都市型SUVのパイオニア的存在であるトヨタのハリアー。
ハリアーの購入を検討している方の中には、ハリアーは何人乗り?と気になっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、ハリアーが何人乗りなのかをご紹介するとともに、ハリアーの特徴についても解説します。
ハリアーの他にもトヨタが発売している5人乗りSUVのおすすめや、5人以上乗れるトヨタSUVに関する情報もご紹介するので、トヨタのSUV車が気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
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目次
ハリアーとはどんなクルマ?何人乗り?ハリアーの基本をチェック!
都市型クロスオーバーSUVとして絶大な人気を誇るトヨタの「ハリアー」。
ハリアーとはどのようなクルマなのか紹介し、グレードごとに乗車人数に違いがあるのかを解説します。
ハリアーは何人乗り?
ハリアーは2023年4月現在、グレードや燃料、2WDか4WDかに関わらず全て5人乗りのSUVとして製造されています。※2023年4月時点
大型の高級SUVのため、7人乗りも販売されているイメージのあるハリアーですが、販売開始の1997年から現行モデルまで、全て5人乗りとなっています。
ハリアーとは
ハリアーは、トヨタが販売するラグジュアリーな都市型SUVです。
1997年に発売されてから3度のモデルチェンジを経て、2020年6月に発売開始した4代目が現行モデルです。
初代から現行モデルに至るまで、非常に人気のSUVとして注目を集めています。
ハリアーは、SUVの中でも「クロスオーバーSUV」というカテゴリーに分類されます。
クロスオーバーSUVとは、オンロードでの走行も想定してつくられた都市型のSUVのこと。
ハリアーは、オフロードでの力強い走行にも適していながら、街中の舗装された道路でも快適な走行が楽しめるクルマです。
ハリアーのグレード
ハリアーには現在、「Z」「G」「S」の3つのグレードがあり、「Z」が最上級グレード、「S」がエントリーモデルとなっています。
それぞれのグレードでハイブリッド車とガソリン車が選べ、「Z」はプラグインハイブリッド車も選択可能です。
ハイブリッド車の場合は2WDとE-Four(電動式4輪駆動方式)、ガソリン車は2WDと4WDから選べます。
「Z」には、本革レザーシートや助手席に4ウェイパワーシートなどを搭載した最高級モデル、“Leather Package”も用意されています。
ハリアーの外観
ハリアーの外観の魅力は、SUVならではの力強さと、都市型の高級車ならではのエレガントさを併せ持っていること。
フロントからリアへ水滴のような形状をした外観は、シンプルながらも動きを感じさせるデザインです。
ハリアーの内装
高級車であるハリアーは、その内装もラグジュアリーな特別仕様。
書斎のような空間づくりをテーマに設計されています。
厚い革でおおわれたコンソールは乗馬の鞍のイメージで作られ、高級感のあるカーブが特徴です。
ブルーの間接照明が足元で点灯し、特別な空間を演出してくれる点も魅力です。
ハリアーの後部座席の乗り心地などについては、「ハリアーの後部座席をご紹介!広さや乗り心地は?」でも詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
ハリアーの標準装備
ハリアーは、グレードによって標準装備が変わります。
しかし、全グレードを通してトヨタの技術を集結させた安全装備「Toyota Safety Sense」や、ドライバー異常時対応システム、パーキングサポートブレーキなど、安心で快適な走行をサポートする機能が多数標準装備されています。
ハリアーの年式
ハリアーには、1997年12月に発売開始した初代モデル、2003年2月に発売開始した2代目モデル、2013年12月に発売開始した3代目モデル、そして2020年6月に発売開始した新型の現行モデルである4代目モデルがあります。
都市型の新しいSUVとして1997年に鮮烈なデビューをはたした初代ハリアー。
初代ハリアーはこれまでに無かった「高級クロスオーバーSUV」というジャンルを切り開いたパイオニア的存在です。
そして初代から4代目にいたるまで時代に合わせて外観やスペックを変化させ、常に最先端を走り続けています。
新旧問わず、歴代モデルいずれも根強い人気があります。
そのため、中古車としても大変人気のあるクルマであることがハリアーの特徴です。
ハリアーの魅力については、「ハリアーの歴史と魅力を徹底解説!賢く購入する方法もご紹介」でも詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてくださいね。
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ハリアーのサイズも確認!
