初代ハリアーは、1997年に「高級クロスオーバーSUV」として販売開始されました。当時高級SUVは世間に普及しておらず、「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUV」という謳い文句のハリアーは新しい形態の車として大きな注目を集めました。

そんなハリアーは、従来のSUVのあり方を打ち破り、「ラグジュアリーSUV」としての立ち位置を確立しました。その後、何度もモデルチェンジを繰り返し、2020年6月には4代目の80系を発売。4代目まで続くロングセラーとなっています。

4代目の80系が発売されるまで、ハリアーはどのような進化をしてきたのでしょうか。そこで本記事ではハリアーの歴史について深堀りしていきたいと思います。さらに後半ではハリアーを賢く購入する方法についても解説していきます。

ハリアーに興味のある方や、ハリアーの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

ハリアーの歴史

まずは、各モデルのハリアーの特徴を見ていきたいと思います。また、前のモデルと比べて何が加えられたかなど、ハリアー4代目の「80系」が生産されるようになるまでにどのような変化があったのかも見ていきましょう。

以下が各モデルの販売期間です。

モデル 販売期間
初代 10系 1997年12月~2003年2月
2代目 30系 2003年2月~2013年7月
3代目 60系 2013年12月~2020年6月
4代目 80系 2020年6月~

それでは、各モデルの特徴を見ていきましょう。

初代 10系ハリアー (1997年12月~2003年2月)

初代ハリアーである10系は、「WILD but FORMAL」というキャッチコピーで1997年の12月から発売されました。当時「ラグジュアリーSUV」というものは存在しておらず、高級感のあるハリアーは世間をにぎわせました。

快適性と高級感を共存させた走り心地や内装のデザインは従来のSUVとは一味違うものとなっており、ハリアーは「高級クロスオーバーSUV」としての地位を確立しました。

初代ハリアーはトヨタ「カムリ」6代目のプラットフォームをベースとしている車です。北米ではレクサスブランドの「RX」という名前で販売されていました。
初代ハリアーはパワートレインが3.0L V型6気筒と2.2L直列4気筒という構成でした。直列4気筒エンジンは2000年のマイナーチェンジで2.2Lから2.4Lへとグレードアップして、さらに馬力が上がっています。また、FFと4WDの駆動方式が採用されていたため、街乗りだけではなく山道のような馬力の必要な道でも活躍しました。

グレードとしては基本であるベースグレードに加え、内装に革巻きステアリングホイールやパワーシートが装備されていてさらに高級感が上がった「Gパッケージ」、スポーツシートやディスチャージヘッドランプという見た目の部分だけではなくJBLオーディオなどの実用的なサウンド装備が装備された「Sパッケージ」が揃えられていました。

全グレードにステアリングでマニュアルシフトを選ぶことができるスポーツステアシフトマチックが設定されていて、どのような方でも気軽に運転できるように設計されていました。

また、全車にデュアルエアバッグ、ABS、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトが標準装備で設定されていて、もしもの時の安全性能も万全です。

初代ハリアーがデビューした当時は、リアハッチにスペアタイヤを装備したクロカンスタイルが一般的なSUVでした。しかし、ハリアーはその常識を打ち破り、ラゲッジフロア下にスペアタイヤを装備しました。ラゲッジフロアの下に設置することにより、よりスタイリッシュなフォルムを実現しています。

スタイリッシュで高級感のあるフォルムでありながら、運転性能、安全性能にも優れていて、街乗りでは抜群の使用感を誇っていました。その結果、「高級SUV」は次第に普及していき、海外のメーカーも追随してこの形のSUVを製造するようになり、世界中のSUVブームの火付け役となったのです。

初代ハリアーは2003年の1月に生産終了、2月には販売終了し、その役目を終えました。

2代目 30系ハリアー (2003年2月~2013年7月)

世界中のSUVブームの火付け役となった初代ハリアーに変わって、2003年2月に2代目の30系ハリアーが発売されました。2代目ハリアーは「リフトアップされたスポーツカーがオフロードを疾走するイメージ」で生産され、さらに優れた走りを目指して設計されています。

初代同様、パワートレインは3.0L V型6気筒と2.2L直列4気筒という構成です。また、駆動方式もFFと4WDが設定されているため、初代のように街乗りはもちろん、馬力が必要な道でも活躍します。

