燃費が良く、環境と家計に優しいと人気のプリウスでは、内装も使いやすさや便利さにもこだわった設計がされています。

本記事ではそんなプリウスの内装をポイントごとに分けて徹底解説。

グレードによって異なる装備をはじめ、車内をより便利に、より自分好みにすることができるオプション装備もご紹介しますので、グレード選びやオプション追加の参考にしてください。

プリウスの内装を徹底解説

本記事ではプリウスに設定されている装備を以下9つの項目に分けて解説します。

・運転席周り（操作系）
・シート素材
・運転席・助手席
・後部座席
・ラゲッジルーム
・加装パーツ
・収納
・機能
・オプション

装備が少し変わるだけで、車内の快適度や見た目が大きく変わりますので、必要な装備が揃った自分好みのグレードを見つけてみてはいかがでしょうか。

運転席周り（操作系）

まずは、ドライバーが目にする機会が多い運転席周りの操作系装備についてご紹介します。

運転席周りの装備が異なると、見た目だけでなく車両情報の確認のしやすさや操作感に違いが生まれますので、快適なドライブを楽しむためにもぜひ参考にしてください。

ステアリングホイール

まずは運転に欠かせないステアリングホイールについて解説します。

プリウスでは全てのグレードで乗用車で多く使用されている3本ステアリングホイールを搭載していますが、素材はグレードによって異なります。

最上級グレードの「Aプレミアム」・「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」では、高級感あふれる本革巻きを採用。握り心地が良く車内にも上質な雰囲気をプラスしてくれるでしょう。

また、中間グレードの「A」・「A”ツーリングセレクション”」、「S」・「S”ツーリングセレクション”」では合皮素材を使用したステアリングホイールを標準装備しています。

さらにこのグレードには、ステアリング温度の上昇を抑える昇温抑制機能、冷えを抑える降温抑制機能が付いているため、季節に関わらず快適なドライブを楽しむことが可能です。

エントリーグレードの「E」は、ウレタン素材を採用。ハンドルの握り心地やさわり心地は人によって好みが分かれますので、ぜひ複数グレードのステアリングを触ってみることで自分に合う装備を見つけてください。

ステアリングスイッチ

プリウスでは全てのグレードにステアリングスイッチが搭載されており、エントリーグレードの「E」を除くグレードには音声認識・ハンズフリー通話スイッチ機能が追加されます。

この機能を使うことで、ハンドルを握っている間でも視線を前方から逸らすことなく、マルチインフォメーションディスプレイ・オーディオ・TRIP・車間距離切替・レーントレーシングアシストの操作をすることが可能です。

また「E」でも、「ナビレディキット」を取り付けることで上位グレードと同じく、音声認識やハンズフリー通話スイッチを利用することができますので「E」をご検討中の方はぜひオプションにも注目してみてください。

マルチインフォメーションディスプレイ

プリウスには全グレードの運転席前方に4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイが搭載されています。

このディスプレイでは運転状況やハイブリッドシステムのインジゲーター、燃費履歴など車両やエコに関する様々な情報を確認することができます。

操作もステアリングスイッチで簡単に行うことができるため、安全を確保しながらドライバーが知りたい情報を確認することが可能です。

グラフィックメーター

運転席前方には、速度や残燃料といった基本情報を表示する4.2インチのグラフィックメーターが設置されています。

プリウスのメーターには高精細で鮮やかなデジタルディスプレイが採用されており、昼夜問わず必要な情報をしっかりとドライバーに伝えてくれます。

カラーヘッドアップディスプレイ

カラーヘッドアップディスプレイは「Aプレミアム」・「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」・「A」・「A”ツーリングセレクション”」に標準搭載される装備で、車速やハイブリッドシステムインジゲーターなどの案内情報をフロントガラスにカラーで投影してくれます。

これまで情報の確認をしたい場合には、一瞬フロントガラスから視線を離す必要がありましたが、この装備があれば前方から目を逸らさずに必要な情報を知ることが可能です。

また安全性が高まるだけでなく、車内の見た目も先進的な雰囲気になります。

現在販売されているプリウスの「S」と「E」にはオプションとしても設定がない装備となりますので、カラーヘッドアップディスプレイが気になる方は、ぜひ上級グレードをご検討ください。

インナーミラー

プリウスでは後方の確認のために設置されているインナーミラーもグレードによって異なります。

上位グレードの「Aプレミアム」「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」「A」「A”ツーリングセレクション”」では、自動防眩式のインナーミラーを採用。

