家族が多いからたくさん乗れる車がいいと考えたときには、トヨタのヴェルファイアがまず候補に挙がるという方も多いのではないでしょうか。
ヴェルファイアは外装もおしゃれですが、内装にも力を入れている車種です。こだわりのインテリアや座席の素材、多数の収納に大容量の荷室まで詳しく解説していきます。
本記事を参考に、ぜひヴェルファイアを検討してみてください。
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目次
ヴェルファイアとは
ヴェルファイアは、ボディ剛性強化と操舵安定性の向上により、抜群の乗り心地と上質で快適な車内空間を両立させました。
そのため、日常的な短距離の移動だけでなく、ロングドライブでも快適に過ごせるように設計されていて、助手席には電動式のオットマンまで装備されています。
上質な車内で快適に過ごせるので、旅行や出張などの時のドライブ中も楽しいものとなるでしょう。
ヴェルファイアの車内空間の特徴
ヴェルファイアの車内空間は、車高を高くしてゆったりしたくつろげる室内になっています。例え定員の7人が乗車しても、狭苦しさなどは感じません。
基本的にはブラックを基調とした内装であり、上質さを保ちつつも「大胆で不敵」というコンセプトにぴったりの車内空間が用意されています。
落ち着いた車内空間にふさわしく、座席のシートも座り心地のいい上質な素材を使用しています。全車にフルオートエアコンも装備されているため、快適なドライブができるでしょう。
ヴェルファイアのこだわりインテリア
ヴェルファイアのインテリアは、茶木目調のように金属的な輝きを持たせたものと、黒木目調でホログラム層を下地にしてダークカラーで表現したものなど、好みによって好きなものをカスタマイズすることができます。
さらに高級車ならではの空間を演出するために、「LEDルーフカラーイルミネーション」が全車に標準装備されています。
このイルミネーションのカラーは16色の中から選べるため、自分の好みに合わせた色で車内を居心地よく彩ることが可能です。
もちろん調光機能もついているため、まぶしすぎるという事態にはならないでしょう。
ヴェルファイアの運転席・助手席
ヴェルファイアの運転席は6ウェイになっていて、助手席は4ウェイのマニュアルシートです。インパネなどに使われる加飾パネルは木目調のパネルを使用しており、インテリアオーナメントにある美しい輝きの3種類の加飾パネルをうまく組み合わせることによって、格調の高い上質なデザインにすることができます。
また、マニュアルオットマン、無段階調整が可能な回転式アームレストなども装備されているため、足を延ばしてくつろげる空間です。
オプティトロンメーター
ヴェルファイアに取り付けられているオプティトロンメーターは、先進的なデザインとなっています。
また、ガソリン車やハイブリッド車などの違いで差別化を図っているため、一目見ればどのような動力なのかがすぐにわかります。
とはいえ、デザインが変わるわけではなく、加飾とカラーリングが違っているだけです。
ステアリングスイッチ
ステアリングスイッチは、ハンドル部分に装備されているスイッチです。
全車に装備されていて、オーディオ操作やマルチインフォメーションディスプレイの表示切替などがすべて手元のスイッチで操作できます。
そのため、運転中にほかに意識を取られることがなく、集中力を乱さずに済みます。
ゲート式シフトレバー
大型のシフトノブを使っているため、操作性が抜群のシフトレバーで、ゲート式を採用しています。
見た目も高級感があり、室内のインテリアとマッチして上質な空間を演出しています。
ヴェルファイアの後部座席
ヴェルファイアの後部座席は、乗り込む乗員の人数やライフスタイルに合わせてアレンジすることができるのが魅力です。
座席は5つのモードに変形でき、リヤシートフルフラットモード・フロント セカンドフルフラットモード・スーパーリラックスモード・4人乗車+荷室モード・最大積載モードとなっています。
どのモードを採用しても、ゆったりとくつろげる空間があるため、ドライブ中にストレスがたまることもないでしょう。
ヴェルファイアの後部シートはリラックスキャプテンシートであり、最大で830mmものロングスライドが可能となっており、後部座席でさらにくつろぐことができるでしょう。
シートの表皮はウルトラスエード [パーフォレーションという合成皮革からできており、とても触り心地がいいので、ずっと乗っていたくなってしまうような作りになっているといえるでしょう。
ヴェルファイアの荷室のサイズ
ヴェルファイアの荷室は、3列目シートを跳ね上げることで広く使用できるようになっています。