5人乗りのハリアーですが、5人でゆったり乗れるのか、5人分の荷物は積めるのかなど、サイズについても気になるところかと思います。
ハリアーには「Z」「G」「S」の3つのグレードがあり、グレードによって機能や内装、価格は異なるものの、グレードの違いや駆動方式に関わらずボディサイズは全て同じです。
ハリアー「Z」を例に、ボディサイズや室内サイズをご紹介します。
ハリアー「Z」のサイズ
ハリアー「Z」のサイズは以下の通りです。
【ハリアー「Z」ボディサイズ】※全長×全幅×全高(mm)
全長4.74mと、非常にダイナミックな大きさがハリアーの魅力です。
【ハリアー「Z」室内サイズ】※室内長×室内幅×室内高(mm)
どの型式であっても室内長×室内幅×室内高は1,880mm×1,520mm×1,215mmですが、オプション装備である「調光パノラマルーフ」を装着した場合は、室内高が1,185mmと若干低くなります。
「調光パノラマルーフ」は、サンルーフのガラスをすりガラス状にしたり透明にしたり調整できる機能です。
【ハリアー「Z」最低地上高】※最低地上高(mm)
最低地上高は、プラグインハイブリッド車・ハイブリッド車が190mm、ガソリン車が195mmと、エンジンによって若干の違いが見られます。
ハリアー以外で5人乗りのSUVは?
ハリアーはグレードに関わらず、全て5人乗りのクルマです。
それでは、同じくトヨタの5人乗りSUVにはどのようなものがあるのでしょうか。
2023年4月現在発売されているトヨタ車の5人乗りSUVは、下記の通りです。
- カローラ クロス
- クラウン クロスオーバー
- C-HR
- ハイラックス
- bZ4X
- ヤリス クロス
- ライズ
- RAV4
- ランドクルーザー
- ランドクルーザー プラド
※ランドクルーザー、ランドクルーザープラドは7人乗りモデルあり
おすすめのトヨタの5人乗りSUVについて、詳しくご紹介します。
ハリアーの購入を検討している場合はぜひ、こちらでご紹介するクルマもあわせて検討してみてくださいね。
カローラ クロス
1966年に発売開始し、セダンを中心に根強い人気をほこるカローラのSUVモデル、カローラ クロス。
トヨタのSUVの中では、中型モデルとして利便性に富んだ使用感を楽しめるクルマです。
ボディサイズは全グレードを通して全長×全幅×全高が4,490mm×1,825mm×1,620mmで、室内サイズは室内長×室内幅×室内高が1,800mm×1,505mm×1,260mmです。
長年根強い人気をほこるカローラの名前を冠しているだけに、デザイン性と利便性にすぐれたSUVといえるでしょう。
クラウン クロスオーバー
1955年の発売開始依頼、高級セダンの代名詞だったクラウンが、2022年7月にフルモデルチェンジをはたしてSUVが発売されることに。
従来通りのセダンの他、ハッチバックの「スポーツ」、SUVの「クロスオーバー」、「エステート」の発売が発表されました。
2023年秋から発売のクロスオーバーは「RS」「G」「X」の3つのグレードがあります。
ボディサイズはグレードにかかわらず、全長×全幅×全高が4,930mm×1,840mm×1,540mm、室内サイズは室内長×室内幅×室内高が1,980mm×1,540mm×1,170mmです。
SUVながら、セダン同様トランクルームが独立していることがクラウン クロスオーバーの最大の特徴。
トランクルームが独立していることにより後輪から発せられるノイズが車室内にひびきにくい構造になっています。
※エステートは2024年発売予定です。
C-HR
2023年7月に製造中止が発表されているC-HRですが、人気が高いクルマのため、中古車市場にも多く流通しています。
プリウスのSUV版と呼ばれているクルマです。
C-HRは、Compact High RiderとCross Hatch Run-aboutの2つの言葉の頭文字を取って名づけられました。
それぞれ、「コンパクトでリフトアップされた格好いいスタイル」と、「ハッチバックのようにキビキビと気持ちよく走るクロスオーバー」という意味を持っています。
ボディサイズは、2WDの場合「G」「S」の全長×全幅×全高が4,385mm×1,795mm×1,550mm、室内サイズは全グレードを通して室内長×室内幅×室内高が1,800mm×1,455mm×1,210mmです。
プリウスと同じプラットフォームを採用したSUVとして人気も高いC-HR。
気になる場合はぜひ中古車購入も検討してみてください。
ハイラックス
トランクルームではなく、屋根の無い大きな荷台があることが最大の特徴であるハイラックス。
他のSUVのようにハイブリッド車やガソリン車の用意はなく、ディーゼルエンジンで稼働することも特徴です。
SUVとしてカテゴライズされていますが、「ピックアップトラック」という唯一無二のジャンルとしてさまざまな用途で利便性を発揮します。
グレードは「GR SPORT」「Z」「X」の3種類。
