現在、近年のキャンプブームの影響で、「車中泊をしたい」「キャンプに出かけたい」という声が多く聞こえます。
しかし、どの車種がキャンプに向いているか迷ってしまうことはありませんか?
車は人生の中でもかなり大きな買い物となるので、キャンプだけを目的に車を選んで失敗したくないと考える方も多いはずです。
そこで今回は、キャンプにおすすめの車を12種類集めて、徹底比較していきます。
乗車人数はもちろん、積載性や走破性をボディタイプごとに解説し、おすすめの理由を分析。
さらに記事の後半では車の選び方や注意点も紹介します。
キャンプ用の車がほしい方には必見の内容となっておりますので、是非最後までご覧ください。
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目次
キャンプにおすすめの車タイプ4選!流行りのSUVがおすすめ
ここでは、キャンプにおすすめの車タイプを4つご紹介します。車を選ぶ上では、オーナーの日常の使い方が非常に重要です。積載性や乗車人数、キャンプのスタイルによっても適した車は変わります。
ご自身のキャンプでの使い方と日常での使い方をしっかりと考えた上でご覧いただくとより一層参考になりますので、ぜひご活用ください。
各車のタイプは以下の通りです。
ボディタイプ | 特徴 |
SUV | ・悪路走破性の高さが魅力 ・最低地上高が高いため山道でも走行できる ・キャンプなどのアウトドアでの使用と日常使いどちらでも使い勝手が良い |
ミニバン | ・車内空間に優れており、乗車人数が多い ・大人数でのキャンプが可能 ・床が低く作られており、積載性に優れ、重い荷物でも簡単に積み込める |
ピックアップトラック | ・荷台に屋根がないタイプのトラック ・荷台はアウトドア用に作られている事が多く、汚れを気にせずに荷物を載せられる。 ・SUVと同様に最低地上高が高い |
背の高い軽自動車 | ・コンパクトなボディなので比較的誰でも運転できる ・カスタマイズ性が高く、あなたオリジナルが作りやすい ・軽自動車であるため、維持費が安い |
SUV 走破性が高く積載量も申し分なし!
SUVはSport Utility Vehicleの略で、最低地上高が高く、悪路走破性に優れています。そのため、山奥にあるキャンプ場や林道でのキャンプなど悪路が伴う場合でも安心して走行できます。また、積載性にも優れており、背の高い荷物はもちろんですが、後席を倒せる車がほとんどなのでテントなどの長尺物もガンガン積み込めます。そのため、アウトドアを全力で楽しみたい方には非常におすすめです。
近年のSUV人気もあり、さまざまな種類のSUVが販売されています。アウトドアを極めたい方向けの本格的なクロカンSUVや街中に溶け込み、日常でも気軽に使用できるクロスオーバーSUVなどです。購入時には、ご自身の使い方にマッチした一台を見つけやすいボディタイプであるとも言えます。
ミニバン 移住性が高く、ファミリーでのキャンプに最適
ミニバンの最大の魅力はその室内空間の広さです。乗車人数は7~8人のタイプが多く、大人数でのキャンプが可能です。また、広い室内空間を活かした車中泊も大変人気です。車種によっては後席がフルフラットになるモデルもあるため、カスタムすることなくマットを引くだけで横になることが可能です。
多くの荷物を積み込めるので、ソロキャンプはもちろん大人数でのキャンプにも対応できます。また、街中での日常使いも問題なくこなせる幅の広さも魅力の一つです。
ミニバンは人気にあるボディタイプであるため、各メーカー新車・中古車共に幅広く選択肢があるため、自分のお気に入りの一台をじっくり探せるのも人気の理由の一つです。
ピックアップトラック 本格的キャンプにおすすめ
ピックアップトラックは、荷台に屋根がないタイプのトラックで、アウトドアでの使用に非常に適した一台です。アウトドアでの使用を想定した強靭なボディと力強いエンジンがあなたを安全にキャンプ場まで運んでくれます。
荷台は、屋根がないので、汚れたものでも気軽に積み込めます。汚れれば、水で簡単に洗い流せます。また、ピックアップトラックならではの圧倒的な存在感も魅力の一つです。アメリカ車のような無骨で大きなボディはどこにいても目立ち、所有欲を満たせる一台と言えます。
また、税金を安く抑えられるのも知られざるメリットの一つです。荷台を持つピックアップトラックは自家用の貨物車としての登録が可能となっているためです。
