ノア

トヨタ自動車が販売する新型ノアは、2022年1月13日にフルモデルチェンジが行われました。

発売から人気が止まらない新型ノアは、2023年7月現在は注文から納車まで6ヶ月以上かかると発表されています。

購入から納車に時間がかかる点から、購入を検討している人はできるだけ早く注文まで進めるのがおすすめです。

ただ、購入前に車にかかる費用の全体を把握したい人もいるのではないでしょうか。

今回は新型ノアの購入を検討している人に向けて、見積もりの出し方や注意点について詳しく紹介します。

購入時にできるだけ値引きしたい人は、事前の情報をどのくらい持っているかが成功の鍵です。

本記事を参考に、準備を進めてみてください。

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目次

新型ノアの見積もりを出す2つの方法

新型ノアの見積もりを出す場合、以下の2つの方法があります。

新型ノアの見積もりを出す2つの方法
  1. トヨタの公式サイトでシミュレーション結果を出す
  2. トヨタの販売店で見積もりを出す

それぞれ詳しく見ていきましょう。

トヨタの公式サイトでシミュレーション結果を出す

トヨタの公式サイトには、車の購入価格をシミュレーションできるページがあります。

シミュレーションページ
https://toyota.jp/service/estimate/cars

気になるグレードやボディカラー、オプションを組み合わせて自分の気になる1台を作ってみてください。

シミュレーションサイトでは、購入にかかる税金や手数料、下取り価格を含めた合計金額まで詳しく算出できます。

グレードを変えたり、オプション内容を変えたり、さまざまな組み合わせを試すことで、自分の求める機能やグレードを把握できるでしょう。

後ほど、シミュレーションサイトの使い方も説明するので、この機会にぜひ利用してみてください。

トヨタの販売店で見積もりを出す

「見積もりを出す」と言われ1番にイメージするのは、店舗で見積もりを出す方法ではないでしょうか?

トヨタ自動車の販売店では、スタッフと相談しながら指定した車の見積もりを出すことが可能です。

店舗利用のメリットは、車について気になることや疑問点、価格交渉をしながら見積もりを出せる点です。

販売店の中に自分が気になっているグレードの車両が置いてあれば、実際に試乗して乗り心地を確かめ、ボディカラーやインテリアカラーの色味を比較できる点も魅力といえるでしょう。

ただ、店舗での見積もりは最終手段として用意しておくことがおすすめです。

なぜなら、見積もりを出したその日に購入の意思を見せた方が、値引き交渉の可能性が広がるため。

シミュレーションサイトで見積もりの概算を把握したうえで、店舗で最終確認を行えば、そのまま購入に進むことも可能です。

購入する意思を伝えたうえで値引き交渉を行えば、予想よりも安く購入できるかもしれません。

シミュレーションサイトで見積もりを出す方法

ここからは、シミュレーションサイトを使った見積もりの算出方法を紹介します。

まずはトヨタ自動車の公式サイトにあるシミュレーションページをクリックします。

シミュレーションページ
https://toyota.jp/service/estimate/cars

今回は新型ノアの見積もりを算出するため、車種のカテゴリの中から「ノア」を選択。

すると、ノアのシミュレーション画面に移動します。

シミュレーション画面で選択できる項目は以下の4点です。

選択できる項目
  • グレード
  • ボディカラー
  • インテリアカラー
  • オプション

項目をクリックすれば、画面上のノアのボディカラーやインテリアカラーが変化します。

見た目の変化を確認しながら見積もりを把握できる点は、シミュレーションページのメリットといえるでしょう。

シミュレーションの注意点|販売店によって搭載できるオプション内容が異なる

シミュレーションサイトで注意する点は、選択できるオプションの種類と価格です。

オプション項目にある金額には、取り付け費用が含まれていません。

なぜなら、販売店によって取り付けに対応しているかが異なり、作業費が異なるため。

取り付け費用を含んだ金額を確認したい人は、TOYOTA/LEXUSの共通IDを発行してください。

共通IDを発行してログインした上で販売店を選ぶと、取付費を含む価格が確認できます。

できるだけ見積もりの精度を上げたい人は参考にしてください。

中古車店で車を購入する際にかかる消費税を0にして、お得に車を探してみませんか?