荷室の床下には大容量の床下収納が用意されているため、高さのある荷物も収納できます。
荷室の左右にはランプがついているため、夜間でも荷物を出し入れすることができるのが、大きな魅力です。
床下収納はサードシートのスライド機構を実現しながら大容量スペースを確保しています。
デッキボードは着脱折りたたみ式を採用しているため、荷物の出し入れがしやすいのも特徴といえるでしょう。
また、両手がふさがっていてもリモコンで簡単に操作して荷室のドアを開けることができるので、とくに大きな買い物やたくさん買い込まなければならないときにはおすすめです。
ヴェルファイアの収納
ヴェルファイアには、多くの収納があります。ただ単に収納できる量が多いというだけではなく、さまざまな場所に使い勝手のいい収納を取り付けてあります。
どのような収納があるのかを、詳しくみていきましょう。
ハイグレードコンソールボックス
コンソールリヤエンドボックスは、ドリンクやアイテムを収納するのに便利です。シートに座っていても手が届くところにあるため、とても使い勝手が良いでしょう。
シルバー木目調のデザインが、車のインテリアと調和しています。
もしも装飾を変えたい場合には、パネルだけでも販売されているため、自分の趣味に合うデザインを選ぶのもおすすめです。
グローブボックス
助手席前に設置されているのが、グローブボックスです。
ティッシュボックスが入る程度の大きさがあるため、特に長時間のドライブの際には重宝します。
ランプが設置してあるため、夜間に利用しやすいのも特徴です。
車検証や任意保険の証書など、車に保管しておきたい書類を置いておくのに便利です。
センターアッパーボックス
センターアッパーボックスは、シフトノブの真横に設置されています。
手帳や携帯電話などを保管しておくのにちょうどいいサイズであり、デザインも周辺パーツと違和感のないものを使用しているため、車内の雰囲気を壊すこともありません。
運転席ロアボックス
運転席ロアボックスは、その名の通り運転席から手を伸ばすことができる部分にあるちょっとした収納で、のど飴や眠気覚ましのガムなどを保管しておくのに便利です。
カードホルダーがついているので、カードや小銭を入れておくこともできるのも魅力です。
フロントドアポケット
フロントドアポケットは、ちょっとした雑誌やCDケースなどを入れておくことができます。
遠くへ旅行するときなどは、旅行雑誌や地図を入れておくと迷う心配もないのでおすすめです。
ハイグレードコンソールボックス
収納力は抜群で、素材の質感も車内の装飾とあっているため、使いやすく違和感もないです。
ボトルホルダーが2つも装備されているため、水分が多めに必要、お茶とコーヒーどちらも置きたいというときなどに便利です。
特に長時間のドライブでお店などがない山道などを行くときには、多めにドリンクを用意しておきたいので重宝します。
また、サイズが異なるトレーがついているのも、便利グッズやちょっとしたメモ帳などを置いておけます。
運転席・助手席シートバックポケット
シートバックポケットは、運転席と助手席のシート後ろに設置されています。
一見すると狭くて何も入らなさそうに見えますが、薄い旅行雑誌や地図、タブレット、新聞などの薄いものであれば入れることができます。
長時間の旅行など、ちょっと雑誌を見て暇つぶしがしたい、などと感じた時などに便利です。
その他の充実装備
ヴェルファイアには、収納やポケットと呼べるほどのものではないけど、あると便利な「何か」が多く装備されています。
充実装備にはどのようなものがあるのかを、チェックしておきましょう。
買い物フック
運転席や助手席のシート後ろに設置されている買い物フックは、ちょっとした買い物を吊り下げるのに便利です。
大切な買い物だから床や足元には置きたくない、というときや小物を購入したときなどに使ってみるといいでしょう。
カップホルダー
カップホルダーは基本的にそれぞれの席に1つずつ設置されています。
ペットボトルやコップなどを入れておくことができ、車が動いているときに中身が入っているカップを置いていてもこぼれることはありません。
そのため、車の中で水分補給をしたいときにさっと手を伸ばすことができます。
とくに真夏には必要な装備といえるでしょう。
パーソナルランプ
室内を彩るLEDランプによって、夜間でも車内を明るく照らし出すことができます。
3段階の明るさを調節できるため、明るすぎる、もしくは暗すぎるときには調節するといいでしょう。
フルオートエアコン
フルオートエアコンは、シート別の温度調整が可能となっています。
常にシートに座る方ひとりひとりに合わせた調節が可能であるため、誰かが暑さや寒さを我慢してほかの方に合わせないといけないということはありません。
