「バッテリー」は、車をメンテナンスするにあたって一番重要な部品といっても過言ではありません。他の部品は見た目で分かる部分も多くに気を付けやすいですが、バッテリーの定期交換やメンテナンスを忘れてしまうという方は意外と多いです。

バッテリーの必要性を理解し、正しくメンテナンスや交換をするようにしましょう。バッテリーに気を付けていない場合、突然バッテリーが上がってしまったり、エンジントラブルに発展したりといったことも考えられます。

ただ、バッテリーの交換時期がわからないという方や、交換にかかる費用がわからないという方も多いと思います。交換するにしても、どのように交換したら良いのか、どんなバッテリーを使用したら良いのかがわからない人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、ランドクルーザープラドのバッテリー交換について、基本から詳細まで網羅的に解説していきます。いままさにバッテリー交換の必要性を感じている方から、ランドクルーザープラドの購入を検討している方には必見の記事だといえるでしょう。

バッテリー交換について考えているという方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

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目次

ランドクルーザープラドのバッテリーの種類は?

バッテリーは車によって使用できる種類が異なるため、まずはどんなバッテリー種類が使用可能なのかという点を知ることが重要です。バッテリー交換するためにはまず、車両型式と年式の確認を行う必要があります。

車両型式と年式は、車検証で確認できます。以下、ランドクルーザー プラドの車両型式と年式によるバッテリー型番をまとめました。

車両型式 生産年月 バッテリー型番
GF-RZJ90W 00/07~02/10 55D23L
GF-RZJ95W 00/07~02/10 55D23L
LA-RZJ120W 02/10~ 55D23L
LA-RZJ125W 02/10~ 55D23L
CBA-TRJ120W 04/08~ 90D23L
CBA-TRJ125W 04/08~ 90D23L
CBA-TRJ120W 08/08~ 80D26L
CBA-TRJ150W 09/09~ 90D23L
CBA-TRJ150W 09/09~ 90D23L
CBA-TRJ150W 09/13~ 80D26L
KH-KDJ90W 00/07~02/10 105D31R※インタークーラー付
KH-KDJ90W 00/07~02/10 85D26R※電動ウインチ付
KH-KDJ95W 00/07~02/10 105D31R※インタークーラー付
KH-KDJ95W 00/07~02/10 85D26R
KN-KDJ120W 02/10~ 105D31L
KN-KDJ121W 02/10~ 105D31L
KN-KDJ125W 02/10~ 105D31L
KN-KDJ120W 06/08~ 105D31L※4WD
GF-VZJ90W 00/07~02/10 55D23L
GF-VZJ95W 00/07~02/10 55D23L
TA-VZJ120W 02/10~ 55D23L
TA-VZJ121W 02/10~ 55D23L
TA-VZJ125W 02/10~ 55D23L
CBA-GRJ120W 06/08~ 80D26L※4WD
CBA-GRJ121W 06/08~ 80D26L※4WD
CBA-GRJ150W 09/09~ 80D26L
CBA-GRJ151W 09/09~ 80D26L

ランドクルーザープラドのバッテリーの寿命は?

ランドクルーザープラドのバッテリー交換時期は、乗り方や環境などによっても異なりますが、一般的には2〜3年が目安といわれています。

ただ、バッテリーは運転をするうえで重要部品であり、故障ギリギリまで使用するとトラブルにもつながりやすくなってしまいます。普段からバッテリーに異常がないかどうかを確認し、適切なタイミングで交換するようにしましょう。

バッテリーのメーカー保証は2〜3年、走行距離は4万〜10万kmというのが一般的ですが、実際には保証期間を過ぎても使えるケースもあります。ハイブリッド車であればバッテリー寿命はおよそ4〜5年と、ガソリン車に比べると長持ちするでしょう。

ランドクルーザー プラドのバッテリーサイズは?

