ランドクルーザー プラドは、トヨタが販売するSUVの中でも人気のある車種です。現行モデルは、発売から10年以上たった今でもその人気は衰えていません。

同じトヨタの大型SUVであるランドクルーザーと比べると、車両サイズがひと回りコンパクトなため、重厚なボディと余裕のある室内サイズながらも運転のしやすい点が魅力的です。

そんなランドクルーザー プラドですが、実際に乗っている人はどのような評価をしているのでしょうか。ランドクルーザー プラドを購入しようか迷っている方は実際のユーザーの評価が気になることでしょう。

そこで本記事では、ランドクルーザー プラドに関する口コミや評価について詳しく解説していきます。コンパクトサイズのSUVも増える中、高い人気をキープしているランドクルーザー プラドにはどのような評価がされているのでしょうか。

購入を検討している方や他の車種と迷っている方は、実際にランドクルーザー プラドに乗っている方たちの声を参考にしてみてください。

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目次

ランドクルーザー プラドの口コミ

近年、キャンプなどのアウトドアの流行に伴って人気が高まり、各メーカーからさまざまなSUV車が販売されています。

SUV車の購入を検討する方の中には数多くある中からどの車を選んだらよいのか、どのような車が自分に合うのかと迷っている方も多いのではないでしょうか。

ここからは、トヨタのSUVカテゴリーの中でも長年高い人気を誇るランドクルーザー プラドについての口コミや評価をさまざまな角度から詳しく見ていきましょう。

本記事では、以下の項目に関する口コミや評価を見ていきます。

  • エクステリア
  • インテリア
  • 走行性能
  • 乗り心地
  • 価格
  • 燃費

その他の項目では、サイズ感や各種オプション、安全性能などについての口コミや評価に関して解説していきます。

エクステリアに関する口コミ・評価

エクステリアに関する口コミや評価には、好意的なものが多く見られました。それでは、詳しく見ていきましょう

中〜大型SUVらしい迫力のあるフロントグリルや重厚なフォルムは、コンパクトSUVとはひと味違った魅力を感じることができます。

従来のオフロード車に比べてもスタイリッシュなエクステリアはダイナミックでありながら洗練されたデザインです。街中の景色にも違和感なく溶け込むその様子から、若者からの支持が高いのも納得できます。

発売から10年以上経つ現行モデルですが、数年ごとにマイナーチェンジが行われており、フロントグリルなども時代に見合うよう少しずつ改良されています。

現行モデルは2009年に発表され年月は経っていますが、フロントグリルやヘッドライト周りなどのマイナーチェンジなどが数度あったもののデザインに大幅な変化はありません。しかし、古さを感じさせることのない飽きのこないデザインは、人気が長続きする要因のひとつといえるでしょう。

車高の高いランドクルーザー プラドですが、サイドステップがあることにより女性や小さい子どもでも乗り降りの負担が軽減されます。

ドアの開閉に連動して、自動でサイドステップが展開・格納するオプションパーツも用意されています。通常時にはサイドステップが格納されるため、サイドの外観がよりすっきりするでしょう。

インテリアに関する口コミ・評価

インテリアに関する口コミや評価では、良い口コミと悪い口コミの両方が見られました。悪い口コミでは、内装のシンプルさに言及するものが多く見られました。

相反する意見ですが、いずれも内装のシンプルさに対してのものです。高級セダンではなくSUVであることを考えると、充分な内装であると考えられるのではないでしょうか。

ランドクルーザー プラドには豊富なオプションパーツも用意されているので、自分好みにカスタマイズするという楽しみ方もあります。

オーバーヘッドコンソールを開くと小物収納スペースと併せてミラーも搭載されており、後部座席を見渡すことができます。

後部座席に座る子どもの様子などを、運転席や助手席から振り向くことなく確認することができるので、家族での長時間のお出かけ時にも安心です。

ブラックで統一されたシックなデザインが多い近年の車種に対し、ランドクルーザー プラドでは昔ながらのシルバーのセンタークラスターを採用しています。しかし、昔ながらのシンプルさだからこそスイッチ類もわかりやすい点などは、魅力のひとつともいえるかもしれません。

シンプルで見やすいメーターパネルには、メーター照度コントロール付きのオプティトロンメーターが採用されています。これによって、昼夜を問わずくっきりと見やすい優れた視認性を確保しています。