ボディサイズは、「Z」「X」が全長×全幅×全高5,340mm×1,855mm×1,800mm、「GR SPORT」が5,320mm×1,900mm×1,840mmとかなり迫力のあるサイズ感を楽しめます。
街中での走行よりも、パワフルさや荷台の利便性を重視する場合におすすめのSUVです。
ヤリス クロス
コンパクトなSUVを探しているなら、小型クロスオーバーSUVであるヤリス クロスを検討してみてはいかがでしょうか。
1999年にコンパクトカーとして登場した「ヴィッツ」が、2020年「ヤリス」に名称を変更しフルモデルチェンジした後、ヤリスのSUV版として新たに発表されたのがヤリス クロスです。
「Z」「G」「X」のボディサイズは全長×全幅×全高が4,180mm×1,765mm×1,590mmとSUVとしてはコンパクトですが、室内サイズは室内長×室内幅×室内高が1,845mm×1,430mm×1,205mmと広々としていることが魅力です。
コンパクトながら、ヤリスよりも重厚感のあるパワフルなデザインはSUVならでは。
コンパクトさとSUVの迫力の両方を楽しめるクルマです。
ライズ
ライズも、SUVならではの走行感とコンパクトさが両立しているクルマです。
SUVは総排気量が1.5L以上のものが多いなか、ライズには1.0Lターボの4WDも用意されています。
自動車税などが気になる人にも嬉しいSUVといえるでしょう。
グレードは「Z」「G」「X」の3種類で、ハイブリッド車とガソリン車から選べます。
ボディサイズは全グレードを通して全長×全幅×全高が3,996mm×1,695mm×1,620mm、室内サイズは室内長×室内幅×室内高が1,955mm×1,420mm×1,250mmとトヨタの5人乗りSUVの中で最もコンパクト。
SUVの購入が初めての人にもおすすめのクルマです。
トヨタは、SUV以外にも多くの5人乗りのクルマを発表しています。
5人乗りのトヨタ車については「トヨタの5人乗りの車種を徹底紹介!人気モデルや選び方もチェック」でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
5人乗りのハリアー。6人以上で乗るならこのクルマを選ぼう
長年7人乗りが熱望されているハリアーですが、残念ながら7人乗りモデルの登場については発表がありません。
7人乗りでの乗車予定があるなら、次のクルマを検討してみましょう。
- ランドクルーザー
- ランドクルーザープラド
ランドクルーザー、ランドクルーザープラドどちらもグレードによって5人乗りのものと7人乗りのものがあります。
トヨタ車のSUVで5人よりも乗車定員が多いクルマはこの2つだけなので、大人数でSUVを利用したい人はこの2つから検討してみてください。
ランドクルーザー
ランドクルーザーの歴史は深く、1951年から製造・販売されています。
「ランドクルーザー」という名称は、1954年につけられました。
その耐久性の高さと高級感から絶大な人気を誇るランドクルーザー。
ディーゼル車とガソリン車があり、7人乗りはガソリン車で展開されています。
ランドクルーザーには「ZX」「GR SPORT」「VX」「AX」「GX」の5つのグレードがあり、「VX」と「AX」は7人乗り、「ZX」と「GR SPORT」は5人乗りと7人乗りの2種類から選択できます。
シートバックを薄型にすることで7人乗りでも後部座席が広々としています。
エンジンにはV型6気筒インタークーラー付ターボエンジンを採用し、非常に力強い走行感を体験できます。
ランドクルーザーは非常に人気の車種のため生産が追い付かず、2023年4月現在、新規注文ができない状態のため、中古車購入の検討もおすすめします。
ランドクルーザープラド
ランドクルーザー70系の派生モデルとして1990年に発表されたランドクルーザープラド。
ランドクルーザープラドも、5人乗りと7人乗りが選択できるSUVです。
グレードは「TZ-G」「TX」「TX“Lパッケージ”」の3種類で、「TZ-G」はディーゼルエンジンのみ、「TX」と「TX“Lパッケージ”」はディーゼルエンジンとガソリンエンジンから選択できます。
どのグレードであっても7人乗りが選択できます。
ランドクルーザープラドはランドクルーザーよりも一回り小さめのSUV。
デザイン性においては、ランドクルーザーよりもスタイリッシュでシャープな印象が強いことが特徴です。
エンジンは直列4気筒を採用しています。
パワフルさを求めるならランドクルーザー、より街中走行に向いたスタイリッシュさを求めるならランドクルーザープラドを選択するのがおすすめです。
まとめ
トヨタのハリアーは、全グレードを通して5人乗りのSUVです。
都市型SUVのパイオニアとして注目を集め、初代モデルから現行モデルの4代目モデルまで常に人気のクルマとして愛され続けているハリアー。
ハリアーの購入を検討している方は、今回ご紹介したトヨタが発売している5人乗りSUVや、7人乗りSUVの情報も参考に、お気に入りの1台を見つけてくださいね。
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