新型クラウンの購入を検討している方の中には、「年間の維持費はいくらかかる?」「月々どれくらい用意しておけばいい?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
現在のクラウンには、クロスオーバー・スポーツ・セダン・エステートの4タイプがあり、燃費や車両重量、使用する燃料などが異なります。そのため、選ぶタイプやグレードによって維持費にも差があります。
結論からいうと、年間走行距離10,000kmを想定した場合、クラウンの年間維持費は駐車場代を除いて約29万~31万円、月額では約2.4万~2.6万円程度がひとつの目安です。
さらに月15,000円の駐車場を利用する場合は、年間で約18万円が加わり、年間維持費は約47万~49万円まで上がります。
この記事では、2026年時点の現行クラウンについて、自動車税・保険・燃料代・車検・メンテナンス費用などを詳しく解説します。
※維持費は使用状況や保険条件、居住地域、車検・整備内容などによって異なります。本記事の金額はあくまで目安としてご覧ください。
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目次
新型クラウンの年間維持費はいくら?
まずは、クラウンの維持費が年間でどの程度になるのか確認してみましょう。
以下では比較しやすいように、ハイブリッド車を中心として次の条件でシミュレーションしています。
- 維持費の試算条件
- 年間走行距離:10,000km
- レギュラーガソリン:175円/L
- 任意保険:年間80,000円
- メンテナンス費用:年間30,000円
- 車検基本料・整備費用:年間換算30,000円
- ローン返済額:含まない
- 駐車場代:含まない
| タイプ | WLTCモード燃費 | 年間燃料代 | 年間維持費の目安 | 月額換算 |
| クラウン クロスオーバー G | 22.4km/L | 約78,000円 | 約287,000円 | 約24,000円 |
| クラウン スポーツ Z | 21.3km/L | 約82,000円 | 約291,000円 | 約24,000円 |
| クラウン セダン Z(HEV) | 18.0km/L | 約97,000円 | 約310,000円 | 約26,000円 |
| クラウン エステート Z | 20.3km/L | 約86,000円 | 約295,000円 | 約25,000円 |
標準的なハイブリッド車であれば、駐車場代を除いた維持費は年間30万円前後を見込んでおくとよいでしょう。
ただし、任意保険に車両保険を付ける場合や、タイヤ交換などの大きなメンテナンスが発生した年は、さらに費用が増える可能性があります。
駐車場代を含めると年間50万円近くになる場合もある
クラウンの維持費を考える際に見落としやすいのが駐車場代です。
仮に月極駐車場が月15,000円の場合、年間では180,000円かかります。
| タイプ | 駐車場なし | 駐車場月15,000円の場合 |
| クロスオーバー G | 約28.7万円 | 約46.7万円 |
| スポーツ Z | 約29.1万円 | 約47.1万円 |
| セダン Z(HEV) | 約31.0万円 | 約49.0万円 |
| エステート Z | 約29.5万円 | 約47.5万円 |
都市部では月30,000円以上する駐車場も珍しくありません。
そのため、クラウン購入前には車両価格だけでなく、自宅周辺の駐車場代まで含めて毎月の支出を計算することが重要です。
新型クラウンの維持費の内訳

クラウンを所有すると、主に以下の費用が発生します。
- クラウンの主な維持費
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自賠責保険
- 任意保険
- ガソリン代・充電費用
- 車検費用
- 点検・メンテナンス費用
- 駐車場代
- 高速道路料金など
ここから、それぞれ詳しく見ていきます。
新型クラウンの自動車税はいくら?