ランドクルーザープラドは、エンジンの種類によってバッテリーサイズが変わります。バッテリーを間違えて購入することのないよう、事前に型式と排気量からバッテリーサイズを確認しておくようにしましょう。

バッテリーサイズの確認方法

バッテリーサイズは型式と年式から確認することができます。車検証を見て、型式と年式を確認した上で、適切なバッテリーを把握するようにしましょう。

ランドクルーザープラドのバッテリーサイズ

ランドクルーザープラドの型式・年式によるバッテリーサイズ適合表は以下の通りです。自分の車に適合するバッテリーサイズを確認しておきましょう。

型式 年式 新車搭載バッテリー形式
CBA-GRJ150W 2009/9 80D26L
CBA-GRJ151W 2009/9 80D26L
CBA-GRJ120W 2005/8 80D26L
CBA-GRJ121W 2005/8 80D26L
TA-VZJ120W 2002/10 55D23L
TA-VZJ121W 2002/10 55D23L
TA-VZJ125W 2002/10 55D23L
GF-VZJ90W 2000/7 55D23L
GF-VZJ95W 2000/7 55D23L
KN-KDJ120W 2002/10 105D31L
KN-KDJ121W 2002/10 105D31L
KN-KDJ125W 2002/10 105D31L
KH-KDJ90W 2000/7 105D31R
KH-KDJ90W 2000/7 85D26R〈L〉
KH-KDJ95W 2000/7 105D31R
KH-KDJ95W 2000/7 85D26R〈L〉
KH-KDJ95W 2000/7 85D26R〈L〉
LDA-GDJ150W 2015/6 85D26L
LDA-GDJ151W 2015/6 85D26L
CBA-TRJ150W 2009/9 55D23L
CBA-TRJ120W 2004/8 55D23L
CBA-TRJ125W 2004/8 55D23L
LA-RZJ120W 2002/10 55D23L
LA-RZJ125W 2002/10 55D23L

ランドクルーザープラドのバッテリーの気になる交換費用は?

バッテリー交換にかかる費用は、「バッテリー本体代」、「交換に要する工賃」、「古いバッテリーの廃棄料」の3つです。

工賃は交換作業を依頼する業者によっても異なりますが、およそ1,000〜3,500円程度です。工賃は業者それぞれが独自に設定しているため、幅があります。

また、同じ業者であっても、車種によって価格が異なることがあります。ランドクルーザープラドであれば2,000円程度が相場です。

バッテリーを消耗させやすい運転方法6選!その対策も!

バッテリー寿命は乗り方によって大きく影響が及ぶことがあります。ランドクルーザープラドのバッテリーは極端に長かったり短かったりということはありません。

しかし、乗り方によってはバッテリーの寿命を縮めてしまうことがあります。ここからは、どのような乗り方をすると早く寿命を迎えることになるのか確認していきましょう。

①アイドリングストップ機能をつかう

アイドリングストップ機能を使うとバッテリーにかかる負荷が大きくなります。アイドリングストップ機能は、車が停止した時にエンジンも停止し、発進時にエンジンを始動させます。走行中にエンジン停止と始動を何度も繰り返すことになるため、バッテリーへの大きな負荷となってしまいます。

②急速充電ができるバッテリーを使う

急速充電はとても便利な機能です。しかし、急速充電をするとバッテリーに負荷を賭けてしまいます。バッテリーの寿命のことを考えれば、寿命が短くなるというデメリットもあるので、多用しない方がいいかもしれません。

③夜間に多く運転する

ランドクルーザープラドを夜間に多く運転している場合は、バッテリーが劣化しやすくなります。夜間はライトを多く使用するので、電力消費が増えることが原因です。

④電装品のスイッチを入れたまま運転する

電装品のスイッチを入れたままエンジンをかけた場合は、電装品にも電力を供給する必要があるためバッテリーに負担がかかり、消耗が早まることもあります。

⑤消費電力の大きいアクセサリーの使用

消費電力の大きいアクセサリーは、バッテリーの寿命にも影響があります。カーナビやドライブレコーダーなどがその例で、他にもスマホの充電なども意外と消費電力量が大きいです。

消費電力の大きいアクセサリーは寿命が短くなる原因になることもあるので、注意が必要です。

⑥高温・低温下での運転

バッテリーの寿命には、外気温も関係があります。20〜25度であればあまり負担はかかりませんが、バッテリーは高温や低温が苦手です。中でも低温状態は、バッテリー性能そのものに影響があり、0度であれば20%もの性能低下が起きるといわれています。

バッテリーの交換時期を見極めるポイント5選

前述したバッテリー交換の時期は、目安としての年数にすぎません。実際には車の乗り方や手入れの仕方などによって、バッテリー劣化の速度には差が生じます。バッテリーの交換時期はドライバーや所有者により大きく異なるものです。

