「中古で買ったホイールをきれいにしたい」「カラーチェンジしてイメージを変えたい」「ホイールで個性を出したい」という思いから、ホイール塗装を考えている方も多いのではないでしょうか。

ホイール塗装は専門の業者に依頼することもできますが、自身でDIYすることもできます。業者に頼むよりも費用がかからず愛着も沸きやすいので、DIYに挑戦してみたい方も増えています。好みのカラーに塗装できるため、自分だけの個性的なデザインにすることも可能です。

そこで本記事では、ホイール塗装のDIYについて、メリット・デメリットや塗装方法などを紹介していきます。ホイールのDIYを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

アルミホイールの塗装について

まずは、アルミホイール塗装について解説していきます。アルミホイール塗装の魅力やアルミホイール自体について、業者とDIYはどちらがおすすめかなどについて詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

アルミホイールとは?

ホイールとは、タイヤの内側にはめ込まれている車輪上の部分のことで、車の走行には欠かせないパーツのひとつです。

ホイールにはスチールホイールとアルミホイールの2種類あります。アルミホイールはアルミニウム合金を原料としており、軽量なので操作性が優れ燃費が良くなるのがメリットです。

また、アルミホイールはアルミニウムを鋳型という型に流し込んで形を作る鋳造という方法で作られています。そのためデザイン性が高いホイールが作れるのも特徴です。

アルミホイールを塗装する魅力は?どんな時?

アルミホイールは、走行中の飛び石や縁石などで傷がつきやすいパーツです。また、経年劣化によるサビや塗装の剥がれ・ブレーキダストによって見た目が悪くなってしまうでしょう。そのため、綺麗な見た目を維持するためには、定期的にアルミホイールを塗装する必要があります。

塗装する際に自分好みの色を選択してドレスアップしたりイメージチェンジできるのも魅力です。アルミホイールは車のデザイン性に大きく影響するパーツなので、アルミホイールを塗装するだけでも印象が大きく変わることでしょう。

安く購入した中古ホイールをきれいに見せたい時

中古でホイールを安く購入したものの傷が気になった経験もあるのではないでしょうか。そんな中古ホイールをきれいに見せたいときにはホイールを塗装するのがおすすめです。

走行中の飛び石や縁石との接触などで、ホイールはどうしても傷が付いてしまいます。路面に近く高速で回転しているため、本体よりも傷が付きやすい箇所といえるでしょう。

ホイールの傷は車体全体のイメージが悪くなってしまいます。とはいえ、ホイールが傷つくたびに買い替えるのはコストがかかり現実的ではありません。

見た目を美しく保つためにも、傷がついたホイールは塗装するのがおすすめです。

デザインは気に入っているけど色でイメージチェンジがしたい時

前述の通り、アルミホイールはデザイン性の高さが特徴のホイールです。デザインを気に入って購入したものの、長い間使用しているため少し気分を変えたいという方は、DIYでホイールを塗装するのがおすすめです。

他の人とかぶらない個性的なホイールにしたい時

他の人とかぶらない個性的なホイールにしたいという思いで、ホイール塗装をする方は少なくありません。

ホイールをDIYすれば、既製品にはない好みの色にできるので、自分だけの個性的なホイールを手に入れることができるでしょう。

DIYと業者のどちらがおすすめ?

ホイール塗装を自身でDIYするか業者に頼むか迷う方もいるのではないでしょうか。費用面やクオリティを比較して判断するのがおすすめです。

自分がなにを重視するかによってどちらを選べばいいか決まってきます。できるだけ費用を抑えたい方はDIYが、仕上がりの綺麗さを求めるなら業者に依頼するのがおすすめです。

DIYする場合、費用は10,000円以下で済む場合がほとんどです。業者に依頼すると1本15,000円〜30,000円ほどかかりますが、その分仕上がりのクオリティはあがります。

それぞれのメリットとデメリットをチェックして、どちらを選ぶか判断しましょう。

DIYのメリット3選!DIYでもできる!