自動車税は、毎年4月1日時点で自動車を所有している人に課税される税金です。
税額は排気量によって決まります。
現行クラウンのエンジン排気量は、クロスオーバーのターボハイブリッド車が2.4L、それ以外の主要なハイブリッド・PHEVモデルが2.5Lです。
いずれも「2.0L超~2.5L以下」に該当するため、2019年10月1日以降に初回新規登録された自家用乗用車の場合、基本となる自動車税は以下のとおりです。
| 排気量 | 年間の自動車税 |
| 2.0L超~2.5L以下 | 43,500円 |
つまり、クラウンのハイブリッド車では基本的に年間43,500円の自動車税を見込んでおくとよいでしょう。
なお、PHEVや燃料電池車については登録時期や自治体によって税制優遇を受けられる場合があります。
新型クラウンの自動車重量税
自動車重量税は、その名前のとおり車両重量に応じて課税される税金です。
毎年支払うのではなく、新車登録時や車検時にまとめて支払います。
クラウンは車両重量が約1.8~2.1tあるため、エコカー減税を考慮しない通常税率では、2年間でおおむね32,800~41,000円程度となります。
年間に換算すると、約16,400~20,500円です。
ただし、クラウンのハイブリッド車・PHEVなどはエコカー減税の対象となる場合があり、実際の税額はグレードや登録時期によって変わります。
そのため購入時には、販売店の見積書で実際の重量税を確認しましょう。
自賠責保険料
自賠責保険は、すべての自動車に加入が義務付けられている強制保険です。
2026年時点で、本土の自家用乗用自動車の自賠責保険料は以下のとおりです。
| 契約期間 | 保険料 |
| 12か月 | 11,500円 |
| 24か月 | 17,650円 |
| 36か月 | 23,690円 |
| 37か月 | 24,190円 |
一般的な継続車検では24か月分を支払うため、年間換算すると約8,825円です。
任意保険は年間いくら?
任意保険は、自賠責保険だけではカバーできない事故時の損害を補償する保険です。
保険料は車種だけで決まるわけではなく、以下の条件によって大きく変わります。
- 任意保険料を左右する主な条件
- 年齢
- ノンフリート等級
- 運転者の範囲
- 年間走行距離
- 免許証の色
- 車両保険の有無
- 補償内容
クラウンは車両価格が高いため、車両保険を付けると保険料も高くなりやすい傾向があります。
条件によって年間数万円で契約できる場合もあれば、若年層や新規契約、車両保険付きでは年間10万円を大きく超える場合もあります。
購入前にクラウンの車両価格だけを見るのではなく、実際の条件で任意保険の見積もりも取得しておくのがおすすめです。
新型クラウンのガソリン代

クラウンの年間維持費の中でも、走行距離によって大きく変わるのが燃料代です。
現行クラウンの代表的な燃費は以下のとおりです。
| タイプ・グレード | パワートレーン | WLTCモード燃費 | 燃料 |
| クロスオーバー G | 2.5L HEV | 22.4km/L | レギュラー |
| クロスオーバー Z | 2.5L HEV | 22.2km/L | レギュラー |
| クロスオーバー RS | 2.4L ターボHEV | 15.7km/L | ハイオク |
| スポーツ Z | 2.5L HEV | 21.3km/L | レギュラー |
| スポーツ RS | 2.5L PHEV | 20.3km/L | レギュラー |
| セダン Z | 2.5L HEV | 18.0km/L | レギュラー |
| エステート Z | 2.5L HEV | 20.3km/L | レギュラー |
| エステート RS | 2.5L PHEV | 20.0km/L | レギュラー |
年間走行距離別のガソリン代
レギュラーガソリン175円/Lとして、主要なハイブリッドモデルの年間燃料代を計算すると以下のようになります。
| 年間走行距離 | クロスオーバー G 22.4km/L |
スポーツ Z 21.3km/L |
セダン HEV 18.0km/L |
エステート Z 20.3km/L |
| 3,000km | 約23,400円 | 約24,600円 | 約29,200円 | 約25,900円 |
| 5,000km | 約39,100円 | 約41,100円 | 約48,600円 | 約43,100円 |
