見た目・安全性能・走行性能・・・車選びで重視するポイントは人それぞれですが、快適にドライブができるよう内装や車内空間にこだわりたいと考える方は多いのではないでしょうか。

本記事では、スタイリッシュな見た目と使い勝手の良さ、力強い走りで人気が高まるヤリスクロスをピックアップし、内装装備をご紹介します。

ヤリスクロスの内装は、グレードによって搭載されている装備が異なり、車内の印象が大きく変わりますので、ぜひ好みのグレードを見つけるための参考にしてください。

グレードによって異なるヤリスクロスの内装

ヤリスクロスには、次の3つのグレードが設定されており、グレードによって内装装備が異なります。

ヤリスクロスのグレード
  • 高級感のある最上級グレードの”Z”
  • メーカーオプション設定の多い上級グレード”G”
  • エントリーモデルの”X”

ここからは、ヤリスクロスの車内装備とグレードによる違いをご紹介します。

ディスプレイオーディオ・インストルメントパネル

運転席周りはドライバーの視界に入る機会が多く、安全性や快適性に関わる装備が多い場所です。そのため内装選びで重要視する方も多いのではないでしょうか。

まずは、ディスプレイオーディオやインストルメントパネルをはじめとする運転席周りの装備について詳しくご紹介します。

ディスプレイオーディオ

ヤリスクロスには、全グレードにディスプレイオーディオを搭載。

中央に配置されるこの装備は、内装の雰囲気を大きく左右するポイントとなるでしょう。

ディスプレイオーディオは、”Z”・”G”は8インチ、”X”は7インチと、グレードによって液晶サイズが異なります。見た目だけでなく操作性にも違いが生まれますので、グレード選びの参考にしてください。

”Z”、”G”に搭載の8インチディスプレイオーディオ

ヤリスクロスの”Z”、”G”には8インチのディスプレイオーディオが標準搭載されています。

”X”に搭載の7インチディスプレイオーディオ

エントリーモデルの”X”には、他グレードより一回り小さい7インチのディスプレイオーディオが搭載されています。

インストルメントパネル

インストルメントパネルは計器盤のことで、車速や残燃料量をはじめ様々な車両データーを表示してくれるものです。

ヤリスクロスはグレードによって「デジタルメーター」と「オプティトロンメーター」のどちらかが搭載されています。

インストルメントパネルは、運転中にドライバーがよく目にするものです。どちらが設定されているかによって運転席周りの雰囲気が変わりますので、お好みのメーターを見つける参考にしてください。

”Z”に搭載されたオプティトロンメータ

ヤリスクロスの最上級グレード”Z”には3眼式の「オプティトロンメーター」を搭載。

”G”と”X”に搭載されたデジタルメーター

ヤリスクロスのエントリーモデル”X”と上位モデル”G”には液晶パネルの「デジタルメーター」を搭載。

運転中に目にする機会が多いインストルメントパネル。デザインや視認性にこだわりたい方は、それぞれのメーターを実際に確認してみてはいかがでしょうか。

その他運転席周り

ヤリスクロスは、運転席周りの内装デザインにこだわって設計がされており、装備品によって車内の雰囲気が大きく変わります。

ここからは、ディスプレイやインストルメントパネル以外の運転席周りの内装をご紹介。

標準装備品の内容だけでなく、取り付け可能なメーカーオプションもグレードによって異なりますので、お気に入りの内装を見つける参考にしてください。

”Z”に標準装備可能なカラーヘッドアップディスプレイ

カラーヘッドアップディスプレイは、運転席前方のフロントガラスに車速などの情報を映し出す機能で、ヤリスクロスでは最上級グレードの”Z”にのみメーカーオプションで設定があります。

運転中にインストルメントパネルで車両データを確認しようとすると、どうしても視線の動きが大きくなってしまうものです。しかしフロントガラスに情報が表示されるこのシステムを使えば、視線移動は小さくなり安全性が高まります。

またカラーヘッドアップディスプレイは高級車に搭載されていることが多く、この機能が付いているだけで運転席周りの雰囲気に高級感が増し、近代的な雰囲気となるのも特徴のひとつです。

革巻きorウレタンのステアリングとシフトノブ

ヤリスクロスでは、最上級グレードの”Z”と上級グレードの”G”には加装付き本革、エントリーモデルの”X”にはウレタン素材のステアリングホイールを搭載。本革巻きの”Z”、”G”に限り、冬の運転を快適に過ごせる「ステアリングヒーター」をメーカーオプションとして取り付けることが可能です。