ホイール塗装は業者に頼むか、自身でDIYするかの2つの方法から選べます。どちらを選ぶかでかかる費用も変わってきますが、ここではDIY塗装をするメリットとして以下の3つを紹介していきます。

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

費用が安く済む

ホイールをDIYするメリットの1つ目は費用が安く済むという点です。塗装に必要な塗料などの道具は、ホームセンターなどで揃えることができます。すべて揃えても5,000円〜8,000円ほどしかかかりません。安い塗料を選べばもっと費用を抑えられるでしょう。

業者に頼んだ場合の料金相場は1本15,000円〜30,000円ほどです。特殊なカラーや塗り分けを依頼する場合は、追加料金が発生することもあります。また、塗装する際はタイヤを取り外してから行う場合がほとんどです。そのため、作業工賃が発生し費用がかさんでしまいます。

自分で塗装するため愛着が湧く

自分で手間暇かけて塗装するため、愛着が湧くのもDIY塗装のメリットといえます。車自体は好きでもホイールのカラーに不満があるケースでも、自分でDIYすればより自分の車が好きになることでしょう。

世界に1つだけの特別なホイールとなるため、特別感が感じられます。

車をカスタマイズする楽しみを味わえる

DIY塗装は、車をカスタマイズして、オリジナリティあふれる車にする楽しみを味わえます。同じ車種でもカラーリングを変えるだけで見た目の印象が変わり、個性をアピールすることが可能です。

ホイールのカラーを変えるだけでも全体の印象が変わってくるため、他の車とかぶらないデザイン性のある車に乗りたい方は、ぜひDIY塗装に挑戦してみてください。

DIYのデメリット3選

DIYのホイール塗装はメリットだけではありません。ここでは、DIYのデメリットについて3つ紹介していきます。

完璧な仕上がりにするのは難しい

確実に油分を除去した上で塗装しなければ、きれいに仕上げるのはとても難しいとされています。また、缶スプレーの場合はコツがわからなければ液だれしてしまうこともあるでしょう。

見た目重視の方は、費用をかけてプロに依頼するのがおすすめです。塗装業者に依頼すれば、細かいカラー指定も可能ですし、キャンディカラーなどの難しいカラーもきれいに仕上げてくれます。また、プロならではの豊富なカラーラインナップから選べるのも魅力です。

仕上がりの美しさにこだわりたい方や複雑なカラー塗装をしたい方は業者への依頼をおすすめします。

道具を揃える必要がある

アルミホイールをDIYする場合、塗料はもちろん下地処理を行うアイテムや洗浄アイテム・マスキングなどさまざまな道具が必要です。

その道具を一からすべて集めなければならないため、手間がかかるのがDIYのデメリットといえるでしょう。

時間がかかる

自分でDIYをする場合、業者のように設備が整っているわけではないので、時間と手間はどうしてもかかってしまいます。

また、面倒だからと工程を省いたり雑な作業をしてしまうと、余計に時間がかかってしまうこともあります。耐久性を上げる必要もあるため、DIYでのアルミホイール塗装は時間がかかることを頭に入れておきましょう。

DIYの際の4つの方法!自分に合った方法で塗装しよう!

ホイール塗装と聞いて思い浮かべるのは、スプレー缶での塗装ではないでしょうか。ですが、ホイール塗装をするには、スプレー缶以外の方法もあります。

ここでは、以下の4つを紹介するので、自身にあったものを選んでみてください。

 

初心者でも扱いやすい「缶タイプ」

王道の缶タイプの塗料は、初心者でも扱いやすいのが特徴です。ホームセンターやカー用品店で気軽に手に入り、カラー展開も豊富。ホイール用の塗料も販売されています。

ただし、缶タイプの塗料は周囲に飛び散りやすいので、塗布する際はマスキング作業が欠かせません。マスキング作業とは、塗料を塗りたくない部分に養生シートや段ボールを使って保護する作業です。この作業に失敗すると、色を付けたくない箇所にも色が付いてしまうリスクがあります。周囲に塗料が飛んでしまう可能性もあるでしょう。