また、ハイブリッド車ではS-FLOWが標準装備されていて、状況に応じて運転席だけに風を送ることもでき、エアコンの負担を極力軽くすることができます。
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内装おすすめオプション
内装オプションには、いくつかのおすすめ装備があります。
すべてを付ける必要はありませんが、どのようなものがあるのかを知っておくことは重要です。
特に新車を購入するなら、メーカーオプションをしっかりと確認して必要なオプションを付けておきましょう。
オーディオ・ナビ
オーディオ・ナビには、いくつかの種類があります。
10.5インチの大画面とさまざまな機能を1台に集約したT-Connect SDナビゲーションシステム、2列目・3列目の後部座席から迫力ある大画面が見られる13.3インチリヤシートエンターテインメントシステムなどがあります。
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは、厳密には内装に関わるオプションというわけではありません。
しかし、車を運転する上では付けておきたい装備といえるでしょう。
スマートフォンとの連携タイプ、フロントカメラタイプ、カメラ一体型などがあります。
せっかくのおしゃれな車内に武骨なカメラを付けたくない、という方もいますが、ドライブレコーダーがあることで回避できるトラブルもあります。
いざというときのためにも、付けておくのがおすすめです。
コンパクトで目立たないものもあるため、感性に合ったドライブレコーダーを設置しましょう。
室内快適セット
室内快適セットであれば、ロイヤルタイプのフロアマット、遮光機能付きの室内カーテンのセットです。
これさえあれば、真夏の日差しから乗員を守ることもできるでしょう。フロアマットを固定する工夫が施されていて、運転中にマットがずれる心配がありません。
また、トヨタ純正のフロアマットは難燃性や耐久性に優れているため、安心して使用することができます。
ただし、ほかのフロアマットと重ねて使用することは推奨できません。そのほか、フロアマットセットもあり、こちらはエントランスマット付きとエントランスマットなしのものがあります。
フロアマットは車種専用設計になっているので、大きさがぴったり合います。少しのずれもなくはみ出すこともないため、快適に運転することができるでしょう。
ネーム部には、高級感のあるメタルプレートが採用されています。単なるマットではなく、抗ウィルス・抗アレルギー物質・抗菌・消臭機能が付与されています。
色はブラックで、車内のインテリアにも合います。また、高級感あるラグジュアリータイプのフロアマットやラグマットなどもあるため、好みにあったマットをセッティングしましょう。
イルミネーションセット
イルミネーションセットは、ブルーの明かりが足元を淡く照らすという装備です。ドアが開いたときには明かりが点灯し、ドアを閉めるとゆっくりと明かりが消えていきます。
夜間にはスモールランプに連動することで、淡く照らしてくれます。そのため夜間でも室内を見渡すことができます。
シートカバー
シートカバーは、撥水タイプのものがオプションとしてあります。
簡単に脱着できて、ジュースや食べこぼしがあったときにも簡単に拭き取れて綺麗にできるため、とくに小さい子供がいる方にはおすすめといえます。
そのほかにも運転席・助手席用のシートエプロンなどもあります。
ラゲージマット・ラゲージトレイ
ラゲージトレイやラゲージマットには、いくつかの種類があります。簡単に取り外しができて水洗いもできるため、汚れることを気にすることなく荷物の積み下ろしができます。
また、床下収納に合わせたタイプでスペアタイヤ付きのものもあります。多くのスタイルがあり、どれも取り外して洗うことができるのでおすすめです。
購入を検討する際は、自分のスタイルに合ったラゲージマットやラゲージトレイを選ぶようにしましょう。
安心ドライブパッケージ
もちろんちょっとした小物なども、ドライブを快適にするためには欠かせません。
回転クッションとアシストグリップがセットになった安心ドライブパッケージなども、なくても問題はありませんが、あれば便利でなおかつ快適にドライブを楽しめます。
その他、2タイプのアシストグリップをセットにした同乗者サポートパッケージなどは、足腰の弱ってきた方におすすめです。福祉車両にするほどではなくても足が上がりにくいという場合などは、ステップもセットにしたパッケージであればなおさら便利に使えるでしょう。
ちょっとした小物で快適さが大きく変わってくるため、オプションを付けるときにはよく考えてからにしてください。
グレード別の違いは?