背の高い軽自動車 気軽なキャンプに最適
背の高い軽自動車は、軽バンとも呼ばれ維持費を抑えながらも、室内空間に優れた一台です。乗車人数は多くはありませんが、2人を乗せた状態でかなりの荷物を積み込めるので気軽なキャンプには最適な車です。
また、モデルによっては後席を倒すことで、荷室がフルフラットになるため車中泊も簡単に行えます。また、ここまで紹介した車のなかで最も小さく比較的だれでも運転しやすいのも魅力の一つです。運転に慣れていない方であれば、大きなSUVやピックアップトラックなどは運転に抵抗があるかもしれませんが、背の高い軽自動車であれば気軽に運転ができます。
また、軽自動車であるため税金が抑えられるのもメリットの一つです。車検やガソリン代なども安く抑えられるので維持費を抑えたい方には軽自動車がおすすめと言えます。
キャンプにおすすめの車種12選を徹底解説
ここからは、キャンプにおすすめの車種を具体的に紹介します。
各車のボディサイズや最低地上高、駆動方式などの基本情報をまとめていますので、実際の使用シーンを想定しながら比較してください。
- キャンプにおすすめの車種12選
-
- ランドクルーザー
- RAV4
- ランドクルーザープラド
- FJクルーザー
- ヤリスクロス
- シエンタ
- ヴォクシー
- ノア
- アルファード
- ハイエース
- ハイラックス
- ピクシスバン
それぞれ詳しく解説します。
1.【SUV】トヨタ:ランドクルーザー
- ランドクルーザーおすすめの理由3選
- ①圧倒的な悪路走破性
- ②内装の高級感
- ③所有欲を満たす存在感
ランドクルーザーはトヨタ自動車が販売する、日本を代表するクロカンSUVです。非常に頑強に作られており、走破性や積載性はもちろんのことプレミアムカーとしての一面も併せ持っており、高級感や快適性に定評があります。
その頑強さはとても素晴らしく、通常の車であれば走行距離20万キロと聞くとかなり使い込まれた車だなと言われますが、ランドクルーザーであれば20万キロはまだまだ子供だと言われているほどです。そのため世界中で走行しており、道なき道を切り開いています。
大きなボディはかなり存在感があり、一目見ればランドクルーザーだと分かるスタイリングが魅力の一つです。また、本格クロカンとして、フレーム構造が採用されており、抜群の悪路走破性を誇ります。
また、内装は高級感に溢れており、レザーが贅沢に使用されています。快適装備も充実しており、シートヒーターや間接照明なども装備されています。安全装備も抜かりなく装着されており、車の周りを360°チェックできるパノラミックビューモニターなど必要な装備は網羅されています。
ランドクルーザーは大変、人気があり、現在、新車で販売されている300系は生産が追いつかず、納車まで複数年待ちが当たり前となってるほどです。
ボディサイズ(mm) | 全長:4950・4985
全幅:1980・1990 全高:1925 |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5人・7人(先代モデルには8人乗りもあり) |
最低地上高(mm) | 225 |
燃費(WLTCモード) | ディーゼル:9.7km/L・ガソリン:7.9~8.0km/L |
新車価格 | 510万~ |
中古車価格相場 | 229~2020万 |
2.【SUV】トヨタ:RAV4
- RAV4のおすすめの理由3選
- ①街乗りでも悪路でもなじむ万能さ
- ②モダンな内装
- ③地球環境にも配慮したエンジンラインナップ
RAV4はトヨタ自動車より販売されているクロスオーバーSUVです。その歴史は意外にも古く、1994年に初代が発売されています。特徴としては、SUVの力強さと街乗りでの利便性を兼ね備えているところです。
外観デザインは力強くもどこかモダンな雰囲気が漂い、ワイルドな悪路でも、スマートな街乗りでも馴染むようになっています。カラーリングも豊富でボディカラーは13色の中から選ぶことができます。またそのうち5種類はツートンカラーになっています。
内装は落ち着いた大人な印象を受けます。高級感のあるソフトパッドを多用し、所有欲を高めてくれています。快適装備も抜け目なく装備されており、特にオプション装備のアクセサリーコンセントはハイブリッド車であればキャンプ場で大活躍間違いなしです。