また、メーターの中央部分には運転をサポートするさまざまな情報を表示するカラー液晶画面(TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ)を搭載しています。

ランドクルーザー プラドの車内にはあらゆる収納スペースがあります。大型のセンターコンソールボックスにはペットボトル飲料を収納できるほどの容量があり、エアコンの冷風をボックス内に送り込むことが可能です。そのため、冷却機能はないものの温度の上昇を抑えることができます。

他にも、カップホルダーやボトルホルダー、ドアポケットなど、さまざまな小物収納スペースが用意されています。このように、後部座席に座る人も快適に過ごせる工夫が随所に見られます。

多彩なシートアレンジによって、人数や荷物の量に合わせることも可能です。3列目シートを格納すれば、大容量のフルフラットスペースとなりゴルフバッグや自転車などの長尺物の積載も可能です。流行りのアウトドアやキャンプに必要な道具なども、余裕をもって積み込めるでしょう。

一般的に狭くなりがちな3列目シートも、足元の床を低くすることによって座面と床との距離が広がり、窮屈さを感じにくい作りになっています。

走行性能に関する口コミ・評価

走行性能に関する口コミでは、ランドクルーザー プラドのパワーに関する良い口コミや評価が多く見られました。

TZ-Gグレードには、メーカーオプションでマルチテレインセレクトを搭載しており、路面状況に応じたサポートを実現しました。また、同じくTZ-Gグレードには、ドライブモードセレクトを標準装備されており、走行シーンに合わせて選べます。

最高出力が150kW、最大トルクは500Nmというとてもパワフルな動力性能を備えています。そのため、重量2,000kg超えの大型ボディであるランドクルーザー プラドであってもスムーズな加速フィーリングを感じることができるでしょう。

ランドクルーザー プラドの最小回転半径は5.8mと決して小さな数値ではありませんが、その操作性の良さから車両サイズの大きさから考えると比較的小回りがききます。道路でのUターン時にも、切り替えることなくスムーズに操作できるでしょう。

乗り心地に関する口コミ・評価

乗り心地に関する口コミと評価では、全体的には良い口コミが多く見られました。

車高が高く、運転席の位置もセダン車よりもぐっと高い位置にあるため目線が高くなります。そのため、前方をしっかり確認できるので、運転がしやすいです。車両周辺が見やすいと、駐車時なども安心して操作できるでしょう。

また、ランドクルーザー プラドの室内高は1,240mmあります。同じトヨタのSUVの中で大型のランドクルーザーの室内高は1,190mm、ほぼ同等のサイズ感であるハリアーの室内高は1,215mmで、両者と比較しても高い室内高は、ゆったりとした快適な空間を実現しています。

本格SUVであるランドクルーザー プラドは、悪路での衝撃を吸収するラダーフレームを採用しています。強固なフレームが滑らかな乗り心地を実現しているので、長時間運転していても疲れにくいのです。

ただ、路面状況によってはふわふわとした乗り心地になることもあるため、不快に感じてしまう方もいるようです。

ランドクルーザー プラドは、ラダーフレームの採用などで路面や駆動系からの振動や騒音が伝わりにくいように工夫されているため、走行時でも車内はとても静かです。

また、ランドクルーザー プラドには、ディーゼル車とガソリン車が用意されており、ディーゼル車には独特のエンジン音があるものの、ガソリン車の室内は静粛性が高く快適です。ディーゼルエンジンならではの魅力やパワーを味わいたいのであれば、ディーゼル車、室内の快適性を優先するならガソリン車がおすすめです。

価格に関する口コミ・評価

価格に関する口コミや評価では、高すぎるというような意見はあまり見られませんでした。

トヨタの代表的な本格四駆車であるランドクルーザーと比較すると、ひと回りコンパクトなランドクルーザー プラドは価格も抑えられています。取り回しのしやすいサイズ感で価格も抑えられている点も、高い人気の理由のひとつかもしれません。