新型ノアをお得に購入したい人は、車の個人売買サービス「モビリコ」を活用しましょう。

モビリコを利用するメリットは以下の5つ。

1.厳しい審査を突破した車のみ掲載している

2.車検履歴、点検履歴を確認できる

3.購入から納車までサービスが充実している

4.匿名で手続きを進められる

5.売買に消費税がかからない

新型ノアをお得に買いたいけど、個人売買に関する手続きをちゃんと進められるか不安…という人、ぜひモビリコのサイトに掲載されている車を比較してみてください。

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新型ノアの見積もりで注意すべき3つのポイント

ここからは、新型ノアの見積もりを出す際に注意すべきポイントを3つ紹介します。

見積もりでの注意点
  • オプションの金額
  • 購入にかかる税金
  • 車の下取り価格

それぞれ詳しく見ていきましょう。

新型ノアの見積もりで注意すべきポイント①オプションの金額

見積もりを出す際は、オプション本体の金額だけでなく作業費も含めた金額を把握しておきましょう。

また、同じオプション項目でも色の違いやグレードによって価格が異なる、もしくは装備できるかどうかが違います。

たとえば、新型ノアのボディカラーは全部で7色ありますが、そのうちの3色はオプション価格が発生します。

ノーマルカラー
  • シャインアティチュードブラックマイカ
  • メタルストリームメタリック
  • スティールブロンドメタリック
  • レッドマイカメタリック
0円
オプションカラー
  • グリッターブラックガラスフレーク
  • スパークリングブラックパールクリスタル
  • シャインホワイトパールクリスタル
33,000円(税込)

引用:[トヨタ自動車]

自分が追加したいオプションは何か、費用は発生するかどうか、取り付け費用はかかるかなど、それぞれの情報をシミュレーションサイトで事前に確認しておきましょう。

新型ノアの見積もりで注意すべきポイント②購入にかかる税金

新車、中古車の購入を問わず、車を購入する場合は税金が発生します。

新車購入にかかる税金・費用は下記のとおりです。

新車購入にかかる税金・費用
  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 環境性能割
  • 消費税

税金に加えて、自賠責保険の加入も必要です。

車の大きさや性能によって、かかる費用は異なります。

車体本体価格だけで計算して購入に進めば、想定外の費用が発生する可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

新型ノアの見積もりで注意すべきポイント③車の下取り価格

店舗で見積もりを取る前に、車の下取り価格を自分で調べておくのがおすすめです。

なぜなら、見積もり時点で提示される下取り価格よりも、中古車サイトで見積もりを出した査定額の方が高い場合があるため。

すでに持っている車を高く売れば、新車の購入資金の足しにできますし、予算が増えることで、さらに上のグレードを狙うことも可能です。

下取り価格で損しないためにも、事前に中古車サイトや中古車販売店で査定を依頼しておきましょう。

新型ノアのグレード別の特徴を解説

ここでは新型ノアのグレード別の特徴を解説します。

シミュレーションする際は、各グレードの基本スペックを知ってから進めるのもおすすめです。

グレードの基本スペック
  • X|エントリーグレードとして基本的な装備を完備
  • G|欲しいオプションを組み合わせられる魅力
  • Z|新型ノアの最上級グレードとして充実した装備を完備
  • S-G/S-Z|エアログレードとしてエクステリアが魅力

それぞれ詳しく見ていきましょう。

X|エントリーグレードとして基本的な装備を完備

新型ノアのXグレードは、エントリーモデルに指定されています。

ハイブリッドモデル、ガソリンモデルともに7人・8人乗りが用意されており、家族の人数に合わせてモデルを選べる点が魅力です。

Xグレードのメリットはなんといっても価格の安さ。

  駆動 乗車定員(人) 新車価格(税込)
ハイブリッド車 2WD 8 3,050,000円
7 3,050,000円
E-Four 7 3,270,000円
ガソリン車 2WD 8 2,670,000円
7 2,670,000円
4WD 8 2,868,000円
7 2,868,000円