自動防眩インナーミラーは、強い光を感知すると光の反射を自動的に抑え、ドライバーの視界を確保してくれます。

「S」「S”ツーリングセレクション”」「E」に採用されているインナーミラーは手動で光の反射を抑える防眩ルームミラーとなりますので、夜間に車を使う機会が多い方には、自動防眩ルームミラーがおすすめです。

またプリウスにはエントリーグレードの「Ｅ」を除く全てのグレードに、メーカーオプションとしてデジタルインナーミラーの取り付けが可能です。

この装備は、バックドアの内側に取り付けたカメラで撮影した映像をルームミラーに映し出すもので、後部座席に人や荷物を乗せていても後方をしっかりと確認することができます。

映し出される範囲も広いため、より安全にこだわりたいという方はぜひメーカーオプションもご検討ください。

ディスプレイオーディオ

プリウスには「E」を除く全てのグレードに８インチディスプレイオーディオを標準搭載しています。

この装備は、スマートフォンを接続することで、マップアプリをナビ代わりに使ったり、音楽をかけたりと、まるでスマホを使っているような感覚で操作することが可能なディスプレイです。

さらにAppleCarPlay、AndroidAutoを利用すれば、音声操作や電話・メッセージの受発信も可能。移動中も安全を確保しながら連絡を取ることができます。

また、メーカーオプションのナビキットを装着すれば、通常の車載ナビとして使用することもできますので、従来通りの操作がしたい方や、通信料が気になる方はオプションを取り付けることをおすすめします。

シート

プリウスのシートは、部位によってクッションパッドの厚みを変えたり、シート内のバネの分担を最適化したりと、ロングドライブでも疲れにくいよう、様々な工夫が施されたシート構造を採用しています。

またシートに使用される素材はグレードによって異なり、触り心地や見た目の雰囲気に違いがあります。

肌に触れるシート素材は人によって好みが異なりますので、気になるシートを見つけたらぜひ試乗車や展示車で質感を試してみてください。

ここからはグレード別に設定されているシート素材をご紹介します。

本革

最上級グレードの「Aプレミアム」「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」では、本革を使用したシートを採用しています。

本革の魅力はなんといっても上質な触り心地と高級感のある見た目です。

さらに本革シートは、静電気が発生しにくく、水濡れへの耐久性も強いため、車内の快適度が向上することでしょう。

合成皮革

「A”ツーリングセレクション”」「S”ツーリングセレクション”」では合皮を使用したシートを採用しています。

合皮は価格を抑えながら革製品特有の高級感を楽しむことができるため、車内の高級感にこだわりたい方にピッタリの素材です。

また、合皮は耐久性に優れ、ひび割れもしにくいとされていますが、本革と比べると劣化が早い傾向があるため、合皮シートを選択する場合はこまめに手入れをすることをおすすめします。

ファブリック

プリウスでは「A」に立体表現を施した上級ファブリック、「S」と「E」には暖かみが感じられるシンプルなファブリックを採用しています。

本革や合皮は、寒い季節には座った瞬間に冷たさを感じることもありますが、ファブリックならその心配はいりません。

また劣化が少なく、体が滑ることもないため「手間は少ないほうがいい」「シンプルで優しい触り心地が好き」という方は、ファブリックを採用したグレードを選択してみてはいかがでしょうか。

運転席・助手席

運転席や助手席の機能は、お出かけの快適さに大きな影響を与えるポイントのひとつです。

プリウスではシートに搭載された機能がグレードによって異なりますので、必要な装備がどのグレードに搭載されているかを確認してみてください。

シート調整

プリウスではシートポジションの調整機能がグレードによって異なります。

各グレードに搭載された機能は以下の通りです。

搭載グレード	機能
・Ａプレミアム ・Ａプレミアム”ツーリングセレクション” ・Ａ ・Ａ”ツーリングセレクション”	運転席8ウェイパワー （前後スライド・リクライニング・シート上下・チルトアジャスター）助手席4ウェイ （前後スライド・リクライニング）
・Ｓ ・Ｓ”ツーリングセレクション”	運転席6ウェイ （前後スライド・リクライニング・シート上下）助手席4ウェイ （前後スライド・リクライニング）
・Ｅ	運転席4ウェイ （前後スライド・リクライニング）助手席4ウェイ （前後スライド・リクライニング）

助手席はどのグレードも手動で、前後とリクライニングのみの調整となりますが、上位グレードの運転席には8方向に調整が可能なパワーシートを搭載しています。

調整できる範囲が広がれば、運転のしやすいシートポジションの確保もしやすくなりますので、運転中の快適さにこだわりたい方は、「Aプレミアム」「A」に搭載されたパワーシートがおすすめです。