バッテリーを交換するタイミングを見極めるためには、バッテリーの状態を確認することと、寿命が近づいたときのサインを知ることが重要です。異変に気づいた場合にすぐにメンテナンスを行えるよう、見極めるポイントを知っておきましょう。

ここからは、バッテリーの交換時期を見極めるポイントを1つずつ見ていきましょう。

①エンジンがかかりにくい

バッテリーが劣化してしまうと、セルモーターの回転が弱まり、エンジンがかかりにくくなってしまいます。車のエンジンは、バッテリーから流れた電流がセルモーターを回転させることで始動するのですが、エンジンの始動時にはかなりの電力を消費するのです。

エンジンをかける時の音が弱くなっていると感じたときも、バッテリーが劣化しているサインかもしれません。エンジンをかける時に普段と違う様子を感じ取れたら、バッテリーが劣化していないか確認してみましょう。

②ライトが暗い

バッテリーが劣化すると、全体的に電力供給が弱くなるため、ヘッドライトも暗くなることがあります。バッテリーは、車の走行中に充電されます。走行中にはヘッドライトの明るさが回復しますが、停車時にヘッドライトが暗くなることもあります。

ライトの明るさでバッテリーの劣化を見極める際は、停車中の明るさで確認するようにしましょう。なお、LEDライトやHIDライトの場合は、ライトの明るさでバッテリーを見極めるのは難しいです。

③バッテリー液変色

バッテリーのなかに入っている液体は「硫酸」です。硫酸は本来無色透明ですが、バッテリー液は使えば使うほど濁ります。「液体の色が変色してきたな」と感じたら、バッテリー交換のサインと考えましょう。

硫酸は万一皮膚につくと炎症や火傷をするおそれもあり、大変危険です。触れないように注意し、もし皮膚に付着してしまったらすぐに洗い流し、念のため医師などに診てもらうようにしてください。

④バッテリーの電圧が下がっている

バッテリーが劣化してくると電圧が下がります。およそ12.5Vあれば適切な電圧といえますが、バッテリーの電圧が12.5Vを下回っていた場合には交換を考えましょう。

⑤アイドリングシステムが使えなくなる

アイドリングシステムを搭載している場合は、停車時には自動でエンジンが停止し、走行時にエンジンがかかります。そのためバッテリーが劣化してしまうと、アイドリングストップに必要な電力が不足するため、アイドリングシステム機能そのものが使用できないこともあります。

アイドリングシステムを使っているのに信号待ちや渋滞時で車を停車している際にエンジンが停止しないときは、バッテリーが劣化している可能性があります。

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バッテリーはどこで交換すべき?

一般的にバッテリーを交換する際には、「車を購入したディーラー」や「カー用品店」などに依頼することが多いです。自分で交換することも難しくはないのですが、不安のある方はお店に依頼することをおすすめします。

もちろん、自分で交換したことがある、その技術があるという方であれば自分で交換することもできます。

それぞれの特徴を確認しましょう。

①カーディーラーで交換する

一番信頼できるのは、カーディーラーに依頼することです。ディーラーではランドクルーザープラドに使われている純正バッテリーが取り置きしてあることも多く、技術力も問題ないため、安心です。

カー用品などに依頼する場合よりも工賃は高くなりますが、バッテリーは非常に重要な部品であるため、安全性を考えると最適な選択肢といえるでしょう。

②バッテリーを購入したカー用品店でそのまま交換してもらう

カーディーラーでは純正のバッテリーを取り扱うために金額が高くなりがちです。純正よりも安価で互換性のあるバッテリーを選びたいという場合は、カー用品店でバッテリーを購入するようにしましょう。

また、そのまま交換も依頼することもできます。多くの場合、バッテリーを購入した際の工賃は500円〜1,000円程度ですので、全体的に費用を抑えることができるでしょう。

ただし、純正バッテリー以外のバッテリーを使用すると、接続時に思わぬ故障を起こしてしまう可能性もあります。この場合、修理費などの費用がかさむこともありえるため、注意が必要です。

③自分で交換する

知識・経験や技術がある場合、バッテリーだけをネットなどで購入し、自宅で自分自身で交換するといった方法も選択肢の1つです。もちろん工賃はかからないため、費用を抑えることができます。

