クルマを購入する際、新車と中古車のどちらを選ぶか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
クルマの購入といえば新車!と思う反面、新車は価格が高くて手が出しにくいと感じることも。
今回は、新しくクルマを買うなら新車と中古車のどちらが良いのか、それぞれのメリットやデメリットを紹介します。
コスパで選ぶならどちらが良いのかも検証するほか、中古車を選ぶ場合のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
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目次
新車と中古車、実際にはどっちが売れている?
実際に、新車と中古車ではどちらが売れているのでしょうか。
一般社団法人 自動車販売協会連合会の統計によると、2023年4月の普通乗用車と小型乗用車の新車販売台数(登録車)は合計193,042台です。
そして、同統計による2023年4月の普通乗用車と小型乗用車の中古車登録台数は合計244,421台にのぼります。
新車が販売台数、中古車が登録台数のデータのため、こちらのデータから「どちらが売れている」とは断言できませんが、中古車の登録台数が新車の販売台数を上回るほどであることから、中古車も一定の需要があると説明できるでしょう。
また、J.D. パワーの「2022年 車の保有や利用に関するパルス調査」では、新車の購入を検討する方が最も多く、次に中古車、次いでレンタカーやカーシェアリング等のサービスを検討している方が多い…という結果に。
それぞれに良さがあり、どちらも一定数の需要がある新車・中古車。
では、具体的にそれぞれどのような良さや注意点があるのかは、次のブロックから詳しくお話しします!
新車のメリット・デメリットは?
それでは、新車を購入する場合のメリットとデメリットにはどのようなものがあるのか、紹介していきます。
新車のメリット1:自由にカラーやオプションを選択できる
新車のメリットとしてまず、自分の好きなカラーやオプションを選んでクルマを注文できることがあげられます。
ニッチなカラーを中古車で見つけるのはなかなか難しいかもしれませんが、ホワイトやブラックなどスタンダードなものは中古車市場でも多く出回ります。
また、純正ナビやバックモニターなど便利な機能の有無、自動ブレーキシステムなどの安全機能の追加、ホイールの種類やサンルーフなど、オプション選択が自在にできることもポイントです。
機能やボディ、内装に関するオプションは後付けができないことも多いため、こだわりポイントがあれば、新車購入時に注文しておく必要があります。
新車のメリット2:きれいな状態で最新のクルマが手に入る
きれいな状態で最新のクルマが手に入ることも新車のメリットです。
新車は中古車と違い、誰も乗ったことがない状態でメーカーから出荷されるクルマ。
そのため、車内を土足厳禁にしたい人、プレゼントなどでクルマの購入を検討している人にも新車がおすすめといえます。
また、新車は現在発売されている最新のクルマです。
さまざまな機能が最新の性能で揃えられている場合が多く、新車は安全性や利便性にも優れています。
新車のメリット3:保証期間が長い・修理代が安くすむ
新車のメリットとして、保証期間が長いため修理代が安くすむ可能性が高いこともあげられます。
新車にはメーカー保証が付いており、どのメーカーであっても初年度登録から3年以内、もしくは走行距離60,000km以内のクルマであれば、故障の修理や部品交換などが無料もしくは安い価格で受けられます。
また、エンジンやエアバッグなど、クルマの走行機能や安全性能に関する重要な部分には5年以内、もしくは走行距離100,000km以内の保証サービスが設定されているのもポイント。
そのため、新車は購入して乗り始めてから3〜5年間は、何らかの不調があった場合でも、修理代や部品交換代がかさむことはほぼありません。
新車のメリット4:エコカー減税が受けられる可能性が高い
新車の場合、エコカー減税が受けられる可能性が高いこともメリットです。
エコカー減税は、環境に配慮したクルマを対象に自動車にかかる税金の減税が受けられる制度です。
自動車にかかる税金には自動車税、自動車重量税、環境性能割(旧・自動車取得税)の3つがあります。
自動車重量税には、エコカー減税が適用される場合があります。
新しく製造・販売されたクルマほど、エコカー減税対象車が多いことがポイントです。
電気自動車やハイブリッド車だけでなく、燃費の良いガソリン車もエコカー減税の対象になり、新しい自動車ほど燃費が良い傾向にあります。
新車のメリット5:リセールバリューが高い
リセールバリューの高さも、新車のメリットです。
クルマのリセールバリューとは、購入して使用したクルマを売却した際の価値、つまり買取価格のこと。
一般的に、クルマのリセールバリューは新車購入後に次の車検がある3年後と、さらにその次の車検がある5年後を目途に減少していくといわれています。
そのため、クルマを3年もしくは5年以内に買い換えた場合は、高い価格で売却できる可能性があります。
新車のデメリット
新車のデメリットとして、中古車よりも価格が高いことがあげられます。
しかしその分、保証期間が長く、最新のきれいな状態のクルマが運転できることが新車のメリットです。
また、新車は、現在販売されている現行モデルしか購入できないこともデメリットといえます。
現在販売されているクルマに気に入ったものがあれば問題ありませんが、以前販売していたモデルが欲しい場合は、中古車から選ぶことになります。
ほかにも、新車は中古車に比べて納車までの期間が長いこともデメリットとしてあげられやすいです。
納車までにかかる期間はあらかじめ販売店に教えてもらえるため、なるべく早く入手したい場合は相談してみましょう。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
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- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。
中古車のメリット・デメリットは?