また、スプレータイプは可燃性ガスや有機溶剤を噴射するため、換気をしっかりして作業するようにしてください。

塗装業者が利用している「スプレーガン」

スプレーガンは塗装業者が利用しており、エアコンプレッサーと併用して使用します。単体で利用することはできません。エアコンプレッサー以外に塗料を入れる容器も必要なので、プロ仕様のアイテムといえるでしょう。

吐出量や噴霧パターンの調整などができるため、より細かい塗装をすることができます。また、塗料をカップに入れて使うため、オリジナルの色で塗装することも可能です。

個人で導入するのはハードルが高いアイテムですが、今後も塗装をしていきたい方や、仕上がりにこだわりたい方は、検討してみてください。

周辺が汚れにくい「ハケタイプ」

周囲を汚すリスクを抑えたい方は、ハケタイプのアイテムがおすすめです。缶タイプやスプレーガンは周囲に塗料が飛び散ってしまうので、作業環境の確保が必要になります。作業環境が確保できず、気軽に塗装したいかたは、ハケタイプを選びましょう。

ペンキのように、ハケを使って色を塗布していきます。仕上がりはスプレータイプに劣りますが、丁寧に塗布していけばある程度綺麗になるでしょう。

ただし、塗り残しや塗りムラができやすいため、複雑な形状のホイールではなくシンプルなホイールで行うのがおすすめです。

最も簡単な「筆タイプ」

これまで紹介してきたアイテムより、もっと手軽に塗装したい方は筆タイプを選びましょう。

筆を使って塗料を塗るだけなので、手軽で簡単に塗装できます。また、ハケタイプと同様周囲に飛び散るリスクがないため、作業環境が確保できない方にもおすすめです。

アルミホイールへの塗装はもちろん、鉄チンホイールの塗装にもぴったり。頻繁にスプレー塗装するのは手間がかかりますが、筆タイプなら短時間で簡単に塗装できます。また、細かい所も塗りやすく塗り残しが少ないのもメリットです。

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必要な道具は?価格と一緒に紹介!

アルミホイールを塗装するためには、まずは必要な道具を揃えなければいけません。ホイールを塗装する際に必要な道具は、主に以下の通りです。どの道具もホームセンターやカー用品店・ネット通販等で気軽に手に入ります。

 

以下は、なくても塗装可能ですが、あったほうが綺麗に仕上がるアイテムです。

 

今流行りのカラーは?

ここでは、今年流行っているカラーを2つ紹介していきます。アルミホイールを塗装する際、カラー選びの参考にしてみてください。

①ガンメタ

ガンメタとは、ガンメタルの略です。シックで大人っぽい印象にしたい方におすすめのカラーです。

ガンメタってどんな色?

ガンメタは、金属光沢のあるグレーをしています。黒に近い色をしており、高級感のあるデザインにしたい方や、引き締まった印象にしたい方におすすめです。

ガンメタ単体ではなく、紫や青を混ぜてオリジナルカラーにすることもできます。

必要な道具は?

ガンメタをDIYに取り入れる際に必要な道具は以下の通りです。

 

まずはタイヤを車体から外し、洗浄して付着している汚れを落としましょう。塗料が密着しやすくなるように防水ペーパーでホイールを磨き、色が付いてほしくない部分をマスキングします。

塗料の密着度をあげるために脱脂し、下地であるプライマー(サフェーサー)を吹きかけてください。プライマーが乾いたらガンメタ塗料を塗り乾かします。最後にコーティングであるクリア塗料を塗って完成です。

②マットブラック

マットブラックは失敗が比較的少ないといわれている色なので、DIY初心者の方にもおすすめのカラーです。一度塗りではうっすらと黒っぽくなるだけですが、何度も塗り重ねていくうちに深い色味になっていきます。

一気に塗るとツヤが出てしまうため、薄く重ね塗りしていくのが綺麗に塗るコツです。乾かして塗ってを何度も繰り返さなければいけません。手間がかかりますが、放置時間を短くしてもある程度のクオリティになるのがマットブラックのメリットです。

マットブラックってどんな色?