| 8,000km | 約62,500円 | 約65,700円 | 約77,800円 | 約69,000円 |
| 10,000km | 約78,100円 | 約82,200円 | 約97,200円 | 約86,200円 |
燃費だけを比較すると、クロスオーバーの2.5Lハイブリッドが維持費を抑えやすいことがわかります。
クロスオーバーRSはハイオクなので燃料代が高くなりやすい
クラウン クロスオーバーRSは、2.4Lターボハイブリッドを搭載し、WLTCモード燃費は15.7km/Lです。
さらに使用燃料がハイオクとなります。
仮にハイオク185円/L、年間10,000km走行すると、
10,000km ÷ 15.7km/L × 185円 ≒ 約118,000円
となります。
クロスオーバーGの約78,000円と比較すると、年間で約4万円の差が出る計算です。
そのため、走行性能を重視するならRS、維持費や燃費を重視するなら2.5LハイブリッドのGやZが選びやすいといえるでしょう。
PHEVは自宅充電できるかで維持費が変わる
クラウン スポーツRSとエステートRSにはPHEVが設定されています。
PHEVは外部から充電した電気で走れるため、ガソリンだけを使用するハイブリッド車とは維持費の考え方が異なります。
クラウン スポーツRSは充電電力使用時走行距離がWLTCモードで90km、クラウン エステートRSは89kmです。
日常の移動距離が短く、自宅で充電できる環境がある場合は、ガソリンの使用量を大幅に抑えられる可能性があります。
一方で、充電料金や自宅への充電設備設置費用も考慮する必要があります。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。
車検費用

新車の場合、初回車検は新規登録から3年後、その後は2年ごとに車検を受けます。
車検費用は大きく以下の2種類に分かれます。
| 法定費用 | 自動車重量税 自賠責保険料 検査手数料など |
| 車検基本料・整備費用 | 24か月点検 検査料 代行手数料 交換部品代など |
クラウンの場合、車検を依頼する店舗や交換部品の有無によって金額は大きく変わります。
特にディーラー車検では、消耗部品の交換や予防整備を含めることで10万円を超える場合もあります。
一方、交換部品が少なければ費用を抑えられるケースもあります。
維持費を計算する場合は、車検関連費用として年間3万~5万円程度を積み立てておくと急な出費を抑えやすいでしょう。
12か月点検・メンテナンス費用
クラウンを安全に乗り続けるためには、定期的な点検と消耗品交換も必要です。
主なメンテナンス項目には以下があります。
- 主なメンテナンス項目
- エンジンオイル
- オイルフィルター
- ワイパーゴム
- エアコンフィルター
- タイヤ
- ブレーキ関連部品
- 補機バッテリー
- 冷却水など
毎年すべて交換するわけではありませんが、長期的に考えると年間数万円程度のメンテナンス費用を見込んでおく必要があります。
クラウンはタイヤ代にも注意
現行クラウンは20インチ・21インチなど大径タイヤを採用するグレードが多いため、一般的なコンパクトカーなどと比べるとタイヤ交換費用が高くなりやすい点に注意しましょう。
タイヤは毎年交換するものではありませんが、4本同時に交換するタイミングでは10万円を大きく超えるケースもあります。
そのため、日々の維持費とは別に、タイヤなど大型消耗品の交換費用も積み立てておくと安心です。
駐車場代

自宅に駐車スペースがない場合は月極駐車場が必要です。
年間駐車場代は、
月額駐車場料金 × 12か月
で計算できます。
| 月額 | 年間 |
| 10,000円 | 120,000円 |
| 15,000円 | 180,000円 |
| 20,000円 | 240,000円 |
| 30,000円 | 360,000円 |
| 50,000円 | 600,000円 |
都市部では、自動車税やガソリン代より駐車場代のほうが高くなるケースもあります。
クラウン購入前には必ず自宅周辺の駐車場相場も確認しておきましょう。
マイカーローンは維持費とは分けて考える
クラウンをローンで購入する場合は、当然ながら毎月のローン返済も必要です。
ただし、ローンは車を「所有するために必要な維持費」ではなく「車両購入費の支払い」であるため、維持費とは分けて考えたほうがわかりやすくなります。