それでは、中古車を購入するメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
中古車購入の際のメリットとデメリットを紹介します。
中古車のメリット1:比較的安い価格で入手できる
中古車購入の最大のメリットは、新車よりも安い価格で購入できることでしょう。
高級車や人気のクルマであっても、一度誰かが使用したクルマというだけで新車よりも大幅に安い価格で購入できます。
個性的なカラーや車種、フルモデルチェンジ前の古いモデルのクルマであれば、さらに安く購入できる可能性が上がります。
同じ予算でクルマを探した場合、中古車なら新車より上のグレードのクルマが購入できる場合もありますよ。
安い価格でクルマが入手できるため、ローンの審査が通りやすいこともポイントです。
価格が安いことは、最も注目するべき中古車のメリットといえるでしょう。
中古車のメリット2:納車が早い
新車よりも納車が早い場合が多いことも、中古車購入のメリットです。
新車は納車までに1〜3ヶ月ほど、長ければ1年以上かかる場合があるのに対し、中古車は一般的に納車まで2〜3週間ほど。
新車は、人気車種の場合は用意されている在庫がすぐに納車されることもありますが、メーカーに注文してから工場で製造されるのを待つ場合は時間がかかります。
そのため、状況により半年〜1年ほど待つ場合もあります。
しかし、中古車の場合はすでに用意されたクルマを購入するので、販売店側での点検・整備が終われば受け取れます。
中古車の納車期間や流れについては、下記コラムで詳しく解説しています。
中古車の納車期間はどれくらい?遅くなる理由や早める方法も確認!
中古車購入の流れを解説!必要書類や注意点、選び方まで
中古車のメリット3:新車では購入できないクルマも選べる
中古車購入のメリットとして、新車では購入できないクルマが選べることもあげられます。
すでに販売終了した旧型のクルマや、売り切れてしまった限定生産車なども、中古車であれば購入できるチャンスがあります。
一度市場に出回ったクルマであれば、ありとあらゆる種類の中から選べることが、中古車購入の大きなメリットです。
中古車のメリット4:リセールバリューを気にせず使用できる
新車を購入してリセールバリューを気にしながら使用するより、気軽に利用できることが中古車のメリットでもあります。
リセールバリューを期待して購入した新車の場合、自由にカスタマイズができなかったり、うっかり傷をつけてしまうと非常に落ち込んでしまったりするものです。
しかし、リセールを想定せず購入した中古車なら、それらを気にする必要がありません。
乗りつぶすつもりで自分好みに自由に乗りこなせることも、中古車のメリットといえます。
中古車のメリット5:宝探し感覚を楽しめる
中古車購入は、宝探し感覚を楽しめることもメリットといえるでしょう。
新車の場合は、ホームページやカタログから選んで近くのディーラーで試乗し、気に入れば購入、という流れがほとんど。
一方、中古車には実際に中古車販売店に足を運んでみないと出会えないクルマもあります。
宝探しのように、店舗をめぐってお気に入りの一台を探す楽しさがあるのです。
また、実際に店舗に足を運ばなくても、中古車販売サイトにはたくさんの中古車がラインアップされています。
思わぬお買い得車を発見できる可能性がありますので、中古車の購入を考えている方は、中古車販売サイトもぜひ巡ってみてください。
正規ディーラーウエインズトヨタ神奈川が提供するクルマの個人売買サービス「モビリコ」でも、たくさんの中古車が出品されています!