2代目ハリアーは新開発で装備された「電子制御エアサスペンション」により、操縦性が良くなりました。また、「スーパーインテリジェント5速オートマチック(5 Super ECT)」が装備され、加速感がとても滑らかになり、「電子制御エアサスペンション」と併せて乗り心地を向上させることに成功しました。

2代目ハリアーには新設計のプラットフォームが搭載されました。新たなプラットフォームにより、車体が安定しただけでなく、安全性能も向上し、より多くの方が選びやすい車となりました。中でも「プリクラッシュセーフティシステム」と「インテリジェントAFS」は世界で初めての採用となり、トヨタブランドの存在感を世界に発信しました。

車体の大きさも、初代ハリアーが4,575mm×1,815mm×1,665mmであったのに対して、2代目ハリアーは4,730mm~×1,845mm×1,670mmと一回りサイズアップし、より迫力のある車になりました。しかし、最小回転半径は初代と同じ5.7mなので、取り回し性能は変わらず、非常に乗りやすい車になっています。

2代目ハリアーでは基本のベースグレードにもステアリングホイールが標準的に装備されるようになり、高級感が底上げされました。上位グレードの「Lパッケージ」には17インチアルミホイールが装備されています。アルミホイールにはクロムメタリックの加工が施されていて、高級感が漂っています。

さらに、最上位グレードの「AIRS(エアーエス)」には18インチアルミホイールが装備されています。また、電子エアサスペンションが唯一標準装備されていて、高級感の部分だけではなく、安全性能でも他のグレードとの差別化を図りました。

初代ハリアーと2代目ハリアーの最も大きな違いとして挙げられるのがハイブリッドモデルの有無です。2005年にハリアーハイブリッドが登場し、国内初の「ハイブリッドSUV」として話題を集めました。

ハイブリッド仕様となったこのモデルは、3.3L V型6気筒エンジンにモーターを加え、システム合計で最大272馬力の出力を出すことができます。また、100km/hまでの加速が7.3秒と軽やかな走行を実現しただけではなく、カタログ燃費17.8km/Lとかなり低燃費であるため、これまで燃費が懸念だった方も気軽に選べるようになりました。

2代目ハリアーはこだわりぬかれたエクステリアだけではなく、インテリアにおいても高級感がアップしています。ハイブリッドモデルの追加により、さらに多くの層がターゲットになりました。

このように、初代ハリアーを引き継ぎながら独自の長所を持ち合わせている2代目は、これまで敬遠されていた女性や若者層からも人気を集めるようになりました。これにより、ハリアーは若者の憧れる車種としての立ち位置も確立していくことになります。

2代目ハリアーは2012年9月に生産終了、2013年7月に販売終了となっています。

3代目 60系ハリアー (2013年12月~2020年6月)

2代目ハリアーの生産終了後、「そう、彼女の名はH.H」というキャッチコピーで3代目ハリアーが発売され始めました。

それまでハリアーは海外展開していた「レクサスRX」の国内仕様車という立ち位置でしたが、3代目からは国内専用モデルとして再スタートしています。

日本の道路に合わせて車の全長と全幅をダウンサイズし、4,720mm~×1,835mm×1,690mmとなっています。

車体の小型化と同時にエンジンも小型化したため、室内空間はむしろ広くなりました。荷室容量も拡大しているので、出かける際により多くの荷物を持っていけるようになりました。

ダウンサイズによって一番恩恵を受けたのは取り回しの良さでしょう。先代までの最小回転半径5.5mに対して、3代目では最小回転半径が5.3mと、かなり取り回しが良くなっています。

独立していたハイブリッド車は、ガソリン車のグレード体系の一部となりました。また、ガソリン車には新たにターボ搭載のモデルが登場。これにより、以前にも増して力強い走行が可能になりました。

ガソリン車はバルブマチック方式の2.0Lの直列4気筒エンジンに変更され、燃費効率が良くなりました。トランスミッションはCVT方式を採用しています。ハイブリッド車も含めた複数グレードが平成27年度燃費基準の+10%または+20%を達成したことから、ハリアーの燃費の良さをうかがうことができるでしょう。

2017年のマイナーチェンジでは安全機能を向上させています。「Toyota Safety Sense P」という衝突回避パッケージを標準装備することにより、ハリアーという車自体の基本的な安全性能を向上させました。