マットブラックは、ツヤのない黒色をしています。剛性で引き締まったデザインが好きな方におすすめです。

下地処理をしっかり行い、何度も塗料を重ね塗りすれば簡単に剥がれることもないでしょう。キャンプやオフロードを走行しても問題なかったという方もいます。

必要な道具は?

マットブラックを塗る際に必要な道具は以下の通りです。

 

DIYで塗装する際に大切なのは、塗装する前にしっかりと汚れを落とすことです。下地処理をしっかり行えるかが仕上がりの綺麗さにつながるため、耐水ペーパーやミッチャクロンは使用するようにしましょう。

パーツクリーナーはホイールの全体に吹き付け、余分な油や粉を落とすアイテムです。ミッチャクロンは塗料の密着度をあげてくれます。下地の塗料であるサフェーサーを薄く重ね塗りすると、表面の凹凸が減りマットブラック塗料を綺麗に塗ることが可能です。

アルミホイール塗装の手順

必要な道具を揃えたら、実際にアルミホイールを塗装していきましょう。ここでは、アルミホイールを塗装する手順を紹介していきます。

全体の流れは以下の通りです。

  1. 道具をそろえる
  2. アルミホイールを綺麗な状態にする
  3. アルミホイールに足付けを行う
  4. 塗装しない部分にはマスキングをする
  5. 脱脂をする
  6. サフェーサーを塗布する
  7. カラー塗装・クリア塗装をする
  8. コンパウンドを使って仕上げ磨きする

それぞれ詳しく解説していきます。

①アルミホイールを綺麗な状態にする

洗車用のカーシャンプーやホイールクリーナーなどを使用して、アルミホイールを綺麗に洗浄しましょう。ホイールについた汚れや油分をしっかり落としていきます。ブレーキの摩擦で生じるブレーキダストも洗浄できるタイプのものがおすすめです。

砂やほこり、ブレーキダストが付いたまま塗装すると、表面のざらつきや塗装が剥げる原因になってしまいます。細かい部分は洗車ブラシを使用すると便利です。

ホイールを車体から外して塗料を塗るつもりなら、この段階で取りはずしておきましょう。

②アルミホイールに足付けを行う

足付けとは、ホイールの表面にヤスリを使って細かい傷を付ける作業です。表面がツルツルしていると、塗料が密着しにくくなるためこの作業を行います。全体的に曇ったようになるまで磨いてください。

磨き残しがあると、その部分に塗った塗料がはがれやすくなってしまうため、細かい所も丁寧に磨いていきましょう。

塗装作業の下地処理において、この工程はとても大切です。ガリ傷の補修をしたい場合は、足付け作業の後にパテ盛り・パテ研ぎ作業を入れたり、剥離剤を使用したりして塗装を落としても良いでしょう。

③塗装しない部分にはマスキングをする

塗装しないホイール部分以外には、塗料が付かないようにマスキングをしましょう。ホイール単体で塗装する場合は不要です。タイヤ全体と、センターキャップやエアバルブキャップなどの塗装したくない部分にマスキングテープで養生シートを貼ります。

また、ホイールについているロゴを塗りたくない場合は、その部分もマスキングしておきましょう。

塗料がつかないように保護するだけなので、養生シートがなければ新聞紙や段ボールなどを使用してもかまいません。

④脱脂をする

脱脂とは、油分を除去する作業のことです。油分がホイールに残っていると、塗料を弾いてカラーがうまく乗らないため、取り除く必要があります。

シリコンオフやパーツクリーナーを使用して脱脂していきましょう。作業中、ホイールに手を触れてしまうと、手の油がホイールに付いてしまう可能性があります。手の油がホイールに付かないように、ゴム手袋などを着用して作業するのがおすすめです。

⑤サフェーサーを塗布する

サフェーサーを塗布していきます。全体に均一に塗布するには、スプレーを左右に動かしながら吹くのがコツです。ミッチャクロンを塗布してもかまいません。この作業は、塗料の密着感を良くするために行います。