中間業者を通さない個人売買だからこそ、消費税がかからずお得に中古車の購入が可能。
なかなか手に入らないレア車両にも出会える可能性がありますよ!
中古車のデメリット
中古車のデメリットとして、定価が存在しないため購入時期や販売店舗によって価格が違うことがあげられます。
そのため似た条件のクルマの価格を複数見比べて、相場を自分で見極める必要があります。
ウエインズトヨタ神奈川の「モビリコ」では、出品車両の価格がお買い得かどうかを一目で判断できる比較表をご用意しています。
このような表も参考にして、クルマの価格が適当かどうか考えてみましょう。
また、保証期間が新車と比べて短いことも中古車のデメリットです。
その分、店舗が保証サービスなどを用意している場合もありますので、積極的に利用すると良いでしょう。
エコカー減税を受けられる車種が中古車には少ないこともデメリットですが、比較的新しい車両であれば、エコカー減税が受けられるものもあります。
新車と中古車の価格差は?コスパが良いのはどっち?
新車と中古車は、それぞれにどのくらい価格差があるのかを解説していきます。
本体価格
例えば、2019年式のカローラツーリングW×Bの場合、新車のメーカー希望小売価格が税込2,365,000円〜2,997,500円でした。
それに対し、トヨタの正規ディーラーウエインズトヨタ神奈川が運営する中古車の個人売買サービス「モビリコ」では、本体価格150万円で販売されている2019年式のカローラツーリングW×Bも。
中古車の状態や車種、販売店舗によって価格はさまざまですが、このように中古車の場合は新車のおよそ6割程度で購入できる場合もあります。
税金
自動車にかかる税金は、さきほども紹介したように、自動車税、自動車重量税、環境性能割(旧・自動車取得税)の3つです。
自動車税や自動車重量税は、新車・中古車に関わらず同車種同グレードであれば同じ金額が課税されます。
重量税に関しては、車検切れしていない比較的新しい中古車で、エコカー減税が適用されれば免税になるためお得です。
ただ、重量税は、新車新規登録から13年以上経つ車両については、金額が上がります。
古い型の中古車購入を検討している場合は注意しましょう。
一方、環境性能割は、自動車の取得価格に税率をかけて算出され、取得価格は自動車の経過年数に応じて減ります。
そのため、購入金額の安い中古車のほうが、環境性能割の金額がおさえられる傾向にあります。
しかし、新車では環境性能割が非課税、もしくは減税になる可能性が高いため、必ずしも中古車のほうが税金がお得といい切ることはできません。
もちろん、中古車でも非課税のケースもありますよ!
※取得価額が50万円以下の場合は環境性能割は課税されません。
維持費
自動車を所持するにあたって、維持費が気になるという方も多いと思います。
維持費には、燃料費をはじめ各種税金や保険料、メンテナンス費用などが含まれます。
燃費については、新車・中古車問わずクルマごとにさまざまなものがありますが、同車種の場合は最新のモデルのほうが燃費が良い傾向にあります。
保険料については、新車でも中古車でも大きな差は出ませんが、任意保険で「車両保険」をつける場合は、市場価値の低い中古車の方が価格がおさえられる傾向にあります。
メンテナンス費用に関しては、メーカーの保証サービスが3〜5年受けられる新車のほうが、安くすませられる傾向にあるといえるでしょう。
しかし、本体価格が大幅に安いことが中古車の魅力です。
今後何年乗り続けるかを考え、それによってかかる維持費の差額を計算し、本体価格の差額と照らし合わせて、どちらがお得か考えてみましょう。
新車と中古車、どっちが向いている?