ランドクルーザー プラドのグレード別の価格は以下の通りです。

グレード 総排気量/エンジン 駆動方法 価格
TX Lパッケージ・Matt Black Edition
7人乗り
2.8L
ディーゼル

4WD

5,118,000 円 
TX Lパッケージ・Matt Black Edition
5人乗り
2.8L
ディーゼル

4WD

4,960,000 円
TX Lパッケージ・Matt Black Edition
7人乗り
2.7L
ガソリン

4WD

4,458,000 円
TX Lパッケージ・Matt Black Edition
5人乗り
2.7L
ガソリン

4WD

4,300,000 円
TZ-G
7人乗り
2.8L
ディーゼル
4WD 5,543,000 円
TX Lパッケージ
7人乗り
2.8L
ディーゼル
4WD 4,997,000 円
TX Lパッケージ
5人乗り
2.8L
ディーゼル
4WD 4,839,000 円
TX Lパッケージ
7人乗り
2.7L
ガソリン
4WD 4,337,000 円
TX Lパッケージ
5人乗り
2.7L
ガソリン
4WD 4,179,000 円
TX
7人乗り
2.8L
ディーゼル
4WD 4,488,000 円
TX
5人乗り
2.8L
ディーゼル
4WD 4,330,000 円
TX
7人乗り
2.7L
ガソリン
4WD 3,834,000 円
TX
5人乗り
2.7L
ガソリン
4WD 3,676,000 円

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。

燃費に関する口コミ・評価

燃費に関する口コミでは、あまり良くない口コミもいくつか見られました。

燃費に関するネガティブな口コミも見られますが、パワーや操作性に加えて静粛性や環境性能などあらゆる性能をバランスよく実現しました。さらに、吸・排気連続可変バルブタイミング機構の採用や高い圧縮比などによって、燃費性能の向上に貢献しています。

車両サイズや、パワーなどを考えるとバランスの取れた燃費性能といえるのではないでしょうか。

ランドクルーザープラドの燃費は以下の通りです。

2,8L ディーゼル 2.7L ガソリン
WLTCモード 11.2km/L 8.3km/L
市街地モード 8.7km/L 6.1km/L
郊外モード 11.3km/L 8.5km/L
高速道路モード 12.7km/L 9.7km/L

 

ランドクルーザーのガソリン車は燃料がハイオクですが、ランドクルーザー プラドはレギュラーが燃料となっています。また、ディーゼル車は燃料が軽油なので、ガソリン車とディーゼル車のどちらを選ぶかによっても燃費が異なります。

上記で記した数字はカタログ燃費なので、実際に行動で走る際の実燃費はエアコンやオーディオの使用や停車時のアイドリングなど走行シーンなどによっても変化します。

WLTCモードのそれぞれのモードは、以下のような想定になっています。

市街地モード 信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定したモード
郊外モード 信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定したモード
高速道路モード 有料道路や高速道路での走行を想定したモード

 

その他の口コミ・評価

上記の項目以外にもさまざまな口コミや評価が見られました。その中からいくつかをピックアップしてご紹介します。

ランドクルーザー プラドには豊富なオプション装備が用意されています。

ドアの開閉に連動して自動でステップが展開するウイングデッキや、自転車を積載する際に便利なサイクルホルダーなどのパーツ、エアロパッケージやスポイラーなどのドレスアップパーツも豊富に揃います。

自分好みのカスタマイズを施すことで、車への愛着もわくのではないでしょうか。

いくつか見られたのがサイズ感に関する口コミでした。「ランドクルーザーに憧れるが、車体が大きいためランドクルーザー プラドのサイズ感が乗り回しやすくて良い」という口コミが多く見られました。

本格SUVで重厚感もあるランドクルーザー プラドですが、実際に乗ってみると案外乗り回しが楽に感じる、という評価も少なくありません。

ランドクルーザー プラドはバックドアのガラス面が開閉できる作りになっています。バックドアを開けるスペースが足りないときなどに、ガラスハッチから荷物の積み下ろしをすることが可能です。

ランドクルーザー プラドはバックドアが横に開くタイプなので、車輛後方のスペースが狭いとバックドアを大きく開けることができません。そのような場面では、ガラスハッチが開閉できる機能は大変便利です。

TZ-GとTX Lパッケージには、運転席と助手席に快適温熱シート機能が標準装備されています。運転時に負担のかかりやすい肩や腰、冷えやすい下肢部分などを効果的に温めてくれる機能です。

また、夏場のドライブが快適になるシートベンチレーション機能もあります。TZ-GとTX Lパッケージの運転席と助手席に標準装備されています。こちらは、シートの背もたれと座面から風が吹き出る機能となっており、シートと密着して蒸れやすい暑い日の運転が快適になるでしょう。