また、RAV4には多様なカスタムが存在しています。悪路でも街乗りでも適したキャラクターであることからそれぞれに特化したカスタムがあるため、自分オリジナルの1台を作り上げることができます。
エンジンの種類も豊富です。ガソリンエンジンだけでなく、ハイブリッドやプラグインハイブリッドが用意されており、地球環境に配慮しながらも楽しいドライブが可能になっています。
ボディサイズ(mm) | 全長:4610・4600
全幅:1865・1855 全高:1690・1685 |
駆動方式 | 4WD・2WD |
乗車定員 | 5人 |
最低地上高(mm) | 190・195・200 |
燃費(WLTCモード) | 15.2km/L・20.6km/L |
新車価格 | 293万円~ |
中古車価格相場 | 220~560万円 |
3.【SUV】トヨタ:ランドクルーザープラド
- ランドクルーザープラドおすすめの理由3選
- ①圧倒的悪路走破性
- ②日本の道でも扱いやすい大きさ
- ③街乗りにも適した乗り心地
ランドクルーザープラドはトヨタ自動車より販売されている本格クロカンSUVです。ランドクルーザーの弟分として1990年より発売されています。
何といっても特徴は、ランドクルーザー同様にフレーム構造が採用されていることです。そのため悪路に大変強く、山奥のキャンプ場であっても臆することなく走行できます。また、ランドクルーザー同様に内装にも力を入れており、モダンで高級感あふれる造りとなっています。
ランドクルーザーの弟分と聞くと、ランドクルーザーよりも劣っている部分があるのでは?と疑いたくなるかもしれませんが、全くそんなことはありません。むしろ、ランドクルーザーとは別の存在として人気を得ており、どちらが良いかは好みの問題と言えます。
装備も充実しており、サスペンションには電子制御のエアサスペンションを採用することで乗り心地と共にさらなる走破性も得ています。またランドクルーザーよりも一回り小さいため街乗りに適しており、街乗り中心の方はプラドを購入される方が多いようです。
ランドクルーザーが水平基調なフロントマスクであるのに対し、ランドクルーザープラドは立体的で非常に力強いフロントフェイスとなっています。
ボディサイズ(mm) | 全長:4825
全幅:1885 全高:1835・1850・1850 |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5人・7人 |
最低地上高(mm) | 220 |
燃費(JC08モード) | ガソリン:9.0km/L ディーゼル:11.8km/L |
新車価格 | 367万円~ |
中古車価格相場 | 79~793万円 |
4.【SUV】トヨタ:FJクルーザー
- FJクルーザーがおすすめの理由3選
- ①ポップで可愛い見た目
②見た目を裏切る迫力あるオフロードの突破性
③生産中止後も人気が衰えない車
FJクルーザーはトヨタ自動車が2018年11月まで販売していた本格派SUVです。
アメリカでは2006年から販売しており、丸形状のヘッドライトやグリル前面の「TOYOTA」のロゴ、白色のルーフが40系ランドクルーザーを彷彿とさせます。
可愛くてポップな見た目にもかかわらず、オフロードの突破性は抜群。
雪山や海、登山などどんなアウトドアでも楽しめるでしょう。
ボディサイズが大きいことで、室内サイズを十分に確保できています。
さらに荷室のフロア・シートには撥水素材を使用しており、観音開き構造でバックドアが開くため、どんな荷物でも詰め込みやすく、汚れを心配する必要がありません。
現在は生産中止されていることから、新しくFJクルーザーの購入を検討する人は、中古車から探しましょう。
キャンパーから長年愛され続けるFJクルーザーを手に入れれば、どんな場所でもキャンプを楽しめること間違いなしです。
ボディサイズ(mm) | 全長:4,635
全幅:1,905 全高:1,840 |
駆動方式 | パートタイム4WD |
乗車定員 | 5人 |
最低地上高(mm) | 230 |
燃費(JC08モード) | 8.0km/L |
新車価格 | 349万円 |
中古車価格相場 | 135.6〜522万円 |
5. 【SUV】トヨタ:ヤリスクロス
- ヤリスクロスおすすめの理由3選
- ①スタイリッシュな外観
- ②誰でも運転しやすいコンパクトなサイズ感
- ③コストパフォーマンスの高さ