現在、ヴェルファイアのグレードはひとつしかありません。そのため、グレードは選ぶことができませんが、以前の最上位モデルで実現された内装の上質感は失われていません。木目調加飾が特徴で上質な内装は車の中で過ごす方の気持ちを格調高いものにしてくれます。
中古車で購入する場合
中古車で購入する場合には、シートが革張りのものやファブリックなどさまざまなシートがあります。グレードによる違いを実感したいのであれば、中古車で購入するのも1案です。
旧式で安いものであれば100万円以下で購入できることもある一方、グレードが高く珍しい車なら500万円を超えるものもあります。中には、黒本革のエグゼクティブシートにサンルーフ・後席モニター・パノラミックビューなどがついているヴェルファイアもあるため、内装に特にこだわりがある方にはおすすめです。
エグゼクティブシートであれば、足を延ばしてゆったり座ることができるでしょう。メーカーオプションがついていたり、シートがグレードアップしていたりと、新車で購入するのとはまた違った魅力を見つけられるかもしれません。
ぜひ気になるヴェルファイアをチェックしてみてください。遠出をするときなどには、リラックスできるタイプがおすすめです。
新車で購入する場合
新車で購入する場合は、エントリーモデルになります。シートは、標準設定はブラックでセカンドシートはリラックスキャプテンシートです。黒で統一された車内は、美しく整っていて、上質かつ落ち着ける空間となっています。
オプティトロンメーターはガソリン車は赤く、ハイブリッドは青くされているため、一目見ただけでわかります。価格は2WDが424万円で、さらにディスプレイオーディオ+TVオプションやカーナビなどの装備をオプションで装備していく形になります。
メーカーオプションで内装充実
現在のヴェルファイアではグレードの違いがないため、グレードによる内装の違いを実感するには中古車を購入するという選択になります。しかし、メーカーオプションを付けることによって、フロアマット・エントランスマット、イルミネーション・室内カーテンなどを取り付けることが可能です。
そのほかにも通信販売などでもさまざまな商品が販売されているので、中古車でも新車でも、自分の好みに合わせてカスタマイズしてみてください。
オプション装備を予算と相談
ヴェルファイアは、決して安い買い物ではありません。そのため、購入するのであればよく考えて納得のいく装備やオプションにしましょう。
とくに装備については様々あり、多く選んでしまうと予算を超えてしまうという方も多くいます。
オプションは、予算と相談して自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
まとめ
大きな車でゆっくりとドライブを楽しみたいという方には、ヴェルファイアがおすすめです。
モノグレードではありますが、標準装備が充実した内装とこだわりのインテリアはとても魅力的です。高級感あるインテリアと使いやすく充実した内装装備で、楽しく快適なドライブを楽しみましょう。
まずはどのような内装が使われているのかを把握し、自分に合ったヴェルファイアを考えてみてください。
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