また”Z”と”G”はシフトノブにも本革が標準採用されているため、高級感のある内装を作り出してくれます。

シート

車のシートは、車内の雰囲気や快適性を大きく左右させるパーツです。ヤリスクロスでは、グレードごとに異なる3つのシートが用意されています。

グレードごとに異なる3つのシート
  • ”Z”に搭載 合成皮革+ツィード調ファブリック
  • ”G”に搭載 上級ファブリック
  • ”X”に搭載 ファブリック

シートに使われている素材だけでなく、ヘッドレストの形状にも違いがありますので、グレード選びの参考にしてください。

”Z”に搭載の合成皮革+ツィード調ファブリック

ヤリスクロスの最上級グレード”Z”では合成皮革とファブリックの異なる2つの素材を使ったシートを採用。

カラーはダークブラウンで、ファブリック部分にはツィード調のデザインが施されており、内装に高級感とおしゃれさをプラスしてくれます。

高級感がある見た目が特徴の合皮ですが、夏場など汗ばむ時期にはべた付きや通気性の悪さを感じることも。
ヤリスクロスでは、シート中央にファブリックが使用されているため、汗で不快になることもありません。

さらに”Z”には運転席と助手席にシートヒーターを標準搭載。夏だけでなく冷え込む冬も快適に過ごすことができます。

ヘッドレストは、取り外し・調節が可能なセパレート型です。

”G”に搭載の上級ファブリック

上級グレードの”G”のシートには、上級ファブリックが採用され、ヘッドレストは一般的なセパレート型となっています。

スポーティーな雰囲気がある”X”に採用されたファブリックシートとは異なり、ゆったりとしたサイズ感が特徴。弾力性にも優れており、中・長距離の運転も快適です。シートの中央部分に施されたデザインが良いアクセントになっています。

また”G”には、メーカーオプションとして車の乗り降りが楽に行えると人気の「ターンチルトシート」が設定されています。

足を開きにくいスカートや浴衣を着る機会がある女性に人気で、最上級グレードのZには取り付けることができません。

そのためターンチルトシートの取り付けを検討している方は、”G”か”X”を検討することをおすすめします。

”X”に搭載のファブリック

エントリーモデルの”X”には、ヘッドレスト一体型のスポーティーな印象が強いファブリックシートが採用されています。

このシートは、他グレードと比較するとスマートな見た目が特徴です。中央には凹凸のあるデザインが施されており、エントリーグレードの装備でありながら上質な雰囲気があります。

”Z”や”G”に採用されているシートよりも、多少座席スペースが狭くなっているため、狭さを感じる人がいるかもしれませんが、しっかりと体を固定してくれる作りとなっていますので、アウトドアなどにはピッタリでしょう。

またメーカーオプションとして、車の乗り降りが楽になる「ターンチルトシート」の取り付けが可能です。

リアシート

ヤリスクロスのリアシートはグレードにより、「4:2:4分割可倒式リアシート」と「6:4分割可倒式リアシート」の2種類が用意されています。

後部座席に人を乗せる機会が多かったり、大きな荷物を車で運ぶ人には、リアシートの形状も重要なポイントとなるでしょう。

使用シーンをイメージしながら違いを確認してください。

”Z”と”G”に搭載の4:2:4分割可倒式リアシート

ヤリスクロスの”Z”と”G”には4:2:4に分割して倒すことができるリアシートが採用されています。

運転席・助手席後ろと後部座席中央の3つのシートをそれぞれ別で動かすことができるため、シートをアレンジすれば大きな荷物や尺の長い荷物も楽に積むことが可能です。

また後部座席中央に搭載されている座席は、前方に倒すことでアームレストとしても使うことができます。ボトルを2つ立てられるドリンクホルダーも付いているため、後部座席に人を乗せる機会が多い方には嬉しい機能です。

”X”に搭載の6:4分割可倒式リアシート

ヤリスクロス”X”には6:4に分割して動かすことができるリアシートが採用されています。

”Z”や”G”のようにアームレストやドリンクホルダーの搭載はありませんが、片方を座席に、もう一方を倒して使えば、後部座席に人を乗せながらラゲッジルームに入りきらないような大きな荷物も運ぶことが可能です。

ラゲッジスペース

ヤリスクロスは、コンパクトSUVとして最大級となる390Lのラゲッジスペースを確保。さらにリアシートを倒すことで1,102Lもの収納スペースを作ることができます。

ゴルフやサーフィン・スノーボード・キャンプなど荷物がかさばりやすいアウトドア用品も、ヤリスクロスなら余裕を持って積むことが可能です。

サイズが大きい荷物も、尺の長い荷物も積めるヤリスクロスならよりお出かけが快適になることでしょう。

収納

ヤリスクロスはラゲッジスペースが広いだけではなく、車内収納も充実しています。収納をうまく活用すれば、車内で荷物が散らかることもなく、すっきりまとめることが可能です。