引用:[トヨタ自動車]

ハイブリッド車でも330万円以内での購入が可能ですし、ガソリン車は300万円以下で新型ノアを手に入れることができます。

一方で、Xグレードは基本的な装備のみしか含まれていないため、機能面の充実を求める人には物足りなく感じてしまうかもしれません。

たとえば新型ノアのXグレードのXグレードとGグレードの標準装備を比較すると以下のとおり。

装備名 Xグレード Gグレード
ワンタッチスイッチ付パワースライドドア ×

(オプションにて注文可)

⚪︎
スマートエントリー(運転席・助手席・バックドア/アンサー

バック機能付)&スタートシステム(スマートキー2個)

×

(オプションにて注文可)

⚪︎
快適温熱シート(運転席•助手席) × ×

(オプションにて注文可)

ディスプレイオーディオ ×

(オプションにて注文可)

⚪︎
トヨタチームメイト(駐車・走行支援機能) × ×

(オプションにて注文可)

引用:[トヨタ自動車]

Gグレードではオプションで対応できる機能でも、Xグレードではオプション対象外になっていることも。

Xグレードはできるだけ安く新型ノアを購入する人の中でも、基本的な機能だけで問題ないと思う人におすすめのグレードです。

G|欲しいオプションを組み合わせられる魅力

新型ノアのGグレードは、Zグレードに匹敵するほどの昨日の充実度を持ちつつ、Xグレードと比較しやすい価格帯を持つ、ちょうどいいグレードです。

基本的な装備が充実している点はもちろんですが、オプション装備の候補も充実しているため、自分の必要な機能を見極めて自由自在にカスタムできる点が魅力といえるでしょう。

Zグレードに標準装備されており、Gグレードではオプションで選択できる機能の一例はこちらです。

  • 左右独立温度コントロールフロントオートエアコン+リヤオートエアコン(リヤクーラー+リヤヒーター)
  • 快適温熱シート(運転席•助手席)
  • ワンタッチスイッチ付パワースライドドア(挟み込み防止機能付)(デュアル)
  • 独立型センターコンソールボックス(フロント・リヤボックス付)

引用:[トヨタ自動車]

オプション価格を見て、Zグレードとの価格を比較したうえで自分の予算に合ったカスタムを検討してみてください。

Z|新型ノアの最上級グレードとして充実した装備を完備

Zグレードは新型ノアの最上級グレードです。

最上級グレードとして、エクステリア・インテリアともに他のグレードにない装備が充実している点が魅力の一つ。

たとえばエクステリアでは、Zグレード限定でフロントにあるフードモールディングにメッキ加工が施されており、他のグレードよりも高級感が増しています。

インテリアに関しても、ドアハンドルやシフトレバーなど細かな装飾にシルバー加飾を追加しています。

さらにシート素材には「合成皮革+ファブリック」を採用し、快適温熱シートも標準装備。季節を問わず車内で快適に過ごせる工夫が詰まっているといえるでしょう。

とにかく機能が充実した車に乗りたい、装備面での不満を減らしたいという人はZグレードがおすすめです。

S-G/S-Z|エアログレードとしてエクステリアが魅力

新型ノアは、X・G・Zグレード以外にS-GとS-Zというグレードがあります。

この2種類はエアログレードとして他のグレードと差別化しています。

エアロとは基本的に車に装着する空力パーツのこと。

空気力学的な観点から空気抵抗の少ないエクステリア(エアロパーツ)を設置することで、車の走行性能の向上はもちろん、車の見た目のカッコよさの向上につながっています。

エクステリアでは、エアロ専用のフロントバンパーやフロントグリルを採用しており、標準グレードのX・G・Zよりもシルバー加飾の面積が広がっています。

標準グレードではフロントデザインのほとんどがボディカラーと同色ですが、エアロモデルではシルバー加飾が増えるため、高級感やスタイリッシュな印象を強めてくれるでしょう。