インテリアとエクステリアは、先代のハリアーを継承しながらも独自の路線で新たに設計されています。特にエクステリアの「シュッとしたスピード感」は3代目ハリアー独自のもので、当時のフロントオーバーハングを短めにするトレンドに反して、あえて立体的にフロントオーバーハングを利用しています。

独自の進化を遂げながらも、あくまでも「ハリアー」としての路線は崩しておらず、3代目ハリアーはより洗練されたハリアーであったということができるでしょう。

3代目ハリアーは2020年6月に販売を終了しています。

4代目 80系ハリアー (2020年6月~)

そして2020年6月から発売されているのが現行のハリアーである4代目の80系ハリアーです。4代目ハリアーはフルモデルチェンジを行い、先代までの雰囲気を維持しながらエクステリア、インテリアがともに一新されていて、グレード体系もかなりシンプルになっています。

まず4代目ハリアーをみて気づく変化として挙げられるものはエクステリアでしょう。全高は低く、全長、全幅はともに拡大され4,740mm×1,855mm×1,660mmとなっています。これは歴代のハリアーの中でもかなり大きなサイズです。

「TNGAプラットフォーム」を骨格として採用し、全高を下げ、他のサイズを上げることにより、地を這うようなフォルムとなり、低重心化しました。これにより先代のスタイリッシュなフォルムを損なうことなく、安定した乗り心地を実現しました。

ハイブリッド車にはハイブリッドシステム「THSⅡ」を搭載し、2WDとE-Four(電気式4WD)を選べるようになり、低燃費SUVとして確固たる地位を確立しています。

パワートレインはトヨタ RAV4と同じで、「2.0Lダイナミックフォースエンジン」とトランスミッション「Direct Shift-CVT」を掛け合わせています。レスポンス性の良い高い走行性能と低燃費を両立させました。

4代目ハリアーはトヨタで初めて「調光パノラマルーフ」がオプションで採用されています。スイッチ一つでサンルーフの解放感とやわらかい調光状態に切り替えることができるため、毎日のドライブがより楽しいものになるでしょう。

各モデルのスペック比較

1997年の発売以降のハリアーの変遷を見てきましたが、改めて、各ハリアーのスペックを数字にして表にしてまとめてみました。
ぜひ、気になったハリアーのモデルのスペックを確認してみてください。

10系 30系 60系 80系
全長×全幅×全高

(車体)

4,575mm×1,815mm×1,665mm 4,730mm~×1,845mm×1,670mm~ 4,720mm~×1,835mm×1,690mm 4,740mm×1,855mm×1,660mm
全長×全幅×全高

(室内)

1,985mm×1,500mm×1,205mm 1,990mm×1,500mm×1,210mm 1,965mm×1,480mm×1,220mm 1,880mm×1,520mm×1,215mm
車両重量 1,580kg~ 1,580kg~ 1,580kg~ 1,530kg~
乗車定員 5名 5名 5名 5名
ホイールベース 2,615mm 2,715mm 2,660mm 2,690mm
駆動方式 2WD(FF)/4WD 2WD(FF)/4WD 2WD(FF)/4WD/E-Four 2WD/4WD/E-Four
エンジン種類 ハリアー3.0:水冷V型6気筒DOHC

ハリアー:水冷直列4気筒DOHC

AIRS・300G:水冷V型6気筒DOHC

240G:水冷直列4気筒DOHC

ガソリン・ハイブリッド:直列4気筒DOHC

ターボ:直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(後期)

直列4気筒
最高出力 ハリアー3.0:118kW/5,600r.p.m

ハリアー:162kW/5,800r.p.m

AIRS・300G:162kW/5,800r.p.m(前期)

AIRS・350G:206kW/6,200r.p.m(後期)

 

240G:118kW/5,600r.p.m

ガソリン:111kW/6,100r.p.m

ハイブリッド:112kW/5,700r.p.m

 

ターボ:170kW/5,200~5,600r.p.m(後期)

ガソリン:126kW/6,600r.p.m

ハイブリッド:131kW/5,700r.p.m

最大トルク ハリアー3.0:304N・m/4,400r.p.m

ハリアー:221N・m/4,400r.p.m

AIRS・300G:304N・m/4,400r.p.m(前期)