ヤリスクロスはトヨタ自動車から販売されているクロスオーバーSUVです。日本でも長く愛されていたヴィッツの後継として日本でも販売されているヤリスのクロスオーバーバージョンです。
外観は非常に力強く、クロスオーバーSUVらしさを感じられるデザインになっています。しかし、街乗りにも適したサイズ感でUターンや車庫入れもスムーズに行えるため、誰でも運転しやすい車です。そのため、女性人気も高く、街で、見かけない日はないほどです。
ヤリスクロスの魅力の一つはそのコストパフォーマンスの高さです。新車購入のエントリー価格が178万円からと100万円台から新車購入可能となっています。
また、外観だけでなく機能面もかなり力を入れています。シートポジションを電動で簡単に調整できる6ウェイパワーシートやエンジンラインナップにはハイブリッドもあります。ハイブリッドモデルは、クロスオーバーSUVの中で圧倒的な燃費性能を誇っており、カタログ燃費では30km/Lを達成しています。
ボディサイズ(mm) | 全長:4188・4185
全幅:1765 全高:1580・1590 |
駆動方式 | 2WD・4WD |
乗車定員 | 5人 |
最低地上高(mm) | 160・170 |
燃費(WLTCモード) | 17.6~30.8km/L |
新車価格 | 189万~ |
中古車価格相場 | 178~444万 |
⑤ 【ミニバン】トヨタ:シエンタ
- シエンタおすすめの理由3選
- ①ミニバンながらコンパクトなサイズ感
②それでも積載債はバッチリ
③多様なカラーリング
シエンタはトヨタ自動車より販売されているコンパクトミニバンです。現在ではトヨタ自動車の屋台骨を支えているといってもいいほどの人気を誇っています。トヨタのミニバンラインナップの中で最も取り回しがしやすいサイズ感ながら、3列シートを搭載し乗車人数、積載性共に十分な性能を持っています。内装はリビングのような落ち着いたデザインになっており、長く乗りたいと思わせるような雰囲気です。収納スペースもたっぷりで、ドアポケットなどは特にファミリー層の使用を想定した物となっています。
外装デザインは非常に個性的で、一目でシエンタだと思わせる可愛いらしいデザインとなっています。またカラーリングもそれに合わせられており、アースカラーや淡い色味などご¥が設定されています。
シエンタはシートアレンジが非常に多彩で、長尺物から背の高い物までを柔軟に載せられるようになっており、キャンプの際には大活躍すること間違いなしです。
昨年の夏にはフルモデルチェンジを果たし、現在でも売れ行きは好調のようです。
ボディサイズ(mm) | 全長:4260
全幅:1695 全高:1695・1715 |
駆動方式 | 2WD・4WD |
乗車定員 | 5人・7人 |
最低地上高(mm) | 140 |
燃費(WLTCモード) | 18.3~28.8km/L |
新車価格 | 195万~ |
中古車価格相場 | 19~402万 |
7.【ミニバン】トヨタ:ヴォクシー
- ヴォクシーおすすめの理由3選
- ①多様なカスタム
②低床設計を活かした広い室内空間
③大容量の収納スペース
ヴォクシーはトヨタ自動車から販売されているミニバンです。トヨタのミニバンの中でもっともスポーティーなデザインを持つ1台です。特にエアロパーツとの相性は抜群で、純正のカスタムパーツから社外の物まで、さまざまな種類が販売されています。
ファミリー層や男性からの支持が厚く、スライドドアやユニバーサルステップの採用により子供でも乗り降りがしやすい工夫がなされています。
室内は低床設計を活かした、積載性と乗車人数が特徴です。2列目と3列目については、自在なシートアレンジが可能になっています。3列目は跳ね上げ式の収納となっており、大容量の荷室を確保できます。また、ラゲッジルームには200mの深さを持つ床下収納も完備されておりキャンプの際には荷物が乗り切らないという事はほとんどないと言えるでしょう。
2022年の頭からはフルモデルチェンジした新型が販売されており、先進安全装備も充実しています。目玉装備は何といっても、トヨタ初の緊急操舵支援です。衝突の可能性が高い状況において、白線内に十分なスペースがある場合、ドライバーの回避操作を感知し回避のサポートを行ってくれるものです。そのため、ファミリーでも安心してキャンプに向かう事の出来る1台です。
ボディサイズ(mm) | 全長:4695