新車と中古車、それぞれ向いている人はどのような人なのでしょうか。
新車に向いている人、中古車に向いている人をそれぞれ紹介します。
新車に向いている人
新車に向いている人は、下記の通りです。
- 3年または5年以内にクルマを売却して買い換えたい人
- こだわりのカラーやオプションのクルマが欲しい人
- 最先端の機能に魅力を感じる人
- 初期投資よりも燃費をおさえたい人
- メーカー保証を利用したい人
中古車に向いている人
中古車に向いている人は、下記の通りです。
- 初期投資を極力おさえたい人
- 上位モデルのクルマをできるだけお得に購入したい人
- なるべく早い納車を希望する人
- 旧型モデルや限定車で欲しかったクルマがある人
- 売却を想定していない人
中古車を選ぶ際のポイントも確認!
新しく購入するクルマに中古車を選ぶ場合は、どのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか。
中古車を選ぶ際のポイントを紹介します。
信頼の置ける販売店から購入する
まず、信頼の置ける販売店から中古車を購入することが大切です。
中古車の価格は、人気車かどうかや、年式、状態などさまざまな要素から決定されます。
そのため、中古車を購入する店舗が信頼できるところかどうかが重要なポイントになります。
信頼できない中古車販売店の場合、メーターを改ざんしていたり、見た目ではわからないトラブルを隠していたりする場合も。
ホームページにクルマの詳細がわかりやすく載っている販売店や、メーカーの正規ディーラーを兼ねている販売店などは比較的信頼できる販売店といえるでしょう。
クルマの状態を確認する
購入を検討している中古車の状態をしっかり確認することも、中古車選びに大切なポイントです。
一般的に、クルマの走行距離は1年につき10,000kmといわれています。
クルマの経年と走行距離を照らし合わせて、1年につき10,000kmより大幅に多い場合は、パーツの劣化など故障リスクが比較的高い場合があります。
また、大幅に走行距離が少ない場合は長期間放置されていた可能性もあり、こちらも故障リスクが高いクルマである可能性があります。
メンテナンスノートがあれば確認させてもらい、いつどのような修理やパーツ交換をしているか知ることも重要です。
試乗車落ち・代車落ちの中古車を検討する
試乗車や代車として使用されていた中古車を検討するのもおすすめです。
大幅に走行距離が少ないクルマは故障リスクが高いと解説しましたが、年間走行距離が少ないクルマが必ずしも高リスクとは限りません。
試乗車や代車としてディーラーで使われていたクルマは、比較的年式に対して走行距離が少ない傾向にあります。
試乗車落ち・代車落ちのクルマは、ディーラーによる丁寧なメンテナンスを受けつつ使用されてきたクルマのため、状態の良い中古車である可能性が高いといえるでしょう。
維持費を確認する
中古車を買った場合、どのくらい維持費がかかるのかを確認しておくことも大切です。
せっかく新車より本体価格が安くても、今後の維持費がそれを上回ってしまえばあまりお得感がありませんよね。
そうならないために、1年あたり燃費がどの程度かかるか、おおよその金額を計算しておきましょう。
また、クルマを所持している場合大きな出費となる車検費用。
中古車の場合は、車検切れまでの期間が長いクルマのほうが当面車検費用がかからないため、余裕を持って次の車検に備えられます。
中古車購入に関する注意点は、「中古車を購入する際の注意点!必ず確認しておきたいポイントとは?」でも詳しく解説しています。
まとめ
今回は、新車と中古車ではどちらを購入すれば良いのか、それぞれのメリットとデメリットを紹介しました。
どちらにも良さがあり、一定の需要がありますが、新車の場合、自由にカラーやオプションを選べることや、新しいクルマに乗れること、リセールバリューが比較的高いことがメリットとしてあげられます。
中古車の購入は、購入価格が安いことをはじめとして、納車が比較的早いことや販売終了したクルマも選べることがメリットです。
コスパに関しては、中古車のほうが新車よりも本体価格が大幅に安い反面、税金は新車も中古車も変わらない部分も多いです。
ただし、新車の方が燃費性能が良かったり、環境性能に優れており、減税・免税対象になる可能性は高いです。
もちろん、中古車でも燃費性能や環境性能に優れているクルマがたくさんあるため、総合的に判断するようにしましょう。
新車・中古車ともに購入に向いている人の特徴が違うので、クルマの乗り方や予算などと相談し、自分に合ったほうを選んでみてくださいね。
中古車を購入する際のポイントは、販売店の信頼度やクルマの状態、維持費などの確認です。
新車と中古車どちらを買うか悩んだときは、ぜひ今回のコラムを参考にしてみてくださいね。
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