バッテリー交換は、そこまで難易度が高いわけではなく、必要な工具さえあれば比較的容易に行うことができます。必要な工具は、以下の通りです。

バッテリー交換に必要な道具
10mmレンチ
感電防止のゴム手袋
バッテリー液が目に入らないようにするためのメガネ

ただし、重要部品であることやバッテリー液の危険性なども考えると、普段から車の仕事に従事する方や経験者の方以外はディーラーやカー用品店に任せた方が良いかもしれません。

ランドクルーザープラドのバッテリーを交換する方法

ここからは、ランドクルーザープラドのバッテリー交換を自分で行う場合の手順を解説していきます。

ランドクルーザープラドのバッテリーの場所を確認する

ランドクルーザープラドのバッテリーはエンジンルーム内にあります。ボンネットを開けたらすぐにバッテリーが目に入るため、位置的にも交換しやすい位置といえます。

バッテリーを交換する準備をする

バッテリーを交換する前に、知っておくべきこととして、バッテリー交換をすると、オーディオの時計やカーナビ、コンピューターなどが初期化されてしまうことが挙げられます。初期化された場合は、後で再設定する必要がありますが、これは意外に面倒です。

そんな面倒な設定を省くためにもメモリーキーパーを使用してバックアップをとっておきましょう。バックアップをとることでバッテリーを交換しても各機器のリセットは行われず、設定もそのまま保存することができます。

必ず先にバックアップ電源をとっておき、再設定を行わなくても良いように備えておきましょう。

バッテリーを交換する

ランドクルーザープラドのバッテリー交換の下準備ができたら、いよいよ交換します。交換するといっても、それほど難しい作業ではありません。ただし、注意点がいくつかあるため、確認していきましょう。

まず準備するものはスパナとゴム手袋、それから交換用のバッテリーです。まずはじめに、交換のポイントは、プラス端子とマイナス端子の順番を間違わないようにすることです。外すときはマイナス端子から、取り付けるときはプラス端子から外すことというを覚えておきましょう。これを間違ってしまうと、ショートしてしまうことがあります。

バッテリー交換時に使用するスパナは金属なので、車体に接触させると大変危険です。この点にも注意しましょう。

手順①マイナス端子を取り外す

エンジンルーム向かって右側の端子がマイナス端子です。バッテリー端子を外すのは必ずマイナス端子からなので、まずはマイナス端子を取り外します。

手順②プラス端子を取り外す

次にプラス端子を取り外し、10ミリナットをレンチで緩めます。

手順③

プラスマイナス両方の端子が外れたらバッテリーを固定しているステーを取り外します。10ミリボックスドライバーを使用して2か所のステーを緩め、取り外しましょう。

手順④

ステーが外れたらいよいよバッテリーを取り外し、新品のバッテリーと交換します。そのあと、外した時と逆の手順で取り付けていきましょう。

バッテリー端子取付時は、プラス端子を先に取付けてからマイナス端子を取り付けることに注意が必要です。

バッテリーを廃棄する

ランドクルーザープラドのバッテリーを交換したら、古いバッテリーを処分しなければなりません。古いバッテリーは、ガソリンスタンド、ホームセンター、カーショップなどに持っていき、廃棄のお願いをすれば処分してくれます。

事前に「バッテリーを処分してくれるか」を確認してから持っていくとスムーズです。

ランドクルーザー プラドのバッテリーを選ぶ際の注意点2選

バッテリーを交換する際は、ランドクルーザープラドに適合するバッテリーを選ぶ必要があります。上述した通り、バッテリーの型番の調べ方を知ったうえで選択しましょう。

注意点①適合表をチェックする

一言で車のバッテリーといっても、様々な種類があります。ランドクルーザープラドにどのバッテリーが適合するかを調べるには、型式や年式などを確認する必要があります。

型式や年式は、車検証を見ることで確認することができます。確認できたら、適合表を元にバッテリーをチェックしましょう。

注意点②バッテリー性能をチェックする

次に、各バッテリーの性能をチェックしていきましょう。ここからは、ランドクルーザープラドでよく使われるバッテリーである「55D23L」という型番を例にして、バッテリーの性能について解説していきます。

「55D23L」の上2桁である「55」は、性能のランクです。容量と間違われることが多いので注意しましょう。この数字が大きければ大きいほど、エンジンの始動性能と容量が大きくなりバッテリーとしては高性能になります。