全幅:1730 全高:1895・1925 |
駆動方式 | 2WD・4WD |
乗車定員 | 7人・8人 |
最低地上高(mm) | 135 |
燃費(WLTCモード) | 15.0・23.0km/L |
新車価格 | 309万~ |
中古車価格相場 | 9~539万 |
8.【ミニバン】トヨタ:ノア
- ノアがおすすめの理由3選
- ①ボディサイズのバランスが最適
②ヴォクシーの兄弟車として人気が高い
③ゆったり過ごせる広い室内空間
ノアはトヨタ自動車から販売されているミニバンです。
上で紹介したヴォクシーの兄弟車として、高い人気を誇っています。
ノアとヴォクシーの車の基本的な構造は同じです。重厚かつ高級感あふれるヴォクシーと比較して、ノアは家族みんながほっとできるような優しいデザインが特徴的です。
ミドルサイズミニバンとして、広い室内空間を確保しつつも、ハイラックスやハイエースよりも一回り小さいサイズ感を提供できており、ファミリー層から人気があります。
街中でも車の利用がある人で、遠出のドライブやキャンプでも車をフル活用したいという人はぜひノアを検討してみてください。
ボディサイズ(mm) | 全長:4695
全幅:1730 全高:1895・1925 |
駆動方式 | 2WD・4WD |
乗車定員 | 7人・8人 |
最低地上高(mm) | 140 |
燃費(WLTCモード) | 15.0・23.0km/L |
新車価格 | 267万~ |
中古車価格相場 | 12.8〜553.8万円 |
9.【ミニバン】トヨタ:アルファード
- アルファードがおすすめの理由3選
- ①高級感あふれるインテリア・エクステリア
②広い室内空間と上質なシート
③大きなボディで4WDの突破性を確保
アルファードはトヨタ自動車が販売するラージサイズのミニバンです。
上で紹介したノアやヴォクシーよりもさらに大きなボディサイズを持つため、車の広さは十分といえるでしょう。
さらにアルファードは高級車としても利用されるため、エクステリアデザインはもちろん、インテリアの細部に至るまでのこだわりが強い車。
シートは座り心地を追求したものを採用しているため、普段の運転中でも車の中の居心地の良さは格別です。
広い室内空間を確保しているため、シートアレンジによって座席をフルフラットにすることも可能です。
マットや寝袋を活用すれば、車中泊も楽々できるでしょう。
4WDの駆動モデルも用意されており、雪道や山道での突破性も安心できます。
ただ、車が大きいので街中の運転では小回りが利きにくい点も把握しておきましょう。
10.【バン】トヨタ:ハイエース
- ハイエースおすすめの理由3選
- ①圧倒的な積載量
- ②角ばったボディの見切りの良さ
- ③車中泊カスタムが豊富
ハイエースはトヨタ自動車が販売する、世界的にも有名な商用バンです。その積載量は圧倒的で、今回ご紹介する車の中でも3本の指に入ります。商用車として作られたこともあり、車は非常に頑強で、様々な場面で活躍してくれる一台です。
キャンパーの間では車中泊カスタムも流行っており、その広大な荷室を活かした室内はキャンピングカーさながらの快適性を誇っています。実際にキャンピングカー仕様にカスタムすることも可能です。
また、カスタムベースとしても非常に優秀で、社外のカスタムパーツがたくさん流通しており、あなたオリジナルの1台を作ることができますよ。
ボディサイズ(mm) | 全長:4695~4840
全幅:1695~1880 全高:1980~2105 |
駆動方式 | 2WD・4WD |
乗車定員 | 2~9人 |
最低地上高(mm) | 185~195 |
燃費(WLTCモード) | ディーゼル:11.7~12.5km/L・ガソリン:8.4~9.3km/L |
新車価格 | 260万~ |
中古車価格相場 | 59~998万 |
11.【ピックアップトラック】トヨタ:ハイラックス
- ハイラックスおすすめの理由3選
- ①汚れを気にせず荷物を積める
- ②力強いエクステリア
- ③悪路走破性も完備
ハイラックスはトヨタ自動車が販売するピックアップトラックです。現在日本で唯一新車として販売されているピックアップトラックで、一部のユーザーから圧倒的な支持を得ています。
その特徴は何といっても広大な荷台です。たくさんの荷物を積み込めるのはもちろんですが、アウトドアでの使用が前提なので、汚れた物でも気軽に載せられるのが嬉しいポイントです。荷台は汚れてしまっても水を流せばキレイになるので、汚れたキャンプギアでも乗せ放題です。