ランバーサポート

プリウスの「Aプレミアム」「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」「A」「A”ツーリングセレクション”」には、運転席に電動ランバーサポートが搭載されています。

この機能は背中や腰のサポートを行うもので、シート背もたれ部分のクッション位置を調整することで正しい姿勢を保持。腰や背中への負担を軽減してくれます。

長距離の運転も疲れにくくなりますので、運転中疲れやすい方は是非ご検討ください。

快適温熱シート

快適温熱シートはシートが温かくなる機能で、プリウスではシート素材に本革もしくは合皮を採用した「Aプレミアム」「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」「A”ツーリングセレクション”」に標準搭載されています。

本革や合皮は高級感があり、触り心地が良いという魅力がある一方で、座った瞬間に冷たさを感じることもありますが、この機能があれば寒い時期でも快適なお出かけが可能です。

またシートが温かくなることで、車内の温度も上がりやすくなりますので、寒さが苦手な方におすすめの装備となっています。

シートベンチレーション

本革や合皮を使用したシートに長時間座った際に、シートと肌の接地面が蒸れてしまい不快な思いをしたことがあるという方は多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが、プリウスの最上級グレード「Ａプレミアム」「Ａプレミアム”ツーリングセレクション”」に搭載されたシートベンチレーションです。

この機能はシート内部のファンで背もたれや座面の通気を良くするもので、レザー特有のべたつきや蒸れを軽減してくれます。

プリウスの最上級グレードのシートには、送風機能もヒーター機能も搭載されていますので、どの季節でも快適なドライブを楽しむことができるでしょう。

後部座席

プリウスの後部座席には「E」を除く全グレードに、カップホルダーが2つ付いたリアセンターアームレストが搭載されています。

これがあれば後部座席に座る人も、ゆったりとくつろぎながら過ごすことができますので、リアシートに人を乗せる機会が多い方には、後席にもアームレストが設置されるグレードがおすすめです。

ラゲージルーム

車で荷物を運ぶ機会が多い方にとっては、ラゲッジルームにどれくらいの荷物が乗るのかも気になるポイントとなるでしょう。

ここからはプリウスのラゲージルームのサイズや装備品をご紹介します。

サイズ

プリウスは駆動方式やスペアタイヤを搭載しているかどうかでラゲッジルームの広さが変わります。

それぞれのラゲッジルーム容量は以下の通りです。

駆動方式	装備品	容量
2WD	パンク修理キット	502L
	スペアタイヤ	457L
E-Four	パンク修理キット	457L

プリウスは2018年のマイナーチェンジでハイブリッドモーターを小型化し、リヤシート下に移動させることでラゲッジルーム容量のUPに成功。よりたくさんの荷物を運べるようになりました。

スペアキットを搭載していない2WD車であれば、後部座席のシートアレンジをしなくても2個程度のゴルフバックを積むことも可能です。

6：4分割可倒式リヤシート

プリウスは全グレードで独立して6：4に倒すことができる「6：4分割可倒型リヤシート」を採用しています。

荷物を多く乗せる場合は後部座席を全て倒すことでラゲージルームの容量を拡大し、人も荷物も乗せたい場合には片側のリヤシートだけを倒すことで、座席を確保しながら荷室の容量を広げることが可能です。

容量が広がるだけでなく長尺物など様々な荷物も積み込むことができますので、荷物を運ぶ機会が多い方も安心して使うことができます。

トノカバー

トノカバーはラゲージルームを覆う装備で、プリウスでは「E」を除く全てのグレードに搭載されています。

荷室上部に取り付けられたシートで車内を隠すことができますので、見た目が良いだけでなく、防犯効果も期待できます。

加装パーツ

プリウスの内装は、使いやすさはもちろん、上質さにもこだわった様々な装備が搭載されています。

装備品の中でも特に見た目に影響を与えるのが加装パーツで、搭載数が多い上級グレードになるほど高級感のある車内となります。

ここからはグレードによって異なる加装をご紹介しますので、自分好みのインテリアを見つける参考にしてください。

サイドレジスター

サイドレジスターとは、フロントに設置されたエアコンの吹き出し口のことを指します。

「S」と「E」には特に加装がなく、シンプルなデザインとなっていますが、その他の上級グレードには高輝度シルバーベゼルとアクセントカラーを採用。

このパーツがアクセントとなり、シンプルなプリウスの車内におしゃれさや高級感がプラスされます。

ドアトリムアッパー

ドアトリムアッパーは、フロントドアの内側に設置されるパーツで、ハード樹脂が採用されることが多いですが、プリウスではエントリーグレードの「E」を除く全てのグレードでソフトパッドを採用しています。