ただし、高性能になるほどバッテリーの価格も上がるので良い塩梅のバッテリーを探すことが重要です。

ランドクルーザー プラドのバッテリーが上がってしまう原因

車のバッテリー上がりの原因として多いのが、ヘッドライトやハザードランプといったライト類やカーナビ、室内灯の消し忘れです。

特にライトの消し忘れは非常に多く、うっかりミスでよくバッテリー上がりを引き起こしています。

ここからは、バッテリーが上がってしまう原因について解説していきます。以下のことに注意してバッテリーが上がらないように気を付けましょう。

原因①ライトのつけっぱなし

エンジンが停止した状態でヘッドライトを点灯し続けると、電力を消費し続けます。バッテリー電力を消費し続け、電力がなくなるとバッテリーが上がってしまいます。

バッテリーはエンジン始動時などに必要な電流を放電する能力と、エンジンが始動しているときにオルタネーター(発電機)によって発生した電力を充電するという大きく2つの機能を担っています。

エンジンが停止しているとオルタネーターによる発電が行われませんが、ライト類をはじめとしたエアコンやオーディオなどの電装品に電気が供給されます。長時間エンジンを止めたままライト類を点灯、オーディオなどを使い続けると、バッテリーに蓄えられた電力が消費され、電力がなくなるとバッテリー上がりが発生するのです。

最近の車では、エンジン停止させた後、ヘッドライトを自動的にOFFにする機能もついています。

原因②冬はバッテリーが上がりやすい

車載バッテリーの中にはバッテリー液が入っています。バッテリー液は温度が下がると性能が落ちるため、特に冬はバッテリーが上がりやすくなります。

新品のバッテリーであっても外気温が0度だと約20%性能減となり、古いバッテリーの場合さらに能力は低くなってしまいます。寒い地域ではバッテリーを冷やさないようにする工夫が必要です。

原因③ 車を使う頻度が少ない場合

長期間車に乗らない場合や走行距離が少ないとバッテリーが上がりやすくなります。これは、バッテリーの自然放電が原因です。

コンピューターやカーナビなどは記憶装置や時計を維持するため、特に車を使用していない状態であっても待機電力を消費し続けます。車を走行せずに発電しない状態が続くと、自然放電が進んでしまい、電力が底をつくとバッテリーが上がってしまうのです。

ランドクルーザープラドのバッテリーが上がってしまった際の対処法

ランドクルーザープラドのバッテリーが上がってしまった場合、どうしたら良いのでしょうか。ここでは3つの対処法について解説します。

対処法①救援車を使う

バッテリー上がりを起こしてしまった場合の応急措置として、救援車を呼んでジャンピングスタートをしてもらうという方法があります。

ジャンピングスタートとは、自分の車と別の車をブースターケーブルと呼ばれるバッテリー同士を繋げるケーブルで接続し、電気を供給する方法です。

対処法②ジャンプスターターを使う

ジャンピングスターター(エンジンスターター)とは、バッテリーが上がった車のエンジンを始動させる道具のことです。蓄電機能のあるジャンピングスターターを用意すると、車や人を調達する必要はありません。自分ひとりでバッテリー上がりを解消できる方法です。

対処法③ロードサービスを利用する

最後の方法は、ロードサービスを利用する方法です。バッテリー上がりは突然発生するもので、近くに友人もいない、ジャンプスターターも備えていないという状況も想定できます。そんなときの強い味方がロードサービスです。

自動車保険(任意保険)に付帯されていることも多いですが、JAFを呼べば解決できます。備えあれば憂いなしですので、有事に備えて保険内容やJAFの連絡先を確認しておきましょう。

まとめ

その高級性や美しいデザイン、さらに優れた走行性能を兼ね備えたランドクルーザープラドは、幅広い用途に使えるため、車好きの方を中心にとても人気のある車種です。

そんなランドクルーザープラドの部品の中でも極めて重要なバッテリーについて、さまざまな観点から解説してきました。バッテリーの寿命が近づけば様々な不具合が生じ、最悪の場合はエンジンが始動しなくなってしまうこともあります。

バッテリーに関する知識を深め、実際にランドクルーザープラドのバッテリーを交換する際の方法や費用についてもまとめました。この情報を活かして、快適にランドクルーザープラドのカーライフを送ってみてください。

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