一気に塗布するのではなく、少しずつ重ねるようにスプレーしていきましょう。全体を均一に塗布できれば、仕上がりも綺麗になります。

サフェーサーを塗り終わったらしっかりと乾かしてください。製品によって乾燥時間が異なるので、説明書に書いてある時間を守って乾かしましょう。

ミッチャクロンは透明でどのくらい塗ったかわかりにくいため、より慎重に塗る必要があります。

⑥カラー塗装・クリア塗装をする

サフェーサーが乾いたら、カラー塗装をしていきます。塗り方はサフェーサーと同様に、スプレーを左右に振り、薄く重ね塗りするのが綺麗に仕上げるコツです。

一気に塗ってしまうと液だれや塗りムラができ、仕上がりが綺麗になりません。色を塗り終えたらしっかり乾かしていきましょう。

塗料が乾いたらクリアでコーティングをします。塗り方はサフェーサーや塗料と同様です。ウレタンクリアの場合、何度も塗り重ねて厚く硬化すると耐久性があがります。塗布と乾燥を繰り返し、厚く塗っていきましょう。塗り終えたら、塗料以上に時間をかけてしっかり乾かしてください。

⑦コンパウンドを使って仕上げ磨きする

クリアが乾いたらコンパウンドを使って表面を滑らかにしていきます。全体を磨いてください。

磨いていくと、全体的にツヤと深みが出てくるので、表面がつるつるになったら完成です。このとき、磨きすぎて塗装を削りすぎないように気を付けましょう。慣れていない方は、磨き過ぎずほどほどに磨くにしてください。

クリア塗装を終えた段階でツヤに問題がない場合は、この作業は省いても大丈夫です。

アルミホイールをDIYで塗装する際の3つの注意点

DIYでホイール塗装をする際、安全かつ綺麗に仕上げるために気を付けたいポイントがいくつかあります。

ここでは、アルミホイールをDIYで塗装する際の注意点として、以下の3つを解説していきます。

 

①作業場の通気性をよくする

スプレーの塗料を使用するため、作業場の通気性をよくする必要があります。車庫や物置など、屋内で作業する場合は、換気できる環境か確認してから作業をしてください。作業中に塗料を吸い込まないように、必ずマスクを着用しましょう。

風が強い日に作業をすると、スプレー塗料の粒子は細かいので、風に塗料が流されて吹きかけにくくなってしまいます。また、湿度が高い日は塗料が乾きにくいため、作業する日の天気もしっかりチェックしてから行いましょう。

②塗料の種類を事前に確認しておく

塗料を購入する際に、塗料の種類は事前にチェックしておきましょう。種類によっては、塗料同士の相性が悪い場合があります。組み合わせに迷ったら、塗料の種類は統一するのがおすすめです。

たとえば、ラッカー系の塗料の間にウレタン系の塗料を挟むと、表面が荒れてしまう可能性があります。これは、ラッカー系の塗料は、成分同士が合わさろうとする性質があるためです。

塗料の種類と溶剤の強さは以下を参考にしてください。

 

③マスキングを剥がすタイミングに注意する

マスキングを剥がすタイミングを間違えたら、せっかく塗装した部分も一緒に剥がれてしまう可能性があります。

マスキングは、塗料が乾く前に剥がしてください。完全に乾いてから剥がすと失敗してしまうので、タイミングには注意するのが大切です。

また、正しいタイミングでマスキングを剥がしても、一気に剥がすと塗料が取れる可能性もあります。せっかく塗ったホイールが台無しになってしまうので、マスキングを剥がす際は、慎重にそっと剥がすのを意識しましょう。

まとめ

本記事では、アルミホイールのDIY塗装について紹介してきました。

自身の好きな色を選んで、個性的な車にカスタマイズできるのがホイールのDIY塗装です。時間と手間がかかりますが、その分より車に愛着が出ることでしょう。

この記事を参考に、アルミホイールのDIY塗装をぜひ試してみてください。

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