ピックアップトラックですが、車内空間も最低限は確保されており、大人5人が乗り込むことができます。また、たくさんのカスタムパーツが流通しており、様々なカスタムも楽しめる一台です。
ボディサイズ(mm) | 全長:5320~5340
全幅:1855~1900 全高:1800~1840 |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5人 |
最低地上高(mm) | 215 |
燃費(WLTCモード) | 11.7km/L |
新車価格 | 352万~ |
中古車価格相場 | 75~608万 |
12.【軽自動車】トヨタ:ピクシスバン
- ピクシスバンおすすめの理由3選
- ①維持費が安い
- ②荷物はたっぷり積める
- ③気軽にキャンプが楽しめる
ピクシスバンはトヨタ自動車より販売されている商用車です。いわゆる軽バンと呼ばれる車
で、背が高く荷室が広いことが特徴です。商用車であるため荷室の確保に力を注いで作られているため、後席を倒すことで軽自動車ながら車中泊ができるほどの積載性を誇ります。
また、軽自動車であり商用車でもあるため、自家用の商用登録を行うことで税金を安く抑えられるのもメリットの一つです。
商用車と聞くと装備に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと先進安全装備が装着されており衝突を回避する機能や車線の逸脱警告はもちろん、クラス初の標識認識機能やオートハイビームも装着されています。
また、快適装備としてクラス初の両側のパワースライドドアやクルマに近づくと扉が自動で開くウェルカムオープン機能を採用しています。(降車時に予約必須)
さらに、近年のキャンプブームや軽バン人気の影響もあり、さまざまなカスタムパーツが流通しています。そのため、自分なりのカスタムがしやすく、車中泊カスタムなどが流行っています。
ボディサイズ(mm) | 全長:3395
全幅:1475 全高:1890 |
駆動方式 | 2WD・4WD |
乗車定員 | 2人(4人) |
最低地上高(mm) | 160 |
燃費(WLTCモード) | 17.9~19.7km/L |
新車価格 | 112万~ |
中古車価格相場 | 32~195万 |
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車種を選ぶ際のポイント・注意点を4つ解説
ここでは車種を選ぶ際のポイントを徹底解説します。車は決して安い買い物ではありません。せっかく大金を支払うのであれば、自分にあった車種を購入したいですよね?
自分の使い方を一度まとめてからご覧いただくと、より参考になりますのでぜひお試しください。
- 車種を選ぶ際のポイント
-
- 収納・室内スペース・乗車人数は十分かどうか
- 走破性は十分かどうか
- アウトドアにあったオシャレなデザインかどうか
- シートアレンジができるかどうか
それぞれ詳しく解説します。
収納・室内スペース・乗車人数は十分かどうか
キャンプを行う上で、積載性や乗車可能人数は最も重要なポイントです。まずは、自分のキャンプギアのサイズや容量を一度計算してみてください。人気のあるSUVであれば、モデルによって積載性は大きく変わります。
次に何人でキャンプに行くかです。家族連れであれば、SUVよりもミニバンの方が余裕をもって乗れるので快適性が大きく変わります。
走破性は十分かどうか
走破性の有無は目的地によって、必要かどうかが変わります。希望のキャンプ地が山奥であれば走破性が必要となってくるため、クロカンSUVやピックアップトラックがおすすめと言えます。
また、そこまで走破性が必要なければ、クロスオーバーUSVやミニバンの方がクロカンSUVなどよりも乗り心地に優れているため車内を快適に過ごせます。
乗り心地よりも見た目にこだわりたいという方もいらっしゃると思いますので、走破性が必要かどうかを一度検討したうえで、ご自身の一番好きなモデルを選ぶことができれば満足の行く一台をGETできますよ。
アウトドアにあったオシャレなデザインかどうか
キャンプを楽しむうえでは、実用性はもちろんですが車のデザインも非常に重要です。せっかく車を購入するのであれば、機能性だけでなく見た目もこだわりたいですよね?