樹脂部分が少なくなることで車内に高級感が生まれますので、車内空間にこだわりたい方には上位グレードがおすすめです。

収納

プリウスのインテリアの魅力は見た目だけではなく、様々な収納スペースを搭載することで、使いやすく快適な車内空間となっています。

ここからはプリウスの収納装備についてご紹介します。

全車標準装備収納

プリウスには全車に以下の装備が標準搭載されています。

全車搭載装備収納

・ドアポケット＆ボトルホルダー（フロントドア）
・ボトルホルダー（リヤドア）
・助手席グローブボックス（照明付き）
・オーバーヘッドコンソール

基本的な収納が揃っているため、どのグレードを選んでも収納に困ることはありませんが、上級グレードになるほど収納も充実しますので、購入後の使い方をイメージしながら、必要な装備を確かめてください。

シートバックポケット

シートバックポケットはフロントシートの後ろに搭載される収納ポケットで、助手席の後ろにはファスナー付きのポケットが設置されます。

この装備は「E」を除く全てのグレードに搭載されており、雑誌や小物などをさっとしまうことができますので、後部座席をよく利用する方には特におすすめです。

フロントコンソールトレイ

フロントコンソールトレイはフロント中央に設置される収納装備で、「E」を除く全てのグレードに装備されます。

グレードによって加装が異なり、「A」以上のグレードには高級感のあるピアノブラックを採用。さらに「A」と「S」には小物入れが付きますので、ドライブ中の収納にも困らないでしょう。

大型コンソールボックス

コンソールボックスは運転席と助手席の間に設置される収納ボックスで「Aプレミアム」「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」「A”ツーリングセレクション”」「S”ツーリングセレクション”」では合皮巻き・ステッチ付き、「A」「S」ではファブリック巻き・ステッチの加装がつきます。

合皮が採用されたグレードでは車内の質感が上がりますので、高級感のある見た目が好きな方は、上位グレードもしくはツーリングセレクションを選んでみてはいかがでしょうか。

デッキアンダートレイ

デッキアンダートレイは、ラゲージルームの下にある収納スペースで、2WDには小型、E-Fourには大型のトレイが設置されます。

また2WD車でスペアタイヤを注文した場合にはこの装備がつきませんので、注意が必要です。

機能

プリウスには車としての基本装備以外にも日常をより快適にしてくれる様々な機能が搭載されています。

非常時に役立つハイブリッドカーならではの装備もありますので、グレード選びの際には搭載される機能にも注目してみてください。

非常時給電システム付きアクセサリーコンセント

プリウスにはAC100V/1500Wのアクセサリーコンセントがラゲージルームに標準搭載されています。

「E」には1個、それ以外のグレードには2個と搭載数は異なりますが、この機能があればお出かけ先で家電製品を使うことができるため、災害時やアウトドアで大活躍するでしょう。

また非常時に車からご家庭などに電気を供給する「非常時給電システム」も搭載されていますので、プリウスがあれば突然の停電などにも対応することが可能です。

ナノイー

ナノイーは空気を清潔にすることで車内空間をより快適にしてくれる装備で、プリウスでは「A」以上のグレードに標準搭載されています。

この装備は空気中に高電圧を加えることで微粒子イオンを発生させ、ウイルスや菌、花粉、アレル物質などを抑制。

さらにニオイを抑える効果もあるため、きれいな空気の車内でドライブを楽しみたい方には是非使っていただきたい装備です。

イルミネーテッドエントリーシステム

イルミネーテッドエントリーシステムは夜間に自動でライトが点灯するシステムで、「A」以上のグレードにはフロントの足元部分と室内、「E」と「S」は室内にのみライトが設置されています。

この装備は車の乗り降りがしやすくなるだけでなく、車内の雰囲気に高級感をプラスしてくれるため、夜間に車を使用する機会が多い方には足元にも照明が設置された上位グレードがおすすめです。

オプション装備

プリウスには様々な装備が搭載されているため、そのままでも快適に使うことができますが、必要に応じてオプションを追加することも可能です。

ここからはプリウスのおすすめ内装オプションをご紹介します。

ナビキット

プリウスには「E」を除く全てのグレードにスマートフォンと接続が可能なオーディオモニターが設置されています。

この装備ではスマートフォンを接続することでマップアプリの利用が可能なため、ナビ代わりに使うこともできますが、使用には通信料がかかります。

またスマホを使っているような感覚でモニターを操作するため、従来の車載ナビの操作感が好きという方もいるでしょう。

そんな方には、ナビキットの取付がおすすめです。

ナビキットオプションを取付ければ、通信料を気にすることなくナビが使えるだけでなく、ヘルプネットやマイカーサーチといった、もしもの時に役立つ機能を追加することができるため、より安心なドライブを楽しむことができるでしょう。