AIRS・350G:346N・m/4,700r.p.m(後期)

 

240G:221N・m/4,400r.p.m

ガソリン:193N・m/3,800r.p.m

ハイブリッド:206N・m/4,400~4,800r.p.m

 

ターボ:206N・m/4,400~4,800r.p.m(後期)

ガソリン:207N・m/4,800r.p.m

ハイブリッド:221N・m/3,600~5,200r.p.m

最小回転半径 5.7m 5.7m 5.3~5.6m 5.5m
10・15モード走行

JC08モード燃焼

WLTCモード燃焼

9.0~10.0km/L 9.0~10.6km/L ガソリン:14.8~.16.0km/L

ハイブリッド:21.4~21.8km/L

 

ターボ:13.0km/L(後期)

15.4~22.3km/L
本体車両価格 239万5,000円~340万5,000円 249万円~400万500円 272万円~465万9,600円 299万円~504万円

ハリアーの賢い買い方

ここからは、実際にハリアーを購入しようと考えた際にどのような買い方が賢いのかについて解説していきたいと思います。

魅力たっぷりのハリアーをお得に買いたいという方は必見です。

まず、車の購入方法としては、主に以下のような方法が挙げられると思います。

  • ディーラーで新車を購入する
  • 中古車販売店で中古車を購入する

もちろんこれらの購入方法にもそれぞれメリット・デメリットがありますが、今回紹介したいハリアーの購入方法は上記2つと異なる新しい車の購入方法になります。

それは、「個人売買で車を購入する」という方法です。ここから詳しくご紹介していきたいと思います。

「個人売買で車を購入する」には、さまざまな方法があります。もちろんSNS等で車を売りたい人と車を買いたい人の需要が一致すれば、個人売買は成立します。しかし、「知らない人といきなり車を売買するのは不安」だと考える方も多いでしょう。

そこで個人売買をするのにおすすめなのが、「モビリコ」を利用して個人売買をするという方法です。モビリコとは、横浜トヨペットが運営している個人売買サービスです。中間業者を通さない売買体系を取っているため中間コストが大幅に削減されるだけでなく、消費税もかからないため、より低価格で購入することができるでしょう。

また、モビリコがおすすめな理由として以下のような点も挙げることができます。

正規ディーラーのメンテナンスパックで定期点検を受けている車だけが出品されている
横浜トヨペットが点検しているので安心
車の整備履歴を確認してから購入することができる
購入後のアフターサービスも用意している

以上のように安心・安全面でも非常にサービスが充実しており、その売買数も増えてきています。

実際、2017年式のハリアーが、中古車店販売価格が320万円だったにも関わらず、モビリコでは285万円となっており、35万円も安く購入することができたという購入事例もあります。

会員費・登録料は無料で、成約までお金がかかる心配もありません。また、匿名取引になりますので、個人情報を知られたくないという方にも安心です。さらに面倒な取引はすべてディーラーに任せることができるので、購入者が複雑な手続きをしなければならないということはありません。実際のユーザーの取引の流れは以下の通りです。

【購入者の取引の流れ】

  1. 会員登録
  2. クルマを探す・購入申請
  3. 購入代金振込
  4. 名義変更書類送付
  5. 納車

以上がモビリコの流れになります。

賢くハリアーを購入したいと考えている方は、モビリコで購入するという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。もしかしたら自分にぴったりの掘り出し物を見つけることができるかもしれません。

まとめ

本記事ではハリアーの変遷やそれに伴う各モデルの特徴を見てきました。1997年に「高級クロスオーバーSUV」として発売されたハリアーは、モデルチェンジを重ね、現在の4代目80系ハリアーになっています。

その中でも一貫して、高級感が漂う快適な乗り心地というハリアーのコンセプトは崩されていませんでした。それぞれの時代のユーザーニーズをくみ取った各モデルのハリアーは多くの方の心を鷲掴みにしたことでしょう。

そんな魅力的なハリアーを賢く購入しようと考えているのであれば「モビリコ」を活用してみてください。横浜トヨペットの提供しているこの個人売買サービスは以下のような特徴があります。

中間業者を介していないので安く車を購入することができる
横浜トヨペットが提供しているサービスなので安心して取引ができる

豊富な選択肢から、ぜひ自分にぴったりの素敵な車を見つけてくださいね。