例えば、維持費が月25,000円、ローン返済が月80,000円の場合、
25,000円+80,000円=月105,000円
が実際の家計から出ていく金額になります。
さらに駐車場代が月20,000円なら、
月125,000円
となります。
購入前には「維持費」「ローン」「駐車場」を合算して、毎月無理なく支払えるか確認しましょう。
新型クラウンの維持費を安くする方法

クラウンの維持費を少しでも抑えるには、以下の方法があります。
任意保険を比較する
同じ補償内容でも、保険会社によって保険料は異なります。
複数社で見積もりを取り、補償内容と保険料を比較しましょう。
ただし、保険料を下げるためだけに必要な補償まで外してしまうのはおすすめできません。
燃費の良いグレードを選ぶ
維持費を重視する場合は、クロスオーバーRSのようなターボハイブリッドよりも、2.5LハイブリッドのG・Z系が有利です。
年間走行距離が長い人ほど燃費差の影響は大きくなります。
急加速・急減速を減らす
急加速や急減速を繰り返すと燃費が悪化しやすくなります。
車間距離を十分に取り、速度変化の少ない運転を意識することで燃料消費を抑えやすくなります。
タイヤの空気圧を適正に保つ
タイヤの空気圧が低いと転がり抵抗が大きくなり、燃費悪化につながります。
タイヤの寿命にも影響するため、定期的に空気圧を確認しましょう。
車検費用は複数社で比較する
ディーラー、整備工場、車検専門店などで車検費用は異なります。
ただし、単純に価格だけで選ぶのではなく、整備内容や交換部品、保証内容まで確認することが重要です。
新型クラウンの維持費に関するよくある質問
クラウンの維持費は月いくらですか?
駐車場代やローンを除くと、標準的なハイブリッドモデルで月約24,000~26,000円がひとつの目安です。
ただし、任意保険の条件によって大きく変わります。
クラウンの年間維持費は50万円以上かかりますか?
駐車場代を除けば、通常は年間30万円前後が目安です。
一方、月15,000~20,000円程度の駐車場を借りる場合や任意保険が高い場合は、年間50万円前後になることがあります。
クラウンの自動車税はいくらですか?
現行クラウンの2.4L・2.5Lモデルの場合、2019年10月1日以降に初回新規登録された自家用乗用車の自動車税は基本的に年間43,500円です。
PHEV・燃料電池車などは税制優遇を受けられる場合があります。
クラウンで最も燃費が良いモデルは?
現行モデルのカタログ燃費では、クラウン クロスオーバーGのWLTCモード22.4km/Lが優れています。
スポーツZ・Gも21.3km/L、エステートZは20.3km/Lと、車体サイズを考えると高い燃費性能があります。
クラウンスポーツやエステートのPHEVは維持費が安い?
自宅で充電でき、日常の移動をEV走行中心にできる場合は、ガソリン消費量を抑えられる可能性があります。
一方で電気料金や充電設備の費用も発生するため、年間走行距離や充電環境によってどちらがお得かは変わります。
まとめ

今回は、新型クラウンの年間維持費について解説しました。
年間10,000km走行する場合、標準的なハイブリッドモデルでは、駐車場代とローンを除いて年間約29万~31万円、月額約2.4万~2.6万円がひとつの目安です。
月15,000円の駐車場を利用する場合は年間約47万~49万円となり、任意保険の条件やタイヤ交換などによっては50万円を超えることもあります。
クラウンには現在、
- クラウン4タイプ
- クラウン クロスオーバー
- クラウン スポーツ
- クラウン セダン
- クラウン エステート
があり、タイプやパワートレーンによって燃費や維持費が異なります。
維持費を重視するのであれば、燃費性能の高い2.5Lハイブリッドが選びやすく、走行性能を重視する場合はクロスオーバーRS、充電環境が整っている場合はスポーツRSやエステートRSなどのPHEVも選択肢になります。
車両価格だけではなく、税金・保険・燃料代・車検・メンテナンス・駐車場代まで含めた年間支出を確認したうえで、自分に合ったクラウンを選びましょう。
中古車をさらにおトクに買うならモビリコ!
- モビリコは中間業者を通さない個人売買のため、中間コストは大幅削減、消費税がかかりません。なので、買う人は安く買えて、売る人は高く売れます。
- 面倒な作業が多くなりがちな車の個人売買ですが、面倒な作業はすべてディーラーにお任せできます。