エントリーナビキット

エントリーナビキットは、機能を少なくすることで価格を抑えたナビキットです。

タッチパネルや目的地検索、5ルート探索など従来のナビに搭載されている機能はもちろん、エアバックと連動したヘルプネット、スマホからドアロック操作が可能なマイカーサーチなどを利用することができます。

「これまで通りの車載ナビが使いたい！」という方におすすめのオプションです。

T-connectナビキット

T-Conecctナビキットは、車載ナビとしての機能はもちろん、トヨタのデータセンターの情報をもとに最適なルートを案内するハイブリッドナビや、音声対話サービスのエージェントなど様々なサービスを受けられるナビキットです。

全てのサービスを利用するためには、購入後も利用料金を支払う必要がありますが、その時々の状況に合わせたサポートを受けることができますので、ナビを使ったお出かけが多い方にはぜひご検討いただきたい装備となっています。

革調シートカバー

車のシートは、ドライブ中の快適さや車内の雰囲気に影響を与えるパーツのひとつです。

プリウスでは最上級グレードとツーリングセレクションで本革もしくは合皮のシートを採用していますが、「S」「E」ではファブリックを採用。

プリウスを検討されている方の中には「標準グレードを選びたいけれどシートだけはレザー調にしたい」という方も多いでしょう。

そんな方にはオプションで設定されている「革調シートカバー」がおすすめです。

オプションとして販売されているシートカバーは、センター・サイド部に合皮、背座センター部にメッシュのファブリックを使用。さらに表面には防汚加工が施されているため、見た目の高級感が増すだけでなく、お手入れも楽になります。

おくだけ充電

おくだけ充電は、コンソールボックス内に設置される充電エリアで、ワイヤレス充電規格Qi（チー）に対応したスマートフォンであればおくだけで充電を開始してくれます。

この装備があれば充電コードが絡まったり、かさばったりすることがないため、車内がすっきりとするでしょう。

インテリアパネルセット

プリウスはシンプルながら上質さにこだわったインテリアデザインを採用していますが、中にはものたりなさを感じる方もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが車内の雰囲気を大きく変える「インテリアパネルセット」です。

このオプションは、インテリアパネルのフロント、シフトノブまわり、スイッチベースがセットになっており、カラーはウッド調とブルーシェルの2種類が用意されています。

ウッド調ならおしゃれでシックな雰囲気に、ブルーシェルならクールで個性的な雰囲気に車内を変えることができますので「他の車と差をつけたい」「個性を出したい」という方は是非ご検討ください。

ドライブサポートイルミネーション

ドライブサポートイルミネーションはメーター上部に搭載されるLEDで、車両情報と連動し点灯するオプション装備です。

ドアオープン時には青色、停車時には空色、起動時には緑→黄→赤→青→空色に点灯し、急な加減速やシフト操作時には点滅でドライバーに情報を伝えます。

プロジェクションカーテシイルミ

プロジェクションカーテシイルミは、フロントドアの開閉時に車名のロゴを路面に映し出すオプションです。

この装備があれば夜間の乗り降りが特別なものになるでしょう。

インテリアイルミネーション

インテリアイルミネーションは、車内にラグジュアリー感をプラスしてくれる装備で、ドアを開けた際には足元をブルーに照らし、ドアを閉めると徐々に減光します。

夜間の車内の雰囲気が大きく変わりますので、特別感を出したい方はぜひご検討ください。

スライドタイプアームレスト

プリウスのオプションとして設定されているスライドタイプのアームレストは、コンソールボックスのフタが前方に約80mmスライドする装備です。

シートを前に出す方や、小柄な方の場合、アームレストが丁度良い位置にこないこともありますが、この装備を追加することで快適なアームレストとなるでしょう。

まとめ

プリウスは燃費の良さや先進的なエクステリアが魅力のハイブリッドカーですが、基本的な装備や見た目はもちろん、内装やインテリアにも快適さを向上させるための様々な装備を搭載しています。

本記事ではそんなこだわり抜かれたプリウスの内装を徹底解説しました。

搭載装備はグレードによって異なるものもあるため、どのグレードにどんな装備が付いているのかを確認し、自分に合ったグレードを選ぶ参考にしてください。