見た目にこだわりたい人は、GグレードとS-Gグレード、ZグレードとS-Zグレードを比較してみてください。

 

グレード間の比較だけでなく、ライバル車であるヴォクシーとも比較したいという人はこちらの記事を参考にしてください。

新型ノアと新型ヴォクシーを徹底比較|デザインや価格の違い、燃費性能まで詳しく解説

新型ノアの新車価格

ノア

見積もりを取る前に、自分がどのグレードを求めているかを確認しておきましょう。

ここでは新型ノアのグレード別の新車価格をまとめました。

グレード 駆動 乗車定員(人) 新車価格(税込)
ハイブリッド車 X 2WD 8 3,050,000円
7 3,050,000円
E-Four 7 3,270,000円
G 2WD 8 3,320,000円
7 3,320,000円
E-Four 7 3,540,000円
Z 2WD 7 3,590,000円
E-Four 7 3,810,000円
S-G 2WD 8 3,390,000円
7 3,390,000円
E-Four 7 3,610,000円
S-Z 2WD 7 3,670,000円
E-Four 7 3,890,000円
ガソリン車 X 2WD 8 2,670,000円
7 2,670,000円
4WD 8 2,868,000円
7 2,868,000円
G 2WD 8 2,970,000円
7 2,970,000円
4WD 8 3,168,000円
7 3,168,000円
Z 2WD 7 3,240,000円
4WD 7 3,438,000円
S-G 2WD 8 3,040,000円
7 3,040,000円
4WD 8 3,238,000円
7 3,238,000円
S-Z 2WD 7 3,320,000円
4WD 7 3,518,000円

引用:[トヨタ自動車]

新型ノアは、ガソリン車とハイブリッド車の違い以外にも乗車定員や駆動の違いがあるため、2,670,000円〜3,890,000円まで価格の幅が大きいのが特徴です。

シミュレーションページから分かるように、車の購入には車の本体価格以外にもオプション料金や税金、手数料が発生します。

自分の予算と必要なグレード・機能を相談しながら購入を検討しましょう。

新型ノアの中古車価格

新型ノアの新車を購入する人のデメリットは、費用が高い点と納車まで時間がかかる点です。

新型ノアをできるだけ安く、すぐに手に入れたい人は中古車の購入が向いているでしょう。

中古車であれば、すでにオプションが搭載されたモデルを新車を購入する場合と比べて短い期間で手に入れることが可能です。

今回は、新型ノアの中古価格を紹介します。

平均価格
カーセンサー 240~630万円
グーネット 239.9~630万円

引用:[カーセンサー],[グーネット]

どちらのサイトでも、新型ノアの中古車価格は240〜630万円という結果が出ました。

中古車は、オプション内容やグレードによって価格に幅があるのが特徴です。

さらに走行距離や修理歴、車の状態によって価格は左右されます。

中古車購入で損をしないためにも、車検の実績がある車や写真の多い車、情報ができるだけ載っている車を選びましょう。

まとめ

今回は新型ノアの見積もりの出し方について、店舗での見積もりを依頼する方法とシミュレーションサイトを使って算出する方法の、2種類を紹介しました。

見積もりで注意すべきポイントは、車の本体価格やオプション価格だけでは車を購入できないという点です。

税金や下取り費用、取引に関する手数料を含めて、自分の予算内での購入を進める必要があるため、値引き交渉や下取り価格の比較などを徹底的に行うのがおすすめです。

本記事で紹介した見積もりの算出方法を利用したうえで、できるだけ支払い金額が少なくなるように対策すると良いでしょう。

新車が高いと感じた人は、中古車購入を検討するのも方法のひとつです。

車検や検査などの基準をクリアした中古車をできるだけ安く購入したい人は、モビリコを利用するのがおすすめ。

まずはサイトを見て、車を比較しながら自分の予算と相談してみましょう。

中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!

  • モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
  • 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。