センターオープントレイやグローブボックス・コンソールボックス(フロント・リア)など標準的な収納は全車に装備されていますが、収納装備の中にはグレードによって異なるものもあり、最上級グレードの”X”に最も多い収納スペースが設定されています。

車内に積みっぱなしの荷物が多い・散らかりやすいという方は是非ヤリスクロスの収納スペースをご活用ください。

”X”に装備の助手席シートバックポケット

助手席のシート後ろ側に付いているポケットです。現在ヤリスクロスでは最上級グレードの”Z”のみに搭載されています。

雑誌やお子様用のグッズなど細かく車内で散らかりやすい物をまとめて収納することが可能です。

”X”に標準搭載・”G”にオプション設定の助手席シートアンダートレイ

「履き替えた靴が車内で邪魔になってしまう」という経験がある方も多いのではないでしょうか。

ヤリスクロスに搭載されているシートアンダートレイは助手席下に靴などの小物を収納できる装備です。

最上級グレードの”X”には標準装備、上級グレードの”Z”にはメーカーオプションで取付けが可能となります。
もちろん靴以外を収納してもOKなので、助手席シートアンダートレイを使えば散らかりがちな車内もすっきり片付くことでしょう。

塗装・装飾

ヤリスクロスはインテリアの装飾もグレードによって異なります。

上級グレードの”Z”、”G”は、ディスプレイオーディオが取り付けられている「インパネセンタークラスター」やエアコン吹き出し口周りの「サイドレジスターベゼル」をピアノブラックに加装。フロントドアやコンソールにはシルバー塗装が施されたガーニッシュが取り付けられているため、車内に高級感・上質感が生まれます。

エントリーグレードの”X”にはインパネ周りやガーニッシュの塗装・加装はなく、シンプルでまとまった雰囲気の内装に。内装の装飾は人によって好みが分かれますので、是非自分の目で現車を確認して好きなインテリアを見つけてください。

照明・電源

車内の照明は夜間の車室の印象を大きく左右する機能で、ヤリスクロスではグレードによって装備の有無が異なります。

また車内に搭載されている電源の数も異なり、アクセサリーソケットやUSB電源は出先や非常時にとても役立つ機能なので、どのグレードに設定があるのかを確認し、グレード選びの参考にしてください。

”X”に搭載のLEDアンビエント照明

夜の車内で足元に何かを落としたり、コンソールボックスの中を探しているときに「暗くてよく見えない」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

そんな時には車内のアンビエント照明が役立ちます。

ヤリスクロスでは最上級グレードの”X”にのみ、足元・ドアハンドル・フロントコンソールにLED照明が搭載されており、夜間でも足元やドアノブ・コンソール内の荷物を楽に見つけることが可能です。

また内装に照明があるだけで、車内は高級感があり、ラグジュアリーな印象に変わります。
現在は”X”以外のグレードにはオプションとしても設定がないため、車内照明にこだわりたい方は、”X”を検討してみてはいかがでしょうか。

アクセサリーソケット・USB

ヤリスクロスには車内で電源が確保できるよう、”Z”にはフロントとデッキ部分に2つのアクセサリーソケットが、”G”と”X”にはフロントに1つアクセサリーソケットが搭載されています。

また全グレードに通信用USB、”Z”と”X”には充電用USBを搭載。お出かけ時に電源に困ることがありません。

さらにハイブリット車には、メーカーオプションでアクセサリーコンセントを取り付けることが可能です。別途44,000円が必要ですが、出先で1,500Wの電源を確保できるため、キャンプやアウトドアによく出かける方におすすめしたいオプションです。

非常時や災害時にも役立つ機能なので、ヤリスクロス購入の際には電源のメーカーオプションもぜひご検討ください。

まとめ

ヤリスクロスの内装装備は、グレードによって大きく異なります。

エントリーグレードの”X”は比較的シンプルにまとまったデザインで、上級グレードの”G”や”Zは装飾にもこだわって設計がされているため、高級感がある見た目が特徴です。

特にドライバーの目に入りやすい「インストルメントパネル」や「ディスプレイオーディオ」、車内の広い範囲を占める「シート」は車内の印象を大きく変えることでしょう。

また触り心地や質感も快適にドライブを楽しむために重要なポイントとなりますので、ぜひ現車でヤリスクロスの内装を確認してみてください。

内装の好みは人それぞれです。「最上級グレードだから良い」というわけでなく、自分が気に入る内装を見つけることが大切です。