車や自転車が近づいているのにも関わらず、パワースライドドアを開けようとした場合には、途中停止もしくは操作キャンセルで危険を回避します。
この装備は「X」を除く全てのグレードでオプション設定となっており、価格は+134,200円です。
トヨタチームメイト
トヨタチームメイトは、購入後も機能をアップデートをすることで最新の高度運転支援や駐車支援が使用できる安全装備です。
ノアでは「X」を除く全てのグレードにオプションとして用意されていますので、車選びでは安心安全にこだわりたいという方はぜひご検討ください。
アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキ
アドバンストパークは、駐車したいスペースの前でスイッチを押すだけで、ステアリング・アクセル・ブレーキ・シフトといった駐車で必要な全ての操作を車が代わりに行ってくれる安全装備です。
従来はバック操作のみに対応していましたが、新型ノアでは前向き駐車、前向き出庫、バック出庫とこれまで以上に対応範囲が広がっています。
またアクセルの踏み間違いや踏みすぎで起こる事故を軽減するパーキングサポートブレーキも搭載されていますので、より安心して駐車をすることができるでしょう。
さらにノアのハイブリッドモデルでは、車外から遠隔駐車・出庫が可能なリモート機能がついていますので、駐車に苦手意識がある方はぜひご検討ください。
(ガソリンモデルに用意されたアドバンストパーク+パーキングサポートブレーキはリモート機能なしとなります。)
アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキの価格 | 「S-Z」「Z」 | 「S-G」「G」 |
リモート機能付き(ハイブリッド車) | +126,500円 | +143,000円 |
リモート機能なし(ガソリン車) | +93,500円 | +110,000円 |
車両接近通報装置
車両接近搭載装置は、ハイブリッドモデルの全てのグレードに搭載される安全装備で、エンジンルームに取り付けたスピーカーから、あえてモーター音を出すことで周囲に車の存在を知らせます。
ハイブリッド車は、走行音が非常に静かなため、歩行者が車両の接近に気づかず、突然飛び出しや横断をしてしまう可能性がありますが、そんな危険を未然に防ぐことが可能です。
ITS Connect
ITSコネクトは、死傷者ゼロの社会を願い開発された安全装備で、車両に搭載されたセンサーやカメラでは検知しきれない情報を道路や車両と通信することで検知し、ドライバーに知らせてくれます。
ノアでは全てのグレードにオプションとして設定されていますので、より安心してドライブを楽しみたいという方はぜひご検討ください。
まとめ
2021年1月にフルモデルチェンジを行ったノア。先進的で都会的なデザインと充実した機能が幅広い層からの注目を集めています。
そんなノアには、全部で29種類のグレードが用意されており、それぞれ価格や装備品が異なるため「どれを選べば良いかわからない」という方も多いでしょう。
本記事ではそんな方のために、グレードごとの装備品の違いをご紹介しました。
ぜひお気に入りの装備を搭載したグレードを見つけ、新しいカーライフを充実させる参考にしてください。
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