冬の寒い日や夏の暑い日は、エアコンでの室内温度調節と併せてシートの温熱機能や送風機能を使うことでより快適に運転できるのではないでしょうか。

どちらの機能も、運転席と助手席それぞれが好みの温度に調整できるので、同乗者に気を使うことなく快適なドライブが楽しめます。

ランドクルーザー プラドは、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発しているセーフティ・サポートカーS<ワイド>の車です。

「ぶつからないをサポートするプリクラッシュセーフティ」、「ついていくをサポートするレーダークルーズコントロール」、「衝突被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ」などのさまざまな安全性能が搭載されており、運転するうえで感じがちな不安を軽減するでしょう。

しかし、安全運転を支援するこれらの装置は、あくまで運転を支援する機能です。機能を過信することなく自らも安全運転を心がける必要があります。

ランドクルーザー プラドの総評価

ここまでは、ランドクルーザー プラドの口コミや評価を見てきました。全体的にはおおむね好意的な口コミや評価が多いように感じました。

一方では、ネガティブな口コミも少数ですが見られました。しかし、「燃費が良くない。」「インテリアが安っぽい。」といった口コミは、車両サイズの大きさや重さ、高級セダンではなく本格SUVであることなどを考えると、悪い評価をするほどでもないのかもしれません。

実際の口コミの中にも、「燃費が良いとは思わないが、車両重量やサイズ走行シーンなどを含めて考えると妥当」といった評価もありました。

今回の口コミや評価を総合的に見てみると、車体のサイズやパワーと燃費性能などのバランスがよく取れた車であるといえるのではないでしょうか。

ランドクルーザー プラドについて

ランドクルーザープラドは、トヨタが販売するSUV車の中でも大変人気の高い車種です。

ランドクルーザー プラドは、1985年にランドクルーザー ワゴンとして販売され、1990年に発売となった2代目から、ランドクルーザー プラドという名称に変更されました。日本国内だけでなく、海外でも高い人気を誇るランドクルーザー プラドは、世界170カ国以上の国と地域で販売されており、現在販売されているモデルで4代目となっています。

ランドクルーザーと比べるとひと回りコンパクトな車両サイズであり、車両本体価格も抑えられたランドクルーザー プラドは、中〜大型SUVの中でも長年高い人気をキープしています。

国内のみならず海外でも人気の高いランドクルーザー プラドは、中古車市場でも需要が高く、リセールバリューも高いといわれています。

街乗りでも郊外でも、はたまた悪路であっても、さまざまな路面状況に合わせて走破できる優れた走行性能を持っています。先進の安心運転支援システムの搭載など、安心で快適な走りも追求されました。

ランドクルーザーが持つ無骨な本格的四駆車というイメージだけではなく、時代に合わせた最新の性能もあわせもった魅力をランドクルーザー プラドは持っています。

また、ランドクルーザー プラドにはガソリン車とディーゼル車があり、それぞれ5人乗りタイプと7人乗りタイプが用意されています。日常での走行シーンや家族の人数など、使用状況に合わせて選ぶことができるのもうれしいポイントです。

近年のSUV人気の中でも、本格志向で重厚感を求めているが街乗りにも使いたいといった方たちにはランドクルーザー プラドがぴったりなのかもしれません。

まとめ

本記事では、ランドクルーザー プラドに関する口コミや評価についてあらゆる角度から詳しく解説してきました。総合的に見てみると良い口コミや評価が多く、10年以上もの長い期間高い人気をキープする車種である理由が垣間見えました。

ネガティブな口コミや評価もいくつか見られましたが、車を購入する際に一番こだわりたい点は何なのか、ということをしっかり決めておくことで取捨選択ができるのではないでしょうか。

燃費性能や乗り心地に関しても、普段の走行シーンを想定したときにセダンやミニバンでなくSUV車が合っているのか、その中でもランドクルーザー プラドが当てはまるのかどうか、などを検討してみることが大切です。

本記事でご紹介したランドクルーザー プラドの口コミや評価も、自分が重視するポイントに注目しながら参考にしてみてはいかがでしょうか。

車を購入することは、それがたとえ中古車であっても大きな買い物に間違いありません。乗り心地や操作性、インテリアの好みなどは、雑誌やネットの情報だけではわからない点も多くあることでしょう。

ランドクルーザー プラドの購入を検討している方は、ぜひ実際に自分の目で見て、そして試乗してみてから購入を検討してみてください。

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  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
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