また、自分のお気に入りの一台であれば、車を買い替えたいという思いに簡単にはならないので、長く乗り続けることができます。長く乗り続けることで買い替えるよりも結果的にコストパフォーマンスがよくなることもあります。
予算との相談にはなりますが、自分のお気に入りの一台を妥協することなく探してみてはいかがでしょうか。
シートアレンジができるかどうか
車をキャンプで使用する際には、シートアレンジができるかどうかで利便性が大きく変わります。特に車中泊を検討している方はシートアレンジ可能な車であることは必須です。バンなど室内空間の広い車であれば、大人の男性が足を伸ばして横になれる環境を作り出せます。
また、シートアレンジは積載性にも大きく影響します。後席を倒せる車であればその分積載性は向上します。特にキャンプなどではテントなどの長尺物を乗せる機会が多いです。
シートアレンジに優れる車であれば、キャンプギアのサイズを気にする必要がないので思い切りキャンプを楽しむことができます。
キャンプで車中泊を楽しむために必要な4つのグッズを紹介
せっかくキャンプ用に車を購入したのであれば、車中泊を楽しみたいと思いませんか?
ただ、クルマは寝泊りを想定して作られているわけではないので、いくつか対策が必要となります。
ここでは、車中泊をする際に準備した方が良いグッズを紹介します。
- キャンプで車中泊を楽しむために必要な4つのグッズ
-
- カーテン・シェード
- 寝袋・ブランケット
- マット
- ライト
それぞれ詳しく見ていきましょう。
カーテン・シェード
車中泊をする場合、カーテンやシェードは必ず準備するようにしましょう。
主な役割は2つです。まず一つ目が暑さ・寒さ対策です。意外にも車の窓は熱や冷気を通します。そのため夏や冬であればカーテンやシェードがないと環境が悪すぎて眠れない状況に陥る可能性があります。
二つ目の役割はプライバシーの確保です。クルマによってはプライバシーガラスなどで中が見えなくなっている車もありますが、透明ガラスの場合であれば必ず用意するようにしましょう。また、フロントガラスにプライバシーガラスを装着することはできないので、運転席・助手席との境目にはカーテンを設置して中が見えないように工夫してください!
寝袋・ブランケット
寝袋・ブランケットは車中泊における、質の良い睡眠のために必ず用意してください。後述するマットを引いている場合でも寝袋や・ブランケットがあるとかなり環境は変わります。
寝袋があれば、敷布団や毛掛布団が必要ないので持っていく荷物の削減にも繋がります。
さらに、ブランケットは車中泊以外の場面でも活躍できるアイテムなのでクルマに常備しておくのがおすすめです。また、冬の車内はかなり冷えるので厚手の寝袋とブランケットを用意しましょう。
マット
マットは車中泊をするうえでの基礎的なアイテムと言えます。軽バンなどシートをフルフラットにできない車の場合、床は基本的に硬いです。そのため、寝袋があったとしてもその上で眠るのはかなりの疲労を伴います。
マットがあれば、睡眠以外の時間も車中泊を快適に過ごせます。例えば、サンルーフが装着されたクルマでマットを敷いている場合であれば横になって、夜空を鑑賞することもできます。
ライト
車中泊する際は基本的にエンジンはOFFにします。また、車内灯もOFFです。車内灯をエンジンがOFFの状態で点灯し続けるとバッテリーが上がってしまうためです。
そのため、外付けのライトが必須となります。またキャンプ場は明かりがほとんどない場所もあるため真っ暗なこともしばしばあります。そのためライトを選ぶ際には明かりが強いものを選ぶようにしましょう。
また、電池で稼働するものや太陽光による発電が可能なものなどさまざまな種類があるのでよく考えて購入する必要があります。
まとめ
今回はキャンプにおすすめの車を解説しました。キャンプで使用するには積載性や乗車人数、デザインなどキャンプに適した車かどうか購入前に一度検討することがおすすめです。
ご自身の使い方に合った車を購入することで長く愛用できると思いますので、一度ご自身の使い方を考えてみてください。
筆者の最もおすすめのボディタイプはSUVです。SUVであれば、キャンプのための積載性を備えており、悪路走破性にも優れているため、気兼ねなくキャンプ場に向かうことができます。また、SUVであれば多様なメーカーからさまざまなタイプの物が販売されているのできっとあなた好みの1台が見つかります。
本記事を参考に、自分好みの車を購入して素敵なキャンプライフを送ってくださいね!
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!